ジェレミー・ドロンフィールド 「飛蝗の農場」
結末解釈(ネタバレです)
はっきり言って自分でも全くの見当違いであるかもしれない……と疑っている上での結末解釈。
■終章の直前に起きたこと。
1、ケヴィンの射殺。
2、キャロルがアラン(スティーヴン)の元に駆け寄り、大団円。
■終章に起きていること
1、アランの死体(のスライド)を確認するロザリンド。
2、なぜか死亡しているキャロル。
3、フェリーで出発しようとしている「寄り目の男」
■私の解釈
1、ロザリンドが確認したアランの死体は、ケヴィンの死体である。
2、キャロルを殺したのはアラン。
3、「寄り目の男」もアラン。「ここを渡ったことがかつて一度ある……」という記述は、アランが「自分を殺した」船のエピソードを指す。
4、アランは冷徹な殺人者(もしくは二重人格者)。キャロルに助けられた直後にキャロルを殺害し、再び船に乗り名前を変えようとしている。
以上です。片手落ちどころか両手が落ちまくってる穴だらけ解釈ですが、私ではこれが限界。
なぜロザリンドはキャロルの両親から「目が離せなかった」のかなど、まだ色々とわからないことは多いです。誰か解けた方教えてください。
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