「極稀本舗にお越しのお客様。いつも極稀本舗にご来店いただきましてまことにありがとうございます」



「極稀本舗も今年で六周年、これもひとえにお客さんあっての賜物」



「…きょ、今日は…極稀本舗…六周年を記念して…」



「モンスターコレクション…照沙先輩、これなんて読むんですかぁ?」



「これは「しんせいじゅうのほうこう」と読むんですよ」



「はい、ありがとうございますぅ!」



「エレファさん?読めない漢字があるならちゃんと事前に調べておかないと駄目ですよ?じゃないと本番でこういうことになるんですから」



「はうっ!ごめんなさいですぅ…」



「今度から気をつけてくださいね…」



「了解ですっ!」



「コホン、それでは…」



「これより極稀本舗6周年を記念して我輩とメイド4人によるR−18のめくるめく大人の世界へ」



「店長さん!いきなり変な事を叫ばないでください!エレファさんや照美もいるんですよ!?」



「大丈夫だ、これからその意味を我輩がじっくりたっぷりねっとり」


ターン!



「失礼しました…それでは改めまして、」



「待てやゴルァ!!?いきなり発砲するな!!せっかく城井さんのお陰で可愛くなったんだから銃とか使用しない!!」



「ちょっと、それじゃあ今まで私の妹が可愛く無かったって言ってる様に聞こえるけど?」


ギリギリギリギリ…(店長を締め上げる)



「ちょおっ…違う!そういう意味じゃないです!決してそういう意味では〜!!」



「ほっほ〜お…じゃあどういう意味なのかしらぁ?」


ギリギリギリギリ…



「ふおっ…死ぬ…お、おじいちゃん…おじいちゃんが見える…まだ、そっちには…いきたくな…」(ガクッ)


ポイッ



「で?そのモンスターコレクションがどうしたって?」



「お姉ちゃん…台本は…読まなかったんですか…?」



「ふっ…いい?照沙…人生に台本なんて無いのよ!



「かっこいい事言って誤魔化さないでください!」



「あはは…ごめんごめん…でも昨日照沙がシコシコ作ってくれたカンペのお陰で冒頭は一発でイけたじゃな〜い♪」



「…お姉ちゃん…変な発言もやめてください。店長さんみたいですよ?」



「真顔でつっこまないでよ…これくらいのジョークはぜんぜんありでしょ?それに私達が話を進めないといつまで経ってもボケとツッコミも応酬が続くわよ?とっとと本題に入らないと」



「積極的にボケてた人がそういう事言うんですか…」



「まぁー私だってたまにはボケたくなるわよ、妹がこんなにもしっかり突っ込んでくれるんだもの」



「本当にやりやすいわよねぇ〜♪」



「もう一度撃たれたいんですか?」


ジャキッ



「いや、すいません、わかってます、我輩の責任だと重々承知しておりますので、至近距離でミニミ撃つのはやめてください(汗)」



「まったく…行数ももったいないので早く始めますよ?」



「さぁ、始めるざますよ!」



「…いくで…ガンス…」



「…ふ、フンガー」




!?















「と、いう訳で今回はモンスターコレクション10周年記念として発売された「神聖獣の咆哮」を4BOXほど購入してみた」



「…またお店のお金を使t」



「さーデッキも用意したしそれでは早速始めましょうかー!?」(滝汗)



「…店長さんのお酒代から引いておきますね」



「そんなっ!?」



「あははは!自業自得よ自業自得」



「…それだけでは足りないのでお姉ちゃんのお酒代からも少し引いておきますね」


バキッ!!



「どうしてくれんのよ!!?あんたのせいで私の酒代まで削れちゃったじゃない!!」



「お姉ちゃん…お酒一つで何もそこまで…(汗)」



「アルコールという物がどれほど素晴らしい物か照沙は解ってないからそういう事が言えるのよ!百薬の長よ!?酒は私のガソリンなのよ!?」



「…おねえちゃん……飲みすぎは…だめ…です…」



「そーですよー照虹先輩!お酒の飲みすぎはダメなのですっ!!」



「…解って頂けましたか?」



「ぐっ…卑怯よ照沙…子供にそういう事を言わせるなんて…(汗)」



「諦めるんだ照虹さん…我々は負けたのだよ…」



「敗因はあんたにしかないけどね(怒)」



「うぐっ…そ、それではレッツモンコレバトル!我輩はこっちのデッキを選ぶぜ!!」



「逃げたわね…」



「とりあえずプレイヤー1は店長さんとして…」



「ここは私が妥当じゃないかしら?さっきルルブ(※ルールブックです)読んだけど照美やエレファちゃんにはまだ難しすぎるし、私としては進行役なんて地味な役柄は避けたいから」



「解りました。ではプレイヤー2はお姉ちゃんという事で…」



「照美先輩!応援がんばりましょーね!!」



「………(こくこく)」



「それでは、試合開始です!」




「じゃあ先攻後攻決めるダイスロール〜(ころころ)…お、6だ」



「(ころころ)…私は4よ」



「じゃあ我輩から先攻だな…まぁ始めはモンスター召喚して代理地形配置しての繰り返しだから最初の戦闘までマッハ全開だぜ!



「あんたはどこのレッドよ…」




4ターン目(店長のターン)メインフェイズ

店長サイド
X
W
V
U
T
照虹サイド






「ここで少し図についての解説をさせて頂きます。それではエレファさん、照美、宜しくお願いします」



「はいですっ!えっとですね〜…お星さまマークが本陣で、黒いお星さまマークは店長さんの本陣、白いお星さまマークは照虹先輩の本陣ですっ!」



「…それ以外の地形は…数字で表しています……この図が出る度に…下に注釈を…入れていきます…」



「ちなみに注釈はこの様な感じになります」




店長軍
★「本陣/リミット10」
地殻獣ベヒモス

4「代理地形/リミット8」
陽だまりの踊り娘
エルフ森林警備隊
妖魔の勇者

照虹軍
☆「本陣/リミット10」
オーク傭兵団
オーガの蛮兵
夢見る人形エリザベス

W「代理地形/リミット8」
ファイア・マーモセット
ステルス・スナイパー
赤蠍のウォームライダーズ





「特に明記されていない地形は空き地として扱います。上に書かれているユニットから隊列の前列とさせて頂きます」



「と、言う訳だ。解りやすい説明ありがとうメイド諸君!!では我輩のメインフェイズ…早速踊り娘軍団がファイア・マーモセットがいる地形に進軍!これにより戦闘が発生するぞ!!」



「ふん…望む所よ!返り討ちにしてあげるわ!!」



「それでは!即時召喚タイミング―





























(極)
と、ここでアイコンすらできていない俺、参上!!
突然ですが、続きはいったんお預け…続きは2週間後の後編へ続きます。
その間、極稀本舗6周年特別記念習慣と致しまして、皆様から店長、または照虹さんへの激励のメッセージを募ろうと思います。
応募方法は簡単、トップページのメールフォームにお名前とメールアドレス(メールアドレスはできればでいいんですが、可能な限り書いてください)をご記入の上
以下の質問の回答を返信おねがいします。

質問1
どちらが勝つと思う?

質問2
勝者への景品、敗者への罰ゲーム

締め切りは11月1日とさせて頂きます。
それでは!


「たくさんのメールお待ちしております」


ちょ!!ヘルさん何で不機嫌!?


「…どうして私がこんな役をしなきゃならないのよ」


い、いや…研究室で一人寂しくしていらっしゃったので…


「別に寂しくなんかないわよ、もう終わったから帰っていいでしょ?」


あ、ああ、はい、どうもありがとうございました。


「ったく…無理矢理つれてこられたと思ったらこんなこと…」(ぶつぶつ言いながら去る)


………そ、それでは、たくさんのメール待ってマース!それと後編をお楽しみに!!


あ、言い忘れてました。メールを送ってくださった方の中から抽選で1名様に何かいいことがあるかもしれませんよ…(邪笑)


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