「そうねぇ…」
「それではお互い隊列変更などをお願いします」
地形W「代理地形/リミット8」
店長軍
妖魔の勇者
エルフ森林警備隊
陽だまりの踊り娘
照虹軍
赤蠍のウォームライダーズ
ステルス・スナイパー
ファイア・マーモセット
「それではイニシアチブ決定ダイスをどうぞ」
「でぇいやっ!(ころころ)…こちらは1で修正なしだから計1で」
「(ころころ)…うわ、私も出目悪いわ、2で修正が+2あるから…計4でこちらが先攻ね」
「ぐぬぬ…イニシアチブに対抗できる手段が無い…(汗)」
「では、お姉ちゃんから先攻で戦闘開始ですね」
「普通に攻撃するわ」
「いきなりですか…しかも即答…ならそれに対抗してエルフ森林警備隊が妖魔の勇者に『強靭の薬』使用!これで勇者の防御力は6だ!」
「こっちの総攻撃力は8…ぎりぎり踊り娘だけ生き残る計算ね…けど、そんな嫌な効果の娘を残しておくほど甘くは無いわ!ウォームライダーズが戦闘スペル『フラッシュデトネイター』を使用!消耗品を打ち消して(ころころ)…5と5でエルフ森林警備隊に火炎で10ダメージよ!」
「うぐっ…対抗手段が無い…」
「まぁ、踊り娘の厄介な効果で手札を一枚捨てなきゃいけないのが嫌よね」
「では、エルフ森林警備隊が死亡し、お姉ちゃんの攻撃で店長さんのパーティは全滅、進軍は失敗しました」
「…ベヒモスを代理地形に進軍、メインフェイズを終了して本陣にマーブルビートル、ドワーフ王国警備隊、ブラウニーズを召喚、手札を補充してターン終了だ」
「店長〜?なんだったのかしら今の進軍…」
「バカめ!我輩のやる事に意味など無いわ!ていうか先攻とって殴るつもりだったんだよ!!ホラそっちの番ですぜ照虹さんよぉ〜!」
「…じゃあ、あんたのそのデカブツを潰してくれるわ。ウォームライダーズ軍団進軍!即時召喚も隊列変更も無いわ」
「即時召喚も隊列変更もできませんが」
地形4「代理地形/リミット8」
店長軍
地殻獣ベヒモス
照虹軍
赤蠍のウォームライダーズ
ステルス・スナイパー
ファイア・マーモセット
「それではお互いイニシアティブ決定ダイスを」
「(ころころ)…4」
「(ころころ)…5で…イニシアティブ+2だから計7よ」
「それでは、お姉ちゃんからの先攻で戦闘開始です」
(そのまま殴っても倒せるけど…どうもあの店長の言い草がブラフっぽいのよねぇ…こういうゲームで普通あんな事口走るかしら…まぁステルス・スナイパーの能力使っても十分殺せるし…でも手札にサンドカーテン握ってそうで怖いのよねぇ…ここは素直に殴っといた方がいいかもしれないわねぇ…)
「おやおや、どうしたんですか照虹さん?何を考え込んでいるのディスカ〜?」
(カチン!)「あんた如きが引いてるわけが無い!ステルス・スナイパー!やっておしまい!『爆炎の狙撃』使用!地殻獣ベヒモスに火炎で6000ダメージ!」
「ククク、ぶぁかめぇ!戦闘スペル『サンドカーテン』使用!これでステルス・スナイパーの能力じゃ死なねぇぜぇ〜」
「チィッ!やっぱり握ってたか…」
「ぐはははは!スナイパーは手札に戻り…オメェ何しに来たんだよ!ギャハハハハ!」
「ぐぐ…むかつく…とりあえず残った二人で総攻撃して終了よ」
「はっははは!無駄無駄ァ!次はこちらから行くぞ!ディフィンダーで攻撃力18になったベヒモスよ!蹴散らせぇ!!」
「…お姉ちゃん、何か対抗は?」
「…何も無いわ…」
「それでは、お帰りくださいませ…もっとも全滅したから帰る人もいませんがねぇ!」
(な、殴りてぇ…)「…私は本陣にいるメンバーをWに進軍させて、本陣にフレイム・バジリスク、ステルス・スナイパー・スパイク・ラットを召喚。手札を二枚補充して終了よ」
「んっふっふっふっふ〜♪じゃあ我輩のターン…ん〜じゃあベヒモスちゃんを本陣へ戻しドワーフ王国警備隊とマーブルビートルのみベヒモスがいた地形へ進軍。このターンはこれで終了だ」
「…じゃあ私のターンね…Xの空き地に代理地形配置、Wの地形にいる軍団をXに進軍、本陣にいるフレイム・バジリスクとステルス・スナイパーをWに進軍させ、本陣に灼熱の魔狼フェンリルを召喚!」
「そちらにも8レベルモンスター…まさかこんなに早く来るとは…」
「それはこっちの台詞よ、あんたの本陣にもいるでしょ、でっかいサイが」
「サイ言うな!(汗)」
「ともかく、ターン終了よ」
「よし!じゃあまたこっちから行くぞ!ドワーフと蟲がWに進軍!即時召喚はドワーフ神官戦士団!」
「こっちは即時召喚無しで」
「隊列変更は以下の様になりました」
地形W「代理地形/リミット8」
店長軍
マーブル・ビートル
ドワーフ神官戦士団
ドワーフ王国警備隊
照虹軍
フレイム・バジリスク
ステルス・スナイパー
「それではイニシアティブ決定ダイスをお願いします」
「(ころころ)…5で修正ないから5のままだ」
「(ころころ)…5で修正+1の計6」
「それではお姉ちゃんからの先攻で戦闘開始です」
「う〜ん…とりあえずフレイム・バジリスクが戦闘スペル『ファイアーボール』を使用するわ」
「良いのかい?俺の硬くて黒光りするツノが素敵なマーブル・ビートルには掠り傷一つ付かないんだぜ?」
「ハイハイ、で、対抗は?」
「…ドワーフ神官戦士団が『ディスペル・マジック』使います…」
(て、店長さんが失速しました…(汗)
「むぅ…そう来たか…じゃあフレイム・バジリスクの特殊能力『石化の邪眼』を使って、全員に石化で4ダメージよ」
「それも通さん!ドワーフ王国警備隊が『封印の札』!」
「くっ…ずいぶんいい物ばっか持ってるじゃない…じゃあステルス・スナイパーでドワーフ神官戦士団に爆炎の狙撃でもしとくわ」
「さ、流石にそこまでは防ぎきれない…それは許可しよう」
「これで私の行動は終了よ」
「じゃあこちらですな、我輩は何もせず総攻撃するぞ!総攻撃力は7!」
「流石に火蜥蜴一匹じゃ何もできないわね…」
「それではお姉ちゃんの軍は全滅、店長さんの進軍は成功しました」
「フハハハハ!我輩はベヒモスを4に進軍させ、本陣にスパイク・ラットを召喚!手札を補充してターンエンドだ!」
「…私はフェンリルをWへ進軍させるわ。一体だから即時召喚も隊列変更も無いわ」
「いきなりですか…じゃあ我輩はグリーン・スライムでも召喚しときましょうかね」
「店長さんが隊列変更を行ったので、以下の様になりました」
地形W「代理地形/リミット8」
店長軍
グリーン・スライム
マーブル・ビートル
ドワーフ王国警備隊
照虹軍
灼熱の魔狼フェンリル
「それではイニシアティブ決定ダイスを」
「(ころころ)…5で修正が−2だから計3だな」
「(ころころ)…4で修正なしだから4よ」
「では、お姉ちゃんの先攻からで戦闘開始です」
「フェンリル!戦闘スペル『フレイムストライク』よ!あの蟲を焼き払いなさい!」
「ふはははは!正直そいつがスペル使ったことに驚きだぜ!てっきり殴ってくると思ったからな!だが甘い!ドワーフさん『魔力のスクロール』お願いします!!」
「ちょっと!あんた何でさっきからそんなに手札が充実してんのよ!?」
「日頃の行いが良いからだ!!」
「………」
「とりあえず攻撃するわ。攻撃力7」
「うぉい!!無視すんな!!今言ったよ!?会話のボールを投げたよ!?ちゃんと受け取ってよマイ・ソウル・フレィィィィィィィズ!!」
「店長さん、何か対抗は?」
「ちょ!淡々と進めるな!!てか我輩の発言自体無かったことになっているー!?」
「ちょっと、対抗するの?しないの?これ以上引き伸ばすとマナー違反よ」
「畜生!!何故!?そうだ!!照美とエレファがいる!我輩にはまだかけがえの無い味方がいたよ!?照美ー!エレファー!今の我輩の言葉届いてるよねー!?マイ・ソウルフル・フレィィィィィィィズ届いてマスカー!?」
(振り向くと照美とエレファは寝てました)
「…くうっ…ぐうう…(血涙)」
「…攻撃するけど何か対抗は?」
「…ありません…」
「総攻撃力7でグリーン・スライムのみが撃破されました」
「こちらはこれで終了よ」
この後、失意のまま店長が総攻撃を仕掛け、灼熱の魔狼フェンリルを撃破。しかし…
「本陣に再び灼熱の魔狼フェンリルを召喚して私のターンは終了」
(↑立ち直った)「に、二枚目…なんで同じ極稀2枚も入れるかな照虹さんは…」
「おほほ…さぁ、店長。あんたの番よ?」
「…我輩はこのターン、本陣にエルフ森林警備隊とドワーフ王国戦士団を召喚して終了だ」
「ほほぉ…私はまず3の地形に代理地形を配置してオーク軍団を進軍、さらにXの地形にフェンリルを進軍させ、本陣にレッドソニアとステルス・スナイパーを召喚して終了よ」
「違う道で進軍してきたか…ならば我輩はマーブル・ビートル軍団をXへ進軍、即時召喚はドワーフ神官戦士団だ!」
「隊列は…」
「照沙、今回は必要ないわ」
「…はい?」
「店長、イニシアティブよ(ころころ)…私は3」
「はっはっは!大した自信じゃないですか照虹さん!!ならその自信、真っ二つに叩き壊して差し上げましょう!!(ころころ)…1でこちらが後攻」
「フェンリル、戦闘スペル『ウォー・ドラム』よ。これでイニシアティブの数値に関係なく同時攻撃になるわ」
「……はっ!!まさかそのコンボ…」
「そのまさかよ!!灼熱の魔狼フェンリルよ!今こそその禍々しい鎖を解き放ち、全てを焼き尽くすがいいわ!!」
GAAAAAAAAAAAA!!!!グシャッ!
「だぁぁぁ!!対抗策がないまま焼き払われたー!?」
「犬死にした一狼(仮)の仇よ」
「一応解説を入れておきますと、同時攻撃により灼熱の魔狼フェンリルの特殊能力『魔狼をつなぐ鎖』が失われ、本来の攻撃力と防御力(共に11)に戻った為に店長さんの軍は焼き払われてしまったという訳です」
「ぐぬぅぅぅ…とりあえずベヒモスをWに進軍、さらに本陣メンバーを4に進軍させ、本陣にグリーン・スライムとスパイク・ラットを召喚して終了だ!」
「ふふふ…今度はこっちが攻める番よ!フェンリル!4に進軍よ!」
「…?…てっきりベヒモスを潰しに来ると思ったが…」
「そんなサイ一匹後でどうとでもなるわ」
「だからサイ言うなっ!!」
「隊列は以下の様になりました。ちなみに両者即時召喚はございません」
店長軍
ブラウニーズ
ドワーフ王国戦士団
エルフ森林警備隊
スパイク・ラット
照虹軍
灼熱の魔狼フェンリル
「それではイニシアティブ決定ダイスをお願いします」
「(ころころ)…3で修正−2だから計1」
「(ころころ)…2よ」
「さぁ、じゃあ照虹さんから攻撃を」
「戦闘スペル『ウォー・ドラム』使用」
GAAAAAAAAAAAA!!!!グシャッ!
「…な…な…何ですとぉっ!?」
「進軍成功ね。さらに私は手札から『トンネル』を使用し、自分が配置したWの代理地形と入れ替えるわ!」
「え…今Wの地形ってベヒモスがいる所だよね…?」
「だから言ったじゃない。そんなサイ一匹後でどうとでもなるわってね」
「ぐふぅ…ぐぎぎ…(汗)」
その後、照虹は軍を展開、これに対し領土を失った店長はかすかに軍を展開しただけで終了。
再び照虹のターンになって状況は以下のようになった。
店長サイド
照虹軍
☆「本陣/リミット10」
夢見る人形エリザベス
スパイク・ラット×2
レッド・ロータス
3「代理地形/リミット8」
オーク傭兵団
オーガの蛮兵
夢見る人形エリザベス
4「代理地形/リミット8」
灼熱の魔狼フェンリル
W「トンネル/リミット5」
レッドソニア
X「代理地形/リミット8」
ステルス・スナイパー
「何と言いますか…」
「何というキーカード…」
「あっけないわねぇ…本当にあっけないわねぇ…私の可愛いフェンリル。あの男を食い殺してしまいなさい。フェンリルが本陣へ進軍!念の為オーク傭兵団を即時召喚しとくわ」
「こちらは…何も無い」
「隊列は以下の様になりました」
店長軍
アース・ドラゴン
グリーン・スライム
照虹軍
灼熱の魔狼フェンリル
オーク傭兵団
「それではイニシアティブ決定ダイスをどうぞ」
「(ころころ)…3で修正が−2だから計1」
「(ころころ)…3で修正ないから計3よ」
「それではお姉ちゃんからの先攻で戦闘は開始しますが、何かございますか?」
「勿論、使うわよ?3枚目」
「…いや、ひどすぎません?引きの良さ?」
「あんたもさっきまでは最高だったじゃない。まぁ過去の話だけど」
「ねぇ照虹さん1ターンだけ待ってくr」
「フェンリル!戦闘スペル『ウォー・ドラム』よっ!!」
GAAAAAAAAAAAA!!!!グシャッ!
「という訳で、店長さんの本陣は陥落…この勝負、お姉ちゃんの勝利です」
「ふん、当然よ」
「ま、負けた…途中凄い有利だったにもかかわらず負けた…」
「しっかしフェンリル&ウォー・ドラム使えるわねぇ…やっぱり力で叩き潰すって最高だわ」
「上手い具合に店長さんが対抗できない手札でしたからね…」
「たった三枚のカードに…たった三枚のカードに…(ぶつぶつ)」
「あーあ、負けたショックで廃人みたいになっちゃってるわね」
「極(管理人の事です)さんと賭けてたみたいですよ?店長さんが作ったデッキと極さんが作ったデッキどちらが強いか」
「あー…気持ちはわからなくないけど、こういうゲームって属性とかデッキタイプとかで相性とかもあるだろうしそんなに落ち込む事でもないんじゃない?」
「ははは…ああ〜…まぁ…ちょっと気持ちを切り替える為に間でも置きましょうかね…」
(極)
「という訳で間でございます」
「…ねぇ」
(極)
「ここでこの企画に連動して行った投票企画の結果発表でも」
「…ちょっと」
(極)
「応募総数は4通、全員見知った顔でしたが送っていただけるだけで大変嬉しいです」
「…………」
バキッ
(極)
「痛い!?何をするんですか!いきなり殴らないでくださいよ!」
「何でアンタは私を無理矢理出そうとするのよ!?」
(極)
「いや、研究室で暇そうにしていたので…」
「だから暇じゃないって言ってるでしょ!?こんな事アンタ一人でやればいいじゃない!!」
(極)
「だってヘルさん以外パートナーがいないんですもん…」
「だからアンタ一人でやりなさいって言ってるでしょ?」
(極)
「そんな寂しい事言わないでよヘルさ〜ん。仮にも俺はヘルさんとか創った人ですよ?いわば私〜が〜パパ〜よ〜♪」
バキッ
(極)
「いや、本当にすいませんでした」(土下座)
「…ったく、私だって暇じゃないのよ…」(退場)
(極)
「ううう…何も殴るこたぁ無いのに…と、とりあえず抽選の結果を発表します。」
「所で照沙」
「なんですか?」
「この抽選箱みたいな物何?」
「抽選箱です」
「いや、だからね?何でこれがここにあるかってのを聞きたいんですけど…」
「ねぇ、こんなメモ見つけたんだけど」
「何々…『抽選箱から一枚紙を引いてください。そこに書いてある内容を実行するように』…何だコリャ」
「じゃあ店長さん、お願いします」
「え〜引くの?すっごい怪しそうなんだけど?」
「こうしないと話が進まない気がしましたので」
「何という空気を読んだ発言!ここはあえてそんな流れに逆らってみる!照虹さん!」
「私は引かないわよ。あとエレファちゃんと照美は部屋に運んどいたからもう居ないわよ」
「くっそ〜…じゃあ引くか…(がさごそ)…とりゃあっ!はい!照沙パス!」
(パシッ)「…え〜と…あ、これってZEROさんからですよ。『勝者への商品は可愛い子』…え?(汗)」
「あら、面白い商品ねぇ…」
「え、ズルくない?それって我輩用に用意されてた商品じゃないの?」
「『敗者への罰ゲームは…死』…」(カチャリ)
「待て!実行が早いって!!おかしいでしょ一言も発せずに」
ターン!
「ふぅ…ZEROさんもわかってらっしゃいますね。こんな素敵な罰ゲームを用意なされるなんて」
「まー他の奴も見てみたけど大体おんなじ様な事が書いてあったわね〜…」
「皆さんよくわかってらっしゃるようで何よりです」
「まーどっかの誰かが言ってた様式美って奴なのかもねー…所でこいつなかなか復活しないけどどうしたの?」
「この前ブ○イドUで銀の弾丸をヴァンパイアに撃ちこんでるのを見まして」
「試した訳ね…そして見事に効いてるし」
「という訳で罰ゲームもこなしましたし、これで6周年記念企画「モンスターコレクションGレギュレーションリプレイ」を終わらせて―」
「ちょっと、私の商品は?」
「…そう言われましてもその商品は人としてどうかと…」
「…わかった、じゃあ言いだしっぺに何とかしてもらうわ」
「…はい?」
「じゃあちょっと出かけてくるから。ネコミミ娘ダブルってのも悪くないわね〜♪」
「…あ〜…行っちゃいました…とにかく、これで6周年記念企画「モンスターコレクションGレギュレーションリプレイ」は終わりです。これからも極稀本舗をよろしくお願いいたします。あとZEROさんごめんなさい(汗)」
終われ。もしかしたら別の所で続くかも(汗)
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