(狂極夜銀：以下店長)
「…今更何おべっか使ってんだよ…どうせ見てる奴にはお前が影の薄いキャラだと」
タキューン!!
(照沙)
「知りませんでした。店長さんは鉛弾が好物なんですね」
(店長)
「始まって３行目で発砲するな！(汗)」
(照沙)
「で、誰が影が薄くて存在感の無い居ても居なくても大して代わりの無い空気のような人ですって？」
(店長)
「そこまで言ってねぇよ！？」
(照沙)
「店長さんの目がそう言ってたんです！」
(店長)
「いやいや考えすぎですよ？いくらなんでもそこまでは…」
(照沙)
「…まぁ店長さんが私にひどいことを言うのはいつものことですし良しとします」
(店長)
「その割には発砲したよな？」
(照沙)
「もう一発食らいたいんですか？(笑顔)」
(店長)
「遠慮させて頂きます(滝汗)」
(照沙)
「そうですか…とても残念です」
(店長)
「心底残念そうな顔するな(汗)」
(照沙)
「心底残念ですから♪」
(店長)
「ひどっ！？」
(照沙)
「…ところで店長さん、記念すべきリニューアルして第一回目なのにいつもの調子で良いんですか？」
(店長)
「別にリニューアルして第一回目だからって見てる人が変わるわけじゃないし新しい客なんて来ないって」
(照沙)
「店長さん駄目ですよ〜そんなネガティブな考えでは〜」
(店長)
「あはは、ごめんごめーん」
(天神照虹：以下照虹)
「あんた達…気持ちは分かるけど一回目を封印しようとするんじゃないわよ」
(店長＆照沙)
「………(遠い目)」
(照虹)
「店長が馬鹿なことやるのはいつものことだけど…照沙、あんたどうしちゃったの？」
(照沙)
「うううぅぅ…そんな可哀想な人を見るような目で見ないでください…(涙)」
(店長)
「ひどい言われようだな我輩…確かに馬鹿な企画立てたのは我輩だけど、あの台本書いたの照沙なんだよ？」
(照沙)
「わーっ！！店長さんそれは言っちゃ駄目ですっ！！」
(照虹)
「…………それは嘘とか罪の擦り付けとかじゃなくて？」
(店長)
「そうです。それは嘘とか罪の擦り付けとかじゃなくて」
(照虹)
「照沙…」
(照沙)
「だからそんな可哀想な人を見るような目で見ないでくださいっ！！」
(店長)
「ちなみにここに照沙直筆の台本(コピー)が」
(照沙)
「きゃーっ！！！」
すぱんっ！！！
(照沙)
「なんて物持ち出して来るんですかっ！！(赤面)」
(照虹)
「確かにこの字は照沙の字ねぇ…あ、分かりやすい様にイラストまで入ってる」
(照沙)
「お姉ちゃんも何で読んでるんですか！？そんな物今すぐ燃やしてください！」
(照虹)
「だって気になるじゃない…照沙が…ど、どんな台本書くかとか…実際…アレがっ…照沙の台本通りあははははははははははははっ！！」
(照沙)
「もういい加減返してください！！」
(照虹)
「残念ながらこれを返す訳にはいかないわ…店長が命を掛けてまで届けてくれたこの台本(コピー)…私は決して無駄にはしない！」
(照沙)
「真面目な事言ってますけどただ私をからかいたいだけじゃないですか！！」
(照虹)
「ふっ…それが世界の真理というものよ…」
(照沙)
「もう良いです…(涙)」
(店長)
「と、和んだところで今から店員の紹介をしようと思う」
(照沙)
「和んだって私の恥ずかしい秘密が暴露されただけじゃないですか！！(涙)」
(照虹)
「…そこだけ聞くと何だかエロいから不思議よね」
(照沙)
「お姉ちゃんも真顔で何店長さんみたいな事言ってるんですか！！」
(店長)
「ひどくねぇ？それ何気にひどくねぇ？」
(照沙)
「自業自得じゃないですか…」
(店長)
「我輩が悪いというのか！？今の発言は照虹さんですよ！？」
(照沙)
「総じてえっちなのはいけないと思います…」
(店長)
「凄い突っ込みたい台詞だが突っ込んでたらきりが無いので…まず照沙！極稀本舗メイド隊メイド長であるお前から自己紹介しろ！」
(照沙)
「は、はいっ！…ってメイド隊を結成した覚えもメイド長になった覚えも無いんですけど…」
(店長)
「いいから早く自己紹介！」
(照沙)
「むぅ…えっと、始めましての人は始めまして、そうじゃない人はどうもお久しぶりです。天神照沙(あまがみ てれさ)と申します。
ここ極稀本舗で店員をしています。趣味は紅茶を飲みながらゆっくり読書する事で特技は炊事や家事などです。メイド服を着用しているのはあくまで店長さん命令ですので…ちょっとフリルが多い気がしますが、仕事にはあまり害は無いのでとりあえず着てるという感じです。それに一応メイドとしての訓練も受けた身ですし…
とにかく、極稀本舗にお越しの皆さん、これからもよろしくお願いしますね♪」
(店長)
「…ちょっと照沙さん？」
(照沙)
「何ですか？」
(店長)
「最初の一行以外別人じゃん」
(照沙)
「な、なんてこと言うんですか！？ちゃんと自己紹介したのにひどいです！」
(店長)
「まず趣味がおかしいだろ！お前がそんな優雅なティータイム過ごしてるの見たこと無いぞ！？休みの日はもっぱら武器の手入れしてるだろ！？」
(照沙)
「はうっ！？(汗)」
(照虹)
「メイド服着てる理由も、スカートの中とかに武器隠せるからでしょ？」
(照沙)
「はうあっ！？(滝汗)」
(店長)
「しかも我輩はメイド服を用意したけど着ろとは言ってないわけで…明らかに自分の意思だろ」
(照沙)
「ひでぶあべしっ！！(吐血)」
(店長)
「…仮にも女性がそんな言葉を言うのはどうかと思うぞ？(汗)」
(照沙)
「…た、確かにリニューアルを機に自分を少しだけ良く見せようとしたことは認めます。」
(店長)
「少しだけぇ！？あんな自己紹介なんかしたら『て、照沙ﾀｿ萌え〜！！』って奴等が出てきて本性知ったときに集団自殺が発生するぞ！？いいのかお前は尊い人命を奪っても！！」
(照沙)
「ありえません！！ていうか元の私のイメージって一体どんなイメージなんですか！？(汗)」
(店長)
「そりゃあ…ねぇ？照虹さん？」
(照虹)
「何で私に振るのよ」
(店長)
「いや、なんとなく(汗」
(照虹)
「…赤い色が好きな人って結構多いわよ？私の周りには」
(照沙)
「…お姉ちゃん確かここに来る前って…(汗)」
(店長)
「聞いちゃイカン、ここは健全なお店だから聞いちゃイカン(汗)」
(照沙)
「健全なお店の店長さんは店員にセクハラしたりお客さんにセクハラしたりしません」
(店長)
「なにぉう！？」
(照虹)
「はいはい喧嘩しないの…それに照沙、あんたの武器オタクは自他共に認めるほどでしょう？いまさら隠したってしょうがないわよ」
(照沙)
「ううぅ…」
(店長)
「で、照沙よ。はっきりしたところでもう一度趣味を聞かせてもらおうか」
(照沙)
「え…ですから趣味は優雅なティータイム」
(店長)
「そぉりゃっ！！」(タックル)
(照沙)
「きゃぁっ！？」
がらがしゃ〜ん！
(照沙)
「あっ…」
(店長)
「午後の優雅なティータイムが趣味の奴が何でスカートの中から短剣やら小銃やらが落ちてくるのかな？」
(照沙)
「あ…あう…そ、それはですね…」
(照虹)
「照沙…もう諦めなさいって」
(照沙)
「ううううう…そうですよ！私は銃火器が大好きで刀で人をばっさばっさと斬るのが趣味な危ないメイドさんなんですよー！！」
(照虹)
「いや、何もそこまで言わなくても…ていうかそれはそれでお姉ちゃんは本気で照沙のことが心配よ？(汗)」
(照沙)
「今だってこうして落ちた銃やら剣やらを拾ってると店長さんを撃ちたくて斬りたくて仕方が無いんですよ！！」
(店長)
「えっいやちょ！！？お前なんか熱っぽい眼してると思ったらそんなこと考えてたのか！！？(汗)」
(照沙)
「て、店長さぁん…私…ハァ…もう我慢できませんっ…」
(店長)
「いやお前落ち着け！！声色っぽいけど眼が殺人鬼のそれですよ！？」
(照沙)
「らめぇ…もう…もうらめぇぇぇぇぇぇ！！！！」
(店長)
「アーーーーーーッ！！！」
ﾄﾞｸﾁｱｯ!!!
(照虹)
「…照沙、あんたに殺人衝動があったなんてお姉ちゃんちょっとびっくりよ…(汗)」
(照沙)
「でも店長さんならどれだけやっても平気なので安心です♪」
(照虹)
「確かにそうねぇ…」
(照沙)
「というわけで私の自己紹介はこれで終わりです」
(照虹)
「じゃあ次は私ね…と言いたい所だけど、長くなったから今回はこれで終わりね」
(照沙)
「次回もお楽しみに〜☆」
(照虹)
「…それにしても本当にすっきりした顔してるわね」
(照沙)
「ストレス解消は大事なんです」
(店長)
「がふっ…我輩でストレス解消するな…ｶﾞｸｯ」