「海堂付属とヤって俺はこの肌ではっきりと感じたんだ!
はじめてだよ・・・はじめてさ・・こんなに怖いコトをヤらされたのは!」
「待って、吾郎くん。海堂付属と何をシたの?」
「だから・・・!」
そこへ、スカウト大貫と眉村。
「はははははは・・・!!ざまーねー、いや、ざまーみろか!」
「あ、あなた達は・・!」
「これでよーく分かっただろ!お前ら素人とウチのレベルがどれだけ違うかを!」
「な・・・・!!」
「ろくな設備も指導者もなしでヤってるお前らが太刀打ちできる訳ねーだろ。
ほら、見てみろ、ヤツの顔を。思い出してウズウズしてやがる。」
「ご・・・吾郎くん!!」
「佐藤君は何故ウチに入りたかったんだ?プロになりたかったんじゃないのか?
ウチに来てもっと自分の力を高めたかったんじゃないのか?」
「そ、それは・・・!」
「まあいい。ウチに来たくもない奴らに何度も頭を下げるほど、こっちも人材不足じゃないんでね。」
「・・・・!!」
「それを伝えに来ただけさ。ごきげんよう。」
我慢できずに飛び出す吾郎。
「ま、待て!!」
「まだ何か?」
「い、いや・・・。」
吾郎の火照る躯を見て勝ち誇ったように笑う大貫。
「はははははは・・・・!!」
後には愕然とする吾郎が。
それらの光景を見ていて、どんどん心が冷えていくのを寿也は感じていた。
「吾郎くん・・。」
吾郎の肩がピクリ・・と動いた。
今はじめて寿也の存在に気付いたかのように。
「吾郎くん、これからちょっと付き合ってくれる?君には聞きたい事が山ほどある。」
チラリ・・・と吾郎のそこを見た寿也は悔しそうに唇を噛んだ。
そして数時間後。
ある、藪に紛れた川原の橋の下
その柱に手を突いて後ろから突き上げられる吾郎がいた。
「吾郎くん・・・ココに・・・何人の男を咥えこんだの?」
「あ、ああ・・・っ!!」
「少なくとも大貫さんと眉村。もしかして他の海堂付属の奴らも・・・?」
「違・・ッ・・!俺は・・そんな・・・!!」
「可愛い顔して・・・とんでもない淫乱だな、君は・・・・。」
「ちが・・・う・・・・・寿・・・・・ッ!!」
「今、その口で僕の名を呼ぶな!」
「・・・・っ・・・!」
「その口にもたくさん・・・飲み込んだんでしょ?
今、これから、どこもかしこも僕の色に染め直してあげるよ。
それが終わるまで・・・僕の名は口にするな。」
「・・・・・・。」
吾郎は寿也の怒り、哀しみをその体で、肌で、全身で感じ取った。
「・・・・わかった。好きに・・・しろよ・・・・・。」
寿也はひたすら、後ろから吾郎を突き上げる。
狂ったように、何かに取り憑かれたように。
そして流れる汗と共に、一粒の涙を吾郎の背に落とした。
end
漫画を読んでいて、この辺りのセリフ、エロいな〜と・・。
ちょっと変えただけで全然違う意味になるな〜っと・・。
そしてその後は当然お仕置きでしょう!!
ここまで読んで下さりありがとうございました!
(2008.12.3)