「吾郎くん、ほら!ついにポイントが貯まった!」
「へ〜・・・、なんの?」
「なんのって・・・君が僕のをしゃぶって飲み込んでくれた時にスタンプを押していったんだ。」
「・・・はい!?」
「君は僕が出すまでしゃぶり続けてくれなかったり、出しても飲み込んでくれなかったりで、なかなかポイントが貯まらなくて・・・ここまで集めるのに苦労したよ。」
「ふ、ふ〜ん・・・。じゃ、俺はこれで!」
「どこへ行く気?吾郎くん。」
嫌な予感に悪寒を覚え、逃げ出そうとした吾郎の首根っこをしっかり捕まえて、寿也は爽やかに微笑んだ。
「ポイントがようやく貯まったんだ。君はポイント特典をスる義務がある。」
「何の義務だよ!俺がいつ、どんな約束をしたっていうんだ!!」
吾郎は涙目で暴れながら、思い切り訴えた。
「約束なんてしてないよ。ただ僕がそう心に決めてポイントを集めてただけなんだから。」
寿也はシレッ・・と言い切った。
「そんな事より吾郎くん、今日は『男の夢!拘束プレイ&顔射』だね!」
寿也はニコニコと人の好い笑みを浮かべながら、嫌がる吾郎に拘束道具を手際よくセットしてしまった。
そんな姿で文句タラタラの吾郎をまじまじと見つめて寿也は。
「・・・。こういうのって、服を脱がせてからセットした方が良かったのかな・・・拘束しちゃってからじゃ脱がせにくいし・・・どう思う?吾郎くん。」
吾郎は両手を縛られベットの脇に固定されて、そして足は、いわゆるM字開脚で、こちらもロープでベットに固定されていた。
「知るか!この変態!!」
「そう言う君の方こそマゾっていうのかな・・・。本気で抵抗しなかったじゃないか。
本気で嫌で、本気で抵抗してたら僕達、今頃血みどろだしね。
本当は君の方こそ、こういったプレイをしてみたかったんじゃない?」
「な訳、ねーだろ!!」
「そう?でも僕は確信を持ってるよ?君は絶対、こういったシチュエーションが大好きだってね。」
そう言いながら、寿也は吾郎のシャツのボタンを一つ一つ外していった。
ボタンをすべて外してしまってシャツを開くと同時に吾郎が顔をそむけた。
寿也はクック・・と笑う。
「ほら、やっぱり。もう乳首が立ってる。触って欲しい?」
「だ、誰が!」
「そう?じゃ、君のご希望通り、触らない事にするね。」
寿也の言葉を聞くと、吾郎は瞳を一瞬だけ見開き、その直後、悔しそうに顔を顰めた。
それを見逃す寿也ではない。
フフ・・と笑みを湛えながら、今度はベルトのバックルを外しにかかった。
カチャカチャ・・とベルトを外し、ズボンのジッパーをゆっくりと下す。
ジー・・・ッという音が響くだけで吾郎はたまらない羞恥を覚えた。
前が開かれて、そして下着からそれを引き出されて。
服は着ているのだが、肝心な所はさらけ出され、そして手足は拘束されている。
そこに寿也がすぐさまむしゃぶりつくならまだしも、平然と見下ろしているのだ。
この視線に感じてしまう。
寿也が見てる、動けない俺の体を、俺のソコを・・・
そう思うだけで奥底から熱が湧き上がってくるようで
そしてそんな吾郎の変化を間違いなく寿也も見抜いているだろうと思うと
更に居ても立っても居られなくなるのだった。
少しでも寿也の視線から逃れようと体を動かそうと試みても
ギシ・・と拘束具が音を立てるだけで体自体は数cm程度しか動かない。
「クッ・・・・!」と思わず唇を噛みしめる。
一方寿也は、異様な興奮を感じ始めていた。
まだ触れてもいない。
服を肌蹴させただけ。動けない吾郎。寿也の視線にさえ感じてしまう吾郎。
さあ、これから何をしてあげようか?
end
随分前に日記に上げた話ですが、その背景が・・・
その数日前の日記によりますと
「よく行くお店のポイントが貯まったんです。
「これで500円off!!」と内心ガッツポーズしたら
レジ袋プレゼントだそうで・・・(涙)。
こういうものは500円券になるんだと勝手に思い込んでいました・・・。
落胆しながらも、レジ袋の柄を選んだんです。
無難に水玉〜これなら可愛いかな・・・と。
すると「はい、こんぺいとうですね?」
と言われて驚いてしまった。
突然、全く思いもかけぬところで自分の名を呼ばれたようで(笑)。」
・・・そんなこともあって、なんとなく幸せ気分のまま妄想してしまった話です。
幸せ気分とは程遠い話ですが・・(笑)。
この先を書いても良かったのですが、まあ、お決まりのエロですので、ご自由にご妄想くださいvv。
それでは、ここまで読んで下さり、ありがとうございました!!
(2012.12.21)