この話を読まれる前に。
この話は、表のカイタカ駄文「ワクワク万博デ〜ト」の
「2」と「3」の合間に入るオマケ的話で、「万博デ〜ト2.5」です。
できたら表から読んで下さいね。
裏的話が苦手な方。
この話を読まなくても全体の流れに支障はありませんので心置きなくスルーして下さいv。
前置きが長くなりましたが、どうぞvv。
「うわ〜〜〜!!豪華〜〜〜〜!!
いいのか?こんな部屋・・・・。高そうだけど・・・。」
超高級ホテルの最上階の一室にカイとタカオはいた。
居間にキッチン、ベッドルーム・・・・バスルーム・・・・。
どれをとっても広くて豪華で清潔感に溢れていた。
「ここは火渡系列のホテルだ。問題ない。」
「・・・・・・。」
・・・・はははは・・・・。笑うしかない。
カイの感覚は庶民のそれとは違いすぎる。
いい加減慣れなくてはと思うのだが、なかなか・・・。
「うわ〜!高〜〜〜〜っ!街の灯が綺麗だ・・・・!」
タカオは大きな窓へ、へばり付いた。
眺めも夜景も最高の部屋だった。
こんな所で・・・・カイと二人きり・・・・。
そう思ったその時、
カイが後からタカオを抱きすくめた。
「・・・・・!!」
突然タカオの心拍数が跳ね上がる。
「今日は疲れただろう。風呂に入って来い。」
この状態で、体勢で言われると、別の理由でバスルームへ促すように聞こえて、
タカオの心拍数は更に上がり、顔は耳まで真っ赤になってしまった。
そして、タカオは気づいているのだろうか?
そんなタカオの様子は窓ガラスに全て映っていて、タカオの表情の変化は全てカイに見られていた。
面白いくらいにくるくる表情を変えるタカオが可愛くてたまらなくなり、つい、からかってみたくなった。
「どうした。なんなら一緒に入るか?隅から隅まで・・・丁寧に洗ってやるぞ?」
そう言ってカイはタカオの首筋をぺロッと舐めた。
ゾクゾクゾクゾク〜〜〜〜ッ!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
タカオは飛び上がってカイの腕の中からすり抜けると、
「いい!俺・・・・一人で入るから〜〜〜〜!!」
と、即行、バスルームへ一直線に走って行ってしまった。
「ふふっ・・・・。」
カイはあまりに予想通りの反応を示してくれるタカオに、思わず笑みを漏らした。
しばらくして、タカオがバスルームから出てきた。
中学2年とはいえ、タカオは小柄な方であったので、
備え付けのバスローブは、タカオには少し大きかったようだ。
ダブダブの白いバスローブを着た格好で現れた。
風呂上りで上気した頬、バスローブの長すぎる丈、長すぎる袖、
そして胸のあわせがゆるゆる・・・・で・・・・
いつも好き勝手な方を向いている髪は、濡れてしなっている。
そう、一言で言ってしまえば・・・非常にソソル姿である。
だが、タカオはそんなことに全く気づいていないようで、
「これ、でけ〜な〜!さっき、着替え持たずに入っちゃったから・・・・。
やっぱ、パジャマに着替えね〜と・・・。」
「待て・・・。」
カバンに手を突っ込み着替えを取り出そうとするタカオの腕をカイが止めた。
「そのままで待ってろ。着替えるなよ?いいな。」
何時になく迫力のある眼光でカイは言うと、そのままバスルームへと消えた。
後に残されたのは、長すぎる袖から指先だけを覗かせて
大きな蒼い瞳で首をかしげるタカオ。
頭上に大きな「?」マークが乗っていそうだ。
しかし・・・・このままで待っていろと言われても・・・・。
タカオは下着もつけていなかったのだ。
さっき、カイにあんなコト言われて・・・・なんの準備もなしにお風呂に入ってしまったから。
これから・・・・やっぱり・・・・・スルんだよな・・・・・?
カイが・・・あんなコト言ったのは・・・・つまり・・・。
大股広げて座っていたタカオの股間から
コンニチハvv。
「わ〜〜〜〜〜!!!!」
慌ててタカオは手で押さえ、足を閉じて真っ赤な顔で俯いた。
と・・・・とにかく・・・・・パンツだけでも穿こう。このままでは・・・・・。
カバンに手を突っ込みゴゾゴゾと下着を探していると・・・・。
「何をしている。」
「うわ〜〜〜〜!カイ!!」
カイがタカオと同じバスローブを着て不穏な笑みを浮かべ、立ちはだかっていた。
「いい度胸だな、木ノ宮。着替えるなと言ったはずだが?」
「い・・・いや・・・・・その・・・・・下着だけでも・・・と思って・・・・・ははは・・・。」
カイはタカオを立ち上がらせ、バスローブの胸のあわせから手を差し入れ素肌をまさぐりながら
「・・・どうせすぐに脱ぐんだろ?」
と直接耳に言葉を吹き込んだ。
カイは・・・・ズルイ・・・・。
俺が・・・・カイに・・・素肌を触れられると・・・
カラダが熱く反応してしまうことを・・・・知ってて・・・・。
甘い囁きを耳に吹き込まれたら・・・・全身に震えが走るのを知ってて・・・・・。
見上げる潤んだ・・・・熱い・・・・蒼い瞳。
かすかな吐息。
カイは、薄く開いたタカオの唇に口付け、吐息を奪い去った。
「ん・・・・・・。」
舌を合わせゆるゆるとなぞる。
絡ませ・・・・そして軽く吸い上げる。
「ん・・・・ふっ・・・・!!」
タカオはゾクゾク・・・・!と感じてしまい、必死にカイにしがみ付く。
カイはタカオの口内をゆっくりと這い回り・・・・もう一度舌を味わって・・・・
漸くタカオの唇を開放した。
そのままへたり込んでしまいそうなタカオを抱きとめ、自らはベッドに腰掛ける。
カイがふらっと立ったままのタカオの胸元を開くと
ダブダブのバスローブは簡単に肩からずり落ちた。
はだけられた胸の飾りを舌で転がし
もう片方の飾りは指で嬲る。
ぺろぺろ・・・・ちゅっ・・・ちゅっ・・・・・。
「・・・・っ・・・あ・・・!!」
切なすぎる甘い疼きに、声を抑えられない。
とうに膝は砕けてしまっていて・・・・カイの両肩に手を置き必死に自らの体重を支えていた。
半分脱げてしまったバスローブが、腕と腰紐でかろうじてタカオに纏わりついていて、妙にいやらしい。
胸を舌で愛撫しながら・・・・カイの手が下へと伸びてタカオの中心を探し、
触れるか触れないかの微妙な手つきでなぞり上げる。
「う・・・うわああ・・・・・!!・・・っ〜〜〜〜!!・・カ・・・・カイ・・ちょっ・・・・待って・・・!!」
「こんなにして・・・・止めてもいいのか?」
「ち・・・違う・・・!!今日は・・・・・俺がカイに・・・・する。」
「!?」
「今日、俺・・・すっげー楽しかった。・・・嬉しかった。
だから・・・・その・・・・お礼に・・・俺がスル。」
そう宣言すると、タカオはカイの膝の間に座り込んでしまった。
そしてバスローブを開き、カイのモノを露にした。
「お・・・おい・・・。」
真っ赤な顔でしばしカイのモノを睨みつけていたタカオだったが、意を決したようにカプッと咥えこんだ。
「・・・・・っ!!」
カイの腰が僅かに動いた。
それが嬉しくて、タカオは必死になってしゃぶった。
口を動かし舌を這わせ・・・。
根元まで咥え込もうとすると喉の奥に突き、吐きそうになる。
それでも頑張って口いっぱいに頬張り奉仕を続けた。
ツーッと舌を這わせ、窪みの部分を執拗に攻め、ちゅっと吸ってみる。
「・・・・・・!・・・・!!」
カイは必死に自身へ奉仕するタカオの表情に、さらに煽られ
不覚にも昂ぶりを感じはじめていた。
「・・・・・・タカオ・・・・や・・・やめろ・・・。」
タカオがカイのモノを咥えたまま見上げた。
「ごめん・・・・キモチヨクないか?」
「いや・・・そうではなく・・・・。このままではお前の口に・・・・。」
それを聞いてタカオは奉仕を再開した。
「お・・・おい!?」
「カイ・・・出して・・・いいよ。俺・・・飲んでみせるから・・・・・。」
「!!」
タカオは舌だけでなく、手も添えて攻め始めた。
ぴちゃ・・・・ぴちゃ・・・・ちゅく・・・・。
カイのモノを必死になって咥え、
舐め上げるタカオの虚ろな表情が扇情的で
カイにお礼をするためだと、タカオがこんなに頑張ってくれている・・・。
タカオの舌が今、カイのモノに絡み付き、
濡れた音を発しているのだと・・・・・
もはやテクニック以前の問題だった。
先ほどの言葉とは裏腹に、
もう、ギリギリのところまで追い詰められてしまった。
このまま放つのは躊躇われたが、
カイの理性はとうにブチ切れていた。
そして・・・・・。
ビュクッ!!
「っく・・・・!タカ・・・・オ・・・・!!」
口の中で・・・・カイが弾けた。
タカオは一瞬面食らったような顔をしたが
目をギュっと瞑り、
ゴクン・・!
と飲み干した。
そして改めてハァ・・・・ハァ・・・・・と息して、滲んだ涙をそのままにカイを見上げた。
飲みきれなかった液体がタカオの口の端からつたう。
俺が・・・・タカオを・・・汚している・・・・。
妙な快感が駆け巡った。
カイはそれを指でぬぐい、タカオの濡れた口の周りも指でぬぐうと
そのままタカオの口に指を突っ込み、口内を犯した。
タカオは先ほどの余韻か、虚ろな表情のままカイの指に舌を絡ませた。
それはまるで、カイの放ったものを少しも逃すまいとしているようで
全て・・・・嘗め尽くされているような・・・・。
妙な感覚。
そして、こうしていると、この指はカイ自身のようで
またタカオの舌が自身に絡み付いているような錯覚を覚える。
指に絡みつく・・・・舌が心地よく・・・・・・カイを狂わせていく・・・。
カイは指をちゅぽ・・・っと引き抜くと
タカオに荒々しく口付けた。
タカオの口内は自らの味がしたが、そんなことはどうでも良かった。
舌を絡ませながら、カイはタカオのバスローブの腰紐を解き、
申し訳程度にまとわりついていた布を取り去った。
そのままベッドに転がり込み、タカオを横たえると、カイは自らのバスローブも脱ぎ捨てる。
「・・・・・・覚悟しろ。」
カイは妖しく笑う。
あんなに煽られては・・・・。
いま放ったばかりだというのに、この昂ぶりは収まりそうもない。
カイはタカオの足を胸に付きそうなほどに上げ、すぐに蕾を慣らしにかかった。
まずは指を一本。
タカオのモノに触れながらナカを辿る。
「う・・・・うわ・・・・はぁっ・・・・・!!」
ナカは充分潤っていた。カイに奉仕しつつ、タカオも感じていた証拠。
よく知った場所を刺激してやると
「あ・・・・カ・・・カイ、そこ・・・ダメ・・・!!」
「ああ、わかった。ココを”もっと”だな?」
カイは指を2本に増やし更にソコを刺激する。
「バ・・・・バカ・・・!!ち・・・違うって・・・・・はぁっ・・・!!」
「こんなにしておいて・・・・よく言うな・・・?」
カイは容赦なくタカオの内なるポイントを攻め続けた。
そして。
間もなくタカオも限界だろうという頃。
「カ・・・・カイ・・・・・カイ・・・・!」
「どうした?」
「お・・俺・・・・もう・・・・・!
は・・・・・早く・・・・カイの・・・・でかいの・・・・・・・・い・・挿れ・・・・・!はや・・・・く・・・・!!」
「!!」
ドクン・・!!
タカオ・・・・・。
まだ・・・・煽るか・・・・!
タカオのおねだりと言える喘ぎを聞いて
カイの既にブチ切れていた理性の欠片さえぶっ飛んだ。
ズルッと指を引き抜き、代わりに自身をあてがう。
「望み通り・・・・くれてやる。」
そして・・・・・一気に突いた。
ズブズブッ!!
「はぁっ!!・・・あ・・・ああ・・・・ああ・・・・!!」
タカオのキツク閉じた目から涙が零れ落ちた。
「カイ・・・・・カイ・・・・!!」
思わず爪を立てる。
カイは狂ったように
よく知ったポイントをめがけて突き上げた。
ぐじゅっ!ぐじゅっ!!
濡れた音が激しく響き渡る。
「タカ・・・オ・・・・・・!」
「カイ・・・カイ・・・・・・!!」
何もかも尽き果てて意識を手放したのは
何度交わった後の事なのか・・・・良く覚えていない。
気も狂わんばかりにただ、互いを求め合った。
そして死んだように眠った。
お泊りデ〜トといったら、お楽しみは・・・・夜の部だったり・・・vv。
「カイにお礼するんだ!」とご奉仕しちゃうタカオvv。
まずそれが頭にモワモワ〜〜〜〜っと浮かびました。
最後まで書かずにゴメンなさいv。これ以上書いたらシツコイかな〜と・・・。
(2005.8.25)