「今度の土曜日・・・・ウチにご飯作りに来てくんねーか?」
「え!?」
次の週末をはさみ何日か、タカオの祖父が剣道がらみで家を空けるらしい。
タカオは小さい頃から殆んど祖父と二人きりの生活だった為、
自然家事も覚えていったが、食事の支度などはまだまだだった。
祖父のいない何日かは簡単な料理かコンビニ弁当で何とか過ごすと言っていたが。
週末くらいは最近付き合い始めたの手料理を食べたい!と思っても不思議はないだろう。
「で・・・・でも、私、カレーライスくらいしかできないよ?」
「いい!俺、カレー大好き!」
タカオは心底嬉しそうである。
そんなタカオを見るとまで嬉しくなってしまう。
だが、大喜びしていたタカオが急に真面目な顔をした。
心なしか・・・頬が赤く染まっていたような・・。
「あ・・・・あのさ。良かったら・・・その日は・・・・そのまま泊まっていかねーか?」
「・・・・え!!??」
その意味が分からないほどは子供ではなかった。
つきあいはじめて3ヶ月ほど。
信じられないほど清い関係だった。
はじめて手を繋いだのは・・・・一ヶ月ほど前。
はじめてキスしたのだって・・・・・本当に最近で・・・・・・・。
それも・・・触れるか触れないか・・・という感じの・・・キスだった。
はそれ以上など・・・・とても考えられなかった。
タカオとそんな事するなんて想像もできなくて、恥ずかしくて。
第一それは大人になってからする事だと思っていた。
だけど・・・・。
タカオが・・・・少し頬を染め、真剣な、切羽詰ったような表情での返事を待っている。
は突然やって来たこの・・・・選択の時を・・・・どうしたらいいのか。
はタカオが・・・・好きだった。大好きだった。
ずっと片想いだと思っていたのに
タカオも・・・が好きだと知った時は、どうにかなってしまいそうなくらい嬉しかった。
嬉しくて嬉しくて・・・・涙が溢れた。
その、タカオが・・・・・こんな顔で・・・の決断を迫っている。
イヤなんて、言えるはずがなかった。
「・・・・うん。いいよ。」
「ほんとに?・・・・・本当に・・・・いいのか?
・・・・・俺の言ってること・・・・・・・分かって・・・言ってるのか?」
「・・・・・うん。」
「・・・・・・・。イヤッホ〜〜〜〜〜!!!」
タカオは今度こそ飛び上がって、大喜びでに抱きついた。
「タ・・・・タカオ・・・・・・!」
はじめて抱きつかれたは真っ赤な顔で抗議した。
「あ・・・悪い・・・・・・・。」
それに気づいたタカオも真っ赤になってを放した。
・・・・どこまでも初々しい二人。
そして、二人顔を見合わせ小さく笑った。
あっという間にその日がやって来た。
は健気にも、何度もカレーライスを作る練習をした。
は普通の家庭で育ったので、そうそう、家事などすることもなく・・・・。
本当はカレーライスですら、殆んど作ったことなどなかったのである。
でもタカオに「美味しい」といって欲しい一心で、ここ数日頑張った。
お泊りセット、よし!
カレーライス材料一色、よし!!
は両手の荷物を確認し、深呼吸すると、木ノ宮家の呼び鈴を鳴らした。
ピ〜ンポ〜〜ン!
ドドドドドド・・・・・・・・!!!!
ドッターーーン!!
ドドド・・・・・!!
家の中のタカオの慌てっぷりが見えるようでは思わず吹き出してしまった。
ガラガラガラ・・・・ッ!!
玄関の戸が開いたらしい。
武家屋敷風の門の内側で
「か?」
とタカオの声がした。
「うん。だよ。」
閂を外す音がして
ギギギギーーーーーッと重厚な門が開いた。
「・・・・・いらっしゃい。」
タカオが頬を染めて言った。
「うんv。お邪魔します。」
も真っ赤な顔で答えた。
カレーライスの出来栄えは、としては上々だった。
タカオは
「うめ〜〜〜〜!!こんな美味いカレー、食ったことない!」
といって2回もおかわりした。
勿論、そこまで美味しく出来たとはも思わなかったが。
それはタカオの優しさだと思うと、暖かな気持ちになれた。
家で作ってきたアイスクリームをデザートに食べて
(コレも大げさなくらい、喜んでくれた・・・・。)
後片付けをして。
テレビを見て・・・・一緒に笑って・・・・・・。
少しづつ・・・・・時間が過ぎていった。
少しづつ・・・・会話がぎこちなくなってゆく。
時計が9時を過ぎた頃。
「、風呂・・・・入ってこいよ。」
「タカオ、先でいいよ。」
「お客さんより先に入れるかよ。」
そう言われては立ち上がった。
大きなお風呂だった。
今時珍しい、純和風の檜風呂。
檜のいい香りがした。
タカオはこんな環境で育ったから
あんなにのびのびと真直ぐに、清々しく育ったんだ・・・・・。
そんなことを考えながら、
これから起こるコトを考え、いつもより念入りに洗う。
この・・・・体を・・・・タカオに見せるんだろうか?
いや、・・・・見せるだけでなく・・・・・・・・。
そう思うと、もう、居ても立っても居られなくなる。
すぐにでも逃げ出してしまいたいような・・・・。
でも、そう思う反面、
タカオに全身で愛されたいと・・・・願っているがいた。
どっちもの本心。
は覚悟を決め、湯船を出た。
「タカオ、出たよ。
檜風呂なんてはじめて。気持ちよかったvv。」
はパジャマ姿で、乾かしたとはいえ幾分濡れた髪で。
タカオはそんなの姿を見た瞬間、
ドキッ!!として・・・・・・・・
情けないことに、アソコが元気になってしまった。
「あ・・・・、そ・・・そうか?じゃ、俺、入ってくるな?」
会話もそこそこにタカオはお風呂に飛んでいってしまった。
「??」
あとに残されたは首を傾げた。
お風呂を出て。
タカオは何を着ようかと考えてしまった。
今から・・・・・スルのに・・・・・パジャマをしっかり着込むのはどうだろうか?
だからと言って腰にタオルだけ!
なんてのは、いかにもこれからシます!って感じで避けたかったし。
パジャマのズボンだけはいて、上半身は裸!
・・・・それも、「いかにも」って感じだな〜。
迷いに迷って・・・・・。結局と同様、パジャマをしっかり着込むことにした。
の居る、居間の襖をあけるとがふり向いた。
その顔が、いつもとは全く違って緊張しているのがタカオには良く分かった。
ドクン・・・・!!
のこんな顔を見てしまっては・・・・・。
熱が一気に集中してくるのを感じた。
ドクン・・・・!!
タカオは麦茶を一気に飲み干すと、
「、ちょっと早いけど・・・・・ね・・・・寝るか?」
ドクン・・・・!!
「・・う‥うん・・・・・。」
ドクン・・・・・!!
タカオは手を差し出した。
はタカオの手を取り立ち上がる。
そのまま手を繋いでタカオの部屋に向かった。
繋いだ手からが震えているのが伝わってくる。
いつもなら、そんな状態のを目の前にしたら
「大丈夫だって!」
と言ってやるタカオだったが、今回ばかりは。
タカオ自身、心臓が高鳴りうるさいくらいにドキドキと響いていた。
そしてそれはも全く同じ。
手足が震え、足が竦み心臓がドキドキいって、
もう、パニック寸前だった。
キイィィィ・・・・・・・・。
タカオがドアを開けた。
部屋の中は月の光りが差し込んで、どこに何があるのか、なんとなく分かった。
パタン・・・・。
ドアを閉めると、タカオはの手を引いたままベッドに腰かけ、も座らせた。
手を握ったまま、見詰め合う。
「・・・・・。ホントに・・・・いいのか?」
の瞳が揺れる。
「・・・・うん。」
「ホントに・・・?」
「・・・・・タカオだから。私、タカオなら・・・・何をされたって・・・・・。」
の必死な瞳。
タカオの箍がはずれ、賽が投げられた、瞬間だった。
タカオは握った手を引き寄せ
をきつく抱きしめ、そして口付けた。
舌を差し入れ口内をかき回し、の舌を絡め、吸った。
「あ・・・あ・・ふっ・・・・・!!」
は口の中で暴れまわるものがタカオの舌だと、ようやく分かった。
初めての感触だったが、必死にタカオの荒い口付けを受け止めた。
タカオは荒々しい口付けを施しながら、の体をゆっくりとベッドに横たえ、
唇を開放すると、自らのパジャマの上半身を脱ぎ捨てた。
タカオの、小柄だが良く鍛えられた体躯が現れる。
は、今はじめてタカオの中の「男」を見た気がした。
タカオは、のパジャマのボタンに手をかけ、ゆっくりと外していった。
全てのボタンを外し、の体を露にする。
の白い、まだ小さな胸が現れた。
はじめて目にする、のそんな姿に、タカオは興奮していくのを止められなかった。
は羞恥故か、顔を背けていた。
小さな胸が・・・・震えている。
タカオはその震える胸に、そっと手を当てた。
や・・・・柔らかい・・・・!!
両手でそっと包み込んでやる。
すると・・・・震えは少しづつ、収まっていった。
タカオはもう・・・が愛しくて・・・・堪らなくなった。
「っ・・・!!」
胸を大きく揉みしだき、唇を寄せた。
そして本能の赴くままに、乳首を舌で転がし、もう一方は指で嬲った。
「あ・・・!!あ・・あ・・・・ん・・・・・!!」
この、が感じる、この声を聞いて、
理性がガラガラと音を立てて崩れ落ちていくのを感じた。
普段のの声とは全く違うこの声をもっと聞きたくて、
夢中になって乳首をしゃぶり転がし吸った。
は、自分でさえ故意に触れることのなかったソコを
タカオにこんなに嬲られ、はじめて知る感覚に声を抑えることなど出来なかった。
自分の声なのに・・・・こんな声、知らない・・・・・。
は恥ずかしくて恥ずかしくて・・・・
だが、初めてであった為
羞恥に陥るほど感じてしまう事に気づけなかった。
胸の感触を堪能すると、
タカオはゆっくりと下の方へ手を伸ばし、パジャマの上から
そっと秘部に触れた。
「ココも・・・・いいか?」
カァ〜〜〜〜ッと真っ赤になる。
そんな事を聞かれ、なんと答えればいいのか。
だが、タカオも必死である。
さすがにいきなり・・・・は戸惑われたので聞いたのだが。
「ダメ・・・・か?」
聞かれてドウゾと言えるはずもなく。
「・・・・・ダ・・・・ダメじゃ・・・・・・・・・・!」
は真っ赤な顔で必死で、やっとそれだけ言った。
タカオはコレを肯定の言葉と受け取った。
いったんから離れ、のパジャマのズボンを下着ごと引き降ろした。
足をきつく閉じ、顔を背けて羞恥に耐える姿が痛々しい。
「、顔、見せてくれよ。」
再びの上に覆いかぶさるようになったタカオが言った。
「・・・・。凄く綺麗だ。」
「タカ・・・・。」
きつく閉じられていた瞼を開け、少しだけこちらを見た。
その瞳は涙で濡れて、揺れていた。
体は・・・小刻みに震えている。
不安・・・・なんだ。
怖いんだ・・・・・。
「・・・・大丈夫だって・・・。」
タカオは思わずを抱きしめた。
肌と肌が密着する。
「俺も初めてだけど・・・・怖いけど・・・・・大丈夫!俺に任せろって!な?」
タカオの心臓の音が、密着した胸からトクトク・・・と響いていた。
それがの心音と混ざり合う。
タカオの真摯な瞳がを見つめていた。
が大好きなタカオの蒼い瞳。
「・・・・・ウン。」
「やっとこっち見てくれたな。」
「・・・・タカオ・・・・・・大好き・・・・・。」
「・・・・。ああ!俺もだぜ!?」
タカオはの唇に軽く口付けると、
もう一度胸に唇を寄せつつ・・・・片手を下へ伸ばした。
乳首を舌で転がしながら、指をそっと秘部へ差し込んだ。
ちゅく・・・・・。
濡れてる・・・・。
ちゅく・・・・ちゅく・・・・・。
中指を動かすたびに響く濡れた音が
タカオの理性を侵食していった。
の感じる表情が扇情的で、鼻にかかったような艶のある声に煽られて。
タカオは夢中になって指を動かした。
「あんっ!・・・ああ・・・・はあん・・!!・・・・・・!!」
甘い、熱い痺れがただ一点に集中したようだった。
ソコだけに神経が集中し、タカオの指だけに反応を示す。
今まで経験したことのない・・・・耐え難い・・・・快楽。
タカオが奏でる濡れた音が
の羞恥心を煽りたて、更に大きな快楽の波となって襲い掛かる。
どんどん・・・・
の意思とは関係なく昂ぶっていく。
これから自分はどうなってしまうのか・・・・・。
怖い・・・・・。
本能的に快楽を求めようとする体と
わずかに残った理性で感じる恐怖と・・・・・。
その時。
「、聞こえてっか?」
タカオが手の動きを休めずに言った。
は遠い意識の中でタカオを見ると、タカオは
「大丈夫。怖くないから!」
とニッコリ笑った。
は心の底から安らいだ気持ちになった。
「ウン・・・・。」
涙が一筋、零れ落ちた。
そして何もかもタカオに委ねた。
タカオの指は粒を愛撫し
もう一方の指は、これからタカオを収めるであろう秘所へ侵入した。
ぐちょっ・・・・ぐちゅっ・・・・・・・!!
「ぁ・・・ああん・・・・あん・・・・あああ〜〜〜っ!!!」
はビクビクビクっと痙攣し、果てた。
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・」
荒い息を整えながら、ぼんやり考える。
「はぁ・・・・・今・・・のって・・・・はぁ・・・・・なに?・・・・・・はぁ・・・・。」
先ほどのの姿を見て、一気に昂ぶってしまっているタカオに聞いた。
「あ・・・・ああ・・・・・・・・。
あれは・・・・。イッた・・・・ってコトだよ。」
「イッた?」
「・・・・絶頂とも言うかな〜。が感じてくれた証拠v。」
「・・・・。」
あれが・・・・絶頂・・・・・・・。
未だ整わない息でぼんやり考えていると、
タカオが立ち上がり、身に着けていたパジャマのズボンを下着ごと脱ぎ捨てた。
タカオの・・・雄の部分を目の当たりにし、は愕然とする。
「、ごめん。俺、もう・・・限界・・・・・。
続き、シてもいいか?」
シても・・・・って・・・・・・。
アレを・・・・・入れるんだよね??
入るの???
素朴な疑問が頭の中を駆け巡っているの返事を待たずして
タカオはの両足を大きく広げ、自身をあてがう。
「・・・・・。」
熱っぽく名前を呼び、先端を押し付ける。
ぐっ・・・・・。
「・・・いっ・・・!!!」
ぐ・・・・ぐぐっ・・・・・。
「痛・・・・・!い・・・・・・!!」
「ごめん・・・、!もう・・・・止められないんだ・・・!」
あまりの痛さに引けてしまったの腰をがっしりと掴み、肉棒を押し進める。
密かにずっと好きだったが、実は俺のことを好きだったと知ったのは3ヶ月ほど前。
はじめは、ただ舞い上がっちゃって。
傍にいて、話が出来るだけで・・・・天にも昇る心地だった。
それがいつからだろう。
触れたい・・・・と思うようになったのは。
はじめて手を繋いだ時のドキドキを、俺は今も思い出せる。
はじめてのキスなんて・・・・もう・・・・!!
1秒で地球7周半だって走れちゃうんじゃないかってくらい、興奮して嬉しかった!!
それがだんだん・・・・触れたくて・・・触れたくて・・・・堪らなくなっていったんだ。
守りたかった。をキレイなまま、守りたかったはずなのに・・・・・止まらなかった・・・・・。
・・・・。好きだ・・・・。大好きだ・・・・・!
俺の・・・俺だけのモノにしたい・・・・・。
と・・・・その時。
パァァ〜〜ン・・・・と・・・
押し進める肉棒で何かを破ったような感触がした。
・・・・・・・。
俺が・・・・・を・・・・オンナにした・・・・。
痛がる。
それに気づいてもいない。
妙な興奮がタカオを襲った。
そして・・・・・一気に・・・・・。
一旦ギリギリまで外に引き出し、一気に・・・・突いた。
ぐちゅっ・・・・・!!!
「いっ・・・・・・んん・・・・・・!!!」
苦痛に表情をゆがめる。
きつく閉じられた両の瞼から涙が零れ落ちていた。
「・・・・全部・・・入った・・・・・。大丈夫か?」
「・・・・・・ん・・・・だ・・・・大丈夫・・・・・・。」
かなり辛そうだった。
「、力、抜いて・・・。」
タカオは腰をそのままに、を抱きしめた。
「大丈夫だから。力、抜いてみて・・・。
が落ち着くまで、このまま・・・・待つから・・・・。」
はようやく、瞼を開けてタカオを見た。
「へへっ・・・・。」
タカオが、少し辛そうに笑った。
「タカオ・・・・痛いの?」
「ちょっとな。でも、の痛みに比べたら全然平気v。
それに痛みよりも・・・・・すっげーイイ。のナカ。
コレで力抜いてくれたら・・・・・サイコーかな?」
そう言って、また笑った。
「・・・・タカ・・・オ・・・・・。」
は深呼吸しながら、ゆっくりと自らを落ち着かせようとした。
「そう・・・・その調子・・・・。」
何とか力を抜けたは、ホッと溜息をついた。
「なあ、。
俺たち、今、繋がってんだぜ?分かるか?」
「う・・・うん。」
アソコの・・・体の中で、タカオが脈打っているのを感じていた。
「どんな感じがする?」
「ど・・・・・・どんなって・・・・・。タカオは?」
「俺は・・・すんげ〜幸せvv。
俺がのナカにいるんだぜ?
のナカがこんなにキモチイイなんて・・・・・・たまんね〜よ。」
「・・・・。私も・・・痛いけど・・・タカオが私のナカにいるの、感じる。
・・・・私も・・・・嬉しい・・・。」
まだ、痛いはずなのに幸せそうに笑うが愛しくて、
タカオは思わずキスをした。
そして
「、そろそろ・・・動いていいか?」
「・・・・・・・うん。いいよ・・・・。」
も覚悟を決めて言う。
ずちゃ・・・・。
「ん・・!!」
ずちゅ・・・じゅぶ・・・・・。
「あ・・・・ん・・・・!」
痛み故の、苦痛の表情。
タカオが少しずつ、腰を動かす。
動かすたびに例えようもない快楽がタカオを襲った。
「く〜〜・・、たまんね〜・・・。」
恍惚の表情。
がまだ痛そうなので、出来るだけゆっくり動こうと思っていたのだが
あまりに気持ちよく、
だんだんセーブしていられなくなる。
少しずつ、動きが大きくなり・・・・・。
ずちゅっ!ずちゅっ!・・・
遂に本能の命ずるままに、更なる快楽を求め腰を突き動かした。
じゅぶ!じゅぶ!ずちゅっ!じゅぶ!・・・ズンズンズン・・・!!!
「あ・・・ああ・・・・ん・・・・・あん・・・・・・・・・・!!」
タカオの快楽が頂点に達しようという頃・・・・ようやく・・・・
の表情に艶が混ざってきた。
「・・・・・・・・!痛く・・・・ないか・・・・・・??」
「・・・ん・・・・だい・・・・じょう・・・ぶ・・・・あん・・・!」
「じゃ・・・・キモチ・・・・イイ・・・か?」
「・・・イヤ・・・・。き・・・・きか・・・・ないで!!ああ・・・あん・・・・・あ・・・!!」
キモチ・・イイんだ・・・・。
この顔・・・・この・・声・・・・・。
が・・・・俺ので・・・感じて・・・・・・。
そう思った瞬間、タカオの中で小さく何かがはじけた。
「く・・・・!!、ダメだ・・・・俺・・・・・・もう・・・!!」
更に激しく腰を打ちつける。
じゅぶ!じゅぶ!!・・・・・。
「あ・・・・タカオ・・・・・・タカ・・・・あ・・あああ・・・・・!!」
「・・・・・・・っ・・・・・・!!!!」
のナカでタカオがドクドクドクッ・・・・と・・・何かを吐き出したのを感じた。
今タカオが達したんだと・・・・。
タカオに強く抱きしめられながら、
タカオの鼓動と、ナカのタカオが脈打つのを全身で感じながら
は最上の幸せを・・・かみ締めていた。
「おはよう。」
微睡みから・・・・覚醒し始めたとき、
タカオの言葉で目を覚ました。
「タ・・・・・・お・・おはよう・・・。」
のすぐ隣で頬杖をついて、タカオが幸せそうに笑っていた。
朝日が差し込み、小鳥のさえずりが聞こえる。
昨日は、あのまま・・・・眠ってしまったらしい。
タカオも、も・・・・昨日の姿のままだった。
「タカオ・・・まさかずっと起きてたの?」
「まさか。俺もすぐ寝たよ。
今日は・・・・珍しく早起きできたみたいだ。」
そう言ってまた笑った。
タカオの笑顔が・・・・眩しい。
「ずーっと・・・の寝顔、見てた。」
「・・・・・!」
「可愛いな〜って・・・・。」
「やだ・・・・・・・・!!」
「、俺・・・・すんげ〜幸せ。」
「・・・・。」
「は・・・・俺のモンだからな?」
「・・・・・・ウン。」
「俺も・・・のモンだから・・・・。」
「・・・・ウン・・・。」
が幸せそうに笑う。
「タカオ・・・・大好き・・・・・。」
の瞳から、ポロリと一粒涙が零れ落ちた。
タカオはそれを唇で受け止める。
純白のシーツを共に纏い、
朝日が差し込む、白く輝く部屋の中、
小鳥のさえずりが祝福してくれた。
それはまるで、
永遠の愛を誓い合う・・・・
そんな one scene のように・・・・・。
end
随分長くなってしまいました。
タカオは・・・・実は本命なんですvv。もう、大好きですvvv。
好きすぎて、なかなかエロ夢を妄想できなくて。
とはいえ、一度妄想を始めたら止まらなくなっちゃって。
力入りすぎて長すぎだし・・・・・。甘すぎて砂吐きそうだし・・・・。
すいません・・・・・。
本当は、カレーを作る時や食事風景、その後の寛ぎタイムvなど、
色々妄想したんですが長すぎるのでカットしました。
はあ・・・・ヒロインが羨ましいよ〜〜〜!!
(結局それですか。)
これも何年後か・・・の話かな。
そうそう、タカオたん(だけでなくカイやレイもだったな・・・・苦笑)、
いくらはじめてでも中出しは良くないです。キチンと付けましょうねv。
相手が男の場合はいいですけどvv。
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました!
(2005.9.1)