「・・・・遅せーよ・・・。」










カイが・・・・帰ってきた。
信じてた・・・・信じてたけど・・・・。

カイ・・・・よかった・・・・・。










お風呂から上がったカイは
タカオの部屋へと案内された。

「カイ・・・・・・・。」
部屋に入るや否や、タカオは背中からカイを抱きしめた。
「き・・・のみや・・・。」
「・・・大丈夫、今日はシないから。明日は大事な試合だし。
でも・・・・少しだけ・・・このままで・・・・・・頼む・・・・・・・・!」
切羽詰ったタカオの声。

やっと・・・・やっと戻ってきてくれた・・・・。
やっと・・・・この腕に・・・・抱ける・・・・カイ・・・・。



「木ノ・・・・宮・・・・・・・・・。」
カイは大人しくタカオの腕の中にいた。
背中越しに感じるタカオの心臓の音。
小柄だがよく鍛えられた腕、そして胸の中で
カイは硬い心が解きほぐされるような・・・そんな感じがした。


以前、この腕は無理やりカイを抱いた。
それほどまでに切迫し絶望し・・・・どん底まで堕ちていた。

カイも・・・・それを拒めなかったのだが・・・。

それは・・・カイの弱さ。
タカオの・・・弱さ。


今、タカオはあらゆるものを乗り越えて、此処にいる。
あの時とは違う。
それ以前の
カイがネオボーグに行く以前の安定していた時のタカオとも・・・・違う。

ひと回りもふた回りも大きく、強くなったタカオが
新たな戦いの中
今、ここでカイを抱きしめる。










だが・・・・・やはりタカオはタカオ、である。

「・・・・・・・!!キ・ノ・ミ・ヤ・・・・?」
「あ・・は・・・はははははは・・・・気づいちゃった?」
タカオの・・・しっかり勃ちあがった中心が・・・・カイに当たっていた。

「貴様・・・・・。何を考えている!!この馬鹿が!!」
カイはタカオから逃れようと暴れ始めた。
だが、ここで放すタカオではない。

「だってよ〜、お風呂上りのカイって、いい匂いがしてほんのり上気して色っぽい・・・っつーか・・・。
カイが悪いんだぜ?こんなに綺麗だから。」
タカオの手が妖しげな動きをし始めた。

「バッ・・・・き・・・貴様・・・・放せ!!」
「カイ・・・いいじゃんかvv。ちょっとだけvv。」
「結局スルのか〜!!」
「すぐ終わらせるからvv。」
タカオはカイの中心を、服の上から触れた。
「ほらvv。カイだってこんなになってるくせによ〜vv。
欲求不満はカラダによくないぜ〜!さあ、発散発散vv。」
「馬鹿、木ノ宮・・・・放せ〜〜〜〜〜!!!!」




















「カイは・・・ココが好きなんだよなv。」
タンクトップを捲り上げられ、下着は既に取り払われてしまったカイが
タカオの下で悶えていた。

タカオはカイの肉茎に手を添えながら、もう片方の手の指を秘所へ押し込み動かして言った。
「ほら・・・ココvv。」
「ああっ!!・・・・ああ・・・・・ん・・・やめ・・・・ろ・・・!!」
2本の指でカイの中を弄りまわしてご満悦のタカオ。
カイのイイところを指で触れるたび
カイ自身がぴくぴく・・・と動き、秘所はタカオの指を締め付けた。
「素直じゃね〜な〜。コッチのカイはこんなに素直なのに。」
タカオはカイ自身をつんつん突付きながら言った。
「き・・・・・さま・・・・・・!!!あっ・・・・・ん・・んん・・・!!」



「こんなもんかな?」
タカオは指を引き抜いた。
「悪いな、あんまりヤると明日に響くといけねーから。
コッチでちゃんとイかしてやっから・・・・勘弁な?」
タカオは自身をカイにあてがいつつ言った。
「な・・・・!!べ・・別に俺は・・・!!」
「あ〜〜、わかってるってvv。」
カイはなんだかタカオに手玉に取られているようで悔しかった。


だが・・・・。

「カイ・・・・・。」
急に真面目な顔のタカオが
真摯な栗色の瞳で覗き込む。

この・・・・瞳・・・・・・・・・・。
カイが惹かれて止まないタカオの・・・・・。


「カイ、明日は・・・ヤツラをギッタンギッタンにやっつけてやろうな?」
ぐぐ・・・ぐ・・・とタカオは自身をカイの秘所に埋めていく。

「あぁ!・・・・んん・・・・!!」
確かな存在感に思わず声を漏らす。

「俺も・・・・カイと・・・一緒だから・・・・。」
「・・・っつ、あ・・・・・!」

じゅぷ!じゅぷ・・・・・!

「カイ・・・カイ・・・・・。どこに・・・・いても・・・・
離れていても・・・・いつでも一緒・・・・だから・・・・・。
俺・・・・この前の・・・・お前とのバトルで・・・・・解ったんだ・・・・・。」
「あっ・・・・あ・・・・な・・・なん・・だと?」
タカオは腰を休めず、カイのイイ所を確実に突きながら話し続けた。

「カイ・・・・好き・・・・大好きだ・・・。も〜〜〜〜、すっげ〜〜〜〜〜好きvv。
カイも・・・・だよな?」

タカオはカイの中をかき回す。

ぐちゃっ!ぐちゅっ!

「あ!あぁっ!!・・・お・・・俺は・・・・・ん・・・・あっ・・・!」

「わかってるって・・・。俺・・・・前のバトルの時・・・・お前の気持ち・・・・
痛いほど・・・・・感じた・・・・。
俺と・・・・・・同じ・・・・・・気持ち・・・・・だった・・・・・・。」
「んん・・・・あ・・・・・。」
「あそこは・・・・さ、・・・・・俺たちの・・・・俺たちだけの・・・
同じ気持ちだから行ける・・・・所・・・なんだ・・・。」

カイは・・・・タカオを見つめた。
あの場所・・・・。


タカオは動きを止め、カイに微笑を向け抱きしめた。
カイは・・・中のタカオが・・・どくん・・・どくん・・・と脈打つのを全身で感じながら
タカオの告白を聞く。

「・・・・・ベイを愛する気持ち・・・・バトルを楽しむ・・・・気持ち・・・・
仲間を・・・・大切に思う・・・気持ち・・・・・積み重ねてきた日々・・・・
そして何より・・・・・カイ・・・・お前を・・・・愛している・・・気持ち・・・・
それが完全に・・・同じだから・・・・行けた・・・・俺たちだけの・・・・世界なんだ・・・と・・・思う・・・・。」

更に強くカイを抱きしめ、低く掠れた声でタカオが続ける。
「だから・・・・たとえカイが・・・ユーリのところに行っちまっても・・・・
本当は・・・いつも・・・・一緒・・・だったんだ・・・・・。」

「・・・・・。」

「いつかは・・・・悪かったな・・・・。俺、完全にどうかしてた。」

「・・・・・・・・・・・・・。

そんな昔のことは・・・・忘れた。
そんなことより・・・・早く・・・・来い・・・・・。」

タカオはカイの肩口に埋めていた顔を上げカイを凝視した。
「へへっ・・・・・。」
そして小さく微笑むと
「そうだよな。過去のことより・・・・未来だ!
カイ、今からアンアン言わせてやっからな?覚悟しろよ?」
ニンマリ笑うタカオ。


・・・・・このお調子者が・・・・。

カイは苦笑を漏らす。



そしてタカオが本格的に抽挿を開始する前にカイが真面目な顔で言った。

「木ノ宮・・・・・。」
「なんだ?」
「・・・・明日のバトル、何があっても手出しはするな。」
「?」

カイが薄紫色の瞳に力を込めて、更に言った。
「たとえ・・・・俺が ブルックリンとのバトルで果てようとも・・・・・だ。」
「!!」
「木ノ宮・・・・・約束してくれ。」
「カイ・・・・・・。」

タカオにはカイの云わんとしている事がよくわかった。
ブルックリン・・・・・以前テレビでカイとのバトルを見た・・・何かとんでもない物を秘めている。
カイは・・・・カイは・・・・奴と戦う為の何かを・・・見つけたんだ。
そしてそれは・・・・もしかしたら・・・・・・カイが・・・・・・・。

「木ノ宮!」
「・・・・・・・・・・・・・・。わかった。」

見届けるぜ・・・・・。カイの・・・・・ブレーダーの・・・・・誇りってやつを・・・・。

「じゃ、俺も約束。」
「?」
「死ぬな。」
タカオの真摯な瞳がカイの瞳を捕らえて言った。
「・・・・・・・。わかった。」
カイは瞼を閉じ、小さく笑んだ。


「じゃあ、再開とイクぜ〜!カイ、約束どおり、アンアン言わせてやっから覚悟しろよ〜!」
「するか!」

タカオは激しく抽挿を開始しながら
一粒だけ・・・・涙を散らした。




ベイを愛する気持ち・・・・
バトルを楽しむ気持ち・・・・
仲間を大切に思う気持ち・・・・・
積み重ねてきた日々・・・
そして何よりカイ・・・・お前を愛している気持ち・・・・。



俺も・・・・・同じ・・・・・・同じだ・・・・・。
ベイを・・・・バトルを・・・・仲間を・・・・・。
そして・・・・何より木ノ宮・・・・お前を・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






それはきっと・・・・大きな力となって・・・・・・・・・。






















「な?これで名実共に、明日は一緒だvv。」
タカオはズルリと自身を引き抜きながら、ニッコリと笑った。

カイの中にはタカオの分身がタップリ・・・・注ぎ込まれていた。



・・・・・・馬鹿だ・・・・。コイツは・・・・・正真正銘の・・・・。

だが、こんな馬鹿に惹かれている俺も・・・・・
きっと・・・・・。



「ふふっ・・・・・・。」
「なんだ?」
「いや、貴様は正真正銘の馬鹿だなと・・・・。」
「なんだと〜!?」
「ははははははっ・・・・・・!!」

珍しくカイが笑うのでタカオも嬉しくなってしまった。















そして翌日。

カイの愛の力は・・・・・・

神をも屈服させる。



そしてタカオも・・・・・。












end


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タカカイ熱が止まりません。続き書く気はないって言っておいてしっかり書いてるし。
「about」と言ってる事が全然違うし。まあ、aboutで語った設定とは違うのが救いでしょうか?

タカカイのラブっぷり、恥ずかしいですな〜。
ホント、恥ずかしいセリフばっかりですいません。
でもこの話以降のGレボ本編も思いっきりタカカイ全開ラブラブでしたもの、
合間にこんな話があるんじゃあ・・・って考えちゃっても無理ないですよね・・・?

今回も前回も、タカカイはエロが手抜き・・・・でしょうか?
・・・エロを逐一書く必要性を感じなかったので・・・・・・ってダメですか?

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました!!

(2005.7.26)







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