I feel...




「レイン……?」

 玄関に立ったドモンの口から不安げな声が漏れた。ドモンが家に帰ってくると、いつもならすぐに飛んできて、「お帰りなさい、ドモン」と言ってくれるレインの笑顔が無いのだ。いぶかしながら家に入り、レインの名を呼んでも返事は返ってこなかった。

「レイン? レインどこだ? レイーン」

 ドモンの声だけが、がらんとした家の中に響く。

レインを奪われたあの戦いの直後だっただけに、ドモンの脳裏に嫌な予感が走った。苛立ちながらレインの名を呼び、家中のドアを開けてレインを探し回る。

 寝室のドアをいきなり空けると、ベッドに腰掛け、音楽を聴いていたらしきレインがびっくりした顔でドモンを見た。

「ごめんなさい。帰ってきていたのね。ヘッドフォンしてたから気が付かなくて」

 ドモンの顔を見てそう言いながら、慌てて見ていた雑誌を閉じてヘッドフォンを取り、立ち上がってドモンの側へ歩み寄る。

「嫌だドモン、なんて顔しているの……」

 ドモンの眉間にすごく不機嫌な皺が寄っているのを見て、レインが思わずそう言いかけると、強引にドモンがレインの体を抱きしめた。

「ドモン……」

「驚かせるな!」

 何がなんだか判らなくて、レインの顔が戸惑った。そのレインの体を確かめるようにぎゅっと抱きしめ、ドモンが怒鳴る。

「え……」

「また勝手に俺の前からいなくなったかと思っただろう!」

 ドモンがなぜ怒っているのか判らず、戸惑っているレインが気に入らない。自分の胸の中からレインを解放し、レインの肩を掴んで揺らしながらそう言うと、はっとドモンがしまったという顔をした。

「……すまん」

 あまりにもいきなり自分の感情をぶつけすぎたと反省し、ぷいとそっぽを向いて謝ったドモンに、レインが優しい微笑を浮かべる。

「いいのよ」

 そう言って、レインがぽふっとドモンの胸に体を預けた。

「私が……居なくなったら慌てる?」

 ドモンの逞しい胸に顔を寄せ、上目使いでドモンの顔を見ながら、悪戯っぽい声でそうドモンに尋ねる。

「当たり前だ!」

 自分の早とちりと、レインの甘えた仕草が恥ずかしいのか、真っ赤になってドモンがそう乱暴に言った。

 レインがドモンの言葉に一瞬泣きそうな顔をした。ドモンの胸に顔を埋め、ぎゅーっと強く抱きつく。そのレインの体を、ドモンの腕がおずおずと抱きしめた。

「ドモン、私ここに居るわ。あなたの腕の中に居るわ。思う存分確かめて」

 ドモンの気持ちが嬉しくて、ドモンが愛しくてたまらなかった。ドモンにそう言いながら、レインの方もドモンに強く抱きつき、ドモンの男臭い臭いを吸い込んでドモンを確かめている。

「ドモン、私が欲しいって前に言ったでしょう? 私も、ドモンが欲しいの」

 恥ずかしいのか、ドモンの胸に顔を埋め、くぐもったレインの声がドモンにそう言う。

ドモンの体が、レインの言葉にびくっと動いた。

ガンダムファイトが終り、またレインと一緒の暮らしを始めてから、押さえてきた思いが爆発したかのように二人は何度も体を重ねた。寝室でだけではなく、玄関で、居間で、暇さえあれば日に何度もレインと交わり、あまりの箍のはずれぶりに二人で苦笑するほどだ。

だから、いい加減鈍かったドモンもレインが何を言いたいのか判る。レインの柔らかい体を抱きしめながら、レインが欲しいと思っていた自分の気持ちを見透かされたかと思ったのだ。

ドモンの驚きに、ぎゅっとレインがドモンの体に抱きついた。こんな恥ずかしい言葉を言ってしまう自分ははしたないと思っているが、ドモンが欲しいという気持ちがはるかに勝る。

ドモンとこうなる前は、ドモンの事を思いながら何度も自分を慰めていた。体の疼きを自分の指で満たしても、ドモンが欲しいという気持ちは満たされなかった。ドモンと交わればこんな気持ちは消えるかと思っていたのに、ドモンと何度体を重ねてもその思いが消せずに、それどころかその思いは大きくなっていく。

「いいのか、レイン?」

 ドモンの緊張した声が、レインの顔を上げさせた。

「私、我慢したくないの。私をあなたにあげたいのよ」

 ドモンの目を見て、自分の気持ちを必死に伝える。レインはぴったりとドモンにくっつき、柔らかい体の感触がドモンに嫌でも伝わってくる。レインが涙目の上目使いで必死にドモンがほしいと訴えかけている間中、大きく開いた胸元から見える乳房の谷間がぷるぷると揺れるのだ。レインに対する過剰な煩悩を消そうと日々修行しては挫折しているドモンの股間が自然と熱くなる。

「大好きな、あなたに」

 涙ぐんだレインの瞳がドモンを見上げた。我慢できずに、グロスで光るレインのぷるんとした唇に口付ける。

「んむう……」

 レインの唇から苦しそうな声が漏れた。それはキスというのはあまりにも獣くさかった。ドモンがレインの舌を吸い上げ、自分の舌でレインの口の中を舐めまわす。そのままレインをベッドに押し倒した。

 レインの口元が、唾液と広がったグロスでべたべたに汚れている。獣のようなドモンの欲望に、レインの目線が戸惑うようにドモンから外された。

 自分が望んだ事のはずなのに、ドモンの男の欲望の生々しさに戸惑っている。あまり男を知らないレインがなんとなく持っていた甘いイメージと現実は違う。だが、ドモンが自分を欲しがっているのが判る。それが嬉しくて、ドモンの手を遮ることはしなかった。

 ドモンはレインの緊張など判るはずも無く、ただ己の望むままにレインのジャケットを脱がし、上着をブラジャーごとたくし上げた。ドモンの乱暴な行為に、レインの大きな乳房がぶるんとふるえながらブラジャーから飛び出す。女性の服を脱がせるということに慣れてないドモンが、レインを万歳させた格好で、強引にレインの頭からチューブトップの上着ごとブラジャーを抜き取る。その強引な行為の間中、レインの白くて柔らかい乳房がぶるんぶるんと揺れた。思わずドモンがごくりと唾を飲み込む。ドモンの股間が熱さを増した。

 上半身を脱がせるとドモンはいきなりレインのスカートの奥に手を突っ込んだ。子供のように、そうしたいという欲望が押さえきれなかったのだ。

「きゃっ!」

 急な出来事にレインが悲鳴を上げ、慌てて太股を閉じる。ドモンにキスをされ、脱がされているだけでレインの股間は蜜を垂らしていた。それをドモンに知られるのが恥ずかしかったのだ。

だが、ドモンの素早い指先は、レインのショーツとその奥の柔肉にめり込むように触れていた。塗れた感触がドモンの指先に伝わる。レインの方にも、ショーツ越しに指を埋め込まれ、思いがけず与えられた快感にぶるっと震えた。そんなささやかな刺激で、体中がびりびりと震え、股間の奥からまた密が溢れ出す感触に顔を赤らめた。

「あ、ああん、んんうッ!」

 ドモンが指を動かすと、布地越しに敏感な肉をいじられ、はしたない声が漏れる。羞恥にレインの顔がかっと熱くなった。自分の指じゃなくてドモンに触れられるのはこんなに気持ちが良いと驚かされる。

 ドモンがレインの太股の間から手を抜き、今度はスカートを脱がせようと悪戦苦闘している。ぴちぴちのミニスカートは、レインの豊満な尻にぴったりと張り付き、上着の時のように強引に脱がせる事ができない。レインが口を出そうとすると、苛立ったのか、いきなりドモンがミニスカートを捲り上げた。

「あん、ドモンっ!」

 レインが小さく非難の声を上げたがドモンは構わなかった。薄いピンク色のショーツや太股が一瞬の内に露になる。レインの股間に食い込んだピンク色のショーツの股間がぐっしょりと濡れて色が変っている。恥ずかしさに目をぎゅっと閉じたレインに構わず、ドモンがレインの太股を持ち上げ、ぐいっと左右に開かせた。

「や、い、いやぁぁぁぁぁん」

 レインが思わず悲鳴を上げた。ドモンに乱暴に押し倒されたり脱がされたりと、身をよじっていたので、ショーツが股間に食い込んでいる。ドモンに脚を開かれると、さらにクイッとショーツがレインの濡れそぼった肉に食い込んだ。気持ちよさに「あん」と思わず声を上げる。

「す、凄いな」

 ドモンが心底感嘆したようにそう呟いた。

 恥ずかしさにどうにかなってしまいそうだったが、ドモンのその声にうっすらと目を開けた。ドモンが何を見ているのかを知って快感も吹っ飛んだ。

 薄いピンクのショーツはかなり股間に食い込み、レインのピンク色のヒダや、栗色の陰毛がだいぶはみ出しているのだ。それをドモンがじっと熱心に見つめている。

「や、やだっ、ドモンったら!!」

 急いで脚を閉じようとすると、ドモンの腕ががっちりと阻止した。どんなに力を入れてもドモンの力には叶わず、諦めて力を抜く。ぐったりとM字に脚を開いたレインの股間を、ドモンの指が先ほどのようにつぷっと押した。

「ああんっ!」

思わずレインが悲鳴を上げる。ドモンは気を良くしたのか、ショーツの上からぐにゅぐにゅとレインの肉を弄び始めた。クリトリスの上を指が通ると、ヒッと悲鳴を上げ腰を浮かす。中指で突き刺すように押されると、ちょうど入り口の辺りで、思わず腰を振ってドモンの指をもっと奥へと導こうとしてしまう。そんな自分に気が付いてレインが愕然とした。

「これ、取っても良いか?」

ショーツをくいと指で摘み上げ、ドモンがそう言った。わざとなのかそうでないのか、ショーツが余計に股間に食い込み、レインの体が震える。

「い、いいのよ、遠慮なんかしないでドモンの好きにして。私だって、ドモンの事好きにしちゃうんだから」

 レインが赤い顔で震えながらそう言うと、ドモンは無言でショーツを両手で一気に引き下ろした。

 露になったレインの股間は、ぐちょぐちょに潤っていた。ぬるぬるとした蜜が股間から溢れ出し、冷たくなったそれが尻穴まで伝っていく感触がレインの羞恥心を煽った。

「ひあぁっ」

 レインが悲鳴を上げ、ぶるぶると体を震わせた。ドモンの指がレインの愛液に濡れた尻穴を円を描くように撫でたのだ。どうして? と思うほどの快感がびりびりと体中を貫いた。ブラジャーを取られ、ショーツは脱がされ、股間は剥き出しにされて尻穴まで晒しているのに、白いスカートはまだ捲くれあがって腰の辺りにまとわりついている。ドモンがようやくそのスカートの脱がせ方が判ったらしく、ホック外しファスナーを下ろして、ぽいと後ろに放り投げた。

 その後、先ほどから執心していたレインの股間に口をつける。生暖かい舌が敏感な部分に触れる。

ぴちゃ……という水音がレインの股間からした。

羞恥心よりも快感が勝った。 

「ドモォン、ああん、きもちいい……っ。ああっ、もっと……」

ぴちゃ、くちゅ、という音がするたび、気持ちよくて声が出る。

ドモンに技術などあるはずも無く、犬のようにひたすらべろべろと舐めるだけだったがその動物じみた行為が余計レインに背徳感と快感を与える。

我を忘れ、ドモンの頭を抱え自分の股間にぐいぐい押し付ける。ドモンが舌をレインの入り口から中へ差し入れると、あはぁ、あはぁんとあられもない喘ぎ声がレインの口から漏れた。じんじんと疼くその穴は、ずっと何かを入れてかき回してもらうのを待っていたのだ。

それまではただ犬のようにレインの股間を舐め回していたドモンが、ふとぴんと立った肉芽に気が付いた。すっかり充血して剥けているそこを口に入れ、いきなり思いっきり吸い上げる。

「ああっ! いっ、いいいやぁぁぁぁぁ、どもおぉおおぉぉぉおおおん!!!」

 レインが目を見開き、これまでとは比べ物にならないほどの大声を上げた。レインの心の準備も無く、ドモンは加減を知らず思いっきり吸い上げる。

レインは腰を浮かせ、がくがくと体を震わせた。手でぎゅっとシーツを握り締める。一度目を見開き、震えが治まった後も、また「ひぃ!」と声を上げてはまた背をそらした。ドモンがそこを吸い上げたのがあまりにも良すぎて、何度も何度もイっているのだ。

数十秒体を震わせていたが、やがて糸が切れたようにがくっとベッドの上に崩れ落ちた。

「だ、だいじょうぶかレイン!」

 レインの急変にドモンが大慌てでレインの顔を覗き込んだ。レインは大きく息をしながら、心ここにあらずといったとろんとした目をしている。

ドモンの強姦でもしているかのようなデリカシーの無い脱がせ方でも、レインはどうしようもなく興奮していた。ドモンの指使いや舌使いは稚拙だったが、それしか知らないために根気よくし続ける愛撫は、自分でするよりも何倍も気持ちが良かった。

「だ、だいじょうぶよ」

「そ、そうか」

レインが無事なのに安心したドモンは、ホッとすると、現金な事に今度はそろそろとレインの乳房に手をのばした。

「いや……」

「えっ!」

 その途端、レインの拒絶の声が飛ぶ。ドモンが心底哀しそうな表情をした。

「ドモンも、脱いでよ」

 レインが起き上がり、ドモンにそう言う。そういえば、レインの体にばかり気を取られて、自分は脱ぐ事を忘れていたのだ。

「あっ、ああ」

 ベッドの上に向かい合って座り、レインが手助けをしながら慌てて服を脱いだ。あまりにもがっつきすぎている自分に赤面する。

 きつく締め付けられて股間が痛い、ファスナーを下ろしズボンと下着を一気に下ろすと、ドモン自信が勢いよく外へ飛び出した。それを気になって仕方が無いと言うようにレインがちらちらと見ている。

「今度は、私がしてあげる」

 ドモンの股間をじっと見つめていたレインがそう言った。その目は、欲望と好奇心にキラキラと輝いている。ドモンのペニスは、へそにつきそうなほど反り返り己を主張しているのだ。

「私ばっかり気持ちよくなってゴメンね」

 そう言って、レインがにっこり笑ってドモンを押し倒した。ドモンの顔の上で、レインの乳房がゆれる。

「うわっ、レイン!」

「好きにするって言ったでしょ!」

 慌てるドモンに、レインがぴしゃりと言った。

「私へたよ、覚悟していてね」

 そう言って、舌をドモンの体に這わせる。小さい乳首を軽く噛まれると、ドモンの体にむずがゆいようなへんな感覚がした。

 レインはそのままドモンの筋肉質の体を味わうように嬉しそうに舐めまわしながら、下半身の方へ降りていく。ドモンの鍛え上げた見事な体は、レインをとてもうっとりさせた。

「お、俺もへただ」

 レインの与える変な感触を何がなんだか判らず堪えながらドモンがそううめくように言った。レインがあちこち舐めまわすと、変な声が出そうになるのだ。

「そんな事気にしなくていいの! 私、ドモンが下手だろうがなんだろうが、ドモンじゃなきゃ嫌なんだから」

 ドモンの言葉に顔を上げ、レインが頬を膨らませてそう言った。

「俺もお前がいい……うわっ」

 またレインが顔を伏せてドモンの体を愛撫する事に熱中した途端、ドモンの口から変な声が漏れた。

 レインの白い手がドモンの熱いものを握り、上下に扱いたのだ。優しくリズミカルに手を動かし、やがて恐る恐るドモンのペニスに舌を這わせた。先端を棒アイスでも舐めるかのようにぺろぺろ舐め、透明な液がぷくーっと出てくるのを楽しそうに眺めたりしている。そのうちもっと大胆になり、口いっぱいにペニスを頬張ってもごもごしている。

 口にドモンのペニスを頬張りながら、睾丸を手のひらに乗せて優しく刺激し、片手で扱きながら、肛門とペニスのつなぎ目を、「えーっとここかしら?」と言って指でなぞる。

「おっぱいで挟んだりするのよね、たしか」

 どこからそんな知識を手に入れたのか、レインがドモンにそう話し掛けた。ドモンが目を白黒させていると、それをどう取ったのか、レインがよいしょと自分の乳房を両手で持ち上げた。

「こう……?」

 大きな乳房でドモンの肉棒を挟み、むにむにと乳房ごとこね回したり、谷間で擦り上げたりする。ペニスへの刺激とレインの扇情的な仕草に、ドモンの頭に血が上った。ただでさえ先ほどから爆発しそうなのに、ここまで持ったのは奇跡と言えるかもしれない。

 だが、それも限界に来ていた。レインがドモンの赤黒い肉を乳房ではさみ、その先端をぺろっと舐めたのだ。そのままちゅうちゅう吸い上げ、たっぷりと唾液を乗せて舌で先端を舐めまわす。

「レイン、レイン、俺、もう、だめだ」

「あ……ん……。きゃっ!」

 ドモンの叫び声と共に、ドモンのペニスがドクンと脈打った。先端から精液が飛び出してくる。まるで噴水のように、びゅつ、びゅっと白い物を吹き上げ、レインの口や顔、乳房を汚す。

「ろもん、ひろい……」

 レインがティッシュを口に当て、けほけほと咳き込んでいる。口の端からだらりと精液が垂れていた。射精の瞬間、驚いてペニスを口から離したので、ドモンの大量の精液は、レインの口の中にも、顔にも、胸にもたっぷりかかっていた。

「でも、きもちよかったのね」

 口の中の精液をティッシュに出したレインがそう言って嬉しそうにニッコリと笑った。口の周りや乳房にはまだ白い液体がこびりついていたが、その笑顔は隠微というようりも可愛い。レインは自分の愛撫でドモンがイってくれたのが純粋に嬉しかったのだ。

「す、すまないレイン」

 ドモンが自らの失態に真っ赤になって頭を下げた。顔を上げると、気にしないで……とレインがウィンクする。

「いいのいいの」

 ドモンを安心させるようにそう言って笑いながら、レインがあちこち後始末をする。うわっと思う間もなく、優しくレインがドモンのペニスを掴み、白い物を丁寧に拭き取る。くすぐったいとドモンが身をよじると、レインが面白がって余計触ろうとする。

笑顔でじゃれていたレインの顔が、ふと凍りつき、ドモンの股間をじっと見つめた。

「なんだ?」

 ドモンが間抜けな声を上げ、レインの視線を追うと、自らの股間にたどり着いた。ドモンのペニスは、先ほど出したのに、また隆々とドモンの股間にそびえ立っている。

「……ドモン、あなたって凄いのね」

「うるさいぞ!」

心底感心したようなレインの声に、ドモンが照れ隠しのようにそう言うと、いきなりレインを抱きしめた。

レインを両手で抱きしめたまま、レインの乳房に顔を埋める。柔らかい乳房に噛み付いたり、白い肉を吸い上げたりと、口や顔中で乳房の柔らかさを存分に楽しみながら、手を使わずに口だけでレインの乳首を探り口の中に入れた。乳房に顔を擦り付けながらちゅうちゅうと吸い上げる。

「あ……、んぅ、あふう……ん。ああ……っ」

ドモンの耳にレインの鼻にかかった喘ぎ声が聞こえた。舐めるだけでなく、真っ赤に充血し、ピンと立った乳首を指でつまんで優しく揉んだり、軽く噛んだりすると、レインが喜ぶ事を学習済みだ。

乳首を舐めたり吸ったりしながらドモンの指が反対側の乳房へ伸びた。大きく鷲掴みにしで二三度揉みしだくと、指先で乳首をつまんで転がす。両方いじられてレインが一層良い声を上げた。

「ドモン、わたし……」

 レインが涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔で、懇願するように自分の乳房に吸い付くドモンを見た。レインの様子がおかしくて、乳首をいじる指が止まり、ちゅぷ……と音を立ててドモンの唇から充血した乳首が離される。

「ここも、して欲しいの……」

 レインが恥ずかしそうにそう言い、自分の股間へ指をもぐらせた。ドモンの硬いものが自分の体に触れるたび、そこをいじって欲しいという欲望が溢れてしょうがない。くちゃくちゃと指を出し入れし、ここをいじって欲しいと赤い顔で甘えるようにドモンを見る。そうするのはもちろんとても恥ずかしかったが、そうやってドモンを煽った。

「わ、判った」

 ドモンはレインのしてほしい事を察し、レインをベッドの上に四つん這いの格好にさせた。目の前にレインの尻がある。ドモンの目の前に突き出された、大きくて、真っ白で、柔らかいレインの尻はかなり迫力があった。そのたっぷりとした尻の肉を左右に割ると、濡れそぼった割れめがぱっくりと開く。そこをじっと見つめながら、おそるおそる中指を割れ目の奥に差し入れた。ぬるぬるとして暖かいそこはドモンの指を抵抗無く受け入れる。

「んあぅ……」

 ずぷりと指が入ってくる感触に、レインが小さく喘ぎ声を上げる。レインの中は、暖かくてぬるぬるして、ぎゅっとドモンの指を締め付ける。ドモンが思ったよりずっと筋肉質な感じだ。

「あん、ドモン……。気持ち……いい」

 レインがそう言って腰を振り、中のドモンの指を自分の内壁に擦り付けた。

ドモンが片手でレインのヒダをめくり、指を出し入れしたり、中で円を描きながら、時々思い出したかのようにレインのそこを舐めあげる。中指をレインの中に入れながら、親指でレインの尻穴を撫でる。そうすると涎を垂らして気持ち良さそうに腰を振り、ぶるんぶるんと乳房が揺れた。尻穴が弱いのだなとそこを責めると、ひくひくと嬉しそうに動いてドモンに答えた。

「ああん、ドモン、そこぉ、そこなのっ!」

 何も判らないまま指でレインの秘所をかき混ぜていたが、ある場所に当たった途端レインがくねくねと腰をくねらせ、ドモンの指での刺激を催促した。

「こ、ここか?」

「そ、そうよ、あああーっつ、いくう〜〜〜〜っ!!」

 ドモンが一生懸命そこを指で刺激すると、レインの叫び声と共に、ドモンの指がぎゅーっと締め付けられた。びくんびくんと肉が痙攣しひくつきながらドモンの指をもっと奥に呼び込もうとする。

痙攣が止まり、ドモンがゆっくりと指を引き抜くと長い透明な糸が引いた。指を引き抜いた瞬間、レインの体がまたぶるっとふるえ、「あああん」と気持ち良さそうな声を上げる。

しばらく荒い息をついていたが、レインがドモンの手をぎゅっと握り締めた。

「ドモン、とってもステキだったわ」

「あ、ああ」

 レインがうっとりしてそう言うと、レインの思いがけない淫乱ぶりと女体の神秘に圧倒されたドモンが曖昧に頷く。墓地で再会した時の、着物姿の清楚なレインはどこへいったのだろう……と少しだけ思う。

 レインの手を、不意にドモンがぎゅっとにぎる。ふとレインがドモンを見上げると、がちがちに緊張したドモンの目がレインを見ている。

「レイン、いいか?」

 硬い声で短くそれだけ言う。

「うん」

 ドモンが何をしたいのか判り、レインが小さく頷いた。先ほどドモンに指を入れられたが、それとはまた別だ。緊張で体が少し硬くなる。

無言でドモンがレインをベッドに押し倒し、瞳をじっと見つめる。ドモンの手がレインの髪を愛おしそうに撫でた。

「優しくしてなんて言わないわ。ドモンの好きなようにして」

 ドモンの下で、レインがそう言って冗談めかして笑った。レインの上には、ドモンが緊張した顔でレインを組み伏せている。ドモンとレインがこうするようになって日が浅い。まだいちいち緊張して相手に確かめている。

レインの腰の下に枕を置き、少し腰をあげさせた。ドモンが、自らの固くなったペニスをレインの割れ目にあてがう。ドモン、ここよ……とレインが小さく言い、ドモンのペニスを入り口へと導く。

「あ……ッ」

 ドモンのペニスが、自らの肉を押し入って入ってくる。レインが小さい声を上げる。もう処女ではないが、レインのそこはまだきつくて、あまり上手いとはいえないドモンが狭いレインの中に悪戦苦闘した。

「う、いた……」

 レインが思わず呟き、ドモンの動きが止まり、心配そうにレインの顔を覗き込んだ。

「大丈夫……よ。平気よ。私はドモンとこうしたいんだから……っ」

 そう言って、ドモンを促すように背に回した手に力をこめる。ドモンが、ぐっと力を入れ、レインの中へ少しずつ押し入った。ズズッとドモンのものがレインの中へ根元まで入れられる。

「入ったァ……」

 レインが思わずそう呟いた。一度入ってしまえば楽になる。レインの中へ己を埋め込んだドモンが、動きを止めてレインをぎゅっと抱きしめた。

「わたしの中にドモンがいるわ。嬉しい」

 頬に涙を伝わらせ、レインがそう言ってドモンに微笑みかけた。

 優しい顔で、ドモンがレインにキスをすると、少しずつ腰を動かした。

「アアッ、はぁ、ドモン……」

 レインが喘ぎ声を上げた。

 最初は入れられても違和感を感じるだけだったが、回数を重ねるごとに快感を感じるようになっている。ドモンに体を変えられているのが判って嬉しい。

「あっ、キモチイイ……っ、ドモ……」

 レインの語尾がかすれて消えた。目をぎゅっと閉じ、快感に集中している。ドモンのペニスが中の肉と擦れるたび快感が積もり重なっていく、ドモンのペニスが奥をつつくとたまらなくいい。

ドモンの鍛え上げた腰のばねは、全く疲れを知らず強烈にレインを突き上げた。

 ズンズンと速いペースで付かれる度、レインの大きな乳房が上下にたぷたぷと揺れる。耳につけた大きなイヤリングも揺れている。その淫らな姿や、レインの入り口を押し広げて出入りする自らのものを見るとドモンも興奮した。

 やがてドモンは突くのをやめ、レインの膣奥に亀頭を擦り付けるようにして、ぐりぐりと円を描くように腰を動かす。ドモンの体力は底なしだった。全くレインを休ませず突きまくった後は、刺激に敏感になっているそこを深く抉る。

「ああーッツ、ドモン、いいのッツ、凄く、ああーッツ」

 レインが髪を振り乱して叫んだ。羞恥心も何も無く、ただドモンに肉をかき混ぜられる事しか頭に無い。

「レイン、うう」

「ドモン……。い、あ、んくぅぅぅっつ!!!」

ただきもちいいのでなく、その快感が積み重なっていく感じがする。一番敏感な膣奥にペニスの先をぐりぐりと押し付けられ、気持ち良さに頭が変になりそうだ。

高く積み上げた積み木が崩れる瞬間、レインが大声を上げ、シーツをぎゅううっと掴んだ。

「うわレインっ!」

 レインがドモンをぎゅううっと締め付けた。たまらずドモンも射精する。びくんびくんとレインの膣全体が痙攣してドモンのペニスから精液を搾り取ろうとし、ドモンのペニスもその動きに逆らえずにたっぷりと射精した。

 あ、ドモンのが……。

 ドモンが眉に皺を寄せ、射精の快感に身をゆだねているのを見ながら、レインがぼんやりそう思った。

 一回……、二回……。

 レインが心の中でそう呟く。

 何も知らないドモンが、ずるっとレインの中からペニスを引き抜いた。くふぅん……とまたレインが甘い声を上げる。

「ドモン、あのね……」

 ドモンの底なしの体力に突き合わされ、さすがにぐったりとしたレインがぽつりとつぶやいた。

「なんだ?」

 先ほどの運動など軽いウオーミングアップなのか、ドモンは少し汗をかいただけでぴんぴんしている。平気な顔でレインに返事をした。

「貴方が何回出したか、私の中で判っちゃったわ」

 レインの呟きに、お前はケダモノだと言われたようで、ドモンがレインを見ていられなくて真っ赤になった顔を伏せた。



「レイン……平気か?」

 ぐったりとベッドに横たわるレインに、ドモンが心配そうに声をかけた。レインはうっすらと目を開けるが、少し辛そうにしている。

「ごめん」

 レインの痛々しい姿に、ドモンが思わずそう言った。涙の後を頬にいく筋も残してぐったりしているレインはドモンの罪悪感を刺激した。

「何で謝るの?」

「だ、だってお前泣いてるじゃないか」

 うろたえているドモンに、レインがくすくすと笑った。

「いやだ、ドモン」

「なんだよ」

「嬉しくて泣いているのよ」

 レインがそう言って、ドモンの手をぎゅっと握った。

「私、嬉しいの」

 そう言って、ドモンに抱きついて胸に顔をくっつける。ドモンの体にレインの乳房の柔らかな感触と暖かさが伝わった。

「私、今世界で一番幸せよ」

 ぽつりと呟くと、レインの頬にまた一筋涙が伝わった。ドモンが無言でレインの体を抱きしめる。喧嘩した事や、辛かった戦いの事、いろいろな思い出が頭をよぎった。

「デビルガンダムに囚われていた私の元へドモンが来てくれた時、怖かったの。とても」

 レインがふいにそう言った。

「ドモンに嫌いだって言われるのが、怖かったの」

 だから、貴方を遠ざけようとしたの。と小さくレインが言い、ドモンはレインの体を抱きしめる手に力を入れた。

「あなたの声が聞こえて、怯えたわ。あなたを傷つけてしまった。ごめんなさい」

 声を震わせてレインがそう言い、ドモンにしがみついた。肩がかすかに震えている。

「そんな事か。怪我する事は慣れてる。師匠なんか、俺を半殺しにしても謝らなかったぞ」

 わざと明るくドモンが言うと、泣き笑いの顔のレインがドモンの胸から顔を上げた。

「ずっとあなたを守りたいって思ってたのにね」

 守りたいと思っていた人を傷付けてしまった事を責めるレインの目を、ドモンがじっと見つめた。

「俺は……レインが必要なんだ。側に居てくれ。だから気にするな、そんな事」

「そうね。よくガンダムも壊すし」

 ドモンの真剣な瞳がとても嬉しかったが、少し照れくさくてレインはそう茶化した。

「おい、レイン、俺は本気で!」

「ごめん、ドモン」

 悪戯っぽく舌を出したレインを、軽く小付き、ぎゅっと抱きしめる。

「お前に何かあったときは俺がお前を守ってやる。俺はレインになにかあったら判るんだ」

 照れくさいのか、レインを胸にぎゅっと抱きしめてそう言っている自分の顔が見えないようにしている。

「本当だぞ!」

 またからかわれてはたまらないと思ったのか、今度はレインの顔を見ながらそう言うと、レインが嬉しそうに微笑んだ。

「ドモンの側にいるわ。ずっと」

 そうドモンの目を見ながら言と、ドモンが照れたように赤面して。そうか……とかなんとか口の中で何かをもごもごと呟いた。

「ドモンの側には私がいて、私の側にはドモンがいるの。あなたに判るように、私にも判るのよ」

 そう言って、レインがドモンに口付けた。



ENDE

20040616 UP

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