クレイジー黒子俺的レビュー



ここは、黒子自身の勝手で偏見に満ちたレビューの場です
納得いかないとか、ふざけんなとか、違うだろ?
とかいう意見はご勘弁ください
そーいった自分の意見との違いが許せる方のみ、ご覧になってください


■一発目……「SUMMER SONIC 2002」


2002年8月17,18日と二日間に渡って大阪にて行われた一大ロックフェスティバル。それがサマーソニック!
俺は兄貴と行ってきたんですが、兄貴の仕事の都合で18日だけの観賞となりました。
アウトドアー(野外)、インドアー(屋内)、ニューステージ(屋内)と、3つのステージでの同時演奏となるこのイベント。
観客はそれぞれで演奏しているお目当てのバンドの所へ、各自で移動するというなかなかに妙なシステム
そのおかげで、たとえいい感じに盛り上がっている最中でも、目当てのバンドの演奏時間になれば違う場所へ移動しなければならないという、
まさに不完全燃焼

サマソニ前日。
とりあえず目当てのバンドの開催場所をチェックしておこうと、HPにダイヴ。
自分の目当ては「アンドリュー・W・K」。コレ一本。他は聞いた事あるけど歌は知らない程度という、ロックファンを冒涜するかのような意気込み
調べてみると「アンドリュー」はアウトドアーだったので、場所確保のためにも移動せずにその場に居座る事に。
「近くで見れればいいなあ」等と思いながら就寝。
この甘い考えが後に痛い思い出となるが、それはまた別の話。

当日、7時半に起床。すでに眠気に負けて「行くのやめて寝ようか」等と考えるが、チケット代もバカにならないのでなんとか出発。
大阪に到着。地下鉄に乗り換え一路目的地へ。チラホラとそれらしい奴が混じってくる。
中にはすでに「モリッシーが…」、「アンドリューが…」、「ヘイブンが…」などと、目当てのバンドの話をし始める奴も見かける。
知らない奴が見れば、訳のわからん外人の名前を呟く怪しい国際人だ。NOVA?って感じ。
そして目的地へ到着。野外ステージのでかさ、人の多さにとりあえず空いた口が塞がらない。学校の始業式とは訳が違うのだ。

ついに開催! いまいちノリにくい案内役の言葉を皮切りに次々と男達の歌が鳴り響く!
アツイ! 熱すぎる! あまりに熱すぎて、とあるバンドのボーカルがいきなり歯ブラシで歯を磨き始めちゃったくらいだ!
笑いながらも大盛り上がり! こーいったパフォーマンスが俺のツボを突く!

いくつかバンドが演奏し終わり、休憩のために一つのバンドを犠牲にして外に出る。
適当に水分と食物を補給して次に備える。
いよいよ本日の俺的メイン、アンドリューだ!!

アンドリュー登場!! 湧きに沸く観客! 23歳にしてはガタイが良すぎるぞアンドリュー! 笑顔がやたら爽やかだぞアンドリュー!
ギターとかベースとかもガタイが良すぎるぞアンドリュー!
もーなにがなんだかわからない。右へ左へ飛び跳ねまくる客! 客! 客! 誰彼構わす、手当たり次第にぶつかりまくる!
こーいった経験が初めての俺は、ぶつかってくる奴にテツザンコウ 痛ぇんだよコラ!
もーなにか乗り移ったのか、太りすぎのネーチャンがペットボトルを振り回す! 辺りに飛び散る天然水! かかったぞコラ
色々と不満というか、しこりというか、そーいった物を物を感じつつも、やはり俺もノリノリ。
マサイ族もビックリってぐらいに飛び跳ねていたのだった。

帰路。気付いてみれば手足や、腰にすごい痛みが。普段濃くしされない筋肉が一気に使用されたのだ無理は無い。
さらには、曇り空で雨まで降っていたにも関わらず、露出していた部分が日焼けしていた。ヒリヒリ痛むが、夏の勲章! と言った具合にご愛嬌
「それすらも心地よいわ」と、なぜかラオウ風に呟き、帰宅と相成ったのだった…。

2002/8/20  黒子



■2発目……「アーマードコア3」


ご存知の方も多いと思いますが、PS2用ゲームソフトです。1,2も出てますが黒子は3を買いました。
前々から興味はあったんですわ。ロボット同士でドカドカやりあってぶっ壊しあうってのは好きなんで。
ドラゴンボールでメタルクーラが出てくる映画あったじゃないすか。そこでピッコロが雑魚ロボットを蹴って殴ってぶっ壊すシーンなんか、かなり好きですね
個人的に「切って刻んですり潰す」って唄ってたロボットも好きですが。

まあ、とにもかくにも金欠のくせして購入しまして・・。最初のOP見てビックリですな。
「うわー、映像キレーイ」、なんてスーファミからPSに変えた時みたいな事言ってましたね。
ただ、映像はカッチョヨクていいんですが、BGMが盛り上がりに欠けるなあ…とも思いました。もっと映画みたいに激しい音楽にすればいいのに…。
んでもってレッツプレイ。初めから飛行機から降下しての戦闘。説明書に書いてあった操作方法を思い出しながらやってみましたが…。
なかなか大変ですな。まず、ブーストの使い方に慣れるのに苦労しました。「右にダッシュだ!」とか思ってやると、空飛びましたし
計器類も何がなんだか。AP? レーダー? 熱量? 熱量って何だ? カロリーか? ロボットにカロリー計算が必要なのか!?
まあ、そこらへんは慣れましたけど。

ミッションも色々ありますが、全体的に難易度高い感じがしますな。「とりあえず、敵を殺せ」って感じのキリングマッシーン的なミッションならいいんですが、
「トレーラーを守れ」だの、「爆弾解除しろ」だの、「スパイ追っかけろ」だのというミッションは大変ですわ。とにかく自分の機体がヘボいんで。
「トレーラーを護衛」なんて大変ですわ。障害物取り除いてやってる最中に、俺の機体にぶつかって爆発。ブレーキを知らんのか!?

機体の性能上げるのも一苦労。金が無い→性能を上げられない→性能がヘボいからミッションを遂行出来ない→ミッション遂行出来ないから金が無い→最初に戻る
この悪循環がひたすら続いた。どーしたものかと、ミッションせずにアリーナやってましたね。んでもってアリーナで勝った金でマシンガン買いました。
このマシンガン、数撃ちゃ当たるで結構使い勝手が良い。調子にのってミッションやってみると、久しぶりにクリアー出来た。
喜び勇んで「いくら貰えるかなー」なんて思ってると

報酬…11000C
弾薬代…−17250C
−−−−−−−−−−
計…−6250C

元取れて無いじゃん! 働いて金が減るって何それ!? 一生懸命働いて借金してどーすんねん!? そこんとこどーよクレスト社!
…つーわけで、ミッションでは一発一発の威力の高いライフルに変更。マシンガンはアリーナ専用です。

こんな風に書いてると、クソゲーじゃんとか思われそうですが、それは間違いです。
なかなかに奥が深い感じで、おもしろいゲームですよ。ブースト使って優位に立ってるときなんて、「俺ってニュータイプけ?!」なんてバカな事思ったりします。
やっぱり、自分の機体を自分が操縦して勝つってのは気分が良いものです。古くから言えばミニ四駆時代からでしょうか?
将来、本当にこーゆーガンダム系な二足歩行ロボットで戦争する時代が来るんでしょうかねえ…。
あ、そーなるとメイドロボとどっちが先に開発されるか気になりますな。

2002/8/22  黒子


■3発目……メンズコミック7


 −−−−ピロリロリロリー…、ピロリロリロリー…
 やたらと頭に響く3和音。目覚まし代わりにセットしておいた携帯が鳴っている。
 現在、朝の7時5分。こんなに早く起きるのも久しぶりだ。いつもは昼間で寝ているからな(ダメ人間)。
 イベントの朝はいつも早い。これは単に開場から遠いところに住んでいるせいだが、致し方ない事だった。滋賀県は住むには良い街だ。ある程度の店も揃っているし、
地理的に大阪や京都にも近い。ただ、難を言えば20年も住んでいれば飽きるという事だ。少年が成長し、都会に憧れる様に、自分も都会に出たいとは思っている。
ただ、都会に出るためには色々と捨てなければならない物、そして手に入れておかなければならない物がある。それはとても面倒な事だ。
 そんな事を考えながらシャワーを浴び、服を着替え、朝食をとる。ちなみに、起きる時間がいつも遅いため朝食はほとんど取らない。久しぶりに早く起きてとった朝食は、
ただ今全品100円のミ○タードーナツのドーナツだった。何の因果か16個も買い置きしてある。明らかに間違った量。アメリカ人かウチは
もそもそと租借し、水で流し込む。朝っぱらからの甘いドーナツは、食欲とやる気を失わせるには十分だった。

 ガタガタと電車に揺られ、目的地愛知県刈谷市を目指す。滋賀に住んでいる自分は米原で乗り換えねばならない。そのため眠る事は許されなかった。
仕方なく、持ってきていた小説を取り出す。準備万端とはこの事だ。長旅には暇つぶしが必要なのだから。
 自分の完璧さに微笑しながら取り出した小説は、富士見ファンタジア文庫のフルメタルパニック。テンポのいいギャグと非常識なキャラが笑いを誘う一品だ。
少しウキウキしながらページをめくる。……最初の2行を読んだ時点で全ての内容が頭に浮かんだ。これ最近読んだ巻やん
 自分の愚かさに半泣きになりながらも、仕方なく全てを読んだ。それなりにおもしろかった。

 そうこうしている内に刈谷に着いた。イベント側から送られてきた地図を見ると以外に近いようだ。これなら歩いて5分もかかるまい。
 駅を出て、開場に向かう。いつもの事だが「ホントにこっちであってるん?」などと不安になってしまう。弱気になるな俺。YOUはいつも完璧だZE。
歩く事数分。分る人にはわかってしまうオーラを纏った人物を発見。間違いない、同じ穴のムジナってやつだ。コイツについて行けば開場に案内してくれるだろう。
などと、ハンター試験の雑魚みたいな事を考えながら尾行。ものの見事の開場に案内してくれた。やった、1次試験突破だ。ハンター試験もちょろいぜ。

 開場に入り、自分のスペースを探す。ここで、イベントがわに一言。頼むから机にスペース番号を貼っておいてくれ。半分勘で座ったぞ俺。
 ワタワタと準備をはじめ、商品を置く。いつもはホワイトボードに張ってあるマグネットグッズも、今日は机の上に置く。お客さんの目に触れやすくするためだ。
準備万端。いつでもかかってこい! そんな風に意気込みながら向かいのスペースを見ると、雪○乳業の事件を取り扱ったサークルだった。なんとなくブルーになった。

 何事もなく、開場。「始まりはいつも大手から」という格言の如く、客は大手に流れ込む。スペースを囲み、行列を作り、中を見てもいないのに買いあさる。
その様はまさに戦場。みんなのオカンの戦、バーゲンのようだった。
 大手の波が収まると、客は適当にぶらつき始める。細かなサークルに目を通し、気に入った本を買うのだ。
 俺はいつも声を出す。「どーぞー、見ていてください」、「よかったらご覧になってください」。決して「買ってくれ」とは言わない。ギャグで売っている俺としては、
中身を見てもらわないと始まらないのだ。
 それから大体2時間。読んでいって買う−−−−そーいったお客さんがいくつかやってきた。ありがとうございます、ありがとうございます。
やはり自分の作った物が売れると言うのは気分のいい物だ。バイトなんかで物を売るというのでは、味わえないこの感覚。ありがとう青春。

 しかし、昼を少し過ぎると、客足はぱったりと途絶えた。いや、自分の周りだけではない。会場全体的に人が少なくなっている。明らかに人口密度が減っているのだ。
 少々不安になりながらも販売を続ける。だが、その不安が当たったのか、読んでいく客はいるものの買う客は滅多にいなくなった。いや、読んでもらうだけでもありがたい
のだが、やはり買ってもらったほうが遥かに嬉しい。
 自分の願いもむなしく、それから2時間。買ってくれる客はいなかった。いつもなら終了まで残っている俺だが、今回ばかりは分が悪い。
終了まで1時間を残して荷物をまとめ、そそくさと開場を後にした。自分の無力感にさいなまれつつ帰路に着く。負けたとは言わないが、勝ったとももちろん言えないイベントとなった。

 その日−−−−帰りがけに名古屋で食べたきしめんがやけにマズかった。

2002/9/16  黒子



■4発目……秋夕


−−−−忙しい世の中。仕事やら家庭やら、恋愛やらその他。
色々やらなければいけない事と、やらなくてもいい事が溢れかえっている日常。
そんな日常でも、個人の日常はそうそうおもしろい物じゃないだろう。特に俺の日常は人に見せられる物じゃない。
そんな日常のサイクルとして、今日の俺はバイトが休みだった。昼頃起きて、ボーっとする。そんな日常。
当初は外に出かけようかと思っていたが、雨のために断念した。結局、いつもの通り部屋の中での不健康な生活になる。

そんな一日の夕方、空を囲うように虹が現れた−−−−。
降り続いた雨が緩まり、雲を払うように陽が差し込む。その時出来た十数分のアーチ。
綺麗だった。久しぶりに心の底からそう思った。虹自体見るのが久しぶりなわけでもあるが、そんな事はどうでもいいくらい綺麗だった。
紅く染まる空は幾度となく見たが、虹の出た今日の夕方は何故か黄色に染まっていた。黄色黄色黄色−−−−さっきまで灰色に澱んでいた空が黄色一色に染まる。
家の窓と言う窓から、黄色が入り込んでくる。物本来の色を覆い尽くして、世界を黄色に染める。無害だけど、怖くなるくらいの黄色。

その光景に思わず仕舞っていたカメラを取り出していた。電池を探し、フィルムを探す。久しぶりに取り出すカメラは埃をかぶっていたが、どうにか払って空に向ける。
空に描かれたアーチは、大きすぎてファインダーに収まりきらなかった。後ろに下がってなんとか収めようとするが、家が邪魔をしてそれさえもままならない。
−−−−もどかしかった。家なんか全てぶっ壊してしまいたくなった。今、目の前にある光景にはそれすらも当然に思えていた。

たった5分でフィルム一本を使い切り、部屋に戻る。全体は撮れなかったが、それでも満足はしていた。後は部屋に戻って、虹が消えるまでの間空を見続けよう。
タバコを吸いながら空を見ていると変化があった。虹の形はそのままに、空の色だけが変化していく。
黄色から紅、その紅に紫が混ざり、信じられない色になっていく。
自分じゃ表現の出来ない色になった空。どんな割合で色を混ぜれば、こんな空になるのか検討もつかない。自然だけが作り出せる芸術。自然だけの作品。
何となく悔しかった。自分が夢中でシャッターを切ったのは早すぎたのだ。例えて言うなら、熟していない内に果実を収穫してしまった感じ。
本当に美味いのは実が熟しきったその時だったのに−−−−
そしてその数分後、空はどんどん明るさを失い、虹も消え、夜へと移っていった。
もはや先ほどの風景はどこにも無い。あれだけの芸術を一瞬にして黒へと染めてしまった。自然には全く欲が無いのだろう。

時間にすれば、たった十数分の出来事。それだけの事なのに、こうして文にしたくなるほどの感動を受けた。
また明日も、違った空が見れるのだろうか

2002/10/1  黒子


■5発目……メダル・オブ・オナー(PS2)


ゲームです。PS2のゲームです。元はPCの洋ゲーなんですけど、移植されたんですな。
京都のゲーム屋行った時にデモみたいなのが流れていて、その時から目をつけていたんですがPCゲームってのはどーも敬遠しがちだったんですよ。
だって、スペック(死刑囚にあらず)によって動かせるかどうかわかんないし、操作もマウスっぽいし。やりたい気持ちはあるけど、買いたい気持ちは薄かったんです。
そんな理由で買わずに年月が経っていきまして・・・。

それは某月某日、大阪日本橋をウロウロしている一人の男。
背負ったカバンの中に、お巡りさんには見せられない品物を詰め込みながらゲーム店をハシゴするその男は、名を黒子と言った。
何かおもしろそうなゲームは無いか、暇を潰せるゲームは無いか? ただそれだけを考えてゲーム屋の敷居を跨ぐ。
だが、何も見つからない。新作と言う札を貼られ、商品棚に並ぶゲーム達。さっと目を通し、彼は呟いていた。もはや何度口にしたかわからない呟きを。

「−−−−ヤリゲーばっかやんけ…」(※1)

エロゲー見てんのかよ!!(三村風) そんなツッコミが入りそうなところだが、彼は気にしなかった。そもそもここに来た目的がソレなのだから。
友人から頼まれた品物は難なくゲット出来たものの、彼自身のためのゲームは未だ見つからないでいた。
彼の脳裏に嫌な考えが過ぎる。

−−−−このまま何も見つからへんのちゃうやろか?
−−−−地下鉄代払って、足棒になるまで歩いて手ぶらで帰るんやろか?
−−−−しかも時間があらへん。飲み会があるから8時までに帰らんと…。

不安と焦りが彼を苛む。だが、いくら焦っても彼のハートにズギュンと来る物は見つからない。
このまま焦りに任せて、適当なゲームを買って帰るか? いや、それで失敗したら目も当てられない。昔一度やったし
商品棚を何回見回しても並ぶ商品は変わらない。ヤリゲー、ヤリゲー、3D、ヤリゲー−−−−−、一つおかしな物が入っていたような気がするが気にしている時間は無かった。

−−−−俺はヤリゲーが買いたいんじゃない! なんとなくシリアスでそれでいて程よくエロを含んでいてキャラが俺好みなゲームを買いたいんだ!

体の奥から湧き上がる熱い思いが、自然と彼の拳を強く握りしめさせる。悲しい事に「それは贅沢だろ?」と突っ込んでやれる人間は周りにいなかった。
−−−−このままじゃいけない。少々古いヤツでもおもしろそうな物を…! 
いや、いっそ3Dでも買ってみるか? ダメだ、なんかCGヘボそうだし。バーチャファイター(初期)みたいなエロなんて俺は見たくない!
意味の無い思考が堂堂巡りする。時間はもう無い。

−−−−とりあえず次の店を最後にしよう。そこで買う物がなかったら…

その続きは考えなかった。いや、考えたくなかった。軽く頭を振りながら今の店を後にする。
店の入り口を出ようとした時、何かが目に入った。反射的にそちらを向く。

そこにあったのはTVだった。店用に設置されたTV、何かのゲームのデモがずっと流されている。
自然と足がそちらを向いた。数歩近づいてTVの画面を見つめる。
銃弾、銃声、軍服、そして爆発−−−−。
そこにあったのはまさしく戦争だった。リアルな映画じゃないかと思えてしまう程リアルに作りこまれた戦争ゲーム−−−−昔見たままだった戦争ゲーム。
自分でも驚く程、素早く名前が浮かんだ。

「メダル・オブ・オナー」

まさしくそれはメダル・オブ・オナーだった。そして、それを理解してから衝撃と感動が胸に広がっていくのを感じる。じんわりと、しかし確実にそれは俺の身体に広がっていった。
泣きそうだった(ウソ)。年甲斐もなく泣いてしまいそうだった(ウソ)。ただ子供の様に泣きじゃってしまいたかった(ウソ)。

−−−−移植されたんだ!

そう思って棚を見る。ズラッと並んだゲームの箱。そこに貼られた一枚の札。

「ただ今売り切れ中」

無いのかよ!!(三村風) −−−−今度こそ突っ込んでいた。心の中でしっかりと。


と、言うわけで長い前フリでしたが買ったという事です。
結局日本橋では見つからず、2週間ぐらいかかって地元で買いましたけどね。
いやー、おもしろいです。絵もいいし、雰囲気もある。あと、ゲームに夢中になって見落としがちですが、BGMがかなりいい!
「プライベートライアン」とか「スターリングラード」(どちらも映画です)好きな人にはたまらない感じに仕上がってます。
プレイ当初こそ中々任務をこなせませんが、何回かやっているにつれクリアーできるようになります。よく考えて作ってありますよ。
使える武器も豊富で、後の任務になると武器がその当時の様に最新物になってます。凝ってますね。
ちゃんとリアルな効果音もあります。とくにスナイパライフルの音はいいですね。ちゃんとエコーかかってます。

と、いうわけで長い前フリのせいで批評は少なくなりましたがいいゲームだと言う事です。現在も鋭意プレイ中です。
ただ、一つだけ難クセつけるとすれば、まわりのキャラの首の動きがおかしい。クニクニクニクニ頭が動いて首が据わっていない状態。なんか昆虫の頭の動きです。

※1……主にエロをメインとしたゲーム。調教、陵辱など、無茶な設定から始まる物が多い。

2002/11/15  黒子


■6発目……クリスマス


−−−−音楽が鳴っている。緩やかに。しかし確実に耳に入ってくる。
どこかで聞いた事のあるフレーズ。誰もが口ずさんだ事のあるメロディ。そう、クリスマスソング
恋人達の聖夜。家族達の聖夜。一番大事な人と一番大事な夜を−−−−

−−−−メーリークリスマス



何ふざけた事書いてんだコンチキショウ

と、いうわけでクリスマスです。イヴですけどね。まあ大差ないんで良いとしましょう。
世間一般の恋人達にとっては一大イベントかもしれませんが、一人モンの男達にとっては憎むべき記念日です。少なくとも俺にとっては。
街中のどこに言ってもクリスマスソングが耳に入り、どこを向いても「クリスマスセール」やら、「クリスマスフェア」やら目白押し。
なんていうかここまで宣伝されるとこっちとしても、「わあ、クリスマスかあ…。そうだ、祝わなきゃ
なんていうか、洗脳の一歩手前まできちゃいますね。悪質なプロパガンダでしょうか。
この巷で噂のクリスマス。詳しくは知りませんが、本来はキリストの誕生日だとか。
それがいつのまにやら恋人達の一大イベント。大手百貨店、宝石店、お菓子店、鶏店(ケン○ッキー)などは、ここぞとばかりに宣伝宣伝また宣伝。
一年の中でのビッグな稼ぎ時なので熱が入ります。同人で言ったらコミケですか? 特に鶏店なんかは、この日のために店を開いているようなモンでしょうな。
一体この日のために絞められた鶏は何羽になるんでしょうか? 凄まじい数でしょうな。そりゃドードー鳥も絶滅しちゃうってもんですよ兄さん。
俺の推測ですけど、この二日間だけは、鶏消費量が王将を超えるんじゃないでしょうか? 一日何千羽でしたっけ?


まあ、そんなニワトリ達のバッドデイなクリスマスですが、子供達にとっては嬉しい日でしょうね。
なにせ、サンタさんとかいう面識も何も無い外人がプレゼントをくれちゃったりするんですよ。しかも無償で。
全世界の子供達にとってはサンタさんは親より好きな人になっちゃうでしょう。
多分街中で子供に声をかけて「自分はサンタさんだから、何か買ってあげよう」なんて言ったら、絶対着いて来ちゃうんじゃないでしょうか。怖いですね。
話的に関係無いんですが、マク○ナルドのドナ○ドって、CMみたいにいきなり窓から顔出されたら子供泣きますよね。あの気色悪い化粧で「ドナルドマァジック」ですよ? トラウマになっちゃいますよ。

さて、何やらグチみたいなレビューになっちゃいましたが、ご勘弁ください。
黒子はこれから同人誌用の原稿と、年賀状イラストを書かなきゃならないのです。グチもこぼしたくなるってもんです。まあ、合間にshinobiやりますけど。
では皆さん、よいクリスマスを

2002/12/25(書いてたら日付変わってた)  黒子


■7発目……BON JOVI ライブ



ボンジョビです。ボンジョビなんです。知らない人はあまりいないと想いますが、外国のバンドです。
と、いうわけで大阪で行われたボンジョビのライブに行ってきました。

夕方からの開演なので、昼間はゆっくりできます。目を覚ましたのが昼の1時。この辺りはいつも通りのダメ人間っぷり。ステキです
そのまま大阪まで1時間。入場は3時からなのですが、全席指定席なので急ぐ事はありません。
大阪駅辺りはどうと言う事はなかったのですが、環状線に乗って、大正という所で降ります。なんとなく駅名に浪漫が咲き乱れてますね。大正ですから。
いったん電車から降りてビックリ。一体電車のどこに隠れていたのか、人が降りるわ降りるわ。数秒にして駅のホームは人の海です。押し合いへし合いしながら、皆階段へと殺到していきます。そりゃもう、押されて誰かホームに落ちてないか? ってな感じです。誰も落ちてはいないようですが。
この時点で嫌がおうにも期待は高まります。

駅から歩いてすぐ、会場である大阪ドームが見えてきました。大きいです。そりゃもうバカみたいに。
自分はコンサートと言う物は、サマソニ以来の2回目のぺーぺーなので、ドームでのコンサートと言うのは初めてです。ドキワクですね。
指定席という事なので、先に何か食べておこうと会場周辺をブラつきます。鶏大好きの自分としては、歩いている途中にあった「唐揚げ屋」という屋台が気になったのですが、さすがに通り過ぎたのでやめておきました。無難にマクドの列に並んでバリューセットを購入。植え込みのある場所でもそもそ食いました。しかし、さすが天下のマクド! 客が多いと作りが適当です。パティとパンが南斗水鳥拳状態。ズレまくっております。シャオ!

んでもって入場ですが、入ってみてその広さにビックリ。凄まじい奥行きです。なぜか人間の進化に感謝してしまいましたね。すげえや。
自分は一塁側の席なので行ってみると、何故か先客が。
「はっはぁ〜ん、間違えてやがんなこの野郎。OKOK、まあこんだけ広いとよくある事さ」
等と、心の中で小バカにしながら、チケットを拝見。しかし、席番号は合っている。少々不審に思って自分のチケットと比べてみると、

自分→「上段」
相手→「下段」

バカは自分でした。そのままヘコヘコとゴミのように謝りながら階段へ。
二階席に着くと、まずビックリしたのはその傾斜の角度。中々に危ない角度ですよ奥さん。転がったら止まれない程度とでも申しましょうか。
「こりゃあ、飛んだり跳ねたりは出来ないね」と、少々ブルっちまいながら着席。

ライブが始まると、やはりスゴイ盛り上がり。世界的に有名ですからねえ。
調子よく歌が流れていく最中思った事が一つ。

…ほとんど歌知らねえなあ

スミマセンゴメンナサイ。にわかファンでごめんなさい。もっと勉強しておくべきでした。いい歌だってのはとても良く分るんですが。
そのせいか、サマソニのアンドリューのようには盛り上がれませんでした。ただ、アンコールで歌ってくれた、「It’s my life」等は、よく知っておりました。

終わってみると、開始から2時間程度という短さ。それでも内容は充実した物でした。やはり、歌う本人もカッコイイですが、なにより照明効果がいいですね。
歌のカッコヨサを盛り上げております。いい仕事してますよ。

今度は自分の良く知ってる人のライブに行きたいですね。もしくは一度へビィなロックに行って、リウマチになるまで頭振ってみるのもいいかも?
そう思った冬の空でした。

…何か今回のレビューはサッパリですな。風邪気味ですから

2002/1/13 黒子



■9発目……ガンパレードマーチ(PS)


ガンパレード、ガンパレード、ガンパレード、ガンパレード!!

−−−−はい、というわけでガンパレードマーチです。
本来なら、マブラヴとか先日行ったC−レヴォのレビューでもするべきなんですが、残念ながら後回しです。
なぜなら! 今! 俺が! ハマっている物がこれだからです!!

いやー、前前から名前は聞いていたんで、気になってはいたんですよね。99年の作品なのに、いまだに同人誌とか出てるし。
最近始まったアニメ放送を見て、これまた興味が湧きました。なかなかいい動きで、最初はシリアス、だんだんラブコメ(?)になってきて、とてもいい感じ。
と、いうわけでダチが購入するのに便乗して、自分も購入。「ダチが終わるまで待って借りろよ」という意見もありましたが、却下です。やりたい時が旬なのです。その時期をはずしてしまえば、それはもはや何の価値も無いのです。

と、いうわけで原稿も描かず(死)、やっといた方がいい事もせず(呪)、ガンパレードマーチをやっておりました。
ダチの二日遅れで始めたんですが、どうやらすっかりとダチの進行状況を抜いたようです。ダメだな俺。
まあ、とりあえず大局を見るために細かい事はほっといて……いいですねコレ。
なんというか凝ってます。作りもそれなりに凝ってるんですが、システムがとても凝ってます。なんつーか自由度が高い高い。
ネタバレになるかもしれませんが、本来ロボット物は「主人公はパイロット」という暗黙の了解みたいなものがあったんですが……(そうなのか?)。
これは、進行次第で整備士やら司令やらオペレーターやら、その部隊の役職に大体なれちゃいます。これはいい。
ただし、「圧倒的戦力を持つ、鬼神のような主人公」を目指す俺としては、そんなお役所仕事に就くつもりはまったくありませんが。もちろんパイロットです。37564(皆殺し)ですわ。

戦闘はシミュレーションです。作戦やら戦略など、シミュレーション嫌いの俺なんですが、これは十分遊べます。
大雑把な部分が主で、細かい部分はあまりありません。攻撃の射線、移動範囲、障害物、そこらへんが主な部分です。コレは簡単。
難しすぎず簡単過ぎず。丁度いいバランスです。視点変更も出来ますし。

さてさて、他の部分はと言いますと、このゲームのメインディッシュ! 学園モードです。
人工知能(AI)搭載のキャラクターは、なんと決まった行動などほとんど取らずに、好き勝手に歩き回る! 話し掛けてくるし、ケンカもしちゃう!
仲良くなれば、告白、恋人関係にも!! それはそれで苦労があるんですが。
女性キャラもなかなか人数がいるので、かなり遊べる。女に飽きた人には男性もどうぞ。猫もいますぞ。ちゃんと愛情メーターあるし。

と、これ以上の説明は長くなるだけなので、省略。とにかく遊べるゲームです。
まあさすがにPSなので、PS2に比べてポリゴン粗いけど。そこはそれ。気にならない程度です。火魅子伝の戦闘ポリゴンより数倍マシ。あれは笑った。
と、いうわけで日記みたいに気になったことを書いていこうと思います。出来ればですが。
今現在1プレイ目の終盤。2プレイからは声も出るとか? 楽しみです。

PS:男キャラに話し掛けたら幸福状態になりやがった。速攻でマップから退去。ビビった。

PS2:小学生キャラの「東原ののみ」。「見る」コマンドで状態調べたらーー−−−−「Hな事してえ」。……ビビった。

2003/5/2 黒子


■10発目……現在の現状について(ダメ人間)


ちゃらりらちゃらりらりろり〜♪
ちゃらりらちゃらりらりろり〜♪

ああ・・・頭の中であのメロディがエンドレスで流れている・・・。鳴り止まない、鳴り止まないよお・・・。
CR新海物語の回転中の音が

・・・・と、しょっぱなから知らない人にはわけのわからない事なんぞ書いてしまいましたが、簡単に言うとパチンコの話です。
なんというかかんというか、最近妙にパチンコばっかり行ってしまいますよ。別にバカスカ当たってホクホクゥ! ってわけでもないのに。むしろ負けてるのに。
なんかねえー。俺って本当にクジ運とか無いみたいだねえー。ウチの家系は代々、そーいう物が欠けてるのかねー。霊感も無いけど。
たまーにでっかく勝つんすよ? 4万とか3万とか・・・、最高は7万ですよ7万。しかも等価じゃないところで。
こんな風に書いてると、「へえー、パチンコってやっぱ当たると儲かっちゃうのかー。ちょっとやってみようかな」なんて思っちゃう人がいるかもしれませんが、ここで一言。

死ぬぞ?

いや、本当、マジで。俺も最初の頃は「2,3千打って当たれば儲けモンじゃわいー」なんて軽いこと考えてましたが、やればやるほど抜け出せなくなるというか・・・。
ズブズブと沈んでいく沼のような感じです。今じゃ投資額は平均で1万。財布の中の札を全て放り込むのが当たり前になってきちゃいました。怖いですねえー。
これを見てる人の中にも、ボロクソに負けてる人や、俺って最強? って感じに勝ってる人もいるんでしょうね。羨ましいったらありゃしない。
まあ、パチンコはパチンコで置いて置けばいいんでしょうが、最近同人活動にも支障をきたすようになってまいりました
これといって実害は無いんですが、ボロクソに負けた日にゃあ、

原稿を描く気がしない。


頭がブルーで何も浮かんでこない。


つーか最早動く気さえしない。

なんて事になっております。ヤバイヤバイ。
と、言うわけで、見ている皆さんには「ふざけんな!」って感じだと思いますんで、謝罪します。申し訳ありません!
これからはやらなきゃいけない事をやってからパチりたいと思います。
誰か攻略法でも教えてくれ!

2003/7/25 黒子


■11発目……サンクリなのです(サンシャインクリエイション)


サンクリです。東京です。イベントです。

・・・・・と、いうわけで東京のサンシャインクリエイションに行って参りました。今回は前回に続いて新刊を2回を落とすという暴挙、というか愚挙。みなさんすみません。

22日午後。とりあえず新幹線に乗って行かなければならないので、相方と米原駅にて待ち合わせ。その際、いつもの癖で大阪方面のホームに下りてしまったのは軽いお茶目。もはや初めからダメっぷりが伺える、やるな俺。
米原駅に行くまでに相方が電車に乗ってくる。まあ、手間が省けたって感じなんでよし。俺の隣に座る相方。そして前の席から聞こえる奇声
「ヒィィィィ〜〜」や、「ムニャムニャムニャ」など、奇声の手本とでも言わんばかりの見事な奇声。どうやら前席の方は妖精か何かお話が出来るメルヒェンなお方のようだ。助けてモルダー

米原駅に到着し、そのまま新幹線へ。ちなみに前回、東京のイベント(4月のC−レヴォ)に向かう際、同じように新幹線に乗ったのだが、チケット屋で購入したチケットが丁度イベントの期間は使えないという罠にかかった。それでも改札は通れるので、気づいたのは東京の改札。チケットを入れても改札は無情にも俺を通してはくれず、「関西の人間は関東に来るな、という事だろうか?」などと偏見を持ってしまった。仕方なく改札で新しいチケットを購入し、外へ出る。むかついたので、チケット屋で購入していた帰りの分のチケットは、新橋のチケット屋に売っぱらってやった。大体5千円の損。やれやれだぜ。

座ったままとは言え、電車に3時間はさすがにツライ。持ってきた小説で大体半分以上は消化できるが、残りの時間はどうしようもない。ちなみに眠気も無かった。途中で買った駅弁はとても普通。やはり幕の内は俺的にダメ。特徴が全く無いからな。あえて特徴を言うとすれば、焼き魚。噛む度に歯を押し返すあの弾力は見事だ。どこの海で捕れたものかは知らないが、学名はゴムフィッシュ(日本名:弾力魚)だろう。決してサバではないはず

どうにかこうにか東京に到着。山手線に乗り換えて秋葉原へ。別に着いて早速怪しいお店を回ろうと言うのではない。秋葉原に我々のねぐら(ビジネスホテル)があるのだ。
秋葉原に到着し、ホテルを探す。「徒歩二分」という、とてもアバウトな説明のため、少々探す。言ってみれば秋葉原駅から徒歩二分で行ける距離、それを半径としたサークル内は全て捜索範囲なのだ。さすが東京、この程度の説明でも皆迷わず目的地につけるのだろう。関西人間の自分は経験不足はいなめない。駅員に聞いて、どうにかこうにか到着。辿り着いた部屋の中で火曜サスペンスの真似事などをしてみる。まあ、お約束というものだ。

いったん腰を落ち着けてから、秋葉原の街並みへ。大阪の日本橋と比べて範囲が凄まじく大きいので、さすがに全てを回るわけではない。とりあえず前日から目をつけておいたメイド喫茶へ。前日、急に調子の悪くなったネット状態でなんとか地図を一枚出したにも関わらず、その地図は大きく間違っていた。どうなってんだヤフー。
とりあえずメイド喫茶に着いたものの、中は至って普通。ウェイトレスのメイド服を見た時は妙な笑いがこみ上げてきたが、それでも店内は至って普通の喫茶店。俺ならもっと狙った雰囲気にするのだが。軽く小腹がすいていたので、カルボナーラを注文。見事に味が薄い。関東は濃い口だと聞いていたのに、これでは関西−−−−いや、標準より薄い。仕方なく、塩と胡椒を自分で足すと格段にうまくなった。料理の基本である塩コショウをここまで抑えるとは、斬新というより、すでに忘却の範囲

その後、相方の話によって過剰に膨らんだ期待を胸に、パチンコ屋へとレッツ・ゴー。
なんともなしに打ち始めるが、見事に回らない当たらないと、かっぱえびせんのキャッチフレーズのような台の状態に、かなり嫌な気分になっているが、新台を打ってからそれは喜びへと変わった。打ち始めて5回目。見事に確変大当たり。それから再抽選でA連荘。時短終了後に確変1セットを大当たりし、結局2万8千の儲け。やはり等価交換はでかい。負け分を補い、相方と山分けしてお互い9千の勝ち。よしよし。
しかし今回当たったのが新台だったので、イマイチ東京のパチンコ屋が出る、という確信には至らない。ほとんど等価である事は嬉しいが、その分回らない当たらないでは全く意味が無い。次回にそこんとこを検証したいと思いながら一日目終了。ちなみにビジネスホテルのエロチャンネルは、同じビデオを流しっぱなし。花嫁は一体何回汚されるのだろうか。姉さん事件です

二日目。イベント当日。朝早くに起床しチェックアウト。そのまま池袋へと向かい、はじめてのデニーズ(はじめてシリーズ)にて朝食。アフガンの子供達に申し訳ないぐらいお腹一杯で、そのままサンシャインへ。妙に斜めになっている階段に愚痴をたれながらも、会場入り。人が多いし、会場もそれなりに広い。うむ。やはりこうでないと。

イベント開始後はそれなりに賑わったが、後半伸び悩む伸び悩む。結局不発に終わり今回は終了。メインとなるはずのイベントの内容がたった一行で済んでしまうのはどうかと思うが、これはこれで仕方ない。いそいそと片づけを初め、そのまま会場を後にする。付け加えるが、スタッフの人が配っていたあのチラシ。ゴミを片付け終えた後に配るのはやめてほしい。

そのまま池袋でピザを食い、パチンコを打ち、東京駅へ戻り、新幹線で帰宅。帰りの新幹線も寝るに寝れず、小説を読んで時間つぶし。結局家に着いたのは11時半だった。

今回の反省点・・・・やっぱ新刊が無いと華に欠けるのか、売れ行きはイマイチ。まだ大阪のイベントの方がよく売れるという、中々深刻な結果を残す物となった。次回の東京(10月5日)は新刊を持っていくので、このような結果にならないように期待したい。あとパチンコも。

2003/9/26 黒子


■11発目……俺的深夜テレビ


深夜テレビ。深夜にやってるテレビの総称。別に『イヤーン』なテレビ限定ではない。まあ、確かにある事はあるが
こちとら居住区が関西圏なので、東京の方とはちと、違うかもしれない。東京で昼間やゴールデンでやってる番組が、こちらでは深夜だったりするし。
さてさて、これから数回に分けて関西圏−−−−俺の住んでる地域で夜中にやってる番組をピッカップ! 俺が見ているの限定で!
ちなみに放送曜日はよく覚えていないので、割愛

その1……タモリ倶楽部

まあ、結構知ってる人もいるんじゃないでしょうか? 実際タモリが出ている番組を関西ローカルでやる事はないだろうし。
明るく小粋なBGMと共に画面に写るのは、なぜか女性の臀部(尻)。色とりどりの下着を着けたケツが画面一杯に左右に振られるという、子供はもう寝なさい的なOP。
もちろん、この時点でチャンネルを変える奴はほぼいないであろうと思われる。(自分の子供がいる場合は除く)
ちなみにその中にはCGで作られた尻も登場するのだが、いかんせん作りが雑。滑らか過ぎる曲線に、光沢の無いつや消し肌は、気分を害する事請け合い

OPが終了すると、CMを経てようやく本編が始まる。やる気があるのか無いのかさっぱりわからないタモリが登場し、「毎度おなじみ流浪の番組タモリ倶楽部…」などと、毎回変わらない喋りを披露し始める。っつーか流浪の番組のくせに、放送時間は毎回同じ。以外にしっかりしている
ついで本編の内容はと言うと、一言で表現できる。
マニアック
この一言。毎度毎度駅構内から、発着を繰り返す貨物列車を眺めたり、25種類程の各地のイカの塩辛を食し、甘味がどーのこーのと評価を加えてみたり。さらにはSM倶楽部で仮体験などと、これぞ深夜っ! と言わんばかりの内容っぷり。興味が無ければチャンネルを変えればいいのだが、そのあまりのマニアック、無駄知識ぶりになぜかチャンネルを変える気がしない。まあ、時間が時間なだけに、他局でめぼしい物がやっていないというのも理由の一つではあるが。
タモリの薄味な突っ込み、大して聞いた事も無いようなゲスト、制作費はいくらか気になるような番組構成。さっさと最終回にならないところを見ると、意外と見ている奴は多いのだろう。
もちろん、深夜には欠かせない下ネタもかなり用意されている。っつーか江川達也は死ぬほど下ネタが好きなんだなあ…などと思ったり。

とにかく知識的にはかなり無駄な部類に入る内容を毎回毎回飽きる事もなく繰り返すこの番組。一番楽しんでいるのはタモリじゃないかと思うがそこは気にしないのが大人の世界。
アナタも暇だったら一度見てみましょう。どうでもいい知識の幅が広がるかも。

・ナイス度★★
・役立ち度★★
・暇つぶし度★★★
・(最大評価は★5つ)

追記:空耳アワーはかなりイイ。昔の番組『タモリのボキャブラ天国』を規模縮小でやってる感じ。毎回約2曲分をおもしろ映像付きでボキャブっている。もちろんハズレもあるが当たりもaある。当たった場合は夜中に爆笑する事必死。

2004/5/8 黒子


■12発目……今年を振り返っちゃう


そんなこんなで現在2004年12月7日。
いつのまにやら年末なわけですが、あっという間に2004年が過ぎ去ろうとしております。
久しぶりの俺的レビューなわけですが、前回のレビューを読み返してみると深夜番組を紹介していくとか書いてるくせに、一回でやめてしまうこの体たらく。さすが俺
まあ、誰も見ていないと思うのでいいだろうと思う今日この頃。

そんなわけで過ぎ去っていく今年を振り返ってみようと思ったのだが………、なぜか前半(1月〜7月くらいまで)の記憶が全く無い。
なんとか思い出そうと記憶の棚をコソ泥ばりに漁ってみるが、おもしろいくらいに何も出てこない。
なんというか、それほどまでに記憶に残らないさっぱりした日常だったのかと、自分でも少々不安になる。それか、知らないうちに宇宙人(グレイ)にでも攫われて記憶操作でも受けたんじゃないだろうか? もしそうなら、半年以上の記憶をまるまる消しちゃう宇宙人の科学力に疑問を感じちゃうのだが…。

仕方ないので思い出せる事だけでも思い出すことにする。
………ふむ、確か8月の頭辺りにとある会社の面接を受けたな。大坂までスーツ着込んで出かけ、通された部屋には4人の重役が待っていた。もちろん、全員がそれなりの中年。なんというか、一人ぐらい妙齢の女性でもいないのかと、僕チャン非常にガッカリだ。
とにもかくにも面接が始まったわけだが、見知らぬ他人の前では小動物ばりに怯えてしまう(知り合いの前では牛馬のように自堕落なのだ)俺様にとっては地獄のような時間だった。重役からダメ出しをくらい、「ああ、こらあきまへんわ」と半ば諦めているところに、特技の絵について聞かれたり、更には重役の似顔絵を描かされたりと、妙な方向に話が進む。
そうこうしている間にいつの間にやら面接終了となり、重たいため息と共に大阪を後にした。
しかも、家に帰ってメールチェックをするとなぜか採用通知が来ているというドッキリな展開。これから会社員として働く心構えが全く出来ていない俺としては、とりあえずアタフタとMPを吸い取っちゃうような踊りを踊っていたのだった。

まあ、そんなこんなで就職して(俺的精神ダメージ100)…、奈良に飛ばされて(俺的精神ダメージ1300)…、ネットも遊びも何も出来ない生活環境に嫌気が差して(俺的精神ダメージ3000.俺様戦艦・朱雀、撃沈)…。ズバーンと2ヶ月程で退職。実家に帰って現在に至るわけだが…。

なんというか就職が今年一番の大きな出来事だったわけで。
今思い起こしてみると非常にガッカリな一年だと思う。
これから年が変わるまでの数週間の間に、それをひっくり返すようなナイスな出来事が起こるとは到底思えない。
せめて来年こそは人生の一大決起とならんような凄まじい出来事が待ち構えていてほしいと、強く願う。
しっかし…、こーゆー話は年が変わる直前に書く事じゃないのかあ…と、今更ながら反省。一足早いネガティブな駄文だが、まあいまさら消すのも面倒なので、このままにする事にした。
果てさて年末には何か書く事があるかいのう…。

2004/12/7 黒子

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