FF世界のどこかに、歴代FFで活躍した魔道士たちのコミューンがありました。
黒・白・赤・青・時・召・陰。
カラフルかつ謎めいたその村で、1組の仲睦まじき夫婦が幸せに暮らしていました。
クロマくんとシロマちゃんです。
攻撃魔法を得意とする黒魔道士と、治癒回復を専門とする白魔道士。
相反する特性を持つふたりは純粋に愛し合い、周囲の反対をものともせず強く結ばれて結婚しました。
結婚して1年が過ぎ、そろそろ倦怠期の季節。
探求心溢れるインテリクロマくんは、失われし時魔法の研究に没頭し、
シロマちゃんに構うことが少なくなってきました。
結婚当初はサルのようにヤリまくっていたはずなのに・・・・・。
欲求不満のシロマちゃん。
夫が家を離れたスキに、寝所にこもってイケナイ行為に没頭し始めます。
「あ、あっ、あん・・・・クロマちゃんが悪いんだからね・・・・。あたしをほっといて
役に立たない魔法の研究なんかに夢中になるから・・・・。」
シロマちゃんはかつてふたりの愛の巣だったベッドの上に横たわり、両脚をめいっぱい開いて、
ぐちゅぐちゅ音を立てながらいやらしい汁を吐き出す穴に2本の指を入れて激しくかき混ぜます。
「はぅう・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・・あたしのえっちなおまんこを、
クロマちゃんのまっくろい精液でいっぱいに満たして欲しいのに・・・・。」
切なげな呼吸を繰り返すシロマちゃんの瞳からは涙があふれました。
いやらしいシロマちゃんの姿態を、寝室の窓の外から見つめる金色の瞳がふたつ。
時魔法研究所から帰ってきたクロマくんでした。
クロマくんは淫らな妻の姿から目が離せません。
「ハァハァハァ・・・・シロマちゃん・・・・僕、もうっ・・・・。」
家に入って妻の身体を慰めればいいのに、
その場に佇んだままで、しましまズボンから黒ずんだ男性器をまろび出し、しごき上げるクロマくん。
「シロマちゃんっ・・・・かーいいよシロマちゃんっ・・・・。」
「クロマちゃんっ・・・・あいしてるわクロマちゃんっ・・・・。」
こういう時でも仲がイイらしい夫婦は、ふたり同時に果てました。
「・・・・おかえりなさい。」
シロマちゃんは、さっきまで肉欲に溺れていたことを隠して、目を合わせずに夫に言います。
「うん・・・・。」
クロマくんは、自分の妻をオカズにしてオナニーしていたことを微塵も漂わせずに答えます。
「今日はずいぶん早かったじゃない・・・・。」
「そうだね・・・・。」
クロマくんは自分に背を向けていたシロマちゃんの身体を抱きよせると、
しましまズボンの奥ではちきれんばかりに硬くなった男性器を彼女の腰に擦りつけながら
やわらかなおっぱいに指を這わせます。
「あっ・・・・何よ突然・・・・やめてくれない?」
ヤメロとか言いつつまったく抵抗するそぶりを見せないシロマちゃん。
「何だよつれないな・・・・僕のことを思ってオナニーしてたくせに・・・・。」
クロマくんは、自分だっておんなじようなことをしていたくせに、それを完全に棚に上げてシロマちゃんの耳元で囁きます。
「!!・・・・どうしてそれを・・・・!」
誰にも見せたくない恥ずかしい行為に夢中になっていた自分を思い出し、顔を赤らめるシロマちゃん。
「僕は何でもお見通しなんだよ・・・・それっ!」
クロマくんはシロマちゃんを床に押し倒すと、彼女の火照った身体に愛撫を施します。
ブロンドの髪をかきわけて耳に舌を這わせ、
純白のローブの上からでもはっきりと認識できるほどに勃起した乳首をつまんでこねくりまわし、
下着ごしに潤んだ割れ目を撫で上げ、指先に可愛い尖りを感じて・・・・。
ひさびさの愛の行為に燃えあがったシロマちゃんはクロマくんの身体に脚を絡めて
底無しの肉欲を叩きつけます。
「クロマちゃん・・・・もっとぉ・・・・もっとしてぇ・・・・。」
「相変わらずいやらしいなシロマちゃんは・・・・でも、そういうところがたまらなく好きだよ・・・・。」
シロマちゃんの額にキスをしたあと、
ローブの色と同じく白い下着を剥いで彼女の脚を開かせ、濡れそぼってヌラヌラ光る女の部分に口をつけました。
とめどなく溢れ出す愛液で顔が汚れるのもかまわずに、
クロマくんはシロマちゃんを悦ばせるべく、舌を尖らせて敏感な突起部分を舐めたおします。
「シロマちゃんっ・・・・。シロマちゃんのえっちな穴からいやらしいおつゆがいっぱい出てくるよ・・・・。」
「クロマちゃんっ・・・・。あぁんっ・・・・。言わないでクロマちゃん・・・・。」
倦怠期はどこへやら。
性の虜囚と成り果てたふたりは更なる快感を求めて次の段階へと歩み出します。
「シロマちゃん・・・・入れるよ・・・・。」
避妊することも忘れて、黒々としたグロテスクな男性器を妻の膣穴に押し当てるクロマくん。
「いいよ・・・きて・・・・。」
夫のうなじに腕を絡めて、これから与えられる淫靡な刺激に思いをはせ、身を震わせるシロマちゃん。
「くっ・・・・!!」
「はぁん!!」
クロマくんの黒い欲望が、シロマちゃんの中へと侵入を果たします。
ひさしぶりにひとつになったふたりは、夢中になって深い深い口付けを交わします。
「はぁはぁはぁ・・・・大好きだよシロマちゃん・・・・。」
「はぁはぁはぁ・・・・あたしもよクロマちゃん・・・・。」
舌を絡ませ、唾液を吸い上げ、唇を甘く噛み合わせて、
ときおり顔を離して、お互いの唇から漏れる甘い呼吸音に耳を澄ませ、
愛を確かめ合うように見詰め合って・・・・。
そうしてる間に目の前の玄関のドアがいつ開かれてもおかしくないというのに、
リヴィングで、いつもとは違う場所で愛し合っている、という事実も手伝って、
ふたりの興奮は高まるばかりです。
(ううっ・・・・早くもイきそうだ・・・・こんな時こそあの魔法を・・・・。)
早漏のクロマくんは、いつまでもシロマちゃんと繋がっていたくて、自分のモノに向けて呪文を唱えました。
「すっ・・・・スピード!!」
いまにも射精しそうに震えていたクロマくんのモノは、いにしえの魔法の力を借りて
なんとか硬さを保ちながら、シロマちゃんの中を蹂躙します。
「なっ・・・・なぁに今の?」
聞きなれぬ呪文を耳にして、首をかしげるシロマちゃん。
「スピードって魔法さ・・・・バトルスピードを遅くするんだ・・・・。」
「じゃ、じゃあ今夜はいつもより長い間愛し合うことができるのね・・・・?」
密かに夫の早漏癖に頭を悩ませていたシロマちゃんは感激の声をあげます。
「ああ、そうだよ・・・・。そぉいっ!!」
"いつもより長い間"という部分にちょっと傷付きつつも、
クロマくんは自分の身体の下で快楽に喘ぐシロマちゃんに激しく腰を打ちつけます。
「あ、あ、あ、はげしすぎるよぉ・・・・。クロマちゃんばっかりずるいっ!あたしにも攻めさせて・・・・。」
起きあがって、愛する旦那さまの攻めから一旦逃れたシロマちゃんは、
さきほどまで自分の中をいっぱいに満たしていた黒い棒状の罪をぱくっと咥えます。
「ふほまひゃんほほふぃんふぃん・・・・ほっへほほいひぃほぉ・・・・。
(クロマちゃんのおちんちん・・・・とってもおいしいよぉ・・・・)」
先っぽをちろちろ舐めて、竿全体に円を描くように舌を這わせたあと
一気に喉の奥に当たるまで咥え込み、じゅるじゅる音を立てながら思いっきり吸い上げます。
「くぅううっ・・・・。」
眉間に皺を寄せ、首を仰け反らせて愛しのテクニシャン奥様から
与えつづけられる快感に耐えようと必死なクロマくん。
「クロマちゃん・・・・がまんしてるのね・・・・。かわいい・・・・。ね、あたしのも舐めて・・・・。」
シロマちゃんは身体の向きを変えて腰をくねらせながら
自分のお尻をクロマくんの鼻先へと付きつけます。
いわゆる69の体勢になったふたりは、時が経つのも忘れてお互いの性器をむさぼり合います。
「はぁはぁはぁ・・・・シロマちゃんのここ、とろけそうなくらいビショビショに濡れてるよ・・・・?」
「はぁはぁはぁ・・・・クロマちゃんのここだって、教師よりもびんびんに硬くなってるわよ・・・・?」
欲望という名の罪にまみれたその場所のエロスな様子を実況中継するふたり。
頭の中はエッチなことで所狭しと埋め尽くされて、もう、他のことは考えられません。
「くっ・・・・クロマちゃん・・・・あたしもう限界よ・・・・。
クロマちゃんのおちんちん、もういちどあたしのおまんこに入れてちょおだぁい・・・・。」
テーブルに手をついてお尻を突き出し、はしたないおねだりをするシロマちゃん。
底が見えないほどに淫靡で可愛らしい妻の姿に、
自分の中の男の獣欲をこれでもか、と揺さぶられたクロマくんは
今にも爆発しそうなほどいきり立った己のモノをシロマちゃんの中へと突っ込みました。
「はぁはぁはぁ・・・・シロマちゃんのここっ・・・・とってもあったかいよ・・・・!」
「はぁはぁはぁ・・・・クロマちゃんのそれっ・・・・とっても熱いわ・・・・!」
クロマくんとシロマちゃんの耳には、いつしかふたりの粘膜が擦れてぶつかり合う音しか聞こえなくなりました。
このまま、ひとつになったまま、溶け合ってしまうのではないかという甘い危惧に身を震わせて、
脳裏を閃光が駆け抜けた瞬間――――
「くっ・・・・出すよシロマちゃん・・・・。そして・・・・僕の子供を孕むがいいさっ・・・・!!」
「あぁんっ・・・・クロマちゃん・・・・出して・・・・あたしの中を真っ黒い精液でいっぱいにしてっ・・・・!!」
こういう時こそ仲がイイらしい夫婦は、ふたり同時に果てました。
身体を重ねあわせて指を絡ませ、情事の余韻にひたるクロマくんとシロマちゃん。
「すんごく気持ちよかったよ、シロマちゃん。誰よりも愛してるよっ。」
「すんごく気持ちよかったわ、クロマちゃん。誰よりも愛してるわっ。」
軽いキスを何度も何度も繰り返したあと、見つめ合ってほほ笑むふたりの姿には
「幸福」という言葉がなにより似合うのでした・・・・。