「あんただけ、見てる。…誓う」 「俺もお前を一人なんかにしやしねぇよ。例え一時離れたとしても必ずお前が見える所に居てやる。 …見失いそうな時は俺に言え。絶対に一人で抱えるんじゃねぇぞ?誰でもなく、俺に言え」 言いながら段々近付いてくる唇を意識したら体の芯が熱くなって。 逆らう気力もなく、ただ目を閉じる。 触れ合いそうな距離で名前を呼んだ唇が、触れ合ったままの距離で “愛してる” と囁いた─── 挿絵2枚目は最初と一転、現実の光景と言う事で結構細かい所まで説明させて頂いたのですが、 ものの見事に真夜中の薄暗い室内でのやり取りを表現されていて…もうウットリv ブラインド越しの月明かりとデスクの上のライトに照らし出されたサイファーの白いコートの感じが 頭の中のイメージとかっちりはまっていて、本当にビックリしました(笑 |