その時、ちょうど誰かが駐車場に入って来る気配が微かにして。 ガンッとアクセルを踏んでハンドルを操りながらガーデンを飛び出した。 「あんた…もう少し静かに発進出来ないのか?!」 急発進に構えてなかったスコールはシートに叩き付けられた様で、不機嫌そうに文句を付けて 来る。 「出来るならそうしたかったけどね…緊急事態だったからさ〜」 小さく笑ってバックミラーを指差して教えた。 どんどん遠ざかるガーデンから飛び出して必死に何かを言いながら追い掛けて来る人影。 「キスティス…」 小松様に頂いた挿絵の1枚目です。 仕上がった原稿を先に読んで頂いた上で描いて頂きましたv 何でも車を描かれるのは初めてだったとか。 更にPCをお持ちではないので生原稿を頂き、原画は今も大事に保管させて頂いてます(笑 |