デイライト (Daylight) 1996年製作 役名 : キャスト Kit Latura : Sylvester Stallone Madelyne Thompson : Amy Brenneman George Tyrell : Stan Shaw Roy Nord : Viggo Mertensen Eleanor Trilling : Claire Bloom -----ここからkuzira的ネタバレレビュー----- この作品でのヴィゴ氏の役は商社のやり手社長&自社商品のCMにも出演する様なある意味、 自信過剰気味な人です。 スーツ姿でバリッと決めた格好の後はボディラインのはっきり解る格好&ニット帽姿でCMに出演なさってるご自身を見詰めて自画自賛。 素のヴィゴ氏の謙虚さを知ってる分だけ笑えてくるような感じですが、そこは演技派俳優、ヴィゴ氏。 絵に描いたような自信家社長っぷりをビシバシ魅せてくれる訳で。 タマリマセン(真顔 …それは良いとして。 序盤の内はこれから起こる出来事の伏線とその出来事に巻き込まれる人達の日頃の生活ぶりを見せてくれます。 つかこのヴィゴ氏演じるロイが一体どうシルベスタ・スタローン演じるキットと合流するのかと思いつつ観ていた訳ですが。 画面に嫌な予感を感じさせる物体が現れました。 不法投棄される予定らしい怪しげな物体が山ほど乗せられたトラックです。 それもどうやら大きな振動を与えると爆発するような代物のご様子。 更に行き先は今まで紹介されていた人達が良いタイミングで差し掛かるトンネルの向こう側です。 勿論ロイもそのトンネルの中に進みます。 ついでに警察の護送車や警察に追われてる強盗犯達もそのトンネルの中に突撃です。 ものの見事に皆そのトンネルの中に入って行っちゃいます。 見てる方としてはある意味吃驚するほどに(真顔 …で、冒頭の方で私に嫌な予感を感じさせた物体ですが。 主要メンバーがおよそトンネルの中に入りきったところで…逃走中の強盗犯達に突っ込まれて大爆発。 正に嫌な予感、大当たり〜! そうして爆発のお陰でトンネルの中に閉じ込められた主要メンバー。 流石ピックアップされただけあって、もれなく生き残ってる辺りがとても素敵です。 これからじわじわ人数が減っていく事、間違いなし(断言 …と言うかココで私の嫌な予感、第二回目が発動しました。 それもよりにもよってロイに(ホロ バシッとスーツ姿だったのをいつの間にか着替えて、今度はボディラインのはっきり解る格好&ニット帽姿でお出ましです。 普段から社長と言う事で勿論こんな機会でもリーダーシップを発揮して見せる訳ですが…。 このガンガン前面に押し出される自信満々な感じとリーダーシップを発揮しまくる感じが私に嫌な感じを覚えさせてくれます。 こういうパニック映画系では良く有りますね…主役の言葉を信じなくて勝手に行動してしまい、一番最初に死んでしまう様な人。 正にソレに見えてしょうがないんですが。。。 …しかし、主役のキットは運良く事故に巻き込まれずにトンネルの外。 中に居る生き残った人達の為にもロイは出口を探そうと歩き回ります。 そうしている内に見つけたのは連絡通路への穴。 この連絡通路、外に居る救助隊の話では脆くなっていて非常に危険な箇所…だそうで。 …ロイの死亡、決定ですか?(泳目 そんな事とは露知らず…自信家のロイは生存者の目の前で自信満々に “出口を見つけてきてやる” と豪語して連絡通路へと突撃してしまいます。 ほぼ同時刻。 本来の主役であるキットはトンネルに空気を送り込む巨大なファンの間を命からがら通り抜けてトンネルの中へと単身進入してくる訳ですが。 えっと…助ける手立ては無いのに単身突撃してくる辺りってどうなんですか、元レスキュー(?)隊長さん?<キット あまりにも適当な感じに段々不安が込み上げてきます。 キットの眠そうに見える顔を見てるだけでもかなり不安です(暴言 そうして遅れて到着した主役が生存者達に “これで全員か?” と聞く訳ですが。 ロイが連絡通路の中です(真顔 …と、キャストの方が言う前に心の中で答えたのは私で。 その場所が危険だと言う事を知っているキットは勿論慌てて突撃。 その頃のロイは呑気に携帯で現状報告と次の仕事の予定を立てておられました(唖然 何かもしかして物凄い通常の感覚と違いすぎる人ですか?! 実は痛い人だったりしますか?!(ヒィ あまりの出来事に画面の前で取り乱しました(ガクガク そこへキット到着。 ロイに警告を発する訳ですが…何と言うか。 やっぱり痛い人だったよ…(暴言 ロイの痛さ加減にキットはあっさり説得するのをやめ、礼儀程度のおなざりな “生きて戻れよ?(棒読み” と言う言葉を残して来た道を引き返して行きます。 私でも多分そう言います(深頷/コラ その直後。 嫌な感じにロイの頭上で揺れていたデカイ物体がとうとう落下。 それに気付いたロイは慌てて下に下りる訳ですが…間に合う訳が有りません。 仁王立ちのまま天を仰いだ格好でブラックアウトです。 …ホラ、やっぱり最初に死んだし…(哀愁 その後も着々とメンバーの内、キットに協力的ではない人がもれなく逝きます。 時々協力的な人も巻き添えです。 何だか原因が解らないまま逝ってしまう人も発生します。 どうやらキットのお気に入りになったらしい女性はきっと大丈夫だろうと思っていたら、やっぱり最後まで生き残ってくれました。 案の定…ってヤツです。 嫌いじゃ無いタイプの映画ですが、ヴィゴ氏が出演してなかったら別に見直そうという気持ちになれない映画でもありました。 -----編集後記---- タイトルになってる “デイライト” と言うのは “日の光” と言う正に直訳だった訳で。 何のひねりも無い感じが凄いなぁと感心してしまったのは私だけなんでしょうか…。 つかスタローン氏、実はあんまり好きじゃ無いです(暴言 |