7月7日 2時間目
 男女対抗リレー勝負に負けた日から、5年1組の女子は、夏休みまでの間、男子たちの言いなりになることを誓わされ、学校では常に下半身裸でいることを義務づけられた。
 そんな恥ずかしい姿でいることを強要された女子たちには、さらなる恥辱のルールとして、日直に当たる日に、一日じゅう教壇で恥部を晒すことが義務づけられたのである。
 しかも、週を追うごとにどんどん恥ずかしいポーズを強要され……、そして今、玲は仰向けでマングリ返しの格好になり、自らの手で膣とお尻の穴を大きく開くという、あまりにも信じがたい格好をさせられることになっていた。
 それは、女の子の秘密のすべてを暴く、羞恥と屈辱のポーズである。
 しかし、5年1組の女子にとって、その恥辱から逃れることは、決して許されないのだった。

 きょう一日、このポーズを崩すことを許されない玲は、授業中も休み時間中も男子たちに「おもちゃ」のように扱われ、絶えず羞恥に唇を噛みしめ続けることしかできはしない……。






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