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天空の窓から見える景色はとても綺麗だ 特に夏の夕刻には空と地の間にある中空空間が見えるような そのまま目には見えないなにもない空気を渡って行けるよな気にさえなる とても美しい それはこの空のせいだけではない 恐らく此処から飛び立つのはとても容易な事 でも出来ない 此処には ずっと望んでいたものがある ヒトは一人では飛べないと 誰かが言っていた それが何故なのか 解った 知ってしまった 自分の片翼をもつもの 出会ってしまった 間違いでも きっと待っていた だから少しでも長く もっと傍に そのぬくもりで 離れないように 忘れないように 刻み込んで |