「ぁ、ぁあぁ・・・・・・ぁぁ・・・・・・」
他に誰もいない屋上。
崩折れ、ケモノのようにはいつくばった姿勢で、コンクリートに手をついて。
後方を見上げた少女は。
しかし、100%嫌悪と困惑していたということもなく。
「ゃ、やめて・・・バニングス、さん・・・」
「・・・ふんっ、だ。なによ、この間転入してきてから。なのはにべったりくっついて。
そんなうらやm」
「・・・?」
「と・に・か・く!」
「っ!」
「いじめる。決定。」
「あ、・・・ぁ・・・」
「んふふ〜、中には居るものね。いじめてくださいオーラ装備してる子。」
「そんな・・・・・・酷いこと、しないで・・・」
「嫌」
少女の後ろに寄り添い、カラダを押さえつけ。
「・・・ふふふ・・・何度『許してください』って言っても・・・」
「ひっ、な、何、を・・・」
「フェイト・テスタロッサ。あんたを、許して、あげない。」
耳元でささやくと同時に、彼女の白のスカートを力いっぱい、捲り上げた。
「や、やめてぇ、そんな」
「どうして?」
「は、恥ずか・・・しい」
「恥ずかしい?」
こくこくこくっ。フェイトは真っ赤な顔で頷く。
ぞくっ。
「当然でしょ。恥ずかしがらせてるんだから。」
「・・うぅぅ、ひ、ひぅ、っく、ぅ・・・・・・」
とうとう、硬く閉じた両の瞳から大粒の涙が零れ落ちる。
「・・・あらあら、もう降参?」
こくこく。
「・・・でも。」
「まだまだ、これからよ。」
「ゆ、許して、ぇ」
「(うー、可愛いなー、もう。・・・そろそろ、あたしも・・・)」
そ、と目の前の少女の、丸見えの。
聖域を隠す、その清楚な。
下着を引き千切った。
「いやいやいやいやいやーっ!」
強く押さえ込まれているため、自由に出来るのは首から上のみ。
強烈な行為により、理性のレッドゾーンを跳び越え。
「(もう、もう・・・)」
意識が飛びそうだ。
一方。
「・・・・・・・・・」
眼前に晒される聖域。
本当に、本当の、ただの縦スジ。ささやかな黄金の細毛。それ以上に控えめな肉付き。
そしてその上の密やかなすぼまり。
病的などでは決して無い、くすみも無い真っ白な肌。
「(・・・き、綺麗だ。)」
「・・・ば、バニングスさん。」
「・・・え?」
「ぉ、お願い、もう・・・もう、許して」
ぞくぞくっ。
「(あー、うん、そう、この目線が、いけないんだっ)」
腰に手を伸ばし、ホックとファスナーを操り。
スカートは、重力に大人しく従った。
「!?」
フェイトは尻に違和感を覚えた。さっきまでは無かった、なにか熱いものが押し付けられ
ている。脈動しているそれは、尻の割れ目をゆるゆると撫でさすっている。
何か、そろそろ、取り返しのつかないところまで事態は進んでいるようだ。
おそるおそる、彼女は後ろを振り返った。
「・・・あぁぁぁ、き、気持ち、いぃぃ・・・」
「!!!!」
驚愕した。
自分と同じくオンナノコであるはずのアリサの股には。
しかし、オンナノコに有り得ない器官がその存在を主張していた。
「(え、そんな、嘘っ・・・で、でも)」
「あはっ、フェイトの、肌って、擦ってるだけで、気持ちいい・・・」
「(お、大きいぃ・・・)」
何時ぞや、風呂場で 不 幸 な 事 故 に よ り 目撃した義兄のそれより。
「(・・・明らかに・・・)」
自分の、朱に染まった肌を、凶悪な色合いの巨大なモノに撫でさすられている。
目下の状況を忘れ、ひたすらその光景を見つめ続ける。
「ぁぅ、はふ、・・っくぅ、んっ・・・」
ひたすら、その行為に没頭している彼女の息づかいに、変化が現れてきた。
「(・・あ、先が大きくなって・・・苦しそう・・・)」
いよいよ、ソレを強く擦り付けられる。
「・・・っい、いく、いくよふぇい、と・・・」
「っえ、な、何?」
「で、でちゃう・・・いっぱいいっぱい、フェイトに、わたしのせーえき、ぐちゃぐちゃ
しちゃう―――っっっっ!!!!」
押し付けられたモノの中を。
ナニかがイクのが、はっきりと判った。
びゅっるるるるるっ、ばちゃばちゃ、ばちゃ、ばちゃっ
「・・・・・・ぁぁっ」
頭から顔、うなじから背中の制服、とどめにおしり。
熱い白濁に絨毯爆撃され。
自分が慰みに。
そして陵辱から解放されたことを理解し、背中を震わせ。
少女は、自身がまどろみの中を漂うに任せた。
「はぁ―、は―、ふは―、っは―・・・」
自身を、一滴残らず搾り出し。
目の前の少女に思う存分、叩きつけ。
「・・・っは―、・・・ふ―」
にもかかわらず。
白濁の海に沈む少女を見ていると。
「(・・・この程度、じゃ・・・)」
再び巨砲が、威容を取り戻す。
「・・・満足、できっこない」
抵抗を忘れた獲物をひっくり返し。
邪魔な着物を全てひっ剥がし。
そして、自身の制服のボタンも弾き飛ばすと。
「・・・・・・っ」
コワレモノを扱うように、細心の手つきで。
少女の頭を抱き。
目を閉じ。
そっと、唇を。