「ごめんくださーい」
「ふぇいとぉー、生きてるー?w」
「フェイトちゃん、お見舞いに来たよ」
「・・・ぁりが、とぅ」
途端、ベットで横になっているフェイトがゴホゴホと咳き込みだす。
あわてて駆け寄るが、片手で『なんとか、大丈夫』をされる。
「夏風邪?」
アリサが自分とフェイトの額に手を伸ばす。
「ぅん・・・」
フェイトは黙って、されるがまま。
「分かった!お腹出したまま寝たんでしょっ!」
「!・・・ぇ、そ、そんな・・・」
「ちょっとアリサちゃん、フェイトちゃん困ってるよ。それはちょっと酷いよ」
「う、ごめんフェイト」
「・・・・・・」
「・・・ごめんなさい、許してください、月村すずかさん」
「私じゃなくて、謝るのはフェイトちゃんに、でしょ?」
「ぅ、ごめんなさい、フェイト」
「い、ぃいよ、そんな」
それから3人で、今日学校であったことを話して聞かせた。
「さて、そろそろお暇しましょうか、アリサちゃん、となのはちゃん」
「・・・す、すずか、まだ根に持ってる?」
「何のこと?」
「・・・・・・」
「じゃ、アリサちゃんとすずかちゃんは、先に帰っててよ。私はもうちょっと」
「ん、じゃあまた明日ね、なのはちゃん、フェイトちゃん。・・・帰りましょ、アリサちゃん」
「な、なのはのうらぎりものー・・・・・・あの、その、優しくしてね、すずかぁ」
2人は、仲良く帰っていった。
・・・アリサはなぜか、なのはに縋る視線を送りつつ。
「熱は、大分下がった?」
「はい・・・」
「測ろうか?」
「・・・机の上に、体温計が・・・?」
迫ってきたなのはの顔に、思考のまとまらない頭はついていかなかった。
こつ
「・・・っあ」
額と額がくっつく。
「うん、もう微熱かな・・・良かった」
「・・・ありがとう」
朱に染まる頬を少し色濃くしつつ、答える。
と、目の前の顔も紅潮しているのに気付く。
「・・・なのは?」
「ふふ、じゃぁ、フェイトちゃんが早く良くなりますように・・・」
よく分からない願い文句と共に、掛け布団を引っ掴み、奪い去る。
「!!、ぁあ、はぁぁぁぁぁぁ・・・」
「フェイトちゃん、大胆・・・」
布団のなかのフェイトは、何も身に着けていなかった。
「な、なのはが、全部脱いでおきなさいって、電話で・・・」
「あー、人のせいにするんだ?」
これ以上ないほど真っ赤に染まった頬に、やさしく口づけた。
いつのまにか同じ格好になっていたなのはが覆い被さる。
「あぁ・・・」
「アリサちゃん、鋭いね。・・・もっとも、お腹どころじゃなかったけど」
「な、なんで、こんな・・・」
「・・・興奮した?」
分かりやすい動揺は、明確な肯定だった。
「やっぱり。・・・お見舞いに来たクラスメートの見えないところで」
「っふ、あぁ・・・」
「大事なところも、全部」
「ふあ・・・」
「何時、ばれちゃうだろう。こんな恥ずかしい格好」
「、ひぁぁぁ・・・」
「ばれたら、どんな目で見られるだろう、どんなことされちゃうだろう」
「あああ、っあ、ぁぁぁ・・・」
「・・・なんてこと、考えてた?」
大切な割れ目に伸ばした指先が、ぐちゅりっ、と盛大な音を立てる。
「ふあああああああっ!」
「ふふふ、凄い、大洪水・・・分かるでしょ?自分でも」
「あぁ・・・は、はい・・・」
「・・・可愛いよ、フェイトちゃん」
「あ、ありがとうございます・・・」
「いい娘だね、えっち大好きフェイトちゃん」
ふるふる
「私は、そんなフェイトちゃんが好きだよ」
・・・・・・こく
「ね、今日はどうするのがいい?」
「あ・・・、は、激しく・・・もう、我慢、できない・・・」
「じゃ、ね」
ごくっ
蒼い瞳を見上げ、つばを飲み込んだ。
「・・・ふ、フェイトは、えっちが大好きな、女の子です・・・」
「今日、クラスメートがお見舞いに来てくれた前で、独り、濡らしていました・・・」
「節操のない、フェイトを、オシオキしてください・・・フェイトの、ぉ、お・・・」
「・・・フェイトちゃんの、何?」
「お、お●んこですっ、フェイトのお●んこを、いっぱいいっぱい」
「いじめてくださいっ!ぐちゃぐちゃに、かき回してくださいっ!」
「・・・よく、言えました」
「ぁ、あぁぁぁぁぁぁ・・・」
眼には、これから始まる淫らな遊戯への期待を浮かべて。
彼女の唇が、股間に近づいていくのを、食い入るように見つめていた。
ちゅ
「っぁあああぁぁぁぁ!!」
彼女の躯が大きく震え、弛緩した。
「・・・・・・イっちゃった?」
「は、はい・・・」
半日焦らされており、そこに待ちに待った刺激。
簡単に、気をやった。
「っは―――、は―・・・」
朦朧とする頭で、少女を見やる。
「じゃ、そろそろ・・・」
「・・・ぐちゃぐちゃにしちゃおうか、フェイトちゃんの・・・ここ」
ぐちゅぐちゅぐちゅっ!!!べちゃ、ずるずるっ!!!
「は、ヒあぁぁぁぁあぁぁあっ!やぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
敵は容赦なく、侵攻を開始した。
「気持ち、いい?フェイトちゃん?お●んこべちゃべちゃだよ?」
「き、もち、いひっ!もっと、もっと、してへぇ・・・」
じゅくじゅくっ!!!
「あああっ!・・・な、なのはぁ・・・」
思わず抱きつき、四肢を絡ませる。
「ふふふ、フェイトちゃんは可愛いね・・・」
秘所だけではなく、全身を弄られる。
どこを触られても、ぞくぞくと、血液でない流れが体中を駆け巡る。
耳を甘噛みされ、鎖骨を舐られ、腋の匂いを吸い込まれ。
柔らかな極上の胸肉を、存分に玩ばれ。
脇腹、背中、臍、恥丘、そして尻。
「もうっ、もう、だめですっ、ふぇいとぉ、がまん、できませんっ!」
涙や涎でぐちゃぐちゃになった顔で、目の前で微笑む少女に懇願する。
「いかせて、いかせてくださいっ!!」
「・・・いいよ、いっちゃえ、えっちなおんなのこっ」
剥き出しにされている、幼い秘芯をおもいっきり、捻り上げる。
「いぅ、いきますうぅぅぅっ、あはあああぁぁぁああぁぁああああああっっっ!!!」
絶叫、そして気絶。
「(し、しあわせぇ・・・)」
堕ちていきながら、そんなことを思った。
「ぁ、あぁぁぁ!?」
違和感によって、現実に引き戻される。
それは、後ろからだった。
「・・・はぷっ、フェイトちゃんは、オシリの孔も、ちゅぅ、可愛いね」
「や、なのは、それだけは、許してえぇぇっ!」
尻孔を舐められ、さらにナカまで侵食を許す。
この上ない恥辱に、端正な顔を真っ赤にして身悶える。
「ふふ、でも、こっちはそんなこと、思ってないみたいだよ?」
「うあぁぁぁぁっ、い、嫌ぁぁぁぁぁっ!」
「でも、っつ、気持ちいいよね?」
ぶんぶんぶんぶんっ
「でも、こっちは・・・」
ぐちゅりっ、と相変わらず蜜を吐き出す泉を捏ねられる。
「本当は、気持ち、いいんだよね?」
・・・・・・
「お尻の孔、気持ちいいよね?」
・・・こくっ
「ん?」
「ふぇ、フェイトは、お尻の孔を舐められて、感じてしまう、いやらしい女の子ですっ!」
「よくできました。じゃ、ご褒美、あげるっ」
ご褒美、と聞いて、双眸がさらに、期待に熱く潤む。
「つ、冷たいっ、ぁあ、そんなっ」
「・・・まだ、体温は測ってなかったよね?」
「あああああああっ、動かさないでっ、うごかさないでぇっ」
恥ずかしい孔を激しく擦られ、わんわん泣きながら訴える。
が、暴れる体温計が熱を帯びてくると、途端、快感に身を焦がし、高みへ駆け上る。
「おしりぃっ、きもち、いいですっ!いっちゃいますぅぅぅっ!」
「許してあげる。いっちゃえ、おもいっきり」
「にゃぁあぁああぁああぁあああああっっっ!!!」
ふらりと、涙と涎でぐしょぐしょの枕に、突っ伏した。
帰ってくると、目の前に、なのはの微笑みがあった。
「あ・・・」
「病み上がりのフェイトちゃんには、ちょっと、ひどいことしちゃったかな?」
・・・ふるふる
「・・・き、気持ちよかったから」
「そう。・・・明日は、また元気に学校に来れる?」
「うん・・・なのは?」
「何?フェイトちゃん」
「・・・私が眠るまで、傍に・・・ううん、このままで、居て?」
ベットの半分を領有しているなのはの、その、胸の中に頭を寄せ、丸くなる。
「ふふふ、可愛いよ、フェイトちゃん」
優しく、優しく、抱きしめられる。
「いいよ。フェイトちゃんが眠るまで」
なのはには、家に帰れば、優しい、愛すべき家族が居る。
「・・・ずっと、抱きしめていてあげる」
せめて、このくらいは。
同情だけでは決して無い、そう思った。
「・・・・・・・・・」
なのはの唇が、なにかを紡ぎだす。
「・・・・・・・・・」
タイトルは知らないが。
子守唄だろう。
「・・・・・・・・・」
優しい調を耳にしながら。
フェイトの意識は、ゆっくりと、落ちていった・・・