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[119]4の422 ◆h7y.ES/oZI 2006/04/17(月) 01:33:49 ID:1Q03vpNl
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〜 魔法少女リリカルなのは 〜  ”散ル明日”

 薄暗い闇の中、2人の人物がそこに居た。
 一人はやや細身の男、身体だけ見れば人とも形容できるかもしれないが、その男の背
中からは大小様々の触手が何本も伸び、もう1人の人物、年端も行かぬ小さな少女の手
足をからめ取り宙吊りにしていた。

 空中に四肢を吊り上げられたその少女は一糸まとわぬ裸の状態で涙を流し、くぐもっ
たうめき声を上げている。少女の身体には触手から吐き出されたであろう白濁した液が
顔といわず胸といわず張り付いていた。少女の素肌がのぞいている部分を探す方が困難
なほどに。
 そしてその少女の愛らしい口に、小さく可憐な膣口に、自身で触ることなど考えもし
なかった菊門の3つの穴に、男の背中から伸びた触手が潜り込み、滑稽なほどリズミカ
ルに出入りを繰り返していた。
 そして時折触手が、ぶるるっ、と震えたかと思うと、途端白い物が少女の口や膣口や
菊門から溢れ出す。口内の触手は時折その口から引き抜かれ、少女の顔に白濁液を大量
にぶちまけ、少女の虚ろな眼の中までをも白く汚していった。



 〜 魔法少女リリカルなのは 〜  ”散ル明日”



 ガギンッ!と甲高い音を立てて、なのはの振るうレイジングハートが男の触手の一つ
に薙ぎ払われた。
「うあっ!!!」
 思いもよらぬ衝撃になのはは思わず手にした杖を取り落とす。
「なんだ、その程度か」
 顔すら見難い暗がりの中で男が呟く。
「砲撃に長けた輩かと思ったが、わざわざ接近戦を挑んでくるからどれほどのものかと
思ったが、なんのことはない、ただ棒っきれを振り回すだけとはな、つまらん」
「そ、そんな・・・」
 未だ痺れの残る手を震えさせながらなのはは後ずさりする。
「なんだ?これがそんなに不可解か?」
 言って男はさきほどレイジングハートを叩き落した触手を揺らす。
「私は魔道師とはいえ、魔法を戦闘方面に使う技術ははからっきしでね。肉体改造や強化
の方向に長けているのだよ」
 男は1本のみならず数えるのも困難なほどの数の触手を背中から唸らせる。
「ひっ・・・ぃっ!・・・」
 なのはの目が恐怖に見開かれる。
「まぁ、言ってみれば魔法戦に弱い分、その他で接近戦や防御に耐えうる用意をしてきた
のだが、まぁ、こいつらもそれの1つだ。人間の身体にも普段は軟弱だが、こと行為に及
ぶに当り硬質化する器官があるだろう?それの応用だ。無論強度や操作性は比較にならん
がね。おっと、お前のように年端も行かぬ少女にはまだ少し早いお勉強だったかな?ん?」
 にやにやと口を歪ませながら、なのはの微妙な表情の変化を読み取る男。
「ふむ、知識だけは知っているようだな」
「!」
 心の中を読まれたかのような言葉に赤く染まった顔をそむけるなのは。
「まぁ、それはこれからじっくり身体に叩き込んでやるとして、だ」
 じりっ、と男が一歩進み出る。あわせるようになのはも後ずさる。
「私も目立つ戦いはは好かん、さっさと終わらせるか」
 言って男は振り上げた触手を一気に地面に突き立てる。なのはの取り落としたレイジン
グハートに向けて。
 バキャッ!という音と共にレイジングハートのコアたる赤い宝玉がガラス玉のように砕
け散る。
「Mas・・・」
「レイジングハート!!」
「杖の心配より、自分の心配をしたほうがいいぞ、少女よ」
 顔を上げたなのはに触手の1本が襲い掛かる。
 どむっ!という音と共になのはの腹部に衝撃が走る。
「ぐぁっ!!」
 バリアジャケットで衝撃を緩和されていなかったら今の一撃でなのはは昏睡していた
だろう。最も意識を失わなかったことが決して助かったとは言い切れないが。
「ほう、ちゃらちゃらした服に見えて意外と丈夫だな、それも魔法の産物だったか」
 膝を付き、げほげほと咳き込むなのはに魔道師が近づく。
「ならこれくらいではどうかな」
 2本の触手が立て続けになのはの腹部を襲う。
 轟音と共になのはのバリアジャケットが内部から爆発し、衝撃を緩和する。
「あぐっ!!!げほっ!!」
 緩和してなお、胃の中のものを吐き出さなかったのが不思議なくらいの衝撃になのは
は倒れこむ。
「ほう、なるほど、爆発により衝撃を緩和する、ふむ、リ・アクティブ装甲のようなも
のか、面白い、今後の参考にさせてもらうとする、か!」
 言って男は三度触手をなのはに向けてふるう。
 身を守るべき鎧を失った少女の身体はその一撃で壁まで吹き飛び、今度こそなのはの
意識は暗転した。

 〜  〜  〜  〜

「う・・・」
 頬をなでる柔らかな感触。
 くすぐったさともっと撫でられていたいという感触になのはの意識が暗がりから戻っ
てくる。
 ゆっくりと開けられた目に最初に飛び込んできた光景・・・
「きゃぁあああーーーーーーー!!!」
 さきほどレイジングハートを粉砕し、なのはの腹部を強打した触手が、打って変わっ
た柔らかさでなのはの頬を撫でていた。
「いやっ!!いやぁっ!!!いやあああぁぁーー!!っっ!?!?」
 叫びと共に違和感。
 四肢が自由に動かない。
 暗がりの中、目を凝らしたなのはの視界に浮かび上がる触手・・・

 その群れ。

 天井、壁、部屋の床以外の全てを埋め尽くす触手の群れの中の数本が、なのはの手足
に絡みつき、なのはを×の字に宙吊りにしていた。
「きゃぁあああぁぁぁああーーーーーーーーーーー!!!」
 喉の奥からの絶叫。
 なのはの手足を縛っている触手の他にも数本がその鎌首をなのはの方に向けながら、
ゆらゆらと揺れていた。

「うるさいぞ、少し黙れ」

「ひっ!!!!!!!!」

 男の声がした。

 なのはの頭の中から。

「ひっ!!ひぃっ!!!ぎゃあああーーーーーいやぁああああーーーーー!!」
 なのはの股間から生暖かいものが流れ、太ももを濡らしていく。あまりの恐怖による
失禁である。
「ふはははは、お漏らしとはこれはこれは、ずいぶんと可愛いお嬢ちゃんだ」
「いっ、いやぁっ!やだぁっ!見ないでぇーーーー!!」
 羞恥により一時的に恐怖を忘れ、必死にそれを止めようとするなのは。それでもなお
内ももを伝わる流れは止まらない。ぴちゃぴちゃと尿が床に当たる音が、むせ返るよう
なアンモニア臭が、なのはの羞恥をより一層掻き立てていく。
「えぐっ・・・やだぁ・・・止まってぇ・・・やだよぉ・・・」
 ぐすぐすと泣きじゃくるなのはにさらに頭の中から男の声が響く。
「小便を見られたのがそんなに恥ずかしいか、そうか、自分の今の格好はさほど気にな
らないと見える」
 頭の中に響く声にはっと顔を上げ、あわてて自分の身体に視線を向けるなのは。
 なぜ今まで気がつかなかったのか、今のなのはは一切何も身に着けていない裸であっ
た。やっと膨らみかけた胸も、発毛のかげりすら見えないふっくらとした恥丘も一切隠
すものなく、その姿を晒していた。
「やっ!わ、私、は、裸っ!やっ、いやああぁぁぁぁ!!!」
 自由にならない四肢を必死に動かそうとするも、手足の触手はびくともしない。みる
みる羞恥で顔のみならず全身が真っ赤になるなのはに、触手の群れの中から男の顔が浮
かびあがる。
「ひぃっ!!!」
 突如現れた顔に止まりかけていた小水がやや勢いを増し、さらになのはの太ももを濡
らしていく。
「くっくっく。まだ出るか。まったく節操のない。もしかして見られたいのか?」
 無論なのはは火が点いて死んでしまいそうなくらい恥ずかしい。当然男もそれを知っ
ての言葉だった。
 そして単に暗かったからだけなのか、顔しか見えていなかった男の全身がようやくな
のはの視界に入ってきた。ぱっと見はどこにでも居そうな少し細身の男である。だが、
その背中からは先ほど見た数よりさらに多くの触手がうねっていた。
 そしてなのは同様男も衣服を一切身に着けていなかった。自然となのはの視線は男の
下腹部に移る。そこに起立するなのはの腕ほどもあろうかという男根。
 知識としては知っていたがそんな臨戦態勢の一物を初めて見たなのはは、本能的にそ
れから目を逸らした。
「ふふ、見たのは初めてのようだな。よーく見ておけ、いずれ見たくても見れなくなる。
お前の体の中に入るのだからな」

 以前すずかの家でアリサやフェイトと共にお泊り会をした時に、拝借したすずかの姉
の蔵書の一つがそういう本であった。幾人もの女性が惜しげもなく足を広げ。男と絡み
合っている写真が何枚も載っていた。
 そのときのアリサの「こういうことは好きな人としかやっちゃいけないんだって、も
しやったら犯罪になるんだって!まぁ、なのははユーノが居るし、フェイトには兄さん
がいるから問題ないかしらね」という言葉がぼんやりと思い出された。あの時は慌てて
否定したが股間がなぜかむずむずしていた。
 それでも写真の中の女性の天国のような表情になぜか強く惹きつけられ、なかなか目
を離すことができなかった。自分もいつかこんな顔でユーノ君と一緒になるんだ、と怖
いような嬉しいような淡い期待をなのはは抱いていた。

 それも叶わず、

 今まさに、格好こそは写真の女性達と同じだが、柔らかなベッドも愛しい人の顔もな
いまま触手に宙吊りにされ、同じことをされようとしているなのはは、天国とは対極の
恐怖に顔を歪ませながら、近づいてくる男から視線を逸らすことができなかった。

「さて、眠っている間に少々お前の身体をいじらせてもらった」
 何をされるかと恐怖に震えていたなのはに男がそんなことを言う。
「えっ・・?」
「まぁ、見た目は変わっていない。心配はするな」
 男の言った通り、別段自分の身体におかしい所は見受けられなかった。最もだからと
言って安心などできるはずもないが。
 むしろ頭の中で声がすることか、となのはは一瞬思ったが、
「そうではない、気付かないか?私は別に今まで口をあけて喋っていたわけではないぞ」
 確かに男の口は一切動いていなかった。念話のようなものかとなのはが思うと、
「いや、そうでもない。もっと単純なことだ。さっきからお前の考えていることに私は
反応しているが気付かないか?」
「っ!?」
 確かに、頭の中で声がするとか念話とかのことはなのはが口に出したわけではない、
ただ頭の中で思っただけである。にもかかわらず、目の前のこの男はそれにぴたりと回
答している。
「まだ気付かんか?これだ」
 言って男はなのはの小指ほどの太さの触手をなのはの眼前に持ってくる。そしてその
触手をぶるっ、と小さく振るわせる。
 と、なのはは自分の身体に違和感を覚えた。耳の奥からなにかむず痒いような心地よ
いような感触。
「うっ・・・っ!?」
 思わず呻いた声でなのははその触手がどこに繋がっているか気付いた。

 自分の右の耳からの感触に。

「ぇ・・・や・・・そ・・・」
「わかったか、この触手はお前の耳からお前の脳に直接繋がっている。これによってお
前の考えていることが私には手にとるようにわかる。さらに情報を引き出すだけでなく、
おまえの頭に直接言葉を送ったり、それからこんなこともできる」
 言って男はまたその触手を小さく振る。

 途端!

「うぎゃあああぁぁぁぁ!!!!!」
 突如なのはの身体に走る耐え難い痛み。魔法戦で敵の攻撃を直接受けたような、いや
それすらもなまぬるい激しい痛みが。
「がっ、かはっ・・・うぁっ・・・」
 自由にならぬ四肢を必死に振わせるなのは。
「わかったか。痛みや快楽といった感覚は神経が外部の刺激を得て脳がそれを判断する
ことによって初めてそれぞれの状況に成りえるのだ。つまり脳の一部に刺激を与えてや
れば、このように外的要因がなくても様々な状況をその相手に伝えることができる」
 ぜいぜいと宙吊りのまま喘ぐなのはに淡々と語る男。
「つまりこういったこともできる、そら」
 また男が触手を振るわせる。
「はうあああああぁあっぁあああ!!あっあっあぁっ!!うああぁーーーー!!!!」
 絶叫と共になのはの股間から生暖かい液体がぶしゅっ!と吹き出し、吊り上げられた
身体がびくん!と大きく震える。
 さきほどのような失禁ではない。やや粘度のある透明な液体、愛液がなのはの膣口か
ら勢いよく吹き出していた。
「ふああぐあぁああうあぁぁうあぁうあうあうぅぅぅ・・・・・」
「ふむ、どうやらまだ絶頂というものを知らなかったらしいな。それもつまらん、いい
か、こういう場合は「イク」と言うのだ。それが女が絶頂に達した時に相応しい言葉だ、
それ、言ってみろ」
 もう一度男は触手を振るう。途端、またしてもなのはの身体がびくんびくんと痙攣す
る。
「うぎゃはぐあぁぁぁあぐぅぅぅぅううう!!!!!!!!」
「下品な声だ、「イク」と言え、言うまで何度でも続けるぞ」
 苛立つように男は二度三度と触手を振るう。
「ひゃがぁぁぁぁあああ!!あぎゃぁぁああああああぁぁぁ!!!」
「わめくな、「イク」と言え!」
「ひぎゃぁぁああぁぁ!!!イッひゃうああぁ!!!いっ、いぐぅぅぅぅ!!!!!!
いひまひゅうううぅぅぅぅ!!!!イックううぅぅゥゥゥっ!!!!!!」
 触手の動きがぴたり、と止まり、電気ショックを受けたようにびくびくと振るえてい
たなのはのからだがぐたっ、と力なく垂れ下がる。
「いっ・・・いひまひゅ・・ひひましゅから・・・もう・・・ひゃめへ・・くらひゃ・・・」
「ふむ、ではその学習の成果を見せてみろ」
 またしても容赦なく触手を振るう男。
「ひぎゃぁあぁああ!!!イっぐぅぅううぅぅ!!!イクぅぅううっっっ!!!」
 股間からまさに失禁したと思えるほどの愛液を吹き出し、なのはは崩れ落ちる。最も
触手につながれているので倒れることもできないが。
「い・・・いひました・・・・いいましひゃから・・・もう・・ほねがひ・・・」
「ふむ、まぁいいだろう、もう少し聞いていたい気もするが、まぁ、ちゃんと答えられ
たからな。だがいいか、これからは達したら必ず「イク」と言え、いいな」
「・・・ひゃ・・い・・・」
 呂律の回らぬ舌で答えるなのは、ただ現状から逃れるために必死に返事をする。
 時間にして十数秒、数回の責めでなのはの足元には彼女の尿と愛液が大きな水溜りを
作っていた。
「さて、お前のことを少し調べさせてもらうか」
「・・・ぇ・・・」
 顔を上げかけたなのはの頭に男の声が響く。
「ああ、別に喋る必要はない。こっちで勝手に調べる」
 言って男はなのはの耳に入り込んだ触手をぐにぐにと動かす。
「うぁあぁぁぁっ!ふはっ!あぐぅううぅぅぅ!!!」
 途端なのはの身体を襲う快楽。
 だが自慰すら経験したことのないなのはにはそれが快楽とわからない。絶頂を知って
いるのに快楽を知らぬという不幸な少女は、ただ未知の感覚に打ち震えるだけであった。
「ん?おお、これは悪かった。痛くないように少し気持ちよくしてやろうと思っただけ
だが、ん?ほうほう、まだ自慰も知らなかったのか、ふんふん、なるほど。よく覚えて
おけ、これが快楽というものだ、そのうちこれを求めて止まぬようになるからな」
「ひゃうぅぅうぅぅぅっ!」
 聞こえているのかいないのか、なのはは喘ぎ声を上げ続ける。その間も男はなのはの
耳に差し込んだ触手を動かし続ける。
「ふむ、名前が高町なのは、か、ふむ、時空管理局の魔道師か。ランクもかなり高そう
だな、その年で大したものだ。だが闇雲に突っ込んでくるだけとは、まだ実戦経験はあ
まりないと見えるな。む?ほう、そうでもないな、あの闇の書を封印した連中の一人か、
なるほど、私が勝てたのも多少の運があったようだな」
「ひゃぐぅぅ!!!ひゃ、ひゃめへぇええぇ!!おかっ!おかひくなりゅううぅぅ!!」
「処女の身で快楽すらまともに知らぬ身ではこの刺激はきついか。まぁ、じき慣れる。
発狂するようなことはないから安心して喘ぐがいい。そういう風に身体をいじってある」
「ひぎゃああああああああああああああっぁぁぁ・・・イッ・い・・・」
「さっきの学習の成果を見せたいのか?だが私が必要な情報を得るまでは達することは
できんぞ。思う存分喘ぐがいい」
「そ、そんひゃっ!あぐぅあっ!!ひぎいいぃぃぃっ!!!!!」
 小さな空間に響き渡る絶叫。男はなおも触手を動かし続ける。
 吹き出ることはないにせよ、なのはの股間からは愛液が溢れ出し、足を伝わり、床に
糸を引いて垂れ下がる。
 自由にならぬ四肢を必死に動かし、ちぎれるほどに頭を振り乱し、喘ぎ声を上げ続け
る。それが今のなのはにできうる全てであった。
「ひっ・・・いかへてくらひゃいいぃぃ・・・もっ、もう、ひやぁ・・ぁあぁああっ!
ひぎぃっ!まっ、まひゃぁああぁぁ!!!あっぐぅぅうううっ!!」

 そしてたっぷり5分ほどもなのはを陵辱した男は、
「ふむ、なるほど、だいたいわかった。よし、褒美だ、イッていいぞ」
 男は最後にぶるんっ、と触手を振るわせる。
 それを合図になのはの小さな身体ははじけ飛ぶように大きく痙攣した。
「あぎゃがぁぁぁぁあぁぁ!!!!ひっ!!ひぐっ!!いぐぅううぅぅ!!!!!」
 さきほどのものより遥かに大きい波。その快楽の波に翻弄されるなのはは、満足に動
かぬ手足をばたつかせ、悶え喘ぐ。
 それをさも面白そうに見つめる男の前でひくっ、と一つ大きく痙攣すると、なのはは
がくりと頭を垂れ気絶した。
「ふむ、この程度で失神するか。まだ少しいじり方が足りなかったかな」
 言って男はなのはの顎をつかむと自分の方になのはの顔を引き上げる。
「とはいえ、このまま寝てられても困る。それ、起きろ」
 またしても男はなのはの耳に入った触手を揺らす。
 そのとたん、かっ、と見開かれるなのはの両目、そして、
「ひぃぃぃ!!!だめへっ!!まっ、まはイふぅうううぅ!!!!」
 がくがくがくっ!と大きく身体を痙攣させ、気絶したはずのなのはは飛び起きた。
 無論喘ぎ声と共に。
「ぎゃひぃいいぃ!!!がぁあぁっ!あっ!あああぁーーー!!!」
 がくっ、と力なく垂れ下がるなのは。男はなのはに近づき、再び顎に手をかけ、無理
やりなのはの顔を自分に方に向けさせる。
 虚ろな目でぜぃぜぃと喘ぐなのはに男の声が響く。
「勝手に気絶などするな。私の許可なくしてもはやお前は息をすることすら許されぬと
思え、わかったな」
「ひゃ・・・ひゃい・・・わひゃり・・まひら・・・」
 ぐったりとしたまま、焦点の合わぬ目で、口調で、なのはは機械的に答える。
 そんななのはを見て満足そうに、よし、と呟くと男はなのはを吊り下げていた触手を
解く。
 べしゃっ、と床に崩れ落ちるなのは。自身の愛液と尿の水溜りの上に。
「うっ・・・ぐっ・・・」
 よろよろと上体を起こそうとするなのはだが、手足にまったく力がはいらない。この
短時間で今まで知らなかった快楽を叩き込まれたなのはの身体は、主の命に従うことが
できなかった。さらに自身の大量の愛液でぬめる床に手を取られ足を取られ、まるで生
まれたての子馬のように必死に立ち上がろうともがくなのは。
 しかし子鹿のような溢れる生命力の輝きは全くなかった。

 いつのまにか男は椅子に腰掛け、そんな悶えるなのはを面白そうに見つめている。
 そしてようやく取っ掛かりを覚え、上体が起こせるかに見えたなのはに対し、容赦な
く耳に入れた触手を振るう。
「うぁあっ!!ああーーーーーーーーーっ!!!」
 突然の快楽にまたしてもなのはの身体が痙攣し、起こしかけた上体がまたしても床に
突っ伏す。
「ほらどうした。立ってみせろ、早く」
「あうっ、あ、あぐっ・・・」
 お尻を高く突き上げた状態で愛液に顔を埋め、はぁはぁと喘ぐなのは。
 男からはそんななのはの股間が丸見えであった。
 溢れ出た愛液は股間から尻から太ももから足全体にべっとりと塗りたくられ、いつの
間にか点けられたわずかな光を反射しててらてらと輝いている。
 男は鎌首をもたげていた触手の一本を喘ぐなのはの股間に近づかせ、すいっ、と一撫
でさせた。
「ひぁっ!!あうううぅぅぅっ!!」
 腰を支えていた膝が崩れ、床に張り付くなのは。
「ふふ、どうした。軽く撫でてやっただけだぞ、叫ぶほど気持ちよかったのか?」
「あっ・・・ああっ・・・ああっ」
「おっと、いかんいかん、忘れていた。お前の快楽に対する感度を上げてやったのを忘
れていたよ、いや、すまんすまん」
 少しも悪びれた様子もなく言い放つ男。
 顔だけ男の方を向きながらはぁはぁと喘ぐなのは。さきほどの絶頂ほどではないが、
ただ股間を撫でられただけで意識が飛んでしまいそうな快感が襲ってきていた。
「それだけ感じればさほど痛みもなかろう。そのユーノとやらには悪いがそろそろ頂く
とするか」
 男の口から出たユーノという言葉も霞がかかったようななのはの頭では理解できない。
未だ喘ぐなのはの両足を2本の触手が掴み、ずるずると男の方へ引きずっていく。
「ふぐぅぅぅっ!!!」
「おやどうした。床に乳首が擦られただけでそんなにはしたなく喘ぐものではないぞ」
 股間への一撫でと、床に擦れた乳首だけで息も絶え絶えななのは。
「しかしこれから何が起こるかまだ今ひとつ解っていないようだな、どれ、少し教えて
やるか」
 言って男は耳に入れた触手をまた一つ振るわせる。
 途端なのはの頭にものすごい勢いで古今東西、性の知識が流れ込んできた。
「やっ!!ひっ!!いやっ!!な、なにこれぇぇえぇ!!」
 強制的に脳に刷り込まれる性の知識。
「やっ!いやっ!!やめ、やめてぇ!!!」
 必死に頭を振り、それらを振り払おうとするなのは。無論そんなことで情報の入力が
止まるはずもない。
「これから何が起こるかわざわざ教えてやろうと言うのに、なんだその態度は。黙って
受け入れろ。それともまたさっきの様な思いをしたいのか?」
「っ!?」
 その言葉になのはの身体がびくりと震えた。快楽による恐怖。この短時間でいやとい
うほどそれを覚えさせられたなのはは条件反射的に身体を固くした。
「そうそう、それでいい、人の好意は素直に受けるものだぞ」
 ニヤニヤと言う男。無論その間もなのはの頭にはどんどん性の秘め事が流れ込んでき
ている。
「ひっ!、そ、そんな、こ、こんなこと・・・いやっ!そ、そんなっ!!」
 うつ伏せのまま触手に引っ張られた足を閉じることもできず、大切な部分を男に晒し
たまま、なのはは恐怖に悲鳴を上げる。
「ふむ、まぁ、こんなところだろう、どうだ、大体解っただろう?これから自分がされ
ることが」
 なのはの顔は既に顔面蒼白であった。歯をカチカチと鳴らしこれから起こるであろう
惨状を考えると声を出すこともできなくなった。
「ふむ、なるほど、そう考えていたか、ではお望みどおりそういう風にしてやろう」
「ひっ!!!」
 自分の考えていることは男に筒抜けであることを忘れていたなのはは思わず息を呑ん
だ。
 男は触手をさらに2本追加し、なのはの手を絡め取ると宙吊りにする。
 Yの字で椅子に座っている男の前に引き寄せられたなのはは涙を流し哀願する。
「お・・・お願いです・・・や、止めてください・・・」
「なにを言う。お前がこうされたいと思ったのだろう。私はそれを叶えてやろうという
のだぞ、何を遠慮することがある」
「ひっ!いやぁー!やめてぇーーーー!!」
 なまじどうされるかわかっている分、恐怖も倍増する。
「そして足も上げるんだったな、確か」
「いやぁーーーーーーーーー!!!」
 先になのはの足を掴んでいた触手がなのはの足を高く上げ、上げた手の位置まで持っ
てくる。
 空中でVの字にされたなのはの股間は隠すものなど一切なく男の前に大きくさらけ出
された。
「ほう、なんだ、期待しているのか?愛液が溢れ出してきたぞ」
「いやっ!うそっ!!いやぁーー!!!やめて、見ないでーーー!!!」
「嘘ではない。お前のことはお前以上に知っている。さっきお前の脳に直接聞いたから
なな。例えばこうだ」
 言って男は触手の1本でなのはのクリトリスをその包皮の上から押しつぶすように押
さえつける。
「うぁっ!あああああああぁーーーーーーーっ!!!イッ!イクぅぅぅ!!!」
 クリトリスを押さえつけるという行為だけで絶頂に達するなのは。
 ぷしゅっ!という音と共になのはの膣口から愛液が噴出す。男の顔に幾筋か飛んだそ
れを男は舌で舐め取る。
「くっくっく、処女の潮吹きか、なかなかいい味をしているじゃないか、それにちゃん
と教えたことを守ったな。いい娘だいい娘だ、どれ、少し褒美をやるか」
 言って男は吊り下げられたなのはの股間を自分の顔のそばまで近寄らせ、舌でなのは
の股間を愛撫しだした。
「ひぃぃぃぃ!!!ひゃぐっ!!やめっ!やめてへぇぇーーー!!」
 男は膣口の周りをひとしきり舐めると、穴の中に舌を差し込んできた。
「あああああぁぁぁぁーーーー!ひゃぁぁがぁあぁぁっ!!!あーーーーっ!!!」
 生まれて初めての愛撫らしい愛撫。強制的な絶頂や、ただ触手をあてがわれただけの
ものと違い、快楽を与えるための舌の動き一つ一つがなのはの脳を掻き揺らす。
「叫ぶだけではやっているこっちもつまらん、ちゃんと喘いでみせろ。さっき教えただ
ろう」
「ひはっ!!きっ!きもちいいいいぃぃ!!!オ、オ○ンコがー!!オ○ンコの中ぐり
ぐりされてきほちいいいぃぃーーー!!!!やぁーー!!またいくぅぅ!!!!」
 およそ彼女の口から出るには早すぎると思える言葉を、なのはの脳は、口は、そして
心は、すらすらと紡ぎ出す。
 その言葉に満足した男はなのはの膣口から舌を引き抜くと、そのまま舌でクリトリス
を押しつぶした。
「うああああぁぁっ!!!!いく、いく、いくっ、イクぅぅぅぅっ!!!!!!」
 幾度となく口から発せられた絶頂の声。もはやなのはにその言葉に対するためらいは
存在しなかった。
 さきほど以上に身動きの取れぬ身体をびくびくと震わせながら、股間からとめどなく
流れるひときわ熱い愛液を尻から床にぽたぽたと垂らしながら、今までの中で最大級の
絶頂に彼女の身体は打ち震えた。
「うっ・・・っく・・・あっ、ぐっ・・・」
 初めて外的刺激によって絶頂を迎えた膣口はひくひくと痙攣し、絶頂の大きさを物語っ
ていた。
 男はそんななのはの股間に指を這わせ、これまたひくひくと震えるクリトリスを容赦
なく2本の指でこねる。
「ひっ!!ひぃぃっっ!そ、そんっ、い、いまっ!!ひっ!!イッた・・・ばかっ!!
あうぅぅうううっ!!!」
「続けて達することも今のうちに覚えておけ、こういうふうに、なっ!」
 言ってぐいっ、とクリトリスを押しつぶす。
「いぎゃぁぁぁ!!!まだいぐうぅぅぅ!!!!!やらっ!ひやぁっ!らめぇ、もっ、
もうらめぇぇぇ!!いぐぅぅぅぅっっっっ!!!!!!!!」
 頭を垂れ、肩で大きく息をするなのは。その小さな身体にそぐわぬ絶頂の痙攣に男は
満足そうに口の端を歪めた。
「さて、そろそろよかろう。この状態でこうするのだったな」
 男の声と共にまた1本の触手が進み出てなのはの腰に巻きつく。
「ひっ!ひぃぃぃっ!!!や、やだっ!やだやだやだっやだーーーーーーーーーっ!!」
 あふれる快楽に身を委ねたなのはも、自身の処女喪失となると瞬時に意識が覚醒し、
精一杯の抵抗を示した。無論、言葉と身体を揺らす程度のものでしかなかったが。
「そうか、そんなに私に処女を奪われるのはイヤか、ふむ」
 言って男は考えるかのように腕組みをした。
 その言葉にもしかして何かすれば助かるのかと思うなのはの思考をあざ笑うかのように、

「残念ながら、駄目だな」

 男は椅子に座ったまま、なのはの腰に巻きつけた触手を一気に引きおろした。

 狙い違わず。男の肉棒はなのはの膣内に一気にめり込んだ。

「ひぎぃっ!!うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

 一瞬にして処女膜は引き千切れ、一気に子宮口に届いた男のペニスはなのはの体を突
き上げる。

「いぎいぃぃ!!いっ!いたぁあああぁぁぃぃぃいい!!!!」
 余りの激痛に目を見開き泣き叫ぶなのは。
 いくらこれ以上ないくらい濡れていたとはいえ、なのはの小さな身体には規格外のサ
イズの男根を、一気に叩き込まれてはたまったものではない。
 だが男はそんななのはを気遣うことは一切しなかった。
「いい具合にキツイぞ、お前の中は。では動くぞ」
「ひぃっ!や、やめっ!ぎゃぁああぁぁぁぁ!!!」
 なのはをいたわる気などさらさらないと言った風に、男はなのはの腰に巻いた触手で
もって、彼女の身体を上下させ始めた。
 ザクザクと突き崩すようなピストン運動。一突きごとになのはの口から絶叫が漏れ、
股間からは破瓜の純血が飛び散る。
 大量の愛液もあまりにかけ離れたサイズの代物に対しては、潤滑油にこそなれ痛みを
緩和するには役不足であった。絶叫と破瓜の血は一突きごとにその大きさと量を増して
いった。
「いぎゃぁぁぁっ!!やめへっ!!ぬいてぇーーーーーー!!!ぎゃぁぁぁーーー!!」
 そんななのはの絶叫などおかまいもせず、男はなおもピストン運動を続ける。
「しっ、しぐっ!ひんじゃぅーーー!!!やめへぇーーーーーー!!!!」
「ふむ、いいぞ、中々の名器ではないか。なに、じきに痛みもなくなる。これから毎日
いつでも犯してやるからな、すぐに具合もよくなる」
 言いながらもピストンのスピードはまったく衰えない。ごりごりと、まるでやすりで
削るかのように男のペニスがなのはの膣を蹂躙していく。
「いだいー!いたいいたいいだいいたいいだいーー!!やっ、やめてぇーー!!!!」
「よかろう、そんなに止めて欲しいなら止めてやるか、ちょうどそろそろ出るぞ」
 ほんの1時間ほど前のなのはならその言葉の意味することがわからず首をかしげたで
あろう。だが今のなのはには死刑宣告にも等しい言葉の刃だった。
「ひぐっ!いたっ!や、やっ!やめっ!!出さなっ!いだぁっっ!!!」
「何だ、出されるのはイヤか?それならばすっとこのままだぞ、その方がいいのか?」
「いだぁいーー!!いやぁ!やめっ、いたいっ、いやぁっ!!」
「む、おお、そうか、もう子を成すことができる体なのか、ふはは、それはいい、思う
ぞんぶん私の精をくらうがいい」
「!!!ひぎっ、やっ、やぁあぁぁ!!やめっ!だっ、いだぁっ!出さないでっ!やっ
うぁぁっ、やだあぁぁっっ!!!」

「残念だがお前の都合を聞く気はさらさらない」

 ドグンッ!!!

 言うが早いか男はなのはの膣内に大量の精液をぶちまけた。
「ぎっ!!ぎゃああぁぁぁ!!!ひぐうううぅぅ!!イッ、イッグウううぅぅーーー!」
 一瞬にして大量の精液に膣内から子宮内まで埋め尽くされ、その衝撃でなのはは絶頂
に追いやられた。
「ああ、忘れていた、子宮に精液を浴びると強制的にイクようになっているぞ、っと、
すまんな、言うのが遅かったか」
 極限の痛みから一転、瞬時にして絶頂を迎えたなのはは感覚の急変さに付いていけず、
あっさりと失神していた。
 男は白目を剥き、がくりと頭を反らして失神するなのはを腰の触手でずるり、と引き
上げる。
 引き抜かれた結合部からごぼごぼと音を立てるかのように大量の精液がなのはの破瓜
の血と相まって朱色の濁流となって流れ落ちる。
「まぁ今回は私も注意を忘れていたからな、勝手に失神したことは大目にみてやるとす
るか」
 男は触手を使って床の一角になのはを降ろす。そこには粗末ながらもベッドらしきも
のが置かれていた。
「よかろう、本当は使うだけ使ったら捨てようかと思っていたが、意外とお前は具合が
よさそうだ。当分は傍に置いてやるとするか」
 そういって男は音もなく闇に溶け込んでいった。

 残されたなのははその言葉を聞けるはずもなく、暗い闇の中、涙と粘液に汚れながら
ただ横たわっていた。


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