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[287]名無しさん@ピンキー 2006/03/10(金) 05:48:36 ID:FVlKbKgA
[288]名無しさん@ピンキー 2006/03/10(金) 05:49:57 ID:FVlKbKgA
[289]名無しさん@ピンキー 2006/03/10(金) 05:52:32 ID:FVlKbKgA
[290]名無しさん@ピンキー 2006/03/10(金) 05:54:08 ID:FVlKbKgA

(無題)

私が目を覚ましたのはベッドの上でした。覚えているのははやてのこと。
私の魔法が失敗して、なのはの視線がはやてから逸れた数瞬、魔力の塊がはやてを押し潰しました。
その後のことはよく覚えていません。

<substitute for... prologue>

フェイトの症状は軽かったが、他のスタッフの被害が甚大だったこともあり、大事を取って精密検査の対象となった。
被害状況は定かではなかったが、なのはが無事との知らせがフェイトを安心させた。
だが、はやての事については誰もが表情を硬くし口を閉ざし、深刻な状況であることはフェイトにもよく判った。

「おはようございます」

フェイトの病室をシャマルが訪ねたのは戦闘の翌日だった。
普段、これといった交流のない彼女の訪問は、フェイトにとって意外ではあったが、ようやく日常に戻れたようでもあり、いつもにも増して和やかな彼女のそぶりは、はやての病状が深刻でないことを連想させた。

「はやては元気ですか?」

フェイトが、そう訪ねたのは自然ななりゆきだった。きっとはやては大丈夫、ちょっと回復に時間がかかるだけで元気。そう思った。そうでなければシャマルがこんなに明るいわけがない。はやてちゃんの側を離れるわけがない。

持参した白菊を花瓶に挿していた彼女は振り返らずに答えた。

「はやてちゃん、私たちが話しかけても何も答えてくれないんですよ。」
「脳にダメージが及んで、目も耳も動かないんだそうです。」
「あんなにリハビリ頑張ってたのに、無駄になっちゃいましたね。」

彼女は振り返った。
虚ろな目に狂気を湛えて、ちょっと微笑んでいたように、フェイトには見えた。

「だから、フェイトちゃんには、早く元気になってもらって」

とても優しい、作り物の声で、彼女は囁く。

「元気になってもらって、私の玩具になってもらいますね」

聞き返そうとした瞬間、両腕をバインドされた。
逃げようとした瞬間、足首にまとわりついた何かに足を取られた。
声をあげようとした瞬間、後ろに立ったシャマルの左手の綺麗な指がフェイトの口に割って入った。

全て、フェイトにとって一瞬のことだった。

「フェイトちゃん、殺しちゃおうかなと思ったんですよ。」

そう言って、シャマルは、床に倒れたフェイトの首に優しく手をかけた。

「でも、はやてちゃんに怒られちゃいますものね」

首にかけた右手を肩口に移動させる。局に支給された無愛想なパジャマのボタンが外れていく。

「だから、フェイトちゃんをはやてちゃんの分も幸せにしてあげます。」

露わになった胸元に手を伸ばすと、シャマルの指輪が微かな光を放った。

「…!?!?!?!!!」

フェイトの身体が震えた。
幼い身体に走った未知の衝撃、胸から全身に走った得体の知れない感覚。それが何であるのか、フェイトには判らなかった。

「駄目ですよ、暴れたら。これからずっと気持ちよくしてあげますから。」

シャマルの指が這った。微かに膨らんだ胸元にささやかな刺激を加える。指先が先端に近づくにつれ、甘い刺激が広がる。

「あらあら、気持ちよくなっちゃいました?」

右胸を触られる。柔らかく優しく撫でるように。少しずつ胸の先の方へ先の方へ、先まで気持ちよさが届いたら、また最初から。繰り返し繰り返し。

「や…やぁ…やめ…」

フェイトが微かにそう呟いたのを確認して、シャマルは服の上からフェイトの左胸を撫でた。官製品の雑な布地が、フェイトの左胸を優しく擦る。

「…ふぁ、あぅ、や…」

右胸から沸いた感覚が、左からもやってくる。幾らなんでもおかしかった。触られただけでこんなになるわけがない、きっと何か魔法を使われた。これは魔法だ。

「あぅあ、な…、はぁ、しら…ない…」

心地良かった。今まで、痛いことも辛いことも我慢できた。でも、これは知らない。気持ちよさで考えがまとまらない…。

「ひあ…あ…や…あ、あ…あ…」

でも…駄目だ、これは……危険だ…。

「!?」

フェイトから魔力を感じた瞬間、シャマルは身を離した。
フェイトが途切れかけた正気を繋いで紡いだ魔術は、シャマルの左肩を貫き、壁に痕を刻む。

「シャマル…、駄目…」

フェイトは両手をバインドされたまま、乱れた息をおさえながら言葉を吐く。衣服は乱れ、顔は紅潮していたが、蒼い瞳は理性を繋ぎ止めていた。物理ダメージを伴う魔法を使った以上、誰か来てくれると思った。ここは管理局の病院だから、すぐに誰かが………

「え? …あぅえぁあああ!!!!!!!」」

フェイトの脳を快楽が貫いた。右胸・左胸の気持ちよさが止まらなかった。いや、先程のシャマルの指よりも激しい震動が彼女の胸先を襲った。

「やぅ、あぁぁあぅあぅあぁうぁうあああ」

足に力が入らない。中空に固定された手首に体重を預け両足から力が抜ける。

「フェイトちゃん、暴れちゃ駄目って言いましたよね、私。」

フェイトを抱きしめ、シャマルは下半身に手を伸ばす。

「もうフェイトちゃんは、私のお人形さんなんですから。世界のどこにいても気持ちよくなれるように、フェイトちゃんの可愛い胸に魔法をかけてあげたんですよ。」

「そ…ん…やぅ…もうやめ……は…」

喘ぐフェイトを優しく抱きしめると、フェイトのパジャマのズボンを降ろす。
露わになった腿を撫で上げ、ショーツの下に手を忍ばせる。

「フェイトちゃんの大事な所に指が届いちゃいました。ここも気持ちよくなれるようにしてあげますね」

シャマルの指輪が光ると、光はフェイトの秘所から吸収されたように見えた。吸収された魔力はフェイトの快楽の引き金を引く。

「!!ぁやめや、あぁぁぅぅあぇ」

胸の気持ちよさの比ではなかった、股間から甘い衝撃が脳にぶつけられる。正気を保つのが精一杯だった。

「触っただけで気持ちよくなっちゃいました? ちょっと火を入れただけなのに、もう我慢できないんですね。」

フェイトの股間を探り、クリトリスの場所を探り当てる。

「も…う…やめて、私を変にしないで…」

「変になんてしてないですよ。気持ちよくなれるように繋いであげただけです。」
「フェイトちゃんは、元々えっちなんです。こんなに濡れてるのは、身体がえっちな証拠なんですよ。」

シャマルの指が細かく震える。瞬間、意識が飛んだ。

「あぁぁぅぅあぇ、やめぇぇぇ」

気持ちよさが全身を包んで、頭が真っ白になった。身体に力が入らない。
我慢したおしっこをようやくできたような、そんな気持ちよさの何十倍も気持ち良かった。


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