ララララララ ララ
君はかわいい 僕のフェレット
長い金髪 良く似合うよ
だけど時々牙を向いて
僕の心を悩ませる
クロノ(独白)
ユーノと街へ出かけると
つい嬉しくなってしまう、
二人で出かける時間は夜しか無いけど、
喫茶店や公園でよく話し込む
ユーノは最近、無限書庫で
失われた魔法体系の解説書を見つけたらしい
おかげで今日の話題はそれ一色だ。
失われた世界を語るユーノはとても
輝いて見える
僕個人的には余り面白くない
理不尽な嫉妬だと分かっているが
やっぱり書物より僕を見て欲しい
と、心からそう思う、
ユーノ「今日は食事ありがとう」
クロノ「いや、いつも忙しいみたいだからね」
ユーノ「……クロノちょっと目を瞑って」
クロノ「え、いいけど」
クロノ(独白)
唇にやわらかい何かが当たり、
僕は慌てて目を開ける。
そるとユーノは既に消えていて、
魔方陣の残滓がそこに輝いていた。
クロノ「やられた……」
フェレットのタンゴ
タンゴ タンゴ
僕の恋人は フェレットさ
フェレットのタンゴ
タンゴ タンゴ
獣のように 気まぐれで