「それじゃあリイン、明日は留守番お願いな」
「わかりました、マイスターはやて!」
明日はわたしとザフィーラさんしかおうちにいません。みなさんが帰ってくるのも
夜おそくになるそうなので、二人で一日じゅうおるすばんです。
マイスターはやてのデバイスとして、リインはりっぱにおるすばんをしてみせます!
朝9時 リインフォース起床
「む〜…」
おねぼうをしてしまいました…みなさんはもう、おでかけしてしまったようです。
「でも、おるすばんははじまったばかりです!」
そうです!まだばんかいのチャンスはいっぱいあるはずです!
グ〜〜
とりあえずおなかがすいたので、ごはんを食べることにします。
はらがへってはいくさもできないのです!
「ああ、起きたか…」
いきなり大ピンチです!
台所に知らない男の人がいます!
しかも大きいです!シグナムさんよりも大きいです!
ふじさんよりも大きいかもしれません!
「どうした、リインフォース?」
しかもリインの名前を知っています!けいかくてきはんこうです!
リインはこの人にさらわれてしまうのでしょうか?
「今パンを焼く、少し待っていてくれ」
ワルモノがうしろをむきました!今がチャンスです!
「てや〜〜!」
パンチ!パンチ!そしてキックです!ワルモノもイチコロです!
「どうしたリイン、米の方が良かったか?しかしまだ炊けるのには時間がかかる。
今朝はパンで我慢してくれ」
ぜんぜんきいていません!
ああ…このままリインは、ゆうかいされてしまうのでしょうか?
そしてさらわれたリインは、前に言われたように、かわいいから『かんきん』されて
『てごめ』にされて『ちょうきょう』させられてしまうのでしょうか?
…そうです!ザフィーラさんがいます!ザフィーラさんがかみつけば、このワルモノも
いつものシャマルさんのように、うごかなくなるはずです!
「ザフィーラさん!ザフィーラさん!ここにワルモノがいます!たすけてください!」
「リインフォース?」
「このままじゃリインは『かんきん』で『てごめ』で『ちょうきょう』です!」
「…リイン、そんな言葉を誰から教わった?」
「シャマルさんです!」
「そうか…」
ハクション!
「風邪引いちゃったかしら?イベントに間に合うように夜更かししちゃったせいかな…
あ、それともはやてちゃんが私の事を噂してたりして!」
シャマル、ザフィーラカウント+1
「そんなことはどうでもいいです!さあ、かくごするがいいですワルモノ!」
「…そういえば、お前にこの姿を見せた事は無かったな」
「へ?」
みるみるうちにワルモノがザフィーラさんに変身していくではありませんか!
「リイン、さっきのは俺の人間形態だ。驚かせて悪かった…」
「ザ…」
「?」
「ザフィーラさんはワルモノだったんですか!!!」
「・・・」
この後、リインフォースの誤解が解けるまで、1時間ほどかかったそうな。
次回予告
「どうしたのクロノ?」
「ふぇ、フェイト!?何でもない!何でもないんだ!
「そ、そうだよ何でもないよ!」
「ユーノ君、その本はなぁに?」
「いや、なのは。別に大したものじゃ…」
「Master!Don`t look!」
「バルディッシュ?」
「どうしたの、レイジングハート!?」
「Excellent…」
「え?」「え?」「e?」
次回「すもう」
来週も、シャマルと地獄に付き合ってもらう。