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[408]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:31:44 ID:ODz/JcfG
[409]※小説同様、42文字改行です 2006/04/05(水) 02:33:15 ID:ODz/JcfG
[410]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:34:02 ID:ODz/JcfG
[411]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:35:51 ID:ODz/JcfG
[412]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:36:44 ID:ODz/JcfG
[413]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:37:34 ID:ODz/JcfG
[414]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:38:33 ID:ODz/JcfG
[415]シグさんとシグシグ 2006/04/05(水) 02:39:40 ID:ODz/JcfG
[416]シグさんとシグシグ・終わり 2006/04/05(水) 02:40:41 ID:ODz/JcfG

■シグさんとシグシグ■

 最近、なのはとの関係がギクシャクしている。それまでは何てことない、良い関係でいた、
けど雰囲気というか、そろそろ関係がこのままってワケも、なんだかもどかしかった。
 だから、16になって初めてなのはとキスをした。合意の上だったはずだし、何か不味いワ
ケでもなかった、けど気不味くはなった。なんだろう、それからというもの、何か喋るのを躊
躇ってしまう。電話もメールも、最近ぷっつりだ。


「あーそうだねぇ、きっとなのはちゃんもどうにかしなきゃって思ってるんだろうけど」
 と、エイミィさん。
「そう……、なんですかね?」
 僕は思い悩んでるところを、すぐさまエイミィさんに発見されて、結局相談してしまったワ
ケだ。
「そうそう、そうだよー。ここはね、こうガツーンとさ!」
「がつーん?」
「そうガツーンと! 思い切って関係をだね、もうちょっとこの」
「もうちょっとこの?」
「いっちゃっていいんじゃない? ほら、歳も歳だしさ、いっかなぁって時期じゃない?」
「え、ちょ、ちょっと! どういう事ですかそれ!?」
「むふふ、そういう事」
 とか相談して、結局出された結論はそんな事だった。とりあえずあの場では否定したけれど
も、言われてみると意識してしまう。なのはと僕がつまり……、そういう事をすべき時期だっ
て事だよね。
 勇気を出すべきなのか、どうなのか。もしかしてエイミィさんの助言は的外れで、なのはに
そんな事したら、余計嫌われないだろうか。第一、僕にはそんな経験が無い、不安しかない。
一応無限書庫を利用して、知識を大量に仕入れてはみたけど、頭で理解してるのと、体で経験
しているとでは大違いだ。
 だからと言って、このままというのもダメだ。何か手を打たないと。
「どうすればいいんだ……」
 僕に足りないのは、行動する勇気。なんて情け無いんだ……。
「……んぐっ、な、なんだ?」
 そんなふうに俯いて歩いていると、何か柔らかいものに顔がぶつかった。
「なんだ、ユーノか」
 シグナムさんだった。
「へっ!? いやあの! ご、ごめんなさい!」
 つまり僕がぶつかったのって……、ひっぃいーー! 怒られたら僕のどうにかなる相手じゃ
ないよ! あぁほら! こっちを冷ややかに睨んでるし!
「あの……、その……」
「どうしたんだ、ユーノ、最近おかしいぞ」
「へっ?」
 でもどうやら、シグナムさんはそんな事気にもしてないみたいだ。
「結界役を頼んでも、時折ぼさっとして。この前だって崩壊しかけて大変だったじゃないか」
「はい、すいません……」
 シグナムさんは、そんな胸に触れただとか小さな事より、どうやらこっちのほうを怒ってる
みたいだ。そりゃそうか、こっちのほうがヘタすれば事故に繋がるし。
「気をつけろよ」
「はい……」
「……どうしたシャキっとしろ!」
「いえ、あの……」
「あぁもうウダウダと! なんだ、何が気に食わないんだ!?」
 シグナムさんがだんだんイライラしだしてきた。ただ、何が気に食わないんだと言われても、
そう簡単に自分の中で整理出来れば、苦労もしない。
「……高町の事か?」
「え、あの……」
「そうみたいだな」
 さすがはシグナムさん、黙っていても見抜かれた。
「人間、私情があって感情があるのは当たり前だ、そこは悪くない。だがな、他人に迷惑をか
ける程の悩みは、早めに解決をせんと」
「そう、なんですが……」
「あぁもう、そんな調子では他の人まで不快にさせる! ……もういい、私でいいから話てみ
ろ、ほら」
「ほ、ほらって」
「……ここじゃ話せんのか、ならこっちこい」
「あたっ! ちょ、ちょっとシグナムさん!?」

 その後僕は、空いてる個室に連れて行かれ、互いにソファーに座っているものの、まるで事
情聴取のように取り調べられた。だから僕も諦めた、それにせっかく相談にのってくれるって
言ってくれたんだ、蔑ろにするワケにもいかない。
「ふむ、なるほど……、行き詰って何をすればいいか分からないと……」
「はい……」
「ふ〜む……」
 腕を組んで、上を向いて悩むシグナムさん。
「こう言っちゃ何だが……」
「はい?」
「今考えれば、私は恋愛ごとなどとんとダメなのだ」
「え……?」
 心の内をぶっちゃけた後、さらにぶっちゃけられたとんでもない一言。
「いやな、そういうのは主はやてや、シャマルのほうが専門なのだが」
「は、はぁ……」
 一体僕は何の為に、こんな意を決して相談したんだろう。
「だが、つまりあれだろ、その次に進む度胸が無いって事だろう?」
「そうなんですけど……」
 もういいや、なんだか帰りたくもなってきた。
「ふ〜む……」
「………」
「よし分かった、度胸を付ければいいんだな、そういうのは専門だ」
「い、いやあの、演習場でバトルをしたって、そんな変わるワケでも……」
「誰がそんな事をすると言った。お前に足りぬのは経験だ、だったら私が付けてやろう」
「うん? はい?」
「だからするんだ、私がお前を一つ大人にしてやる」
「い、いやちょっとあの! あぶっ!」
 のっそりと立ち上がったシグナムさんに、僕はソファーの上で押し倒された。
「あの! あのあの!」
「何、そんなに慌てる事は無い、何事も始めはヘタなものだ」
「そ、そういうんじゃなくて!」
「大丈夫、高町には黙っておく。それに、私もだいぶ久方だが、嫌いでもない」
「あ、あの……、その……」
「それとも、私も抱けないのに、高町を抱けるとでも思っているのか?」
「うぅ……」
 シグナムさんがゆっくりじりじりと、僕の居るソファーへと近づいてきた。これはその、も
しかしてやる気まんまん……?
「あ、あのシグナムさん!」
「なんだ?」
「あ、あの、ゴムとか今無いし、あの……」
「そんな物私にはいらん、子など出切るワケないからな」
「い、いやそうなんでしょうけど……」
 という事ははつまり、その、な、生でって事……?
「さて、まず始めに何をすべきだ?」
「え、あ、あの、まずは……、ムード作りというかその……」
「ではそれを作る為に、何をしたらいい?」
「え〜と、キ、キスとか……」
「そうだな、ではやってみろ」
 そっと目を閉じるシグナムさん。やってみろって、そんな無茶苦茶な。
「どうした? キスさえも出来ないヘナチョコなのか?」
「や、やれます!」
 いつまでもバカにされてたまるか! そのぐらい僕にだって!
「ん……」
 だから思い切ってキスをした。
「……そんなものか?」
「え?」
「軽く触れるだけなどと、まったく浅いな」
「じゃ、じゃぁどうするんですか!」
「こう……、するんだ」
「へっ……、んぐっ!」
 今度はシグナムさんが僕にキスをしてきた。ただ触れるだけじゃない、力強い腕引き寄せら
れ、触れた唇はゆっくりなぞり合い、時折出てくる舌に僕はビクッとした。
「……どうだ、これが相手を盛り上げるキスのやり方だ」
「……ぷはっ」
 凄い、僕が投げやりにやったのとは全然違う。頭がちょっとクラクラってくるほどドキドキ
させられた。
「わ、分かりました……、シグナムさん」
「あぁ、その呼び方はやめろ、気分が出ない。シグナムでいい、敬語もやめろ」
「う、うん……」
「さて、次は何をする?」
「その……、いきなり触るのは不味いらしいから……」
「そうだな」
「む、胸とかをまず愛撫したり……」
「やってみるか?」
 そういうとシグナムさんは、局の制服のボタンを上からゆっくり外し始めた。
「ブラの外し方は……、まぁいい、後で自分で調べろ」
 ブラがはだけたかと思うと、今度は後ろに手を回す。
「ゴクッ……」
 僕は思わず唾を飲んだ、だってそこにあるのは……、これでもかというぐらい大きな胸が二
つあるんだから。
「……なんだ、もう限界みたいだな」
「へっ? あっ! あ、あのこれは!」
 シグナムさんの手が、そっと僕の股間部に触れた。恥ずかしい事に、ズボンはもう山を張っ
ていて、確かにもう限界と言わんばかりだ。
「だがな、これはもうちょっと後だ」
「はい……、あ、いや、うん」
 とにかく僕はこの目の前の胸を、どうにかしないと。
「で、では……」
 右手がシグナムの胸を掴む、手がしずみこむぐらい、かなり柔らかく気持ちがいい。さて、
これをどうすべきか、つねったり舐めたりすべきなんだろうか。
「チュパッ……」
 とりあえず僕が選んだ選択肢は、舐めたり吸ってみるという選択肢だった。あぁちょっと、
僕今女性のおっぱいを吸ってるよ……。
「なんだそれは」
 けど、その覚悟も、シグナムにはあまり伝わらなかったみたいで。
「へっ?」
「吸ってるだけか?」
「いやあの……、どうしよう……」
「私に聞くな、私に」
「うぅ……」
 困った、仕入れた知識では限界がある。確かにこのままでなのはを抱かなくて良かったよ。
「じゃぁあの」
 ただ、僕にももしもの時の秘策はある。
「なんだ?」
「ちょっと試してみたい魔法があるんだけど」
「魔法? 魔法って何をするつもりだ?」
「あの、無限書庫でたまたま見つけたんだ、こういう時役立つ魔法」
「魔法か……、それも自身の技と思えば良いが、魔法なんだと思われると嫌がられるぞ?」
「いや、そういうのもあるらしくって、バレ無いようにしてるらしくて」
「バレなければ良いか……、まぁ私は練習だしな、別にいいだろ、やってみろ」
「うん」
 よし、説明書によれば、この魔法を使えば技術なんか無くたって、相手の女性を喜ばせる事
が出来るって書いてあったし!
「じゃぁいいかな?」
「なんだ、もう発動してるのか? 見た目や感覚には分からんな」
 そして僕はもう一度、さっきと同じようにシグナムの胸を吸ってみる。
「ひゃくっ……! な、なんだ!?」
 するとシグナムは、いきなり可愛らしい声をあげた。
「ど、どう?」
「……そのなんだ、さ、さっきよりは、まぁ良いだろうが」
「うん」
 念のためもう一度、今度は長く、舌で先を転がすようにやってみる。
「はぅ…! あっ…! あぁ……!」
 やっぱり反応が違う。
「はぁ……、はぁ……、な、なんだ、この感覚……! わっ! 馬鹿! その状態でキスなん
かしようと……! んっ……! んぐ……! あ……!」
 口を胸から、唇へと動かす、やっぱりこっちも反応がさっきと違う。そしてシグナムは、腰
が砕けてきて、徐々にソファーへと後ろに倒れ、自然と僕が押し倒す形となった。
 するとシグナムの手が、僕の腰のベルトへと動いた。カチャカチャと下で音がし、止めボタ
ンもチャックも下ろされていく。
「うぁ……」
 だから自然と何をやられるかは決まっている。そう、次にシグナムは僕のあそこを掴んでき
た。初めて女性に握られる、その達成感と、他人によって上下に動かされる、新しい感覚。正
直言ってかなり気持ちが良い。
「馬鹿者、せっかくのってきたのに、握られた程度でキスを止めるな」
 頬を赤らめたシグナムが言う。
「う、うん……」
 僕はもう一度キスをした。口の緩んだシグナムの涎がからみつき、さっきよりかなり触れる
音がうるさい。そしてシグナムの手が僕のあそこをシゴいている、これがえっちをしてるって
事なんだ……。
「……いいぞ、そろそろ」
「え、うん」
 そろそろ、という事は、ついに女性としての部分を触るワケだ。
「よし……!」
 とにかくまずは、制服のスカートを下ろさないと。
「えっと……」
「……脱がすのがヘタだな、気分が滅入るぞ」
「ご、ごめん」
「まぁいい、ほら、よいしょっと、これでいいだろ」
 結局シグナムに手伝ってもらった。うぅ、情け無い。
「……」
 脱がすとそこには、当然といえば当然だけど、下着が見えてくる。ただ、それだけでも十分
ドキドキしてくる。さらに全体を見れば、胸を肌蹴るように制服の半脱ぎ、嫌でもそそられる。
「……そんなに見るな、私とて恥ずかしいだろうが」
「あ、ごめん」
 そうだそうだ、見てるんじゃなくて、これから僕はやらなきゃいけないんだ。
 もう一度目を下ろす、下着を良く見てみると、中央は既に湿っていた。
「それじゃ、下ろすね……」
 ゆっくり、品定めをするように見ながら下着を下ろす。中央がひっついて、そこだけ遅れて
剥がれる。
「えっと、あの……」
「……言うな、気にはしてるんだ」
「あ、うん」
 シグナムの股間部は、とっても毛が薄かった。はっきりいって生えかけとしか言えないよう
な、そんな寂しい状態。
「じゃぁそのなんだ、まず指とかでだな」
「うん」
 僕はここまでに、何度“うん”と言ったのだろうか。リードも何も出来ずに、ほとんどシグ
ナムの言われるがままだ。まぁ、それが練習なんだろうけど。
「あっ! ちょ、ちょっとま……! んっ! ま、魔法したまま……! は……!」
 人差し指でそっと触れ、まず第一間接まで少し挿れてみた。指の先から伝われる、中の暖か
さと、愛液でぐちゅぐちゅとした感覚。ここにもし挿れられるとするならば、どれだけ気持ち
が良いんだろうか。
「ま、まぁいい、そ、そのまま、少し好きに動かしてみろ」
「じゃぁ……」
 動かす、どうすればいいんだろう? とりあえず、クリトリスっていう部分をつまむのが良
いって、調べるといろいろ書いてあったけど。とにかく手探りでそれらしい場所を探してみる、
ちょっと突起した部分、これかな?
「あっ! そ、だかっ…! くぅ……!」
 一気にシグナムの反応が変わった。ソファーを両手で掴んで、必死にもがくのを堪えている。
「はぁっ! だ、だめだ……! あっ! はぁあああああ!!!」
 そして僕の手の平に、熱い水のようなのが掛かってきた。
「えっとあの……」
「はぁ…、はぁ……、く、くぅ……! こんな素人に、手だけでやられるとは……!」
 甘く見ていた相手に、逆にやられたシグナム。結構プライドの高い彼女は、屈辱的な事でも
あるんだろう。
「もういい、早くしろ……!」
 横を向きながら、少し起こり気味に言われる。
「へっ?」
「やる事あるだろ、何度も言わせるな!」
「そ、そうだね」
 やる事、つまり正しい性交をするという事、膣に挿れるという事。
「い、挿れるね……」
 僕のあそこは、もう既に限界、ギンギンに張っている。さっきからの行為の興奮に加え、さ
っきシグナムがシゴいてくれたから、出るか出ないかの瀬戸際だ。
「うっ……」
「はぁ……! あ……! い、いいぞ!」
 ゆっくり、ゆっくりとシグナムの膣に挿っていく。トロトロと愛液が絡みついた壁が、包み
込むように、僕のあそこと絡んでくる。
「どうだ……、あっ……、ど、童貞を捨てた気分は……」
「あっ……、き、気持ち良い……」
「ふっ、正直だな、じゃぁこういうのはどうだ」
「あっ! あぁ……!」
 だいたい挿ったところで、壁がぎゅうぎゅうと絞め上げてきた。
「尻の筋肉を絞めるとな、筋肉のつながりでここも絞まるんだ」
「だ、だめ……、で、出ちゃうから……! うぁ……!」
 結局僕は、我慢が出来ずそこで果てた。
「ふん、子が出来ないとなると遠慮が無いな」
「ご、ごめん……」
 まだドクドク出ている、一人でする時じゃこんなに出ないだろうに。
「しかもまだまだ余裕か、どうだ、動かす練習も必要だろ?」
「え、そ、そうだけど……」
「じゃぁやってみろ」
 確かに、出たばかりだというのに果てる様子も無い。
「う、うん」
 とりあえず前後に腰を動かす。ただ出たばかりで、擦れるたびに腰がビクッとしてくる。
「はぁ……! あ、ぁ! い、いいぞ! すごく! も、もっと早く!」
「あ、う、うん!」
「んっ! んっ! あっ! あっ! いい! いい! そ、そうだ!」
 動かすたびに、あそこから刺激が伝わって、腰がガクガクとする。そしてパンパンと突く度
に、シグナムの大きな胸がかなり揺れる。その光景は、かなり圧倒的だ。
「あ、そ、そうだ! む、胸も…、んっ! いいぞ!」
 気が付いたら、シグナムの胸を手で揉んでいた。
「もういい、早くしろ……!」
 横を向きながら、少し怒り気味に言われる。
「へっ?」
「やる事あるだろ、何度も言わせるな!」
「そ、そうだね」
 やる事、つまり正しい性交をするという事、膣に挿れるという事。
「い、挿れるね……」
 僕のあそこは、もう既に限界、ギンギンに張っている。さっきからの行為の興奮に加え、さ
っきシグナムがシゴいてくれたから、出るか出ないかの瀬戸際だ。
「うっ……」
「はぁ……! あ……! い、いいぞ!」
 ゆっくり、ゆっくりとシグナムの膣に挿っていく。トロトロと愛液が絡みついた壁が、包み
込むように、僕のあそこと絡んでくる。
「どうだ……、あっ……、ど、童貞を捨てた気分は……」
「あっ……、き、気持ち良い……」
「ふっ、正直だな、じゃぁこういうのはどうだ」
「あっ! あぁ……!」
 だいたい挿ったところで、壁がぎゅうぎゅうと絞め上げてきた。
「尻の筋肉を絞めるとな、筋肉のつながりでここも絞まるんだ」
「だ、だめ……、で、出ちゃうから……! うぁ……!」
 結局僕は、我慢が出来ずそこで果てた。
「ふん、子が出来ないとなると遠慮が無いな」
「ご、ごめん……」
 まだドクドク出ている、一人でする時じゃこんなに出ないだろうに。
「しかもまだまだ余裕か、どうだ、動かす練習も必要だろ?」
「え、そ、そうだけど……」
「じゃぁやってみろ」
 確かに、出たばかりだというのに果てる様子も無い。
「う、うん」
 とりあえず前後に腰を動かす。ただ出たばかりで、擦れるたびに腰がビクッとしてくる。
「はぁ……! あ、ぁ! い、いいぞ! すごく! も、もっと早く!」
「あ、う、うん!」
「んっ! んっ! あっ! あっ! いい! いい! そ、そうだ!」
 動かすたびに、あそこから刺激が伝わって、腰がガクガクとする。そしてパンパンと突く度
に、シグナムの大きな胸がかなり揺れる。その光景は、かなり圧倒的だ。
「あ、そ、そうだ! む、胸も…、んっ! いいぞ!」
 気が付いたら、シグナムの胸を手で揉んでいた。
「し、しかしやばっ……、やばいなこの……、魔法は……! 頭がおかしく…、おか、なりそ
うだ……! あ、あっそ、そんな! さ、さっきイったばかりなのに……! ま、またイカさ、
イカされ……! んんんっ! んんんんぁああああ!!!」
 シグナムのふとももが、僕の体をギュっと挟み込む。
「シグ……ナム?」
「はぁ……、はぁ……、と、止めるな、ちゃんとやれ……!」
「でもその……、シグナムは……」
「いいから!」
「う、うん……」
「あっ! い、いいぞ! この感覚! あじ、味わったことの無い! この感覚! た、頼む
ぅ! も、もっと突いてくれ! ぐちゃぐちゃにやってくれぇ! ユーノ! ユーノォ!」
 もうシグナムは快楽におぼれ、思ったこと全てを口にしていた。それほど強力なんだろう、
僕が覚えたこの魔法って。
「はぁ…! はぁ……!」
 それに、僕も結構キツい。シグナムの膣は、僕とシグナムの液がぐちゃぐちゃに絡み合って
いる。それに何しろゴム無しの生、摩擦熱が直接伝わり、それが刺激へと変わり、とてもじゃ
ないけど耐えられるもんじゃない。
「だ、ダメだよシグナム、気持ちよすぎる……!」
「あ、あぁ! 私もだ!」
「ま、また出ちゃうよ……!」
「わ、私も、だ! この! イクなど……! し、しかも何度もこんな簡単に……!」
 僕は、もう一度シグナムの膣の中で果てた。
「はぁ……あ……」
「ふぅ……! はぁ……! あ、な、なかなか良かったぞ……、ユーノ」
「う、うん……」
「ただあれだな、まだまだ技術は中途半端だ」
「そ、そうだね」
「まぁいい、それはまた練習を積めば上手くなるだろう」
「え、う、うん……」
 え、それってつまり……
「また頼むぞ、ユーノ」
 最後にシグナムは、僕にキスをしてくれた。




■おまけ。■

「はぁ……、はぁ、うん、あの、凄く良かったよ、ユーノ君」
「え、あぁ、そうだね」
 一応練習の甲斐あってか、なのはと一歩進めた関係にはなれた。なのはもなのはで、やっぱ
り関係を上手く、そして深くしたいと思っていたらしい。
「ユーノ君……」
「何、なのは?」
「好き……だよ」
「うん……」
 ただ……、まだ悩みはある。なのははゴム必要だし、そういう意味ではあまり気持ち良く無
いし、膣に出すとか絶対に出来ないから、爽快感も無い。それに何より胸小さいし……。
(はぁ……、早く戻ってシグナムとえっちしたいな……)
 そう思ってしまう、僕なのだった。


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