名無しさん@ピンキー<><>04/11/13 22:56:34 ID:9sX8tXVf<> 魔法少女リリカルなのはのエロ小説でもやってみません??
<>☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆
名無しさん@ピンキー<><>04/11/13 23:13:44 ID:Rg64HQSs<> こんなスレをまっていた <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 00:40:28 ID:8lmc0B72<> | | |
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/ ヽ ヽヽ ノ| もう寝るにゅ
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 ̄~`ー‐--‐' .~‐,,,
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` <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 01:07:43 ID:vsAOeGbo<> 職人様がくるのにきたいしたい!! <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 02:33:08 ID:dNx3IMDA<> とりあえず、即死阻止ということで <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 10:05:08 ID:H8ZCeG32<> 保守 <>
名無しさん@ピンキー<>age<>04/11/14 12:26:28 ID:dNx3IMDA<> このアニメ(アニメだよね?)で際萌といえば、やはりレイジングハートだと思うが、
妄想する際、レイジングハートはそのまま使用するべきか?
それとも、擬人化するべきか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 13:16:12 ID:O2tHnvaB<> 当然、そのままに決まってるじゃないか <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 16:19:52 ID:/2dGZKoe<> >>7
両方良しという方面で!!
>>8
そのままだとバリエーションが無いよ?? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 18:50:52 ID:Q/MIv8zs<> ユーノ君プレイもありかな?
もちろん淫獣のままで <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 19:07:07 ID:/2dGZKoe<> >>10
問題無いと思うよ!!
しかし…誰が小説を執筆汁か…
それが一番の問題… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 19:08:00 ID:/2dGZKoe<> スマン…sage忘れた… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 22:50:27 ID:+cUPwvU2<> <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/14 23:18:32 ID:mMrsgBnQ<> ここはなのはを一度しか見てないとらハファンの私も受け入れてくれますか?
……じ、時間が無いんですよ(涙 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/14 23:26:12 ID:xeYwcTBp<> ぶっちゃけ人がおらんねん。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/15 00:13:56 ID:FrhkqYiK<> >>14
もちろんです!!受け入れますよ!!
俺はゲームのみだ!!アニメは放送してない…
<>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/15 01:49:26 ID:wXVTE1RT<> あの〜TVのみで、とらハ未プレイでもOKですか?
というか短編SS書いちゃいましたので投下しますよ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/15 01:50:23 ID:wXVTE1RT<> 『いたずらユーノくんなの?』
「おやすみなさーい、ユーノ君」
「おやすみ、なのは」
ボク達は寝る前の挨拶をかわしお互いに寝床についた
数時間後、ボクは目を開けて、なのはの方を見る
「むにゃむにゃ・・・」
なのははぐっすり熟睡してるようだ
(・・・そろそろいいかな)
ボクは寝床を抜け出して、なのはのベットに忍び込む
「すーすー・・・」
(よく寝てるな・・・これなら大丈夫だよね)
ボクは、なのはの胸元からパジャマの中に侵入する
「んんっ・・・」
着けてる小さなブラを咥え取る、するとボクの目の前に未発達な胸が露出する
(なのはが悪いんだよ・・・男のボクの前で何度も刺激的な格好をするから・・・)
ボクは心の中でそう呟くと、小さな乳首を舐める
「ひあんっ・・・・」
なのはの体がピクッと反応した、そのままボクはさらに舐め続ける
「あ、あんっ・・・ああん」
小刻みな反応が返ってくる
(まだ大丈夫だよね・・・)
ボクは次にズボンの下に潜り込む、目指すのはもちろん大事な場所だ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/15 01:51:01 ID:wXVTE1RT<> 白いパンツが見える、ボクはゴクリと息を飲む、恐る恐る股間の上を舐める
「ひゃんっ」
なのはは、胸よりもさらに反応をみせた、ボクは気を良くしてさらに舐める
「ひやぁぁ・・・んんっ」
布地が透けてワレメがうっすらと見えていた
(・・・さすがに動物姿のボクには、これ以上は無理か今日はこのへんにしようと)
深夜のなのはにするイタズラ、これが動物姿のボクの密かな楽しみであった・・・本当は突っ込みたいけど我慢我慢
日が昇り朝になる
「おはよーなのは」
「おはよーユーノくん、そうだちょっと後ろ向いてて」
「なにかな?」
なのはに言われるまま、後ろを向く・・・
「いいよユーノくん」
ボクは振り向いた・・・そこには魔法使い姿のなのはが・・・しかもレイジングハートシューティングモードだし
「夜にコソコソと何をしてるのかな〜?」
顔は笑顔だが青筋をたててる・・・う〜ん、気付いていたんだね・・はははは
シュパァァァーーーー
光に消える意識の中、ボクはこんな事なら最後までヤっとけばよかったなと思った
【おわり】
・・・こんなのでOK? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/15 02:08:35 ID:2MaTl3Te<> アニメだけでもOKだと思います。
むしろ、GJ♪
とりあえずユーノ君は羨ましいのう。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/15 15:23:39 ID:kGithHET<> GJ!
最後にDivine buster使用してやられて欲しいと思った
用はユーノくん氏ね <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/15 21:38:31 ID:U3fU8wT2<> ROCO ◆VpKHzOu04Y 者GJです!!
イイ話でした。 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/16 01:40:33 ID:7PH08phK<> >>18
乙でした <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 02:12:29 ID:9hKzLsxD<> 保守ついでにこれだけいわせて!
クロノ君キター!!!
リンディーさんもキター!! <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/16 17:17:55 ID:+e7orXXc<> エロ少ないから不安でしたけど、どうもありがとうございます
即死回避の為にもう一丁短編SS投下しますね <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/16 17:18:16 ID:+e7orXXc<> 『いたずらユーノくんその2なの?』
「もうあんなイタズラしちゃ駄目だからね」
「わかってるよなのは」
なんとかボクは三日三晩にわたる謝罪で許してもらった・・・外で吊らされて一夜を過ごすのは辛かったな・・・
「おやすみなさい、ユーノくん」
「うん、おやすみなのは」
数時間後・・・
「すぅーすぅー・・・」
寝息が聞こえる・・・闇に包まれた部屋で二つの目が怪しく光る
「ふふふ・・・あまいよ、なのは」
健全な男子が一つ屋根の下で美少女と暮らしてて我慢できるものか、いやできない!
しかもこの三日間でボクの欲望は溜まりに溜まってた
そして慎重に・・・気配を悟られないように再びなのはのベットに忍び込んだ
なのはの顔の近くまでくる
「すぅ・・・すぅ・・・むにゃ」
よく寝てるのを確認しボクは隠された自分のペニスを起たせる・・・今日の狙いは口だ
「さぁなのは、ウィンナーだよ」
ボクはなのはの小さな口の中にペニスを挿れこむ
「んっ・・・んん〜〜〜っ」
なのはは口の中に入った異物の侵入に反応しめす、なのはの舌がボクのペニスの亀頭に触れてくる
「うは、これは気持ちいいな」
そのまま腰を動かして、口に出し入れする・・・
「んん〜〜〜っ」
舌が絡んでき、時に吸い付いてくる・・・もしかして起きたかと心配したが体の本能的無意識行動で、どうやら心配はないようだ
安心したボクはそのまま快楽を楽しむ、なのはの幼い口の感触を、そしてボクはそのままイった <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/16 17:18:29 ID:+e7orXXc<> 「ん〜〜〜っ・・・」
ドクドク・・・なのはの口の中に思いっきり溜まってたのを吐き出した
「ごほっごほっ・・・」
口に入ってくるドロドロした粘液に、むせるなのはだったが
ゴックン・・・そのまま飲み込む、それを見て満足するボクであった
「はむっ、んん〜〜」
するとなのははボクのペニスを再びしゃぶりついてくる
「ははは、そんなに美味しかったのかな?」
すっかり調子にのるボク、しかし・・・
「んん・・・ウィンナー・・・もっと食べたい・・・」
『ガブッ』
「へっ・・・・jkhふぉいおfごいうfほghlhsどいhglhn!!!!」
ボクは声にならない悲鳴を叫んだ・・・ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/16 17:18:47 ID:+e7orXXc<> 光が部屋に射し込む・・・目覚まし携帯音が鳴ってる・・
「う〜ん、もう朝か・・・んんっ」
口の中がネバネバする・・・それになんか生臭い・・・
「うぇ〜なにこれ?変な白いのがお口に入ってるよー」
ふと気付く、もしかしてまたユーノくんのイタズラ?
「もうユーノくんでしょう、また変なイタズラして許さないよ!・・・あれユーノくん?」
いつもの寝床にユーノくんがいない・・・何処へ?
「キュゥゥゥゥゥ・・・・ン」
下で鳴き声がする
「なに?・・・て、ユーノくん!!?」
そこには股間部が血まみれな死にかけユーノくんがいたのでした
「なのはー!ユーノくん去勢したって本当!」
「いくらなんでも可哀想よ、なのはちゃん!」
「いや・・・したっていうか・・・しちゃったて言うか・・・」
教室で尋問をうけるなか、遠い目で外を見るわたしでした・・・
(追伸、なんとか去勢はまぬがれたようです)
【おわり】 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 18:28:01 ID:TtIEkfmt<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>26-28 GJ! ユーノくん去勢ワロタ。
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/16 22:53:08 ID:rnoR2hXT<> GJ!ワロタ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/17 16:13:23 ID:BGkMftI2<> ∧_∧
( ;´Д`) チンコがキュッってなった
人 Y /
( ヽ し
(_)_) <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/18 00:55:33 ID:MWPPr2rf<> ROCO ◆VpKHzOu04Y 様 GJです!!
チンコたった… だが私は(ry
そして保守age <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/19 18:25:37 ID:x8MoDG0D<> 保守 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/21 03:09:45 ID:lD/E5uk3<> ユーノ君変身解除キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
人Verのいたずらキボンヌ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/21 13:35:18 ID:QXtQrOQH<> 『それはとっても嫌な悪夢なの?』
ピッシィ!バシィ!
「(やめてよ・・・やめてくれよ・・・)」
バッシィ!
「ゔあ゙ぁぁァァァーーー」
「お願いだからやめてくれよーーーー!!」
私はたまらず重い門を開ける
「あ・・・アルフ・・・入ってきたらだめって・・・いったのに・・」
暗い部屋の中央で私の大事な人・・・フェイトがボロボロに傷ついて吊るされていた
「フェイトーーー!!?」
「あら、犬風情が私の部屋になんのようかしら・・・」
暗闇の奥からあの女・・・フェイトの母親プレシアが出てきた
「この・・・糞女!私のフェイトを離して!開放してくれよ!」
力一杯に叫ぶ、しかしあの女は顔色一つ変えず冷淡に話す
「だめよ・・・この子はまだお仕置き中なのですからね」
ビシッバシッ
「くっ・・はぁっ・・・」
女の杖が鞭に変わり、激しい勢いでフェイトに叩きつけられた <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/21 13:35:44 ID:QXtQrOQH<> 「やめてよ・・・やめてくれよ!なんでこんな酷い事するんだよ・・・自分の娘じゃないのか!」
叫ぶ私に女は冷酷の笑みを返す・・・
「あら・・・この子が嫌がってると思ってるの?フフフ・・・お馬鹿さんね喜んでるのよこの変態娘は」
「な、そんなことあるはずないじゃないか!」
「ほんとよー・・・ほらっ見て御覧なさい」
「!?い・・・嫌っ・・・・」
あの女はフェイトのボロボロに破れ汚れたスカートを捲りあげる・・・その下は下着一枚着けてないフェイトの股間部が曝け出された・・
光ってる・・・割れ目から零れ出た透明の液体が光を反射して・・・
「この子たら、濡らしてるのよ・・・わかる?あんなに痛ぶられて気持ちよくなってるのよ、変態なのよ」
「・・・・うぅぅ・・・」
「違う・・・フェイトは変態なんかじゃないよ!これは・・・ただ・・・」
「アルフ・・・」
「フェイト・・・お願いだよ、否定してよ!」
「・・・見ないで・・・アルフ・・・」
私かた目を背けるフェイト・・・どうして・・・どうして・・・!
ゴトンッ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/21 13:37:20 ID:QXtQrOQH<> 暗い天井を見上げる・・・町の明かりが窓から注がれ様々な色を放ってた・・・私はどうも寝床から落ちたらしい
「いたい・・・あれ?・・・夢か」
私はポツリと言葉を漏らす・・・そう夢だったのだ・・・
フェイトが母親に痛めつけられてるという事実以外は・・・
「まったく・・・なんて夢を見るんだ私は・・・」
ポリポリと頭を掻く・・・まだ夜中だが眠気はふっとんでしまった
「アルフ・・・起きたの?」
黒衣をまとった金髪の少女が顔を見せる・・・私の大切な人・・・フェイトだ
「そう・・・怖い夢を見たの・・・」
「怖いというか・・・何というか・・・」
私は夢の説明に困った、まさかフェイトのあんな姿を見る夢だなんて・・・
「私も見たよ夢・・・母様に嫌われる夢を・・・」
「ふ、フェイト・・・それは・・・」
夢じゃないよ・・・そう言うところだった・・・でも言えない・・・この子は信じてるのだから・・・あんな女・・・母親の事を
ふと首元のフェイトの衣服の隙間から、彼女の背中が見える・・・痛々しい鞭の痕が残る背中が・・・
「痛むかいフェイト・・・」
「大丈夫・・・私は平気だから・・・」
フェイトは私を見つめながら言う・・・無理をしてるのがわかるよフェイト・・・ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/21 13:37:58 ID:QXtQrOQH<> 思わず私はそんなフェイトを押し倒した
「アルフ?・・・んっ」
顔を近づけ私はフェイトにキスをした・・・優しく唇にふれる
「フェイト・・・私が慰めてあげるよ・・・」
そのままもう一回キスをする・・・今度は深く舌を入れて絡ませて
「んっ・・・アルフ・・・んん・・・」
私はキスしながら一枚一枚フェイトの衣服を脱がしていく
フェイトは抵抗をせずに私に生まれたままの姿を見せていく
「はぁはぁ・・・だめ・・・そこは・・・ああ・・・」
舌で傷ついた背中を舐める・・・キレイな肌に赤く腫れた傷が痛々しい・・・
丁寧に傷跡を舐めていく・・・これで早く治るわけではないけれども・・・私はしたかった
「んん・・・あぁぁ・・・・」
舐めると細やかな反応を返してくれるフェイト・・・とても可愛いらしいよ・・・
私はフェイトの股間に手をやる・・・おそらく誰も触れたことの無い場所を
「あ・・・だめ・・・あんっ」
指でフェイトの敏感な秘所を探っていく・・・小さな割れ目を優しく撫でた
「あぁぁ・・ぁぁ・・・・」
フェイトが吐息を漏らす・・・感じてるんだね・・・その感覚は私にも伝わってくる <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/21 13:38:15 ID:QXtQrOQH<> 今度はフェイトの太ももに優しくキスをして、そのまま舌を出して舐める・・・
「あっ・・・アルフ・・・そこ汚い・・・」
「フェイトに汚いとこはないよ・・・とっても良い香りするし綺麗だよ」
そう、柔らかで滑らかな綺麗な肌・・・私は太ももから股間へと舐めていく
フェイトはピクピクと身を震わせる・・・股間から蜜が染み流れ垂れてくる・・・それを舐めとる私
「・・・んんっ」
フェイトの股を開き顔をうずめて、舌先で陰唇を沿う様に触れ舐めあげる
フェイトの汗の匂いを感じながら・・・綺麗なピンク色したそこを丁寧に舐め・・・小さな豆にキスをする
「きゃ・・・あ・・・ああん」
身をよじらせてフェイトは感じた・・・蜜が分泌される・・・
「軽くイったね・・・フェイト」
フェイトは頬を赤らめコクリとうなずいた
「アルフ・・・」
「何さね、フェイト・・・」
「ありがとう・・・」
・・・いつかこの子に笑顔が戻るなら、私は何でもするよ・・・
この悪夢から覚めるなら・・・なんだってね・・・心の中で呟き、私はフェイトを抱いた
【おわり】
今回はアルフ×フェイトでやってみました
某アニメ誌のポスターがイメージです(;゚ー゚)ノ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/21 13:40:11 ID:lD/E5uk3<> >>39
GJ!
リアルタイムで読ませていただきました
フェイト(;´Д`)ハァハァよりアルフ可哀相だ・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/21 21:02:21 ID:nyYmPzQ4<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>35-39 G・J !!
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/23 17:17:36 ID:/kGbpBtC<> 百合キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
あの2人はいい具合にレズ妄想がかきたてられるね
良かったら某アニメ誌のヒントきぼんぬ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 02:35:10 ID:3xg4uApH<> 虹にあったのを投下
高町家に引き取られたフェイト2日目その1
朝起きると私の分の食事だけ量が少ない
私だけ味噌汁は汁だけで具がなく目玉焼きにはマヨネーズがかかっている。
きっとこの家では味噌汁には具がほとんど入ってなく
マヨネーズを何にでもかけて食べるのだろう・・・。
朝食のあと桃子さんに呼び出された。
「この家に置いてあげるから家事を手伝いなさい」と言われ
それを私は承諾し家においてもらえる事になった。
これでなのはと一緒に居られる・・・。
昼食の準備を手伝う。
テーブルを拭いたり皿を並べたり、なのはと一緒にできて楽しかった。
今日の昼食は桃子さん手作りのパン。
桃子さんはお菓子屋もやっているからきっとパンもおいしいんだろうな。
楽しみ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 02:36:38 ID:3xg4uApH<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その2
食卓に着くとなぜか私のだけパンが違う。
みんなのはサンドイッチなのに私だけシュークリーム。
甘いのは好きなので嬉しい。
でも食べたら中に何も入っていないスカスカの皮だけだった・・・。
私が桃子さんに尋ねると「え?何か?」そんな顔をされた。
置いてもらっているので贅沢は言えない、きっと生地が足りなくなって仕方なく作ったのかな・・・。
みんなが昼食を食べ終わり私は食器の後片付けをする。
食器の片づけが終わったらみんなにコーヒーを入れるように言われた。
私を含めて5人分のコーヒーを入れる。
シュー皮しか食べていない私はコーヒーをゆっくり味わって飲んだ。
ちょっとお腹がすいたな・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 02:38:30 ID:3xg4uApH<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その3
午後は私の部屋を作ってもらえる事になった。
恭也さんがホームセンターから買い物を終えて帰ってきた。
買ってきた物を家の中に運び組み立ててるみたい。
私の部屋はどんな部屋になるんだろ・・・。
部屋ができたと呼ばれた。
二階に上がり廊下を進むと一番奥に扉があった。
ここが私の部屋らしい。
扉を開けて中を見たけど暗くてよく見えなかった。
電気をつけて貰ったら見えた。
なぜか窓には鉄格子が付いていた。
さらに電気のスイッチは廊下に付いているし
鍵も外側からしかかけられないようになってる丈夫そうな扉・・・
これって物置だったのかな? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 02:39:34 ID:3xg4uApH<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その4
もと物置っぽかったけど中身はちゃんとベットやテーブルなどを入れてもらえた。
でも室内から明かりを付けれないのは不便かな。
ベットの側に色々な金具が付いている、なんだろうこれ・・・。
恭也さんに「これは何?」と聞くと「後で分かる」と言われた、気になる・・・。
私が部屋の中を見ていると恭也さんが部屋から出て行き扉をしめ鍵をかけた。
私は驚いてあけようとドアノブを探したけどドアノブが無かった・・・。
どうしよう・・・。
しばらくすると後ろから物音がして振り向いたら恭也さんが居た。
どうやら後ろからも入れるらしい。
これで出られると思ってホッとして恭也さんの所に向かった。
きっとこれがやりたくて悪戯したのかな・・・。
恭也さんの後を付いて私の部屋から出るとそこにはもうひとつ部屋があった。
恭也さんは自分の部屋だと言った
何で部屋が繋がってるんだろう? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 02:44:22 ID:3xg4uApH<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その5
恭也さんに頭を撫でてもらいながら恭也さんのベットに座わらされた。
「ちょっと待ってろ」と言い私の部屋に何かを持って入っていった。
すこしして「もういいぞ」と言われたので部屋に入ってみた。
ベットの上にライトが付いていた。
さっきの金具はライトを取り付ける為のものだったみたい。
これで内側からライトがつけれるようにしてもらった。
桃子さんに夕飯までしばらく休んでいて良いと言われたので
私は新しいベットの上で横になった。
恭也さんが私の頭を撫でてくれている。
ちょっと恥ずかしいけど心地よい・・・
そのまま意識が沈んでいった・・・・
<>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:08:27 ID:h/vRmmsh<> 『アリサちゃんはHな女の子なの?』
キーンコンカーンコーン〜♪
チャイムが鳴り響く、それを聞くなり急いで私は教室を出る
「あれ、アリサちゃん?」
教室を出ようとした瞬間、クラスメイトで友達のすずかの声が聞こえる、だけど私は聞こえないふりしてあの場所に向かう
あの場所・・・それは校舎のはずれに設置されてる薄暗い汚れたトイレだ
飛び込むようにそこに入る、誰も居ない・・・それが私がわざわざ教室から遠いここにくる理由だった
個室に入り便座に座るなりパンツをおろす、でも用を足すわけではなかった・・・私は股間に手を伸ばす
「はぁぁぁ・・・あんっ」
自分で自分の大事な所を触れ・・・指を股間の割れ目に潜らせて軽くかきまわす
「あ・・・あん・・・」
瞬時に体に刺激が走り、吐息が漏れ声が出る・・・誰も居ないのをいいことに感じるまま大きな声で・・・
私はそのまま指をかきまわしてさらに快感を貪っていく・・・
「んん〜〜んっ・・・・んんんっ!」
・・・そうここに来る理由・・・それは最近はまってる一人Hだった・・・ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:08:43 ID:h/vRmmsh<> こうなった原因・・・それはある悩みが始まりだった・・・
高町なのは・・・私の親友・・・でも今の私達は・・・
最近のあの子は、心ここにあらずという感じで話してても何処か別の何かを見てるようで・・・
私は苛立っていた・・・私に何も言ってくれないあの子に・・・何もしてあげられない自分に・・・
私に話して何か変わるものでもないだろうが・・・でも・・・
考えれば考えるほど頭はこんがらる、答えなどないのに・・・そんな私にある女性雑誌の記事が目にとまった
その雑誌に体を慰める事で悩みから逃れる女性の記事が載っていたのだ、私はさっそくそれを試してみる
股間を触れいじってみる、すると今まで感じたことのない不思議な刺激が体に流れる・・・気持ちいい・・・
それから私は気持ちが沈みそうになると、Hな行為をするようになっていく・・・段々とその快楽にハマっていき
いつしか私は日に何度も一人Hをしてないと我慢できないようになっていた・・・
授業中も密かに股間をいじったりする事だってある、つい前は思わず声を出してしまいばれそうになったほどだ
その時は誤魔化せたが・・・そんな時に気付いたのがこのトイレの存在だった
元々目立たない場所で掃除だってあんまりされないそこは、誰も使用せず近寄らない絶好の場所だった
それ以来、学校で一人Hしたくなった時はここを使用している <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:08:57 ID:h/vRmmsh<> 「あ・・・あぁぁん・・・気持ちいいよ・・・はぁん」
さらに指を奥へ進める・・・秘所から蜜が溢れ指がびちょびちょに濡れてる・・・
そのまま求めるままに何度も指を出し入れしていった
「はぁん・・・・い・・・いちゃうぅぅぅ〜〜〜・・・んんっ」
頭が真っ白になる気分・・・身を反らし私はイった・・・
チョロチョロ・・・
水音が聞こえる、力が抜けておしっこが出てきたのだ・・・
「はぁはぁ・・・あ・・・授業始まっちゃう・・・行かないと」
携帯電話で時間を確認して、急いで個室を出ると・・・目の前に人影が
「あ・・・アリサちゃん・・・」
「す、すずか・・・何でここに・・・」
私は焦った・・・なんでここに人が・・・さらにすずかだなんて・・・もしかして聞かれた!?
「えっとね・・・アリサちゃんの様子がおかしかったから・・・ついてきちゃったんだけど・・・その・・・」
すずかは顔が赤くし、こっちに目を向けない・・・いや向けられないのだろう恥ずかしくて・・・やっぱり聞かれたようだ
「す・・・すずか・・・お願い!この事は誰にも言わないで〜!もちろん・・・なのはにも」
すずかに何度も顔を下げてお願いする・・・私はもう恥ずかしくて死んじゃいそうだった・・・
すると、すずかはこっちを向くと私に手を伸ばした
「・・・誰にも言わないよ、なのはちゃんにも誰にも・・・私とアリサちゃんだけの秘密にしてあげる」
「ううぅぅ・・・ありがとう、すずかー」
私はホッとしてすずかに抱きつく・・・
「ねぇ・・・アリサちゃん・・・今日うちに来ない?二人きりで話したい事あるし・・・」
耳元ですずかが囁く、突然の誘い・・・もしかしてこの事を聞かれるのかなと思いつつ、
私は放課後にすずかの家に行く事を約束する
・・・この時すずかの口元が少し笑ってたのは気づかずに <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:09:19 ID:h/vRmmsh<> 放課後、私はすずかの屋敷にやって来た
月村家メイドのノエルとファリンが迎えてくれ、そのまますずかの部屋に案内された
「ようこそアリサちゃん、さぁ座って座って」
すずかの手招くまま、椅子に座らされるとファリンがお茶を運んできた
「何はともあれ、一口飲みましょアリサちゃん」
頷いて一口、お茶を口に含み飲み干した・・・すると何か景色がぶれ急に眠気が押し寄せてきた
「ひとまず・・・おやすみなさい・・・」
意識が深く沈む中、すずかの声が聞こえたような気がした・・・
あれからどのくらい時間が経ったのだろうか
「あれ・・・私・・・」
目を覚ますと私はベットで寝ていた・・・しかもいつのまにか裸にされてるのに気づく
「え・・・えええぇ!?なんで裸に・・・て、縛られてるし」
そう私は両手首両足首を縄で縛られていたのだった、満足に動けずにその場で暴れる
「あ、アリサちゃん目が覚めたのね」
私を覗き込むように冷静に笑顔のすずかが見下ろした
「す・・・すずか・・・これはどういう・・・んんっ!?」
私の言葉は突然キスしてきたすずかの唇に止められた
私の口の中にすずかの舌が入ってくる・・・舌を絡ませ蹂躙していく・・・
「んん〜〜・・・ぷはぁ・・・はぁ・・・す・・・すずか?」
やっとのことで口を開放され、呼吸を整え・・・すずかを見る
するとすずかは衣服と肌着脱ぎ捨て私の体の上に乗ってきた・・・彼女の顔が迫る・・・
私の顔を持つとすずかは頬を舐め・・・耳たぶを軽く噛んだ
「あ・・・あんっ・・・すずか・・・どうして・・・」
「アリサちゃん・・・私・・・アリサちゃんの事が好きなの・・・」
それは突然の告白だった・・・思わずドキッとなる私・・・
「友達という意味じゃないよ・・・恋人として好きなの・・・変だよね・・・でも好きになっちゃたんだアリサちゃんの事・・・」
それはわかってる・・・先の好きの意味の事くらいは・・・でも <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:09:59 ID:h/vRmmsh<> 「んん・・・あぁぁ・・・あんっ」
すずかの手が私の敏感な秘所を探る・・・指が膣内に潜り入ってくる
「アリサちゃんが悪いんだよ・・・あんな甘い声を聞かせるから・・・私・・・我慢できなくなっちゃた」
「んんっ・・・だめぇ・・・ああぁぁ・・・・・」
すずかの指が私の膣壁を擦りつける・・・あまりの快感で喘ぎ声を漏らす私・・・
すずかはそんな私の胸をさすり・・・顔を近づけ起ってる乳首を舐め攻める
「ひあぁぁ・・・ああ・・・」
私は上と下に刺激を与えられて身を反らしながらも感じ続けていく
すずかは乳首を舐めながら私を横目で見ると、すずかの股間が私の顔の上になるように姿勢を変える
すずかのソコは濡れてビショビショだった・・・ピンクの割れ目がヒクヒクと動いてるように見える
「ねぇ・・・アリサちゃんも私のココ・・・舐めていいよ」
すずかの匂いを感じる・・・それに誘われるように、私は舌を出しすずかのそこを舐めはじめた・・・しょっぱい味がする・・・
「んああっ・・・もっと・・もっと舐めて・・・んんんっ・・・ああ・・・」
すずかの甘い喘ぎ声が聞こえる・・・私は自然と舌先を膣口に潜らせ膣内をかきまわしていた
すると中から蜜が溢れてきて、私の顔にかかっていく・・・何故かウットリと感じてしまう
「ひあぁ・・・いいよ・・・私もおかえしだよ・・・」
すずかは指一本で攻めてたのを二本に増やし、さらに私の膣奥へと潜らせる
さらにすずかの舌が陰唇を舐め刺激する、股間のふっくらと膨らんだ豆を舌先で何度も転がすように舐めていた
「ひあぁぁ〜〜〜〜んんっ・・・あああ・・・凄いよ・・・ああ・・・・」
私の体に一人でするHよりも遥かに凄まじい快楽が与えられていく・・・高まる快感に私は限界を感じていた
「もう・・・だめ・・・私・・・変に・・・変になっちゃうよ〜〜〜!すずかぁ〜!!」
身を反らしながら悶える私は大声で叫ぶ・・・すずかは振り返りそんな私の顔を見ると、ちょっと意地悪そうな笑みを浮かべる
「じゃあアリサちゃん・・・変になっちゃえ」
そう言ってすずかは、私の股間の豆を軽く噛んだ・・・とどめといわんばかりの電流のように激しい快感が全身を貫く
「ひ・・・ひあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んんっ!!!」
全身を痙攣させ・・・私はイってしまった・・・ <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/11/25 06:10:26 ID:h/vRmmsh<> 「んん!?ひぁ・・・・」
力が抜けたせいか、股間からおしっこが吹き出てしまう・・・すずかの顔に少しかかった
「うふっ・・・アリサちゃんの味・・・おいしい・・・」
でもすずかは、嬉しそうに顔にかかったそれを舐めてた・・・
私達は再び抱き合いキスをする
「ねぇ・・・今度から私もついて行っていい?一緒に気持ちよくなりましょ・・・アリサちゃん」
「はぁぁ・・・うん・・・すずかがいいなら・・・いいよ・・・んっ・・・」
すずかの愛撫を受けながら私は返事する・・・
「そうだ・・・今度は、なのはちゃんも誘いましょう・・・一緒に気持ちよくなろうね」
「うん・・・三人で一緒に・・・んんぁぁっ・・・・!」
私は三人で抱き合う姿を思い浮かべながら、再びイった・・・
「うっ・・・」
「どうしたのなのは?」
「うーん・・・なんか急に寒気が・・・」
【おしまい】
今回はお友達組で再び百合物に挑戦してみました
大人しめの子が攻めで、勝気な子が受けなのは、お約束ですかね?
>>42
確か前回の某アニメ誌はメガミマガジン12月号だったと思います
立ち読みだったので、うろ覚えですいませんけど・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 11:12:03 ID:yvYIt9YY<> おやめ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 12:56:25 ID:MTpJVqbr<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>43-47 ・・・・・あのー、続きはないんですか?
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/25 14:10:42 ID:35YhN/0N<> >>48-53
イイ!!ですよ
百合最高 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/26 01:58:22 ID:oyfVmYSR<> >>43-47
これからエロくなるんだろ?
フェイト虐められるんだよな?
そうだよな?な? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/26 21:02:23 ID:Ekudvn18<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その6
なのはに夕飯だと起こしてもらった。
眠い目を擦りながらリビングに行く。
朝と昼はあんまり食べれなかったからお腹すいたな・・・。
桃子さん、士郎さん、恭也さん、美由紀さん、なのは
この家に住んでいる人が全員そろっていた。
私は朝食と同じ位置に座った、テーブルを見ると今夜は鍋らしい。
でも、鍋に箸が届かない・・・、立って手を伸ばしても届かない・・・
それに気づいた美由紀さんが私の代わりに鍋を私用にと大き目の器に取り分けてくれた。
でも、白菜と汁しか入っていない・・・
美由紀さんの方を見上げると「嫌なら食べなくていいのよ」と言われた・・・
私は悲しかったけどお腹も空いていたので白菜と汁だけの鍋を食べた
隣を見ると美由紀さんや桃子さんがおいしそうに食べている
ああ・・・お肉やお魚おいしそうだな・・・
私も食べたいよ・・・
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/26 21:40:17 ID:UDCs14K3<> キャラもずれてるし、中身もつまらんのだが、これはどうすればよいのか。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/27 01:09:57 ID:ODFEGfUS<> >>59
見なければいい <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/27 12:27:25 ID:8XH2EUo9<> 続きキボン <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 09:55:02 ID:UPClI/po<> >>53
メガミマガジン買ってきますた(;´Д`)ハァハァ
主役のなのはほっぽってフェイト×アルフのツーショットピンナップ付けるとは
分かってるな、メガマガ <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/28 09:59:32 ID:0VB02U/h<> >>59
いや、キャラがずれてる所がいいんだろ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 13:41:42 ID:TUk9AMLk<> 引き取られたシリーズはいつになったらエロくなるんだ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 13:53:26 ID:L+HzNYXR<> もともと半角でやってたモノだし
このままだらだらとやりそうな希ガス <>
名無しさん@ピンキー<>sage リレーにしても良いんじゃない?<>04/11/28 15:08:05 ID:60qN+Env<> なかなか更新されないから初挑戦ながら、書いてみた
高町家に引き取られたフェイト2日目その7
お夕飯の後すぐに部屋に戻された。
結局、白菜とお汁だけのお鍋しか食べていないから
すぐにお腹がすいてきた。
でも、どうして外からしか鍵がかからなくなってるのだろう?
しばらくして、鍵の開く音が聞こえた。
「ごめんね、フェイトちゃん。あれだけじゃお腹空いたでしょ?」
なのはがいろんなお菓子を持ってきてくれた。それもたくさん。
なんだか胸が熱くなって涙が流れてきた。そんな私を見て、
なのはが頭をなでてくれた。なんだかとっても気持ちいい。
この後、二人でケーキを食べながらいろんなお話を
してたら、気づかないうちにクリームが口の端についていたらしい。
付いたクリームをぬぐおうとしたら、なのはに手を止められた。
何だろうと思っていたら、なのはがクリームの付いたところを
なめてくれた。 少しビックリしてるとなのはが唇を重ねてきた。
なのはのくちびるって甘い・・・
ちょっとぼーっとなってると、突然からだが奥から熱くなってきた。
「そろそろ効いてきたかな?」
いたずらっ子のような笑みを浮かべてなのはが笑った。
・・・誰か続きを書いてくれぇ <>
名無しさん@ピンキー<><>04/11/28 15:35:00 ID:RpuLsb0g<> >>66
GJ!!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 17:43:56 ID:L+HzNYXR<> (・∀・)イイ!よ
このまま続きドゾー <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 18:17:11 ID:7fWtRjF/<> >>66うおーすげーGJ!!早く続きをおおおおお!!!!!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 20:09:01 ID:gMtiv3Sc<> くぁwsれrfdyjffk。うydsれあZwsrhazrsxtk
<>
名無しさん@ピンキー<>sage 風呂敷広げすぎたorz<>04/11/28 20:12:56 ID:60qN+Env<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その8
体中がなんだか熱い。頭もぼーっとしっぱなしでお菓子も手につかない。
「こっちのお菓子は、もういらないよね」
さっき私が食べていたお菓子の入ったお皿を脇に寄せるなのは
代わりに、なのはが自分のお菓子を差し出した。
私はからだの火照りをなのはに感づかれないようにしようとがんばってみた。
「なんだか、もじもじしてるみたいだけど、どこか調子悪いの?」
意地悪そうな声で耳元に話しかけられ、耳の後ろを指でなぞられた。
体がびくびくっと反応して、なんだかぞくぞくしたものがはい上がってきた。
まるで私の体じゃないみたい。
「お兄ちゃんと忍さんがこの前、お部屋でこういう事やってたんだよ」
と、ケーキのクリームをおもむろに私の首に塗って、なめ始める。
なんだか体のあちこちがむずむずして胸がなんだか切ない。
思わず声を上げてしまった私を見て楽しそうな笑みをなのはが浮かべた。
そして、さらに丁寧に首筋をなめられ、私はそれだけで意識が遠くなりそうになった。
「実はね、フェイトちゃんが食べていたお菓子にはいけない気分になる薬がはいてるって
お母さんが言ってたの」 はっとして、なのはを見つめる。
私は嫌われているんじゃないかと思うと悲しくて、目が熱くなってきた。
そんな私をなのはは後ろから優しく腕を回してきた。
「フェイトちゃんが可愛すぎるから、ついいじめたくなっちゃうの」
なのはと別の声がした。桃子さんだ。
「あ、お母さん。見てたんだ」なのはが少しはにかみながら桃子さんの方を向いた。
「なのは、抜け駆けはしちゃだめって約束したでしょ?」
「ごめんなさい」少し残念そうにしているなのは。
「でも、お父さん達には黙っててあげる」
口に人差し指を当てながらおかしそうに桃子さんが言った。
「その代わり、私も混ぜてね」
黙ってる?混ぜる? 少し混乱していると、なのはがゆっくりと首筋をなめ
桃子さんは「まだまだね、なのはは」と言いつつ、唇重ね合わせてきた。
・・・続く(のか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 20:21:58 ID:L+HzNYXR<> 桃子さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
フェイトが可哀想だ・・・だけど反応してしまうorz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/28 21:47:26 ID:IH2Zx5+c<> 露骨なエロより1〜6のような苛めの方が萌えるのは仕様ですか <>
名無しさん@ピンキー<>sage とりあえず2日目終了<>04/11/29 03:16:10 ID:ikHDz/3i<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その9
私はどうして良いか分からなくなって桃子さんにされるがままに唇を預けていた。
しばらくそうしてると、突然下唇を軽くかまれた。
そのとき、体に電気が走るような感覚がしてさらに頭にもやがかかった。
「なかなか感度の良い子ね」桃子さんが不敵な笑いを浮かべる。
なのはも私の鎖骨を軽くかんだ。なんだか胸が切ない。
胸だけじゃない。こんなところまで・・・私の体はどうなっちゃったんだろう。
「ふふ、どうしたの?」桃子さんが優しそうな声で聞いてきた。
体が変になっちゃったと桃子さんに言うと、桃子さんはなのはに耳打ちをして
私の服を脱がせようとした。
それはいやだと、抵抗したのだけどなのはに太ももの内側を軽くなでられると
体から力が出なくなって結局脱がされてしまった。
私の傷だらけの体を見てなのはが「かわいそう」と傷の1つ1つを指でなぞって
行くと、体が勝手に反応して電気とふわふわ感で頭がかき回されたような感覚が襲ってくる。
意識も朦朧として自分が何をされているのか分からなくなってきた。
「まだこの子には早すぎたかしら」といいながら桃子さんが下着の間に手を入れてお股を指で
なでたところで目の前が真っ暗になった。
・・・続く <>
名無しさん@ピンキー<>sage 文字数エラーに引っかかったorz<>04/11/29 03:18:44 ID:ikHDz/3i<> 高町家に引き取られたフェイト2日目その10
目を覚ますと、なのはが横に座って私を見ていた。 私は・・・裸のままだ。
「一緒にお風呂に入ろ」まだ頭にもやのかかった私はちゃんとうなずけたか分からないけど、
なのはが笑ったので出来たのだろう。
服を着るのもおぼつかないので、なのはに手伝ってもらって、とりあえずお風呂場に行った。
脱衣場で鏡を見てびっくりした。涙とよだれの跡がのこっているんだから。
急に恥ずかしさがこみ上げてきて顔が真っ赤になるのをみてなのはが笑った。
「今日はごめんね」両手を合わせて苦笑いしながら謝ってきたので、私は平気だから謝らないでと
なのはに言った。
お風呂で桃子さんが私を気に入ってること、家族のみんなも私を好きなことを聞いて少し安心した。
そして、私が明日からなのはと同じ学校に行くことも。
鞭の傷は大丈夫だからと言ったけど、とっても悲しそうな顔をされた。なのははやっぱり優しいな。
「今日は一緒に寝よ?」うれしくなって、思いっきりうなずいたら少し首が痛くなった。
なのはのベットで横になってまたしばらくお話をしていたら、お母さんの話になったので
私は少し寂しくなって泣いてしまったけど、なのはが髪をなでてくれて、
うれしいきもちのまま意識が遠のいていった。
明日はなのはと学校・・・楽しみ。
・・・フェイト学園編へ(ぇ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 03:38:57 ID:ikHDz/3i<> 7〜10を書いた者ですが、どうだったでしょう?
3日目は苛めの花、学園編です(ぇ
私はフェイトタンをいじめたくないのですが・・・orz
フェイトをいじめたいあなた、是非書いてみませんか?
と、言うわけで。
・・・('A`)ヌルクテモイイナラカイテミルケドネ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 03:47:06 ID:Z7+HQDeg<> とりあえず嫌われてるのか好かれてるのかいまいちわからないが
GJ!
なのはと桃子にこういう役はあんまり想像できないなぁ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 09:36:48 ID:vpc7LC+T<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>58
/ \,, ,,/ | >>66
| (●) (●)||| | >>71
| / ̄⌒ ̄ヽ U.| >>74-75 G・J! フェイト学園編も御待ちしております。
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/29 15:27:58 ID:6hSPbyH/<> 高町家の住人って意地悪なのかな。
フェイト可哀想・・・・・。・゚・(ノ∀`)・゚・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/30 00:23:06 ID:BoYXrrkX<> 昔これと似たようなので晶を苛めるSSを見たことあったけど
エロすら無しで高町家追い出されてたっけ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/30 00:51:52 ID:5WHZXx3M<> 虹板で書いてた人も>>76氏もGJ。
上で文句言ってる人も居たけど、他に特にネタも無いんだし良いと思うよ。 凹まずガンガレ
ただ、77が言ってるような部分ははっきりさせておいた方が良いのでは。
参加自由にするにしても、そっちの方が書きやすいし <>
76<>sage<>04/11/30 02:51:08 ID:Q7slOkIA<> >>67-70
>>72-73
>>77-81各氏
感想ありがとう御座います。
叩かれる事も覚悟していたので、この反響はかなりうれしいです。
>とりあえず嫌われてるのか好かれてるのかいまいちわからない
>77が言ってるような部分ははっきりさせておいた方が良いのでは
自分語りの形式をとっている上での欠点ですね。
フェイトの心境は分かるけど、ほかの心の動きはつかみにくい・・・
設定資料でも出せばいいのでしょうが、おもしろくなくなるし・・・
次の話でだいたいの関係をはっきりさせたいと思います。
・・・('A`)デキレバアドバイスホシイナートカ チュウナコトヲイッテミル
長文スマソ <>
67<><>04/11/30 16:31:04 ID:vAPGWfSr<> 書きたいけど書くのが恥ずかしい・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/11/30 18:13:38 ID:tNw/i4aU<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ 良スレの予感♪・・・・職人様方宜しくお願いします。
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
76<>sage 文章力ねぇな漏れorz<>04/11/30 23:54:09 ID:Q7slOkIA<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その1 〜朝〜
急にけたたましい音楽がなって、ビックリして起きた。隣には眠そうに目をこするなのはがいる。
なのはは手に持っている四角いものをいじって音をとめた。
「おはよう。フェイトちゃん」私も少しはにかみながら挨拶をする。お互いに目を合わせ、どちらともなく
くすくすと笑いあった。こんなに心の中が暖かくなったのって何年ぶりなんだろう。
二人で洗面台に向かう。途中で美由希さんとすれ違ったので、二人で挨拶をした。笑顔で答えてくれたけど
なのはの横を通った瞬間に私は物凄く睨まれてしまった。私、美由希さんに何か悪いことしたかな・・・
今日の朝食はみんなと同じものが出た。
桃子さんが微笑みながらこっちを見ている。美由紀さんはなのはとお喋りしている。
なのはとっても楽しそう。
恭也さんは士郎さんと何かお喋りしている。
時々こっちを見てニヤニヤしている…私の顔に何かついているのかな?
「早く食べないと学校に遅れるわよ」 桃子さんの一声で朝食に手をつけるみんな。
私も、早く食べないと。
・・・続く <>
76<>sage こんな感じで宜しいでしょうか?<>04/11/30 23:55:23 ID:Q7slOkIA<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その2 〜朝〜
パンを一口ほおばって、私は味の異様さに吐き出しそうになった。みんなは普通に食べている。
舌がおかしくなったのかなと思って、もう一口ほおばってみた。やっぱり普通じゃない。
桃子さんはまだ私を見ている。せっかく作ってくれたんだから全部食べないと…美有希さんが少し笑ってる?
何かおかしいことがあったのかな?
食べていて、だんだん気分が悪くなってきた。我慢ができなくなって、トイレではいてしまった。
ダイニングを出るとき、肩を震わせて笑っている美由紀さんが見えた。
恭也さんも士郎さんも桃子さんもみんな笑っていた。なのはだけがきょとんとしていた。
結局何も食べることができずに学校へ行く時間が来てしまった。
家を出た後、「ちょっとでも食べないと持たないよ」となのはがバターロールをくれた。
とてもおいしくて、なのはに『おいしい』と言おうとしたら、胸が詰まって目から涙があふれてきた。
なのはがあたふたしている。なのはには迷惑をかけてばっかりだね、私。
きっと家族のみんなも私が悪い子だから、お仕置きしてるんだよね。
なのはにも、なのはの家族にも好きでいてもらえるようなよい子にならなくちゃ。
涙が引いてなのはに微笑みかけた時、通学バスが私たちの前に止まった。
・・・渡る世間は鬼ばかり第一話・完(ぇ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/01 00:09:54 ID:xGyQ+9zI<> >>86
GJ
うあぁぁ・・・嫌われてるな・・・フェイト
っていうかこんなの高町家じゃないよ(;'A`) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/01 01:06:58 ID:u4sWUh3l<> 最初引き取られたシリーズ書いてたんだけど
一応
桃子、美由紀が嫌ってる
士郎、無関心
恭也、ペット感覚
なのは、友達
一応こんな感じで考えてた <>
76<>sage 目指せ、文章スリム化<>04/12/01 02:48:03 ID:c8SJFl0e<> 原作者キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!
いろいろ改変してしまったみたいで申し訳ないです。
私の設定は
桃子・・・いじめて遊ぶ(玩具)
美由希・・・嫌っている
士郎・・・面白そうなので桃子・恭谷のたくらみに乗っている
恭谷・・・いじめて遊ぶ(玩具)
なのは・・・友達以上
で、なのはの前では好意的に振る舞っている(桃子だけは例外)
こんな感じなんですが、早速破綻したかも・・・
続きのお話、交互に書いてみませんか?
良い作品が出来るような気がします。
>>87氏
感想ありがとう御座います。
今回は悲惨さを表に出してみました。
高町家の面々については・・・察してください(苦笑)
('A`)モトセッテイノタカマチケジャフェイトヲイジメルコトガデキナイノデカンベンシテクダサイ
('A`)ホンワカバナシガイイトイウナラソウイウノモチョウセンシテミマス タダシ、ヒエロデゲキヌルデスガ
目標未達成orz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/01 12:23:07 ID:r/J7KYge<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>85-86 G・J!フェイト健気だし、なのはの労わりもイイね。
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| | 第二話御待ちしております!!
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/02 01:02:19 ID:teupt6NA<> >>88
いろいろアレだったろうが、俺はあんたの好きだったよ。 グッジョブ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/02 05:30:58 ID:HPm3JmCZ<> 幸薄い少女は萌える <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/02 13:04:56 ID:MzvEour8<> 最初に書いた>>88氏は神 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/03 02:52:59 ID:AXtnbEKH<> そういや「フェイト」って不幸な巡り合わせって意味なんだよな。
SS見てたらふと思った。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/04 16:00:14 ID:RtyXGzEl<> 高町家に引き取られたフェイトANOTHERStoryその1
高町家に引き取られて数日、
とくに桃子さんと美由紀さんに私が嫌われていると確信するまでそう時間はかからなかった・・・。
毎日の食事は私の分だけ量が少なかったり味が変だったり満足に食事すらしてない。
でもなのはに心配をかけたくないので頑張って食べていつも気持ち悪くなったりお腹がいたくなったりする。
だけど私はなのはと一緒にいたいし、ここしか居場所が無いから必死で我慢する。
きっと私が悪い子だから一生懸命頑張ればきっと分かってもらえる、そう信じて今日も耐える・・・。
お風呂が空いたみたい・・・、こんな事考えていても仕方ないからお風呂に入って今日はもう寝よう。
私は脱衣所で服を脱ぎ湯船につかる。
はぁ、暖かくて気持ちいいよ・・・。
今日あった嫌な事も忘れられる位の快感。
お湯の快感に浸っていると脱衣所のほうで音がする。浴槽へのドアをあけて桃子さんと美由紀さんが入ってきた。
私はビクッと震えてしまった。きっとこれからまた何かされるんだろうと思うと怖かった・・・。
「フェイトちゃん、体洗ってあげるわ」桃子さんが微笑みながら言う。なんて冷たくて怖い笑みなんだろう・・・。
私は美由紀さんに浴槽から引きずり出され、押さえつけられる。
桃子さんが両手にボディーソープを泡立たせその手で私のお尻や内股を撫でていく・・・
ゾクゾクと変な感じがする・・・。体に力が入らないよ・・・。
「いい顔ね、フェイトちゃん。気持ちいい?」と桃子さんが聞いてくるけど私は何も答えられなかった・・・。
「もっと良くしてあげる」そういうと桃子さんは私のお尻の穴に指を宛がい少しずつ中に指を沈めていく。
私はそおぞましい感覚から逃れようと必死で抵抗したけど美由紀さんが私を抑えていて動けなかった。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/04 16:49:34 ID:A5CwBRIg<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ ハァハァハァ・・・・・・・
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/12/04 16:56:52 ID:KQC13lXe<> (;゚∀゚)キ、キタ───────ッ!!? <>
76<>sage10話を見て色々修正・・・<>04/12/05 05:44:10 ID:CVgGOf5W<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その3 〜通学〜
なのはとバスに乗る。座席の後ろで手を振っている友達に手を振り替えしている。
私は、なのはと後ろの席に移動した。
友達が私を見て怪訝そうな顔を浮かべている。
「この子、誰?」そっぽを向いていた子もこっちを見た。少し睨んでる。
「紹介するね。 昨日から私の家で暮らすことになった、フェイトちゃんです」
ふたりとも、なんだかびっくりしている。
「はじめまして、月村すずかです。すずかって呼んでくださいね」
すごく丁寧に挨拶してくれた。なんだかとっても優しい感じがする。
「・・・アリサ・バニングス」すずかにつつかれて、しぶしぶといった感じで
挨拶してくれた。気まずそうな顔をしてアリサは顔を背けた。
隣では、なのはが少し苦笑いをしている。
恥ずかしがっているだけだよ、となのはが小声で言ってくれたので、少し安心した。
わたしも、自己紹介をした。
学校につくまでの間、なのはたちが楽しそうにおしゃべりしている。
時々こっちを向いて笑ってくれる三人、わたしも笑顔を返した。
なんだかこうしているだけでとっても楽しい。私もこんな風に笑えるのだろうか。
学校に着いてバスを降りる途中、アリサに手を引かれ、
「あまり調子に乗らないでね」 と耳元でささやかれて少しびっくりしてしまった。
私、何か悪いことでもしちゃったんだろうか。
なのはに呼ばれたので急いで駆け寄る。
アリサのほうを見たら、こっちを少しにらんでいた。
なのはの案内で職員室へ向かってる最中、私は不安と期待で胸がいっぱいになっていた。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/05 13:41:06 ID:art76VsK<> GJ
アリサ((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
フェイトがレイープされる側に・・・。 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/05 15:33:14 ID:Ylms7Ixc<> 100GET。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/05 23:53:11 ID:ydz2ZYHu<> なのは「あ、紹介するね。わたしと一緒に暮らすことになった、フェイトちゃん。
えっと、こっちはわたしの友達のすずかちゃんと、アリサちゃん。」
すずか「よろしくね、フェイトちゃん。」
アリサ「………」
フェイト「………」
なのは「…どうしたの二人とも?」
アリサ(…似てる…)
フェイト(…似てる…)
こんなベタなオチが欲しかった <>
76<>sage<>04/12/06 01:22:12 ID:EzS5QGv0<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その4 〜学校・午前〜
自己紹介が終わって先生が指定した席についた。
なのはと席は離れた。でも、一緒のクラス。
すずかとアリサもいる。みんな同じクラスなのに少し安心した。
−アリサが相変わらず怒ってるような顔なのが気になるけど−
授業が始まった。隣の子にご本を見せてもらってるけど、文字が読めない…
後でなのはに聞こう。
授業の終わるチャイムが鳴って、アリサがこっちにやってきた。
「ちょっと、いい?」何だろうと思いついて行く。
人気のない場所に来たとたんに肩をつかまれて壁に押しつけられた
「あなたって、なのはの何なの!?」意味が分からないので、何も答えられなかった。
すると、怖い顔をして手を上げてきた。頬に鈍い痛みが走る。
「バスの窓から見てたんだから。なのはと抱き合っているのを」
あ、あのときのことだ。私は何でもないと言おうとしたけど、
それじゃ、高町家の皆さんの悪口を言ってしまうことになる。
嘘でも言ってしまえばいいのだけど、私そういうの下手だから
何も思いつかない。
「くっ」黙ってる私にイライラしたんだろう、
もう一度私に手を上げようとした。でも、降りてこない。
アリサの手をすずかが止めている。
「アリサちゃん、フェイトちゃんが怯えているじゃない
それに、そのことを聞きたいのはアリサちゃんだけじゃないんだよ」
ちょうどそのとき、またチャイムが鳴った。
アリサは私を憎々しげに睨みながら、教室の方へ戻っていった。
すずかもアリサの後をついて行った。
私は、どうしたらいいのだろう。魔法のことも、今まであったことも
全部言えたらどんなに楽なんだろう・・・
・・・続く <>
76<>sage<>04/12/06 03:15:37 ID:EzS5QGv0<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その5 〜学校・昼休み1〜
あれから、少し遅れて教室に入った。
先生は、迷ったんだろうとういう事で怒らないでくれた。
授業が終わって、なのはが私のところに来た。多分、さっきのことを聞きに来たんだろう。
私は、自分のことでちょっと聞かれただけだからと答えた。
「私も行けば良かったね」と少し済まなさそうに言われた。
でも、さっきのことはなのはが見たら、きっと私をかばってくれるのだろう。
それはとてもうれしいけど、私のためになのはとお友達の関係が悪くなるのは
いやだ。
『大丈夫だから、心配しないで』これが、私のいえる精一杯の気持ち。
そう、と言ってなのはは二人の元へ行った。
なのはが去ってからすぐにクラスのみんなに囲まれた。私、余り喋れないからちょっと大変。
こうして、午前は終わって、お昼休みになった。
そういえば、私お昼持ってきたっけ?
なのはに呼ばれて3人の元へ向かった。ちゃんとなのはがお弁当を持ってきてくれていた。
お弁当・・・お母さんが優しかった頃に色々作ってピクニックに行ったっけ。
ぼーっとしていた私の前にお弁当を差し出される。あわてて私は受け取った。
開けると、なのはと違うおかずが入っていた。一人一人違うおかずなんて、
こってるな、と感心して食べてみると美味しかった。
なのはたちとおかずを交換しながら、全部食べ終わった。
「ところで、聞きたいことがあるんだけど」アリサが切り出し、
「朝、二人で抱き合ってましたよね」とすずかが聞いてきた。
私となのはは一瞬顔を合わせたが、なのはは私が気分悪そうにしていたから
背中をさすっていただけだよと弁解してくれた。
すずかはそれで納得してくれたようだったけど、アリサはさらに怪訝そうな顔を
した。
それから、私が高町家に居候することになったわけについて聞かれたけど、
どもっている私をかばってなのはが代わりに言ってくれた。
でも、アリサはさらに不機嫌になっていった。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 11:15:39 ID:/K+s9yui<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ ハァハァハァ・・・・・・・・・・・・・・
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 23:07:55 ID:e2RYHjuA<> GJ。
ところで、ユーノくんについてはどんな感じ?
構想外なら、普通にペットとして存在中って扱いでok? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 23:29:06 ID:IvNRJJpq<> 帰ったってことでは? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/06 23:38:06 ID:e2RYHjuA<> (;´Д`)ヤッパリソウカ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 00:03:02 ID:69tetxGz<> >>ユーノ
美由希さんに飼われている・・・淫獣として
一瞬考えたけどどうだろう? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 01:13:30 ID:kE3vjm6W<> アリサが高町家に引き取られるシリーズもおねがいします <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/07 02:25:11 ID:z7p0B2/6<> >>109
誰かに仕向けられて原作みたいな展開になると思うんだが・・・そんなの見たくないぞ
フェイトもだけどさ('A`) <>
76<>sage<>04/12/07 03:12:06 ID:69tetxGz<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その6 〜学校・昼休み2〜
「何でなのはばっかりが喋ってるの? そんなに私たちと話すのがイヤ?」
アリサが詰め寄ってくる。すずかは何となくわかってくれたようで、
私をかばってくれる。
アリサは悔しそうに唇を噛み、走っていった。
「ごめんね、なのはちゃん、フェイトちゃん」すずかも後追いかけていった。
「あはは、失敗しちゃったね。 ごめんねフェイトちゃん、アリサを怒らせちゃった」
私は首を振って、私が言わなきゃならないことだったからなのはは悪くないよ、と
うなだれるなのはに言った。私がちゃんといえていたら、こんな事にならなかったのに。
私は本当にだめな子だ。
「こうしてても何も始まらないから、アリサちゃんを探そう?」
ベンチから勢いよく立ち上がって、努めて明るくなのはが言った。
でも、傍目から見ても無理しているのがよくわかる。
私がいなかったらこんな事にならなかったんじゃないだろうか。
そう思っていると目の前になのはの顔が迫って、
「自分がいなければとか思っちゃだめだよ、ちゃんと謝ればわかってくれるから」
その言葉で少し元気になった。私のためにがんばってくれるなのはに笑顔で返した。
・・・ちゃんと笑えている自信はないけど。
結局、二人で探したけれど途中でチャイムが鳴り、仕方なく教室に戻ってみたら
二人がいて、こっちを見ていた。アリサはまだ怒ったままだ。
学校が終わったらちゃんと謝らないと・・・。
・・・・・続く <>
76<>sage 今回は二分割<>04/12/08 01:11:37 ID:FaseJWXh<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その7_1 〜学校・放課後1〜
5時間目、授業中なのはとずっと魔法でお話をしていた。
アリサとすずかのこと、3人の出会いのこと、
ジュエルシードのことで迷惑をかけたこととか色々。
やっぱり、みんななのはちゃんのことが大好きなんだ。
その中に私が入っても良いのかな・・・
《なのはのお友達なんだから、大丈夫。絶対仲良くなれるよ》
なのはの言葉を聞いて、少し勇気が出てきた。
私一人でがんばってみる
《うん、応援してるよ。がんばってね》
6時間目の授業も終わって、私はなのはに目配せをしてアリサの前に。
「何か用?」少し冷たい声で言われた。
すずかはなのはに耳打ちされて二人でドアの方に向かっていった。
「じゃあ、私たちはちょっと用事があるから」
「先に帰ってるね」
二人が出て行くのを見送ってからアリサの方にむき直した。
「私も急ぐから」鞄をとって席を立とうとするアリサをとどめ、
謝った。
「それだけ?じゃあ、私帰るから」椅子から立ち上がり教室から出て行こう
とするアリサの腕を引いて、『私の口からちゃんとお昼の話を言いたい』と
言うと、しばらく黙ってじゃあ、どこか人のいないところへ行こうか、と
言ってくれた。
「実は、そんなに怒ってないんだ」とアリサは悪戯がばれた子のように
舌をちょこっと出して笑っていた。私もほっとした。
<>
76<>sage そして、歯車が狂い出す・・・<>04/12/08 01:24:44 ID:FaseJWXh<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その7_2 〜学校・放課後1〜
ちょうど良いところを知っているというので私はアリサについて行った。
アリサがここだと案内してくれた何かの道具をしまう部屋に入った。
タイイクソウコって言ってたっけ。
しばらく二人でおいてあるマットの上に座ってお話をした。
なのはよりつたなく、それでも一生懸命、魔法に関わること以外は話した。
お母さんのことも、今は黙っていようと思っていたけど、
「さっきから、フェイトって親のこと話そうとしないよね?」というアリサの声で
体がびくっとなってしまった。
「もしかして、ひどい目に遭わされていたとか?」心配をするようなアリサの声に
胸が詰まって声が出てこなかった。
「・・・傷、見ても良いかな?」私はうなずいて、制服の上着を脱いでシャツをズラした。
アリサが後ろに回って露わになった私の首から肩にかけてを見た。
「・・・ひどい」少し涙声になってたので、私はそれでもお母さんのことは好きだから、と。
「そう、やさしいんだね」とアリサが言うと同時ぐらいに、私は手首を縄で縛られた。
びっくりして振り向いた。そこには、アリサと・・・すずかが意地悪な笑みを浮かべていた。
暗がりには、なのはが手と足を縛られてぐったりしているのが見えた。
・・・続く <>
76<>sage<>04/12/08 01:25:52 ID:FaseJWXh<> 予告?
秘密を共有しているなのはたちに嫉妬するアリサ・すずか。
なのはへの想いが制御できずに暴走する。
なのは・フェイトはいったいどうなってしまうのか!?
次回を待て!!
・・・煽っといてネタはまだ浮かんでませんが orz
))88氏 ))95氏
続き描いて〜(ぉぃ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 01:57:57 ID:UIo6917B<> >>109
俺はそれも好きだけど原作のアリサみたいになるのは勘弁な <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/12/08 05:43:35 ID:0Gh/zpe8<> 原作てPCゲーム版の?
二人の性格違うのですか?Σ(;゚ー゚) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 07:43:38 ID:8/sPq/gh<> 原作版は名前も違うしIQ200越えしてる <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 10:40:41 ID:s11IYT1R<> そして殺されている <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 14:48:24 ID:8/sPq/gh<> レイプされた挙句殺された幽霊なんだよ…。・゚・(ノД`)・゚・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 15:23:34 ID:3lShkfMx<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>111-114 G・J!!続きも期待しております!
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/08 15:47:04 ID:+ibcdaoS<> イイ!続編もガンバって下さい! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/08 19:44:38 ID:6NTU36JH<> >>119
えらいこときいてしまった… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 07:19:39 ID:c5aTCN17<> >>122
さらに両親が居ないので施設に住み、友達すら一度も居た事が無かった <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 13:14:36 ID:FRD/n/y0<> 原作では、そんな酷い扱いなんですか?
。・゚・(ノД`)・゚・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 13:48:27 ID:S7X6Htac<> いやだから一応別人だし、な? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 15:00:44 ID:buQrBjD/<> >>125
今回こそはアリサに花を とかってことでバニングスのアリサが誕生したんだろうな <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 15:05:39 ID:S5dhMIC8<> アリサで考えると
アリサの両親が仕事の関係で海外へ長期転属
もしくは経営破綻などで闇金融などで莫大な借金をつくり娘を手元に置けない状況
または両親の事故死で遺産等は騙し取られるor借金の肩に持っていかれる
こんな感じで高町家に預けられるor引き取られるって感じを考えてみたんだが
このまま何処かに売り飛ばされたらそれこそ原作になりかねんw
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 15:37:02 ID:JMrDZssj<> そこで出番のないクリステラさんの出番ですよ。
まあ、原作ではもう3人いたし、高町家でも問題ないっちゃないんだが。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 19:37:29 ID:8VGUafkd<> オバQうぜ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 20:14:34 ID:XPQa7owu<> クリステラとはティオレ・クリステラのことか!!!11111 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 20:29:33 ID:/HIZzLYK<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>129 お呼びですか?
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/09 23:13:35 ID:buQrBjD/<> >>130
と見せかけてアルバート・クリステラで <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/10 01:31:09 ID:hoAV9Qx9<> アリサまで高町家にきたらフェイトの逃げ場はなくなるんじゃないか?
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/10 10:00:43 ID:9CwRqK33<> 確かに。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/10 17:21:52 ID:Qm99CsjN<> もういっそ出演者みんな高町家に <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/10 17:30:31 ID:dPAazigK<> それただの3 <>
76<>sage ほんまスンマセンorz<>04/12/11 02:17:14 ID:45kD9MR2<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その8 〜学校・放課後2〜
どうして、こんな事をするの?私は悪い子だから仕方ないかもしれない
でも、なのはまで・・・
「二人とも、秘密にしていることまだあるよね?」アリサが声を低くして
言った。
「フェイトちゃんのお母さんのことは、フェイトちゃん自身の問題だから
良いとして、私たちに教えてくれていない事ってまだあるよね?」
すずかが笑顔で言った。アリサが手首を縛った縄を持ち上げる。
私は痛みに耐えられず、声を漏らしてしまった。
「本当は、この痛みが好きなんでしょ?」すずかがにっこり笑って
アリサに細い紐のような物を渡した。
「縄跳びじゃ物足りないかな?でもこれで我慢してね」
ヒュッと鋭い音を出して、縄跳びが背中に打ち付けられる。
私は、歯を食いしばって耐えた。
・・・私は、痛いのは嫌いだけど、それが母さんとのつながり
そう思って耐えてきた。今でも、縄をふるわれるたびに
優しかった母さん、怖い母さん、でも大好きな母さん
いろいろな想いがこみ上げてくる。
「・・・何泣いてるのよ、もっと喜んだら?」アリサが少しばつの悪そうな、
そしてつらそうな顔をして呻いた。
「すずか、もう止めようよ」すずかは微笑んだまま、
「私たちに隠し事をするなのはちゃん達にお仕置きをしないと、
そういったのはアリサちゃんでしょ?それに私、なのはちゃんが
可愛く鳴く声を聞いてみたいもの」そういってなのはのもとへ
歩いていった。
・・・すずか、壊れました <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 02:42:47 ID:FbtEOi3c<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ ハァハァハァ・・・続き宜しくです。
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| |
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 02:45:20 ID:ID88TbWI<> うわ、やっぱすずかのがスゴいってオチディスカー <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 03:59:00 ID:/5jhFpGH<> 正直イメージ壊れすぎてもうついていけません。('A`) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 08:59:30 ID:wNSUJMit<> でも忍の妹だし、これくらいはw <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/11 10:24:15 ID:eYPVOMCm<> すごく嫌な予感がするのは僕だけですか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 13:38:17 ID:/5jhFpGH<> >>141
すずか発情期か!? <>
76<>sage<>04/12/11 16:00:47 ID:45kD9MR2<> >>140氏
あくまでアナザーストーリーなので・・・
あと、元設定のままではどんなに頑張ってもフェイトをいじめるとか
そういう事が出来る人はいないので、そこは目をつぶって頂けると・・・
私が未熟だからですかそうですね ;y=ー( ゜д゜)・∵. ターン
>>all
ところで、私はアニメしか見た事がないのですが、
原作やった方がいいですか?
で、次回予告(?)
念願のなのはちゃん・フェイトちゃんを手に入れたぞ
あそんだあげる
ころしてでもうばいとる
もちかえる
アリサもいっしょにもちかえる
○○○にてつだってもらう <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 16:05:19 ID:eYPVOMCm<> ○○○ってまさか・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 16:34:44 ID:/5jhFpGH<> >>144
いや原作やったらアニメとの違和感ありすぎるからなぁ
面白いからおすすめはするけど。
○○○・・・ノエルかユーノかはたまたクロノか <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 19:33:04 ID:DQK4i/5w<> アルフ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 20:26:44 ID:g5iK8Hw7<> 美沙斗 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/11 22:02:30 ID:Huov3OOa<> | | |
| | |--‐┐
_ | | |. ∩|
/ ̄ /~ニY~`.| |. ∪|
_/ / /~, `'~ヽ| |--‐┘
/ \.l .l l .l ヽヽ~ヽ
/.~\ \l | .|-┼l ) )
/ \ ヽ| |┝━ l |
/ ヽ ヽヽ ノ| 今夜も冷えるー
/ ヽ `ー.< ̄~>、
/ _ `ー-、__ ~`</
├'~ ヽ ヽ l
>、 ヽ .| |
/ ヽ_/ ,-、_/ | |
,イ___________ノ `l
(_________ |-、
 ̄~`ー‐--‐' .~‐,,,
`‐,,,
` <>
76<>sage 長くなり杉だorz<>04/12/12 06:13:48 ID:W2jTuE21<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その9_1 〜学校・放課後3〜
「なのはちゃん、こんなところで寝てたら風邪引くよ」
優しい声でなのはを起こすすずか。とても怖い雰囲気を漂わせていた。
「すずか・・・こんなのすずかじゃない」
アリサの顔が青ざめている。目には恐怖と信じられた物を裏切られたような
絶望感が滲んでいた。
なのはが目を覚ます。意識が朦朧としているのだろうか、状況がつかめていない
ようだった。でも、体の自由がきかないことに気づいたなのはは
一生懸命にもがき始めた。口には猿ぐつわを噛まされていたので
何を叫んでいるのかわからない。
<<フェイトちゃん、みんなどうしちゃったの?>>
・・・私達が隠し事をしているのを怒ってるみたい
私の姿を見てなのはが目を見開いた。そしてしきりに何かを喋ろうとしている。
多分、目の前のすずかに。
「クス、やっぱりなのはちゃんは元気じゃないと」そういって、
ツインテールを引っ張る。痛みになのはの顔がいがむ。
アリサは私の隣で放心している。私は、紐をカゴに結びつけられて動けそうにない。
「私たち、どんなになのはの事を心配してたかわかってるの?」
すずかはなのはの鳩尾をつま先で蹴った。うめき声が聞こえる。
そして、ツインテールを引っ張ってこっちにやってきた。 <>
76<>sage >>144は次々回予告だった<>04/12/12 06:17:55 ID:W2jTuE21<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その9_2 〜学校・放課後3〜
私の横になのはを持ってくると、猿ぐつわをはずした。
なのはは咳き込み、
「すずかちゃん、どうして?」と息も切れ切れに言った。
「なのはちゃんがいない間、どんなに私たちが心配していたか。
それなのに、どうして私たちに言えない秘密があるの?
私たちって、その程度の仲だったの?」なのはのおなかをまたける。
私に向き直って、この泥棒猫と言いながら私の脇をける。
一瞬、意識が遠のいた。目を開けると、アリサが懸命にすずかを
止めようとしているのが見えた。すると、アリサの背後に人影が
見えた。アリサの首筋に黒いものを当てると、糸が切れるように
アリサが倒れた。その人が私の元に来て
首筋にさっきのものを当てた。なんだか強い衝撃を受けて、目の前が真っ暗になった。
なのはが叫んでる。けど何を言っているのかわからないや。
かすかになのはが見えた。さっきの人がなのはにさっきのものを当てる。
すずかの歪んだ笑顔が浮かんで見える。目に光が宿ってない・・・
そこで完全に視界が真っ暗になった。
これが悪い夢で、目が覚めたらお布団の中なんだ、遠のく意識の中、
そんなことを思っていた。
・・・続く <>
名無しさん@ピンキー<>sage 12話見逃した・・・tvkで取り直す。<>04/12/12 06:42:03 ID:SPk3Ioxk<> クロノかユーノに絞られたな・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 10:26:16 ID:LCiS1igZ<> 普通のエロSS投下していい? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 11:53:57 ID:X84U+Qmi<> >>153
今いい所だからよそでやってくれ <>
152<>sage<>04/12/12 12:27:06 ID:SPk3Ioxk<> ちばテレビがきれいに映ったから明日取り直し。
よかったよかった。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 13:38:21 ID:EC8QBLlE<> >>154
何言ってんだ職人は多い方がいいだろ
>>153
どぞ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 18:27:56 ID:W2jTuE21<> >>153
大歓迎でつ
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 20:07:50 ID:pzZGfCuq<> 76氏GJ! <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/12 22:20:52 ID:HiMTyz7k<> あ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/12 22:40:02 ID:w/kbj7vK<> カモン、カモン、急がなきゃ♪ <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/13 02:12:56 ID:Sugw0srK<> 神をまちつづけて2時間38分… <>
76<>sage 風呂敷拡大中orz<>04/12/13 02:18:46 ID:gvSHdawh<> ))157で
私が出てったのがまずかったかな? ともあれ、
高町家に引き取られたフェイトその10 〜・・・〜
・・・意識が深みから戻ってきた。なんだかお部屋の様子が違っている。
「おはよう、ふぇいとちゃん」すずかが真ん中にいた。なのはが隣にいる。
でも、手を縛り上げられた状態で私の横にいる。服も所々破けて
破けたところから、うっすらと赤い線が見える。
・・・なのは、大丈夫?
<<うん、平気だよ。フェイトちゃんは?>>
私は大丈夫
<<そう、良かった・・・>>
でも、どう見ても大丈夫には見えない。アリサは、どうしたんだろう?
・・・すずかの横の椅子に縛られていた。
何も喋られないように猿ぐつわをはめられている。
・・・こころなしか服が汚れているような気がするけど・・・・。
「久しぶりだね、フェイト」すずかの隣にいた人を見た。
アレは、クロノさん・・・でも、別の魔力を感じる。それにやっぱり
目に光がない。誰に操られているんだろう。
・・・あれって、もしかして
<<多分そうだよ>>私は少しショックを受けた。だってあの人はもう・・・
「フェイト、なのはの友達に悲しい思いさせちゃだめだなぁ」
私に向けて鞭をふるった。痛みに体をくねらせる。手足は拘束されているので
まったく自由にならない。
「なのはも、嘘をついてはだめだって親から習わなかったの?」今度はなのはを
打ち付ける。
「はうっ」服の破けと傷が1つずつなのはに刻まれていく。
なのははなにも悪くない。私が悪いんだ。
『なのはは何も悪くない。やるなら私にして』私はここに来て初めて大声を出した。
・・・サブタイ、次で明かします <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 02:47:52 ID:UWeu9Pl6<> 乙
クロノくんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
すずか((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 10:41:44 ID:VZVe6iDb<> ここで敢えて兄と忍のエロ投入ですよ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 12:32:49 ID:61b0epDo<> エイミィ×クロノのSS書いていい? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/13 15:31:21 ID:Xz0lUfTI<> こんなのクロノじゃない・・・((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
なのは×恭也のSS投下してOKですか? <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/13 15:33:39 ID:vMYiFfWi<> お願いします! <>
67<>sage<>04/12/13 15:39:11 ID:Xz0lUfTI<> レスが早くてビックリした。
OK。待ってて下さい。 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/14 00:13:33 ID:cTtMZN+r<> がんばってください〜 <>
76<>sage とりあえず、きりの良いところまで<>04/12/14 00:53:44 ID:uJGFExrX<> 高町家に引き取られたフェイトその11_1 〜phantom〜
「どうしてほしい?」クロノさんがにやりと笑った。
好きにしていい、と告げると、手に持っている鞭を
私に向けて振り下ろした。鋭い痛みが体をかける。
私は歯を食いしばって耐えたけど、耐えきれずに叫んでしまった。
<<フェイトちゃん、大丈夫?>>
・・・うん、私は大丈夫。 となのはに笑って見せた。
本当には笑えてないと思う。アリサは、縛られたまま目を背けようとしている。
でも、すずかがその顔を無理矢理こっちに向けている。
アリサの顔は涙でぐしゃぐしゃになっている。ごめんなさい、アリサ。
すずかの目は相変わらず光を映していない。クロノさんが口をゆがませて笑う。
「この程度じゃ余裕っていうところか、じゃあこれならどうかな?」
一瞬、クロノさんの体がぶれたような気がした。と、同時に力一杯鞭を打ち付けられた。
今度は、母さんの比じゃない。苦痛から体が逃げようとする。
身をよじった方からも鞭が襲ってきた。・・・すずかも一緒になって鞭をふるっていた。
私は、悲鳴にもならないうめきを上げることしかできなかった。
なのはは精一杯、涙を浮かべながら二人に話しかけていた。
でも、二人の手はゆるまない。私は意識が朦朧としてきた。そのとき、
「もう、二人とも止めてー!!」なのはの叫び声とともに魔法の波動が流れてきた。
その波動を受けたクロノさんの体が明らかにぶれた
<>
76<>sage 超展開と・・・orz<>04/12/14 00:55:01 ID:uJGFExrX<> 高町家に引き取られたフェイトその11_2 〜phantom〜
『・・・アナタは、いったいだれ?』
クロノさん"だった"物はだんだん形が
崩れ始め、黒い霧になってアリサの周りにまとわりついた。
すずかは、なのはに標的を変えて、鞭を打ち付ける。
「え?何?イヤ、止めて!」アリサの方から声がする。
黒い霧がアリサの首をかすめ、胸元へ入り込み、太ももをまさぐるように
うごめく。椅子に固定されているので抵抗することもままならず、
されるがままになっている。
「んあっ! あっ! はうっ!」なのはも苦痛にもだえ、悲鳴を上げていた。
二人とも、助けたい。でも、さっきので力が入らない。悔しさに唇を噛む。
<<フェイトちゃん、私のことは良いから、二人を助けて>>
・・・弱い電撃をすずかに当ててみる。多分それで普通の人は気絶するはずだから
<<わかった。私の魔力、少し分けるよ。>>
・・・でも、バルディッシュは・・・
<<大丈夫、何とかなるって>>
そうしている間にも、黒い霧はアリサの口を無理矢理ねじ開け、スカートの
中へ入っていった。アリサの息が上がり、顔も赤くなってきている。
・・・こうしてはいられない。ごめんなさい、なのは、もう少しだけ待ってて
<<・・・うん、わかった>>
私は、呪文の詠唱に入る。バルディッシュがあった時は、半分以上自動化されて
いたけど、小さなデバイスしかない今は全て自分で手続きをしなければならない。
黒い霧が動きを止めた。しまった、気づかれた。
<>
76<>sage オリ設定orz<>04/12/14 00:55:57 ID:uJGFExrX<> 高町家に引き取られたフェイトその11_3 〜phantom〜
「active support」女性の電子音声が聞こえた。同時に呪文は完成、すずかに向けて
打ち込んだ。ねらい通り、気を失って倒れてくれた。
・・・なのは、後は頼むね 私はちょっと疲れちゃった。
<<うん、任せといて>> いつの間にかバリアジャケットに着替えたなのはが
目の前に降り立つ。紐は、いつの間にかほどけていた。
黒い霧が、再びクロノさんの形になる。
「どうして、クロノ君の形になったの?プレシアさん」・・・やっぱり母さんだったのか
「どうしてかって?あの坊主が憎いからに決まってるじゃない」
杖を構えるなのはにあざ笑うかのようなクロ・・・母さん。
「今日はほんの余興に来ただけよ。まあ、不良品とせいぜい仲良くしときなさい」
霧は、かき消えていった。もう吹っ切れたと思ったのに、やっぱりつらいよ・・・。
なのはが私の縄をほどいてくれ、二人でアリサの縄をほどいた。
アリサはしばらく放心していたが、泣きだし、なのはと私にしがみついてきた。
「ヒック、怖かったよぅ。痛かったよぅ。」アリサの足に赤い筋が流れていた。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 01:14:50 ID:0hUtY7nv<> エロSSって言うよりも普通の小説として展開が気になってきた… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 01:41:04 ID:D5PW+q58<> 新展開キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
クロノが本当は別人でよかった・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 04:26:08 ID:JCZlJI0v<> エロ小説書ける人は羨ましいな…
ギャグしか書けんorz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 07:00:50 ID:Rc58CHSO<> 基本がギャグ展開でおまけにエロを入れるのも良いのでは? <>
67<>sage<>04/12/14 16:37:53 ID:02cQaz+Y<> 予約しておいたなのはをやっと見た。
小説もアニメも新展開ですな。
・・・すずかは壊れたまま? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/14 19:51:02 ID:Gb/F/un6<> アニメもこのまま小説のごとく高町家行きの可能性も高くなってきたな
もしくは死亡フラグか <>
76<>sage<>04/12/14 23:21:25 ID:uJGFExrX<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その12_1 〜傷痕〜
二人でしばらくアリサをなだめた後、残った問題に目をやった。
アリサは、すずかを見ると怯えだした。無理もないと思う。
親友だと思ってた人が自分の親友をいたぶり、自分も手にかけたのだから。
・・・なのは、どうしよう。
<<こうなったら仕方ないと思うから、全部言っちゃおう。フェイトちゃんも
それで良いよね?>>
私となのはは、自分たちのこと、今までの経緯、母さんがやったこと
色々話した。最初は、半信半疑だったけど、何とか信じてもらえた。
信じるしかないのかもしれないけど・・・。
話し終わって気がついたら、アリサの汚れがきれいになくなっていた。
傷は・・・残ったまま。アリサに大丈夫か聞いてみたら、大丈夫と答えてくれた。
「でも、しばらくはすずかと顔合わせられないな・・・」と、ぽつりつぶやいた。
体の汚れはなくなっても、心の傷は深かった。
母さん・・・どうして私をそこまで憎んでいるの?。
しばらくして、すずかも気がついた。私たちは、アリサにした説明をしようと
したら、知ってるからと止められた。 <>
76<>sage<>04/12/14 23:22:21 ID:uJGFExrX<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その12_2 〜傷痕〜
曰く、私が電撃をかける前まで、意識があったそうだ。
黒い闇に捕まってから意識を失うまで、
ずっと私たちのことについて聞かされていたらしい。
憎悪むき出しの言い方で。
自分がひどいことをしているのに体が言うことも聞かない、その上ずっと
恨み言を聞いていた。それはどんなにつらいことなんだろう。
私は、耐えられるのかな?
「なのはちゃん、フェイトちゃん・・・アリサちゃん。・・・っぐ・・・本当に・・・
なさい・・・ひっく・・・」私は、どんなことがあってもあの人の子供だ。
そんな私が謝ってもらう資格なんてあるのだろうか・・・。
すずかは、そのままなのはの体に身を預け静かに泣き出した。
本当に謝らなければならないのは私だろうな・・・。
アリサが躊躇しながらも、すずかの髪をなでる。すずかははっとして
アリサに向くが、アリサは顔をふっと横に向ける。頬には涙の筋が何本も
流れていた。目から涙があふれそうになったけど、唇をかみしめて耐えた。
壊れかけた絆、私はいったい、どうすればいいのだろう。
<<フェイトちゃん。フェイトちゃんは悪くないんだから。自分を責めないでね>>
・・・ありがとう、なのは。なのははいつも優しいね。
<<ううん、そんなんじゃないよ。わたし、フェイトちゃんの気持ちはわからないけど
フェイトちゃんが全部背負い込むことはないと思うんだ。いつもわたしが
ついているからね。だから、今は泣いても良いんだよ。>>
なのはの言葉で私の中で何かが吹っ切れた。同時に涙が止めどなく流れてきた。
その時、ひかりが現れて人の形になった。
「なのは、フェイト。大丈夫か?」
本物が現れた。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/15 00:13:18 ID:gzAqXxF8<> >>180
恭矢? <>
76<>sage<>04/12/15 00:24:48 ID:4ni1ZKMA<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その13 〜a gleam〜
アリサとすずかが同時に声を上げ、私たちにしがみついてきた。
「・・・一般人も一緒だったのか。まいったな」クロノさんが何の確認もせずに
現れるなんて、何かよっぽどな事があったんだろう。なのはが苦笑いして、
「この子達は、別にばれても心配ないよ。
ただ、ちょっとタイミングが悪かったかなって」
私は、アリサとすずかにこの人は大丈夫。さっきのとは違うからと言って聞かせる。
それでも二人は怯えている。無理もないかな。
「アリサちゃん、すずかちゃん。心配なら私たちの後ろに隠れて良いから」
二人は私たちを軸に後ろに下がった。
私となのははクロノさんにさっきあったことを伝えた。
話している側からクロノさんの顔がどんどん赤くなっていった。
「ま、まままままま、まあ、そのことは後でじっくり聞こう」
あわてふためくクロノさんはちょっと面白いかも。
「ところでだ。この一帯で大規模な時空のゆがみを関知した。
多分、さっきの件がらみだとは思うが」私は気を引き締めた。
なのはの顔も真剣になっている。
「ここで話をするのも何だから、場所を変えないか?」私となのははうなずいた。
「友達も、ここにいるより安全だろうから一緒に連れて行くか?」
私達は二人を見る
「・・・なのはちゃん、離れないで」とすずか
「私も、ついて行って良い?」とアリサ
「じゃあ、ついてきて」 エイミィさんと一言二言はなし、クロノさんがゲートを開く。
そして私達は光に包まれた。
<>
76<>sage<>04/12/15 00:33:09 ID:4ni1ZKMA<> ・・・校正かけるの忘れてたorz
>>all
毎度、私の駄文を見て頂き、ありがとう御座います。
>>164
ご期待に添えず、申し訳ない。
しばしお待ちを・・・
>>173,>>177,>>178
小説ですか・・・そんな大層なものではないですが
てか、エロ成分少なくて申し訳ないです。
精進します。
>>175
私は、ギャグが苦手で・・・人を笑わせるのは人を悲しませるより難しいわけで・・・
なんだかうらやましいですね。
>>181
恭也の出番はもうちょっと後です。
しばしお待ちを・・・
>>153氏 >>165氏 >>67氏
作品投下楽しみにしてます がんばれ〜(・∀・)
仕事の方が詰まってきたので、今週はこれ以上かけそうにないです。
続きは週末まで待っていて下さいね <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/15 02:01:50 ID:gzAqXxF8<> >>183
GJ!
いい感じの新展開だね、最初はどんどん鬱になるかと思ってたけど。
恭也を恭矢と書いてしまう人はきっと少なくないはずだ・・・('A`) <>
67<>sage<>04/12/15 15:15:53 ID:pK0ha/xr<> >>183
一流の人にそういわれると嬉しいです。
リリカルマジカルがんばりま(ry <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/16 00:13:32 ID:l4HAP5g+<> アゲアゲ〜 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/17 18:10:48 ID:XMdsv/Or<> あ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/17 23:50:53 ID:aTZg3nn5<> 最終回しだいで、ユーノ×なのはかクロノ×なのは書こうかなぁ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/18 00:09:03 ID:iG7zxZ0Q<> バルディッシュ×ライジングハート・・・誰か書いてくれないかなぁ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/18 00:10:01 ID:iG7zxZ0Q<> レイジングハートだった。orz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/18 00:57:56 ID:L6A51vN4<> 今の所、フェイト>ユーノ>クロノかな、なのはの好感度が高いのわ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/18 04:33:58 ID:vH0lpCcz<> クロノ×女体化ユーノ
・・・ごめん、言ってみただけ。 <>
67<>sage<>04/12/18 14:11:37 ID:lYPmJxJ1<> 埼玉と大阪と三重(1週遅れ)は今日ですね。
最終回にレンと晶が出て欲しい・・・無理だろうけど <>
76<>sage<>04/12/18 19:23:13 ID:iG7zxZ0Q<> アリサに淫獣って言わせて良いですか?と聞いてみるテスト <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/18 19:52:34 ID:vCghoNf8<> >>194
無問題さ! <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/19 01:50:24 ID:d6JneFfg<> ん <>
76<>sage 本編終わってから長編書けば良かったOrz<>04/12/19 03:52:42 ID:Q7232Y9w<> ・・・11話見てから投下しようなんて思うんじゃなかったOrz
7000文字ほど書き上げたけど、下手すると大破綻する予感・・・
それでも良いから読みたいと思う方、挙手お願いします。
一人でもいらっしゃれば投下したいと思いますので・・・ <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/19 05:48:30 ID:d6JneFfg<> ………あ、はいα(~ε⌒) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 05:57:50 ID:GNveFLwk<> こういう時は「これはこれ!それはそれ!」ですよ
放送中の作品にはよくあるよね <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 10:30:39 ID:TvDGp7dy<> ノシ
一向にかまわん。俺達の頭上に落とせ!! <>
76<>sage 11話じゃなくて12話だったorz<>04/12/19 11:29:12 ID:Q7232Y9w<> ありがとう御座います。それでは、投下させて頂きます
高町家に引き取られたフェイト3日目その14_1 〜アースラ・entrance〜
私は、立っている。もう二度と来ることがないだろうと思っていた所に。
なのはと戦って、母さんがバルディッシュを破壊したあとにつれられてきた所。
手枷をはめられ、本当の自分を知った所。・・・良い思い出なんて一つもない。
いや、なのはと分かり合えた場所でもあるのかな。
艦の皆さんにも優しくしてもらったっけ。
アルフ以外にそんなことしてもらったことがなかったから、本当にうれしかった。
「フェイトちゃん、どうしたの?」少し先からなのはが呼んだ。
少しぼうっとしていたみたい。私の後ろには少し心配そうにアリサがしがみついている。
「しかし、本当に大変だったな・・・っ?!」先頭を歩いていたクロノさんが
私達の方をすこし向いて、すぐに顔を背けた。なんだか耳が赤くなっている。
「どうしたの?クロノ君」なのはがなんだかわからないといった感じで聞いた。
「じ、自分の状態を見てみろよ」なのはがあっと声を上げる。
服のあちこちが裂け、地肌が見えている。私は・・・なのはよりひどい状態。
「そ、それは置いといて、今から艦長の所に案内するからな」
かなりぎこちない案内のもと、リンディさんのもとに向かう。
あれからクロノさんは黙ったまま。私となのはを挟むようにして、
アリサとすずかがいる。私とアリサ、なのはとすずかは話をしたりしているけど、
すずかとアリサが言葉交わすことはなかった。
なんだか重たい空気
・・・なのは、ごめん。
<<フェイトちゃんが謝る事じゃないよ>>
・・・こんな事になるなら、私・・・
<<いなければ良かったなんて言ったら私、怒るからね>>なのはの口調がすこし怖かった。
しばらくして、目的の場所に着いた。
<>
76<>sage<>04/12/19 11:29:45 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その14_2 〜アースラ・the headquarters〜
扉が開く。そこは司令室のような空間・・・私が一番来たくなかった場所。
「なのはさん、フェイトさん。お久しぶりです、と言うには早すぎますね」
にこやかにリンディさんが迎えてくれた。
エイミィさんもこっちを向いて手を振っている。すこし顔がにやけている。
「アレ?フェイトが二人いるよ?どっちが本物?」私とアリサは顔を合わせた。
そういわれれば、似てるかも。ちょっと複雑な気持ちになった。
「では、まずは自己紹介から始めますね。私はリンディ・ハラオウン。
この艦の艦長を務めています。で、こっちがクロノ執務官」
何事もなかったかのように紹介を始めるリンディさん。やっぱり艦長なんだな、と思う。
「クロノ・ハラオウンだ」やっぱりこっちを直視できないみたい。
「モニター前にいる子がエイミィ執務官補佐。」
「エイミィ・リミエッタです。よろしく」ニコッと笑った時、
アリサの行動に変化があった。すこし興奮している様子で、
「あの、お姉様と呼んで良いですか?」 一瞬場が凍り付いた。
なのはの笑顔がすこし引きつってる。エイミィさんも苦笑いしている。
「と、とりあえず、こっちの紹介もしたいと思うのですが・・・」
リンディさんがどうぞと促す。
「えと、私の横にいる子は、すずかちゃん」
「月村すずかです。」控えめの笑顔で会釈する。
「フェイトちゃんの隣にいるのが、アリサちゃん」
「アリサ・バニングスです。よろしくお願いします」元気の良い挨拶だと思う。
ただ、特定の人に向いてる気がするけど・・・。
「エイミィ、二人の着替えを用意してあげて。」とリンディさん。
「わかりました。艦長」エイミィさんが私達のもとへやってきて別の部屋に案内された。
<>
76<>sage<>04/12/19 11:30:26 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その14_3 〜アースラ・a changing room〜
私達が着替えている最中、アリサはエイミィさんを言葉責めで攻めていた。
顔は笑っているけどちょっと疲れているような感じ。
エイミィさんが何か思いついたようで、アリサを部屋の影に呼び出した。
「え?何するんですか?わ、ちょっと待って下さいよ」物陰から制服が投げ出される。
「これで良し」満足げに戻ってくるエイミィさん。アリサはおそるおそる顔を出す。
でも、エイミィさんに引っ張り出されて私のとなりに並ばされる。
私と同じ服、髪型も一緒。エイミィさんがうれしそうに
「ぱんぱかぱーん。フェイト姉妹の誕生〜」私はすこし照れた。
なのはとすずかが目を見張っている。・・・そんなにそっくりなんだろうか
アリサもなんだかもじもじしているような感じ。
「フェイトちゃんがお姉さんで、アリサちゃんが妹さんだね」なのはが楽しそうに言う。
「わ、私が何で妹なのよ」アリサがすこしむくれている。みんなは、だってという顔を
している。
「フェイトも何か言いなさいよ」アリサが言った。
こういうのって、何だか嬉しいと私がしみじみ話すと、アリサはぷいっとそっぽを向き、
「きょ、今日だけこの格好でいてあげる」と頬を赤らめて言った。
なのはがクスリと笑い、それがほかのみんなに広まる。
しばらく笑っていたけど、アリサとすずかは目が合うとお互い気まずそうに目をそらした。
すこしなのはがつらそうにしている。いつか、みんなで笑い会える日が来るのだろうか・・・
着替え終わって司令室に戻ってみると、フェレットが一匹クロノさん達に向いていた。
<>
76<>sage<>04/12/19 11:31:05 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その14_4 〜ユーノ〜
「ユーノ君、どうしたの?こんなところで」
「ちょっと困ったことが起きたんだ・・・」振り向いて固まるフェレット・ユーノ
後ろには喋るフェレットに呆然とする二人がいた。
「ちょちょちょちょちょ、ちょっとなのは、これっていったい何なの?」
アリサがどもっている。すずかに至っては口をパクパクさせるだけだった。
「ユーノ君。もとの姿に戻って。」なのはが苦笑している。
ユーノさんもちょっとしまったって感じで二人を見て
「うん、わかった」というと、人間の姿に戻った。それを見たすずかがよろめいた。
「今まで黙ってきてごめん。これが本当の姿なんだ」ユーノさんは二人に謝った。
「・・・もう、何が起きても驚かないから」アリサがあきらめたような声で言った。
「改めて、初めまして。ユーノさん」すずかはぎこちなく挨拶をした。
「所でユーノ君、どうしてフェレットの姿でいたの?」なのはの疑問はもっともだと思う。
「すぐに帰ろうと思ってたし、この方がいろいろと動きやすいからね」
「ふーん、そうなんだ。大変だね、ユーノ君」なのはが感心していると、アリサが
つかつかとユーノさんの前に立つ。 <>
76<>sage<>04/12/19 11:32:15 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その14_5 〜ユーノ受難〜
「あ、あんた・・・堂々と私達の裸を見てたんだね」アリサが震えている。
ユーノさんはすこしの間放心するも、どんどん顔が青ざめていった。
「あ、アレは正体ばらせないから仕方なかったんだ」後ずさりするユーノさんを捕まえ、
「問答無用!!」アリサが頬を張った。すこしユーノさんの体が浮いた。ちょっと痛そう。
「ま、今回はこれくらいで許してあげるけど、次はないと思いなさいよ。淫獣」
「淫獣・・・」肩を怒らせて帰ってくるアリサとがっくりとうなだれるユーノさんの構図は
ちょっと面白いかも。
<<ごめんね、ユーノ君>>なのはが謝る。
<<良いんだよ、なのは>>すこしやつれたようなユーノさんの声
・・・何があったかわからないけど、ユーノさんって淫獣だったんだね。
<<淫獣って言わないで・・・>>
「取り込み中悪いんだが、話の続きをしないか?」いらだつように言うクロノさん。
でも口元が笑っている。
「あ、はい。すいません」立ち直ったユーノさんが謝る。
「ここでは何ですし、会議室にでも移りましょうか」リンディさんが提案。
「それもそうですね。ユーノからは話を聞いたから良いとして、フェイト、なのは。
ついてきてもらおう。アリサとすずかはここで待っていてくれ。」クロノさんが
きびすを返し、リンディさんの横につく。
「そうね、じゃあエイミィ。あなたになついているようだし、アリサさんをお願いね。
ユーノさんはすずかさんをお願いしようかしら。」
ユーノさんがどうしてと不思議そうに聞こうとした時。
<<ユーノ君、理由は後で話すから今は・・・>>
<<うん、わかった。じゃあ、すずかちゃんを預かるよ>>
二人を置いて、私達はクロノさん達の後に続いた。 <>
76<>sage<>04/12/19 11:32:39 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_6 〜アースラ・meeting〜
「では、始めましょうか」リンディさんが議長席に座り、私達が席に着くのを見計らって
言った。
「まず、なのはさん達の身に起こったことから話して下さいますか?」
なのはが私達の前に起こったことを事細かに話した。
クロノさんはやっぱり赤くなってたけど、今度はきっちりと私達の方を向いていた。
私は黒い霧が消える間際に母さんの波動を感じたことを話した。
「それはこちらからも確認できた。ただ、プレシア本人はもうこの世には・・・。
どうしてそんなことが出来たのか。もしかすると、新しいロストロギアの力か・・・
でも、彼女がロストロギアを使うことなんてあり得ない。もしかすると、
ほかの誰かが関与しているのかもしれない」クロノさんが冷静に分析をする。
「次はユーノさんの件ですね」
リンディさんが発言すると、モニターの画面にどこかの世界が現れた。
「ユーノも時空のひずみを感じて現場に行ったらしい。そこでは住んでいる人間が
一人もいなくなっていたらしい。この時もこちらで魔力検出できたんだが、
その時もプレシアの波動を検知した。偶然の一致ではないと思うのだが。」
よく考えれば、自由に動けないはずの母さんが私達に何か出来るとは思えなかった。
じゃあ、誰が何のために・・・
「でも、プレシアさんはどこに行ったかわからないし、そんなに魔力が残っているとは
思えなかったのですが・・・」なのは、どんどん成長していく。
魔力も私を超えてしまったんじゃないだろうか。
なのはの横顔を見ながらそんなことを考えていた。 <>
76<>sage<>04/12/19 11:33:54 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_7 〜アリサ〜
私はエイミィさんとお茶を飲んでいる。
初めてあった瞬間に何か運命みたいな物を感じた。
「エイミィさんは、クロノさんとはどんな関係なんですか?」
私は何となく仲の良さそうなクロノさんについて聞いてみることにした。
「え?クロノ君との関係?別に、特別どうという関係ではないよ
ただ、最近ちょっとかっこよくなってきたかなー、なんてね」
エイミィさんはもしかしたらクロノさんが好きなのかもしれない。
ちょっと、嫉妬しちゃうかも。
「もしかしてアリサちゃん、嫉妬してるの?」冗談めかしてズバリと当ててきた。
「そっそんなことはないですよ。」慌ててすこしどもってしまった。
それからすこしの間静かにお茶を飲んでいた。
「ねえ、アリサちゃん」エイミィさんがカップを置いて私の方を向いていた。
「何ですか?エイミィさん。」私もカップを置いた。
「すずかちゃんのことだけど・・・本当はわかってるんでしょ?」
私は答えたくなかった。いや、答えられなかった。
すずかのせいじゃない、私の巻き添えを食らっただけだって。
あの黒い霧は本当なら、私に取り憑くはずだったから・・・。
あのときすずかが私をかばってくれなかったら、私がすずかの立場になっていたかも
しれない。もし、すずかが私みたいな目に遭ってたら、と思うと・・・そんなこと、
想像したくもない。本当なら、私はお礼しなければならないかもしれない。
でも・・・。
その時、エイミィさんが私の頭をなでてくれた。
「話したくないなら、話さなくても良いよ。でも、仲直りできるなら、
早く仲直りしないとね」私はすこし泣いた。エイミィさんが優しく頭を抱いてくれた
<>
76<>sage<>04/12/19 11:34:25 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_8 〜すずか1〜
ユーノさんって、よく見ると女の子みたいで可愛い。フェレットの時も可愛いけど
私は人間のユーノさんの時の方が好き。こんな事言ったら怒られるだろうか。
「すずかちゃんって、おとなしいよね。どうやってなのは達と出会ったの?」
私は、初めてであった時のことを細かく話した。
「何だか、なのはらしいね。別に長い時間一緒だった訳じゃないけど、簡単に想像できるよ」
確かに、私達はなのはちゃんと長い時間を過ごしてきた。でも、ユーノさんは
私達よりも遙かに濃い時間を過ごしてきたんだろう。
多分、なのはちゃんについて知ってることは私達と一緒。いや、私達よりも知ってるかもしれない。
<>
76<>sage<>04/12/19 11:35:00 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_9 〜すずか2〜
「ユーノさんはなのはちゃんのこと、詳しいんですね」
私はうらやましさ半分に感想を述べると、ユーノさんは何だか慌てていた。
「そ、そんなこと無いよ」顔も何だかすこし赤くなっている。
「もしかして、なのはちゃんのことが好き。とか?」
さらに真っ赤になってすこし小さくなった。
「そ、それは・・・好きだけど。でも僕は、違う世界の人間だから・・・」
もじもじしながらぼそぼそと話している。やっぱり可愛い。
私は、ちょっとユーノさんの応援してみたくなった。
「私は、そんなこと関係ないと思うよ。思い切って告白してみたら?」
「い、いやそんな。こ、告白だなんて・・・」
フェレットになったユーノさんが縮こまっていた。結構便利かも、変身能力。
「私、応援してますから」ユーノさんに笑いかけた。
「ありがとう、すずかちゃん。それと、同い年なんだしユーノで良いから」
「ユーノ・・・くん」すこし照れながら名前を呼ぶ。ユーノ君はうんうんという風に
うなずいた後、もとの姿に戻った。
「そろそろ時間だね」
もとの姿に戻っておかないとまた、アリサちゃんに何か言われるからね。
と私が付け足すと、それは言わないでとユーノ君はうなだれた。
私はそれがおかしくて、くすくすと笑うとユーノ君も笑ってくれた。
あれからほとんど時間がたってないのにこんなに穏やかな気持ちになれたのが
何年ぶりかの様な気がした。 <>
76<>sage<>04/12/19 11:35:35 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_10 〜conclude〜
会議が終わった。私達の件とユーノさんの件、それと時空管理局で観測した事象に
共通点と不可解な点が多すぎると言うことで、当面は静観することに決まった。
ただ、動きがあれば逐一報告してくれると言うことだった。
私としては、まだ確定してないとは言っても母さんの起こしたことだし、なんとか
自分で解決したいと発言したけど、これは私達の仕事だからとリンディさんに
止められてしまった。ただ、力を借りる場面が来るかもしれないとも言われた。
私達は司令室に戻ってきた。すでにユーノさん達は戻ってきていた。
そこで、会議の結果と今後のことについての説明があった。
「ところで、アリサさん、すずかさん。魔法を使ってみたいとは思いませんか?」
リンディさんがさらっととんでもないことを言った。
二人は一瞬何を言ってるかわからないといった感じで惚けていた。
「なのはさんとフェイトさんの魔力を借りて、一時的に魔法を使える状態にするだけです」
と言って、二つの丸い玉をさし出した。
<>
76<>sage オリジナルデバイス登場です<>04/12/19 11:36:21 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_11 〜the remote device 1〜
「なのはさん、フェイトさん。デバイスをアクティブ状態にして頂けますか?」
なのははうなずいてレイジングハートを解放した。
「フェイトちゃん、どうしたの?学校の時もバルディッシュ出さなかったし」
まだこの子は本調子じゃないから、と告げると
「アクティブにするだけなら問題ないですよ」とリンディさんが言った。
その言葉を信じて私もバルディッシュを解放する。
バリアジャケットに換装した私達を見て、すずかとアリサは目を見張り
「かっこいい・・・」とどちらともなくつぶやいた。すこし気恥ずかしかったけど、
それはなのはも同じようだった。
「じゃあ、これをそれぞれのデバイスに近づけてみて下さい」とさっきの玉を渡される。
なのはと目配せをし、同時に玉を近づけた。
『Power Supply and Device Link Mode Set up』バルディッシュとレイジングハートが
同時に発音し、それぞれの玉と杖の間に光が発生した。光は一瞬で消えたけど、
玉が透明度を増していく。
「じゃあ、その玉をありささんとすずかさんに渡して下さい」なのははすずかに、
私はアリサに玉を渡す。二人は球を受けとり、しげしげと見つめている。
「じゃあ、その球を強く握って下さい。」二人は言われた通り玉を握りしめる。
すると玉から光があふれ、二人は一瞬光に包まれた。
見るとすずかはなのは、アリサは私と同じバリアジャケットになっていた。
「こうすると、メイン術者と同じバリアジャケットに換装されますからね。
杖も同じ形になります」
リンディさんはにこやかに説明した。二人とも自分を見回して説明を聞いてそうにない。
すずかはすこし恥ずかしそうに、アリサは・・・ものすごく恥ずかしそうにしている。
私の格好ってそんなに恥ずかしい物なのかな? <>
76<>無線LANの様なものです<>04/12/19 11:37:30 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_12 〜the remote device 2〜
<<皆さん、聞こえますか?>>リンディさんが魔法の会話を使う。
すずかとアリサは驚いてリンディさんを見る。
<<このデバイスを身につけている間だけですが、
私達とこうやってお話しできるようになります。
何かあった時や人前で話せないことがある時に使ってみて下さいね>>
リンディさんは終始にこやかに笑っている。
「じゃあ、元に戻れと心の中で唱えてみて下さい。」すこしして、二人の姿が元に戻った。
私達も元に戻った。すると、レイジングハートとバルディッシュが
『Power Supply Complete』と発音し、すずかとアリサのデバイスが
『Power Charge Complete』と発音した。
「これで、万が一デバイスのリンクが切れてもしばらくの間、魔法が使えますからね。
魔法の詳しい使い方は、なのはさんとフェイトさんに聞いて下さいね」
それはちょっと、無責任なんじゃないかなと思ったけど言わないことにした。
<<フェイト、よろしく>>アリサがこっちに微笑んでくれている。
<<フェイトちゃん、よろしくね>>すずかも手を振っている。朝の時と大違い
アレがなかったら私はまだなのは達になじめてなかったと思うと、複雑な気持ちになった。
・・・うん、よろしく。なのはがこっちにウインクをする。私も微笑みで返した。
<>
76<>sage<>04/12/19 11:40:49 ID:Q7232Y9w<> 高町家に引き取られたフェイト3日目14_13 〜アースラ・離艦〜
リンディさんが、時計を見て
「それじゃ、もう遅いですし。クロノ、後はよろしくね」
クロノさんが仕方ないなといった感じで
「じゃあ、いつもの場所で良いよな。ユーノはどうするんだ?」
「僕は、なのはと目的が一緒になりそうだし、一緒に行くよ」
クロノさんが一瞬、むっとしたような顔をしたけどすぐに元に戻って、
「それじゃ、行くぞ」とここに来た時にいたホールへ向かう。
何だか、ここに来た時とは違う空気が私達を支配している気がした。
司令室のドアをくぐる前に一度皆で振り向いた。
リンディさんを始め、皆が手を振ってくれている。私はすずかと軽くお辞儀をした。
なのはは元気に手を振り返し、アリサは名残惜しそうにある所を見つめていた。
アリサの目線の先にいたエイミィさんはすこし引きつり笑いをしていた。
ホールについて、クロノさんとエイミィさんのやりとりの後、
来た時と同じような光に包まれた。 <>
76<>sage<>04/12/19 12:06:27 ID:Q7232Y9w<> とりあえず、今回の概要ですが
○エントランスでしばらく感慨にふける
○クロノ、なのはとフェイトの格好でどぎまぎ。
○アリサ、エイミィになつく。フェイトと似ていることを指摘される。
○着替えでフェイト姉妹誕生
○やっぱりすれ違うすずかとアリサ。
○淫獣と合流。アリサ、すずかが驚く。
○アリサ、('A`:に闘魂注入
○リンディ、クロノ、なのは、フェイトは会議へ
○艦長に事の顛末を話す。
○アリサ、エイミィ組とすずか、ユーノ組。
○アリサ、すずかにデバイス授与
こんな感じですか。
オリジナル新デバイスの設定でもすこし
名前は特にありません。汎用型の補助装置とお考え下さい。
メイン装置(バルディッシュ・レイジングハート)を媒介に魔力を分けてもらって駆動します。
メインと離れていても蓄積されているバックアップで動くことは可能です。
使用者は魔力がなくても使用でき、その場に応じた魔法を自動発動しますが、
あくまで補助装置なので、攻撃の威力は落ちます。
バリアジャケットについては、本編で述べた通りです。
防御能力についてはメインのそっくりコピーになります。
イメージとしては、ノーパソかPDAですね。
キャラクターの個性が上手く文面に出ていればいいなと思いつつ・・・
予告?次回で3日目終了です(長いよ)
所で、鬼畜な恭也と優しい恭也、優しい恭也に嫉妬して・・・する忍 どれがイイ? <>
67<>sage<>04/12/19 12:56:54 ID:vJ4hBDqo<> >>201-214
GJ!次回も楽しみに待ってます!
ちなみに恭也は優しい方がOKだと思います。 <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/19 13:55:01 ID:b8hqEmbe<> sage <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 18:31:16 ID:2b2pubLu<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>201-214 素晴しい!!
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| | 次回作、優しい恭也に嫉妬して・・・する忍を宜しくお願いします。
| / ̄⌒ ̄ヽ U.|
| | .l~ ̄~ヽ | |
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 19:58:01 ID:0eqDO1A3<> 続けている76氏や最初に書いてた88氏を最初はうざく感じていたがこの流れなら言える
お前ら最高です <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/19 21:54:51 ID:wnsZ8mGw<> >>201-214
GJ!俺は優しい恭也に清き一票だ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 00:48:05 ID:+G9Ke6zW<> 優しいけど微妙にサド入っている恭也きぼんぬ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 01:28:07 ID:3vK6uw1j<> 「夜は王様」な恭也なんて……面白いけど,恭也じゃ無い! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 02:50:26 ID:HGjaZ4c2<> 一瞬恭也がランスに思えてしまったorz
恭也:ガハハハハ!俺様のハイパー兵器が唸るぜ!
<>
76<>sage<>04/12/20 02:50:38 ID:OEy2TDSV<> 優しいに3票、嫉妬されるに1票・・・φ(。。;)メモメモ
優しいけど、サドっ気のあるに1票・・・そういう手も有りですかφ(。。;)メモメモ
とりあえず、概要(プロットみたいなものです)は用意しましたので、
後は書くだけですが、例によって週末までお待ちを
下手を打てば、29日頃まで投下できないかもしれませんが、待っていて下さいね。
とりあえず、金曜日の20時までの票で多いやつをルートにとる予定です。
・・・('A`)テイアンサレタパターンノカズダケハナシヲカイテミルカモ シッピツガススメバデスガ
では、良い一週間を〜 <>
67<>sage<>04/12/20 15:21:38 ID:IxSExEZ+<> 年内に投下できないかも・・・
頑張らないとφ(。。; <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/20 17:47:29 ID:CSf2Qlgq<> 集計終わっている……orz
もしプロットが崩れなければ、
フェイトが可愛いからこそ苛めちゃう恭也(>>220に近い?)に
一票入れさせて下さい。 <>
76<>sage<>04/12/20 20:31:43 ID:OEy2TDSV<> >>225
まだ終わっていないので大丈夫ですよ。
プロットと言うよりも >>214で書いた見出しみたいなものですので、いくらでも変更できます。
と、いう訳なのでご安心を(^-^)b
('A`)トリアエズ シゴトヲオワラセナケレバ・・・ プロットッテドウカクンダ? <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/23 00:27:08 ID:UMCfOLSP<> なのなの <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/23 00:53:32 ID:uPywPd6i<> は <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/23 01:23:20 ID:5p6ygfq5<> ナノナノ波 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/23 18:21:48 ID:xZkWtFuR<> ナメナメ波 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/23 19:47:51 ID:eoDLyCC4<> 優しい恭也に嫉妬して・・・する忍に一票。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/24 01:49:13 ID:LC/LAn/J<> 優しい恭也に嫉妬してナメナメ波を目から出す忍に一票。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/24 02:36:31 ID:pT8JA6r1<> 優しい恭也に嫉妬してヌネヌネノ歌い出す忍に一票。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/24 08:56:55 ID:Q1f8CYfs<> もまいら・・・いや、なんでもない <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 01:07:16 ID:sc0Xk6ki<> 忍は嫉妬なんかせずに一緒にHしそうなキャラではないか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 01:12:19 ID:OeQyMoUZ<> 好きな人にはとことん甘えるけど
みんなに優しい恭也には嫉妬するキャラだろ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 01:37:26 ID:CGS7j099<> 恭也よりその相手に嫉妬すると思われ。 <>
76<>sage<>04/12/25 02:15:46 ID:Sx/0d8MR<> クリスマスのお話を作ってみたのですが・・・
いろんな意味でリアルタイムです。
エロとか萌とかはなしの方向です。すみません。orz
あと、設定とかがあれなので、それでもいいという方だけ見てください。
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/fate_ex.doc
では <>
76<>sage<>04/12/25 04:15:59 ID:Sx/0d8MR<> >>238のファイル、ちょっと修正しました。
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/fate_ex.htm
<>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/12/25 04:46:46 ID:qcNsKvde<> >>239
キタキタキタ───(゚∀゚)───GJ!!
自分もクリスマス合わせのネタしたかったが、時間の関係で間に合わず <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/25 05:49:37 ID:0Q9u1HvW<> 携帯ではみれない…orz <>
76<>sage<>04/12/25 12:41:26 ID:Sx/0d8MR<> 携帯で見れるかどうかはわからないけども
分割してみました。
お試し
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/fate_ex/1.htm
戻るとかそういうのは無いので・・・
・・・('A`)ケイタイヨウサイトッテドウヤッテツクルノ? <>
名無しさん@ピンキー<><>04/12/25 14:34:43 ID:0Q9u1HvW<> ありがdd☆ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 15:45:10 ID:oZy4aVg2<> 76さんGJ!! ヽ(´∀`)人(・ω・)人( ゜Д゜)人(・∀・)人( ̄ー ̄)人(´_ゝ`)ノ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 19:58:05 ID:nrufmejH<> >>76
ぐっじょぶです!一気に読んじゃいました〜 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 22:59:31 ID:7Zbi5TH0<> 誤字脱字が幾つか目立ちますが、今回も楽しく読ませていただきました。
あ、それと、番外編ですけど。
人格破壊と言うよりは「本性」って言った方が合ってるような気もします。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/25 23:18:23 ID:OeQyMoUZ<> 76氏って原作知らないのでは?
やってみたのかな・・・。 <>
76 反省その1<>sage 色々反省してます<>04/12/26 03:55:01 ID:idjHo+Ds<> 後書きのようなものでも。
皆様、購読いただきありがとう御座います。
誤字脱字の件、確かに色々ありました・・・orz
基本的なところで間違ってるものが多い気がしますが、今回は時間制限があったので
十分な校正が出来ていませんでした。本編ではこういう事は余り無いと思いますが・・・多分
バニングス家、月村家合同のクリスマス会は、
書き始めた日に、私の勤め先で忘年会があって、それで思いついた事です。
一次会をそれぞれの家でおこなって、待ち人がいる人は抜け、
残った人間だけで2次会をすると言う何ともすさんだ設定がありますが・・・(苦笑)
ここいらへんは年末仕様の特別設定です。
お気に召せばいいのですが、気分を害された方はごめんなさい。
私が原作を知っているかどうかについて、
原作は知ってますよ。簡単な設定だけですが・・・
正直、出た当初はどうせどこにでもある様な何でもないゲームだろうとスルーしてました。
アニメなのはを見て、プレイしなかったことを激しく後悔してますが、
今のところはプレイする予定が無いです。
おまけの件を含め、設定だけ見て面白そうだと思い使っているところもあります。
私の認識がおかしいところがあればどんどんご指摘下さい。 <>
247<>sage<>04/12/26 04:02:53 ID:Mmv2tWUP<> >>248
そっか。
どうせリリカルおもちゃプレイするならとらハ3もプレイしたほうがいいよ、リリカルなのはは本編の番外編だから
もっと言えば1・2もプレイしてみることをおすすめします。 <>
76 反省その2<>sage myuthio@msn.com<>04/12/26 04:03:37 ID:idjHo+Ds<> 今回はオリジナル設定と拡大解釈がたくさん出ましたが、喜んで頂けた方がいるようで嬉しいです。
もし、作品で気分を害された方がいらっしゃったら、本当に申し訳ありませんでした。。
出来るだけ多くの方に読んで頂けるようにしたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
もし、スレに描くのはちょっと・・・て言う方は、目欄のアドレスにでも投げていただければ・・・
今回の設定等が知りたい方がいらっしゃれば、テキストに起こしてupしたいと思います。
あと、ご指摘などがあればぜひ、お教えていただけたらうれしいです。
それでは
('A`)ナントカホンペントセイゴウセイガトレソウ 3カメ、キレイニエロクシメレタライイナ
<>
76<>sage 一度締めたのは気にしないで下さい(^^;<>04/12/26 04:09:20 ID:idjHo+Ds<> >>249
そうですか。何とか時間をとってやってみます。仕事に影響の無い範囲でですが・・・
ちなみにフルコンプ全部で何時間くらいになりますか? <>
247<>sage<>04/12/26 04:13:53 ID:Mmv2tWUP<> >>251
真面目にやってフルコンプだと2週間以上・・・かな? <>
76<>sage<>04/12/26 04:23:43 ID:idjHo+Ds<> 即レスありがとうございます。
・・・2週間以上・・・最悪、リリカルだけでもクリアしますです。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 04:35:03 ID:Mmv2tWUP<> >>253
がんがれ
1・2は特につながってないが3だけはやっといたほうがいい <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 15:39:37 ID:Ohprn6Tz<> 番外編見て>>76氏が神奈川県人だと初めて知った。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 16:32:35 ID:idjHo+Ds<> >>255
いえ、わたしは大阪府民ですが、何かそんな記述ありましたっけ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 16:34:10 ID:idjHo+Ds<> >>255
いえ、わたしは大阪府民ですが、何かそんな記述ありましたっけ? <>
76<>sage<>04/12/26 19:50:43 ID:idjHo+Ds<> カキコが二重になってる・・・なんでだ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 22:59:45 ID:tqsm4pDE<> 動揺しているのが証拠だ!!w <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/26 23:55:31 ID:TLo0DRuP<> 最終回見たが、ユーノ、ミッドチルダに帰る気なさそうだな <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 00:34:37 ID:gRTzRvju<> >>260
だから淫獣
故に淫獣・・・('A`) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 03:14:02 ID:4NoX5vAg<> 何を言うんだ。
ユーノが帰るとなのはタンが悲しむじゃないか。
全てはなのはタンの為なのだよ。 決して私利私欲などではない。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 03:27:22 ID:olH8/vNT<> ユーノは姉のフィンガーテクニックに骨抜きにされたんだよ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 07:47:34 ID:caPBmPvy<>
なのはがウンコしながら考え事していた内容も、やっぱり淫獣には筒抜けわけですか?
<>
67<>sage<>04/12/27 15:05:26 ID:dZcQxZCU<> >>76
『私となのはは最近、毎週木曜の深夜アニメにはまっている。』
って書いてあったので神奈川県民かな?と思ったんです。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/27 15:32:53 ID:ruIXpDJY<> 関西だとその時間帯は…『下級生2』
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル <>
アーケード板住人@182cm<><>04/12/27 20:12:15 ID:0DxY0KDB<> なのはさまにうんちを喰わされたい <>
76<>sage<>04/12/28 00:19:53 ID:oFqlG/vD<> いや、今年のカレンダーを参考にしただけなんで、あんまり深い意味は・・・
なのはのすんでいる地域がテレビ神奈川の受信圏って事で許して下さい(^_^;
・・・でもそれじゃ、終業式前に最終回迎えないんじゃ・・・設定ミスったかorz <>
76<>sage 取り敢えずインターバル<>04/12/29 04:24:43 ID:Qbdkrz2R<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その15_1 〜到着〜
光が消えた。目の前に海が見える。ここは、海浜公園の橋の上。
「これで解散だが、一つ言っておきたいことがある。すずかとアリサに託したデバイスの
事だが、あくまでもサブデバイスなので、魔法効果は余り期待しないこと。
防御魔法は最大出力を出せるが、余り多用はしないよいうに。
なのはとフェイトに大きな負担がかかるからな。
あと、むやみに使用しないように。ほかの民間人にばれると大変だからな」
クロノさんが注意すると、二人は無言でうなずいた。
「フェイト・なのはにも言っておきたいことがある。無理は絶対するなよ。
あと、もし何かあれば必ず時空管理局に報告すること、わかったな」
「うん、わかったよ。ありがとう、クロノ君」なのはが笑顔で返事すると、
クロノさんは顔を少し赤らめてなのはから視線をはずした。
なのはの隣にいたユーノさんが少しむっとした顔をしている。
「じゃあ、また何かあったら電話してね」目の前に映っている映像からエイミィさんが
呼びかける。
「うん、わかった」なのはは笑顔で返す。
エイミィさんが映像からアウトし、変わってリンディさんが映った
「なのはさんのおうちには私から連絡をしておきました。
すずかさん、アリサさんのおうちへはなのはさんのお母さんに、連絡をお願いしました。
時間も時間なので、気をつけて帰ってくださいね」リンディさんが笑顔で手を振っている。
私たちも手を振り返すと、映像が消えた。
「また近いうちに会うだろうけど、それまで気をつけて」クロノさんが私達から離れ、
こっちを向くと魔方陣が現れた。
「エイミィ、頼むぞ」エイミィさんの声がOKと響くと魔法人の光が増した
「クロノ君、またねー」全員が手を振った。クロノさんが手を上げると、魔方陣は収縮し、
消えた。
「さて、そろそろ僕らも帰ろうか」
ユーノさんが声をかけるとそれぞれがうんとうなずいた。 <>
76<>sage<>04/12/29 04:25:51 ID:Qbdkrz2R<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その15_2 〜ユーノ変身〜
「ちょっと家に電話するね」とすずかが携帯を出し電話する。
アリサもそれに習って家に電話をかける。私は、この瞬間が苦手。
時々、アリシアだったらよかったのかな、と思ってしまう。でも、今は帰るところがある。
すずかの家から車が迎えに来るそうなので、公園の入り口に移動しながらおしゃべりを
することにする。入り口に到着して、ユーノさんがこのままじゃまずいからと言い、
変身をした。すかさずアリサがつまみ上げ、
「またその格好で変なことしようとしてるんじゃないでしょうね?」
と少し意地悪な笑みを浮かべユーノさんを睨みつけた。
一生懸命に首を振って否定するユーノさん。
私は、そのやり取りが面白くてなのは・すずかと笑った。
しばらくアリサはユーノさんをいじって遊んだ後、なのはのに返した。
少しぐったりしているように見えるけど、大丈夫かな?
すずかが不意に口を開いた。
「なのはちゃん、フェイトちゃん。制服、むちゃくちゃにして、ごめんね。」
悲しみの混じる声ではなす。なのはは首を横に振り、
「ううん、仕方ないよ。すずかちゃんの意思じゃないんだし」と苦笑いと取れる
表情をした。私も、すずかは何も悪くないと軽く肩をたたいた。
「でも、何かしないと私の気がすまないよ」と少し涙ぐむ。
私となのはは無言ですずかの肩を抱いた。すずかはうつむき加減の顔を上げ
「二人の制服は私がどうにかするから」といった。私たちは、気にしなくていいからと
すずかに言ったけれど、首を横に振って、譲らなかった。私たちは、制服の仕立てをお願いすることにした。
しばらくして、車が私達の目の前に止まった。
それぞれの家まで送ってくれるといわれたけども、私となのはは考えたいことがあるからと申し出を断った。
執事さんはしかしと渋ったけど、すずかは察してくれて執事さんを
制した。アリサとすずかを乗せ、執事さんは車のドアを閉めた。 <>
76<>sage<>04/12/29 04:27:50 ID:Qbdkrz2R<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その15_3 〜約束〜
車の窓から二人が顔を出している。
「なのはちゃん、フェイトちゃん。明日、私のうちに来て」
なのはと私は分かったと返事をした。
「なのは、フェイト。またね。変なことしたらだめだよ、淫獣くん」
なのはの肩に乗っているユーノさんが思いっきりうなだれた。ぼそりと
「淫獣って…」とつぶやいている。
二人に手を振って車を見送った。
ふと、私はアリサとすずかの二人きりにしてよかったのかなとなのはに言った。。
「きっと大丈夫だよ。二人は」なのはは自身ありげに、でも心配そうにいった。
「じゃあ、僕達も帰ろう」淫…ユーノさんが言った。
「そうだね」となのは。私もうんと頷いた。それから家に着くまでこれからについて
話し合う。
「今回の犯人って、私達のことをどうしようと思ったんだろう…」胸が少し痛んだ。
ほとんど可能性が無いとはいえ、母さんが反抗を行ったとは言い切れないから…。
私が黙っていると、ユーノさんが私の肩に乗り移って、ほほをなめてくれた。
「フェイト、君は何も悪くないんだから、そんなに思いつめないで」
私の心を読んでるかのような言動にドキッとした。
「フェイトちゃん見てればすぐに分かるよ。フェイトちゃんは優しいから」
穏やかな顔でなのはが言った。でも、母さんがやった可能性があるのなら、
私が何とかしないとと言うと、なのはは首を振り、
「ううん、どんなことでも二人一緒、だよ。一人では困難なことでも二人なら越えられる。
苦しいことは半分こ。ね、フェイトちゃん」私は、うんと頷いてなのはの目を
見つめる。なのはもこっちを見ている。見詰め合ってると、自然に笑みが浮かんできた。
「あの、僕も忘れないで…」と肩から声がした。
「分かってるよ。ユーノ君」なのはが笑う。とユーノさんはなのはの肩へ戻っていった。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/29 23:58:29 ID:x0BTAEN2<> GJ。
高町家に帰ったら美由希と桃子のフェイトいびりタッグキボンヌ。
>>264
>なのはがウンコしながら考え事していた内容も
そんなシーンねーよ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 00:10:57 ID:ttz6Rywv<> >ユーノさんが私の肩に乗り移って、ほほをなめてくれた。
淫獣… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 01:41:42 ID:F3C/QKQP<> GJ!
ユーノがSS中でも淫獣に・・・w <>
76<>sage<>04/12/30 03:22:33 ID:C1rOHzCc<> 今更ながら、>>250の文面がおかしいことに気がついた。
>もし、このスレに書くのはちょっと・・・(ry
の文章はすぐ下にある文の3行目に書く予定だったものです。
ちょっとレスでも
>>272
)美由紀と桃子のいびりタッグ
もうちょっと早く言ってくれれば・・・桃子さんのとこを書き終わってしまいましたよ(^^;
代わりといっては何ですが、美由希がひどい人になります・・・多分DVレベルかと
私にそれが書ききれるのか、不安になりますが。
では <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 06:07:55 ID:0imhgEdJ<> 全然空気読まないけど、フェイト×なのはの需要ありますか?
13話の百合百合が良すぎて書いてしまった… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 06:13:18 ID:vxttAMZL<> 期待期待!!!
よろしく <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 06:17:43 ID:0imhgEdJ<> あんま期待しないでください…文才無いんで…気合だけで…。
後もう少しで書き終わるので遅くとも今日中に投下します。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 06:54:48 ID:vxttAMZL<> いやいや、もう待ち遠しいですな
神期待 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 09:35:32 ID:C1rOHzCc<> ガンガレ!
投下よろ〜 <>
67<>sage 親にビデオ見られた・・・orz<>04/12/30 15:14:05 ID:yPgZ5gRA<> お久しぶりデス。スキーに行っていていませんでした。
>>76氏
最高です!これから先も期待!
誠に勝手ながら年内投下は出来ないことを確信しました。明日から1/2まで田舎に行くので。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 17:50:42 ID:C1rOHzCc<> >>281
ゆっくりお待ちしています。 <>
67<>sage<>04/12/30 19:19:44 ID:yPgZ5gRA<> そういえば、みなさんに質問があります。
まず、設定はアニメかゲームのどちらが良いでしょうか?(出てくるキャラが変わるだけですが・・・)
次に、なのは×恭也の他にもう一つHシーンを入れるのですが、相手は美由紀と忍のどちらがいいでしょうか?
先ほど書いたように、田舎に行くので今度来るときは1/2です。それではみなさん、良いお年を〜 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 20:41:01 ID:4gSF2to6<> ゲーム版はやってないのでアニメ版希望だけど…作者の好きな方でドーゾ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/30 23:47:22 ID:F3C/QKQP<> 個人的にはゲームがみたいな
しかしこのスレとしてはアニメverのほうがいいかと
美由希(;´Д`)ハァハァ <>
276<>sage<>04/12/31 00:14:41 ID:42tOXBVx<> その日の授業は全く身が入らなかった。
得意な理数科目の授業すら耳に入らない。
授業の終了を知らすチャイムが鳴り響くと同時に席を立つ。
勢いよく教室を出ようとした所で声を掛けられた。
「なのはちゃん、一緒に帰ろう」
「なのは、帰るわよ」
私は振り返り、二人の友達に両手を合わせる。
「ごめん!今日はちょっと用事があるんだ。また明日ね!」
そう言って、二人の返事も待たずに教室を飛び出た。
そう、今日は大切な友達が帰ってくる日なのだ。
一目散に坂を駆け下り、海岸線を目指す。
彼女が転送されてくる時間にはまだ余裕があったけど、何となく急ぎたかった。
到着。予定の時間まではまだ15分程ある。
急いできたせいか、心臓がドクドクと脈打っている。
汗を拭い、呼吸を落ち着かせる。
しばらく立っても何故かドキドキは収まらなかった。
私は、レイジングハートを手に取り出し、じっと見つめた。
彼女と過ごした日々が鮮明に思い返せる。
それは決して幸せな記憶ばかりじゃ無かったけど、
二人が分かり合うために費やした大切な過去。
ぐっと手を握り締め、私は目の前を見据えた。
そこにはいつの間にか光の柱が出来ていた。
その中に揺らめく人影が、徐々に輪郭を形成していく。
光が収まると、そこにはあの日と変わらない姿で彼女が立っていた。
あの綺麗な瞳には、もう寂しさは残っていない。
「…おかえり、フェイトちゃん」
私は微笑んで彼女の名前を呼んだ。
「…ただいま、なのは」
彼女も私の名前を呼んでくれた。あの日のように。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:16:35 ID:42tOXBVx<> アースラから、フェイトちゃんの無罪が確定した、と連絡が来たのは一週間前。
そして三日前、彼女が私に会いたいと言っている、と連絡が来た。
本当に嬉しかった。
私達は確かに友達だったけど、始まったばかりで別たれてしまった。
だから早く友達として同じ時を過ごしたかった。
彼女が来たら一緒に何をしようか、そればかり考えていたら時間はあっという間に過ぎてしまった。
そして今、彼女はここに居る。
「へへへ…」
私は何だか緊張してしまって、次の言葉が出せないでいた。
あれだけ彼女と過ごす日々を夢想していたにも関わらず。
所帯なさげに頬を掻く。
「なのは…」
「…へ?」
突然彼女は私の体を、ぎゅっ、と抱きしめた。
「また会えたね…なのは…」
「え…うん…」
「名前を呼んでよ。なのは…」
「うん…フェイトちゃん…」
「なのは…なのは…」
フェイトちゃんは夢見るように私の名前を呼び続けた。
フェイトちゃんの体は温かくて、柔らかくて、何だかとても安らいで、緊張は解れてしまった。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:17:57 ID:42tOXBVx<> それから私達はベンチに腰掛け話し始めた。
「裁判、無罪で良かったね」
「うん、なのはのお陰だよ」
「そんな事無いよ。クロノ君が頑張ってくれたから」
「でも、なのはの口添えがあったからだよ」
「クロノ君は私が何も言わなくたって力を貸してくれたよ、きっと」
「…そうだね」
「今日はアルフさんは?」
「アースラに残ってもらった。今日は…なのはと二人で会いたかったから」
そう言ってフェイトちゃんは頬を赤らめ俯く。
その姿が可愛らしくて、私も恥ずかしくなってしまう。
話はお互いの近況から、もっとお互い自身の事になっていく。
「フェイトちゃんは、何が好きなの?」
「…え?」
「えっと、その、食べ物とか、何でも良いんだけど。フェイトちゃんの好きなものが知りたいな。」
「…」
フェイトちゃんは悩み始めて、私の顔と地面を交互に見始める。
「私は…なのはが好きだな」
真顔でそう言われ、私は思わず息を呑んで赤面してしまった。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:18:32 ID:42tOXBVx<> 「…あ、ありがとう」
手をもじもじとさせながらそう言う。いつもの調子が出せない。
(何やってるの私、相手は女の子…)
「えと、じゃあ…食べ物は?」
「食べ物?…私が好きだった食べ物はこの世界には無いと思う。食文化が違うから。
この世界の食べ物は余り食べたことが無いから…ちょっと分からないな」
私はある事を思い出して、質問を続ける。
「…どうしても食べられない食材ってある?」
「そうだね……特に、無いと思う」
「うん、良かった!じゃあ行こう!」
フェイトちゃんの手を取り、私は走り出そうとする。
「ちょ…なのは、何処に行くの?」
「夕飯!一緒に食べよう!フェイトちゃんしばらく此処に居られるよね?私のうちに泊まってよ!」
海に沈み行く夕日を背に、私たちは町を目指して走り出した。
此処に来る時と同じように。
走る必要なんか無いのに、心がうきうきして、そうせずには入られなかった。
フェイトちゃんも同じみたいで、振り返って見るその顔はとても嬉しそうだった。
いつの間にか競争のように駆けていて、あっという間に家についた。
私のほうが道を知っていて有利なはずなのに、最後の直線でフェイトちゃんに抜かされてしまった。
門の前で、激しく呼吸するお互いを見合って、苦笑しあう。
私は玄関の戸に手を掛ける。その時フェイトちゃんが不安そうな顔になったのを私は見逃さなかった。
「大丈夫。私の家族は、優しいよ」
精一杯の笑顔で微笑みかける。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:19:30 ID:42tOXBVx<> 「おかえり、なのは」
リビングに入るとお母さんが笑顔で迎えてくれた。
「ただいま、お母さん」
「あら、そっちの子が、そうなの?」
お母さんは体を屈めてフェイトちゃんの目線に合わせる。
「そう!フェイトちゃん」
「あ、あの、こんにちわ。フェイト・テスタロッサです」
「ふふ、こんにちわ。なのはから聞いてるわよ。遠くからいらしたんですってね。
自分の家だと思ってゆっくりくつろいでいて。夕飯、もうすぐ出来るから。」
お母さんはフェイトちゃんに微笑みかけると台所へと戻っていった。
私とフェイトちゃんがテーブルに付いてしばらくするとお父さんとお兄ちゃんが帰ってきた。
そしてフェイトちゃんを見るなりこう言った。
「おおっ…なのは!その頭どうしたんだ!?父さんは…ッ、父さんは…ッ、そんな娘に育てた覚えは無いぞ!」
「…父さん、べた過ぎるよ」
しばらくしてお姉ちゃんも帰ってきた。
予めフェイトちゃんは私の文通相手として紹介しておいたお陰か、皆気さくに彼女に話しかけてくれた。
夕食中、慣れない質問攻めに合ってフェイトちゃんは戸惑っていたけど、
だんだん慣れていって微笑みながら皆の質問に答えるようになっていた。
夕食が終わり、フェイトちゃんを私の部屋に招き入れる。
「凄い、良い人たちだね」
「そうでしょ?私の自慢の家族!」
「料理も、とてもおいしかった」
夢見心地でフェイトちゃんは言う。
「えへへ…」
フェイトちゃんが余りにもべた褒めするので私は誇らしかった。
それから私たちは、またいろいろ話し始めた。
明日は何をするとか、私の友達のこととか、学校のこととか、
もしかしたらとても退屈な話だったかも知れないけど
フェイトちゃんは自分のことのように嬉しそうに聞いてくれた。
だから私も嬉しくて、時間を忘れて話し込む。
「なのは、フェイトちゃん、お風呂沸いたわよ」
そう言ってお母さんが入ってきたとき、時計を見たらもう十時になっていた。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:21:00 ID:42tOXBVx<> 「わ。もうこんな時間」
「ほんとだね」
「フェイトちゃん、お風呂先はいる?」
「え、なのは先入って良いよ」
「あらあら、折角だし二人で入ってきたら?」
「…え!!」
思わぬ母の発言に私はどきっとしてしまう。
「いいじゃないか、裸の付き合い」
いつの間にかお父さんも来て頷いてるし…。
「で、でもお風呂狭いし…」
「私は平気だよ、なのは。…なのはは嫌なの?」
「!…う、ううん。そんな事無いよ!じゃあ行こう」
私はお父さんたちの脇を抜けて廊下に出る。
何でだろう。同世代、同姓の子とお風呂に入るなんて
そう珍しいことじゃないのに、私はとてもドキドキしていた。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:21:24 ID:42tOXBVx<> 脱衣所に着ても私の心臓は加速を緩めなかった。
後から入ってきたフェイトちゃんと合った目を思わず逸らす。
「じゃ、じゃあ入ろうか」
「うん」
フェイトちゃんは平然と服を脱ぎ始める。
フェイトちゃんは私と違ってドキドキしてないのかな…。
そう考えると私の鼓動は急に冷めてしまって、私もスカートを脱いだ。
再び顔を上げた瞬間、今度は私の心臓は凍りついた。
そこに美しすぎる裸体があったから。
私と年は同じはずなのに、もう膨らみ始めている小さいけど形の良い胸。
シルクのように白い肌。細くバランスの取れた足腰。その肩に掛かる煌く金髪。
それは、何かの本で見た彫刻のようで、私はぼーっと見惚れてしまった。
「なのは?」
フェイトちゃんが首を傾げて呼ぶ。
「…」
「なのは?どうしたの?」
「…あっ!ご、ごめん」
「タオル、ある?」
いつの間にかフェイトちゃんの腕は差し出されていた。
「あ、はい、どうぞ」
私は慌ててタオルを取り出し差し出す。
「ありがとう。先に入ってるね、なのは」
ニコリと微笑むと、フェイトちゃんはお風呂の中に入っていった。
残された私は、自己嫌悪に浸りながら、脱ぎかけの服を脱ぎ始めた。
(女の子の裸に見とれちゃうなんて…)
それからまた私の心臓は早鐘を打ち出した。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:21:43 ID:42tOXBVx<> 「なのは、背中流そうか?」
「うん、ありがとう、フェイトちゃん」
「…なのは、君の髪は綺麗だね。」
そう言ってフェイトちゃんは私の髪をかきあげる。
「そ、そんな事無いよ。フェイトちゃんのほうが綺麗じゃない。金髪だし。
髪長いから手入れが大変じゃない?」
「特に何もしてないよ。乾かすのは大変だけど。…はい、終わり」
「今度は私が流すね……あっ!」
いつもと勝手が違っていたせいか私は立ち上がるときにバランスを崩してしまった。
「!…なのはっ」
倒れようとした私をフェイトちゃんが抱きとめ、背中から倒れる。
「ごめん!フェイトちゃん!大丈夫!?」
「私は大丈夫だよ。なのはは怪我は無かった?」
「うん、大丈夫」
風呂場は裸の少女二人が抱き合っているという凄い状況になっていた。
押し倒してる方の私がまずどかなければならないんだろうけど、私は躊躇していた。
始めて裸で触れ合ったフェイトちゃんの体は、とても柔らかくて、温かくて、良い匂いがして、
ずっと触れて居たい様な、そんな気持ちを抱かせた。
私はフェイトちゃんの顔を見上げる。フェイトちゃんはちょっと赤くなった顔で困ったような表情をしていた。
フェイトちゃんの鼓動が伝わってくる。それは、私と同じように速く脈動していた。
何かを期待するような、恐れているような、そんな鼓動だった。
(フェイトちゃんも、私と同じ…?)
「…」
「…」
「湯船入ろうか」
「…うん」
フェイトちゃんから切り出されてしまい、私は仕方なく立ち上がった。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:22:50 ID:42tOXBVx<> それから部屋に戻るまで、何となくお互いの口数は少なくなっていたような気がする。
「フェイトちゃん、床で良いよね?」
彼女はコクリと頷く。
私は用意されていた布団をベッドの隣に敷く。
「…それじゃあ、お休み」
会話を早々に切り上げ、電気を消して、ベッドに潜り込む。
そうしないと何だか自分がおかしくなってしまいそうで怖かったから。
布団を深く被って思いを巡らせる。
(どうしちゃったんだろう、私…フェイトちゃんを見てると凄くドキドキする。
すずかちゃんや、アリサちゃんならこんな事無いのに…。
フェイトちゃんが、綺麗だから…?ううん、綺麗さだけならアリサちゃんもすずかちゃんも…。
何なんだろうこの気持ち…。……フェイトちゃんはどうなんだろう?
さっき、凄くドキドキしてたけど……。でも、あれって驚いてただけ、なのかな…)
「なのは、起きてる?」
フェイトちゃんが急に私を呼んだので、私は驚いた。
「な、なに?」
布団から顔を出し、暗闇の中を見ると、フェイトちゃんが枕を抱いて立っていた。
「なのは…その、一緒に寝ちゃ、駄目?」
これ以上無いって位に私の心臓が跳ね上がる。
今は、とてもまずいような気がした。
でも、此処で断るのも酷い様な気がする。
「なのはと、少しでも近くに居たいんだ」
フェイトちゃんが追い討ちをかけてくる。
こうなったらもう断るわけには行かない。
「うん、いいよ。でも、狭いよ?」
「狭くても良い。なのはと一緒に居たい」
そんな風にまた私を動揺させる言葉を吐いて、彼女はベッドに入り込んでくる。
(フェイトちゃん…何を考えてるんだろう…)
誰かと同じ布団の中で寝たことなど余り無い。
こういう時はどう振舞えば良いのだろう。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:23:37 ID:42tOXBVx<> とりあえず相手に背を向けるのは失礼だと思うから、私はフェイトちゃんのほうを向いていた。
フェイトちゃんも私の方を見つめていた。
眠るつもりなのに、何故か瞳は閉じられなくて、どんどんフェイトちゃんの顔に集中してしまう。
「なのはは…どうしてこんな私と向き合ってくれたの?」
フェイトちゃんが語りかけてくる。
「え?」
「あの時の私は、母さんの願いを叶えるために本当に酷い事をしていた。
そんな人と、どうして向き合おうと思えたの?」
フェイトちゃんが悲しそうに俯く。
「それはフェイトちゃんと友達になりたかったからだよ。前にも言ったでしょ」
私は淡々と理由を述べた。
「…どうして、友達になりたいと思ったの?」
その答えだけじゃ飽きないのか、フェイトちゃんは質問を続ける。
まるで、何かひとつの答えを見つけたいかのように。
私はじっと見つめてくるフェイトちゃんの瞳にどんどん吸い込まれてしまう。
そう、この瞳が、全ての始まり。
少し間を置いて私は答えた。
「…それは、フェイトちゃんの瞳がとても綺麗だったからだよ」
「瞳が?」
フェイトちゃんは目を見開く。
「うん、私が今まで出会った中で一番綺麗だよ!
こんな綺麗な瞳の子が、悪い子な訳無い。だから、友達になりたいと思ったんだよ」
「そう…」
フェイトちゃんは再び俯いた。そして何かを決意したかのように話し始める。
「私も、あんな事していて、こんな事言えた義理じゃないけど、貴方の瞳が綺麗だと思った」
「じゃあ、一緒だね」
私は微笑んでみせた。その笑顔は何処かぎこちなかったかもしれない。
「ううん、私はなのはとは違っていたと思う」
フェイトちゃんの雰囲気が変わる。じりと私の顔との距離が詰められた。
フェイトちゃんの顔が目の前に来る。
「フェ、フェイトちゃん…」
フェイトちゃんはうっとりとした表情で私の髪を撫でた。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:24:08 ID:42tOXBVx<> 「私はなのはの全てが綺麗だと思ったから。
どうしてこんな可愛い子と、戦わなければいけないんだろうって、何度も思った…」
指は髪から、首筋へ、そして下顎へ伝わる。
顎を掴れるとゾクゾクして、体から力が抜けた。
「フェイトちゃん…駄目だよ」
私はフェイトちゃんの意図を理解して、精一杯の抵抗をしてみせる。
フェイトちゃんの腕から逃れようと身を引く。
でも、フェイトちゃんは許さなかった。私をベッドの端まで追い詰めて、鼻と鼻が触れてしまうくらいに顔を近づける。
フェイトちゃんの吐息が掛かる。
「ねぇ、なのは?なのはは私のこと、どう思ってる?私は…なのはが好き。…さっきも言ったよ。何度でも言うよ」
フェイトちゃんは私の耳に囁きかける。
その懇願するような言葉に、胸が苦しくなった。
私はどうにかして言葉を捻り出す。
「私も、フェイトちゃんが好きだよ…もちろん友達として…」
フェイトちゃんはかぶりを振る。
「…駄目だよなのは。私の好きは、異性に傾ける思いとして、好きなんだ。
…別に嫌いなら嫌いと言ってくれても良い。なのはの本当の気持ちが知りたいんだ。」
フェイトちゃんがこんなに私を思ってくれているなんて知らなかった。
私はフェイトちゃんの瞳を見返す。
「…」
私もフェイトちゃんのことが、好きだと、思う。
フェイトちゃんが私を好いてくれて本当に嬉しいと思う。
(でも、女の子同士でなんて…いいのかな…いけない事なんじゃないのかな…。)
けど、目の前に迫るフェイトちゃんは本当に魅力的で、そんな考えはついに四散してしまった。
「……私もフェイトちゃんと同じ、同じ…気持ち」
「…なのは」
フェイトちゃんは嬉しそうに目を細めた。
そして次の瞬間私の唇は彼女の唇に塞がれていた。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:25:09 ID:42tOXBVx<> 「んっ」
私の初めてのキスは、女の子との物になった。
それは本当に浅くて、お互いの存在を確かめ合うようなキスだった。
音の無い、静かなキス。
私は咄嗟の事に驚いたが、その甘美な感触に溺れ、瞳を閉じた。
しばらくして、フェイトちゃんが身を引くのを感じた。
私は目をゆっくりと開く。
私の瞳には、頬をほんのり赤らめて俯くフェイトちゃんの姿が映った。
「ごめんなさい、なのは。私勝手に…。…でも、なのはが本当に好きだったから」
しょげている姿は、形容しがたいほどに可愛らしい。
「いいんだよフェイトちゃん。私も…フェイトちゃんとキスしたかったから…。
…ねぇ、フェイトちゃん、もう一回、いい?」
私はもう一度あの感触を味わいたくて、つい要求してしまった。
「なのは…」
フェイトちゃんはとても喜んだように見えた。
そして再び顔が近づいて、私達はまたキスをした。
またも浅い口付け。
「なのは…口を開いて…」
「…口?」
どうしてそんな事をするのか分からなかったが、私は言われるがままに口を少し開ける。
すると、フェイトちゃんはそこに自らの舌を侵入させた。
「!」
驚いた私は思わず声を出そうとするが、肝心の口はフェイトちゃんの口で塞がれた。
突如入ってきたフェイトちゃんの舌は、私の口内をたどたどしく徘徊する。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:26:13 ID:42tOXBVx<> 「んっ…はふ…ふぅ……」
どうしていいか分からない私の吐息が二人の間から漏れる。
苦しい、そう思った。だけど、同時に得れるのは、物凄い快感。
口の中を這いずり回るそれが、フェイトちゃんのだと思うだけで、体中が熱くなった。
舌は私の口のあらゆる場所を犯して回る。
身を任しているのも良かったが、やられっ放しは何となく悔しい気分になる。
奥に入ってきた舌を隙を見て自らのもので絡みとり、捻じ伏せる。
予想外の行動にビクッとフェイトちゃんの体が振動した。
なるほど、自分でやるのは心地が良い。
私は調子に乗って、フェイトちゃんの口内への侵入を試みた。
舌を伸ばすだけでは届かず、自然と深い口付けを自ら行うことになる。
「ん……ちゅ…ちゅ…はむ……」
舌先を大胆に踊りこませる。
(…これが、フェイトちゃんの味……おいしい)
私は味を占めた。フェイトちゃんの口の中を好きなだけ犯し、彼女の唾液を存分に味わう。
私たちは時間の長さが分からなくなるほど、その行為に没頭していた。
ぴちゃ、ぴちゃ、びちゃ、ちゅ…んちゅ…。
飽き足りない。もっと、もっと深く繋がりたい。
そう思っていたのに、長い長いキスはフェイトちゃんからふいに絶たれた。
「あ………」
私は名残惜しそうに連なる唾液の橋を見つめた。
フェイトちゃんに密かな抗議の目を向ける。
「なのは…続きしても、いい?」
「…続き?」
キスの続きだろうか、と私は思った。
私が腑に落ちていないことが伝わったのだろうか。
フェイトちゃんも不思議な顔をしている。
「なのはは、続き…知らないの?」
「…続きがあるの?」
愛し合う行為など、キスしか知らなかった。
これまでの行為だけでも有り余る快感だったのに、まだ続きがあるというのか。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:26:59 ID:42tOXBVx<> 私は期待に目を輝かせていたことだろう。
「…する?」
断る理由など無い。
「うん…」
「大丈夫…私が、リードするから…」
フェイトちゃんが囁きかけ、私の微かな不安を拭い取ってくれる。
フェイトちゃんは、優しい。こんな優しい子なのに、母親に憎まれ続け、捨てられ、
それでも最後には自分を取り戻した、強い女の子。だから、惹かれてしまう。
「服を、脱がすね…」
フェイトちゃんが私のパジャマに手をかける。
「裸になるの…?じゃあ、フェイトちゃんのは…私が…」
脱がしっこだ。こういうのも何だか楽しい。
でも、女の子の服を脱がすなんてなんか不思議だ。男の子でも不思議だけど。
手早く脱ぎ終え、生まれたままの姿で相対する。
ふいに、フェイトちゃんにトンと体を押され、ベッドに横たわる。
その上にフェイトちゃんが覆いかぶさった。
「優しくするよ…」
フェイトちゃんは私の胸に手を掛け、揉み始める。
まだ膨らんでもいないそこを丹念に揉みあげ、頭を垂れるとキスをした。
「ちゅ…んちゅ…ちゅ…」
堪らない快感がそこから走る。
「あうぅ……フェイトちゃん……」
思わず声を上げてしまう。
「大丈夫、なのは?…もっと凄くなるよ」
フェイトちゃんはクスリと笑うと、舌を丘から臍、さらに下へと滑らせていく。
「フェイトちゃん…そっちは…あんっ…」
太腿の内を舐め上げられたとき、一際大きな声を出してしまう。
「そこ…おしっこ出る所だから…汚いよ?」
「なのはの体に…汚いところなんか無いよ…。とても、良い匂い…」
フェイトちゃんは私の陰裂に鼻を当て、思い切り匂いを嗅いでいる。
鼻息の感触に身悶えした。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:27:44 ID:42tOXBVx<> フェイトちゃんは筋を優しく摩り、何度も舐めあげる。それが繰り返されるたび、私は厭らしい声で鳴いてしまう。
キスとは比べ物に成らないほどの快感の波が押し寄せる。
ツプリと音を立て、フェイトちゃんの舌が私の中に侵攻してきた。
自分の体の中に異物が入ってくる感覚に私は眩暈を覚えた。
上部にある肉の芽にも刺激は休むことなく与えられ続ける。
「…なのは、感じてくれてるんだね。嬉しいよ…」
いつの間にか大量の露を溢れ出させていた私の恥部から指を抜き、私に見せ付けてくる。
かーっと頬が熱くなるのを感じた。
「私ばっかり…されるの嫌……。それにフェイトちゃんも…」
「…うん、そうだね。じゃあ、二人で気持ちよくなろうか?」
フェイトちゃんはお互いの腿が、それぞれの秘所に当たるように私の腿に乗った。
そして、擦り合わせるように上下に動き出す。
「あっ…んっ…」
お互いがお互いの陰部を刺激するこの行為は至極官能的だった。
私も夢中になって腰を動かし、快楽を得ようとする。
淫靡な音が結合部から響く。
ぬちゅ、ぬちゅ…ずちゅ…ぬちゅ…。
とても小学生の部屋から立つ音とは思えない。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:28:02 ID:42tOXBVx<> 「はぁ……なのは…あっ…はぁ…!」
「んっ…フェイト…ちゃん……あん…ッ!」
いつしか動きは激しいものになり、お互いが必死で相手にしがみつく様になった。
快楽の波は次第に激しくなり、絶頂が近いことを予感させる。
「なのは…好きだよっ…なのは……!」
「フェイトちゃん…私も好き…!」
ふいにフェイトちゃんの体が弓なりに反り、ビクンと大きく震えた。
その悦楽の表情が、私をも絶頂へと押し上げる。
「ん、アッ…!」
一瞬だけ痙攣し、電流の様に伝わる快楽に身を任せる。
波が引いていくと、私は身を横たわらせた。
「はぁ…はぁ……」
どちらとも付かない荒い呼吸が部屋に充満する。
私は上を向いた。
そこには手をついて、こちらを見下ろしているフェイトちゃんの顔があった。
疲れきったその顔から汗が零れ落ちてくる。
私ははにかんで、彼女に口付けをした。
「ずっと一緒に居ようね…なのは」
「うん、フェイトちゃん…」
その日私達はあの日のようにもう一度約束をした。
友達としてではなく、恋人として。 <>
276<>sage<>04/12/31 00:29:25 ID:42tOXBVx<> つまらない、抜けない、読みにくい、と3拍子揃っちまいました…。
でも、折角書いたんでフェイなの好きな人居たら読んでください。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 00:34:03 ID:m95+q3Pu<> フェイトエロ杉。さっさと続きをお書きになってください。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 00:37:07 ID:m95+q3Pu<> っ更新してなかった_| ̄|○
次回作も期待してます。 <>
ROCO ◆VpKHzOu04Y <>sage<>04/12/31 00:48:24 ID:qZocsi0k<> キタ────(゚∀゚)────!!!! 276氏GJです!!
かなり萌えましたよ。
淫獣とアースラの覗き魔達が、どういう反応してたか気になる… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 00:58:39 ID:GUcNJcuv<> GJ!
しかし最終回のあれはやっぱ百合なのかなぁ・・友情として見てたんだけど <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 01:20:23 ID:q2amD5B2<> GJ。参考にしまつ。
>>306
フェイトのは独占したい友情に見えたけど、なのはに女友達いっぱいなのを知ってヤキモチやくフェイト萌え〜。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 01:21:40 ID:j5/6Jl01<> >>302
いやいやパーフェクト。乙! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 02:26:30 ID:HDenIeKc<> >>276氏乙 そしてGJ!
かなり萌えました
フェイトものすごくアクティブでなのはをリードするのが
すこしフェイトらしくないと一瞬だけ思ったけど、
なのはから攻めていくよりエロ度がUPしていて
いい感じです。
('A`)モレモモウスコシエロドヲアゲナイト・・・
('A`)ブンノツナギトカチョットキニナルケドイエタギリジャナイシナ・・・
次は、なのはがフェイトをリードするものもお願いします。
次回作も期待してます。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 02:45:23 ID:NN5iyiwc<> >>276氏GJ!
…こういうのが観たくてずっとここにいました。ふたりが初々しくて良かったです。
フェイトエロいな〜
次回作あるかどうかわかりませんが期待してます! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 07:18:13 ID:HDenIeKc<> >>283
アニメ、ゲームどっちの設定でもお好きな方でどうぞ。
もう一つのェチシーンは私的には忍を希望します。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 15:19:11 ID:6E/q87b0<> >>276氏ありがとう、ありがとう、本当にありがとう!!
おいらもこんなのが見たかったよ。一日早いお年玉でした。
コミケでフェイトxなのは本見つからなかったけど補完完了! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 19:12:22 ID:qnzcHjpY<> >>276さん
GJGJ!
ハァハァさせてもらいますた。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>04/12/31 21:32:17 ID:5aGD4ild<> >>276氏GJ! <>
76<>sage 年内に3日目完結させられませんでしたorz<>04/12/31 23:23:40 ID:HDenIeKc<> 出来たところまで
高町家に引き取られたフェイト3日目その16_1 〜帰宅〜
「ただいまー」なのはが玄関から声をかける。奥から士郎さんと桃子さんが出てきた。
「おかえり、なのは」士郎さんが立っている。桃子さんもいる。
「遅くなっちゃってごめんなさい」なのはが二人に謝る。
私もごめんなさいと、頭を下げた
「まったく、心配しましたよ。行くなら行くってちゃんと電話しなさい」
桃子さんがなのはを優しく諭す。ごめんなさいとなのはがもう一度、謝る
「今度から気をつけろよ、あんまり母さんを心配させるなよ」と士郎さん
「はーい」なのはが返事をする。私はもう一度頭を下げて謝った。
「じゃあ、夕飯にしましょうか。まだ食べてないでしょ?」
と桃子さんと士郎さんがリビングへ向かう。
私は、なのはのあとについてダイニングへ向かう。
廊下の途中で桃子さんに呼び止められた。
「フェイトちゃん、ちょっとこっちへ来て」私はハイと返事して桃子さんの後に付いた。
桃子さんはリビングとは違う部屋に入った。部屋に入ったとたんに戸を閉められ、
頬を軽くはたかれた。私は突然のことにびっくりして固まっていると、桃子さんが
「今日は、すぐに帰ってお手伝いするって行ったわよね?どうしてこんなに遅くなったの?」
と私を睨みながら聞いてきた。
「それは…ごめんなさい」本当のことは誰にもいえない。
いや、どんなに説明しても本当のことだとは信じてもらえないだろうと思う。
<>
76<>sage<>04/12/31 23:24:16 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目その16_2 〜罰〜
「私に言いたくないことでもあるの?それとも、この家にいるのがいや?」
私は、秘密がばれてしまったのかと思ったのと、家にいたくないのかと聞かれた事で
ひどく動揺してしまった。そんなことは無いと言おうとした時、左肩に衝撃を
感じた。後から鈍い痛みが走る。桃子さんは棒のような物を持っていた。
「痛いでしょ?でも、約束を破られた人の気持ちは、もっと痛いのよ」
桃子さんがすこし悲しそうな顔で話す。私は、桃子さんを裏切ったんだ・・・。
私は、誰よりも裏切られる側の気持ちを知っているはずなのに・・・。
ごめんなさいと何度も頭を下げて謝った。
「これからは、なのはに頼んでも良いからちゃんと連絡ちょうだいね」と桃子さんが
笑ってくれた。私は、ほっとしたと同時に、自分のことを心配してくれている事に
嬉しくなった。そんな私を見て、やれやれと言ったような様子で
「フェイトちゃんもお腹がすいてるでしょ?用意するから先に行って待っててね」
と言われたので、先にダイニングへ行ってる事にした。
テーブルには、なのはとユーノさんが待っていた。
なのはが、どうしたのと聞いてきたので桃子さんとの約束をすっぽかしたから
ちょっと怒られたと話した。なのはがごめんねとすまなさそうに言うので
私は、なのはが謝る事じゃないよ、となのはを宥めた。
ユーノさんは美由希さんに呼ばれたのでそっちに走っていった
ふと、ユーノさんの声が聞こえた。
<<さっきから思ってたんだけど、名前呼び捨てで良いから>>・・・ユーノ?
<<うん、これからはそう呼んで>>・・・分かった。
美由希さんの股に飛び乗るユーノ、美由希さんにくすぐられてじゃれている。
しばらくして、桃子さんが料理をトレーに載せて運んできた。
器に白いものが盛られている。それと、もう一品はグリーンサラダ。
「わー、グラタンだー」なのはが待ってましたとばかりの笑みをこぼす。
二人の前に器が置かれる。うん、とても良い匂い。
ユーノも戻ってきて、テーブルにちょこんと座った。 <>
76<>sage<>04/12/31 23:24:55 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_3 〜夕食〜
「いただきまーす」二人同時に言った。私はなのはにサラダを取り分けた。
「ありがとう、フェイトちゃん」なのはがサラダボウルを受け取る。
お返しにと私にサラダを取り分けてくれた。私もありがとうとそれを受け取った。
私は手始めにサラダにドレッシングをかけ、食べる。なのははグラタンの膜を破って
それを混ぜた。たくさんの湯気と同時に美味しそうな匂いが立ち上る。
エビやホタテがふんだんに使われたシーフードグラタン。
なのははそれをはふはふと熱そうにほおばる。とても美味しいのか、幸せそうな顔。
私もグラタンを混ぜる。なのはよりも具が少ない。マカロニは入っていたけど、
エビやホタテは1ずつしか入っていない。今日は、約束を破ったから仕方がないかな。
そう思って気にしないことにした。スプーンにすくってマカロニを口に運ぶ。
とても良い匂いがする。すこし冷まして一口食べたけど、すぐに吐き出しそうになった。
とても辛い。底をすくってみると、たくさんの黒い粒が見えた。
とても辛くて食べられない。でも、桃子さんがせっかく作ってくれたものだから、
がんばって食べた。熱くて口にするもの時間がかかったので、食べ終わったのは
なのはよりもだいぶん遅く、グラタンがすっかり冷えてしまった頃だった。
食事が終わって、私は食器の片づけをする。これは自分から家に置いてもらうのだから
これくらいはと申し出た物だった。なのはが手伝おうかと言ってくれたけども
大丈夫だからと断った。心配そうな様子だったけど、部屋に戻ってるからとなのはは二階へ上がっていった。
おおかたの洗い物がすんだ時、リビングから美由希さんがやってきた。
「後で、道場の方へ来てくれるかしら」と言い残して廊下の方へ歩いていった。
<>
76<>sage<>04/12/31 23:25:32 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_4 〜体罰1〜
美由希さんの後について道場に向かう。中に入り稽古場の中心まで進んだ時、
正座して目をつぶるように言われた。しばらくそのままでいるように言われたので
そのままじっとしていた。するとふと何かが飛んでくる気配を感じたので
とっさに手を伸ばして、それをつかんだ。美由希さんが悔しそうな表情をしている。
「なかなかやるわね。どこかで修行でも積んできたのかしら?」
何を言われているのか分からずきょとんとしていると、美由希さんが手に持った物を
私の目の前に突き出した。
「フェイト。私と手合わせ願おうかしら」私は初めて握った物を見た。木刀だった。
私は剣を握ったことがない。どうすればいいか分からずにあたふたしてると、
美由希さんが刀を打ち下ろしてきた。とっさに木刀で防いだ。手が衝撃でしびれる。
座ったままの姿勢で力が入らず、木刀もはじかれてしまう。
その隙をついた美由希のさんが剣の柄で私の左の肩口を強打した。体が床を転がる。
私は痛みでうずくまる。美由希さんは私を立たせ、転がっている木刀を拾うように
あごをしゃくって指示をした。私は言われるままに木刀を取りに行き、
あっているかどうか分からない構えをした。とたん、美由希さんが走ってきた
動きが速くて見えない。気がつくと目の前に現れ、足払いをされる。
バランスを崩し右に倒れるその時、倒れる側の脇に一撃がクリーンヒットする。
私は、再び飛ばされる。痛みで動けなくなる私に追い打ちをかけるように、
背中へ一撃がヒットした。 <>
76<>sage<>04/12/31 23:26:06 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_5 〜体罰2〜
『かはっ』体に電撃が走り、一瞬目の前が真っ白になった。
「もう、ダウンしたの? これからだというのに、だらしが無いんだ」
息も苦しく、満足に動かないからだをむち打って美由希さんの顔を見た。
・・・薄く笑みを浮かべている。
私は、かすれる声を絞り出しどうしてこんな事をするのと聞いてみた。
「ん?生意気な居候に活を入れてるだけだけど?それがどうしたの?」
と横を向いた私の鳩尾を蹴る。たまらず、私は夕食を床にまき散らしてしまった。
「あ〜あ、きったなーい。ちゃんと掃除しといてね。それじゃ」と言い残し、
美由希さんは道場を後にした。私は家に掃除用具を取りに行き、
道場に散らした物の処理をした。雑巾を絞りながら私は声を殺して泣いた。
どうして美由希さんは私のことをこんなに嫌ってるんだろう。
私、美由希さんに嫌われるようなことをしたんだろうか。
これだけのことをされると言うことは、自分の気づかないうちに嫌われるようなことを
やってしまってるんだろう。でも・・・。
こっそり気づかれないように掃除した後の物を処理する。
何だかとても惨めな気持ちになった。 <>
76<>sage<>04/12/31 23:26:46 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_6 〜残痕〜
至る所が痛む体を引きずり、家に戻る。階段を上ろうとした時、なのはに呼び止められた。
「フェイトちゃん、私今からお風呂にはいるんだけど、一緒に入ろ?」
なのはに今の体を見せるわけにはいかない。なのはに私はちょっとやることがあるからと
申し出を断った。ちょっと残念そうな顔をしていたが仕方ないねと下がってくれた。
自分の部屋に戻り、鏡で体のいろいろな所を見てみた。
母さんに鞭をふるわれた傷の跡が直らずについている。その上に赤くはれたあとが
うかぶようについていた。跡、残るだろうな・・・。涙が出そうになる。
それをとこらえる。私の居場所はここしかない。それにここにはなのはがいる。
美由希さんだってきっと仲良くしてくれる。だって、なのはのお姉さんだから。
今は色々されているけど、きっと私のことを受け入れてくれる。
私は目をこすり、こぼれそうになった涙をぬぐった。そして、バルディッシュを見つめる。
「フェイト・・・」入り口でフェレットの格好をしたユーノがこっちを見ていた。
ドアが開いていたらしい。ユーノが寄ってくる。私はそっとユーノを抱きしめる。
石鹸の香りがした。なのはとお風呂に入ってきたのだろう。私を心配そうに見る。
一部始終を見られてしまったらしい。何かを言おうとしたユーノの口に手を当て、
私は大丈夫、でもなのはには言わないでと頭を撫でながらユーノに話した。
「うん・・・分かった。なのはには言わないけど、無理しちゃだめだよ」
目頭が熱くなって、私はさらにユーノを抱きしめた。ユーノは黙って抱かれていた。
私がユーノを離し、ドアを出たところでなのはの声がした。
「ユーノ君、フェイトちゃんの所にいたの。ちょっと探しちゃったよ」
なのはが入り口に顔を出す
「フェイトちゃん、お風呂空いたよ」私はうんとうなずき、お風呂に向かった。 <>
76<>sage<>04/12/31 23:27:52 ID:HDenIeKc<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_7 〜一人で〜
脱衣所で服を脱ぐ。洗面の鏡に姿が映る。部屋では見える範囲でしか見ていなかったけど、
ここは明るい上に鏡があるので見たくない物も見えてしまう。
うっすらと、しかしはっきり残る鞭の跡。美由希さんにつけられた刀の跡。
それをすこしなぞってみる・・・昨日なのはが指でなぞってたその跡をなぞる。
ほかの部分と違って傷のあるところは敏感みたい。
くすぐったいような、何だか変な感覚に襲われる。すこし息が上がり、心臓もバクバクと
音を立てる。しばらくその行為に没頭し、ふと我に返った。
お風呂に入る。湯を掛けると打ち込まれた跡がしみる。私は、舌を噛んで耐えた。
湯船につかり、再びさっきの続きをする。湯の温もりより体が火照っているように感じた。
しばらく没頭していると、何だか切なくなってきた。手を体が赴くままに動かすと、
股の付け根に行き当たる。そこに手が触れると、体に電気が流れたような感覚と
脱力感が体を襲う。桃子さんに太ももを撫でられた時もこんな感じだったっけ。
体がおかしくなったんじゃないかと思ったけど、私はその行為を止められなかった。
私は思わず声を上げてしまい、思わず口を塞いだ。それで、私は我に返ってしまった。
何やってるんだろう、私。しばらく浸かってからお風呂を出た。
お風呂から出て服に着替える。廊下に出たところで恭也さんにあった。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/01 00:26:22 ID:EaObR6zQ<> あけおめ
そしてGJ
久々にフェイト可愛そうだよ・・・。 <>
76<>sage<>05/01/01 00:33:59 ID:sgZ1+aOw<> 謹賀新年、あけましておめでとうございます。
新年初投下は私にしてはエロくなりそうです。たぶん
あと、もう少しかかりますが、よろしくです。
年越しが、SS書き・・・orz <>
76<>sage<>05/01/01 05:00:51 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_8 〜発覚〜
「まだ入ってなかったのか」と言う恭也さんに、私はうんと言って左を通り過ぎた。
すれ違いざまに腕を捕まれた。恭也さんはすこし怖い顔をしている。
「お前、その傷はどうしたんだ?」着ている服から肩口が見えていたらしい。
私はとっさに隠して行こうとするけど、腕をしっかり捕まれているので離れられない。
腕をつかむ手が強くなって、思わず痛いと口から漏れる
「ああ、悪い。でも、こんな傷が出来た理由が知りたい。
ここが嫌ならオレの部屋に来るか?」多分、私が話さない限り離してくれないだろう。
だから、お部屋に行きますと言って、腕をほどいてもらった。
恭也さんの部屋に来た。ここに座れとベッドを指さしたのでそこに座る。
私はベッドの横にある扉・・・私の部屋につながる扉を見つめている。結局初日の時以外は
あの扉を使っていない。恭也さんは自分の椅子に腰を掛け、さて、と切り出した。
「その傷、どこでやったんだ?」私はどうして良いか、分からずに黙っていた。
「美由希、だな」びっくりして、恭也さんの方を見る。やっぱりなという顔で私を見た。
「その傷は木刀で付いた傷だろ?傷痕を見れば、相手の型が見えるからな」
私の心を読んだように喋る。もしかしたら、なのはにもばれているのかな?と聞いてみた。
「いや、なのはにはばれていないと思うが?それよりも、どうしてこうなったのか
訳を聞かせてくれないか?」私はどう喋ればいいのか迷っていた。
「じゃあ、本人に直接聞くしかないか」と恭也さんが立ち上がる。私はそれだけは止めて
と恭也さんを引き留めた。私は美由希さんに嫌われているみたいだと言うこと、
道場に呼び出されてからの経緯を話した。 <>
76<>sage<>05/01/01 05:02:06 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_9 〜温もりと・・・〜
「そうか・・・あいつも色々あるからな。でも、やりすぎだな。注意しないと」
私はそれはしないでとお願いした。きっと私に落ち度があるから、それを直せばきっと
分かってくれると。恭也さんは私の横に座って頭に手を置いた。
「お前もいろいろと大変だな。オレはたいしたことは出来ないけど、
困った時はいつでもおいで。泣きたい時は胸を貸してやるからさ。」と頭を撫でてくれた。
涙があふれてきた。恭也さんにすがりついて泣いた。その時、扉が開いて女の人が現れた。
「恭也・・・」その人は恭也さんを睨んでいる。
「忍、違うんだ」恭也さんはとても慌ててる。忍さんは私達の前にきて、私の頬を叩いた。
「忍、止めるんだ」恭也さんが立ち上がり、もう一度私を叩こうと手を上げた忍さんの
腕をつかむ。
「何よ、私がいるのにこんな小さな子に手を出して。私なんかよりそんな小学生がいいの?
このロリコン!ちょっと離してよ」
「落ち着け忍。この子はなのはの友達だぞ。」恭也さんの言葉に胸がチクリと痛む。
なんだろう、この気持ち。
「だったらなんだって言うのよ」忍さんは興奮しているようだ。
「オレがそんな子になびくと思ってるのか?」胸がまた痛んだ。
「じゃあ、なんで抱き合ってたのよ!」私は人に不幸を運んでくるんだろうか。
私は、誤解を解こうと忍さんにみたけども、
「あんたは黙ってて」と突き飛ばされた。
「落ち着けっ!忍!」恭也さんが忍さんの頬を張った。忍さんは呆然としている。
「・・・どうして。どうしてなの?恭也」忍さんの目が潤んでいる。
「悪い、つい・・・」恭也さんが謝っている。
私は、再び忍さんに寄って、袖を引っ張った。忍さんが私を見ている。
私は首を振り、恭也さんに慰めてもらっていただけだからと、言った。
「アナタが恭也をたぶらかしたのね」私の言い方が悪かったのか、
私は忍さんに睨まれてしまった。すこしして、忍さんの顔に笑みが浮かんだ <>
76<>sage<>05/01/01 05:02:36 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_10 〜甘い試練1〜
「そう、じゃあ私にそれを証明してね?」と私は忍さんにキスをされてしまった。
「おい、何をするんだ?」恭也さんが慌てている。
私は惚けてしまった。
「あら、私にしか興味なかったら、何も感じないはずよね?」
さらに舌を入れられ、長い間口づけをする。何だか気持ちいい。
私は何も考えられなくなった。先に口を離したのは忍さんの方だった。
私はなされるがままになっていた。
「クス。可愛いわね、この子」忍さんは口に付いたしずくをぬぐっている。
「だから違うんだって。それと、オレ以外のやつとキスをするな」
「嫉妬してるんだ。」忍さんが恭也さんに腕を回し、キスをねだる。
恭也さんは私が目の前にいるからかすごく恥ずかしそうにしている。
「なんだ、してくれないの?」恭也さんから離れて私に腕を回す。
「じゃあ私、このことやっちゃうから」私はどきっとした。心臓が早鐘を打つ。
「・・・分かった。」と恭也さんは忍さんの顔を自分の方へ向け、キスをした。
濃厚な、絡み合うようなキス・・・見ているだけでどきどきしてくる。
顔が火照ってきた。私は見ていられなくなって、自分の部屋に戻ろうとした。
その時、どちらとも無く口を離した。唾が二人の間で糸を引いている。
「あなた、どこに行くの?」忍さんが甘い声で私に言う。
私は、どきどきした胸を押さえられず、何を言って良いのか分からなくなって
その場で固まってしまった。
「フェイト、悪かったな。困ったことがあったら、また相談にこいよ」
恭也さんの一言でまた忍さんの顔が曇る。
「ふーん、フェイトちゃんって言うんだ。可愛い。ちょっとこっちにいらっしゃい」
私は忍さんに従うことにした。何をされるかは大体分かってるけど、何となく逆らえない。
恭也さんも私を見ている。忍さんの前に行くと、腕を回され、耳たぶを甘噛みされた。 <>
76<>sage<>05/01/01 05:03:17 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_11 〜甘い試練2〜
『ひゃん』瞬間、私は頭が沸騰するような感覚を覚え、心臓の鼓動がさらに高まった。
「恭也、こんな可愛い子に手を出してないなんて、私やっぱり信じられない」
忍さんは恭也さんを挑発するような甘い言葉を紡ぐ。恭也さんは黙っていた。
「フェイトちゃん、恭也を惑わせた罰を受けてもらうわよ」と再びキスをした。
息が苦しい。しかしそれを上回る感覚が体を支配する。再び忍さんにされるがままになった。私は熱に当てられたようになっている。服に手を差し込まれ胸のあたりをなぞられた。
くすぐったいのと、何ともいえない感覚が同時に押し寄せる。私の体がびくりと反応した。
「小学生なのに結構敏感ね。こっちの方はどうかしら」
と今度はズボンの方に手を入れられる。さっきと比べ物にならない感覚が体を襲う。
体中から力が抜けて、尻餅をつく。
「忍、悪ふざけもいい加減にしておけよ」恭也さんがすこしあきれた風に言う。
「恭也も参加したいの?別に良いわよ?」忍さんが誘う。恭也さんはとまどって、
「バカ、そんな訳あるか」と否定した。私はそれを聞いてまた胸が痛くなった。
「この子はあなたにして欲しいようよ?」と意地悪そうに言う。
「お前、それをやったまた怒るだろ?それに小さな子にそういう事する趣味はない」
それを聞いて気分が沈んでいくのを感じた。
「そう、それじゃ、続きをしようか。フェイトちゃん」と止めていた手を動かされる。
手を動かされるたびに私の体は自分の体じゃないように反応する。
こうやって嬲られている間に下の方から水音が聞こえてきた。
もう、頭が煮えたぎって何も考えられない。
「さぁ、脱ぎ脱ぎしようか」私はシャツを脱がされる。そこで、忍さんの手が止まる。
「何これ・・・。ひどい」忍さんが両手を口に当てる。
「親からひどい仕打ちを受けていたとは聞いてたが、これほどとは・・・」
恭也さんも絶句した。私は裸を見られるのが恥ずかしくなってシャツを閉めた。 <>
76<>sage<>05/01/01 05:04:06 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_12 〜反撃〜
「ごめんね、フェイトちゃん。私、ひどい事しちゃった」と私を抱きしめる。
私は言葉の代わりに頬にキスして返した。あと、お返しの代わりに胸を揉むでみる。
忍さんは驚いて私を離す。恭也さんが忍さんを押さえる。
「ちょっと恭也?何をするの?」忍さんが恭也さんを避難する。
「ま、ちょっとした悪戯かな?にいじめられる忍、一度見てみたいしな」
いたずらっ子のように笑う恭也さん。私は自分がやられたことを忍さんに返した。
耳を甘噛みしてみる。必死に何かを耐えている忍さん。胸をいじってみると
さらに顔に赤みが差してきた。恭也さんが手を離すと、
忍さんは私にかかってこようとした。それをすかさず後から抱き留める恭也さん。
あっという間に忍さんは服を脱がされる。悪のりして私はブラをはずす。
「二人ともひどい」恭也さんが胸を揉んでいる。私は首筋をなめる。
「っはあ」熱い吐息が私にかかる。恭也さんが移動し、正面にやってきた。
すると、恭也さんは忍さんの胸を舐めだした。恭也さんが私に反対側の胸を
舐めてみるように言ったのでおそるおそるやってみる。
私と恭也さんが舐めるたびに、忍さんの体がびく、びくと反応する。
おもしろがって続けていると、私の下半身に突如快楽が襲ってきた。 <>
76<>sage 何とかオワタ〜<>05/01/01 05:06:55 ID:sgZ1+aOw<> 高町家に引き取られたフェイト3日目16_13 〜一時の癒し〜
「私ばっかりじゃ不公平よ。一緒に楽しみましょ」私は脱力感に抗い、さらに忍さんを
責め立てる。ただ、私はすぐにダウンして攻められる一方になってしまう。
しばらく私を攻め続けた忍さんの手が一瞬ぴたりと止まる。恭也さんが忍さんの下半身を
舐めていた。私はその姿を見てそれだけで、局部が切なくなった。
私がもじもじしているのに気がついた恭也さんが、私の服を脱がせる。再び露わになる
私の躰。忍さんが私の背中に指を這わせ、恭也さんが胸を舐った。形勢逆転。
今度は私が攻められる番。私はされるがままになるのが悔しくて反撃を試みるも、
思うように力が入らなかった。そのまま私は上り詰めてしまった。
「ちょっとやりすぎたかな」
「そうでもないかもね」二人は私の頭を撫でてくれる私は何だか幸せな気分になっていた。
本当は、こんな気分になるのは間違ってるかもしれないけど・・・
私はしばらく二人に躰をゆだね、まどろんでいたけど、恭也さん達に促され、
もう一度お風呂に入って、眠ることにした。寝る前に
二人にありがとうと言ってから自分の部屋に戻った。二人はすこし恥ずかしそうに
うなずいた。そのあと、二人が家から出て行くのを窓から見た。
今日はすこし色々あったけど、忍さんと恭也さんのお陰で気分がすこし楽になった。
また、なのはと一緒に出来たら楽しいのかな・・・
それが、背徳的なことだとしても私は・・・
もう、考えるのはやめにしよう。お休み、バルディッシュ。
明日は、今日よりも良い日だといいな。
・・・3日目完 <>
【大吉】 <>sage<>05/01/01 05:24:45 ID:p1gY2fOd<> 早起きは三文の得ってよく言ったもんだなぁ
ごめんウソですずっと起きてました <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/01 05:26:01 ID:p1gY2fOd<> やった大吉…
こんな時間からいいもん見れたし、このおみくじ案外当たるんでなかろうか <>
76<>sage 反省会<>05/01/01 05:39:32 ID:sgZ1+aOw<> はい、やっと終わりました。
少々疲れましたが、あとがきでも、
まず反省
※ひどくなるとか言いながら、あまりひどくならなかった美由希について
いや、表現の仕方を工夫すれば、もう少しやばい感じに仕上がったのかなと
反省。一応"原点回帰"なキャラクターにしてしまいしました。はい。
※忍、こんなキャラか?
文章を書くときは場面場面でキャラクターを動かしながら描いているのですが、
ほかのアニメキャラが混じってきた可能盛大。
それが何かは自分では見つけられないので・・・orz
※わたし、ぇちシーンの描写がすごく苦手
このスレではかなり致命的であります。キャラは変わってしまったけど、
忍編の部分が今のところの精一杯。地の分だけで表現するのは難しいですね…
フェイト、「」付の発言ほとんどないし・・・
次回・・・
シリーズ・・・だんだんスケールアップしてきたのでどうなることか・・・まともに書いたら完結まで1年くらいかかりそう
番外編・・・新春ものねぇ。何とかして、ほんとの短編を書きたいな・・・また大きくなるだろうな orz
ほか・・・書きたいものはある。でも、暇がなさそうだ。
抱負でも
今年一年、よろしくお願いします。
仕事が始まったりしたら投下ペースは落ちますが、 マターリお待ちいただければ・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage 高町家女性陣・・・憑いてる?<>05/01/01 10:54:40 ID:NgblHqyN<> GJでーす! <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/02 02:52:47 ID:bNT9fw6P<> NGJ <>
67<>sage<>05/01/02 21:31:44 ID:DPfEGgdS<> 先ほどまで田舎にいて今帰ってきました。
設定は好きな方とのことなので、ゲーム版にします。
もう1つのHシーンはもう少し投票します。
>>76氏>>276氏GJ!これからも頑張って下さいね! <>
76<>sage<>05/01/03 06:53:20 ID:UgPve6vd<> ちょっと時期は過ぎましたが・・・
大晦日に思いついたものですが投下できなかったものです。
内容は、中途半端・・・orz
設定1:フェイトが何だかアクティブです。
設定2:一応、クリスマスの続きです。
色々ありますが、許容できる方、どうぞよろしくです。
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/fate_ex/11.htm <>
67<>sage<>05/01/03 11:14:05 ID:pjt8l5Pj<> >>336
面白かったです!2日すぎたお年玉です〜! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/03 17:41:03 ID:WYI8LARx<> >>336
GJ!
そしてユーノのヘタレぶり最高。
アニメ13話はかなりシリアスで熱い展開でしたから、こういうほほえましい(?)エピソードは新鮮でいいですね。
むしろ漏れはエロよりもこういう話のほうがスキカモ……。
とか言ったら、板違いですな。
失礼。忘れてください職人様方。
これからも頑張ってください! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 01:03:46 ID:hoKzjsal<> ふと思ったが
innocent starterのstarterってずっと星だと思ってたがstartだったのか・・・。
とすると純真な始まりって意味でOPのタイトルから内容に合ってるんだな。 <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/05 10:42:47 ID:YItdEHvS<> あ <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/05 15:53:57 ID:qxQ0s08x<> ほ <>
アーケード板住人@182cm<><>05/01/05 17:17:29 ID:BPZACw4N<> ユーノ さまにうんちを喰わされたい
http://w7.oekakies.com/p/benkim/p.cgi
http://balder.prohosting.com/gtwy/cgi-bin/vote/log.cgi?room=251&pm=500
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/sm/1104200005 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 19:30:19 ID:X2nZwznM<> 忍メインの話の需要あるかな?
葱板逝けと言われそうな気もするけど。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 22:28:09 ID:WWnjmkmK<> よくわかってるじゃないか。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 23:01:28 ID:0LFhcwrj<> 虎は関係のSSスレてここしかなさげだし、いいんじゃね?
何はともあれ、投下してみれ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/05 23:33:12 ID:hoKzjsal<> ivory総合スレとかあってもいいのな <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/06 01:04:48 ID:KcJH5iGN<> >>76氏
独立したストーリーとして素晴らしいんだけど、個人的にはフェイトを虐めないでホスイ('A`)
邪険にされるのを見ると心が痛む・・・。って、はい板違いですよっと。
>>276
おまいさんはネ申。もう俺の見たい話のドツボにはまっている。超GJ <>
67<>sage<>05/01/06 08:55:32 ID:38AnI8hH<> 書くの無理かも・・・ <>
343<>sage<>05/01/06 10:33:18 ID:jtHcicgL<> あれやこれや捻った末、すずかと絡めて行けそうな感じに。
問題は急な仕事で書く暇が失せたこと……orz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/07 02:24:26 ID:+CNANnMs<> >>67氏
楽しみにしてたのに、残念。
忙しいなら、暇を見つけた時にでもちょっとずつ書いていけばいいと思う。
アイデアがうかばない時は思い切ってほかのことをしよう
・・・漏れは何だかえらそうだスマソ
>>343氏
漏れは気長に待ってますので。
月並みだけど、とにかくガンガレ
<>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/09 13:27:56 ID:fcv2GGyA<> あ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/09 18:39:05 ID:9Mp2nWC/<> メガミマガジン見て無性になのは×フェイト書きたくなった…いいのかアレw <>
76<>sage<>05/01/10 01:58:18 ID:F+L8ZnLo<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 1_1 〜朝〜
今日は学校は休みなんだけど、私はなんだか早く起きた。時間は6:20
私は道場に向かった。
道場では、美由希さんと恭也さんが剣術の稽古をしていた。恭也さんが気づく。
「おはよう、フェイト」私も、挨拶をした。
「フェイトおはよう」美由紀さんも挨拶をしてくれた。
昨日に感じた怖さは全くなかった。恭也さんが私を呼ぶ。私は恭也さんのそばに寄った。
「フェイト、昨日のことをそれとなく美由紀に聞いてみたんだが、
その時間は深夜の鍛錬に向けて仮眠していたそうだ。」
…つまり、私が相手していたのは別人っていうこと?ふと、私は昨日のことを思い出した。
「まあ、昨日の傷を見る限り、美由紀が嘘をついてると思うのだが…
あいつの顔を見る限り、嘘を言っているようではないし、俺にはよくわからん。
もう少し様子を見ようと思うのだが」私が美由紀さんは嘘をついていないと思うと言うと、
恭也さんは解らないといった顔をした。そして、
「…なのはがらみのことか?」私はどきっとした。何のことか解らないと私が言うと、
恭也さんは忘れてくれと手を振って美由紀さんの元に戻った。
恭也さんには私たちの関係がばれてそう…。 私は二人の稽古を少しみてから家に戻った。
<>
76<>sage<>05/01/10 01:58:54 ID:F+L8ZnLo<> 高町家に引き取られたフェイト4日目1_2 〜なのは・ユーノ起床〜
リビングに向かう。士郎さんと桃子さんがいた。
「おはよう。フェイト」桃子さんと士郎さんが笑顔で挨拶してくれた。
「昨日はちゃんと眠れたか?」士郎さんが言ったあと、微妙な笑みを浮かべられた。
私は、不思議に思って首をかしげた。
それからしばらく、私は生まれて初めてテレビというものをみた。
魔法がなくても、こんな風に遠くのものを映せるんだ…
しばらくそうやっているうちに恭也さんと美由希さんが戻ってきた。
「フェイトちゃん、そろそろ朝ご飯ができるからなのはを呼んできて」と桃子さん。
私は、ハイと返事してなのはの部屋に行った。なのはがなにやら寝言を言っている。
「おかあさ〜ん、シュークリームもっとちょうら〜い」夢の中でお菓子を食べていた。
ユーノはバスケットの中で眠っている。
「なのはぁ。もうちょっとぼくをかまってよ」なんだか不憫な気がしてきた。
私はなのはを起こす。何回か揺すってもなかなか起きない。
「うーん、きょうはおやすみだよー。もうちょっと、もうちょっとだけ…」
と寝返りを打った。今日、すずかのところのいくんでしょ?ともう一度揺すった。
「…今、何時?」時間は…8:20。なのはにそういうと、もそもそと起きあがってきた。
「おはよう、フェイトちゃん」私はおはようと返した。ユーノも起きてきた。
「なのは、フェイト。おはよう」私たちはそろってリビングに降りた。
<>
76<>sage<>05/01/10 01:59:28 ID:F+L8ZnLo<> 高町家に引き取られたフェイト4日目1_3 〜朝の団欒〜
「なのは、ユーノ。おはよう」美由希さんが、なのはに挨拶する。
そしておもむろにユーノを抱きかかえた。ユーノはおなかをくすぐられてもだえている。
「おねえちゃん、おはよう」なのはが挨拶する。みんなもそれぞれなのはに挨拶を交わし、
なのはも挨拶を返した。そしてみんなそれぞれの位置に着く。
「いただきます」全員そろっての朝ご飯。昨日はまともに食べられなかったけども、
今日はがんばって食べようと思う。なのはがトーストにバターを塗って、私に渡してくれた。私は受け取って、一口かじった。美味しい。お皿にある目玉焼きをにナイフを当てる。
良く焼いているようで、黄身が溢れてこない。
ほどよい大きさに切って、それを添えてある野菜と一緒に食べた。
胡椒のきき加減が絶妙な普通に食べられるものだった。
私は嬉しく感じる反面、不安も感じていた。
一体、昨日と今日、どっちがこの家族の本当の姿なんだろうか?
もし、全員が昨日のすずかのように取り憑かれていたとしたら…。
なのはは多分気づいていないかもしれない。
もし、それが本当にそうだったとしたらなのはにも取り憑いている可能性がある。
でも、それはしばらく言わないでおこう。
なのはは優しいから、言えばきっと自分を責めるだろう。ユーノはどうなんだろう。
せっかくの美味しい料理だったけど、
考え事を続けていたせいで途中から味が分からなくなっていた。
<>
76<>sage<>05/01/10 02:00:00 ID:F+L8ZnLo<> 高町家に引き取られたフェイト4日目1_4 〜支度〜
朝食が終わって私は皿洗い。桃子さんと士郎さんはお店へ行った。
美由希さんと恭也さんはそれぞれ自分の部屋に移動。
ユーノは美由希さんに連れて行かれた
なのははすずかに渡す物があるからと、テレビの前で…ダビングって言ったけ…
やっている。何だかよく分からないので中身の映っている画面を見る。
みんな楽しそうにしている。
「これは、毎年恒例のお花見に行った時の物なんだ」
なのはは画面から目を離さずに言った。みんな楽しそうと私が言うと
「フェイトちゃんもこれからこのビデオみたいにみんなと一緒に遊べるんだよ」となのは。
うんとだけ私は返事した。
今までこんな事ほとんど無かったから、その言葉だけでも嬉しい。
洗い物も終わって、なのはの横に行く。ダビングというものが終わるまでの間、
私は画面に映る風景をずっと眺めていた。ダビングが終わり、画面が真っ暗になった。
時間は9:55。なのはは携帯をとりだしてすずかにメールを送る。
私はそんなことしなくても直接呼びかければいいのにと言った。
「こういうのは、メールの方が良いんだよ」となのは。
しばらくしてすずかから返事が返ってきた。
「11時頃に迎えが来るって。それまでどうする?」となのは。なのはの好きにしてと
私が言うと、なのはの部屋に行こうと提案された。私は、うんと首を縦に振った。
<>
76<>sage<>05/01/10 02:00:24 ID:F+L8ZnLo<> 高町家に引き取られたフェイト4日目1_5 〜待ち時間〜
私は先になのはの部屋に行きしばらく待っていると、ユーノをつれてなのはがやってきた。
すこしユーノがやつれて見える。
「疲れた…すこしやすませて…」ユーノが床にへたばる。
なのはは引きつり笑いをしている。
「ごめんね、ユーノ君」ユーノは大丈夫と手を振っているけど、全然大丈夫に見えない。
「フェイトちゃん、ちょっとこっちに来て」とユーノをバスケットに入れたなのはが呼ぶ。
なのはのもとに行くとハイ、と青いリボンを渡された。
「新しいリボン買ってみたんだけど、私には似合わないみたいだし、
フェイトちゃんつけてみて」私はリボンをはずし、なのはにもらったリボンを付けてみた。
「やっぱりフェイトちゃんに似合ってるね」私は鏡の前でちらっと見た。
こっちでも悪くないかもしれない。それから、何をするでもなく二人でぼうっと過ごした。
10:50。そろそろ時間なので、ユーノを起こす。すこし元気になったみたい。
リビングに降りると恭也さんがいたので、すずかの家に行く旨を伝えた。
恭也さんは玄関まで送ってくれた。玄関には一台の車が待っていた。
運転しているのは昨日の執事さん…女の人だ。後扉を執事さんが扉を開け、中から
すずかが出てきた。
「フェイトちゃん、改めて紹介するね」
とすずかがとなりの執事さん(にしてはラフな格好)の横に立った。
「メイド長のノエル。車の運転とか家のこと全般をやってくれているの」
「初めまして、ノエル・k・エーアリヒカイトと申します。ノエルとおよび下さい」
とものすごく丁寧に挨拶をしてくれた。逆にこっちが恐縮してしまう。
私も自己紹介をする。自己紹介が終わり、私達は車に乗り込んだ。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 08:29:54 ID:Mvxc3LWa<> GJ
ノエルキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
ロボ設定なのかな? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 13:00:31 ID:8QaYZHSn<> 76氏GJですよ。
>>352
あれ凄いよね。最初見たときぶっ倒れそうになった・・・。
後日談でダイレクトなエロ無し微百合な話とかを書いて見たいんだけど、
プロットを適当に作ってみた。ここに投下して意見貰ってもいいのかな?
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 13:42:58 ID:6LdDxAeg<> 76氏、
やはり憑いていたのか??
フェイトがいじめられると可哀想に思えるのに、何故か淫獣だと…もっとやれと思うのは何故w
乙でした!
>>359
是非是非! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 17:21:50 ID:7OLLWme2<> >>359
是非ともお願いします <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/10 18:03:22 ID:8QaYZHSn<> こんな感じで考えてまふ。見づらくてスマソ、書き殴りなもんで。
フェイトの事が気になるばかりのなのは→アリサ達に好きな人でもできたのかと怪しまれる→
なのは、慌てて否定→アリサ達怪しがってなのはを調べ始める→
文通相手のフェイトの存在を知る(アリサ達は男だと思っている)→クロノ、フェイトの解放日を知らせに来る→
アリサ達に話をしている所を見られる(クロノをフェイトと誤認)→
フェイト、リンディとクロノに連れられ高町家を訪問。フェイトの監視(高町家にはホームステイと説明)をなのはに依頼→
なのは、フェイトとの再会。(アリサ達への友情とは違う感情を僅かながら自覚する)→フェイト、高町家との初接触→
フェイト、なのはの部屋で二人だけの会話→フェイト、布団不足でなのはのベッドで眠る事に(なのは土器土器)→
アリサ・すずか、不自然に速く帰るなのはに疑問視、問いつめる→なのは、フェイトの存在を認めて紹介すると約束→
フェイト、アリサ達と初接触(アリサ達、面食らう)→アリサ達、なのはに手紙の内容で男だと思っていたと説明→
フェイト、なのはの事が好きとさらっと発言→なのは必死に釈明、アリサパニくる。すずか凍る。大混乱に。
一部展開は>>276ネ申と被ります。いや、だってあれ以上にアレなシチュエーションないし。
問題は自分の文章力・・・。276ネ申や>>76ネ申に勝てる気がしねえ・・。('A`)
<>
76<>sage これでも作文は苦手なんだよ(^^;<>05/01/11 01:23:41 ID:WR+x8EoO<> リリカルクリアしました。なのはェロシーン見れなかったけどorz
後日もう一度やろっと(とらは3も忍・ノエル編はクリアしました)
>>362
流れ自体は問題ないし、いけると思う。
あとは書きながら追加修正を掛けていけばOKだと思うよ。(私はそうしてるけど)
あと、私はそんなに偉くないので…神とか言われてもね(^^;
文章力はいろんな作家の作品を読んでいれば自然につくと思うよ。
でも、ライトノベルとか、ファンタジーより純文学系に比重を置いた方が良い。
純文学系は文章の基礎が身に付くからね。多分(自分にも言い聞かせてます)
かなり偉そうでスマソ
あとは書いて慣れるだけだよ。ガンガレ!!
>>358
>ロボ設定なのかな?
そこは秘密と言うことで一つ
>>347氏
>フェイトを虐めないでホスイ
ただ単純に虐めてるわけではないので。私もフェイト好きですので、心は痛みますけど…
>>338氏
ありがとう御座います。本編の方もおつきあいよろしくお願いしますね。
>>67氏、>>343氏 あきらめずにガンガレ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 02:14:49 ID:w2HwAV+Y<> >>363
なのはHシーンがない?もう一度はじめからやり直してみよう
そうすればわかるはず <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 02:15:04 ID:wG+YkYg3<> なのはのエロは一回クリアした後にもう一度初めからを選べば選択肢が追加されてるからそれで見れたはず <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/11 03:37:32 ID:KBoM+7IU<> 第十四話だ!第十四話を見るんだ! <>
76<>sage<>05/01/11 23:57:43 ID:WR+x8EoO<> >>364-366
サンクス!!
仕事から帰ってやり直したら見れたよ
ちょっとだけ感想
いろいろとお約束がいっぱいでアニメとは違う楽しさがあった。
都築さんはやっぱりすごい人だなと再認識しました。
あと、レイジングハートが喋らなかったのがショックでした(ぇ
では <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/12 00:34:34 ID:LhvgJHRk<> >>367
リリちゃは桃子と士郎の出会いと別れが泣ける。・゚・(ノД`)・゚・。 <>
76<>sage 導入部だけですが…<>05/01/13 23:05:51 ID:DAzxHUYZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 2_1 〜寄り道〜
しばらく車で走る。商店街の近くに来た所で、せっかくだからお昼にしようという提案が
アリサからあった。なのはと私はうんと頷いた。行き先はもちろん翠屋。
近くの駐車場に車を止め、お店のドアをノエルさんが開けてくれた。
「いらっしゃい…あ、なのはとフェイトちゃん」桃子さんが出てきた。
「こんにちは」すずかちゃんが挨拶して、桃子さんが返す。
「お久しぶりです」ノエルさんも挨拶した。
なのはが桃子さんにお昼ここで食べたいんだけどいい?と聞く。
桃子さんと士郎さんは、お昼前だし別にかまわないといってくれた。
私達はランチを頼んだ。すこし早い目の昼ご飯。
昨日の事があったせいかみんな会話が少ない。
ノエルさんがちょっと怪訝そうな顔をした。
食べ終わった時、桃子さんは新作だと言ってパフェを持ってきてくれた。
「あとで感想聞かせてねー」そう言い残してカウンターへ戻っていった。
ぱっと見は普通のパフェだけど、よく見てみると、
アイスの上にべっこう飴のカゴがかぶせてあって、それがきれいな琥珀色の光りを放って
いた。ほかの飾り付けも色々と凝っていて見ていて楽しい。
アイスにスプーンを入れる。パリッと小気味のいい音を立て、飴が割れる。
一口食べると、とてもクリーミーな口溶けでほどよい甘さ、そして濃厚なのにくどくない
とても美味しいアイス。"私"、そういえばアイスって初めてなんだな。
記憶の"あの子"が母さんと食べてるので、どんなものかは知ってたけど、
こんなに美味しい物だったんだ。私は、感動と切なさで胸がいっぱいになった。
涙もちょっぴり流れ出る。なのはとすずかが心配そうに大丈夫?と聞いてきた。
私は美味しくて、ついというと大げさだよと笑い、私も泣き笑いみたいな感じで笑った。
カウンター越しに見ていた桃子さんが照れ笑いのような顔をして
「泣くほど喜んでくれるなんて、料理人冥利に尽きるわ」と嬉しそうに言った。
食べたいときは作ってあげるからとウインクしてくれた。
私は涙をぬぐってありがとうとお礼をした。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/13 23:15:11 ID:LbwR+r6z<> うぉ、いつのまにこんなにこのシリーズ出来てたんだw
最初ネタで本スレに書いただけなのにw <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/13 23:57:35 ID:3uvYKykP<> >>370
なんかえらい批判されてた人か。 グッジョブw <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/16 07:43:50 ID:sccZzUMQ<> フェイト鞭恐怖症・・・?
ちょっと残酷話。弱い人はスルーで・・・・
↓
明日......明日にはフェイトに会える。
あの時.....あの時の事を証明しなきゃ.....
執務官クロノの努力の甲斐あって、無事に無罪放免を得たフェイト。
行き場のない彼女はとりあえず、アースラに滞在していたが・・
なのはたっての希望により、高町家への居候が決定したのである。
「久しぶり.........その、、なのは・・・」
ちょっと照れが混ざったような小声で久しぶりの戦友への挨拶。やっぱりどこかぎこちない。
「久しぶりだね!フェイトちゃん!」
やや涙が浮かんだような潤んだ瞳で挨拶を返す少女。
二人はそのまま無言で抱擁を交わす。
「えへへ、変わらないね、フェイトちゃん!」
「ささ、上がって上がって!そうだ!家族を紹介するねっ」
「こちらフェイトちゃん。可愛いでしょー。フェイトちゃん、こっちは・・・・・・・
家族紹介の後、高町家にてフェイトという少女の歓迎パーティーが行われる。
終始笑顔が絶えない友人に少女もぎこちない笑顔を浮かべる。
まさかこの後に、あんな事が降りかかるとも知らずに・・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/16 07:44:42 ID:sccZzUMQ<> ・・・・・・・・・・・・
「フェイトちゃん、どうだった?楽しかった?」
「そうだ、私ねー今日が楽しみで色々準備してたんだよー」
と、押入れから何か取り出すなのは。
「あった!えっと、これはこうして・・・・」
決して手馴れてはないが、順序よく組み立てる。
無表情の少女の前に出来上がったのは・・・・・・・
「なのは、、これなに・・・・?」
「まぁまぁいいから!細かい事気にしないでちょっとこっちに来て♪」
疑いの無い少女ですら不安を覚える笑顔を見せる友人に躊躇いながらも立ち上がる。
「そうそう、バンザイをして、ここに手を通すの。ちゃんと両方にねっ♪」
「よかったぁ〜サイズもピッタリだね。フェイトちゃんどう?」
どうとも言えない。少女はバンザイをしたまま動けないのである。
今更いうまでもないが、それは以前母親と呼んでいた人から罰を受けるときの格好。
「なのは・・・これ・・」
言いかけて少女は絶句する。
目の前の友達が手にしているのは・・・・そう、鞭。
「あの・・・」
少女が言いかけるのを遮って、
「フェイトちゃん。素敵な格好だね♪」
そう言いながらカエルを睨む蛇のごとく強力な威力をもつ笑顔を放つ友達と呼ぶ少女・・
「素振り」とよばれる動作をする度に空気を斬る音。
その全てが少女の奥底にあった恐怖心を引き起こす。
「覚悟はいいかな?フェイトちゃん・・・」 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/16 07:45:41 ID:sccZzUMQ<> 返答を待たずに手とそのしなやかな鞭を振り上げ、一気に振り下ろす。
ビシィッ!!!
「あひっ!!!」
思わず声を漏らす少女。自分と同じぐらいの歳の友達だったはずの子からの突然の行為に
理解を追いつける間もない。
「いい声だね、フェイトちゃん・・もっと愛してあげるねっ♪」
そう言うと次は軽く振りかざし、振り下ろす。さっきよりも早く・・・・
ビシッ バシィビシ ビシバシッ!!!
「あうっ!!・・・・な・・・の・・・は・・・・・・」
少女の歳相応・・いや、それ以上と言うべきか、白く綺麗な柔肌が徐々に赤紫に鞭の跡がつく。
それでも止まる事は無く、鞭は空中を舞う大蛇のごとく降りかかる。
少女にとっては永遠とも思える時間が経った時、友達だった少女はやっとその行為を中断する。
「フェイトちゃん?起きてる?寝ちゃあダメだよぉ。せっかくこんなに優しく可愛がってるのに・・・」
と、またも押入れに向かい、今度は瓶を持ってくる。中には赤い液体・・・
その中身を全く躊躇うことを知らないかの如く、相変わらずバンザイをしながら現実を逃避している少女に浴びせる。と・・・
「あひぃいいっぃーーーーー!!!」
声にならない・・いや、なってはいるが反射100%の悲鳴があがり、少女は現実に戻った。
「やっと起きてくれたね、酷いよ、寝ちゃうなんて。だからもっとしてあげるね♪あれ・・・?」
愛情表現・・とは到底思えない行為を再開しようとしたとき・・
「フェイトちゃん、おもらししてるよ〜」
少女のまだ肉がそれほどついてない腿から足を伝い、床まで侵略する聖水・・・・
それを見た友達だった少女はやっと少女を拘束から解放した。
「お漏らししちゃうほど嬉しかったんだね、もっと早く応えてくれればよかったのに・・・」
手械を外した途端、糸の切れた人形のように倒れこむ友達を支えながらそう言った。
「うぅ・・・な・・・なの・・は.......」
やっと得た両腕の自由。今までの苦しみから開放されたからか、栓の壊れた蛇口のように涙を流す少女・・。
「これで私達、友達だよっ♪」
そういったその時、目の前の友達は今までで一番嬉しそうだったとか・・・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/16 07:50:26 ID:sccZzUMQ<> えっと・・・直接エロじゃないんですが、本スレの方で希望者がいたので
さらっと書いてみました。
後味は出来るだけ悪くならないようにしてみたんですが、どうでしょうか。
まぁあんまり面白くないですね、スマソm(_ _)m
本当はなのは×フェイトの純愛ぷわぷわ百合話書きたかったんですがw
次に書く機会があればそれで書きます。
っていうか朝も早くから何妄想膨らましてる・・俺。。。。orz <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/16 13:13:06 ID:S6uPoPNx<> なのは×フェイトの純愛ぷわぷわ百合話(*´д`*)ハァハァ
期待しております♪ <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/16 13:35:43 ID:1epedNS4<> ユーノ君×なのはとクロノ×なのはは全く無いのかよ…(つД`) <>
76<>sage<>05/01/16 23:47:30 ID:pnTYVPQO<> 無い作品は作るべし、といってみる。
>>372氏
なのはむごいよ
むごいよなのは
>瓶の赤い液体
ラー油か?
>栓の壊れた蛇口のように涙を流す
フェイトが壊れたんじゃないよね?(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まさか本スレで漏れが書いた一言からこんなSSが生まれるとは…
GJです。
次回作、期待しております。
では、出来たところまで↓ <>
76<>sage<>05/01/16 23:51:54 ID:pnTYVPQO<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 2_2 〜到着〜
お昼になり、人が増えてきたので私達は翠屋を出た。時間は12:10
桃子さんはもっとゆっくりしていけばいいのにと言ってくれたのだけど、
待たせている人がいるからと言うと、気をつけて行ってらっしゃいと見送ってくれた。
すずかは、シュークリームを何個か買っていた。
忍さんはここのシュークリームが大好きなのでおみやげに買っていくと喜ぶんだそうだ。
ノエルさんは、士郎さんからクーラーボックスのような物を受け取っていた。
すずか達は中身を知っているようで、忍さん用の新作パフェだよと教えてくれた。
しばらく走ってすずかの家に着く。すずかの部屋に通された。
そこには、テーブルでお茶を飲むアリサがいた。
「私をおいて、どこほっつき歩いてたのよ」怒りながら笑っているというか、
そんな複雑な表情をしたアリサがいた。そこに、メイドさんが現れ、
「アリサちゃん、翠屋のパフェだよ。」トレイに乗せて運んできた。
何もないはずのところでメイドさんが何もないはずの場所で躓いた。
「わ、わわわわわ」パフェが宙に舞う。メイドさんがこけ、
パフェはアリサの前にある机に落ちた。落ちてきたスプーンがパフェに刺さる。
「うわ、ミラクル」アリサが驚いた。起きあがった瞬間に
「ゴメンナサイー」メイドさんが思いっきり頭を下げた。
「まあまあ、何も起きてないんだからそんなに謝らなくても」とアリサが諫める。
「フェイトちゃん、紹介するね。私のお付きのメイドさんでファリンさん。
ノエルさんの妹さんだよ」私とファリンさんはお互いに挨拶をした。明るくて元気そう。
ノエルさんとは性格が全然似ていない気がする。
<>
76<>sage<>05/01/16 23:52:55 ID:pnTYVPQO<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 2_3 〜仲直り〜
アリサがパフェを食べ終えるまでの間、みんなでお茶をした。
それから、ノエルさんが昨日から今日までの事について話してくれた。
話を聞いていると、アリサは忍さんに連れてこられたようだ。
「私が忍お嬢様や桃子様に連絡をいたしました。勝手なことをして申し訳ありません」
とノエルさんが謝る。別に謝る事じゃないよとすずかがいう。
公園で別れたあとの会話から、私達がこっちに来ることとアリサが別行動をとることを知り、
それを忍さんに話したところ、内緒でアリサをつれてくる事を思いついたらしい。
「忍さんは?」なのはが聞く。
「忍お嬢様は恭也様とドライブに出掛けられました」そう、となのはの返事。
やっぱりというような顔をしている。
「何だかお兄ちゃんそわそわしてたから」となのは。あれが嬉しそうな顔だったんだ…。
「すずか」と唐突にアリサが切り出す。すずかがアリサの方を向く。
ちょっと顔が強張っている。ノエルさんはファリンさんを押して部屋から出て行った。
色々と気の利く人だ。部屋には私達だけになった。アリサが口を開いた。
「すずか、ごめん。昨日のこと、すずかのせいじゃないのに素っ気ない態度をとって。
本当は、私がすずかの立場になるはずだったのに…それを守ってもらったのに、
避けちゃって。まだちゃんと目を合わせられないけど、それでも許してくれるかな?
自分勝手だって分かってるけど…」すずかはうなだれるアリサを胸に抱き、
「ううん、私の方こそ謝らないと。アリサちゃんにひどいことをしたのは私の方なんだから。
別に今目を合わせられなくたって良い。アリサちゃんが許してくれるのならそれで
私は十分だよ。」すずかの目から一筋の涙がこぼれる。
ごめんねと繰り返すアリサの髪を優しく撫でる。
扉の方からグスッと鼻をすする音が聞こえた。なんだろうと思って扉を開けてみる。
そこには立ち聞きしていたのであろう、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたファリンさんがいた。
「えぐ、業者の方がお見えになってますぅ〜」
<>
76<>sage<>05/01/16 23:54:21 ID:pnTYVPQO<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 2_4 〜服作り〜
すずかとアリサが落ち着いたところで待たせていた服屋さんのいるリビングに向かった。
リビングの片隅についたての囲いが出来ていて、そこで採寸とかをするみたい。
入り口にノエルさんが立っていた。
「なのはお嬢様、フェイトお嬢様、こちらへ」ノエルさんに案内され、
私達はついたての中に入っていった。まず、なのはから。
「お嬢ちゃん、年の割に何だか逞しいね」ちょっと年のいったおばさんの声が聞こえる。
なのははそんなこと無いですとか、それはちょっと…とうろたえている。
サイズを測り終え、サンプルの制服を取り出し、
成長期だからこれくらいのサイズで良いねとかおばさんが確認して、紙に書き込む。次は私の番だ。
「次のお嬢ちゃん。まず、上着を脱いで」私はいわれるままに服を脱ぐ。
おばさんは私の体に残る傷を見て、口を塞ぐ。
「お嬢ちゃん、こんな事誰にされたの?知り合いに専門の人がいるから紹介しようか?」
私は慌てて、もう解決したことだからとおばさんを宥める。
「でも、放っておくと大変なことになるってよく言うし」
桃子さんに迷惑がかかると大変だ。私は嘘をつくことにした。
虐待がひどいから親から離されて、今は保護をしてくれる人のもとにいると。
すこし胸が痛むけど…。何とかおばさんには納得してもらえ、サイズ取りは無事に終了した。
制服は急ぎで作って明日の夕方になるとの旨をおばさんがいって服屋さんは帰っていった。
「ところで、ユーノ君は?」すずかが聞く。
「あー! 忘れてた」なのはが慌ててリビングを出る。私達はなのはを追う。
すずかの部屋に入ってカバンを開けると、やつれたユーノが出てきた。
「なのは、みんな…酷すぎる」完全にむくれている。
なのははひたすらごめんとユーノに謝っている。その後からアリサがユーノの胴を鷲づかみにした。つかんだ反対の手をワキワキと動かしている。
「ユーノ、また変なことをしに来たの?」ユーノ汗だく、アリサはいたずらっ子の顔をしている。
<>
76<>sage<>05/01/16 23:56:02 ID:pnTYVPQO<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 2_5 〜ユーノいじり〜
「あ、アリサ。変な事をしに来たなんてとんでもない。カバンの中にずっと閉じこめられ
てたんだよ?」とアリサの手から抜け出した。
ユーノが扉に向けて一直線に走る。
「じゃあ、どうして逃げるの」アリサが(とても楽しそうに)後を追う
扉にユーノが到達して、空いた隙間から逃げ出そうとしたその時、
猫が扉から顔を出した。後ろからはアリサが迫ってくる。ユーノピンチ。
するとユーノの体が光って、人間形態に変わった。そこへアリサのラリアットがヒット。
ユーノ、あえなくノックアウト。アリサはアイアムナンバーワンと言ってガッツポーズをしている。
「いたた…いきなり何をするんだよ」アリサはごめーんと手を合わせて
「だって、ユーノがあの格好の時って、何だか悪戯したくなっちゃうもん」
二人のやりとりをしばらく見ていて、私は思わず笑ってしまった。
その後、ちょこっとゲームをやって(ユーノにはフェレットに戻ってもらったけど)
過ごした。
しばらく遊んでいるとアリサとすずかは時間を気にしだした。時間は3:40
「どうする?中途半端に時間が余っちゃったけど」私が不思議そうにしていると、
なのはがアリサちゃん達、今日はお稽古ごとがあるからねと教えてくれた。
習い事に行くまでのすこしの時間、私達はファリンさんに入れてもらったお茶と
ノエルさんの作ったお菓子を食べて過ごした。
私達は楽しく、ユーノはなのはの膝で猫とアリサの目にびくびくしながら。
時間はあっという間に過ぎ、別れの時間。
アリサとすずかは執事さんの運転する車で習い事に行き、
私となのははノエルさんの車に乗り込んで帰ることになった。
「じゃあね、また」とそれぞれが言葉を交わし別れた。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 00:20:49 ID:m4HO5CfV<> GJ!
どういう展開になるのかわからないけどガンガレ <>
372<>sagePASS:nanohafate<>05/01/17 08:30:30 ID:HX5gJOCQ<> >>378
76氏、毎度乙かれ様です。
なのはむごいですねw
自分ではあんまりとか言っておきながらさらっと書けた
あたり、自覚が無いだけで私も鬼畜体質なのでしょうか?orz
>>376
期待して頂いて恐縮なのですが、期待に添えますでしょうか・・・・
前回予告したとおり、今回はなのは×フェイトの始まり・・・?です。
ちなみに今回のと前回のは関連性皆無です。
なのはは普通・・・・ではないですが、愛情100%込めたつもりですw
やっぱりこういった話のほうがほのぼのとして読みやすいですね。。
最初は短編予定だったのですが、76氏に影響を受け、長編へとなりました・・・
つきまして、テキストでの公開をしてみました。
その方が見たくない人は落とさなければいいかと思いましてw
上記の通り、純愛ぷわぷわ百合話となっているか不安ですが、
一生懸命書かせて頂きますw
では、あまり期待しないでどうぞw
↓
ttp://2chparty.net/uploader/source/up0004.zip <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 09:51:32 ID:iIE7z82N<> >>384
早速落とさせて頂きました。
パスワードは何でしょうか? <>
372<>sage<>05/01/17 10:02:47 ID:HX5gJOCQ<> >>385
早速のDL有難う御座います。
パスは>>384のメ欄に記載しています。
PASS:の後をそのまま入力して下さい。
自分でも見返して見たのですが、色々誤字脱字を発見しましたorz
そのうち訂正版をうpします。それまでは脳内補完でよろしくお願いします・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 10:24:23 ID:JwfMHkiL<> >>386
お手数おかけしました。
ありがとうございます。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 10:42:30 ID:IlieelPI<> ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
/ ヽ >>384 G・J!!
/ \,, ,,/ |
| (●) (●)||| .| 続編も大いに期待しております♪
| / ̄⌒ ̄ヽ U..|
| | .l~ ̄~ヽ | .|
|U ヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ | <>
372<>sage<>05/01/17 13:52:53 ID:HX5gJOCQ<> >>387
ごゆっくりどうぞ・・w
>>388
期待に応えられるよう、努力しますm(_ _;)m
>>386でも書きました通り、訂正版をうpします。
ttp://2chparty.net/uploader/source/up0005.zip
物語の大きな変更はありませんので、
誤字脱字が好きだという方以外は二版の方をお勧めしますw
(変更点)少々読みやすいように改良・誤字脱字の修正etc <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 14:59:38 ID:x3fAbf4C<> 旦那…!
一応ここ21k
いややっぱなんでもないです。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/17 21:40:16 ID:e4yXDh8D<> ファイルが消えてる…orz <>
76<>sage<>05/01/17 23:41:19 ID:e4yXDh8D<> >>372氏
再upオナガイします。
出来れば1日おいても消えないところに <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/18 00:55:34 ID:u/86Ti/U<> そろそろ、SS保管倉庫に依頼してみる? <>
372<>sage<>05/01/18 01:08:41 ID:YuR+lcpX<> すいません、消されてしまってたようなので
別なところにうpしましたm(_ _)m
ttp://www36.tok2.com/home2/boboburajiru/xxx/data/bobo_20050118010649.zip.html
パスは引き続き同じで通ります。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/18 09:41:55 ID:dBsyZHOy<> >>394
サンクスです♪
続きも大いに期待してます。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/18 21:24:49 ID:/45EhVwJ<> >>394
同じパスって前の見てないからわからないっす・・・・
できたらヒント教えてください・・・・・
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/18 21:47:51 ID:02+eJ4t2<> >>396
>>384 メル欄参照。 <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/19 15:32:39 ID:m8hS3BC+<> >>372さん
超GJ。気に入った。家に来て妹をファックしていいぞ。
ケツからLSG挿してシパーンでもいいぞ。 <>
76<>sage<>05/01/19 22:31:11 ID:nc/tmIU+<> >>372氏
面白かったです。
もし(ry は反則でしょw 思わず笑ってしまいました。
言い回しとかが面白かったです。
次回作も期待してます。 <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/20 18:08:00 ID:NAszrBUe<> 400 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 18:16:17 ID:8Gz8I/uQ<> 俺は>>400俺は>>400、
今日も頑張って>>100>>200>>300>>400
キリ番ゲットだぜ〜
っていうじゃなぁぁぁ〜い!
でもあんたのそのレス、
全 然 面 白 く あ り ま せ ん か ら っ ! !
残念!!
もうちょっと面白いこと書けよ斬り!!!!
拙者、この為にわざと>>400取りませんでしたから、切腹!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 21:25:21 ID:PWQ2S6Mz<> >>401
・・・・・・・・・・・この空気をどうしてくれる? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 21:29:25 ID:QI65n9cO<> |\ | / _,,:::========:::,,__
< | ○ / 。〜 ....;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙.‐''゙ . ` ´ ´、 ゝ'ヾ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;........
/⌒\《 / < |\ ○ ;;;;;;゙゙゙゙゙ ..‐´ ゙ `ヽ ‐.;;;;;;;;;;
//⌒\0⌒ヽ⌒<\ < | ○ __ / .゙゙゙;;;;;;;;...../ .:;;;;;゙゙゙゙
|/|/⌒/ 《((ノノ) < | |/ /::::::::::::::::\○ ;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙ヽ.\
| || ┃ < \// П/::::::::::::::::::::::::::::::::―_ 。」 .' ´、 ゝヽ
ヽ/リ ヮノ _ \|(‖ /二二二フ :::::::::::::::::::::::::::―_。」 |l;;゙ 'ヽ
0==◯)===mu===[i((● :::::: ::::::::○― :::::::::::::――__ ウワアアアアアアーーーーンンン!!!!!!!!.. ; 、..;..;;.;||i|l;
>ヘ==;/ /(‖ヽ\二二ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::――__ >>401 :; ´.....;;;; ii|
|i /,W V\ i|| | 〜。(:::::::::::::::::::。::::::二――――――――――――――☆ .`.;;:`ii|,.;;|i|l:|i|
ヾヽ_ / /ヽ /\| // く / ○  ̄― ̄\○ '゙||l|lli;ii i||,;,.il|il|i;, ;, ; . ., ,li '; ; . ., ,;,.i| ,i|;.,l;;:`ii||
~~\ |vvAvvvAv//∠ /~~~~/~~~~~~~~~~~~~~~\~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~゙~~~~~
`ヽ(−( ヽ)_/ ∠ / 。 ○ ○
 ̄  ̄ ∠ / / / ○ \ 変な空気を吹き飛ばす!!スターライト・ブレイカー!!
V / | \ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/20 22:30:01 ID:R05cbQvu<> >>291-301
GJ <>
名無しさん@ピンキー<>sageこれだからあの芸人嫌いなんだ<>05/01/21 00:54:09 ID:p4xgoVfb<> >>403
いい流れだ(w <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/22 00:26:03 ID:M+s5cu4U<> 移転なの? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/22 00:36:19 ID:Xqxbbl42<> 408空気嫁 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/22 00:38:18 ID:tL/GzDUy<> ユーノキュンのエロ画像キボンヌ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/22 09:14:47 ID:IOfEedoq<> 完璧に空気を呼んだ408GJ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/22 12:45:08 ID:oiJb6Fyi<> むしろ>>407空気嫁 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/23 17:39:14 ID:bY9GhX6L<> SS投下マダー?チンチン(AAry <>
76<>sage<>05/01/24 01:25:23 ID:koWWcUNt<> 気分転換シノブ伝を見てたら笑いすぎて構成忘れたorz
取り敢えず、出来た分だけですがどうぞ・・・
<>
76<>sage<>05/01/24 01:28:44 ID:koWWcUNt<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 3_1 〜帰りの車〜
先に私達に車に乗り込み、すずか達に手を振った。しばらくして念話が聞こえてきた。
<<みんな聞こえる?>>なのはからだ。
<<え?なのは?>>アリサはとまどいながら返事をする。
<<なのはちゃん、聞こえるよ>>すずかは案外落ち着いているようだ。
<<なのは、どうした?>>ユーノ君が聞く。 私は相づちを打った。。
<<うん、昨日のことだけど、リンディさんが魔法の使い方は私達に聞くようにって
話してたよね?それで、今晩あたり抜け出してどこか…臨海公園あたりが良いかな…
そこで一通り教えようかなと思って>>そういえば、そんな事も言ってた気がする。
すずか達もそうだねと同意している。
・・・でも、人に見られたらまずいんじゃ…。 私は、疑問を出した。
<<僕が結界を張って、他の人に気付かれないようにするから大丈夫だよ>>とユーノが言う。
<<うん、ユーノ君お願い。じゃあ、時間は何時にする?>>
出来るだけ人のいない方が結界を張りやすいということと、あまり遅くない時間の方が
良いということで集合は10時に決まった。
車が高町家に到着した。時間は4:15 私達はノエルさんにお礼をした。
お辞儀をしたノエルさんの瞳が一瞬濁った気がしたのでなのはをちらっと見てみたけど、
何も感じていないのか私が見ているのに気づいて、どうしたのと聞いてきた。
多分、気のせいだったのかな?
<>
76<>sage<>05/01/24 01:37:14 ID:koWWcUNt<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 3_2 〜高町家到着〜
私達は念話を再開した。
<<時間は決まったけど、そんな遅くに家出られるかな?>>アリサが言った。
もっともだと思う。
<<それなら、私のうちでお泊まり会しよ?>>なのはからの提案。
二人は分かったと嬉しそうな返事をした。
そうなると、高町家から出るのが問題だねと私はなのはに言った。
<<…あ、あはははは。何とかなるよ>>なのはが乾いた笑いをあげる。顔が引きつっていた。
<<じゃ、そういうわけだから。10時に私の家に集合ということで>>
<<了解。10時ね>>アリサが言った。
<<うん、わかった。そろそろ始まるから、終わったら連絡するね>>すずかが言う。
<<じゃあ、また後で>>なのはが切り上げて話は終わった。時計を見た。時間は4:30
私は翠屋に向かう準備をして部屋を出る。リビングにはなのはが待っていた。
「フェイトちゃん、行こ。ユーノ君は家で待っててね」
「うん、分かった。行ってらっしゃい」と小さな手を振るユーノ
私もすこし手を振って玄関を出た。時間は4:50 手伝いに行くにはすこし遅いかな?
「フェイトちゃん、早く」なのはが門の前で呼んでいる。
待ってと、私はなのはを追いかけた。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/24 13:20:31 ID:KDmOcSzV<> >>413-414
GJ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/25 23:24:12 ID:wtSaSn9W<> >>394
見れないorz
遅すぎたか <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/28 23:14:03 ID:Yj5I5SQj<> >>372氏、2話まだですかぁー!!?
いえ、決して急かしてるわけではなくて・・・・
ただ、気になって飯もろくに通らないのでw
76氏も頑張って下さい!楽しみにしてます!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/28 23:56:51 ID:tj5g9a0V<> >いえ、決して急かしてるわけではなくて・・・・
急かすな <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/29 00:12:06 ID:ivWMY/vF<> >>394
再うpキボンヌ
できれば消されない所に <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/01/29 02:17:59 ID:43ua0+7o<> >419
再配布可って書いてあったし取り敢えず
つ[ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/nanoha_ss/bobo_20050118010649.zip]
パスは、>>384参照 <>
名無しさん@ピンキー<><>05/01/29 23:17:53 ID:AwhexJDu<> 職人様ありがとう♪
続きも期待しております。 <>
76<>sage<>05/02/01 00:38:11 ID:vmOtoSMN<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 3_3 〜翠屋〜
翠屋についた。なのはがお店の扉を開けた。
「いらっしゃい…あ、なのは。」美由希さんが声を掛けてくれた。
「フェイトちゃんとお手伝いに来ました。あ、お客さんが呼んでる。
わたし、行ってくるね」なのはは私を置いて美由希さんの持っていた
注文票を受け取ってお客さんのところへ行ってしまった。
お店はお客さんでいっぱいになっていて、アルバイトさんが忙しそうに働いていた。
私はこんな状況の中で迷惑にならないか心配になった。
勇気を出して、美由希さんに私に出来ることはないか聞いてみた。
「んーと…じゃあ、しばらく見てて。お店の雰囲気とか、お客さんのへの対応とかが
分かると思うから」と、美由希さんはレジに向かっていった。
みんなてきぱきと働いている。
私は、みんなの邪魔にならないようにいろんなところを見て回った。
取り敢えず、厨房に入ってみる。桃子さんはオーブンから美味しそうなパイを取り出し、
「松ッちゃん、これお願いね」と別の作業に移る。松っちゃんと呼ばれた人が
パイをきれいに切り分ける。切り分けたパイをお皿に分けたところで
桃子さんが戻ってきて、冷蔵庫からさくらんぼやホイップを取り出し、飾り付けをする。
今度は"松っちゃん"が桃子さんを呼んで、ケーキを作る。息のあった二人。
初めて見る私が分かるほどに二人の動きに無駄がない。
何も言ってないのに乱れのない連携。私はしばらくその動きに見とれていた。
士郎さんは、料理を作っている。ご飯時じゃないからか、幾分かは落ち着いて見える。
今作っているのは…トーストサンド。ほどよく半熟状態の薄焼き卵にカラシマヨネーズを塗り、
レタス・キュウリ…と挟んでいく。それを挟んだパンを何段か重ね、
長い包丁でサクッとほどよい大きさに切り分ける。道場の師範だけあって、
刀捌きはなかなかだと思った。関係ないかもしれないけど。
<>
76<>sage<>05/02/01 00:38:55 ID:vmOtoSMN<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 3_4 〜失敗〜
私は、邪魔にならないように厨房を後にして、フロアーに目を移した。
バイトの人は私を一瞥して、横を通り過ぎた。そして、厨房に向かってたくさんの注文を
通した。美由希さんやなのはが次々にとってきた注文を厨房に通す。
奥から、桃子さんや士郎さんの返事が返ってくる。しばらくすると、注文を通した順番で
料理が出てくる。その間にも注文が入ってくるのを間違いなく捌いていく。
すごい…私は魅入っていた。それとともに私に出来るのだろうかという不安に襲われた。
感心してみている私を美由希さんが呼ぶ。
「フェイト。試しに一度注文を運んでみる?」わたしは一度躊躇したけども、
うんと頷いた。じゃあこれお願いねと料理の入ったトレイを渡され、
あそこのテーブルに運んでと場所を指された。歩き出そうとした時、
美由希さんの足に引っかかってこけてしまった。
そのせいで、トレイの中の物を全部ぶちまけてしまった。
「あーあ、しょうがないなあ。お母さん、10番テーブルのお客さんのもう一度用意して」
美由希さんが言うと、桃子さんが奥の方から出てきた。
「どうしたの?…あらあら。」桃子さんが手を差し出してきたので、私は咄嗟に目を閉じた。
「フェイトちゃん、立てる?」私は恥ずかしくなった。
母さんには何かある度に手を上げられていたので、叩かれると思い体が反応してしまっていた。
大丈夫と私は桃子さんの手を取って立ち上がる。そして、ごめんなさいと何回も謝った。
「良いのよ、それくらい。料理なんてまた作れば良いんだから」軽く私の頭を撫でて
厨房に戻っていった。結局、美由希さんが料理を持って行くことになった。
私は落とした料理の片づけをして、料理を運ぶのはまた今度として
今日はお客さんが帰った後の食器を下げるのを手伝うことになった。
夕飯時になって、お客さんも少なくなったところで私達は家に戻ることになった。
「なのは達は先に帰ってて、私はもう少し父さん達の手伝いをするから」と美由希さん。
私はもう一度桃子さんに謝って、なのはと翠屋を後にした。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/01 01:02:31 ID:8mkymWS8<> お久し(・∀・)ブリ!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/01 01:02:39 ID:yxkAqeLQ<> GJ!
松っちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! <>
76<>sage 呪文と効果の一覧どこかに無いっすか…<>05/02/01 01:08:57 ID:vmOtoSMN<> 今回の話はどうでしたでしょうか?何もない日常ですが、ひたすら長いですが…
次回以降、話の流れはくみ上がってますが、表現をどうしようかと思案中です。
フェイトのしゃべりは基本的に地の文ですが、
普通の会話文の方が良いでしょうか?
一度意見を伺いたいのですが、どうでしょう
駄文はこれまでにして
次回ももう少し日常が続きますが…
こうご期待!
…こんなに煽って良いのか?オレorz <>
名無しさん@ピンキー<>sageDVDのブックレットに1〜3話の魔法辞典なら<>05/02/01 01:15:29 ID:8mkymWS8<> オレはこっちの方がフェイトっぽさみたいのがあって好きかな…
普通に会話体なのもそれはそれで面白そうだと思うけどね。 <>
372<>sage<>05/02/01 04:21:12 ID:QUcXvpOx<> 皆様、お久しぶりですm(_ _)m
やっとパート2が出来上がりましたのでうpしておきます。
ttp://www36.tok2.com/home2/boboburajiru/xxx/data/bobo_20050201041040.zip.html
(ちなみに今回PASSはありません。)
>>417
お待たせしました。
そこまで待ち望んで頂けるとは。・゚・(ノД`)・゚・。
期待に添えてればいいのですが・・
>>420
再うp有難う御座います。
長期間消えないアプロダがあればいいんですが・・・
>>426
お疲れ様です!
76氏の場合はフェイト視点ですね。
私の場合は第三者(作者?)視点ですがw
書きやすい方がいいと思います。
個人的には色々書けるので第三者視点をお勧めしますが・・
好みの問題なので。
次回も楽しみにしています。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/01 11:07:19 ID:hvmTRW5q<> なのはタンがレイープされる長編SSキボンヌ
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/01 12:08:18 ID:8mkymWS8<> 楽しませてもらいやしたズラ
なんか↑のセリフ言わせたら天下一品っぽい渋い声が聞こえてきて茶吹きそうになったw
それにしても「PASSはありません」って書いてあるから解凍前にちょっと身構えたのは虹の行き過ぎだろうかorz <>
76<>sage 金欠でDVD買えない…orz<>05/02/01 23:02:19 ID:vmOtoSMN<> >>427氏、372氏
ご意見、ありがたく頂戴しました。
このシリーズ、話の性質上フェイト(もしくはそれぞれのキャラ)の一人称にはなってしまうのですが、
本編みたいに全て地の文で行くか、番外編形式の会話は会話として、「」で囲んだほうが良いか
すこし聞いてみたかったもので…説明不足でしたね。反省
機会を見て、三人称形式の話も書いてみます。はい
>>372氏へ
SSの感想?でも。
いきなりフェイトがトバシテますね。
あと、底なしですか?w
二人に対する周りの反応が激しく見てみたいです。
次回も楽しみにしてます。
ところで、地の文(ナレーション)は若本氏でよろしいですか?(ぇ
ここは駄文。
差し支えなければファイルを私のディスクスペースに上げておきましょうか?
HP作らないくせにスペースだけはむやみにあるので(苦笑) <>
名無しさん@ピンキー<>sage 屑鉄さん?<>05/02/02 10:56:49 ID:oB8m+MAG<> >>372(Junkさそ)
ヒャッホウ!
まるで聳え立つ神だ!
ホントエロパロ板は天国だぜフゥーハハハー(シパーンシパーン!! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/03 20:16:33 ID:+pfWim83<> 今1から読み終わった
76の発言がどんどん調子こいていってるのがワロスw <>
76<>sage<>05/02/04 00:20:31 ID:oFmMkmQn<> …すいません。
レス自重します。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/04 03:03:42 ID:h75xway5<> >>76
いいんだよっ!アナタが書き込んでくれるから盛り上がるんじゃないか。レスの縮小なんかするな本当におながいしますこの通りです。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/04 21:52:46 ID:YAMgXMVN<> >>76
調子こいてるってのはpart1の中身のことちゃうか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 22:11:46 ID:ea6fX7Wz<> おまいら続編決定ですよ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 22:14:49 ID:gLv/8RgT<> ソースは? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 22:23:56 ID:ea6fX7Wz<> >>438
今日あったイベントで発表されたからまだないけど・・・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/06 22:53:29 ID:gLv/8RgT<> またテレビシリーズなの? <>
76<>sage 自重するって言ったけど…<>05/02/07 03:16:53 ID:59R22nFZ<> 多分そうだろうね
ところで、本スレで
514 :名無しさん@お腹いっぱい。 :05/02/06 20:14:08 ID:hSKwfSU3
続編はアリサとすずかも魔法少女になる気がする
て書いた香具師ここの住人ですか?
漏れはドキッとしてしまいましたが…自意識過剰ですねスマソ
<>
76<>sage まとめて投下(1/6)<>05/02/07 22:31:22 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_1 〜帰宅〜
習い事が終わり、私はアリサちゃんと外に出た。正面には、アリサちゃんの執事さんが
私達を待っていた。ノエルは…迎えに来ていない。執事さんが私に耳打ちする。
「ノエル様は所用がありまして、お迎えにはこられないとのことです」
ノエルが私達よりも用事を優先するのは珍しい…いや、初めてではないか。
何かが起こった、そんな不安を抱えながら、促されるままにアリサちゃんの車に乗った。
車載時計は8:10を指していた。
私は帰り道に、なのはに慰めてもらったり励ましてもらったりしながら家に着いた。
時間は午後8:20。ユーノが迎えてくれた。恭也さんは、まだ帰っていないらしい。
なのははリビングですずか達にメールを入れている。送信を終えてこっちを見た。
桃子さん達が帰ってくるまでもう少しあるというところで私達はなのはの部屋に行った。
車の中、私達の携帯にメールが届いた。今日のことについてだった。
それを見たアリサちゃんは執事さんに向かって話す。
「鮫島、今日はなのはの家でお泊まり会があるんだけど、行って良いでしょ?」
「結構で御座いますよ。では、直接なのは様のお宅へ向かわれますか?」
「いや、色々準備とかあるから一度うちに帰るわ」
「かしこまりました」すんなりとOKがでた。後は私のところだけだね。 <>
76<>sage まとめて投下(2/6)<>05/02/07 22:33:10 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_2〜アリサ、車内にて〜
すずかを送って自宅へと向かう。バックミラー越しに私の様子を見た鮫島が
「アリサお嬢様、ずいぶんとご機嫌なご様子で」と聞いてきた。
わたしは当たり前じゃない、と軽く返す。なのはの家でお泊まりなんて初めてだから、
今すぐにでも飛んで行きたい気持ちでいっぱい。楽しみだな。
すずかとはまだ目を合わすことが出来ないけれど、お泊まりで何とかなると良いな。
話をしてもお互いを見られないっていうのはつらいしね。さ、家に着いたら気合い入れて用意するぞ。
鮫島も一緒に来る?と冗談交じりで話すと鮫島はすこし慌てて滅相もないと切り返してきた。
私は冗談よと言ってしばらく互いに笑いあった。
私と鮫島って実際の親より親子みたいな関係だから、両親がいなくても寂しくないんだなとふと思う。
そして多分、鮫島には私のことはお見通しなんだろうな。
その上で黙っていてくれるんだろう。
私がぽそっと『ありがとう』と言うと、鮫島は優しい目をして黙っていた。
それからしばらくして、家についた。時間は8:40 …ちょっと急がないとだめかな? <>
76<>sage まとめて投下(3/6)<>05/02/07 22:33:53 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_3 〜なのは〜
私は今、自分の部屋でユーノ君やフェイトちゃんと一緒に何をするでもなくぼうっとしている。
何となくフェイトちゃんの髪で遊んでみたりして
早くお母さん達帰ってこないかななんて思いながら…。何か、忘れているような…。
あ、と声を上げるとユーノ君とフェイトちゃんがこっちを見て、
「どうしたの?なのは」と同時に聞いてきたのが恥ずかしくて、顔がすこし熱くなった。
お母さんに今日の事言うの忘れてたと二人に言ったと同時に玄関が開く音がして、
「たっだいまー」お母さんの元気の良い声が聞こえてきた。
私は怒られることを覚悟してフェイトちゃんやユーノ君と一緒に下に降りて、
私がお父さん達にお帰りなさいと言うと後からフェイトちゃんが
「桃子さん、士郎さん、美由希さん。おかえりなさい」控えめな声でお父さん達を迎えた。
ユーノ君はお姉ちゃんの方に駆け上って一鳴きしてから頬を舐めている。
これをしないとお姉ちゃんがしょげてしまうから…。・・・いつもごめんね、ユーノ君
<<別に気にしないで、なのは>> でも、最近こっちの方が本当のユーノ君じゃないか、
と思いだしてきたのは秘密。ふと、フェイトちゃんが私のワキをつついた。
…やっぱり言わないとだめか。よし、と覚悟を決めてお母さんとお父さんに
すずかちゃんとアリサちゃんにお泊まりを約束したことを報告し、
お店で言い忘れたことを謝った。お父さんは笑いながら、
「そんなことで怒ったりしないさ。な、母さん」と言うと、お母さんも
「でも、もうちょっと早く言ってくれたら色々と用意できたのに、
今度から約束が出来たら早く言いなさいよ?」と私のおでこをちょんとはじく。
私はもう一度ごめんなさいと言ってリビングに移動した。 <>
76<>sage まとめて投下(4/6)<>05/02/07 22:34:35 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_4 〜なのは、独白〜
私達のやりとりを見たからか、フェイトちゃんはすこし寂しそうな目をしている。
時折見せるあの儚い目に私は胸が切なくなる。もし私がフェイトちゃんの立場で、
目の前で自分の親が手の届かないところに落ちて生きているのか死んでいるのか
分からない状況に陥ったら。しかも本当かどうか分からないにしろ、親が自分と
友達になろうとしている人を傷つけるような行為を働いたとしたら…私は平気だろうか?
フェイトちゃんは強いな。そう思いながら見つめていると、フェイトちゃんは顔を傾げて
「なのは、どうかしたの?」と尋ねてきた。私は慌ててなんでもないよと言った。
でも、あの表情のフェイトちゃんは何だか可愛いな…。
リビングを抜けてそのままダイニングへ行き、みんなで夕ご飯のお手伝いをした。
時間は8:50いつもよりもかなり遅い夕食になりそう。 <>
76<>sage まとめて投下(5/6)<>05/02/07 22:35:25 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_5 〜すずか、異変〜
アリサちゃんの車が遠くなり、私はお屋敷に向いた。いつもなら迎えに来てくれるはずの
ノエルやファリンがいない。さすがにおかしい。私はお姉ちゃんに電話しようとして止めた。
せっかく二人っきりなのに、邪魔をしたくないと思ったから。慎重に屋敷を進む。
もしかして、お姉ちゃんの仕掛けたとラップが誤作動を起こしたんじゃないかと思い
周りを確かめながら一歩ずつ進む。玄関についてふと時計を見る。
8:45 …玄関に進むまでに10分ほどかかった計算。私は玄関の奥に物陰があるのを
見つけた。おそるおそる近付くと、人の形をしてるのが見て取れた。あれは…
私は急いで駆けつけ、その影を抱き起こす。私がファリンしっかりして!と声を荒らげて
肩を揺すると、かすかに目を開けて
「すずかちゃん、早く逃げて」と言ったきりかくっと、意識を落とした。
私はファリンの呼吸と脈を確認した。どちらも正常なのを確認して、床にそっと横たえ
別の部屋に進んだ。私はファリンの姉…ノエルを捜しに屋敷を歩き回った。
電気はついているものの、屋敷が広いので発見できない。こんな時はそうそう無いけど、広い屋敷が恨めしい。
方々の部屋をざっと見て、何もないことを確認して私は庭に出た。 <>
76<>sage まとめて投下(6/6)<>05/02/07 22:36:21 ID:59R22nFZ<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 4_6 〜非常事態〜
私は、アリサちゃんとすずかちゃんに夕飯もこっちで用意するというメールを出した。
携帯の液晶にはは9:10と表示されている。 その直後、突然、魔力を吸い取られる
感覚が襲った。 異変を感じたフェイトちゃんがこっちに駆けつけてくれる
「なのは」とだけ言った。私は首を縦に振って、
みんなにちょっとフェイトちゃんと出掛けてくるねとだけ言って玄関に掛けた。
お父さんが呼ぶ。
「なのは、フェイト…夕飯が出来るまでには帰ってこいよ」
お父さん達はもう気がついてるかな。私が普通の女の子じゃないことに…。
玄関先でユーノ君とフェイトちゃんで輪になる。
「なのは、私はアリサのところへ行くから、なのははユーノと一緒にすずかのところへ」
分かってると答えると同時に私はレイジングハートに呼びかける。
"All right My Master -standby lady setup"レイジングハートが杖に変化し、
私の服はバリアジャケットに換装された。フェイトちゃんもバルディッシュに話しかける
「頼んだよ、バルディッシュ」
"Yes Sir My Master -standing By setup"バルディッシュが変形して、
フェイトちゃんもジャケットに換装された。ユーノ君が私の肩に乗る。
お互い無言で頷き、
"Flier fin" 同時に飛び立った。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 22:39:12 ID:Rg4HxFIs<> スレ見回ってたらちょうど1が投下されたとこだった
いやはや、相変わらず続きが気になる展開。GJ! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/07 22:41:05 ID:8L9DRFCe<> >>441-447
リアルタイムで見れた、GJ!
エロ抜きでもぜんぜん気にならないな。 <>
372<>sagePASS:今日の8<>05/02/08 08:37:52 ID:sFbCnFmL<> 皆様おはようございます、久しぶりの朝うPですw
ttp://www36.tok2.com/home2/boboburajiru/xxx/data/bobo_20050208081546.zip.html
えっと、おおまかなストーリー構成があがったところで、いつまでもダラダラ続けるのは
どうかと思いまして、全12話と言うことにしました。
どうにか頑張って、一週間毎ぐらいなペースであげていきます。
いつもどおりのぬるい期待でお持ちいただけたらと思いますw
>>72氏
毎度お疲れ様ですw
二人に対する周りの反応はこれから除々に明らかになっていくと思いますw
視点で言えば作者である自分ですかね・・・雰囲気は・・まぁ演出?
とりあえず、文のみと言う事で状況を把握しやすいように努力はしています。
>差し支えなければファイルを私のディスクスペースに上げておきましょうか?
>HP作らないくせにスペースだけはむやみにあるので(苦笑)
迷惑でなければよろしくお願いしますm(_ _)m
一般のアプロダはどうしても消えてしまうので・・
>>432
私如き、高く評価して頂き有難う御座います!
これからも精進精神の琢磨を忘れず頑張ります。
>>433
真意は定かではありませんが、あまり創作意欲を狩る発言は避けて欲しいと思います。
なのは本編続編が企画進行中と言うことで・・・
少々気が踊り、さらに体まで踊りそうな気分になっていますw
どのようなストーリーになるんでしょうか?今から楽しみですねw
それはさておき、今回の話ですが・・・なにやら壮大な物語の始まりのような気がしますw
でも過剰期待は避けましょう・・落胆してしまっても責任は取れませんorz
次回ですが、ちょっとお遊びで組み上げた話になります。
お約束のぬるい期待を胸にお待ち頂けたらな、と思います。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/08 20:23:36 ID:AahdU213<> >>450
乙です。続きものんびり期待!というか1話2話見逃した!
再うpしてもらえると嬉しいんですが・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/08 20:42:35 ID:pu8f3kmC<> >>450
乙です!
が!
パスが分かりません(泣)
目欄に書かれているものをそのままコピペしたんですが…
ヒント教えていただけないでしょうか? <>
452<>sage<>05/02/08 20:56:21 ID:pu8f3kmC<> あっ、そういうことですか…
ぐぐってみて分かりました。
スレ汚し失礼しました。 <>
372<>sagePASS:今日の8<>05/02/08 21:05:06 ID:sFbCnFmL<> >>451
ttp://www36.tok2.com/home2/boboburajiru/xxx/data/bobo_20050208205841.zip.html
パート1〜3をまとめてうpしました。
しかし、3から読んでしまったのですね・・・
まぁ大して物語自体は進んでないので支障はないと思いますがw
1〜2も楽しめたら幸いです。
>>452-453
前回PASS無しであげた時に>>430のような方がいらっしゃるようなので
と言うことで今回は再びPASS有りにしたのですが・・・
実際どちらがいいんでしょう?
自分としては手間がかかるわけでもないので、どっちでもいいのですが・・。 <>
76<>sage ネタバレ回避の感想は書きにくい…<>05/02/08 22:18:02 ID:wEZKT9jQ<> いつも読んで頂いてありがとう御座いますm(__)m
簡単に
今回の話は、/(・_・)\と)(*^ー^ )( 以外のメインキャラに独白してもらいました。
私なりに各人の思いが出れば良いなと思いましたがどうでしょう?
次回は相手が誰だかは見え見えですが・・・バトルをおこなってもらおうと思います。
戦って、正s(ry という訳なので、読んで情景がうかぶようにがんばりたいと思います。
OKがでたので372氏のファイルupしました。
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/nanoha_ss/372_01-03.zip まとめたもの(pass:今日の8)
となっております。
続編や1〜3までの単体ファイルは 372_○○.zipの形式で増やしていこうと思ってます。(○は数字)
ファイル名以外は何も手を加えてませんので、パスとかは氏のレスを参照して下さい。
手動更新ですがこれでオナガイします。
>>454 372氏
パスは特になくても良いんじゃないかと思いますが、気分次第でドゾ
ちょびっと感想
お疲れ様です。
なのはとフェイトの関係がこそばゆい感じで(・∀・)イイ
筆者合いの手がふっと笑いを誘ってくれますね
後半、物語が急展開して続きが気になります。
続編、ガンガッテ下さい。
('A`)・・・「ダラダラトツヅケルノハドウカト」 ハ ミミノイタイハナシデス ゾクヘンガデキルマデニカンケツサセタイデス
('A`)・・・トコロデ フェイトノツエボイスッテ、 アレデアッテタンダロウカ・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/08 23:12:40 ID:AahdU213<> 1話2話、堪能させていただきました・・・イイ!
こういう場ですし、ダウンロードのタイミング外すのもしょうがないと思ってますが、
再うpは本当にありがたいですハハーッorz
パスは無くていいと思いますが、それこそ作者の自由ですし文句いう人も居ないと思います <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 22:15:48 ID:ehAirl6K<> すみません、ぐぐっても一時間悩んでみても、パスが全くわからないのですが…… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 22:20:25 ID:j+rSMDkx<> ヒント :372氏投稿初回のメール欄
これでわからなければだめかも <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 22:45:18 ID:ehAirl6K<> うーん、どうやらだめっぽい……orz
わざわざヒントくれたのにごめん、ありがとね>>458 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 22:56:01 ID:fJXHS/3T<> >>458
わかってる俺でも意味がわからんぞ・・・?
>>457&459
今日の8ってのはパスの基本形
そのまんま、今日の日付八桁の事。
つまり、20050211とか。
他にも今日の4とかある(→0211)
ただ、372氏は8日にあげてるから今日のじゃとおらないぞ
ぐぐればすぐあったと思うが、こんぐらいいいだろう。 <>
458<>sage<>05/02/11 23:09:43 ID:j+rSMDkx<> 見返すと、何が言いたいのかわからんなorz
>>459
スマソ
>>460
フォローthx <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/11 23:15:49 ID:ehAirl6K<> >>460
な、なるほど。そういうものがあったのか。
おかげさまでやっと読むことができそうです。
本当にありがとう! 461もサンクス! <>
67<><>05/02/12 16:51:14 ID:NIKpfV8/<> >>372
とりあえず1話と2話見ました。
2話の中に
『例の場所とは海が見える公園(?)の事だろう。』
とありますが、多分これはとらハの2と3に出てくる『海鳴臨海公園』だと思います・・・多分。
とりあえず都築さんに聞いてきますね。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/12 17:00:49 ID:fAQnrW+C<> 期待。 <>
76<>sage<>05/02/14 01:07:57 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_1 〜急襲〜
庭に出た私は、明かりで足下が見える範囲で見て回った。何もないことを確認して
屋敷に引き返そうときびすを返した瞬間、背後に気配を感じた。振り返る直前
ペンダントになっている宝石が光り、
“protection”の音声とともに私に光る幕のようなものができた。そこに何かが当たり、
跳ね返った。 暗がりに目をこらすと、そこにノエルが立っていた。
私はノエルの側に近付こうとしたがただならぬ気配を感じ、動けないでいた。
「すずかお嬢様、どうなさいましたか?」笑顔のノエル。いつもと変わらないようにも見える。
でも、私は見逃さなかった。目の色が一瞬変わったことに。
そして、ノエルの傍らには目に見えない、得体の知れない生き物みたいな気配を感じた。
フェイトちゃんと別れた直後、私は猛スピードですずかちゃんの家へ向かっている。
眼下には街が見え、真下には同じ方向に特急電車が走っている。
私はすこしずつ電車の前にせり出す。
後1分くらいでつける。ユーノ君の周りにシールドを張り、さらに加速する。
お願い、レイジングハート。もっと早く
“All right・MyMaster”
私はなのはと別れた後、困ったことに気がついた。アリサの家がわからない。
空中で静止して、アリサを呼んだ。・・・聞こえる?
<<何?フェイト>> ・・・いま、すずかの家で大変なことが起きてるみたい。
<<!?>>声にならない声で驚いている。・・・今から迎えに行くけど、家の場所がわからない。
<<どうやって説明すればいい?あなた、街のこと知らないでしょ?>>
・・・目をつぶって自分はここにいるって念じて。
<<わかった。>>私は意識を集中してバルディッシュを掲げる。
“Area Search” 私の周りからたくさんの光りが飛んで、四方に散る。
…見つけた。私は、今から向かうから家の人に見つからないように表へ出てきてと伝えた。
そして、アリサの返事を待たずして飛んだ。 <>
76<>sage<>05/02/14 01:08:40 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_2 〜アリサ困惑〜
すずかがピンチってどういう事?…とにかく、フェイトが来る前に表に出ないと。
鮫島は…いない。ヨシ、今の内に
「アリサお嬢様、どうなされました?」後ろから声を掛けられ、心臓が飛び出そうになった。
とにかく、平静を保った振りして外の犬たちを見に行くだけだからと言った。
ただ、ものすごくどもってしまった。鮫島はしばらく無言だった後、
「…左様で御座いますか」と言い、引き下がってくれた。ありがとう、鮫島。
私は、すぐに帰ってくるからと家を出た。そこには変身したフェイトが待っていた。
…カッコいい。フェイトは呆けている私に近づき胸に手を回した。
え?私そんな趣味ないよと一人でパニックを起こしているとフェイトが一言、
「行くよ」と言うと同時に足が地面から離れ、みるみるうちに遠ざかった。 <>
76<>sage<>05/02/14 01:09:21 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_3 〜窮地〜
ノエルと二つの気配がじりじりと寄ってくる。私は宝石を強く握り、お願いと強く念じた。
すると、宝石から音がして光り出した。
"Standby Lady Setup”手を離すと、宝石が宙に浮かび上がり、杖の形になり、服も制服みたいな、
でもいろんな場所がちょっと違う服装に替わった。私はその杖を手に取り構えた。
「…そうですか。それならばこちらも容赦しません」ノエルの気配がさらに黒さを増し、
私の体にまとわりつく。こんなの、ノエルでも何でもない。さらに体に力を入れ、強く構えた。
直後、ノエルの右側にいた気配が私に飛びかかってきた。 <>
76<>sage<>05/02/14 01:10:01 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_4 〜到着・なのは〜
すずかちゃんの家に着いた。上空で目を閉じて気配を探る。
少しして、庭の方に昨日のすずかちゃんが放っていたような気配を感じた。私はそこに急行した。
すずかちゃんとのエルさん、それと形の定まらない陰が二つがノエルさんの前に漂っている。
私は気づかれないように降り、ユーノくんと別れたそのとき、
陰の一つがすずかちゃんに襲いかかった。
すずかちゃんの周りにバリアが張り巡らされているけど、じりじりと押されている。
少ししてすずかちゃんが力負けし、壁の方にはじき飛ばされた。
壁に激突する直前、すずかちゃんと壁の間に魔法陣が展開され、すずかちゃんを受け止めた。
そして、周囲の風景がセピア色に変わっていく。ユーノ君が結界をはったようだ。
私は急いですずかちゃんのところへ飛び、崩れかけた体を抱き留めた。
「ありがとう、なのはちゃん」私が立てる?と聞くと、うんと頷いて私の体から離れた。
私は、すずかちゃんを自分の後ろに下がらせた。
しばらくみててと私が言うと、すずかちゃんは少し考えてから、うんと頷いた。
私は前に向き直り、ノエルさんを睨んでレイジングハートを構える。
しばらくの膠着状態の後、ノエルさんが動いた。速い。一瞬で私とのエルさんの距離は縮まった。
"Flash Move"私が別の場所に移動したそのとき、剣のようなものが私のいた場所を薙いだ。
ほっとするまもなく背後から影が襲いかかってきた。
"Round Shield"のボイスとともに私の前に魔法陣が展開され、そこに影がぶつかってきた。
影を跳ね返したのもつかの間、もう一つの影とノエルさんがすずかちゃんの前後に襲いかかるのが見えた。
私はすずかちゃんの元に飛んでいき、すずかちゃんの背後でノエルさんの襲撃を受け止める。
すずかちゃんはシールドに守られているけど向こうの攻めに押されている。
私もノエルさんの攻撃を受け止めるので精一杯。そこにさっきはじき飛ばした影が上から襲いかかってきた。 <>
76<>sage<>05/02/14 01:10:44 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_5 〜到着・フェイト〜
今私はすずかの家の上空にいる。アリサは私の胸元にしがみついている。
家を出たときはパニックを起こしていたようだったけど、今は落ち着いている。
私は結界のはられた場所を目指した。建物の影からなのはたちの姿が見えた。
どうやら苦戦しているようだ。
そのとき、攻撃から離れていた影が飛び上がり、なのはたちに襲いかかった。
私は近づきながらバルディッシュを掲げ、
"Photon lancer Full auto Fire"なのはたちから敵を退ける。威嚇射撃の一発がノエルさんに当たった。
動きが一瞬止まり、かすかな機械音が聞こえた。私はなのはの元へ寄り、アリサをおろした。
「ありがとう、フェイトちゃん」なのはが言う。うん、と私は軽く頷いた。
私は後ろに下がったアリサに杖を起動するように促した。
「…わかった」と返事しアリサがデバイスを強く握る。手を離し杖に変形した後、
バリアジャケットに換装された。アリサは自分の姿を見回して、やっぱり恥ずかしそうにしている。
再びノエルさんが動き出し、影二体も横に並んだ。私はなのはの横で構え、
二人も私たちの後ろで構えをとった。なのはからテレパスが聞こえる。
<<アリサちゃん、すずかちゃん。私たちの指示に従って動いて。練習している暇はないみたい。>>
二人は動揺している。無理もない話だと思う。アリサには私の補助になってもらうことにした。
<<わかった。どうすればいいの?>> ・・・まず、自分の飛ぶ姿を想像して、杖に念じて。
しばらくするとアリサの体が浮かぶ。なのはも同じことをすずかに教え、向こうも成功したようだ。
<<それじゃ、すずかちゃん、ついてきて>>二人が動き、私とアリサはなのはの反対へ移動した。
<>
76<>sage<>05/02/14 01:11:26 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_6 〜なのは・すずか〜
私はすずかちゃんと一緒に影の一体目を倒すことにした。
すずかちゃんにおとりになってもらうことにして、私はそれを封印することにした。
・・・すずかちゃん、聞いて。ひとまず、どっちかの魔物を私におびき寄せて。
<<でも、そんなことできるかな?>>すずかちゃんなら大丈夫と私が言うとわかったと頷き、
影の元へ近づいた。私は影の動きを見ながらすずかちゃんに指示を出す。うん、いい感じ。
コツをつかむのが早いのか、全然ふらつかずに飛んでいる。
影が射程範囲に入り私は封印しようとレイジングハートを掲げたその時、
「フェイトーーーー!!」アリサちゃんの叫び声が聞こえた。
<>
76<>sage 多分、その5はこれで半分<>05/02/14 01:12:07 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_7 〜フェイト・アリサ〜
移動を止め、私はアリサと足元を見る。二体がこっちを見ている。
ノエルさんはどっちも見ていない。と、すずかがそのうちの一体に近づいて離れた。
一体はすずかに付いて行き、ほかの1体もそっちに気をとられている。
<<次はどうするの?>>アリサが聞いてきたので、光の矢を連想してと伝えた。
"Photon lancer Get set"成功したみたいだ。・・・じゃあ、それをノエルさんに撃ってみてと伝える。
そんなことできないというアリサに大丈夫だからと言うと、渋々頷いて杖を向けた。
"Fire"ランサーはノエルさんに向かって飛び、直前で何かに跳ね返された。
…シールドがはられてる。ノエルさんがこっちを向いて手を伸ばし、飛ばしてきた。
手には刀のようなものが握られている。私はアリサの前に飛びシールドを展開した。
シールドに衝突しても刀は勢いを落とすこともなく、…シールドを突き破った。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/14 01:39:42 ID:0DZn9sgh<> 「私そんな趣味ないよ」ワロタ
暇潰しにエロくない駄文でも書こうかな…
いや、エロ無理。書けない。そんな技術力ない。 <>
76<>sage 投下忘れorz<>05/02/14 02:26:40 ID:IQUbfp0Q<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_8 〜負傷〜
私は動けなかった。目の前でフェイトが串刺しになるのを見ているだけしかできなかった。
なのはたちが駆けつけてくる。それを私はぼうっと見ていた。
「フェイトちゃん、大丈夫?」なのはがフェイトの肩を抱えている。
「大丈夫、ちょっと腕にかすっただけだから」…刺さってない?
回り込んでみてみたら、右腕に薄く一本の赤い線が入っていた。
刀は魔法陣を通っていたけど、手が魔法陣を通り抜けていなかった。
それが私の見た場所からは刺がフェイトにさっているように見えた。
私はそれに安堵し、力が抜けてしまった。
魔法効果が切れて上空から落ちそうになるも、すずかが支えてくれた。
「…それじゃあ、そろそろ本気出すよ」なのはの目に力がこもる。
いつものなのはとは目つきが全然違う。私はなのはの鬼気迫る感じに体が震えた。
"Wide area Protection"なのはが結界をはって作戦を立てる。内容はこう。
まず、私とすずかがおとりになってあの二体の影をそれぞれおびき寄せる。
二人はノエルを牽制しながら影を封印するチャンスをうかがう。
そして封印の段になった時、ユーノがノエルを魔法で縛る。
二匹の封印が終わればノエルさんに付いたものを封印する。という手はずになった。
<<ユーノ君、それでいいよね?>>
<<OK、なのは。みんなも気をつけて>>その時、例の刀を持ったノエルの攻撃が結界を破り、
私たちはそれぞれに散った。
<<がんばろうね、アリサちゃん>>私は、もちろんよと返し、影の元へ向かった <>
76<>sage<>05/02/14 02:42:17 ID:IQUbfp0Q<> いつも読んでいただき、ありがとうございます。
まだ続きますが、何とかして来週までには投下したいと思います。
>>472
書けないとか言わないで、レッツ投下
あなたの作品お待ちしております。はい <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/14 03:30:15 ID:0DZn9sgh<> 上手く出来るか分からないけれども、やってみよう。
とは言ったものの今日は朝から仕事だから今日中に書き上がるかどうか
今日中に投下出来ないと意味のないネタだし(この一文で大体予想つきそうだな)
構想だけは頭の中にあるんだけど、この時点でエロに持って行くには縁遠い話だしな…
…あ、一応単発なんで、連載とかじゃないです。 <>
343<>sage<>05/02/14 09:55:58 ID:IHD1l+qO<> ぼちぼちと書き始めてみました……けど、
なのは出てこないし魔法少女でもないし、
そもそもなのはの二次創作である必要あるのかと訊ねられると
ハイそれまでよ、な単なるえろ文だったりしますが。
一応、すずかと忍のお話。
ただし二人で絡んだりはしませんので念のため。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/14 16:36:10 ID:vP+mFCrP<> >>76
GJ!
アリサとすずかの初戦ですねぇ。
ノエルにファイエルキボン <>
472<>sage<>05/02/15 00:09:18 ID:HjJhzpd5<> …あかん、間に合わんやったorz
まぁ、こうなったらまったりと書き続けて今晩中に無駄に長いの投下しちゃる…
…たぶん、10レス分くらいにはなるかな…長いですねそうですねorz <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/15 01:20:24 ID:nCqZrrG1<> >>472lし
大丈夫、(何
漏れは大晦日投下予定のものを3が日最終日に投下しましたし
10レスなんてまだまだ…81レス(本編79・番外編2)って何だよorz
リリカルマジカル頑張って!!
そういえば最近、オバQ氏見ないね
最後に
アリサとすずかのデバイスに名前を付けてあげてください。
漏れにはネーミングセンスが… or2
期限は…名前を付けるシーンを書くまで(ぉぃ
皆様、オナガイしますm(_ _)m <>
472<>sage<>05/02/15 03:35:00 ID:HjJhzpd5<> ようやく終わりますた。はっきり言って駄文なんで、読まない方がいい気がします。
ちなみに、レス文字数制限などにひっかからなければ12レス分で消化です。
文字数制限とか考えないでブロック分けしたんで、ひっかかる可能性が結構高いですが。
とりあえずとりあえず投稿前に…
>>479
連載モノが長くなるのは必然ですよ
それに、長くても楽しければいいけど読んでて楽しくないのが10レス分以上あっても下手したら荒らしとしか見られないような。
で、俺も自慢じゃないけどネーミングセンス0なんで他の方に託しまつ…
さて、じゃあ悪夢の投稿とまいりましょうか…
設定とか。
・ユーノは未だに高町家のペット。当然常時淫j フェレット形態。
・フェイトは高町家に居候中。聖祥大附属小学校に編入、なのは達と同じクラス。
・アルフはバニングス家で犬として居候中。夜中はバニングス家を抜け出して何かしているらしい。
・「保護観察中」と言うことで(無論なのは、フェイト、ユーノ以外の高町家の人々はそれを知らない)時々リンディとクロノが高町家に来る。
・基本的に「なのは」のメインキャラ以外は出番少ないです(特に美由紀とか。一応台詞はあるんですけどね)。
・フェイトは喋らせるのが異様なまでに難しいです(=序盤台詞がかなり少ない気がする)。
・エロじゃないです。エロくないとか文句言わないでください。技術力がないんです、技術力が。
・これを読んだ労力と時間を返還しるとか言わないでください。
・以上で納得しかねる人は飛ばしてください。
・後は…まぁ適当に流してやってください <>
472<>sage<>05/02/15 03:36:26 ID:HjJhzpd5<> バレンタイン大作戦なの?
−2月13日(日) PM2:55 月村家・すずかの部屋−
「あ〜、また負けた〜!」
「やっぱりなのはちゃんは強いねー」
「…うん。なのは…強い」
今日は日曜日で塾もお休みなので、すずかちゃんのうちにフェイトちゃんと一緒に遊びに来てます。
アリサちゃんが相変わらず「今日は負けないわよなのは!」と言うもので、無理矢理ゲームの相手をさせられているのですが…
「ねぇアリサちゃん、もうやめない?わたし疲れたよー」
「まだよ!今日こそ、今日こそはなのはに勝つまではやめないんだから!」
…と、このような感じで未だに逃げ出せないでいるわけで…
すずかちゃんとフェイトちゃんはと言うと、わたし達の勝負をニコニコ見ているだけ…
…そろそろ、止めて欲しいんだけどなぁ。
と、そんなことを思っていると不意にドアがノックされる音が。
「すずか様、紅茶とケーキをお持ちしました」
ノエルさんの声だ。相変わらず凛としていてかっこいい。
「ありがとうノエル。入って」
「失礼致します」
ドアがゆっくりと開き、紅茶とケーキを乗せたトレーを持ったノエルさんが入ってきた。
「じゃ、ここに置いてくれる?」
「畏まりました」
目の前のテーブルを指すすずかちゃんと、それに応えるノエルさん。
…どうでもいいことだと分かっていながらも、場慣れしてるなぁ、と思ったり。
「それでは失礼致します。なのは様、アリサ様、フェイト様、ごゆっくり」
「それじゃ、ちょっと休憩してお茶にしよう?」
ノエルさんが部屋から出て行き、すずかちゃんがそう切り出す。
「えー」
…アリサちゃん、露骨に不満そう…
「ゲームもなのはちゃんも逃げやしないから、お茶にしようよ」
「…仕方ないわね、分かったわよ」
渋々納得してくれたみたい。すずかちゃん、相変わらずアリサちゃんを納得させるの上手だなぁ… <>
472<>sage<>05/02/15 03:37:15 ID:HjJhzpd5<> 「そう言えばみんな、明日はどうするつもり?」
紅茶を飲みながら、アリサちゃんが唐突に切り出す。
「明日?」
「ほら、バレンタイン」
「あぁ…私は、特に何も考えてないけど…」
「なのはは?」
「う〜ん…例年通りお父さんとお兄ちゃんにあげるくらいかな…?」
「じゃあフェイトは?」
「…ばれんたいん、って、何…?」
…そう言えば、フェイトちゃんこっち来てから1年経たないもんね…知らなくても当然かな?
「え、フェイト、あんたバレンタイン知らないの?」
「うん…何、それ?」
「まぁ簡単に言えば、好きな子や日頃お世話になってる人にチョコをあげる日なのよ」
「アリサちゃん、それかなり簡単過ぎる気が…」
「でもバレンタイン全く知らない子に事細かに説明してもしょうがないんじゃない?」
「そりゃ、そうだけど…」
「好きな人に…チョコ…?」
あぁ、やっぱりフェイトちゃん困惑してる…
えっと、何て説明したらいいのやら…
「そうよ…そうだ、この雑誌読んで勉強しなさいよ」
おもむろにカバンから1冊の女性誌を取り出すアリサちゃん。
「…アリサちゃん、それいつも持ち歩いてるの…?」
「そんなわけないじゃない、買い忘れてたのをここ来る前に買っただけよ」
…よかった。ここでもし「当然じゃない」とか言われたら、わたしどう対処していいやら…
「え…でも、今日買ったばかりの雑誌…いいの?」
「いいのいいの。こっち来る前に大体読みたいところは読んじゃったしね」
「アリサちゃん、お行儀悪いよ…」
「うっさいわねぇ、あたしは時間を有効活用してるだけよっ!」
すずかちゃんとアリサちゃん、相変わらずだなぁ。
「…ばれんたいん、か…」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:40:16 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM5:27 高町家・玄関口−
「ただいま〜」
「ただいま」
「…誰かお客さんかな?」
リビングの方で笑い声。とりあえず、リビングの方に行ってみることに。
「いえね、それであの子ったら」
「まぁ、そうなんですの?」
「お母さん、ただいまー」
「ただいま」
「あらなのは、フェイトちゃん、お帰りなさい」
「お邪魔してるわね、なのはちゃん、フェイトちゃん」
そこには、時空管理局の…と言うよりは、立派に専業主婦してる、リンディさんがいました。
「あ、リンディさん来てたんですねー ってことはクロノくんも?」
「クロノ君ならユーノ君と遊んでるって言ってなのはの部屋行ったわよ」
「わかったー。じゃ、リンディさんごゆっくりー」 <>
472<>sage早速ひっかかったorz<>05/02/15 03:41:08 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM5:31 高町家・なのはの部屋−
「遅かったね、なのは、フェイト」
「ただいまー。久しぶりだねクロノくん」
「今日は、何か…?」
「いや、館長…母さんが休暇を取ってね、どうせだからなのはとフェイトに会いに行こうって」
まぁこれじゃ保護観察に来るのと大して変わらないんだけどね、とクロノくんが苦笑する。
「ところで、遅かったね、って何時くらいにこっち来たの?」
「地球時間でざっと…13:00かな」
「そ、そんな時間からいたの?ごめん、今日来るって知ってたなら家にいたのに…」
ちょっとびっくり。せいぜい4〜5時くらいだと思ってたのに。
「いやいいんだ。こっちも突然だったしな」
まぁ、リンディさん、結構唐突に動く人だし…案外休暇取ったのも昨日とかだったりして?
「ところで、そんな時間にこっち来て今まで何してたの?」
「僕はこの街を適当に見学させてもらってたよ。大体見回ってここでユーノと話し合い始めたのが、17:00頃か」
「リンディさんは?」
「ずっとあの調子だ」
「ずっと、って…えぇぇぇぇぇぇ?!も、もう5時間近く経つんじゃない?」
主婦は長話が好きだ、って良く言うけど、まさかここまでとは…ちょっと甘く見ていたような…
「よっぽど気が合うみたいだね、桃子さんとリンディさん」
「うん…かなりのものだよね、5時間は…」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:41:53 ID:HjJhzpd5<> しばらく4人で特に何というわけでもない雑談をしていると
「なのはー、フェイトちゃーん、クロノくーん、ごはんができたわよ、いらっしゃーい」
リビングからお母さんの声。
「はーい…いこ、フェイトちゃん、ユーノくん、クロノくん」
「うん…今日のご飯、何かな…」
「…僕もいいのかい?」
「お母さんが呼んでるんだし、用意してあると思うよ。その辺結構用意周到な人だから、お母さん」
「そうか…じゃあ、お言葉に甘えるとしよう」
にっこり笑顔を見せるクロノくん。こう見ると、私たちとさほど変わらない年格好に見えるんだよね…
−同日 PM6:25 高町家・リビング−
「今日の晩ご飯は寒ブリのお刺身でーす!」
テーブルの上にはたくさんおブリのお刺身。丸一匹捌いてもあんな量はないんじゃないか、ってくらい。
「…かんぶり?」
「寒ブリって言うのはね、冬場に捕れるブリって言う魚の事を言うんだけど、脂がのってておいしいんだよ」
「へぇ…」
「さぁさぁ、みんな座って座って。はい、いただきます」
『いただきます!』
「はい、ユーノくん」
「きゅ」
「あ、悪いフェイト、醤油取ってくれないか?」
「はい、恭也さん」
「サンキュ」
「それにしても、桃子は相変わらず魚捌きもプロ級だな」
「やだあなたったら、恥ずかしい」
「ん?リンディさん、それは?」
「これはマイ砂糖です」
「さ、砂糖醤油ですか…?」
「母は極端に甘いモノが好きなので…」
「…極端とか、そういう問題…?」 <>
472<>sageまたかorz<>05/02/15 03:43:12 ID:HjJhzpd5<> 何と言いますか、いわゆる「高町家の食卓」は和やかに時を刻み…
「ごちそうさまでしたー」
「いやぁ今日も相変わらず桃子の料理はうまかったなぁ」
「もー、褒めても何も出ませんからね?」
「相変わらずらぶらぶでいいですねぇ、桃子さんと士郎さんは」
「嫌ですわ、お恥ずかしい…おほほほほ」
…仲がいいのはいいことだとは思うんだけど…やりすぎじゃないかな、これは?
「さて、じゃあ今日は俺が片付けしとくよ」
お兄ちゃんが立ち上がりながら珍しいことを言う。
「いいの、お兄ちゃん?」
「ああ。今日はあまり動いてないからせめて食器の片付けくらいは動かないとな」
「よし、なら俺も手伝おう」
「じゃ、頼めるかな父さん」
「任せとけ」
お父さんとお兄ちゃんが食器を持ってキッチンに行こうとしたその時。
「あ、なら僕も手伝います」
クロノくんがそう言って立ち上がる。
「しかし、客人に仕事をさせるわけには…」
「夕食をご馳走していただいたのですから、せめてそのくらいは」
「そうか。じゃあお願いしよう」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:46:07 ID:HjJhzpd5<> 「ところで、リンディさん休暇は何日あるんですか?」
「とりあえず、明日までは休みを取ってますわ」
「それじゃ、お泊まりになっては如何です?」
相変わらず唐突な提案だね、お母さん…
「あら、いいんですか?」
「どうぞどうぞ〜」
「じゃ、お言葉に甘えようかしら。いいわよねクロノ?」
「母さんがそう言うなら僕だけどこか別で泊まるって言うのも野暮な話だね」
…と、まぁ唐突なお母さんの申し出もあっさり受けるあたり、流石リンディさん。
「…あ、そうだフェイトちゃん」
なのはが唐突に声をかけてくる。気のせいか、興味津々な眼差しだ。
「なに?」
「アリサちゃんじゃないけど、明日どうする?」
「うん…ちょっと考えてるとこ」
ちょっと残念そうな表情を見せるなのは。どんな答えを期待してたのかな…
「そっかぁ…わたしはこれからみんなの分のチョコ作るけど、フェイトちゃんは?」
「私は…アリサにもらった本で「ばれんたいん」についてもうちょっと勉強しようと思う」
「わかった。じゃ、また明日ね、フェイトちゃん」
「うん、おやすみ、なのは」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:47:20 ID:HjJhzpd5<> −2月14日(月) AM0:17 高町家・フェイトの部屋−
アリサからもらった本を読んでいたらこんな時間になってしまった。
…日本語はまだあまり慣れてないから、ほとんど読めなかったけど。
明日も学校だと言うのに、こんな時間まで起きていては授業に差し障りが出るのではないか?
分かってはいるんだけど、どうも気分が高ぶって眠れる感じじゃない。
…ちょっと、散歩してこようかな…
−同日 AM0:38 海鳴市住宅街−
「…あ…」
ふらりと気の向くままに歩いていくと、コンビニがあった。
「…バレンタイン…」
そう言えば、チョコを用意していない。あげるかどうかは分からないけど、チョコレート、買っておこうかな…
財布は…うん、ある程度のお金はある。買っておこう。
「いらっしゃいませー」
店内は赤系のハートマークがたくさんあった。「バレンタインセール」とのことらしい。
チョコレート、チョコレート…あった。でもすごくたくさんある。
…どれにしよう。そんなことを考え、長い時間思案していると…
「何をお探しでしょうか?」
店員さんがいつのまにか私の近くにやって来ていた。
「バレンタインの、チョコを…」
「バレンタインチョコ?またけったいなモノ送るんだねぇ、フェイトは」
…あれ?何かどこかで聞いたような…
「…アルフ?」
「フェイト、気付くの遅くなったねぇ…そんなに集中して何してんだい」
「うん、あのね…」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:49:29 ID:HjJhzpd5<> 「はぁー、要するに本命チョコを送ろうってんだね?」
「うん」
アルフは腕組みをしてちょっと考える。
「誰に送るかなんてのはまぁこの際どうでもいいとして…これなんかどうだい?」
ハート形の、おおきいチョコを取り出した。
「でもこれ、高いんじゃ…」
「バカだねぇ、あたしがフェイトから金取ると思ってんのかい?」
「でも、それじゃお店…」
「あたしの給料から出しとくよ、このバイトもフェイトのために始めたバイトだしね」
「私の…ため?」
「さぁさぁ、そんなことはどうでもいいから、早くそれを持って行った行った!小学3年生がウロウロしてていい時間じゃないよ!」
私の疑問を掻き消すようにまくし立てるアルフ。ちょっと焦ってる感じがするけど、気のせいかな?
「…うん、ありがとう」
「ありがとうございましたー」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:51:00 ID:HjJhzpd5<> −同日 AM6:52 高町家・なのはの部屋−
「ふぁ…あ、おはようユーノくん」
「あぁ、おはようなのは。今日もいい天気だよ」
んーっと伸びをして、ベッドから抜け出す。冬の気温が布団で暖められた肌に突き刺さる。
「うぅ…でも寒いね…」
「そうかな…?」
…ユーノくん、フェレットだもんね…
「なのは?起きてるか?」
ノックの音と共にクロノくんの声。どうやら起こしに来てくれたみたい。
「うん、起きてるよ」
「そうか。桃子さんが朝ご飯の準備がもうできたから降りてこいって」
「うん、わかったー…あ、そうだ。クロノくん、ちょっと入って」
「いいのか?なら入るぞ…」
「うん、あのね…はい、これ。こっちはユーノくんの分」
「…なのは、これは?」
二人とも困り顔。ちょっと得意げに解説してあげようかな。
「今日はバレンタインって言ってね、好きな子やお世話になってる人にチョコをあげる日なんだよ」
(…なのは、もしかして僕のこと?)
(14歳と9歳…いやいや、25歳と20歳って考えれば充分アリじゃないか)
「それはいつもお世話になってる二人への義理チョコ!さ、朝ご飯、朝ご飯っと!」
「…ひどいよなのは…」
「…僕って一体…」 <>
472<>sageもういい、こうなったら消費しまくってやるorz<>05/02/15 03:51:58 ID:HjJhzpd5<> −同日 AM7:50 聖祥大附属小学校通学バス−
「そだ、アリサちゃんすずかちゃん、これ」
去年も一昨年もあげたので最早好例となっている、わたしのチョコ。
普通は女の子が男の子にあげるものだけど、いいよね、このくらい。
「ありがと、なのは」
「なのはちゃん、ありがとう…わ、今年のは結構気合入ってるね」
「うん、ちょっと今年のは自信作なんだ」
「こりゃ、あたしもホワイトデーには気合入れなくちゃいけないわね〜」
「あれ、ところでフェイトちゃんのは?」
「うん、ちょっと材料が足り無くなっちゃって、放課後買って行くつもりなんだ」
「そうなの?フェイト、あんたも不幸だねぇ…恨むならなのはの計画性の無さを恨みなさい」
何か同情心丸出しで更に恨みがましい声で物凄いこと言われちゃってるんですが、わたし…
「ううん。私はなのはを信じてるから」
「…義理チョコ如きで「信じてる」なんて、物凄い間柄ね、あんたたち…」
「あはは、まぁ一緒に暮らしてるから渡そうと思えばいつでも渡せるしね」
「そ、そうだよアリサちゃん!わたしは、短い時間しか会えない人達のチョコを最優先にと考えて…」
「はいはい、分かりました分かりました」
何か釈然としないけど、これもアリサちゃんの行動を考えればいつものことだから、気にしない。 <>
472<>sage<>05/02/15 03:53:11 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM5:32 聖祥大附属小学校・3年教室前廊下−
「なのはー、フェイトー、一緒に帰るわよー」
アリサちゃんが声をかけてくる。でもわたしは…
「アリサちゃん、帰り際にフェイトちゃんの分の材料買うってなのはちゃん言ってたじゃない」
「あ、そうだっけ。忘れてたわ」
すずかちゃん、ナイスフォロー。…別にわたしが言っちゃいけないわけじゃないけど。
「うん、ごめんねアリサちゃんすずかちゃん、また明日!」
「またね、なのは」
「ばいばい、なのはちゃん」
−同日 PM5:40 海鳴市住宅街−
「…あ、フェイトちゃんは先帰っててもいいよ?わたし、ちょっとお買い物に時間かかるだろうし…」
「うん、わかった。じゃあ先に帰って待ってるね、なのは」
…とりあえずフェイトちゃんと別れることに成功、っと。
流石にそんなどっさりチョコ買ってるところ見られるの、ちょっと恥ずかしいしね…
さ、本番はこれからこれから!
…まさか、避けられてるってことはないと思うけど。
でも、買い物に行くときにはいつも私となのはで一緒に行っていたのに、今日に限って…
…ううん、私がなのはを信じないでどうするの?
「そう…だよね。大丈夫、きっと大丈夫…」 <>
472<>sage<>05/02/15 03:53:55 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM6:01 高町家・玄関口−
「ただいま…」
いつもと違って、なのはがいないと何と言うか家に入るのがちょっと躊躇われる。
「お、おかえりフェイト。なのはは一緒じゃないのか?」
「あ、ただいま、恭也さん…なのはは、お買い物…」
「珍しいな、買い物もいつもお前達一緒なのに」
「はい…」
ちょっと考え込むと、恭也さんが神妙な顔つきで口を開いた。
「もしかしてなのは、フェイトに嫌なことでもしたか?もしそうなら、はっきり言ってくれていいんだぞ」
「そんなことはないです…むしろ、私がなのはに嫌なことしたんじゃないかと心配なくらいで…」
「そっか。その様子なら問題は無さそうだな。なのはも昨日キッチンで「フェイトちゃんのチョコ〜♪」とか言ってたからそんなことはないだろう」
恭也さんが笑顔になってそう答える。
「そうですか…安心しました」
「ま、これからも末永くなのはと仲良くしてやってくれ…」
恭也さんはそれだけ言うと、手をひらひらさせながら道場の方へ歩いていった。 <>
472<>sage<>05/02/15 03:54:51 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM8:49 高町家・フェイトの部屋−
私が家に帰って、大体30分くらいしてからなのはが帰ってきた。
なのははやはり私を避けるようにこそこそしていたけど…
とりあえず、1時間ほど前に夕食も済み、今は自室でぼーっとしている。
…いや、ぼーっとしている、と言うのは正しくない。厳密には…
「フェイトちゃん、ちょっといい?」
と考えているとノックの音と共になのはの声がする。
「なのは?いいよ、開いてる」
「お邪魔しま〜す…」
何か、妙にこそこそ入ってくるなのは。背中に隠しているが、大きな包みがここからでも見える。
「えっと、時間、いいかな?」
「うん、いいよ」
なのはのその不自然な態度に、私の気分が高ぶってくるのを感じる。…何だろう、この感じ。
「えっと…今朝はごめんね」
「ううん、別に気にしてないよ」
「それで、これ…フェイトちゃんの分」
その背中の包みを前にずいと突き出してくるなのは。
「うん、ありがとうなのは」
「そ、それじゃおやすみっ!」
私がその包みを受け取ると、なのははまるでフラッシュムーヴでも使ったかのようなスピードで私の部屋から出て行った。
「…おっきい…」
受け取った包みを開けると、私がアルフから受け取ったチョコよりも大きなハート形のチョコの中央に
「フェイトちゃん、大好き」
とだけ、書いてあった。 <>
472<>sage<>05/02/15 03:56:00 ID:HjJhzpd5<> −同日 PM9:15 高町家・なのはの部屋−
あー、ついに渡しちゃった…どう思ってるだろう、フェイトちゃん…
軽蔑されるかも知れない、そんなこと分かってる、でも…
渡さずには、いられなかった…
うう、やっぱりわたし変なのかなぁ…いつだろう、フェイトちゃんに友達以上の愛情を覚え始めたのは…
「…あぁー、もしフェイトちゃんが出て行くとか言ったら、どうしよう…ねぇユーノくん」
…返事がない。ただの屍のようだ。
なんて、ユーノくん勝手に殺しちゃダメだよわたし…どこいったのかな?
「…あれ?ユーノくんのベッドに何か紙が…」
『今日はクロノと一緒に寝ます。あまり気にしないでください。 ユーノ』
…なんだ。クロノくんと一緒にいるんだ。なら安心。
…って言うか、正直な話、ユーノくんいなくて良かったかも…
と、安堵のため息を漏らしていると、ドアをノックする音。
「ひゃ、ひゃいっ!ど、どうぞっ!」
思わず声が裏返っちゃった…落ち着け、落ち着いて、わたし…
「なのは…」
フェ、フェフェフェフェフェイトちゃんっ?!
「あの…なのは…」
「うううううううん、どどどどどどどどどうしたのフェフェフェフェイトちゃん」
冷静にならなくても分かるくらい、我ながら上擦っていると思う。
「…うふふ…」
…フェイトちゃん、笑ってる…
……ちょっと、落ち着いたかな… <>
472<>sage<>05/02/15 03:57:12 ID:HjJhzpd5<> 「うん、私も決心がついた」
「え、何の決心がついたの?」
「なのは!」
突然、名前を呼ばれてちょっとビクッとする。
「これ、私の気持ち。私も、なのはのこと大好き」
…え?
「私も、なのはのこと大好き。友達としてじゃなくて、1人の恋愛感情を持つ人間として、なのは、君が好き」
「…うふ、うふふ、あはははははははは…」
「…え?なのは、私変かな?」
「フェイトちゃん、わたしそこまで言ってないよー」
「え、それじゃあ…」
「ううん。わたしはフェイトちゃんが好き。大好き。友達としてじゃなくて、フェイトちゃんがわたしを好きなのと同じくらいに、大好き!」
「なのは…」
「フェイトちゃん…」
「私達、ずっと一緒だよね?」
「うん、もちろんだよフェイトちゃん!」
わたしの人生史上、もっとも幸福な一日として、死んでも絶対にこの日のことは忘れない。
それは、きっと彼女…フェイトちゃんも、そうだと思う。ううん、そうに違いない。 <>
472<>sage<>05/02/15 03:58:17 ID:HjJhzpd5<> −2月15日 AM0:17 高町家・空き部屋(クロノ宿泊中)−
「…どう思う?」
「…なのはが幸せなら、それでいいんじゃないかな…」
「…そうだな…」
「…自棄酒でも飲もうか?」
「…僕達、未成年だぞ?」
「…いいじゃないか、今日くらいは…」
「…正直な話、僕も飲みたかったんだけどね…」
「…満場一致、かな…」
−同日 AM3:10 ある片田舎−
どうも、作者です。
ここまで読んで下さった奇特な方、ありがとうございます。
飛ばしたらここだけ見えた方、そのまま読まない方が賢明だと思います。
⌒*(*・∀・)*⌒「フェイトちゃん…」/(・ヮ・*)\「なのは…」
に萌えてしまったが最後思いあまってこんな駄文を書いてしまいました。
ファンの皆様、ごめんなさい。エロパロなのにエロ要素ゼロで、ごめんなさい。
駄文のくせに目の肥えたエロパロスレの皆様に読んで頂こうなどと生意気なこと考えて、ごめんなさい。
バレンタインネタだというのにバレンタイン当日に投稿できないなんてヘタレっぷりも併せて、ごめんなさい。
私みたいなのが産まれてきてごめんなさい。私みたいなのが地球の資源食いつぶしてごめんなさい。とにかく世界にごめんなさい。
もう、謝って謝って謝り倒しても謝りきれないんで、開き直ります。でも開き直ったからって別に何かするわけじゃないです。
とりあえず、もう寝ます。 <>
472<>sage<>05/02/15 04:00:28 ID:HjJhzpd5<> 上のあとがき(のつもり)でも言ってますが、ごめんなさい。
ついでに言えば、結局何でかんでで20レス近く使っちゃってごめんなさい。
とりあえず、あと3年くらい修行してから出直しますorz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 04:24:31 ID:+7ZX5Q2Z<> >>472
乙です! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 07:08:57 ID:xNDXq8Al<> 既にエロいので無問題!
>>472乙ですぞー! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 17:46:38 ID:iW/XdunN<> >>472
GJ!
そんなことはないです。
最高でしたよ!
エロくないならこの話の続k(ry <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/15 22:09:35 ID:AntKshuf<> >>472氏
(・∀・)イイ
キャラの特徴がつかめてて生き生きしてる
話もおもしろいし、GJ! <>
472<>sage<>05/02/16 04:04:19 ID:4W5/fUaX<> うぅ、読んで下さる方がいて感激ですわ…
しかし、今冷静に見直してみると物凄い恥ずかしい誤字してるし…おブリって何処の人さorz
内容も半分くらい台詞だし…最初から心情描写じゃなくて淡々と情景描写にしておけば良かったと本当今更ながらに後悔…
てか最後のやさぐれユーノ&クロノとかわけわからんし…もうだめだorz
…と、そんなことはともかく。いきなり20レスくらい使っちゃって見えにくくなっちゃってるので76氏の募集企画を宣伝っと
アリサ&すずかのデバイスの名前募集中!詳しくは>>479まで! <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/17 01:15:20 ID:G4ffFCC/<> >>472氏
乙!
今回だけにとどまらず、次回も是非書いていただけたら
どうでもイイですが、>>502は漏れです
漏れも動かし方とか見習わないと・・・
ちなみにアリサのエロが浮かんだのですが、
原作並みの鬱になりそうです。
バレを書くとアリサがさ(ryに○イ○される話です。
読みたい方がいらっしゃれば、パス付きのzipで完成次第投下しますが、どうでしょ? <>
472<>sage<>05/02/17 01:31:31 ID:/ZP6IzSK<> >>504
うぅ、何か無茶苦茶期待されてます?
まぁ、とりあえずあんまり期待しないでいてくださいよ…orz
それはそうと、その鬱小説とやら読んでみたいです。
ただでさえエロ描写が苦手なんで、エロ描写の勉強もしたいですし。 <>
67<><>05/02/18 18:11:30 ID:Xgy2YRB2<> >>472
GJ!最高です!エロなしでここまでかけるとは素晴らしい!! <>
76<>sage 変則的な書き方の実験ですが…<>05/02/20 04:52:51 ID:yQGTdyq+<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_9 〜影・封印〜
アリサちゃんと話した後、私はもう一つの影に向かった。
ある程度近づいたところでノエルがロケットパンチを飛ばしてくる。私はそれをかわし、
なのはちゃんとフェイトちゃんが弱い攻撃をノエルに仕掛ける。
…おかしい。ロケットパンチはカートリッジ式の火薬を使って発射するから、
弾数に制限があるし慎重に使うはずなのに、ノエルは全然躊躇していない。
それに、火薬の臭いもしない。後で調べてみよう。
それよりも、彼をおびき寄せることに集中しなくちゃ。
私は影に向けてディバインシューターを放つ。それは影の直前に着弾し、彼を怒らせたようだ。
私は彼に近すぎなく離れすぎないぎりぎりの距離を保ち、なのはの元へ飛んでいった。
同時に仕留めるためにアリサと同期をとる。・・・アリサちゃん、そっちはどう?と念話で聞く。
<<もうすぐフェイトのところだよ>>そこでフェイトちゃんが
<<じゃあ、いち、にの、さんで私たちの元に持ってきて>>といい
<<ユーノ君、頼んだよ>>とのなのはちゃんのかけ声にユーノさんが
<<僕はいつでもいいよ、カウント始めて>>というとなのはちゃんが
<<それじゃみんなで一緒に、せーの>>と声をかけた。
<<3>>"Sealing mode" "Sealing Form" 私とアリサちゃんがそれぞれの元へ連れて行く。
<<2>>"Setup" "Setup" そして影は杖に捕獲され
<<1>>"Standby ready" "Order" そこにノエルの標的が二人に向き
<<0>>ユーノさんの魔法がノエルにかかり、鎖のようなもので縛られる。
「ジュエルシード、シリアル…」二人とも詰まる。そして、
「Unknown、封印」二人同時に発すると、
"Sealing" "Yes Sir"それぞれの杖が発音し、影は結晶になった。
"Receive No.Nothing" "Capture"結晶は、杖に取り込まれた。
<>
67<>sage 最近自分のカキコ数が多いような・・・<>05/02/20 13:29:49 ID:6cORT7Tf<> >>76氏
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!GJです!!
>>372氏
都築先生からレスが帰ってきました。
■>> 最終回でなのはとフェイトが会った公園(?)は海鳴臨海公園ですか?
そうっぽいですね。
とのことです。 <>
76<>sage ローゼンスレの動向に気が向いて集中できなかったorz<>05/02/20 23:14:04 ID:yQGTdyq+<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_10 〜困惑〜
シリアルがない…いったいどういうこと?ロストロギアなら必ず番号が振られているはず。
もしかしたら、別のものなのかも
なのはは…多分どうしてだろうぐらいにしか思ってないかもしれない。
私はユーノに聞いた
<<ごめん。僕にもわからない。それよりも早くノエルさんの封印を。僕の力では呪縛が持ちそうにない。>>
ノエルさんの方を見ると、体の表面から出てきた"黒い力"が膨らんでいき、
呪縛の鎖にひびが入り始めている。私はなのはとコンタクトをとり、地上に降りて杖を構えた。
パリンとガラスが割れるような音ともに鎖が壊れ、ノエルさんの腕が前に差し出される。
そして、左に持っている刀のようなものの刃の部分を右手で掴み、引くとそれは二つに分かれた。
「敵4体。迎撃対象2…距離50…風向き参考…照準セット…カートリッジ×2…」
「なのはちゃん、フェイトちゃん。早く離れて!!」すずかが叫ぶ。
「…ファイエル」私となのはが離脱したその場所へ正確に腕が飛んできた。
危なかったー。あの刃物がある限りシールドで防げないし、いったいどうすれば…
フェイトちゃん、封印の時から少し困惑した表情を浮かべてるし、一体どうしたのかな?
私は近くに寄って理由を聞いてみる。
「解らなければ、いいよ。今は話してる暇、なさそうだから」そういって、
フェイトちゃんが私を突き飛ばした。直後、私がいた空間にロケットパンチが飛んだ。ありがとうと言うと、一瞬だけ笑ってすぐ、
「今度は、あの二人が危ないかもしれない」 下を見ると、左手をすずかちゃんに向けている。
"Flash Move"私はすずかちゃんを抱いて即座に離れた。 <>
76<>sage<>05/02/20 23:14:52 ID:yQGTdyq+<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_11 〜自失〜
私はすずかと組んでなのは達からこっちにノエルの目を向けようと攻撃を仕掛けた。
でも、ノエルにはバリアーみたいな物が張り巡らされていて、私たち二人では破壊できなかった。
と、ノエルがすずかに腕の向きを変え
「攻撃対象1…距離15…風向き参考…照準セット…カートリッジ×2…」すずかが危ない。
私が駆け寄ろうとしたとき、すずかの目の前になのはが突然現れ、
「ファイエル」ロケットパンチの発射とともにすずかを抱えて飛んだ。
ほっとしたと同時に自分が何もできなかったことに悲しみと腹立たしさを感じた。
…私って連れてきてもらってから一つも役に立ってない。それどころか近くにいたすずかを
助けることすらできなかった。
確かに、クロノは魔法効果は期待できないと言っていたけどあまりにも弱すぎる。
かといってフェイトの魔力を間借りしている身だから強い魔法が使いたいとはいえないし…
私、何のために連れてこられたんだろう…。その時、上空のなのはが
「フェイトちゃん、危ないっ」と叫ぶ。見ると、私の前にフェイトが立っていた。
アリサの動きが止まった。表情もなんだか沈んでいる。どうしたんだろう。
考える暇もなく腕を戻したノエルさんが間髪入れずにロケットパンチを発射しようとしている。
狙いは…アリサ。私はアリサに呼びかける。でもアリサには聞こえていないようで、反応がなかった。
私は、アリサを助けようとアリサの前に降りたった。その時、
「フェイトちゃん危ないっ」なのはの叫びが聞こえ、
目の前にはノエルさんの腕が視界いっぱいに広がっていた。 <>
76<>sage<>05/02/20 23:29:41 ID:yQGTdyq+<> 4日目5章、今週で終わりませんでしたorz
スマソ
言い訳は>>509 目欄です。ハイ <>
76<>sage また、投下忘れだorz<>05/02/20 23:43:50 ID:yQGTdyq+<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_12 〜亀裂〜
"
evasion Widearea Protection" 後ろからボイスがかかる。瞬時にバリアーがはられ、
ノエルさんの腕をはじき返した。…私のバリアーを貫通した刃物ごと、はじき返した。
「何で…私を連れてきたの?」後ろから沈んだ声が聞こえてきた。私は動揺し、思わず聞き返した。
何でなんて考えていなかった訳じゃない。私はまだすずか達にあって2日しか経っていないけれど、
なのは達、誰か一人欠けてもダメなんだと直感で感じたし、なのはも頷いてくれた。
だから連れてきた、と言いたかった。
でも、その言葉が口から出ていかない。アリサが詰め寄って目に涙を浮かべ何度も繰り返す。
私は…自分が恨めしかった。アリサの問いに答えてあげられない自分が。
少しして、なのはがやってきた。そして、アリサを抱え、
<<フェイトちゃん、すずかちゃんをお願い>>とだけ言い残し、少し離れたところへ飛んでいった。
なのはちゃんが去った。その場所にはフェイトちゃんが佇んでいた。
私がアリサちゃんと同じ立場だったら、同じこと言うだろうな…。
私はフェイトちゃんの元へ向かう。うつむき加減なフェイトちゃんの顔を見ると、
相変わらずの無表情だけど目が潤んでいた。この子、私と同じ引っ込み思案で、
本当は私たちに話しかけるだけでも精一杯なんじゃないか、
そう思うと胸が痛くなった。と同時にいとおしさを感じるようになった。
私は、アリサちゃんなら分かってくれているからとフェイトちゃんに言って笑いかけた。
「うん」短くフェイトちゃんが言い、顔を上げてくれた。私はそれを見てからノエルの方に向き直った。
ノエルは今にも攻撃を仕掛けてきそうな雰囲気で私たちの行動を見守っていた。
待っててね、ノエル。今助けてあげるから。そう思いながら、杖を構えた。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/20 23:49:21 ID:XvXIb85Q<> >>76
GJ!
少し意見なんだけど誰が喋ってるのか明確にすると更に良くなるような気がします。 <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/21 00:40:32 ID:vgWsBxEq<> >>513
指摘thx
手軽なのは
〜なのは〜
わたしは・・・
というパターンですがそれだとテンポを崩してしまいかねないのでわざと入れてませんでした。
やっぱりわかりにくいですね。
自然にそのキャラだと分かる方法があればいいのですが今のところ試行錯誤状態です。
何かいい方法があれば、ご教授オナガイします。
('A`)キャラノトクチョウモベンキョウシナオサナイト… <>
472<>sage<>05/02/21 01:04:46 ID:gx+86x5B<> >>514
相変わらずいい展開でこの先も楽しみです。
表現方法としては…個人的には
なのは=すべて敬称付、活発で丁寧な感じ
フェイト=基本的に敬称無(一部例外有)、冷静沈着で比較的物事を客観的に見る感じ
アリサ=年上に敬称付それ以外は敬称無、気が強く意見を曲げない感じ
すずか=すべて敬称付(一部例外有)、おっとりとしていて丁寧な感じ
でしょうか。何かさっぱり分からないですがorz
あと、やっぱりなのは≒すずか、フェイト≒アリサのような感じになってしまうと思うので、一人称を変えてみるのもありかもしれません。
(個人的イメージでは なのは=わたし フェイト=私 アリサ=あたし すずか=私 のような感じです)
それはそうと、この間某所で主人公とライバルを入れ替えたSSを読みまして
その影響で今ふと「魔法少女リリカルフェイト」なる非常に単純なものを書いておるのですが、需要とかありますか?
ちなみにエロ無しなのは相変わらずで、今回に至ってはアニメの内容をそのまま改悪しているだけなので、ロクなものじゃないことは目に見えていますがorz
で、あらかじめ注意点を述べておくとすれば…1話冒頭で既に詰まってるので、たぶん最終話までいけない事でしょうかo= rz
それでも読みたいなんて奇特な人…いないとは思いますが。 <>
水死体<>sage<>05/02/21 12:39:12 ID:pMsr8MD9<> 凄いですね、ここはSSのネ申々が住まう地です。
いや、超神!
自分もちまちまとリリカルのキャラが酷い目に遭うSS書いてますが、とてもかないませぬ。
1から読むのに随分時間がかかりました。
>>76エロなんてなくていいですから、どんどん続きをお願いします。夜通し読んでしまいました。
あと、アリサのほのぼのレイ○是非お願いします!(懇願)
>>276GJ! まさにエロパロ板ならでは。例のピンナップを見ながらこれ読んでハァハァしました。
>>372壊れたなのはがサイコー!! もっともっと壊して・・・
>>472フラれた少年達の自棄酒にカンパイっ(/Д`)ノ旦
リリカルフェイト書けたらお願いします。
アニメを見てハマったくちなのですが、とらハが原作という話は聞いていましたが
リリカルなのは自体がエロゲとしてあったんですか?
つまり、赤飯前のなのはがピーなことに・・・
だとしたら買わねばなりませぬ。
どなたか詳細を教えて下さい。
あと「高町家に引き取られたフェイト2日目その6」までが虹板で7からはこのスレの
オリジナルってことですよね?
虹板の方も気になります。
フェイトはどんな酷い目に遭ってるのだろう・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 15:55:03 ID:p7x6nx0k<> >>516
エロ無しと言ってるのにレイープ期待するようなヤツは原作のアリサで抜いてれ <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/21 22:40:38 ID:vgWsBxEq<> おはようといえば
おはようと返ってくる
暖かさ 俵真智子
あ、いや。
GJといわれたり、感想もらったり、アドバイスいただいたりで幸せ者だなーと…
それを作品でフィードバックできてるのかと聞かれると…どうなんだろう
>>472氏
アドバイスTHX!
十分分かりますので、無問題です。
リリカルフェイト、よろしくです
>>516氏
どうも、ありがとうございます。
アリサの話は、5章が終わり次第ぼちぼちと…ほのぼのレ○プですか?
できるのかな…期待はしないでください(^^;
SSをかかれているようで
よろしければ、一度投下してみませんか?
エロでもグロでも大丈夫ですよ(多分)
ここ、21禁板だし
と、言う訳なので今後ともよろしくお願いします。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/21 22:59:21 ID:ULT57PI0<> 期待してます。
頑張ってくださいね。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:27:53 ID:/psc19+V<> それじゃあお言葉に甘えまして・・・
思いっきり叩かれるのは覚悟してます
ヤってる最中でもないです。
別になのはやアリサでなくても良い、とツッコミ受けそうです。
単なる酷いだけの話ですが、ちょっとだけ書かせて下さい・・・
−−○○新聞の記事より抜粋−−
×月×日 行方不明とされていたNちゃん(9歳)、Aちゃん(9歳)、Sちゃん(9歳)を
たれ込みのあった××県××市の山中の廃屋にて県警が保護した。
被害者両親らの強い要望で事情徴収などは行われず、被害届けは取り下げとなった。
現在は病院にて療養中。
専門医師のカウンセリングを受けるも、未だに快復の兆しは見られないと聞き及ぶ。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:30:14 ID:/psc19+V<> その日、アリサの配膳係りだった看護婦が病室を訪れ、頬に付いた食べかすを拭おうと手を伸ばした際にそれは起こった。
自分の上に差した影に、少女は全身をビクリと強張らせ、弾かれたように顔を上げた。
「ひっ! ぅあ・・・うああっ!!」
何かに怯え、見開き、瞳孔の狭まった目で看護婦を凝視するやいなや、悲鳴を上げながら
もの凄い勢いで跳ね上がりベッドから転げ落ちる。
半ば這いずるような形で壁際まで逃げ、ボードにぶつかった拍子に乗っていた花瓶が掃除されたばかりの床に落下して割れた。
瀬戸物特有の鈍めの破砕音と水が撒き散らされ、水たまりが蒼白になったアリサの顔を映す。
花瓶の破片で手を切っても意に介さず、恐ろしい物を見る目つきで看護婦を見つめていた。
いや、アリサはその看護婦を通して、きっと別の物を見ているのだろう。
「ゆるしてっ、ゆるしてぇ!! もう痛いのは嫌っ、怖いのも嫌っ! 気持ち悪いのやめてっ!! やめてよぅ・・・・」
部屋の隅に追いつめられ、ガタガタと震えながら許しを請う。
「しゃぶりますっ、しゃぶりますからぁっ、もう痛いことしないでぐださいぃっ!」
前歯の無い口で哀願する。
上の歯4本下の歯4本の合計8本、男に奉仕するのに邪魔なため根本からペンチか何かで引き抜かれていた。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:31:02 ID:/psc19+V<> ブチブチと震える手で上着の前ボタンをはずして行く。
かつて男達にそうしろど命じられたように。
晒け出された未成熟な肢体には、空港の探知機が騒ぎ出して止まらない程のピアッシングが施されていて
まだ小さく薄い色合いの二つの乳首に7つもぶら下がっていた。
ズボンに隠れて見えないが、陰核や陰唇にも10を越える輪っかが通されていた。
看護婦がベッドの枕元にぶら下がっているナースコールに手を伸ばす。
「705号室ですっ。 アリサちゃんがいつもの発作を起こしました、すぐに鎮静剤をっ」
連絡し終わった看護婦は服を脱ぎ捨てる少女と距離を置いた。
今近づくともっともっと酷くなることを知っていたからである。
だけど同じ階の少し離れた病室にいるなのはや、特別病棟に隔離されているすずかよりは、まだましかもしれない。
側に寄りさえしなければ、普通に話すこともできるのだ。
ガクガクと細い両の腕で自らの身体を抱きしめ、過去の幻影に怯えるアリサの姿に耐えかね、思わず目を逸らす。
廊下の向こうから、パタパタと足早に近づいてくる看護婦達の足音が聞こえてきていた。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:33:02 ID:/psc19+V<> この物語の主人公こと高町なのはに視点を移す。
静かに風が入り込んでくる窓際のベッドに、その少女は身体を起こして外を眺めていた。
ゆったりとした白い病院服に身を包み、疲れた表情で何をするともなく、ただ座っているだけだった。
控えめなノックが聞こえ、一人の女性が姿を現す。
子供を3人も産んだとは思えないバツグンのプロポーションを持つ、なのはママこと高町桃子(3?歳)である。
「・・・・お母さん」
生気のない声で出迎えられ、自分の元気までが根こそぎ持っていかれたような気がした。
これではいけない。
自分は毎日この病室に何のために通っているのか。
娘を元気付け、心の闇を取り払い、いつの日にかまた家族で笑って暮らせるようになるためではなかったのか。
落ち着け桃子。
息を吸って・・・・吐いて・・・・
前向きに、笑顔を絶やさず。
早く平凡という名の日常になのはを戻すのだ。
さあ、今日も明るく話しかけよう。
「ーーーーあのね、お母さん」
第一声をかけようと息を吸い込んだ桃子は、そのまま呼吸を止めるはめになった。
「なあに、なのは」
努めて優しく、包み込むように、どんな話でも受け止められるように。
「昨日の夜ね、おなかの中で赤ちゃんがあばれたの」
朝からなかなかヘビーな話だった。
「わたしのおなかの中を引っかくの。 ・・・・声もするの、『ママのお腹の肉おいしいね』って・・・」
気が遠くなった。
涙が込み上げ、心の中が悲しみと絶望のだんだら模様になってどうして良いかわからなくなる。
言葉に詰まる。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:34:06 ID:/psc19+V<> 「・・・・・あ・・あのねなのは」
慎重に、言葉を選んで。
「なのはのお腹の中には、赤ちゃんなんていないの。 レントゲンを見たでしょ・・・?」
事実である。
なのはにはまだ初潮は来ておらず、排卵も確認されていないため妊娠するのは不可能なはずなのだ。
精密検査も受けた。
だがしかし、少女の腹部は妊娠6ヶ月ほどの妊婦のような盛り上がりを見せ、パンパンに張っていた。
レントゲン撮影では、膨らんだ胎内には何も映ってなどいない。
いわゆる想像妊娠、というやつだろうか。
「わたし、もうすぐ死ぬのかな。 お腹の中を食べる音がするの」
ここからでは掛け布団で隠れてよく見えないお腹をさする。
「この子がね『パパは誰』って聞いてくるんだけど、誰なんだろうね。 わかんないや・・・・」
魂の抜けたような瞳で、異様な膨らみを見つめていた。
桃子は泣きたかった。
一体全体、この娘が何をしたというのだろう、何故このような目に遭わねばならないのだろう。
理不尽極まりない、この世の全てが間違っている。
かける言葉が見つからない。
それでもどうにかしなければ。
いや「しなければ」ではなく「したい」のだ。
自分はこの娘の母親だから。
どうにか心の傷を癒したい。
どんなに深く抉られているのだとしても、いつの日にか必ず。
そうすれば、膨らんだこのお腹も元に戻る、担当医もそう言っていた。
想像妊娠は心因性によるものが強い、故になのはが懐妊していないことを理解すれば出た腹は引っ込むのだと。
とにもかくにも、孕んでなどいないのだということを解らせなければならない。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:34:49 ID:/psc19+V<> 落ち着け桃子。
息を吸って・・・・吐いて・・・・
前向きに、笑顔を絶やさず。
早く平凡という名の日常になのはを戻すのだ。
さあ、妊娠していないのだということをなんとか理解させよう。
「ーーーーあのね、お母さん」
重い沈黙を破り、やっとの思いで声をかけようと息を吸い込んだ桃子は、再び呼吸を止めるはめになった。
「なあに、なのは」
努めて優しく、包み込むように、どんな話でも受け止められるように。
「赤ちゃんはね、コウノトリでもキャベツ畑でもなくて、せいえきをお腹の中に出されるとできるんだって、知ってた?
わたし・・・・・・いっぱいおなかの中にせいえき出されちゃったから、ニンシンしちゃったんだよ」
諦めきった表情で無理に作られる笑顔は、見ている側の心を途方もなく沈ませた。
「いっぱいいっぱい、オ○ンチンをオマ○コに入れられて、お尻の穴にも入れられて。
痛いって言ってるのに、やめてって言ってるのに・・・みんなでオチン○ンを突き刺すの・・・」
涙を流さずに泣いているかのような語り口調で、かつて自分の身に起きたことを語る。
掛ける言葉が出てこない。
「わたしのからだの中、せいえきでいっぱいだから、ツワリで吐き出すものは、ぜんぶせいえきなんだよ・・・」
想像妊娠でも悪阻(つわり)はくる。
外見の腹部の隆起だけではなく、一通りの妊娠中毒症の症状がでるのだ。
たしかにこれなら自分が妊娠していると信じて疑わないのも頷ける。
だが一体どのような目にあえば、幼子をこのように仕上げることができるのだらうか。
よほど歪んだ性教育を施されたに違いない。
カウンセリングに付き合う方も一筋縄では行かない、前途多難である。
桃子は為す術を失い、呆然と立ちつくしていた。 <>
水死体<>sage<>05/02/22 12:39:25 ID:/psc19+V<> 「ーーーーーーーおかあさん、またオッパイ張ってきちゃった。
少し外に出ててくれないかな」
そう言って服を脱ぎだし、側に置いてあった金属製のボールを手に取ると
慣れた手つきで搾乳を始めた。
洗濯板のような薄く平坦な場所に小さく息づく桜色の突起。
左右両の乳首をキュッ、キュッと摘むたびに乳白色の液体がほとばしり、ボールを白く満たして行く。
「わたし『メスブタ』のはずなのにミルクが出るなんて。 これじゃあまるで『メスウシ』だね」
パタン・・・
病室の扉を静かに閉じ、俯いていた顔を虚空を見るように上げる。
前髪に隠れてその表情は見えない。
背中を扉に預け、そのままズルズルとしゃがみ込んだ。
細い肩がわずかに震え出す。
念のために言っておくが、笑っているのではない。
一滴、二滴・・・
声を押し殺し、頬を伝い落ちた熱い滴りが上着の裾を濡らしてゆく。
桃子はただ、ただ静かに泣いた。
すみません、気分害したら削除して下さい・・・
76さんの>>504で浮かんだというアリサのエロというのは、ひょっとして
レイクじゃなかったのですか?
原作版みたくと書かれていたのでてっきり・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/22 19:21:03 ID:e7+d/kFB<> かなり遠回しのエロですね!!
でもある意味かなりのエロレベルだと思いますよ〜
そして、乙!!!! <>
472<>sage<>05/02/22 20:23:19 ID:eA/lLoh3<> >>526
グッジョヴです、かなりヘヴィですね
特別病棟隔離までされるすずかはどんなことになったのかとちょっと気になるけど
実際聞いてみたらガクブルものっぽい気がするのでやめておきます
…あ、重箱の隅突っつきますけど、桃子さんはなのはしか産んでないですよー
>>516>>518
…ゴフッ…!
とりあえず、1話はそろそろ書き上がるのであとは誤字脱字とかの見直しをしたらうpれるとは思いますが
重要なシーンが(自分の表現力不足が原因で)抜けてたりするので絶対に期待はしないでくださいorz
…それにしても、1話でこんなに詰まってるとなると4話から大丈夫かな…? <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/22 21:55:07 ID:Ku6sJUKu<> >>520-526 水死体氏
GJ
読んでて段々ヘコんできました。
犯人どもに怒りが沸きました。
淡々とした文章に悲壮感が増して、少し涙が…
話に引き込む力がありますし、謙遜されなくても十分上手いです。
次は、すずかのことでも…いや、何でもないです。
アリサ物のエロは仰るとおりの物ですが、殺されはしないです。
いやほのぼのっていわれたもので、どうしようかな…と
そういうわけです、ハイ。
>>472 氏
ガンガレ
('A`)ブンショウデヘコンダノハヒサシブリダヨ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/22 23:23:05 ID:B1aIx28C<> たまにはえぐくて悲しくて救いようの無い話も読みたくなる・・・
人間とは贅沢な生き物だな。
いや、俺が、か。
続き期待してます水死体様。でもできたらzipにしてくださるとありがたいかな。ハハ <>
名無しさん@ピンキー<><>05/02/22 23:37:31 ID:hCPhWpzG<> すごい・・・
ここまで出来るものなのか。
文章だけでここまで引き込まれた世界観は久しぶりだわ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 01:08:28 ID:b3Zdn1n/<> ここに初めて来たのだが…ここはアニメオンリーなのか?アニメ&ゲームのコラボレーションもおk?例えば…久遠やフィアッセの介入…などだが?織れ的にはユーノより久遠を出して欲しがった。可愛いし強いしさ… <>
472<>sage<>05/02/23 01:30:04 ID:srEsQc+N<> >>532
問題ないと思うけど?原作にしろアニメにしろ「魔法少女リリカルなのは」に違いはないんだし
てか実は1回ユーノ×久遠書こうと試みたんだがとらハ3やったことないから久遠のキャラがよく分からずに未完のままお蔵入り
一応名前こそ出してないが晶、レン、フィアッセの存在も臭わせたりしたんだが、やっぱ原作やってないときついものがあると再認識
…こればっかりは見せろって言われても見せられるシロモノじゃないですよ?
…それにしても、とりあえず一から読んでみたけど表現が変だったりそうでなくても誤字脱字多いなぁorz <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/23 01:33:05 ID:LB8gpC2d<> >>532氏
リリカルなのはのSSなら何でも
漏れはアニメから入ったのでアニメメインですが…
原作オンリーでもコラボでもかまわないとは思います。
ところで、レンの不思議発音、何とかならないですか?
関西人には耐えられない…日本語の発音ですらない
シナリオクリアを放棄してしまいそうなんですがorz
>>519氏
ありがとうございます。期待に応えられるよう頑張ります。
<>
472<>sage<>05/02/23 03:58:15 ID:srEsQc+N<> ラノベアップロード板の25527にうpりました
こっぱずかしいのでパス付です
パスは「Magical girl lyrical ○○」の○○の部分(1文字目は大文字で他は小文字の英字)
02は反応如何によって書くかも知れないし書かないかも知れない…
>>534
そんなときこそ「ミュート」ですy(ry <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 07:54:30 ID:c6f6mDyW<> >>534
なに、中国訛りだと思ってしまえば(w <>
水死体<>sage<>05/02/23 12:37:11 ID:F2TXqBRA<> うう・・みなさん、ありがとうございます!!
おもいっきり叩かれるの覚悟してたのに・・・
・・・すずかは社会復帰難しいでしょうね。
桃子さんはなのはしか産んでいないということは、兄と姉は連れ子だったんですか?
それと、zipというのは・・・?
あまりパソやネットに詳しくないものでして。
2ちゃんねるに来たのもごく最近なんです。
あと、ラノベアップロード版の行き方も教えていただけるとたすかりまする。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 13:04:22 ID:v6R9kXoz<> 基本設定知らずに書いてたのか。
まあ、アニメだとその辺の描写無いけどな。
兄は旦那の連れ子で、姉は旦那の妹の子。 <>
472<>sage<>05/02/23 14:09:55 ID:srEsQc+N<> >>537
>zip
つ ttp://park8.wakwak.com/~app/Lhaca/
この辺のが一番使いやすいと思いまつ
詳細は説明書を読めば大体分かるかと
>ラノベ
つ ttp://ranobe.sakuratan.com/index.html
これのUPLOAD板参照ですよ
それにしても、普通にラノベとしか言わずに通じると思ったあたり虹汚染されすぎなんだろうか私orz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 15:11:56 ID:Efq0eO6f<> >>534
俺関西人だけどゆうひも薫もレンも耐えれたぞ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 15:27:35 ID:/BNIQxfx<> >>537
一応、原作コミでの血縁の設定はこんな感じです。
?==========?
| |
桃子=士郎(=)夏織 美沙斗=静馬(故人)
| | |
なのは 恭也 美由希
・美沙斗は原作3とリ箱のみ登場。
・静馬は原作3のみ登場。
・士郎は原作では故人。
・夏織は原作の設定に名前のみ登場。
行きずりの関係から産んだ恭也を士郎に押し付けて失踪。
・美由紀の本来の姓は御神。
・士郎と恭也の旧姓は不破。
……ところで、月村姉妹ってお互いのこと何て呼んでましたっけ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 15:35:34 ID:v6R9kXoz<> >・夏織は原作の設定に名前のみ登場。
リリちゃの過去シーンで登場してた気が…士郎の台詞だけだったかな?
>行きずりの関係から産んだ恭也を士郎に押し付けて失踪。
行きずりではなく幼馴染だったはず。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/23 18:53:28 ID:Efq0eO6f<> >>542
いや、士郎の台詞だけだった
士郎曰く「昔から俺に迷惑な女だった」とかなんとか <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/24 00:45:23 ID:KHLZhSd7<> >>540
漏れの気にしすぎだということで、ここは一つ…
>>543
士郎の全財産かっさらったっていってたような希ガス
>>472氏
読ませていただきました。ハイ
主役を入れ替えたダイジェストという理解でOKですか?
感想は…
元をなぞっただけの物なら、こんな物かという気もしますが…
とにかく、続きをお願いします。
最後の行から先に何が来るのか気になります。
なのはとのコントワロタ
<>
472<>sage<>05/02/24 01:26:25 ID:y+71n7so<> まぁ全体的な流れとしてはそんな捉え方で問題ないです
幾つかオリジナル要素混ぜようかな、などとは考えていますが。
ただ現段階の構想ではかなり終わりの方にしか混ざりませんorz
コントは…たぶん、書くたびにやってると思います。登場人物が違う…と思いますが。
基本的に話の内容に絡まなかった主役をメインにしたいと思ってます…3話までは必然的になのはメインでしょうか <>
水死体<>sage<>05/02/24 12:32:38 ID:3Q5AC6YY<> >>538さん>>472さん>>541さんありがとうございます。
>>76さん>>540さん 私も関西人です。
日本橋でリリカル箱買ってきます〜
>>>>>> <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/24 15:13:43 ID:XrJtAv9s<> 待て!今ならとらハDVD版を買った方がお得だ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/24 15:51:44 ID:36/tE4FP<> リリちゃだけ買ってもまず楽しめないだろうな
あれはあくまでとらいあんぐるハート3の外伝だからとらハそのものをまず好きにならないと <>
◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:19:22 ID:uJabWOpa<> 三分の一くらい録画失敗で見てないし、
見たのも1回だけで消しちゃったし、
DVDもCDも注文中でまだ届いていないけど、
書きたくなって書いちゃいました。
原作物は初めてだけど、やっぱり難しい。。。
とりあえず、さわりだけ。
<>
(1/5) ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:20:07 ID:uJabWOpa<> 「なのは、上にいる!」
満月を背景に巨大な黒いものが翼をひろげて襲いかかって
くる。それを見たなのはは僕を抱えて空へ逃げた。
「ユーノ君、この子カラスかな?」
「たぶん。カラスって光るものが好きっていうし」
無駄口をたたいている間に、巨大カラスに目前まで追いつ
かれてしまった。駄目だ。飛行を覚え立てのなのはとカラス
じゃ、空は分が悪すぎる!
「空じゃ不利だ、下に逃げて」
「きゃっ、ぶつかる!」
激突する寸前に防御魔法を発動させたけど、僕となのはは
態勢を崩して落下してしまった。
「きゃああぁぁ!」
「わぁぁぁぁっ!」
<>
(2/5) ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:21:17 ID:uJabWOpa<> むぎゅっ。
一瞬だけ気を失ったみたい。どこか柔らかいとこに落ちた
みたいだから痛くはないけど、目が回って頭がくらくらする。
そうだ、なのはは?
「ゆ、ユーノ君?」
「わっ」
突然天地が引っ繰り返ったので、僕はあわてて落ちたとこ
にしがみついた。暗くてどうもよく前が見えない。何か生温
かいし、ここはどこなんだろう? なのはの声はすぐ近くに
聞こえたんだけど。
「ここは? なのは、どこにいるの?」
「どこって、どこじゃないよう。あ、来たっ」
「ぎゃっ」
僕は何かに挟まれ、大きくグラグラと揺さぶられた。取り
敢えず爪を立ててしがみついたけど、一体どうなってるだろ
う? バサバサッてカラスの羽ばたきもかなり近くに聞こえ
るし。
「ユーノ君ってば、どこにいるか判ってないの?」
判らないから聞いてるんだけど。
「もう、ユーノ君の、バカぁ!」
バカって酷いよ、なのは。そりゃ僕は魔力は弱いし、あん
まり役に立っていないけどさ。
「わ、私の……すっ、スカートのなかっ」
<>
(3/5) ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:22:23 ID:uJabWOpa<> え……す……スカート?
じゃ、僕を挟んでいるのはなのはの足で、僕がしがみつい
ているのは……。
「ご、ごめん! そんなつもりじゃ!」
「ひゃん! 動かないで、やっ、くすぐったいっ」
そうは言っても、ずっとこのままじゃまずいし。
「すぐに出るから、ちょっとだけ足開いて!」
た、他意はないってば。
どうやらずっとなのはを追いかけているらしいカラスの隙
をついて、なのはが立ち止まって足を開いてくれた。よし、
今のうちに……あれ?
「きゃぁぁっ!」
勢いよく地面に飛び降りたはずなんだけど、なぜか目の前
で地面が揺れている。ずっとしがみついていたから、後ろ足
の爪が引っ掛かったみたい。
でも、ずるずると近づいているから、きっとそのうちに……。
「やだぁ、脱げちゃうよぉ」
なのはの悲鳴が、僕の耳に痛いくらいこだました……。
<>
(4/5) ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:24:52 ID:uJabWOpa<> 「ユーノ君のバカ」
「……ごめんなさい」
「ユーノ君のエッチ」
「……ごめんなさい」
「ユーノ君のすけべ」
「……ごめんなさい」
「ユーノ君のヘンタイ」
「……ごめんなさい」
目に涙を浮かべて顔を真っ赤にしたなのはが、僕のことを
じっとにらんでる。
今回は迷惑かけまくりで、にらまれても仕方がないことをし
ちゃった訳で、本当平謝りするしかないんだけど。でも、ヘ
ンタイはちょっと……。
結局、僕に……その……を膝まで脱がされちゃったなのは
が、動転した勢いでカラスをやっつけちゃったんだけど、やっ
ぱりなのはの魔力はすごいや。僕なんか比べ物にならないぐ
らい。
<>
(5/5) ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:26:13 ID:uJabWOpa<> 「……ふぅ、もういいよ。ユーノ君もわざとじゃないんだし。
ごめんなさい、言い過ぎちゃったね」
「ううん! なのはが謝ることないよ、悪いのは僕だから。
次は迷惑かけないように頑張るよ」
「うん、それじゃユーノ君、お願いします」
よかった、機嫌なおしてくれたみたい。食事抜きとか、最
悪家に入れてもらえないくらいは覚悟していたんだけど。
「それじゃ、もう夜も遅いし帰ろうか」
「カラスが鳴くから帰ろう、だね」
なのはが歌いながら遠くを指さす。指の先には、ジュエル
シードから解放されたカラスが、巣のかけられた枝にとまっ
てカァと鳴いていた。きっと、雛を守りたい親ガラスの心に
ジュエルシードの力が強く作用したんだと思う。
僕も助けられてばかりじゃなくて、なのはを守れるように
なりたい。
<>
◆51nyTkmf/g <>sage<>05/02/25 02:28:39 ID:uJabWOpa<> いちおう「淫獣少年えろえろユーノ」とかタイトル考えたけど、
あまりエロくないのでやめました。
<>
472<>sage<>05/02/25 02:35:19 ID:GbE9MsSw<> とりあえず満足のいくところまで書き上がってスレチェックしてたら偶然いいもの見れた(・∀・)
いや、そんな謙遜せんでも面白いですよ、私とは大違いですわorz
えっと、続き物になるんでしょうか?だとしたら続編期待です
続き物じゃないなら新作期待ってことd(ry
('A`)「相変わらず遅筆で困るな、私は」
⌒*(・x・)*⌒「だから素直にわたしを主役にしておけば良かったのに」 <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/25 02:46:11 ID:mScAJwGe<> >>549 GJ
エロイタチキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
このスレにきて始めてリアルタイム投下に遭遇しました。
ss01の後日談的内容ですね…CD届いてないんですか。
くすっと笑いましたよ。おもしろかったです。
また投下オナガイします。
できればで良いのですが、固定に投稿一発目のレス番をつけていただくと
いろいろ便利なので、お願いできますか?
ところで、>>372氏 元気ですかー?今どんな状況です?
>>343氏 進捗の方はいかがでしょう?
お二方の投下、楽しみに待っております。
リアルタイムで見てるのになぜ>>472氏よりレスが遅いか…まぁいろいろありまして(汗
('A`)ヤッパリモレノレスハナンダカエラソウダ <>
水死体<>sage<>05/02/25 12:51:34 ID:T+gfg7y0<> >>549
新しい神、降臨!
GJです〜
>>472さんの投下お待ちしてます。
>>76さんのはノエルどうなっちゃうんでしょうか・・・
リ箱じゃなくてDVDの方がお徳なんですね。
それではそっちを探しましょう。
只今なのはエロSS企画中です。
アースラ内が大変なことに・・・
一つ質問があるのですが、エイミィがクロノを呼ぶときって「クロノくん」でしたっけ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/25 16:56:45 ID:U52Yh+A8<> 呼び方調べてみた
すずか→忍 おねえちゃん 漢字で「お姉ちゃん」か?
忍→すずか すずか
エイミィ→黒の クロノくん クロノ君? <>
76<>sage なんだかものすごく眠い<>05/02/27 14:22:15 ID:jpk5FZeC<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_13 〜涙〜
私は、アリサちゃんを抱えて少しさっきの場所から離れたところに降りた。
「ねえ、なのは。どうして?」アリサちゃんがうつむいてしゃべる。
「どうして役に立たないあたしなんか連れてきたの?」アリサちゃんのほほに涙が伝い、
雫になって落ちた。私はそんな事ないと言い、アリサちゃんの肩に手を置こうとした。
アリサちゃんは私の手をはね除け、私を鋭く睨んだ。
「…どうせ私が何もできないのを見て楽しんでるんでしょ?
何もできないただのお嬢様だって笑ってるんでしょ?
自分たちが特別だって言いたいなら言えばいいじゃない!」
私は、アリサちゃんのほほを打った。
なのはが泣いている。…また、なのはにたたかれちゃった。
さっきまで高まっていた感情も冷や水をかぶったように収まっていた。
「どうしてそんな事言うの?私とフェイトちゃんがそんな事で連れてきた思うの?」
私が黙っていると、なのはがぽつりと話し始めた。
「フェイトちゃん、生まれてからずっと友達がいなかったんだ…。
私が初めて会ったときから悲しそうな目をしてた。
私の家で引き取ってからも笑ってはくれるけど、何か影のある、まだどこか遠慮している、そんな笑い方だった。
でも、アースラでアリサちゃんとおそろいの服を着て、姉妹だねといわれたときのあの笑顔。
恥ずかしそうだったけど、私にはしてくれなかった微笑み。
私の家に来てまだ4日、アリサちゃんと会ってまだ2日しか経ってない。
私も出会ってから時間がないけど、
私よりも先に一番自然な笑顔をフェイトちゃんにさせたのはアリサちゃんだよ?
そんなフェイトちゃんに向かって、アリサちゃんは…」私は分かってるわよとだけいって口をつぐんだ。
本当は分かってる。なのは達が私をここに連れてきた理由。
連れてこなかったら連れてこなかったで私がどう言うかも。
分かってるけど…でも、もう少し突っ張らせて。私って本当に嫌な子だな…。
なのはは、しばらく黙ってこっちを見つめた後、待ってるからとだけ言い残し、
フェイト達の元へと戻っていった。 <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/27 14:23:18 ID:jpk5FZeC<> 眠い…一眠りしてから続き書きます。 …起きてくればだけど <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/27 15:48:12 ID:4aPwSmxY<> >>561
GJ!
睡眠をとるのも必要なことです <>
76<>sage 今回ちょっと変則的です<>05/02/28 01:43:09 ID:K/TP6AVI<> 高町家に引きとられたフェイト4日目 5_14
アリサちゃん置いて戻ってきたけど、それで良かったのかな…。
私はフェイトちゃんとすずかちゃんを交互に見た。フェイトちゃんはやっぱりというか
少し不安そうな表情をしている。すずかちゃんは、軽く首を振って心配ないというような
感じで私を見返してきた。そして、優しい声でこう、切り出した。
<<フェイトちゃん、アリサちゃんのところへ行ってあげて。>>
<<でも…今はそんな事>>
<<アリサちゃんが気になって仕方がないんでしょ?ここは私となのはちゃんで何とかするから>>
わたしも頷いて、行っておいでよと念話を送った。フェイトちゃんは私たちを2・3回見た後、
アリサちゃんのとこへと飛び立った。私とすずかちゃんはお互いに頷きあってノエルさんに杖を構えた。
○すずか・なのは
○アリサ・フェイト
同時進行なので
先に見たい方に進んでください。 <>
76<>sage 下とは同時進行です<>05/02/28 01:43:51 ID:K/TP6AVI<> ○すずか・なのは
ノエルさんがわたしに向けて腕を伸ばす。
「距離15…風向き参考…照準セット…カートリッジ×2…ファイエル」
すずかちゃんがわたしの前に来てシールドを展開する。シールドにはじかれて腕が戻る間に
ディバインシューターをノエルさんに向けて打つ。ほとんどはノエルさんのシールドにはじかれたけど、
一つは貫通して足下に着弾した。間髪入れずに次のパンチが飛んでくる。
今度は二手に分かれて腕が格納されるまでの間にシュートを連続して打つ。
腕がはまる瞬間、シールドがなくなり、一発は刀のような物に命中した。
すると、ノエルさんの周りが揺らいだように見えた。
わたしはすずかちゃんとコンタクトをとりながら数回それを繰り返す。
すると、今までほとんど動かなかったノエルさんが走り出した。速いっ!?
あっという間に詰め寄られ右手の刀を振り下ろされる
"Protection"ぎりぎりのところでバリアがかかった。その時、ノエルさんの左腕がわたしの方を向き、
「距離2…標準セット…カートリッジ×4…」わたしはもうだめだと目をつぶった。
「ファイエル」発射音がしたけど、わたしには当たらなかった。
目を開けると、バリアを破った切っ先がわたしの目の前にあった。
そして、その刃先は円陣に阻まれている。
「なのはちゃん、離れて」わたしは飛び退いた。同時に円陣が消え、
刀がわたしのいた空間を切り裂いた。
間に合った。私はほっと一息を付いた。防御性能が高いっていうのは伊達じゃなかったんだ。
「ありがとう、すずかちゃん」なのはちゃんが笑ってこっちを見た。なのはちゃんに少し疲れの色が見える
でも、ノエルの攻撃は休むことを知らなかった。さっきから防御魔法出力最大だけど
なのはちゃん持つかな?心なしか動きに切れがなくなってきたようだけどフェイトちゃん。
早くアリサちゃんを連れてきて。お願い。
<>
76<>sage 上手く連動できたらいいな。<>05/02/28 01:44:33 ID:K/TP6AVI<> ○フェイト・アリサ
私はアリサの元へ降りたった。アリサの方へ手を伸ばそうとして…やめた。
「何しに来たのよ…」うつむいたままアリサが言う。私は何も言えずに黙っていた。
「黙ってないで何とかいいなさいよ」ぽつりと、しかし強い口調でアリサが言った。
私はアリサの手を取り、じっと目を見つめた。アリサがそっぽを向く。顔が少し赤くなっている
「な、何がやりたいのよ」私はてを胸元まで持って行って、一言ごめんねとつぶやいた。
「どうしてあんたが謝るの」アリサは困惑した表情を見せる。
私は、私が連れてきたことでアリサを傷つけたと言うと、アリサはこっちを見つめ返して
「私はそんな事を怒ってたんじゃないの。自分自身の無力さに腹が立って、
それでフェイトに八つ当たりしただけ。おかげでなのはに叩かれちゃったけどね」
声は怒っているようだったけど、顔は少し笑顔になっていた。
…なぜだか分からないけど、フェイトにはかなわないな。顔見てたらなんだか毒気が抜けちゃった。
無口で無表情。だけどなんだか放っとけない。意地はって突っ張るのもバカらしくなってきた。
「怒ってない?」おそるおそる聞いてきたフェイトにしつこいと怒るわよと言ってみた。
ごめんなさいとあわてて謝ってきたのがおかしくて、つい吹きだしてしまった。
釣られてフェイトもくすっと笑った。
「じゃあ、そろそろ行こう。なのはもそろそろ限界だろうし」私は耳を疑い、もう一度聞き直した。
「すずかが攻撃を防ぐためにずっと最大出力で防御魔法使ってるから、
攻撃に回せる分が少なくなってきてるみたい。」私はまだ大丈夫だけどと付け足すフェイト。
あたしはフェイトに早く言いなさいよと言うか言わないかの間に飛び出した。 <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/02/28 01:50:26 ID:K/TP6AVI<> すんません。
続きは、来週持ち越しで…orz
ここから先は大丈夫だと思いますが…これ以上人数が増えたらどうなるんだろう
とにかく、もうしばらくおつきあいくださいませ
('A`)スランプナンダロウカ・・・ <>
水死体<>sage<>05/02/28 12:50:36 ID:Op8fMqH7<> >>559
サンクスであります。
これでアースラ・エロス事件がかけます。
>>76さん乙であります。
ついに戦いにケリがつくのでしょうか。
<>
水死体<>sage<>05/02/28 12:52:18 ID:Op8fMqH7<> 仕事場から自転車でコギコギ帰ってる途中でスカイビルを見上げてなんとなく妄想しました。
関東とかでバトルはあっても他の所ではあんまり無いですよね。
リリカルなのは バトルin大阪
ゴッ!!!
衝撃がかすめた。
全面ガラス張りの壁がビリビリと耳障りな音を立てた。
大阪梅田にある二つのビルの上を繋ぎ、あたかも巨大な門のような佇みを見せる新梅田シティビル。
通称、スカイビル。
全長170mもあるアーチ型の高層ビルの全体が揺れた。
中にいる人々は何事かと驚き、騒ぎ、外を見た。
大阪の街を眺望できるひときわ高い建造物。
その上空で、なのははレイジングハートを握りしめていた。
『ラウンド・シールド』
魔法のデバイスが張った光の盾に、飛び来る光弾が襲いかかった。
ぶつかり、弾かれる。
そのたびに光りと衝撃が飛び散った。
しかし、全てを防ぎきることはできなかった。
大量に放たれた光弾のうち二発が、右のふくらはぎと肩を貫通していた。
最初はわからなかった。
いや、脳が理解することを、NHKの集金が来たときみたいに丁重にお断りしたのだ。
撃ち抜かれた箇所を見る。
皮が熔け、赤黒く焼けた肉がえぐれていた。
奥に見える白い物は骨かもしれない。
切ってあった脳の回路が繋がった。 <>
水死体<>sage<>05/02/28 12:54:38 ID:Op8fMqH7<> 熱い。
熱い、熱い。
熱い熱い熱い熱い痛い熱い痛い熱い熱い痛い痛い熱い痛
い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛
い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いぃっっっ!?!!?!!
痛みと恐怖とパニックが一緒くたになり、よじれて絡まって転げ回った。
その時になったようやく、喉の奥から声が込み上げてきた。
溢れる涙と鼻水。
歪む顔。
叫んだ。
どうしていいかもわからずに、感情の赴くまま叫び続けた。
苦痛がもたらす絶叫は、梅田の街を吹き抜けるビル風に溶け消えた。
なのはのさらに上空では、フェイトが別の敵と交戦していた。
「・・グ・・・フゥ・・」
拳がフェイトの腹にめり込んだ。
焦点がブレる。
口の中に胃液が殺到した。
その味に、最後に食べた物が卵掛けご飯だったことを思い出す。
続いて顎の下から突き上げるような一撃。
意識が一瞬途切れる。
手から離れるバルディッシュ。
急に浮力が失われ、フェイトは地面へと吸い込まれていった。
こげな感じのをどなたか書いてくださらないかなぁと・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/28 16:31:35 ID:3SPlw5HX<> あなたグロ系求め杉 <>
67<>sage<>05/02/28 17:05:12 ID:eer6goU6<> >>570氏
気持ちは分かりますが、そういうことは心の中で言いましょう。
>>水死体氏
これは僕の自分勝手なのですが、>>570氏のような人もいるので、これからはテキストに書いて、それを出した方がいいと思いますよ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/02/28 17:12:04 ID:dj7fQtd1<> 他のスレではどうか知らないけど此処ではエログロはあんまり好かれないのは確かだな・・・。
>>571氏の言うとおりまとめたファイルとしてUPしたほうがいいと思う。 <>
549<>sage<>05/03/01 00:14:01 ID:duIidXoN<> 続き書いてます。
が、届いたDVDとCDみて書き直しがかなり発生……。
こうだっけ、と記憶だけで書いていたら駄目ですね。
しかし、今まで魔法少女物は興味なかったのに、
何でこんなになのはにはまったのか。。。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/01 00:17:45 ID:P7L2TzMK<> >>573
なのはは後半から魔法少女じゃなくなったからなぁ。
発達しすぎた科学は魔法になるって感じだし <>
76<>sage どうも風邪引いたみたい<>05/03/01 00:41:25 ID:1NxcH5sN<> >水死体氏
アースラですか。待ってますね。
>戦いにケリが付くのでしょうか。
たぶん・・・頑張ります
>>568-569について
これは・・・難しそう。それより文章として完結してませんか?これ
後、グロを出すのはあらかじめ注意書きをしていただけるとありがたいです。
できればテキスト化してそのリンクを張るとか・・・私は割合平気ですが、拒絶反応を起こす人が多いですので。
作品のでき以外のところで叩かれないための予防線だと理解いただければ・・・
>>549氏
私のわがままを聞いていただいてありがとうございます。>レス番表記の件
なのはは見れば見るほどきっとたくさんのイマジネーションがわいてくると思います。
作品の完成、楽しみに待ってますね。 <>
76<>sage 追記<>05/03/01 00:45:28 ID:1NxcH5sN<> それはそうと、67氏 そろそろお一つどうです?( ̄ー ̄)ニヤリッ <>
水死体<>sage<>05/03/01 12:28:20 ID:kxvU/p+t<> 了解しました、次からSS投稿版にうPしますね
でもこれって日数制限とかってあるんでしたっけ?
今書いてるのも、ちょっと拒否反応でそうな人が多いです。
えちぃシーンはただの無理矢理でも、その後が・・・
触手とか孕みとか免疫ある人は大丈夫ですが。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/01 13:13:50 ID:viRMwthR<> >>577氏
読んでみたいが…俺はPC修理中だからなぁ…携帯で読めるようになりませんか? <>
67<>sage<>05/03/01 20:23:42 ID:eRC58r7R<> >>76氏
そんなこと言われても・・・(汗) <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/03/01 23:10:58 ID:1NxcH5sN<> >>578
水死体氏の許可があれば、私の自鯖にあげることは可能ですが(同時接続10セッション・iis5.1・・・)
HTML化が・・・
>>67氏
もちろん無理にとは言いませんし、気が向いたときで結構ですので。ハイ <>
水死体<>sage<>05/03/02 12:37:49 ID:ptSn5Nkt<> >>76さん
ありがとうございます、そのさいには是非お願いいたします。
・・・え〜と、どうやってお渡ししましょう。
SS版に張り付ければ良いのですか?
>>578さん
どうしましょう、私はちょっとやり方が・・・・
携帯からupしたら携帯でも読めるとか・・・?
あと、すみません、虹版の行き方って教えていただけないでしょうか?
2chのトップページから行けるんでしょうか <>
76<>sage<>05/03/02 21:45:14 ID:gKmA5BDk<> >>水死体氏
ロダにファイルを投げていただければ勝手に引っ張って来ますので、
特に何をしていただくということはないです。
虹板とはふたばの方ですか?それならば、ふたばちゃんねるでググれば出てくると思いますが?
半角二次元なら、大人の時間のカテゴリからいけるはずです。 <>
水死体<>sage<>05/03/03 12:53:32 ID:J5kkahkD<> ???
2ちゃんねるとふたばちゃんねるって、同じなんですか?
以前ググったときに、ふたばの虹はでたのに
2ちゃんの虹はでなかったのですよ・・・・
ということは、知らずにスルーしてたということですね。ガクッ
では出来次第、ただちにロダにうPいたします。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/04 00:08:35 ID:gNJbq+eH<> 半角二次元はあんま虹とは呼ばないからでないかい。角煮とかが良く見る。 <>
67<>sage<>05/03/05 20:18:22 ID:j3g0n7dN<> エロじゃないけどなんかなのはのSSが書きたくなってきた・・・
ちょっと頑張ろう。 <>
76<>sage<>05/03/06 02:01:15 ID:TWMfT1Wf<> >67氏
楽しみにしてますね。 <>
76<>sage<>05/03/07 02:44:02 ID:ZDVRvll3<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_15 〜合流〜
なのはちゃん、相当苦しそう。かといって防御を解けば
機動力と瞬発力が桁違いになっているノエルに攻撃される。
私が防御、なのはちゃんが攻撃の分散でやっと力が均衡している感じ。
でも、少しずつ押されてきている。私も少し疲れてきた。
一瞬気が抜けてバリアを張るのが一瞬遅れる。私がなのはちゃん危ないと叫ぶも、
疲れているなのはちゃんの反応が鈍く避け切れそうもない。間に合わないと目をつぶった時
"Round Shield"男の人の声をした電子音が聞こえた。目を開けるとなのはちゃんの目の前で刃がぴたりと止まっていた。
「まったく、あたしがいないとだめね」上空を見上げると同じ髪の色をして似たような髪型の二人が
こっちを見下ろしていた。
アリサちゃん、戻ってきたんだ。私は嬉しくてアリサちゃんに手を振る。
アリサちゃんは少し恥ずかしそうにしてそっぽを向いた。
「なのはに恩を売るチャンスをあたしが見逃すと思ってるの?」少し強がり。
私となのはちゃんは顔を見合わせてくすりと笑った。
フェイトちゃんも少し顔をほころばせている。
と、フェイトちゃんが急に真剣な表情になり、ノエルの方を見つめる。
「ゆっくり話してる暇はないみたい」見るとノエルが腕をなのはちゃんに向けて発射するところだった。
私は当たる直前になのはちゃんのへフィールドを張り。なのはちゃんがタイミングを見計らって攻撃を仕掛ける。
私はなのはちゃんとのエルの攻撃パターンと隙の出来る瞬間について移動しながら念話でアリサちゃんとフェイトちゃんに話した。
後、刀に攻撃が当たると揺らぎが出来ることについても
<<…分かった。私とアリサで隙をくるから、封印はなのは、お願い>>
<<分かった>>なのはちゃんが頷くとフェイトちゃんとアリサちゃんが頷いて二手に分かれ攻撃を開始した。
<>
76<>sage<>05/03/07 02:44:46 ID:ZDVRvll3<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_16 〜捕縛〜
アリサちゃんが遠距離からフォトンランサーを撃つとノエルが腕をそっちにセットする。
「…照準セット…距離40…風向き参考…」フェイトちゃんが背後から駈ける。
「ファイエル」腕が飛ぶと同時に刃に向けて杖から出たた光の鎌をぶつけるも弾かれた。
アリサちゃんのところへ飛んでいったノエルの腕は最大出力のシールドに阻まれてアリサちゃんには届かなかった。
腕に勢いがなくなったところでアリサちゃんは連撃にはいる。
フェイトちゃんはノエルとつばぜり合いをしている。なのはちゃんは…杖を正面に構えて目を閉じたまま動かなくなった。
<<ユーノ君、まだ魔力持つ?>>唐突に話しかけるなのはちゃん。
<<もう少しだけなら…でも何で?>>
<<わたしが合図を出したら、ノエルさんを捕まえてほしいんだ>>
<<…分かった、なのは>>
直後、アリサちゃんのフォトンランサーがノエルのシールドに跳ね返りこっちに向かってきた。
私はシールドを張ろうと杖を前に差しだそうとしたのをなのはちゃんは止めた。
つばぜり合いをしていたフェイトちゃんはノエルの腕が戻る直前に飛び退いた。その直後
たくさんの光の矢がノエルに届いた。アリサちゃんが放っている連撃にフェイトちゃんが離れながら放った連撃が重なっていた。
ノエルはスタン状態になって動かない。刃にも数発当たり、空間に揺らぎが出来た。
少しして、ノエルの起動音が聞こえ、揺らぎが安定したその時、なのはちゃんが目を開け
<<ユーノくんっ!!>>合図を送ると結界を軽く突き破ってノエルを鎖が捕縛した。
「フェイトちゃん」なのはちゃんが言うとフェイトちゃんは無言で頷き、
バルディッシュから光の玉が飛び出し、レイジングハートに吸収された。
"Power charge Complete”"Power supply Complete"それぞれの杖が発声した。 <>
76<>sage<>05/03/07 02:45:29 ID:ZDVRvll3<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 5_17 〜封印2〜
「お願い、レイジングハート」
"All right. Sealing Mode Set UP"レイジングハートから帯のような物が飛び出し、
ノエルが持っている刃物に巻き付く。
「リリカルマジカル、ジュエルシード…シリアルUnknown、封印!」なのはが言うと
レイジングハートの光がまして刃物から何かが分離、ノエルが刃物を落として崩れ落ちた。
私はノエルの元に駆け寄り、体を抱きかかえた。
"Mode Release"レイジングハートが排気をし、元の杖形態に戻る。
わたしはジュエルシードの元へ向かい、レイジングハートをかざした。
"Receive No.Nothing”真っ黒いジュエルシードみたいな物が吸い込まれる。何だろう、この薄気味悪い感じは
フェイトちゃんを見ると少し目が潤んでいた。理由は…聞かないことにした。
そこにユーノ君が戻ってきて、
「みんな、お疲れ様」とわたしの肩に乗って言った。
ユーノ君もお疲れ様と、わたしはユーノ君の頭をなでてあげた。
少しだけ離れたところにアリサちゃんが所在なさげに立っている。
そこにフェイトちゃんが行ってアリサちゃんの顔をのぞき込んだ。
アリサちゃんはあわててほほを赤くしながらそっぽを向いた。
それを見たフェイトちゃんが少し困ったような顔をしているので思わず笑ってしまった。
「な、何よなのは。文句あるの」少しアリサちゃんにすごまれてしまった。
すずかちゃんもノエルさんを心配しながらこっちを向いてくすくす笑っていた。
「…二人とも、何笑ってるのよ」アリサちゃんは顔を真っ赤にしている。フェイトちゃんはきょとんとした感じて立っていた。
ひとしきり笑った後、庭の惨状を見て少しため息が出た。後でノエルさん、びっくりするだろうな…
ひとまず私たちは、ノエルさん達を屋敷内に移すことにした。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/07 03:04:00 ID:BiQwTRyF<> GJ!
すずかはレプリRH、アリサはレプリBDなのかぁ。 <>
76<>sage 反省会再びorz<>05/03/07 03:04:41 ID:ZDVRvll3<> …長かった。
長引かせた割にあっさり決着をつけてしまいました。スミマセン
戦闘中にデータをとってるような部分をいろいろとちりばめてはみたんですが、
私の描写力のなさで分かりにくいものになってしまいました。
(アリサの葛藤とか)
キャラは動いてくれるのにそれに適した表現が浮かんでこないときって
ものすごくフラストレーションがたまりますね。
あと、文章上の同期をとるためになのはの呪文を削ったり、文章量節約のために
表記を省略したりしてます。(例フォトンランサー連撃→連撃 ディバインシューター→シュート)
ホントすんません。
約束通り、いったんシリーズはお休みして例のSSを書いてみます。
あまりグロ度とかは期待しないでください。
もう時間も遅いので、失礼します。
('A`)モレニモットブンショウリョクトシュウチュウリョクヲー <>
76<>sage<>05/03/07 03:15:29 ID:ZDVRvll3<> >>590
はい。
一応>>210ー214でそれらしい物はほのめかしたつもりですが、説明不足ですね。
反省。
一度オリジナル設定についてのまとめ作った方が良いですか?
て、そんなにないような気がするけど…
それよか、書いた物をまとめろという話ですね。 ガンガってみます
ほかに疑問点や知りたいことなどがあれば、どんどん言ってください。
一度自分用の設定集まとめないと・・・orz <>
472<>sage顔を出すのは久しぶりだなぁ<>05/03/07 03:52:19 ID:Vgqa9N/r<> >>591
もつかれです
文章力はとにかく書くことでしかつかないですからね、私も苦労してますがorz
集中力は…うーん、どうなんでしょうk(ry
とにかく、その黒い何かがどう動き出すのか楽しみです
…あ、私ですか?正直難しすぎて別の作業に逃げてますorz
逃げたままだと気が済まないので書けるとは思いますがはてさていつになることやら
あとどう頑張ってもDVD買わないと書けないので完結するのは早くて5月末、何してんだ私o...rz
⌒*(・∀・)*⌒「元がいいものをその話に沿って書こうとすると後悔するってことだね」
('A`)「まったくもってその通りです、正直すまんかった」 <>
67<>sage<>05/03/07 15:35:53 ID:AvTdiwQz<> >>472氏の気持ち、よく分かります。僕も頑張らなきゃ・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/07 15:52:43 ID:BiQwTRyF<> >>592
>『Power Supply and Device Link Mode Set up』バルディッシュとレイジングハートが
同時に発音し、それぞれの玉と杖の間に光が発生した。光は一瞬で消えたけど、
玉が透明度を増していく。
「じゃあ、その玉をありささんとすずかさんに渡して下さい」なのははすずかに、
私はアリサに玉を渡す。二人は球を受けとり、しげしげと見つめている。
「じゃあ、その球を強く握って下さい。」二人は言われた通り玉を握りしめる。
すると玉から光があふれ、二人は一瞬光に包まれた。
見るとすずかはなのは、アリサは私と同じバリアジャケットになっていた。
確かに説明あるね。
よく読んでなくてスマソorz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/08 10:57:20 ID:7sAKF9Nb<> 昨日、リリカルなのはのDVD見た。
桃子さん若っ!
ゲーム版の桃子さんが若いときのと同じだし…見ててコーラ吹いた。なのはパパがいない方が良かったなorzいなかったらフィアッセが居たのにorzユーノの要らないから久遠だせ!久遠の方が可愛いし大人の女性に変化できるし。 <>
水死体<>sage<>05/03/08 12:52:44 ID:3I+y7h1E<> 76さん乙であります!
ようやくノエルとの戦いに決着がつきましたね。
例のSS、期待してます!!
とらハDVD買ってきたのにまだやってないです・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/08 20:19:35 ID:KCrD9R9n<> >>596
ゲームでは確かにいなかったが士郎がいてこその高町家だろう
士郎が原作どおりに亡くなってたらフィアッセが居るって・・・何か勘違いしてないか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/08 20:49:38 ID:EGSX09Bf<> そこら辺は入った媒体の違いだろう。
少なくとも私みたいなゲームから入った人間には晶、レン、フィアッセがいてこその高町家。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 00:40:33 ID:R+B/ajuE<> 誰か…ゲーム版のリリカルなのはの忍ルートの攻略法を教えて <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 01:02:49 ID://hKISXI<> >>600
ぐぐれ
まず忍の家に行くことが第一条件 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 01:30:03 ID:R+B/ajuE<> 今、PCが使えないからググレない…
家に逝っても条件がわからない <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 01:37:08 ID://hKISXI<> >>602
っhttp://park11.wakwak.com/~yuki1485/kouryaku/ririkaru/ririkaru.htm <>
名無しさん@ピンキー<><>05/03/09 01:43:32 ID:R+B/ajuE<> >>603サンクス
でもこれに忍ルートの攻略法あったか?俺にはイマイチわからない…ヘタレでごめん <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 02:39:19 ID://hKISXI<> >>604
忍ルートなんて存在しない
ただHシーンがあるだけ
そろそろスレ違いなんで別スレで質問してみればどうかと <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/09 04:02:14 ID:R+B/ajuE<> 申し訳ないです…
リリカルなのはが、またやるって本当なのか? <>
472<>sage<>05/03/09 04:11:08 ID:guEjwH8N<> >>606
先月行われたリリカル☆パーティーにて、第二期の企画が進行中とのこと。
あくまで企画進行中なので、実際にやるかどうかは分からないですけど、でもかなり好意的な方向で進んでいると思います
それに、そう思った方が妄想だけで走ってゆけまs(ry
あぁーそれにしても全然書けねぇーorz
⌒*(・∀・)*⌒「逃げた別の作業ってのは?」
('A`)「正直言ってそっちも詰まってます」
⌒*(・x・;)*⌒「ダメじゃん…」 <>
水死体<>sage<>05/03/09 12:36:12 ID:uk8mb7A/<> やった!!
第2部ですか、うれしいですね〜♪
>>472さん、ガンバです!
ゲーム版のなのはの声は北姉さんだったんですね・・・
DCのさくらと同じ声変えです。 <>
67<>sage<>05/03/10 17:47:41 ID:qdEOiVuW<> >>水死体氏
もっと言うと「まじかるカナン」の水城さやかの声もゲーム&OVAが北姉さんだったんですよ。
今はフェイトの声・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/10 23:16:34 ID:+RjSmfuf<> 1から読みました
>>76氏
最初のフェイト虐めは可哀想過ぎて見れたもんじゃありませんでしたが、話が進むごとにおもしろくなって、続きが楽しみです。
頑張ってください。
私も少しSSかじっただけの身ですが、なのはSS書いてみたいと思います。エロくないかもしれませんが…
お目汚しになるかもしれませんが、書き上げたら投下します。。。
(1のいづみBADENDでトラウマになりかけたのは秘密だ。まだ、封印は解かれていませんw) <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:06:31 ID:5nHZ3Tfw<> >>550-554 の続きです。
DVDみてCD聞いて、ゲームまで始めたら時間がかかっちゃいました。
iPodでの「Innocent Starter」の再生回数が500回超えるくらいw
ユーノは自分なりに解釈した一人称で書いています。
なのはは……ごめんなさい、自分の解釈通りにすら書けてません...orz
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:07:31 ID:5nHZ3Tfw<> 淫獣少年えろえろユーノ その2
「おやすみなさい、ユーノ君」
「おやすみ、なのは」
なのはがベットの中で眠るのを見届けた僕は、寝床代わり
のバスケットの中で丸くなった。時計の針はもう三時、寝る
時間はあまりない。僕は何度か強行軍の遺跡調査に参加した
ことがあるから慣れている方だけど、なのはにそんな経験は
ないだろうから結構辛いと思う。
それにしても今日は大大大失敗だった。なのはをサポート
するはずが、逆に足を引っ張ってしまうなんて。なのはの成
長と魔力が凄いからどうにかなったけど、まだ出会った頃だっ
たらどうなっていたか。危険が伴うのはなのはも承知してい
るけど、出来る限り僕が取り除かなければいけないのに、か
えって危険にさらしてしまうなんて。ジュエルシードの封印
どころか、なのはのサポートも出来ないなんて、何て僕は情
けないんだろう。
それにわざとじゃないとはいえ、あんな事しちゃったし。
許してくれたけど、心の中でヘンタイとか思われていたらど
うしよう。はぁ、役立たずでヘンタイだったらほんと、最低
だ……。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:08:36 ID:5nHZ3Tfw<> 「んんっ」
……寝言?
寝てるようだけど、ちょっと顔が赤いような。
籠から出て、なのはのベットをそっとよじ登る。やっぱり
顔が赤い。息も少し荒いみたいだし、汗もかいている。疲れ
から熱が出たのかな。いくら魔力が強くたって、体力は他の
子供と変わらないんだし。
「…………」
なのはのおでこに頭をつける。うーん、この姿だとよくわ
からないや。回復魔法をかけた方がいいかな、それとも誰か
家の人を呼んだ方がいいか。
「ねぇ、ユーノ君」
どうしようか悩んでいると、なのはの目が開いた。
「あ、ごめん、起こしちゃった」
「ううん。起きてたの。ちょっと眠れなくて」
寝る前は大丈夫そうだったけど、具合が悪くて眠れなかっ
たのか。心配だな。
「なのは、大丈夫? 顔も赤いし、辛いならお母さんを呼ん
でこようか?」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:09:38 ID:5nHZ3Tfw<> 「大丈夫だから呼ばないで……その、恥ずかしいから」
本当に大丈夫ならいいんだけど、でも恥ずかしいって何が
だろう? 高町家は自己管理がどうこうとかで厳しいのかな。
「どうしたの? 困っていることがあるなら言ってよ。なの
はにはお礼しきれないくらい助けてもらっているし、僕で出
来ることなら何でもするよ」
なのはは片手で布団をつねったりしながら、目を伏せても
じもじしている。どうしようか悩んでいるみたいだ。僕って、
そんなに頼りないのかなぁ。
「あの、あのね……」
「うん」
なのはの潤んだ瞳に僕が映っている。何かドキドキしてき
ちゃった。
「わたし、変なの」
「へん?」
「体が熱くなって、ドキドキして、じっとしていられなくて、
その……が……なの」
恥ずかしいのか声がどんどん小さくなって、最後はよく聞
き取れなかった。これだけだとよく判らないけど、封印した
ジュエルシードに何か影響を受けたか、それとも魔力に悪酔
いしたのかな。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:10:51 ID:5nHZ3Tfw<> 「えと、いつからそうなったの?」
なのはは何かを口にしかけたけど、ぷいっと顔を枕に伏せ
てしまった。寝る時はほどいている髪の隙間から、真っ赤に
なった耳たぶが顔をのぞかせている。何がそんなに恥ずかし
いんだろう?
『ユーノ君が、わたしの、すっ、スカートの、な、中にはいっ
て、から……』
声に出すのがよほど恥ずかしいのか、なのはは質問に念話
で答える。
「えっ……ご、ごめん」
やっぱり、あれは熱が出るぐらいにショックだったのか。
どうしよう、どうすればいい、どうなるんだろう? もしか
して、テレビでやっていたハラキリとかウチクビとか!?
あたふたする僕を、布団から伸びたなのはの手が捕まえる。
強く握られてはいないけど、ちょっと怖くて動けない。
『ユーノ君が悪いんだから、せっ、セキニン取ってよね』
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:12:13 ID:5nHZ3Tfw<> せ、せきにん……?
…………えーと、責任というと、やっぱりあれかな。私、
できちゃったの、とか。でも、そうゆうコトはしてないし、
そもそも僕はまだだし、なのはもまだだと思うけど。もしか
して、こっちの人は触っただけでできちゃうとか。いや、ま
さかそんなことは………ないよね?
「な、なのは、責任って、その、うわっ!」
僕はなのはに布団に引きずり込まれ、ギュッと抱きしめら
れる。なのはの腕の中は暖かくて、見た目よりもそこは柔ら
かくて……て……。
「な、な、な、なのは、ちょ、ちょっと」
あたっているんですけど……。
うぅ、胸がドキドキして爆発しそう。だ、だめだ、落ち着
け、ユーノ!
『ねぇ、ドキドキしてるでしょ』
「えっ……うん」
密着しているからか、なのはのドキドキもよく聞こえる。
僕のと同じくらいドキドキしてる。
だから、くっつき過ぎじゃないかと、、、
『それでね、ずっと……が変な感じなの。いてもたってもい
られないの』
「……う、うん」
『自分で、その、してみたんだけど……』
「えっ?」
『何か違うの……あの時と、ユーノ君とは違くて』 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:13:29 ID:5nHZ3Tfw<> 「……えっ?」
な、なのはは何を言いたいのかな。僕、子供だから判らな
いや。ははは……。
…………。
つまり、なのははエッチな気分になっちゃって、それの原
因は……やっぱり僕?
『眠れないの。あしたテストなのに』
「……」
『テスト中に寝ちゃったらどうしよう』
「……」
『得意科目だし、点が悪かったらみんな心配するかな』
「……」
『……ユーノ君、聞いてる?』
「キュウ」
『……』
「う、うん、聞いてるよ、なのは」
聞いてはいるけど、本当はあまり聞きたくないというか。
『何でもしてくれるんだよね』
「それは僕に出来ることならで、、、」
『大丈夫。ユーノ君にしか出来ないから』
「その、そうゆう意味じゃなくて、僕らには早いんじゃない
かと……」
『でも、アリサちゃんもすずかちゃんもしてるって。犬や猫
でだけど』 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:14:50 ID:5nHZ3Tfw<> ……犬猫ですか、そうですか。こっちの女の子は幼そうに
見えるけど、すごいんだな、あの子達がそんなことしている
なんて。人が多いから、繁殖力が強いのかな。何か、想像す
ると……鼻血が出そう……。
『そうした方が良く眠れるんだって。だから、お願いね』
「だからじゃなくて、駄目だよ、なのはってば」
しびれを切らしたなのはが実力行使に出る。僕は問答無用
で布団の奥に押し入られるた。
「っ!!」
僕の目になめらかな肌が飛び込む。パジャマが上も下もは
だけられているから、お腹の可愛いくぼみも、大事なところ
を守る白い布地も丸見えだ。
何度か不本意で見てしまったことはあったけど、こんなに
まじまじと見たのはこれが初めて。さっきは目にゴミが入っ
て、全く見ていなかったし。
ごくっ。
喉がカラカラで、口の中にたまったツバを飲み込む。その
間も、そこから目が離せられない。まるで蛇ににらまれた蛙
のよう。
ゆるやかに上下する細長いへそ。白地にワンポイントの赤
い小さなリボン。健康的な張りのある太もも。その間のなだ
らかな膨らみ。そして中央に食い込む浅いしわ。そこは、女
の子の一番大事なところ。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:16:07 ID:5nHZ3Tfw<> 駄目だ、こんなことはしちゃいけない。でも僕の足は、一
歩一歩とあそこへ僕を運んで行く。頭がクラクラして、目が
回りそう。だって、ここはあまりにもなのはで一杯だから。
まるで甘いミルクのような肌の匂い。夜遅くてシャワーを浴
びられなかったから、汗の臭いも体にまとわりついている。
そして、初めて嗅ぐ何とも言えない匂いが僕を引き付ける。
白い布地に顔をよせると、なのはの匂いが鼻の中に充満する。
『お願い、やさしくしてね』
なのはのその言葉が僕に止めを指す。
だって、なのはが望んでいるから。自分を言い含める言い
訳、大義名分。でも、僕はどんなロストロギアを見つけても、
こんなにときめかない。それに僕にしか出来ないことって、
つまり僕にしかこんなことは許さないってことでしょ、なの
は?
『うん……』
さすがに、声を出すのが恥ずかしい。念話でも恥ずかしい
けど、誰にも聞かれないなのはだけに向けた声だから、まだ
気持ちが伝わると思う。
恥ずかしそうに、僕を待ち焦がれるかのように、もじもじ
とこすりあわされるなのはの太もも。それと布地との間の小
さな隙間に頭をねじ込む。仰向けになり少し足を開くなのは。
僕がその空いた空間に体を収めると、なのはのかみ殺した声
が聞こえた。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:17:12 ID:5nHZ3Tfw<> 「んっ!」
そこはとても熱くて、太ももはうっすらと汗が浮いている。
体を揺すり、毛皮で湿った太ももをなでる。それだけでなの
はの体が震え、足を閉じて僕を挟み込もうとする。まともに
されたら潰れてしまうのですぐに開いてくれるけど、僕が再
び身じろぎすると我慢出来ずに閉じようとしてしまう。
……さて、どうしよう。これだけじゃ、駄目なんだろうな。
うーん。
向こうでの発掘調査の時、テントの中で寝る前によく先生
や先輩たちがエッチな話をしていた。聞いちゃいけないこと
と思って耳をふさいでいたけど、たぶん半分ぐらいは僕の反
応がおかしくてやっていたんだと思う。こんなことになるな
ら聞いていた方がよかったかな。
目の前の白い布地に手を出すのは、まだちょっと腰が引け
る。なら他は太ももしかない。日焼けしない内股の白い肌に
浮かぶ汗が、僕の目に止まる。首を伸ばして、布地近くの汗
の玉をなめ取る。
「んんっ」
なのはが反応する。もう一滴。ふたたび、かみ殺した声が
する。
これだ! ちょっとしょっぱいけど、なのはのなら気にな
らない。みんな、なめ取ってあげる。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:18:22 ID:5nHZ3Tfw<> 「……ん…ん…」
舌を這わせるたびになのはが喘ぐ。それが無性に嬉しくて、
僕は忙しく舌を動かした。片側すべてをなめ取ったらもう片
方も。汗をみな唾液で置き換えるぐらいに万遍なく。
『ユーノ、君……あの……』
「ん、なに?」
『その……』
はっきりとしない言葉。でも、なのはの体は雄弁に語って
いる。さっきから少しずつ腰が布団の奥の方に、僕の方にず
れ動いているから。きっとこれは、なのはのおねだり。
「うん、いいよ。だから、ちょっとひざを上げて」
なのはが言われた通りにひざを上げると、閉じた両膝と両
足のかかと、足の付け根で三角錐ができる。僕はその空間の
真ん中で、頂点の一つに鼻を寄せた。
医学書の図解と目の前のそれは、頭の中で全く一致しない。
そんなものはこんな時全く役立たずだ。もしかしたら、遺跡
の発掘と同じなのかもしれない。
僕は自分の鼻を信じ、一番なのはの匂いが強いところを鼻先
でつついた。
「あんっ!」
こらえ切れずにもれる、僕の心を貫く可愛らしい声。嬌声。
確か、気持ちいい時の声をそう言うはず。
僕はふたたび、なのはのそこをつつく。今度は少し強く、
下から上へこするように。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:19:38 ID:5nHZ3Tfw<> 「ぁっ…ん……」
さっきよりは小さいけど、また嬌声がもれる。膝をこすり
合わせ、もじもじするなのは。場所はあっている。なのはの
気持ちいいところは、ここ。
熱く柔らかいそこへ、鼻先をめり込ませて頭をゆする。そ
こを中心にして縦に浅い一筋の皺ができる。その縦筋にそっ
て鼻先を上下させる。
「…んっ…んん…ぁ…ん……」
僕の動きにあわせてもれる、なのはの押し殺し切れない嬌
声。少し奥へ強く押したり、縦筋を左右に広げてみたりと、
ちょっとしたことにも敏感に反応するなのはの身体。なのは
が気持ちいいと感じてくれるのが嬉しくて、それがとても楽
しくて、なのは自身はどうなのだろうと聞いてみる。
『なのは、どう?』
『すごい……熱くて…ふわふわして…どこか、飛んじゃいそ
うなの』
『気持ちいい?』
『うん、うん!』
なのはの言葉に、僕はさらに張り切る。もっともっと、な
のはを喜ばせたい、気持ちよくさせたい。
下着のもっと下や上の方をつついたり、頭を押し付けて擦っ
てみたり。下着の中はちょっとはばかれるけど、ギリギリの
ところをなめてみたり、ふっくらした部分を体全体で撫でる
ようにしてみたり。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:20:55 ID:5nHZ3Tfw<> 「はぁ…は…んっ……んん…はっ……」
なのはの呼吸がだんだん粗くなり、声の調子が切なげにな
る。膝だけでなく、かかとも持ち上がって足首がピンと伸び
る。
そして、一番なのはの匂いがするところ、白い布地の真ん
中に、小さな染みが一つ。それは汗じゃないし、漏らした訳
じゃなくて、気持ちいい証し。そこを鼻先で押すとさらに染
みが広がり、なのはの匂いが鼻をくすぐる。
「…ぁ…はっ…ぁぁ……」
染み出たものを舌でなめる。少ししょっぱい、なのはの味。
もっと味わいたくて、そこより上、一番なのはの反応が強
いところをつつき、押し、擦る。
「ゃぁ……ぁ…っ…ゃっ…」
なのはの腰が少し浮き、反応が激しくなる。わずかだけど、
染み出る量が増える。それを舌ですくいとり、上の方になす
り付けると、一際なのはの腰が持ち上がって震える。
何故かそこがとても美味しそうで、僕は思わず歯を立てた。
「……ゃぁっ!」
なのはは全身を強ばらせ、声にならない声を上げると、糸
が切れたかのようにベットへ沈み込んだ。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:22:10 ID:5nHZ3Tfw<> ……。
…………。
……なのは?
「……なのは?」
『……なのは?』
なのはの下敷きになった僕がなんとか布団から抜け出すと、
案の定なのはは眠りについていた。寝顔はとてもすっきりし
ていて、寝不足には変わりないだろうけど、この分なら明日
の朝は大丈夫そうだ……。
……。
…………。
………あぁっ!
………………ぁぅ。
…………どうしよう。
今更だけど、なのはにエッチなことしちゃった。
なのはが望んだことだけど、僕もなのはもまだ子供だし、
そうゆう関係じゃないし、なのはも友達として頼んだはず。
やっぱり僕の方で駄目だとなのはの暴走を止めないといけな
いのに、思わず流されてしまった。解決法は他にもあるし、
魔法でもどうにかできたのに。きっと、なのははこの事をあ
まりよく分かっていない。事の重大さを理解したら、僕は嫌
われてしまうかな。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:23:28 ID:5nHZ3Tfw<> なのはの幸せそうな寝顔をみて僕は思う。早く力を取り戻
し、さらになのはを守れる力が欲しい。なのはは僕の恩人で、
ジュエルシードを回収するにはやはりなのはの力が必要。で
もそんなことは関係ない。なのはだから、なのはが僕に頼ま
れたからじゃなく、みんなの幸せを守るために危険を顧みず
ジュエルシードを集めようとする子だから。そんな、なのは
を守りたい。
「なのに、僕は……はぁ……」
窓の外は月が出ている。
今夜は眠れそうにない。
どうやら、なのはのもやもやが僕に移ったみたいだから。
後日談。
某日、某時刻、某管理局艦船内にて。
「ゆ、ユーノ君って、ユーノ君って、いん……」
「あわわわわわっ!!!」
end. <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/11 03:24:48 ID:5nHZ3Tfw<> 続きはありません。
書くなら別の話。
窮地に陥ったなのはを救うために健気に戦うフェイトの話を書きたいけど、
エロ描写が結構ハードになりそうで。
ユーノも含めて、みんな9歳だからなぁ。
<>
610<>sage<>05/03/11 03:44:11 ID:qLWx2TCv<> とりあえず、出来ました。投下します。 <>
〜淫獣〜 vs美由紀<>sage<>05/03/11 03:45:11 ID:qLWx2TCv<> ボクはユーノ、ユーノ=スクライア、魔法使いです。
いろいろあって、今は高町なのはという女の子の家に居候させてもらっています。
家族の人もみんな優しく、なのはは幸せだなって、いつも思っています。
いつも通りの朝、でも今日は学校が休みの日だからなのははまだ寝てる。
リビングには美由紀さんだけしかいなかった。
「ユーノ、おいで〜」
美由紀さんが僕を手招きする。
「キュっ!!」
ボクは動物の鳴き真似をして、美由紀さんの手の上に乗る。
美由紀さんはよく僕の体をいじって遊ぶ。
ボクも別にその行為は嫌じゃなかった。
「ユーノ、こちょこちょ〜♪」
ボクはいつも通り、体をくねらせて喜ぶ振りをする。
「ユーノは可愛いなぁ」
(えへへ…) <>
〜淫獣〜 vs美由紀<>sage<>05/03/11 03:45:55 ID:qLWx2TCv<> なのはという女の子がいながら(勘違い)、デレデレしてるボクに天誅が下ったのか
「ユーノ……えいっ!!」
「はうっ!!!」
美由紀さんが指でボクの体を弾いた、その指がボクの股間を直撃したのだ
「ゆ、ユーノ? 大丈夫…?」
ボクは声を出してしまったこと後悔しつつ、平気平気って感じのジェスチャーをとった
「ごめんね、ユーノ…痛かった?」
美由紀さんは本気で心配してくれてるので、ボクは少し涙目で美由紀さんを見つめた
その行為が間違っていたことに早く気付けば良かった
「ごめんね、ユーノ…ごめんね…」
美由紀さんはボクの股間を優しくさすった
(っ!!!)
こ、今度は声出さずにすんだみたいだ…
で、でも…
「いたいのいたいの…飛んでいけ〜!!」
(き、気持ちいい…や、やばいかも…)
美由紀さんの手は止まらない、ボクの股間はボクの意思とは関係なく大きくなってゆく <>
〜淫獣〜 vs美由紀<>sage<>05/03/11 03:46:28 ID:qLWx2TCv<> 「あれ…? ユーノのおち○ちんが膨らんでる…」
ボクのモノは通常の三倍にまで膨れあがっていた
(いや…その…おはずかしいばかりです…)
「うふふっ…ユーノも男の子だね」
「ユーノ…もっと気持ちよくしてあげる」
そう言うと、美由紀さんはボクのモノを舐めだした
(はうっ!!)
“ちろ…”
(だ、ダメだぁ…)
“ぴゅっ!”
「わっ…」
ぼ、ボクは美由紀さんの舌が触れたと同時に達してしまった
美由紀さんの眼鏡にかかった白濁液がとてもえっち…
「ふふっ…悪ふざけがちょっと過ぎたかも…」
(いや…もう勘弁してください…)
「ユーノがもうちょっと大きかったらなぁ〜」
(大きかったら…?)
「もっと気持ちいい事してあげるのに……ね」
一瞬、美由紀さんの目が光ったような気がした
ボクは美由紀さんの前では元の姿に戻らないことを決意した。
―終わり― <>
610<>sage<>05/03/11 03:49:56 ID:qLWx2TCv<> 駄目だ…_| ̄|○
投下しといてから言うのもなんだけど、やっぱエロは向いてないかも…
とらハ3未プレイなので、美由紀さんの性格わからねえくせにこんなの書くなって話だな
鬱だ死のう <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 04:27:56 ID:H25JFrop<> とらハシリーズで最も名前を間違われるヒロイン>美由希 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 04:38:19 ID:R5qJW3Km<> >>549氏も>>610氏もGJ!
>>632
恭也が恭矢だったりね <>
472<>sage<>05/03/11 05:51:34 ID:NmB8eYwR<> 今日は用があるから早起きしたのについつい読みふけって朝の貴重な時間を30分も使ってしまった…orz
いや、まぁ自分が悪いんですけどね。帰ってきてから読めばいいのに。あぁでも見かけると読まずにはいられないこの性格が恨めしい
>>626
続きが気になr(ry
えっちぃ描写がお上手で何ともはや羨ましい限りです
体格差(?)の表現なんかも分かり易くて非常に良い創りだと感心させられますた
…9歳って扱いが難しいですよねo...rz
>>631
いやいや、実際にありそうで実に良い話だと思いますよ?
…私が昔書いた(直後に挫折した)エロなんてエロ描写一瞬で終わってましたしorz
シリーズモノっぽいタイトルってところも併せて次回作も期待ですよ
>>632
私も間違えた、ごめんね美由希orz
何か一発変換できなくないですか?<美由希
('A`)「未だ逃亡中…」
⌒*(・∀・;)*⌒「作業しろー」 <>
水死体<>sage<>05/03/11 12:32:06 ID:hfmPdI0F<> >>549さんGJです!
やはり時代は淫獣ですね。
でもって、アースラ内で初めて人の姿に戻ったユーノを見たなのはは
この行為を思い出して赤面(笑)
女性の初潮で一番早くきた年齢は9歳だそうです。
男性はわかりませんが、なのはたちがその年で性に目覚める可能性はありえるとおもいます。
ハードなの期待してます!
「それは、平凡な小学3年生・高町なのはにおとずれる、青い性と愛欲の日々」みたいなの・・
>>610さん美由希に眼射キター!
こっちも淫獣ですね。
自分もとらハシリーズどころかリ箱もまだやってません・・・
なのははアニメだけしか知らないのです。
ゆえに私のSSはあんなつくりに・・・・_| ̄|○ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 12:38:29 ID:R5qJW3Km<> 同じ淫獣だけどユーノとカナンとかネギまを一緒にしたくない俺がいる <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 15:12:21 ID:4kp7iXY0<> ユーノ祭が開催されてるな。ぐっじょぶ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/11 16:16:21 ID:xkjI4LZx<> クロノ君マダー? <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/03/11 22:25:05 ID:4FA1gvXh<> 人が増えてキタ━━(゚∀゚)━━ !!
これはいいェロイタチ祭りでつね
>>549氏
ほのぼのえちですね、こういう話大好きです。
ユーノキュン一歩リード、クロ助ピンチw
描写もわかりやすくてテンポも良いし羨ましい限りです。
つづk(ry
次回作期待してますね
>>610氏
何か、女の人って雄の動物にこういう悪戯するの好きみたいですねw
妹とオカンはウサギの下腹部にぬいぐるみを押し当ててかくk(ryさせてみたり
その時出てきたぺ(ryを見て笑ったり…漏れには出来ないよ、そんなことorz
とにかくGJ
あと、観想をいただきまして、ありがとうございます。これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。
>>472氏
焦っちゃだめですよ。のんびり待ってますので。はい
/(・_・)\ 「がんばって」
>>水死体氏
アニメオンリーでもありですよ。次の作品もお待ちしております
例の件、かなりきついことになりそう…グロ度とかの違う物数パターン用意してみます。(シチュエーションは一緒ですが)
内容メモも手元に用意したし、今から書いていきます。あまり期待すると大変な目に遭うかも…とりあえずリリカルマジカル頑張ります <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/12 17:39:51 ID:/xR4K6dt<> 一本書いてみたやつあるんだけど(エロなし)、のっけてもいい?
フェイトがなのはを助けにくる話。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/12 17:40:35 ID:jBRLXxDd<> 是非! <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/12 19:37:59 ID:7C3hxYRs<> おながいします! <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/12 22:47:43 ID:HE8RiLnp<> 淫獣物と違ってシリアスなお話。
とりあえず出だしだけで、まだエロは無いです。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/12 22:48:43 ID:HE8RiLnp<> Call my name!
(1)海鳴海浜公園
静かな凪の海に、赤い夕日の光が照り返している。かなり
暗くなった空には、カモメの代わりにコウモリが飛びはじめ
ている。
「…………?」
海に面した公園のベンチに、少女が一人腰掛けていた。ま
だ十にも満たないであろう、幼い少女。頭の上で髪を結ぶ黒
いリボンが、少し背伸びをしているようで愛らしい雰囲気を
醸し出している。
「えーと……?」
少女は自分の手足や着ている服をみて、夕暮れ時の暗い空
を見上げ、人の疎らな公園内を見回し、不思議そうに首をか
しげる。
「わたし、どうしてここにいるんでしょうか?」
ここ海鳴公園は少女のお気に入りの場所で、よく散歩や遊
びに行く所なのだが、今は何でここにいるのか覚えがなかっ
た。着ている物は学校の制服ではなく、普段着の上着にミニ
スカートなので、学校帰りではないようだ。そもそも、今日
学校に行ったのかのかも記憶がはっきりしない。
(寝ぼけたのかな?)
すぐに寝付けるが起きるのはとても苦手な少女は、ベンチ
でうたた寝してしまったのだろうと判断して立ち上がった。
不用心だと少女の兄には怒られるかもしれないが、潮の香り
を運ぶ風もなく、空には雲一つない良い天気で、夕暮れでも
まだまだ暖かくて、きっと誰でも寝てしまうに違いない。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/12 22:49:47 ID:HE8RiLnp<> 「……お店にいこ」
少女の両親は喫茶店を経営しており、年の離れた兄や姉も
店を手伝っている。この時間なら店によれば、自宅に戻る誰
かと一緒に帰れるだろう。
「ねぇ、今日の夕ごはん、何…か…な……」
公園を後にして家族の元に向かう少女は、自分の肩に話し
かけ、誰もいないことに愕然とする。そこには何時も誰かが
いた気がした。だが誰もいない。少女の小さい肩に人が乗る
わけもなく、もし乗るならペットの類いだが、喫茶店を営む
少女の家では動物を飼うのは難しく、ペットは飼ったことが
ない。
(わたし、わたし……)
何かとても大事なこと、大切なものを忘れている気がして、
少女は街中で立ち止まる。それが何か分からないが、とても
さみしくて少女の胸を締め付ける。
立ち尽くす少女の横を人々が通り過ぎる。血のように赤い大
きな夕日がビルの向こうに消え、夜の帳が少女をつつむ。
「っ!」
少女は目の端に浮かんだ涙を拭い、人込みの中を駆け出し
た。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/12 22:50:40 ID:HE8RiLnp<> 淫獣物はネタに詰まったら書くかも。
ちなみにもう使えない削ったネタ。
・ユーノも腰を擦り付けて射精、人型に戻って下着が冷たいのにorz
→いくら淫獣でも9歳で精通はちょっと早いかなと×
・なのはの下から抜け出すのに人型に
→人視点で目の前の下着に思わず鼻血
→翌朝、赤い染みに初潮と勘違いするなのは
→両親に報告してお赤飯?
→勘違いが分かり、犯人捜しで淫獣絶体絶命
→さすがに奥義で瞬殺は不憫で×
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/12 23:30:35 ID:bpM1fYF+<> >>646
GJ!
なのはは初潮なんて知ってるんだろうか? <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/13 17:20:41 ID:/MUcGuzQ<> 海浜公園じゃなくて、臨海公園だった。
シリアス話なのに、いきなり間違えるなんて……orz
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/13 17:21:41 ID:/MUcGuzQ<> Call my name!
(2)喫茶「翠屋」
喫茶「翠屋」。海外修行で鍛えたパティシエの御菓子が自
慢の喫茶店で、近隣の女の子たちだけでなく遠くからも客が
くる市内でも有名な店である。
日が沈んで客層が学生からOLに代わるだけで、繁盛して
いるのが店の外からも伺えた。少女は入り口のガラス戸越し
に、店の中を忙しそうに行き来する家族の姿を見つけ、安堵
して胸をなでおろす。
「いらっしゃいませ!」
少女が扉を開けると鳴る鐘の音に反応し、店の中からいく
つもの元気な声がする。その中で一番入り口近くのレジにい
る男性に少女は駆け寄った。
「お父さん!」
高町士郎、大きくて強くて暖かい少女の父。いつも頭を撫
でてくれる大きな優しい手。だが、それを求める少女の期待
は裏切られる。
上げられた父の手は少女の頭に向かわず、彼の頭をかくに
とどまる。父は店内を見回して該当する人物がいないことを
確認し、目の前の少女に視線を戻す。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/13 17:22:30 ID:/MUcGuzQ<> 「えーと、お嬢ちゃん。お店で誰かと待ち合わせかな?」
父の困った顔と耳を疑う言葉に、少女は一歩後退りする。
「……お、お父さん?」
父にからかっている様子は見受けられないし、普段少女に
このような悪戯や意地悪はしない。ならば父の反応は一体ど
ういう事なのか。少女の背中を冷たい物が流れ落ち、不安の
影が少女を覆う。
「おとーさん、どうしたの?」
胸元に小さく翠屋と書かれたエプロンをした少女が二人の
元にくる。年頃は高校生ぐらいか、丸いメガネをして長い髪
を後ろで編み込んでいる。高町美由希、高町家長女で少女の
仲の良い姉。
「お父さんって聞こえたけど、隠し子がいたなんて、私、知
らなかったな」
姉はコラコラと咎める父を無視し、手にしたトレイを抱え
たまま少女の前にしゃがみこむ。
「どうしたのかな、もしかして迷子になったの?」
姉も父と同じ、少女のことなど何も知らないような反応。
少女は胸元で両手を握り締め、嫌々するように頭を振る。
「お姉ちゃんも、おとうさんも、わたしのこと、分からない
の!?」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/13 17:23:23 ID:/MUcGuzQ<> 少女の悲痛な問いに父と姉は顔を見合わせる。
「俺はこの辺りで見かけた覚えが、美由希はどうだ?」
「うーん、私も……。ねぇ、お姉ちゃんに名前教えてくれな
いかな」
選りに選って姉に名前を問われ、少女の目が湿り気を帯び
る。
「わたしっ、わたしは……わたし、は……高町……たか…ま…
ち……」
握り締めた小さなこぶしが震え、潤んだ目が大きく見開か
れる。
(わたし、自分の名前が、分からない?)
父の名も姉の名も、母のも兄のも分かる。店の電話番号も、
家の住所も、誕生日も。なのに、少女自身の名前が出てこな
い。まるで石油事故の噴煙のようなどす黒いものが頭の中に
充満し、少女の名前を少女自身から隠しているようだ。
(わたしは、誰なの?)
胸が冷たい手に握り締められたかのように痛み、苦しくて
服の胸元を強く握り締める。そこにも何か大切なものがあっ
たような気がしたが、手の中には上着の布地しかない。
少女の顔が歪み、頬を冷たいものが流れ落ちた。
「ごっ、ごめんなさい!」
ガラガランと扉の鐘を鳴らし、呼び止める声を背に少女は
店の外へ飛び出した。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/13 17:24:37 ID:/MUcGuzQ<> 書き忘れていましたが、最終話のすぐあとぐらいを想定しています。
<>
640<>sage<>05/03/13 20:29:20 ID:x4x5yHNx<> 明日休みなんで昼くらいにはのせときますわ。
正直期待しないでね。文才ないからorz <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/13 23:45:23 ID:JOxdpYwH<> >>652
GJ!
平行世界orパラレルワールドに来てしまったんだろうか? <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/03/14 00:05:10 ID:2eClm9y4<> アリサものやっとできました。
エロいかどうかは知りませんが…かわいそうさは当社比120%です(?)
ttp://www.eonet.ne.jp/~marchi/nanoha_ss/76_001_lv1.zip です。
改行とかそういうのは・・・orz
設定とかもかなりいい加減なんで気にしないでください。
これを元にした物を散発的に書いていこうかと思います。>陵辱系
水死体氏の1発目のSS(>>520)に繋がるようなものも時間と水死体氏の許可があれば
書きたいなーと…
ちなみに ファイルネーム最後の"lv"は私主観のグロ度数だと思っていただければ…
lv0(グロなし)〜lv10(解体とかそういうもの)という感じですか?
lv5以上の物は作る気はしませんが…
>>549氏
GJ!
一体どうなってしまうのかどきどきしますね。
激しく続きが気になります。
>>640氏
ガンガレ!
文才なくてもどうにかなるさ。私見たく。
次週からはいつもの続きで行きます。
来月から休みが減りますので、今以上に投下するペースは落ちますがなにとぞよろしくお願いします。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 00:29:34 ID:1I31bJcd<> >>655
可哀想で読みきれない俺が居る・゚・(ノД`)・゚・。
原作やってたときも思ったけどやっぱとらハの世界にグロ入ると萎えてしまうんだなぁと思う。 <>
640<>sage<>05/03/14 09:46:08 ID:3ET5itV7<> forget-me-not
第一回
鉛色の、ひどく冷たい光を放つ、幾重もの、大蛇のような
太く、長い鎖。それらは、上下左右、あらゆる方向から、空間を割って
伸びている。
その中心に、少女は居た。
身に纏った純白の衣はあちこちが裂け、汚れ、その下の幼い肌と
そこに穿たれたいくつもの赤い傷を露わにしている。
両手、両足。そして身体。巻きついた鎖によって拘束された少女の身体は
微動だにせず、開かれれば少女らしい快活さの光を映すであろう大きな
両の瞳も閉じられたままだった。
(・・・・私は、この娘を知っている)
忘れようもない。
だって、この娘は、自分にとってかけがえのない。
たった一人の────
気が付けば、暗い夜の天井を見つめていた。
「・・・・!?・・」
先ほどまで見ていた光景とのギャップ。
フェイト・テスタロッサは起き上がり、戸惑いながらも辺りを見回した。
時空管理局所属船・アースラの一室。何一つ、いつもと変わるところのない、
自分と使い魔のアルフのためにあてがわれている部屋だった。
「夢・・・?」
ベッドの下では、狼の姿のアルフが、静かに寝息をたてている。
少なくとも、この数ヶ月間、見慣れた光景であった。
<>
640<>sage<>05/03/14 09:49:30 ID:3ET5itV7<> 第一回その2
地球を離れたあと、フェイトは時空管理局による裁判によって、
ほとんど無罪に近い処分を下された。
アースラでの、数ヶ月間の保護観察処分と、その期間中アースラが担当
した事件解決への、協力。
完全無罪とまではいかないまでも、同程度の罪を犯した者への処分としては
フェイトの事情などが加味されたとしても、異例の軽い処分であった。
これには無論、慢性的な人手不足に悩む管理局が、フェイトのその能力に
目をつけたということもある。
そして、それ以来、フェイトはクロノ達アースラの面々と共に暮らし、
行動を共にしている。
「今の、は・・・」
ただの夢だったのか。それとも、現実に起ころうとしていることなのか。
しかしそれを判断する術はない。
「なのは・・・」
友達になったきり、会うことのできない、フェイトの、たった一人の友達。
会いたいけれど、まだだめだ。裁判の結果を伝えた時、まるで自分のことの
ように嬉しそうな返信を送ってきてくれた。
「夢、だよね・・・」
自分にいいきかせるようにつぶやいてみる。フェイトは、消えない不安を
包み隠すかのように、再びベッドの中へと潜りこんだ。
きっと、ただの夢、幻にすぎないのだから、と。 <>
640<>sage<>05/03/14 09:52:06 ID:3ET5itV7<> ベタな話ですんませんorz
打つのおそいんでかなりスローペースになりそうです・・・。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 14:16:39 ID:1I31bJcd<> >>659
乙、ガンガレ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 17:07:15 ID:aptxUIbf<> ベタ上等、ありきたり上等
漏れらは「なのは」のSSを読んだり書いたりしたいんだ!
超期待、がんがってクダサイ>604の人&他の書いてる人たち <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 17:10:43 ID:aptxUIbf<> >>661
あれ?訂正
604→640 <>
640<>sage<>05/03/14 17:47:10 ID:8/8gQYhO<> 第二回
ブリッジのモニターには、黒い宝石が映し出されていた。
『ダイム』───、画面の端のほうに、様々な数値とともに表示されているのが、
この宝石の名前らしかった。
「わかりやすく言えば、なのはさんのレイジングハートのプロトタイプ、といったところかしら」
艦長の椅子にすわるリンディは、そう言って任務の説明をはじめた。
ダイム。それは、流浪の民、スクライア族の魔術師によって作られたと
される、最初期のインテリジェントディバイスの一つ。初期型であるが故に
出力は非常に不安定だが、内蔵される魔力量とその思考回路の完成度に
おいては、姉妹型ディバイス・レイジングハートの性能をはるかに上回る
ものとなっている。製作者の死後、暴走を懸念したスクライア族によって封印されることとなり、現在に至る。
こんなことが、リンディの説明以外にも、配布された資料に書かれていた。
だが、声も、文章も、フェイトはどこか上の空で聞き流してしまう。
「フェイト」
「・・・・・」
「おい、フェイト」
「・・・?っ!あ、はい!」
クロノに肩を叩かれ、我に返る。怪訝そうな顔が、こちらを見ていた。
「どうしたんだ?君らしくもない」
「あ・・いえ・・その・・・」
フェイトから集中力を奪っているのは、やはりあの夢のこと。
そこにきてレイジングハートに関係した任務とくれば、なおさらだった。
二人のやりとりを見ていたリンディが、ゆっくりと告げる。
「・・昨日未明、突如封印が解け暴走、消失した旧型インテリジェントディバイス、
『ダイム』の捜索及び回収。それが今回本艦に与えられた任務です。
各員、気を引き締めて任務へとあたること。以上です」 <>
640<>sage<>05/03/14 17:54:50 ID:8/8gQYhO<> はい、つーわけでオリジナルな設定持ってきてみましたー。
レイジングハートの細かい設定って出てないよね?
出てたらどうしようorz
あとこの旧型の名前の元ネタは某天才児の技から。 <>
水死体<>sage<>05/03/14 17:54:53 ID:VLm0zkl1<> >>640さんGJです。
自分のことを誰も知らないことの恐怖、自分のことがわからないことの不安。
それが絶妙に出てますね。
そしていよいよ原因の究明、燃える展開に・・・!
>>76さん、あれの前の話を書いていただけるんですか!?
驚きです、感動です!!
どうぞお願いします!
アリサをヤっちゃってください。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/14 20:19:44 ID:uMIO3iA8<> 666 <>
76<>sage myuthio@msn.com<>05/03/14 22:13:07 ID:5LjSnfCP<> >>655のHTML版を作ってみました。
ttp://218.228.192.198/nanoha_ss/76_001_lv1.htm です。
多分、携帯で見れると思うのでよろしければ・・・。
ツーカーで見れたのでOKだとは思いますが…
同時接続数が10しかないので、繋がらなければ時間をおいてみてくださいね。
>>640氏
GJ
文章が読みやすくて良い感じです。
フェイトのお話ですね。
プロトタイプの暴走、それに見た夢。
なのは達がどう絡んでいくのか楽しみです。
ところで、『ダイム』という名前で某雑誌を連想したのは私だけで良い orz
>>水死体氏
了解。いつになるかは分かりませんが…気長に待っていてくださいね。
('A`)パーツアツメテハヤクwebセンヨウサーバーヲタテネバ <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 00:52:22 ID:gChHGAxE<> 紙の資料が欲しくて、とらは3のノベライズを読んだんですが、
海鳴市は魔法少女ぐらいじゃ驚けない場所だったんだ。。。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 00:53:13 ID:gChHGAxE<> Call my name!
(3)疑惑
夜の街中を少女が駆ける。何かに怯えた少女の様子にすれ
違う人々は振り返るが、声をかける間もなく少女は走り去る。
(何が起きたの? わたし、どうなったの?)
自分のことを知らないという家族、全く思い出せない自分
の名前。つい先程まで普通に暮らしていたはずなのに、何で
このような状況になったのか、少女に心当たりは何もなかっ
た。
「はっ、はっ、はぁ、はぁ」
商店街の外れまで走り抜けた少女は小さな公園を見つけ、
中にあるブランコに腰掛ける。錆びた金属がこすれる耳障り
な音が、人気のない公園の静寂を乱す。蛾が群がる街灯は切
れかけて暗い明かりが時々点滅しつつも、少女の足元に薄く
長い影をつくった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 00:54:11 ID:gChHGAxE<> (何で、名前が思い出せないの?)
寝坊した自分を起こしてくれる家族の声、みんなで食べる
朝の食卓、バス通学の自分を迎えに来てくれる兄や姉、一緒
のお風呂に入る両親。その光景はまざまざと心に思い浮かべ
ることができる。その中で皆が少女の名を呼ぶ。だが、まる
でテープを切り取ったかのように、少女の名前だけが聞こえ
ない。
「・・・、もう朝だぞ」
「おかえり、・・・。今日はどうだった?」
「はい、・・・の分」
「・・・」
「うっ、うぅっ」
悲しさと寂しさでが胸を押し潰し、穴だらけの回想が静か
なノイズを頭の中にかき鳴らす。少女は頭を抱えて地面にう
ずくまった。
少女は、一人になるのも寂しいのも慣れていた。幼い時に
父が大ケガをし、ほとんどの時間を一人で過ごしていた。も
ちろんとても寂しかったが、包帯まみれでベットに横たわる
父を見て我慢することを決めた。それが唯一少女にできるこ
とだったし、決して忘れ去られお座なりにされたのではない
と理解していたから。幼い心で決意できるほど、少女は愛さ
れて育てられていた。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 00:55:10 ID:gChHGAxE<> (お父さんもお姉ちゃんも、わたしのこと忘れちゃった……)
だが今は、愛された記憶がかえって少女の心を傷つける。
両親譲りの強い心で困難に立ち向かえる少女も、力の源であ
る家族を揺さぶられてはひとたまりもなかった。普段の少女
であれば、もう少し冷静に対処できたかもしれない。しかし
自分の名前が分からないということが少女に恐慌をもたらし、
自らを責めて更なる混乱を呼ぶ悪循環に陥ってしまう。
(わたし、悪いことをしたの? 悪い子だから、なの?)
ざざざっと公園の砂利道が鳴る。ほとんど期待していない
が、たった数%の可能性にかけ、少女は泣き腫らした顔を上
げる。はたして。
姉ほどではないが栗色の長い髪。似ていると言われるのが
嬉しい、実年齢よりも若々しい顔。豊かな胸を隠す仕事着の
翠屋エプロン。彼女が作る絶品の菓子のような甘い甘い少女
の大好きな母、高町桃子。
彼女もここまで走ってきたのか、肩で荒い息をしている。
こめかみに汗が流れるその顔は、悲痛な色に彩られていた。
「……お母さん?」
もし母もそうであれば、少女に立ち直る自信はなかった。
それでも単に先延ばしするのはとても辛く、更なる可能性に
かけて怖々と問いかける。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 01:00:40 ID:gChHGAxE<> 「お母さん?」
少女は駆け寄った母に抱き締められ、甘い大好きな母の香
りと柔らかい胸に包まれる。至福などと難しい言葉は知らな
くても、ただただ愛されていると感じる幸福の瞬間。
「お母さん!」
だが。
「ごめん、ごめんね」
傷つくことに対して敏感になった少女は、それだけの言葉
に込められた微妙なニュアンスを嗅ぎ取ってしまう。
(お母さんも、わたしが分からないんだ……)
甘い香りも柔らかい感触も本物だと少女は全身で感じてい
る。本物なのに何かが違う。何か分からないが心の隅に引っ
掛かる違和感。何が違うのか、少女は自問する。
(お母さんが本物なら、わたしが偽物なのかな)
少女からも母に抱き着き、その胸の中で思いっきり泣いた。
何がどう違うのであれ、今はただ抱き締めて頭を撫でてくれ
る優しい手に少女はすがりたかった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/15 01:02:16 ID:gChHGAxE<>
最後急につながらなくなったので焦りました。。 <>
76<>sage <>05/03/15 02:23:35 ID:vdkCzFjA<> >>549氏
ねる前の巡回で良い物見させていただきました。
誰も名前を思い出せないなんて切なすぎ。
これから、どうなってしまうのか楽しみです。
<>
640<>sage<>05/03/15 08:28:58 ID:NBb068dq<> 第三回
放課後の学校は、どこだって喧騒に包まれているものだ。
帰宅の途につく者、掃除当番の不平を漏らす者。あるいは、クラブ活動に精を出す者もいる。
そしてそれらは互いに混ざり合い、一種のカオスとも言える煩雑とした状態を生み出す要因となっている。
高町なのはもまた、その雑然とした状況の教室をあとにしようと、
アリサ、すずかの親友二人組と会話をはずませながら、鞄に荷物をつめている最中だった。
「なのは、早くしなさいよー」
アリサの急かす声に呼応するように、手際よく、鞄へと教科書を放り込んでいく。
「ごめん、お待た・・・・」
────許さない─────
「せ・・・・?」
心の中に直接響いてきた、少女らしき声。その声になのはの動きが止まる。
(念・・・・話・・・・?)
気のせいでなく、それはたしかに聞こえてきた。だれかが、なのはに、直接放った、呪詛のような念が。
「?なのはちゃん、どうしたの?」
「・・あ、ううん、なんでもないよ」
「そう?ならいいけど・・」
───消えろ────
「!?」
また。再び聞こえた少女の声に振り返るなのは。
しかし、そこには誰もいなかった。
そう、「だれもいなかった」のだ。
いるべき人間、その全てが。まるで神隠しにあったかのように消失していた。 <>
640<>sage<>05/03/15 08:49:45 ID:NBb068dq<> 第三回その2
「え・・・?」
余りに現実離れしたできごとに、思考回路が一旦ストップする。
ジュエルシードを集めているときでも、こんなことはなかった。
「あ・・!!まさか!?」
なのはの予感は当たった。
隣にいたはずのすずかも。既に教室からでていたアリサの姿も、消えていた。
「そん、な・・・!?」
いてもたってもいられず、「走るな」と書かれた張り紙も無視してなのはは走り出す。
最上階から、一つ一つ、全ての教室を見て回る。
だが、それでもやはり、誰一人発見することはできず、ただ苦手な運動を続けたことによる
疲労と、誰もいないことによる寂しさが残るだけだった。
────来なさい─────
「!!」
そうだ、この声。きっと、この声に、なにか原因があるに違いない。
「レイジングハート、お願い!!」
瞬間的にバリアジャケットに換装し、自らの愛杖を手にすると、
休むことなくなのはは声、思念を感じる校庭へと走った。
きっと、そこに何か手がかりがある、そう信じて。 <>
640<>sage<>05/03/15 08:57:20 ID:NBb068dq<> 今週いっぱいは昼出なんで朝うpしますわ。
ただ今回は元々書いた分になかったやつを追加として入れたんで
かなり即興気味。ちゃんと文になってるかな・・?
つか最終回以後の話をオリ設定で書けるのが4月の3日までだからなあ。
間に合うか? ↑ss3発売日 <>
水死体<>sage<>05/03/15 12:48:29 ID:LOlrG8+k<> >>665は>>640さんではなく>>549さんでした・・・・すみません。
>>640さん、別に発売日過ぎてもいいんじゃないですか?
いよいよ戦闘開始ですね。
>>76さんのアリサの感想って、ここに書いてもかまわないですよね?
すみませんが、ちょっとだけ叫ばせて下さい。
アリサ調教キターーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!
強気な女の子を屈服させるの大好きです!
ツボにはまりまくりです!!
しかも今まで信頼を置いていた相手に裏切られることのへの絶望、怒り。
初めて味わう未知の感覚と性の暴力。
アリサは身も心もズタズタでしょうね、もうドキドキが止まりませんよ!!
明日から鮫島たちにどんな顔で逢うのか楽しみですね〜〜
これからも彼女は立派なレディに仕込まれるのでしょうか。
(自分が危険なヤツだということは重々承知してます) <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/16 15:45:04 ID:krhmPh6l<> >>640氏
別にSS3発売前で良いのではないでしょうか?
僕自身、今書こうとしているのが14話ですし・・・ <>
640<>sage<>05/03/16 19:13:11 ID:pdb6ZGxs<> 第四回
校庭は、異様なまでに強力な魔力によって、満ち溢れていた。
踏み出した瞬間、なにか背中に冷たいものをあてられたように身体が強張っていくのがわかる。
「これ、は・・・・?」
否。ただ、強力なだけではない。冷たく、どこか恐ろしさを感じさせる。そんな魔力によって支配された空間。それが今、なのはのいる場所だった。
───ユーノ君、・・ユーノ君、聞こえたら返事をして───
目を閉じ、家にいるはずのユーノへの念話を試みる。しかし、その呼びかけに対するユーノの返事はない。
(やっぱり・・・だめか・・・)
ここに来るまでの短い間に数度、試みてはいる。しかし、何かによって阻害されているのか、
未だ成功していない。あるいは・・・
(ユーノ君にも、何かあったんじゃ・・)
───来たわね、レイジングハート───
また、この声。なのはは念話への集中を解き、思念を感じたほうへと杖を構える。
・・・そこには、少女がいた。
薄い衣をまとった、銀色の長い髪の少女が、ただ一人。強大無比な魔力を、その身に従えて。
「あなた、は・・・?」
なのはの問いに、少女は答えない。
「あなたが、こんなことを・・!?」
ただ、少女がなのはへと向けるのは。
「どうして・・・!?」
憎悪の宿った悲しげな目と。
「ッ・・・!?」
凄まじいまでの魔力の込められた右腕だった。
────レイジングハート。あなたと主の大切なもの、みんな消してあげる。あなたが私に、そうしたように───
少女の右腕が、光った。 <>
640<>sage<>05/03/16 19:21:53 ID:pdb6ZGxs<> 朝書けなかったので今のっけました。
>>678、>>679両氏
そうっすね。というか遅筆なのでそれまでに終わらすのが物理的に無理ぽ。
んで相談なんですが、原稿をもう一度確認したらエロ入れられなくもないです。
ただ入れると自分の文章力ではカオス状態になる可能性もある上に
更に長くなってしまう&遅くなってしまうわけで。どうしましょ。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 21:10:36 ID:s2S/8yft<> 自分もss03はつじつま的なことでは気にしてないです。
自分のは「もしも……だったら」系の話しなのもありますが。
>640氏
エロは無理して入れなくても良いのでは?
エロも色々あるので、変身シーンのパンチラみたいのなら
本筋に影響ないかも?
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 21:17:47 ID:s2S/8yft<> 誰もが一回は考えたことがあると思うけど、、、
インテリジェントデバイス・大人のおもちゃモード
バリアブルジャケットの変形でディルドー生やしてキャットファイト
……誰か書いてくれないかな。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 23:08:48 ID:TljDmblL<> Call my name!
(4)母
思いっきり泣いて少し落ち着いた少女は、母に連れられて
翠屋に戻った。店内は支払いをしている客がいるだけで閑散
としている。入り口の扉には閉店の札がかけられ、姉や他の
バイトの少女達が少し早目の店じまいを始めていた。
「はい、どうぞ」
母が少女の前にカップを置く。カップには湯気を立てた白
い液体がなみなみと注がれている。
「……ごめんなさい」
前におかれたカップを手に、少女は母に頭を下げた。少女
のただならぬ様子に片手までは対応出来ないと、両親は閉店
を早めたのだった。店や客に迷惑をかけてしまったことにな
り、少女は自責の念で一杯になる。
「いいのよ、あなたの方が大切だもの」
母はトレイをテーブルに置き、前の席ではなく少女の横に
座る。
「ほら、冷めないうちに飲んじゃいなさい。お菓子もあるん
だけど、もうすぐ夕ごはんだからその後でね」
両手で支えたカップに口をつけると、甘いミルクの味が口
の中に広がる。横から少女を抱く母の体と温かいミルクが、
少女を中と外から暖める。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 23:09:46 ID:TljDmblL<> (わたしは、お母さんの子だよね?)
子供好きの優しい母。たとえ少女が本当に母の子じゃなく
ても、母は同じように優しく接してくれるだろう。それは誇
れることであるが、今の少女には自信がもてなくてかえって
辛く、また少女の目尻に涙がにじむ。
(わたし、こんなに泣き虫だったんだ)
少女はあまり泣かない。寂しかったころの影響で、特に自
分のことでは我慢してしまう癖がついてしまっていた。独り
の時は泣いても誰もいないし、誰かいる時は泣いて迷惑をか
けることを良しと出来なかった。
最近泣いた時は、嬉しさ半分寂しさ半分でどうしても我慢
出来ず、抱き着いて泣いてしまった。
(……あれ、誰に?)
そもそも、それは何時のことだったか。とても大切なはず
なのに思い出せない。決して忘れてはいけないことなのに、
漠然と少女の心に残り香のようにあるだけで、手を伸ばして
も何もつかむことが出来ない。
(いや、いやだよ)
カップを手にしたまま固まった少女を、母が心配そうにの
ぞき込む。
「大丈夫?」
「ぁっ……はい」
少女はカップに残ったミルクを飲み干し、目尻にたまった
涙をふき取る。その様子を見て母は少女の頭を軽くなで、慎
重に言葉を選ぶように口を開く。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 23:10:46 ID:TljDmblL<> 「さて、と……。わたしの名前は高町桃子。桃子さんでも何
でも好きなように呼んでいいわよ。でも、小母さんはちょっ
と嫌かなぁ」
それでも少女をリラックスさせようと軽口をたたく。少女
は顔をあげ、すがるような目で母を見上げる。優しい目で少
女の視線を受け止め、見つめかえしてくれる母。少女にとっ
てその母の呼び方は一つしかない。
「お母さん……お母さんって、呼んでいい?」
もし、駄目だと言われたら。そのような母じゃないと少女
は信じている。いや、信じたいと思っている。だが、このお
かしな状況では何があるか分からない。少女はかたずを呑ん
で母を見る。
「もちろん。なら、あっちの小父さんがお父さんね」
母がおどけるように父を指さすと、カウンターを片付けて
いる父は陽気に手を振る。少女はほっとして体の力を抜く。
が、すぐに母の腕を取ってまくし立てた。
「わたし、本当にお母さんの子供なの。お父さんが高町士郎
さんでお母さんが桃子さん、恭也お兄ちゃんに美由希お姉ちゃ
んの五人家族で、わたしが末っ子で。ウソじゃないの。みん
ながわたしのこと分からなくても、本当にそうなの」
「うん、うん」
母は少女の話すことを聞き漏らさないよう真剣に耳を傾け、
言葉一つ一つにうなづいて全てを吐き出させようと少女を促
す。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 23:11:54 ID:TljDmblL<> 優しい父、少し意地悪な兄、仲良しな姉、翠屋、家の道場、
誕生日、家族旅行、学校のこと、友達のこと、そして大好き
な母のこと。大切な思い出、日常、家族、思いの丈を母にぶ
つける。
「……なの。信じて、お母さん!」
すべてを吐き出して少女は審判を待つ。これで悪夢から覚
めるように自分のことを思い出してもらえるとは思っていな
い。ただ、どんなにみんなのことが好きで、分からないこと
が悲しくて、思い出せないのが辛くて、それだけを分かって
欲しかった。
「うん、信じるよ。私は難しいことは分からないけど、ウソ
や出任せだなんて思わないわ。私はあなたのお母さんよ」
少女の両頬を母の手がつつむ。そっと頬をなで、目尻の涙
を拭い、そして、頬を軽くつねった。
「ほら、笑って。可愛い顔が台無しよ」
「……うん、お母さん」
まだ満面の笑顔では笑えない。ぎこちなく歪めるような笑
みしか出来ない。まだ問題は何も解決していないから。それ
でも少女は思う。
(わたし、お母さんの子供でよかった)
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/16 23:15:01 ID:TljDmblL<> ID違うのは、別PCから書き込んだので。
桃子さんは原作ゲームのイメージです。
てか、テレビは出番少ないし。
<>
76<>sage<>05/03/17 00:31:44 ID:NGBOE1Z7<> >>640氏
次回予告が浮かんできたので・・・
風雲急を告げる展開、
少女は誰?
なのは、そしてレイジングハートの運命やいかに!?
>>549氏
>バリアブルジャケットの変形でディルドー生やしてキャットファイト
>
>……誰か書いてくれないかな
276氏が書いてくれるって言ってましたよ(ぉぃ
ともかく、私も見てみたいです。
エロの描写は苦手なもので…
桃子さんは原作でもアニメ版でも大差ないよ(多分)
原作の方が多少気を張ってるかもしれないけど
友達になった子のことまで思い出せなくなった少女
どんな苦難が待ち受け、そして記憶が戻るのはいつの日か?
お二方続きをオナガイします
('A`)ソウイエバ、スレノヨウリョウハダイジョウブナンダロウカ・・・ <>
640<>sage<>05/03/17 09:11:41 ID:Jx6qtzy2<> 第五回
「頼んだよ、フェイト」
クロノの言葉に、小さく頷いてみせるフェイト。
「行って・・・きます」
「アルフも。なのはのことを、頼む」
「ああ、わかってるよ。・・・行こうか、フェイト」
フェイトとアルフ、二人の身体が、黄金色の光に包まれる。転移魔法。行き先は・・・
「地球へ」
光は次第に強くなっていき、それに溶け込むかのようにフェイト達の身体が薄らいでいく。
そして光が消えた時・・・・すでに二人の姿はそこにはなかった。
現在アースラは、強大な魔力の発動を感知し、地球に近い座標に停泊している。
90%以上の確率でダイムによるものである───アースラの誇る最新の計器類は、そう結論付けていた。
本来なら武装局員を率い、クロノも前線に立つべき状況だ。しかし、膨大な魔力によって引き起こされた航路の乱れが、
それ以上の接近や、多人数での転移を不可能なものとしていた。
行けるのは、一人か二人。そう聞かされたとき、自分が行くつもりだったクロノよりも早く、即座に志願したのがフェイトだった。
「約束したから。なのはが、困っていたら助けに行くって」
かつてクロノ達に見せたことのない、強い意志のこもった目で、フェイトは言った。
「なのはのことを・・・守りたいんです」
踵を返し、早足でブリッジへと向かうクロノ。
二人の行ってしまった余韻をじっと眺めているヒマはない。すべきことは山ほどあるのだから。
フェイトにはフェイトの。クロノにはクロノの、やるべきことが。
<>
640<>sage<>05/03/17 09:18:08 ID:Jx6qtzy2<> 何だ?この駄文・・・orz
穴だらけすぎる・・・・・・。
とりあえずエロは無しの方向で。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/17 22:33:04 ID:QiPmJese<> 誰か!OVA版のとらハ3もってないか??
持ってたら貸してくれ!!! <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/17 22:39:16 ID:gx+8Qf3f<> なのはのノベライズは出ないのかなぁ。
マンガでも設定集でもいいけど。
紙媒体じゃないと参照が面倒で。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/17 22:40:16 ID:gx+8Qf3f<> Call my name!
(5)名前
「そうそう、あなたのこと、何て呼べば良いかな。いつまで
も、あなたじゃ他人行儀だものね」
少女を苦しめる問題の一つ。
「わたし、わたしは……高町…高町……だめ、思い出せない」
改めて思い出そうとしても、やはり何も思い出せない。無
理して思い出そうとすると頭痛さえしてくる。これでは仮に
思い出したとしても、本当の名前か苦し紛れに思いついたの
か、きっと分からないだろう。
母は頭を抱える少女の手を取って止めさせる。
「無理しないで、思い出せるまで待ちましょう。それまでの
取り合えずで、仮の愛称みたいなのを決めましょう」
「なら、お母さんたちが決めて。わたし、お母さんたちが決
めた名前なら何でもいい」
愛称だとしても、自分で決めるのは少女には少し辛かった。
親に貰った名前ではなく自分で決めた名前を名乗るのは、あ
る意味親から独立するとも言える。幼い少女がはっきりとそ
れを自覚している訳ではないが、新しい名前を貰えばそれが
新たな絆となる。少女は少しでも家族との絆を欲した。
(お父さんお母さんが付けてくれた名前なら、それがわたし
の名前なの)
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/17 22:41:20 ID:gx+8Qf3f<> 「うーん、そうねぇ……」
さすがにペットの名前のようにはいかず、腕を組んで考え
る母。
「士郎さん、昔、色々考えたよね」
考えあぐねた母は、ふと何かを思い出して父に話しをふっ
た。
「あぁ、ノートが一杯になるくらいな。あれ、どこにやった?」
「おとーさん、ちゃんと新しく考えた方がいいんじゃない」
片付けを終えた父と姉が二人の元にくる。
「そうか? いい名前がたくさんあるはずなんだが」
「はずじゃ駄目よ」
「そうだ、花の名前なんかどう?」
「それなら平仮名の名前がいいよ」
「漢字だと駄目なのか?」
「堅苦しいから駄目」
「この子にあう可愛い名前じゃないと」
三人が和気あいあいと話し合う。名前のノートの話しは少
女も聞き覚えがあった。そのころ姉は自分より幼かったはず
だが、兄も含めてこのように皆で名前を考えてくれたのだろ
うか。そう思うと、改めて家族の一員として迎え入れられた
気がして少女の胸は熱くなった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/17 22:42:26 ID:gx+8Qf3f<> 「なら、・・・はどうかな」
(……え?)
「・・・かぁ、可愛い名前」
(……なに?)
「高町・・・、うん、いい感じ」
(何て、言っているの?)
「・・・でいいかな?」
「ぇ……ぁ、うん」
反射的に答えたが、少女にはそこだけが何も聞こえなかっ
た。皆の口は動いているし、他の言葉や回りの音は聞こえ、
少女のことを言っているのだと分かる。だが、新たに付けら
れた名前だけが聞こえない。少女の記憶と同じように、消し
ゴムで消されたかのように。
「……ぁ、ありがとう」
せっかく名付けて貰ったのに分からないとは言えなかった。
何とかぎこちない笑みを浮かべて涙を拭い、嬉し泣きの振り
をする。
(わたし、どうなるのかな)
少女は、胸の中でガラスにヒビが入った音を聞いた気がし
た。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/17 22:43:38 ID:gx+8Qf3f<> 次は高町家に舞台を移し、やっと恭也登場。
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/17 23:09:04 ID:10Ig530Q<> 話的にすごく好きです!頑張ってください! <>
640<>sage<>05/03/18 08:29:07 ID:mnnVWNIp<> 第六回
掌へと、意識を集中する。イメージは、光の矢。次第に、魔力が収束してくるのが、感じられる。
「いっけええっ!!」
気合とともに放たれた矢が向かうのは、目の前の空間。
そこだけが、まるで塗りつぶされたかのように真っ黒になっている、その場所だった。
着弾と共に轟音が響き、辺りに土煙が立ちこめる。
「どうだっ・・!?」
肩で大きく息をしながらも、少年──ユーノはじっと、光弾の当たった先を見つめる。
煙が晴れた先には、先ほどと何ら変わることなく、黒く塗りつぶされた空間が広がっていた。
「だめ、か・・・」
思わず尻餅をつき、流れ落ちる汗をぬぐう。もうほとんど、魔力は残っていない。
元々あまり得意でない魔法を連発したためだ。
(くそっ・・・・!!)
眼前の黒い空間は、おそらく結界。それも、ユーノの力では破壊することもできないほど、強力な。
そして、おそらく、連絡のとれなくなったなのはもあの中にいる。
(だけど・・・)
結界に秘められた魔力はあまりに強大で。その外壁はあまりに強固だ。
「もう一、度・・・・!!」
なんだか、いやな予感がする。例え残った魔力が少なくても、やらなくては。
立ち上がり、再び詠唱をはじめるユーノ。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>05/03/18 08:32:40 ID:FCkhd2Nh<> 700 <>
640<>sage<>05/03/18 08:50:26 ID:mnnVWNIp<> 第六回その2
魔力が尽き果てるまでは、何発でも。なのはの元に、なんとしてもいかなければ。
そして、ユーノが光弾を発射しようとしたその時。
「っ!?」
「何か」が、眼前の空間から、閃いた。黒く、金属質な「何か」が。
消耗しきった、魔力弾を放つことのみに集中していたユーノに、それをかわすことはできなかった。
「ぐ、う・・・・!?」
両手、両足。四肢を、万力で締め上げられるような痛みが駆け巡る。
否。ユーノの身体は、空間内から突如現れた幾重もの漆黒の鎖によって、
がんじがらめに拘束されていた。その力に、ユーノは全く身動きが取れない。
ユーノ自身も鎖によって相手を拘束する魔法を使う。だがこの鎖の力はそれとは桁違いだった。
───邪魔は、させない─────
(女の子の・・・声・・・!?)
強まっていく鎖による圧迫感の中で、ユーノは少女の声を聞いた。
悲しげな、けれど、ユーノにとってどこか懐かしい声。
鎖から、魔力を吸収されているのだろう、身体から、力が抜けていく。
「な、の、は・・・・・」
無力感と、疑問。様々な思いを抱えながら、ユーノの意識は混濁していった。
<>
640<>sage<>05/03/18 08:58:18 ID:mnnVWNIp<> よりによって最初の戦闘がユーノなわけでして。
まあ、かませ犬?ということで。がんばれ淫獣。
ところで第五回のときに書き忘れたんですが、クロノとなのは、フェイトについて。
一応この話の私的設定では
クロノ→なのは:好き
クロノ→フェイト:お兄やん気分
のつもりで書いてます。フェイトに地球行きゆずったのもそんなところから。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:52:13 ID:pQ9LPUM8<> とらはノベライズ、最後の久遠編まで読了。
久遠、かーいーなー。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:53:08 ID:pQ9LPUM8<> Call my name!
(5)高町家の食卓
「…………」
高町恭也。高町家長男で父に代わり二刀御神流剣術
を受け継ぐ剣の達人。少女にはちょっと意地悪で優し
い兄。
普段から無口で感情が表に出ない質だが、少女、母、
父、妹、また少女、母と家に帰ってきた面々を見比べ
ているところから、さすがに驚いているようだ。既に
電話で話を聞いていたはずだが、実際に会って少女が
母に似ていることに面食らったのだろう。それは兄も
少女が分からない、記憶にないということである。
「……まさか、かく」
「恭也」
父と母が兄を止める。兄も自分の失言に気が付いた
のか、「すまん」と少女に謝った。そして、少し間を
開けて少女の頭に手を置いた。
「……恭也だ。おかえり、・・・」
少女も期待していなかったが、やはり何の声も聞こ
えない。だが兄の気遣いは嬉しかった。
「うん。ただいま、お兄ちゃん」
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:54:10 ID:pQ9LPUM8<> 夕食は兄の手料理だった。昔京都で修行した時の知
り合いから京うどんを貰ったので、当時覚えた腕を披
露することになったらしい。兄のは修行の山籠もりや
出稽古で覚えた男の料理だ。普段料理しないので少女
もほとんど食べた記憶が無い。キャンプでのカレーぐ
らいだろうか。その場の雰囲気もあったろうが、結構
おいしかった気がする。
「恭ちゃんは何でこんなにできるのよ」
料理に関してはまだやったことがない少女より下だ
とからかわれる姉が、兄の料理の腕に不満を漏らす。
かなり悔しいらしい。
「そりゃ、俺は出稽古でも出先の料理を手伝っている
からな」
「わたしには手伝わせてくれないじゃない」
「向こうの方に失礼なものは出せないからな」
「ひどーい!」
「うどんの腰も調度いいし、ツユもダシが利いて美味
しいわ」
「いや、まだまだ。母さんが作れば百倍は美味しいぞ」
「やだ、もう、あなたったら」
「母さんと比べられても困るし、俺の料理は元々父さ
ん直伝だろう」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:55:14 ID:pQ9LPUM8<> 仲の良い兄妹、仲の良い夫婦、仲の良い家族の食卓。
父と母が並び、その前に兄と姉、そして少女が座る、
いつもの光景。なのに、何となくさみしい。
(少し浮いているかなって、ちょっとは思っていたけ
ど……)
皆が少女を疎外しているのではないと分かっている。
料理をとってくれたり、ちゃんと少女に話しかけてく
れる。いつもと同じように。なのに、少女の座ってい
るところだけ、テーブルが広がって皆と遠く離れてい
る気がする。
(だから、なのかな…わたしが悪いから、なのかな……)
今でも新婚のような母と父。とても仲の良い兄と姉。
皆少女を大切にしていて、勝手に疎外感を抱いていた
のは少女の方。その罰が当たったのではないか、幸せ
なのに、それ以上を求めた罰が。その思いが、少女の
胸に重くのしかかる。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:56:31 ID:pQ9LPUM8<> 「どうしたの、・・・。食べられない?」
あまり箸の進んでいない少女に母が声をかけた。
「ん、口に合わないか?」
兄も少女のどんぶりを見て声をかける。
「ぇっ、ううん、とても美味しいよ」
実際に男の料理としても味は良い。ただ、思い詰め
た少女には味わう余裕もなく、色々あった疲れで食欲
もなかった。
「そうか。まだお代わりはたくさんあるからな」
「何人分作ったんだ?」
「ざっと十人分」
「それってノルマが二人分ってこと?」
「お母さんは無理よ。それに・・・だって小さいんだし」
また和気あいあいと話しが進む。
「わ、わたし、がんばる!」
我が儘せず欲張らず、皆の言うことを聞いてよい子
になる。それで解決するかは分からず、罰かどうかも
少女の思い込みかもしれない。それは少女自身も分かっ
ている。だが、今があまりにも辛く苦しく、何かせず
にはいられなかった。
「無理しなくてもいいよ。疲れてるんでしょ」
姉が心配そうに顔をのぞき込む。
「でも……じゃあ、自分の分をちゃんと食べるね」
「よしよし」
姉が偉いぞと頭を撫でてくれる。
少女には少女にできることしかできず、できること
は限られている。残さず食べる、無理をしない、言う
ことを聞く。ただそれだけでも、全力で。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:57:46 ID:pQ9LPUM8<> もし、家族に見放されたら……。
もし、家族に捨てられたら……。
誰もが一度は捕らわれる悲痛な恐怖。
それに打ち勝ち、一人で生きるには、少女はまだ幼
くて小さすぎる。
それを、誰が責められるのだろうか?
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>05/03/19 12:59:06 ID:pQ9LPUM8<> とりあえず起承転結の起が終わり、次からエロ要素も入った承です。
エロが入るので多少雰囲気は変わるかも。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/21(月) 20:20:55 ID:ykACeytL<> >>704 は(5)じゃなくて(6)でした。。。
エロシーン、軽くジャブから書いてますが、このスレ的に
どの程度までOKでしょう?
ちびっ子たちの本番は?
投稿する前に予告があればOK?
でもハードなのにするつもりだったのに、考えたネタを
並べたら萌え死にそうな色物ばかりだった...orz
<>
76<>sage 今回は、これだけですorz<>2005/03/21(月) 23:38:36 ID:JLQHY8LP<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 6_1 〜復帰と混乱〜
私たちは、装備を解除する前に、ノエルさんと倒れたままにしていたファリンさんをリビングのソファーに横たえた。
そして、それぞれの装備を解除し、しばらく二人の様子を見ていた。周りにいる猫たちが心配そうに見ている。
すずかはノエルの腕や関節の部分をさわって何かしている。
「これくらいなら特に問題ないかな?ここは…お姉ちゃんに見てもらわないと」ノエルさんの腕をはずして。
「炸薬は…一つも使ってない!?ジョイント部分は…ちょっと疲弊してるからここもお姉ちゃんに見てもらおう」
と、難しい顔をしながらいじりまくっている。
しばらくして、ファリンさんが目覚めた。
「ここは…あーっすずかちゃん逃げて!」なんだか慌てている様子。すずかはそんなファリンさんの様子を見てくすりと笑い、
「どうしたのファリン。廊下に倒れてたけど、どこか悪いところでも打ったの?」慌てるファリンさんをなだめた。
「でも確かにお姉様が急に襲って…」ファリンさんは不意にノエルさんを見た。
「ああっ。お姉様がバラバラに」片方の腕をはずしたノエルにショックを受けた様子。
その様子を見て私とファリンさん以外はくすくすと笑っている。
「ファリンは本当におっちょこちょいなんだから」とすずかはノエルさんの腕を元に戻して戻ってきた。
「え?あ、ああ。メンテナンスですか。なーんだ」と胸をなで下ろすファリンさん。
そんなファリンさんを横目にすずかは持ってきた紙に絵を書いてそこに線を引っ張り、何かを書き込んでいる。
「…のサスペンションのシャフトに疲弊あり…はエッジの部分が…これで良し、と」
紙の一番上にお姉ちゃんへと書いてペンを置いた。ファリンさんがきょとんとしている。
「すずかちゃん、ノエルお姉様のこと診れるんだ。」すずかは少し恥ずかしそうに
「見様見真似だけど、ちょっとだけなら」と照れながら言った。
<>
76<>sage 一週間のブランクは意外と長い<>2005/03/21(月) 23:39:26 ID:JLQHY8LP<> お読みいただき、ありがとうございます。
なんだか熱っぽいのではかったら6度8分ありました。
全然しんどくないけど、かなり眠たい。
今回の話は、まあ、なんですか。
すずかが姉譲りのメカニックさを披露する話です。
いろいろ粗があるとは思いますが…
>>640氏
ユーノは大丈夫…じゃないんだろうな。
なのはとフェイトがどうなるのか…
>>549
なんだかいろいろとつらすぎる状況になってきましたが…
次に期待します。
エロシーン、別に大丈夫のような気がしますが、グロ系だけは告知した方が良いみたいですね。
<>
640<>sage<>2005/03/22(火) 09:20:11 ID:pkbMTnMg<> 第七回
『scythe form set up』
消えかかった意識の中、聞いたのはいつか聞いた声。
『scythe slash』
そして、いつか見た技。
光輝く刃が、いくつもの軌跡を描く。
漆黒のマントを翻し着地した少女は、手にした無骨な大鎌を、
縦横無尽に薙ぎ払っていく。
「はあああっ!!!」
少女がその動きを止め、振り返った時、同時に少年の身体を拘束していた鎖、その全てが断ち斬られていた。
そして少女は、力なく倒れかかる少年を抱き止める。
「あ・・・・」
見上げた、そこにある顔。
「フェイ・・・・ト・・・?」
殆どの魔力を失い、朦朧とする意識のなかでも、間違えるはずはない。
君が、どうして、ここに。そう訊ねようと、唇に力を込めるが、もぞもぞと動くだけで、それ以上声が出ない。
「・・説明は、あとでするから。今は、手当てを・・・アルフ」
「あいよ」
もう、顔を動かすこともできなかったけれど、ユーノにも、返事をしたのが声でアルフだとわかった。
<>
640<>sage<>2005/03/22(火) 09:41:19 ID:pkbMTnMg<> 第七回その2
「よかった・・目立った外傷はないみたいだね」
安心したような、アルフの声。実際、魔力の消耗こそ激しいものの、ユーノの身体にこれといって大きな怪我は見られなかった。
小さく頷き、横たわるユーノの上へと手をかざすフェイト。
魔力を消耗しているだけなら、こちらの魔力を分け与えて、補ってやれば良い。
「ストップ」
「アルフ?」
「フェイトは、魔力とっときな。まだ、本番が残ってるんだからさ。少しでも温存しとかないと」
「でも」
「大丈夫。あたしのを分けてやりゃいいんだから」
フェイトの手を下げさせ、代わりに自分の手を向けるアルフ。
要領は、かつてジュエルシードを強制発動させた時と一緒。
ただ、やさしく。相手を傷つけないように魔力を送る。そのことに注意すればいい。
少しずつ、少しずつ。
荒かった呼吸はゆっくりとした規則正しいものに変化し、苦しげだった表情も、次第に落ち着いたものになってくる。
「こんな・・もんだね」
それでも、ユーノに分け与えることができたのは、必要最小限の魔力に過ぎない。
アルフも、魔力を温存しておくに越したことはないのだから。
<>
640<>sage<>2005/03/22(火) 09:48:25 ID:pkbMTnMg<> 何故かうちのパソコンからしばらくつなげませんでした。
ここまでで約半分くらいかな。ただ微妙に加筆したり(改悪になってるかも)
しながら書いてるんでもうちょい長くなる予定ですが。 <>
水死体<>sage<>2005/03/22(火) 12:28:07 ID:ZmBzWn4e<> 自動的に張る「ラウンドシールド」の魔法は同時に複数展開できないんでしょうか
戦闘シーンを書きたいんですが、どうにもわからないことだらけで・・・
>>640さん
淫獣くんがんばりましたね。
次からはいよいよ攻勢に出るのでしょうか。
・・・ちなみに私は家のパソから一度も書きこめたためしがありません。
>>549さん
高町家に引き取られたフェイトの初期(その1-その10)のようにならなくとほっとしました。
誰も覚えてないところへあの仕打ちだと、可愛そうすぎますから(笑)
>>76さん
今、気づきました。
いえね、戦闘中にロケットアーム飛ばすしおかしいなとおもってたんですが、
ノエルってロボットだったんですか!? <>
472<>sage<>2005/03/22(火) 14:37:42 ID:WRJETfTh<> 誰も覚えていないやつ、登場。
…いえね、何かリアルで忙しすぎて余裕がなかったのですよ。
でも凄い手腕の作者さん増えてきたし私もういらんかなみたいな(ry
いや、でも一応すべて読ませて貰ってます。皆さん凄いです。感想がやたら長ったらしくなります。
…こまめにレスしないせいなんですけどねorz
>>76氏
読ませて貰いました…うぅ、アリサ可哀想…
原作じゃこういうことを誰とも知らない連中に何の前触れもなく突然されたのかと思うと涙で前が…
>>549氏
“Call my name!” なまえをよんで…
この作品における一番重要なところを持ってくるなんて、アンタ漢だよ!(謎
こういう重いふいんき(←ry)のモノは読んでてハラハラしてくる感じがいいんですよね
>>620氏
“forget-me-not” 勿忘草ですか(ぉ
読んでてふと思ったんですけど、空間の使い方が上手ですね…
某所で空間を上手く使った小説を読んだことがあって、私も上手く空間使えるようになりたいなとか考えてたんですが
いやはや、羨ましい限りです。
>>水死体氏
原作設定じゃそうですよ<ノエル=ロボ
…いや、アンドロイドとかだったかな?どうでもいいか。
アニメ設定じゃ不明です。確か都築氏もその辺ぼかしてた筈。
で、当然ファリンがどうかなんてのはノエルがどうか分からないので分かろう筈も無く。
('A`)「文字数制限ひっかかってないかな…」
⌒*(・∀・)*⌒「そんなことより早く続き書こうよ」 <>
76<>sage ホントはアリサが一番好きなのに…orz<>2005/03/22(火) 23:41:36 ID:RlZA9IQ6<> とうとう呪文のスペルが載ってるサイトを見つけました(遅すぎ)
自分の文章を見返す…いろいろ間違ってるよorz
英語力のなさを痛感しました。
畜生、英語なんて大嫌いだー゜・(つД`)・゜・
#ここを見ているか分からないですが、某なのは特設ページの中の方へ
参考にさせていただいております。
大変ためになりました。
>>640氏
ユーノはとりあえず一安心
なのはを助けに行くフェイト、これからどんな試練が待ち受けているか
わくわくします。あと半分、頑張ってください。
>>水死体氏
魔法は基本的に多重詠唱できないっぽいので一個しか無理みたいです。
あと、私のノエルさんは原作設定を引き継いでいます。ただ、>>472氏の言うとおり
都築氏は明確な回答を出していないので、どちらでも可だと思います。
>>472氏
原作のアリサは別人(アリサ・ローウェル)ですよ。
しかし”断ち切られた〜”は、考えようによっては原作以上に酷いわけですが…
この話のアリサは生きてますが、慣れ親しんだ人にからこれからもずっと…
この話には一応続きがあるのですが…残酷物語です。
この話のメモ書きが見つかったら多分私は家を追い出されてしまいます(^^;;
長くなりましたが、これで <>
640<>sage<>2005/03/23(水) 09:20:38 ID:uzS5NUMW<> 第八回
無慈悲なほどに、力の差は圧倒的だった。
───・・・・・───
少女の掌から放たれるのは、光の雨。青白い流星が何百、何千と降り注ぐ、文字通り、光の豪雨。
「っく・・・・・う・・・」
満身創痍の身体を、辛うじて杖で支え立っているなのはに、それをかわす力は残っていない。
「レイ・・・ジング、ハート・・・」
『protection』
なのはの呼びかけに応えるように、傷ついたレイジングハートも防御魔法を起動する。
展開された魔法のバリヤーは、何物も通さない、強固なもの。の、はずだった。
降り注ぐ光の雨は、薄紙を貫くかのように、その破壊力を減退させることすらなく、
一つ一つが光の矢となり、なのはの身へと襲いかかる。
「ああああっっ!!!」
数え切れないほどの光の雨にうたれ、右へ、左へ、倒れることも許されず翻弄するなのは。
バリアジャケットも、ほとんどその意味はなく。
ただなのはは激痛の波に耐えることしかできなかった。 <>
640<>sage<>2005/03/23(水) 09:40:08 ID:uzS5NUMW<> 第八回その2
「う・・・あぅ・・・」
ようやく光の雨が止み、なのはは苦痛の連鎖から開放された。
もはや足に自分の体重を支える力は残っておらず。ゆっくりと、前のめりに倒れていく。
(まだ・・・まだ、だめ・・・)
ともすれば消えかかりそうな意識。それを必死で鼓舞し、杖を出して身体を支える。
(この子が・・・みんなを、消したんだ・・・・)
大切なもの、みんな消してあげる。それは、頭上に浮かぶ少女が、はっきりと、そして敵意をこめて言った言葉。
フェイトと戦った時は、話し合う余地があった。目的が同じだったし、お互い、
なるべくなら戦いたくないという意志があり、悪意、敵意というものは存在しなかった。
だが、目の前の少女は違う。あるのはただ、敵意。そして憎悪。
なぜ、それほどまでに自分を・・レイジングハートを憎むのか。
少女が応えることはない。ただ、自分にその矛先を向けるだけ。
しかし、それ以上に。
(アリサちゃん・・・すずかちゃん・・・)
大切なものを、守りたかった。取り戻したかった。
敵意に対して敵意で返すなんてことは絶対にしたくない。
けれど。
(私が・・・みんなを・・・助けなきゃ・・・!!)
なのはの目は、まだ死んではいなかった。 <>
640<>sage<>2005/03/23(水) 09:47:17 ID:uzS5NUMW<> ども、再びなのはの状況に移りました。
だめだ、戦闘苦手だorz
なのはが一方的にやられてるのには理由がありまして。
多分次回そのへん書ける・・・かなあ?
<>
76<>sage<>2005/03/24(木) 01:44:20 ID:MgzbIk9N<> >>640氏
言い回し、句読点の位置と使い方を変えてみるだけでだいぶ変わると思いますよ。
例えば
>少女の掌から放たれるのは、光の雨。青白い流星が何百、何千と降り注ぐ、文字通り、光の豪雨。
↓
少女の拳から光が放たれる。青白く輝く流星が何百、何千となのはに向けて降りかかる。
それは、あたかも光の豪雨のようだ。
みたいに・・・て文章変わってるやんorz
特に句読点は打ちすぎると文章のテンポが悪くなりますし、打つ場所によって文章のイメージが変わってきますので
一度読み返すときにそこを意識されてはどうですか?
偉そうなことを言ってスマソ
自分もできてないのになーorz
('A`)サイキン、ジブンデモチョウシニノッテキテルトオモイマス。ハンセイシマス。 <>
水死体<>sage<>2005/03/24(木) 12:28:02 ID:Xdn4cTVH<> >>472さん
アンドロイド
ということはR田中一郎と同じ・・
>>640さん
まだ戦意は失われてまんせね
>>76さん
サンクスっす
できれば呪文サイトも教えていただけると助かります。 <>
640<>sage<>2005/03/24(木) 13:50:41 ID:rzlVQRtZ<> ミス発見。
第八回 ×翻弄する→○翻弄される
orz
第九回
目の前の女の子。どうして彼女──憎むべき、レイジングハートの主は、こうもしぶといのか。
圧倒的な実力差。それをまざまざと見せつけられ、直接身体に教え込まれているというのに、
ボロボロの白い服を着た少女から、未だ戦意は失われていない。
銀色の少女にはそれが理解できなかった。
「ディバイン・・・バスターッ!!!」
おそらくは、渾身の一撃であろう。だが、自分には、通用しない。
手を前にかざすだけで、レイジングハートから放たれた光弾はいとも簡単に四散する。
彼女の力が弱いのではない。、本来なら今のようないいかげんな防御方法で、彼女の攻撃を防ぐことはできまい。
「・・まだっ!!」
少女はあきらめず、続けて魔力弾を連発する。
360°、すなわち全方位を囲むように。
けっして、なのはの力が弱いわけではなかった。
ただ、この空間、結界内では。そして、レイジングハートでは。
────私には勝てない────
<>
640<>sage<>2005/03/24(木) 14:14:23 ID:rzlVQRtZ<> 第九回その2
全方位からの、ディバインバスター一斉射撃。その着弾の硝煙に、銀色の少女の姿が掻き消える。
「っく・・・・!!」
自らの放った攻撃による爆風にゆさぶられ、なのは自身もまた、苦悶の声をあげる。
(これで・・・なんとか・・・)
手ごたえはあった。なのはの身体ももう限界近く、加減する余裕はなかったが少女は無事だろうか。
(酷い怪我・・・してないと・・いいけど・・ごめん、ね・・)
とりあえず、わけを聞こう。みんなを返してもらおう。
───無駄よ───
「・・・!!?」
緊張を解きかけたなのはへと、煙の中から再び光の雨が降り注ぐ。
「っあああっっ!!!」
数え切れない光の流星を受けるなのはは、悲鳴をあげ、地面へと叩きつけられる。
「そん・・・な・・・・」
煙の中から、ゆっくりと一つの影が現れる。
なのは渾身の一撃を受けたはずの、少女。その身体には、傷ひとつついてはいなかった。
<>
640<>sage<>2005/03/24(木) 14:27:09 ID:rzlVQRtZ<> なのは3巻入手してきました。これでしばらくなのは分には困らんな。
>>76さん
アドバイスすまんです。言われてみれば、確かに。
でもわかっちゃいるけど、ね?治せないんですよ、これがなかなかorz
で、今回前半敵視点で書いてみました。これまた微妙かも・・。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/24(木) 22:45:21 ID:0cfG482e<> 今3巻見終わりました。
ちょっと反映させるから次は土曜かな。
本スレネタかもしれないけど、東南アジアでは
日本茶のペットボトルに砂糖が入っているそうな。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 12:46:18 ID:NcewACWb<> お茶に砂糖。
それじゃ、まるでリンディ・・・ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 16:37:26 ID:numBYReU<> お茶に砂糖ってなんか飲み物あったような
リンディは入れすぎだけど・・・。 <>
640<>sage<>2005/03/25(金) 18:15:37 ID:Mv+/JIjD<> リンディ、砂糖入れるのはかまわんからせめて混ぜれ。
飲んだ後の湯飲み内がえらいことになるぞ。
お茶屋とかだとあまーい抹茶をグリーンティとして売ってるとこなんか
ありますな。ただし当然アイス。ホットってあったっけ? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 18:18:34 ID:numBYReU<> >>730
ん?混ぜてなかったか? <>
640<>sage<>2005/03/25(金) 18:27:26 ID:Mv+/JIjD<> >>731
九話ではそのままぐいっと。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/25(金) 18:37:51 ID:numBYReU<> >>732
8話のアイキャッチか何かで混ぜてたような気がする
DVD早く買わないとな・・・ <>
640<>sage<>2005/03/25(金) 19:14:10 ID:Mv+/JIjD<> 第十回
────あきらめなさい────
少女は、念話で語りかける。どこまでも、憎悪に満ちた目をなのはに向けながら。
───その子では、私に勝つことはできないのだから────
少女から発せられる魔力が、更に増大していく。
───この結界内なら、私は常に最大出力を発揮できるのだから───
それは、絶望的なまでに強大で。なのははただ息を呑み、表情を凍らせるだけだった。
「あ・・・・?」
レイジングハートを握る左手が、震えていた。無意識のうちの、恐怖。絶対的な力に対する、本能的な恐怖だった。
今まで、戦っている最中に怖いと思ったことは何回もある。けれど、これほどに身体の底から来る、抑えても抑えても湧き上がってくるような恐怖は初めてだった。
────性能でも、魔力でも私が上なのだから────
少女の掌が青白く発光する。光は魔力流を伴い、収束していく。
「あ・・・」
少女の周りに浮かぶ魔方陣は、なのは自身がよく知っている魔法だった。
(スター、ライト・・・ブレイカー・・・・・)
脳で理解しても、根源的な恐怖と、敗北感に支配された傷だらけの身体は、動いてはくれなかった。
───貴方達では、私には勝てない────
放たれた光の噴流へと、なのはの身体が飲み込まれていく。
(だれか・・・・フェイト・・・・ちゃ・・)
白んでいく視界の中、なのはは大切な、友の名を読んでいた。
<>
640<>sage<>2005/03/25(金) 19:16:06 ID:Mv+/JIjD<> 読んでどうする、呼ばなきゃだめだろ俺・・・orzもうだめぽ <>
640<>sage<>2005/03/28(月) 18:09:09 ID:NZoFVQXm<> 第十一回
校庭の赤茶けた大地に倒れ伏すなのはに、もう意識はなかった。
その隣には、手から取り落とされた、ひびだらけのレイジングハートが転がっている
完全な敗北。ダイム───銀の少女は、なのはの傷だらけで倒れる姿を、無表情に見つめていた。
────鎖よ────
上空から、空間を割って、漆黒の鎖が現れる。
それらは、金属音を伴って、身動き一つせずに横たわるなのはへとせまっていく。
あるものは、力なく投げ出された左腕に。
またあるものは、赤く出血する右足に。
なのはの全身へと絡みついた鋼の蛇たちは、ゆっくりとそのけっして大きくはない体を持ち上げていく。
まるで、十字架に架けられたかのように、なのはの身体は十文字の形に、空中で固定された。
「ッ・・・」
気を失っているはずの顔が、わずかに歪む。
ユーノの時と同様、残った魔力が鎖達によって吸収されているのだ。
そんななのはの状況を一瞥すると、少女は地面に転がるレイジングハートへとゆっくりと近づいていく。
───これで、やっと───
───貴女のせいで私は───
勝利と、もうすぐ訪れる復讐の完遂を、少女は予感した。 <>
640<>sage<>2005/03/28(月) 18:28:51 ID:NZoFVQXm<> 第十一回その2
レイジングハートへと右手を傾け、魔力を集中する。
あとはただ、放つだけ。それだけで目の前の杖は砕け、復讐は完了する。
「させないよっ!!」
とっさにとびのいた地面を、何者かの拳がえぐっていた。
『photon lancer full auto fire』
更に少女を追い詰めるように、上空から降り注ぐように放たれる、光の槍。
───だれ───
拘束されたなのはの元まで後退し、新たな敵の出現に身構えるダイム。
「なのはを・・・放せ・・・!」
そう言い放ち、光弾を放った影─フェイトは跳躍する。大切な友、なのはを助けるために。
<>
76<>sage<>2005/03/29(火) 00:04:59 ID:oGsywlki<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 6_2 〜偽証〜
「ところで、なのはちゃんにアリサちゃんそれと…フェイトちゃん。どうしてここにいるの?」
なのは達は顔を合わせて苦笑いしている。
私はなのはの顔を見て、どうしたの?と聞いてみた。
「な、何でもないよフェイトちゃん」とぎこちない返事が返ってきた。
「今日は私のおうちでお泊まり会をすることになっていたんですけど、すずかちゃんが遅いから迎えに来ました」
冷や汗をかきながらなのはが説明をする。
「ふーん、そうなんだ。じゃあ、ここまでどうやってきたの?」
「「う゛」」なのはとアリサが同時にうなる。
「そ、それは、ほら、私が鮫島に頼んでここまで送ってもらったから」アリサもしどろもどろになっている。
「じゃあ、鮫島さんを待たせちゃってるんだ…」ファリンさんが寝ていたソファーから飛び降りようとしたのを3人が止める。
「ノエルさんになのはの家まで送ってもらうからって返したから」アリサ必死。
「そうなの?フェイトちゃん」急に私に振られぽかんとしていると3人が首を振って合図を送ってくるので、私はうんと首を縦に振った。
「そうなんだ、でも、お姉様が…」とノエルさんを見た。しっぽみたいなコードがコンセントに刺さっている。
どうしようか悩んでいるとき、ノエルさんが目を覚ました。
<>
76<>sage<>2005/03/29(火) 00:05:44 ID:oGsywlki<> 高町家に引き取られたフェイト4日目 6_3 〜ノエル・目覚め〜
ファリンさんがノエルさんの元へ駆け寄る。
「お姉様、目を覚まされたんですね」起動したばかりだからか少しぼんやりした様子のノエルさん。
「私は一体…」すずかがノエルのそばに寄り、
「私が帰ってきたとき、ノエルとファリンが倒れててびっくりしたんだから。調子の悪いときはちゃんと言わないと」
ととりとめのない笑顔で言う。ノエルさんは釈然としない様子で
「平常通りのコンディションで、自己診断では異常を認めることはなかったのですが…
夕食の支度をしようとした頃、突然目の前が闇に覆われて、気がついたときにはここに…」
と、少しつらそうに話した。もしかしたら記憶が残っているのではと思い、気を失っている間にどんな夢を見たかを聞いてみた。
「私は自動人形なので夢という物の概念は理解しかねますが、もしあれがそうだとするならば、
お嬢様方を襲っている夢を見ました。そこでフェイトお嬢様の右腕に傷を付けた気がします…」
私は自分の右腕を見る。かすり傷だったので魔法で塞いであり、傷は見えなくなっていた。ノエルさんは続ける。
「本で読んだことがありますが、夢という物は人の願望や欲望などを表すといいます。
もしそうならば、私はお嬢様方に酷い仕打ちをしてしまうかもしれません。そうならないうちに私を…」
ノエルさんが言い終わらないうちにすずかがノエルさんの話を隔てた。
「ノエル、考えすぎだよ。私だって、友達を傷つけてしまう夢を見てしまうことがあるし。
ノエルが私たちのことを大事にしてくれてるって証拠じゃないのかな?」
そうだよねと私たちに向いて言う。全員が頷いた。
「しかし…」うつむき加減に話すノエルさんの声を遮って
「じゃあ今、お姉様はすずかちゃん達に傷を付けるようなことをしたいのですか?」と
ノエルさんの電源コードを抜きに行っていたファリンさんが喋った。ノエルさんは静かに首を振る。
「なら、問題なしだよね?」と私たちに向けてウィンクをしてみせた。
<>
76<>sage<>2005/03/29(火) 00:34:11 ID:ykoi2eNv<> 酔った勢いで都築先生の拍手に痛々しいメッセージを送ったのを
仕事中に思い出して鬱になってる私が来ましたよorz
一日遅れですが…皆様いつもありがとうございます。
>>640氏
乙です。
いよいよクライマックスですね。
フェイトの活躍を楽しみにしてますね。
それはそうと、行間の開け方とかが上手くて読みやすいですね。
漏れは貧乏性なのか、ギチギチに詰めて書こうとするから…
もうちょっと考えた方が良さそうですね。
>>水死体氏
R田中一郎って…なんか通じる物があるのは否定しきれない気もしますが(^^;
例のサイトは「なのは特設」でググれば出てきます(多分)
ではノシ <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 11:44:44 ID:uUrUDb4J<> あと投稿用に整形するだけというとこで、
急性胃炎で救急車ざたになってまして、、、
自分のRHたんも自己修復中か、いまだ
シューティングモードになりません。。。orz
で、スレの容量上限ってDATで見るんでしたっけ?
ブラウザのプロパティのサイズだと、
たぶん一気に埋め立てちゃいそう。
>>640氏
乙です。いよいよクライマックスですね!
>>76氏
ノエルが自動人形ということは、すずかと忍も夜の一族?
運動が得意だからTVでも実は……の可能性あるけど。
<>
640<>sage<>2005/03/29(火) 18:37:15 ID:iGM16fy4<> 第十二回
銀の少女が放つ光弾を、フェイトは次々とかわしていく。
「許さない・・・なのはに、こんなことを・・・!!」
光弾の間隙を縫ってフォトンランサーを撃ち出す。狙いは正確、威力は充分──少女は防御魔法を張りつつ、ぎりぎりで回避する。
「バルディッシュには、君の能力は通用しない・・・!!」
──そう。力を封じられたなのはのようには、いかない。
叫びながらバルディッシュの光の刃を、横一文字に薙ぎ払う。
結界の外でユーノから聞いた、ダイムの結界発生能力。それこそが、なのはが手も足も出せずに敗北し、そして、彼女が封印されたもう一つの理由。
その中ではダイムは常に最大出力を発揮できるという。
だが一方で、結界内に満ちたダイムの強大な魔力はスクライア族の魔法具へと干渉し、その能力を著しく低下させるのだ。
なのはのレイジングハートも、例外でなく、大きく力を制限された状態ではさしものなのはも勝てるわけがなかった。
(けど、バルディッシュなら)
フェイトの杖、バルディッシュは完全オリジナルのワンメイド品。
幼い頃、母親代わりだった女性が、手塩にかけて作り上げた代物だ。ダイムからの干渉をうけることはない。
──きっと、なのはを助けてみせる。 <>
640<>sage<>2005/03/29(火) 19:01:05 ID:iGM16fy4<> 第十二回その2
少し、戦ってみてわかった。目の前の少女が相手なら、多分勝てる。
魔力ではあちらのほうが上だが、戦闘能力自体は昔の、出会った頃のなのはより少し上程度。
これなら。早くなのはを助けなければ。
フェイトは休むことなく、砲撃魔法を放ち、自らもつっこんでいく。
────仕方ない────
ダイムはせまる光弾をすべて迎撃すると、なのはのほうをちらと見る。
(何を・・・?)
───雷撃───
少女の言葉に雷が煌き、周囲が真っ白に染まる。
「あああああああっっ!!!」
「なのはっ!?」
雷に貫かれる友の姿に、フェイトの動きと思考が停止する。
力なく拘束されるだけだったなのはの身体が、電撃によって激しく揺さぶられていた。
「しまっ・・・・」
フェイトがなのはに気を取られている隙に、ダイムは至近距離まで詰めてきていた。
──落ちなさい──
<>
640<>sage<>2005/03/29(火) 19:08:12 ID:iGM16fy4<> どもっす。だから戦闘は苦手なんだってば。
だったら書くなよ俺。でも書いちゃうのよ。
>>76氏
でも空間使いまくるせいでしょっちゅう「改行しすぎです」のエラーが出やがります。
だから毎回心持少なめにしか話が進められないわけで。難しいもんですな。
>>549氏
シーリングモードでそこはなんとか。がんがって。
アムもスクランも終わった・・・。あとはケロロか・・。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:40:20 ID:4E8NKPTY<> エロパロガイドを見てみてもよくわからず。
とりあえず様子見でやってみる。
で、やっとエロシーン。
主人公の名前は出ないは、地の文も代名詞ばかりで
固有名詞が出ないはで何のSSか分からないですが、
一応、なのはのSSです。
内容はお風呂での仲睦まじい親子の語らい?です。
オチはちょっと特殊シチュですが、ソフト系かな。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:41:24 ID:4E8NKPTY<> Call my name!
(7)着替え
「片付けはわたし達がやるからいいよ。・・・はおかーさん
とお風呂に入っちゃいなさい」
皆のどんぶりを片付けようとした少女を姉が止める。
「でも……いいの?」
てきぱきと片付けを始める姉と父に、少女は心配そうに聞
いた。食事で少女に手伝えることと言えば、物にもよるが配
ることと片付けぐらいしかない。
「・・・は、お母さんと入りたくないの?」
母が少女の両肩を抱き、少し意地悪そうに耳元にささやく。
ビクッとして振り向いた少女に、母は優しい笑顔で「いや?」
と聞いた。
「ううん! わたし、お母さんと入る」
よしよしと母が少女の頭をなでる。
「じゃ、一緒に入ろうね」
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:42:28 ID:4E8NKPTY<> 脱衣所で服を脱ぐ少女と母。少女の記憶と寸分違わない母
の綺麗な体。豊かな胸や細い腰、大きな腰、年齢よりは張り
のある肌、程よく肉ののった女性らしい体つき。母似の少女
は、よく大きくなれば母のような美人になると言われている
が、最近心持ち胸がふくらんできた感じがあっても、まだま
だ幼い自分の体が母のようになるとは思えなかった。
「なあに?」
服を脱ぎ終わった母が不思議そうに少女を見る。それで少
女は母に見取れていたことに気が付き、顔を赤らめる。
「えっ、えと、お母さん、きれいだなぁって」
「ん、ありがと。でも手がお留守になってるよ。さ、手を上
げて」
母がにこりと笑ってキャミソールの裾をつかむ。小さな子
供のようで少し恥ずかしかったが、少女は素直に両手をあげ
た。
母にキャミソールをまくり上げられ、あらわになる少女の
白い素肌。まだ腰のくびれもなく、ほっそりした幼い体型。
乳房と呼ぶにはあまりにも小さいが、わずかに胸が隆起して
いる。同い年の少女らに比べて成長がよいのは、母の血を濃
く引いているのかもしれない。
続けて少女はショーツも脱がして貰う。臀部は白桃のよう
な双丘が女の子らしい曲線をかたどっている。前の方は本当
に幼く、細い脚の間はわずかに膨らんだ盛り上がりの中央に、
ぴったりと閉じたスリットがそのままの姿をさらしている。
少女のショーツを手にした母が、「あ?」と妙な声をあげ
た。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:43:37 ID:4E8NKPTY<> 「な、なに?」
心配になる少女だが、母はそそくさと自分の下着も一緒に
洗濯カゴにほうり込んだ。
「着替えは後でお姉ちゃんが持ってきてくれるから。お下が
りだけどいいよね」
「……うん」
母の反応も気になったが、お下がりという言葉が突き付け
た現実の前にはささいなことだった。姉のお下がりは嫌では
ないが、それしか着替えがないということは、少女の服が今
の家にはないこと。つまり……。
(わたしの部屋も、ないのかな……)
家が広く父の大怪我もあり、小さな頃から自分の部屋があっ
た少女。それは一人で寝るということで与えられた時は複雑
な気分ではあったが、何年も過ごせば大切な自分の部屋になっ
ている。その部屋がないということは、今の高町家には少女
の居場所がなかったということだ。
「・・・、早く入りなさい」
湯気のこもる浴室から母が手招きする。
「……はい、お母さん」
少女は髪を縛るリボンをほどき、浴室に入る。
それは、考えれば予想できること。だが、とても考えたく
ないことだった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:45:04 ID:4E8NKPTY<> Call my name!
(8)洗って
シャワーから噴き出る湯が二人の肌をたたき、母の艶やか
な肌を、少女の瑞々しい肌を水滴が滝のように流れ落ちる。
少女は母に引っ付くようにしてシャワーを浴びせてもらって
いた。程よい熱さのお湯が心地よく、少女の疲れを流し落と
してくれる。顔をあげると見える母の笑顔が嬉しくて、少女
の顔に初めて健やかな笑顔が浮かんだ。
一通り体を流してシャワーを止めた母が、ボディータオル
を手に取る。
「ねぇ・・・、お母さんが体洗ってあげるね」
「うん。わたしもお母さんの背中、流してあげる」
少女は椅子を並べて母に背を向けて座り、自分の体を洗う
ために別のボディータオルを手に取る。しかし、母が少女の
タオルを取り上げてしまう。
「ありがと。でも、お母さんは全部洗ってあげるから。・・・、
嫌?」
「ううん、嫌じゃいないよ。でも、ちょっと恥ずかしいかな」
少女は家族と入る風呂が好きだ。いつも母や父、姉と一緒
に入る。時には母と父や、母と姉の三人で。風呂に入ると、
つい気が緩んで甘えてしまう。普段でも甘えさせてくれる家
族だが、風呂場では特に甘えさせてくれる気がするから。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:46:20 ID:4E8NKPTY<> 「……お母さん」
「ん、なぁに?」
「……えーと、なんでもなくて。ちょっと呼んでみたかった
の」
少女の手足を洗い、今度は背中を洗う母が鏡に映っている。
楽しげで、今にも鼻歌を歌い出しそうな母の姿に、少女は開
きかけた口を閉じた。
「そう? ふふ、いくらでも呼んでいいわよ」
本当は、もっと色々と言いたかった。だが、少女は母のこ
とを知っていても、母は少女のことを知らない。少女を知る
母と知らない母。知らない母に何を話せばいいのか?
「ひゃっ!」
突然の刺激に少女は悲鳴をあげる。物思いにふけっていた
少女の両胸を、腋の下から差し込まれた母の両手が包み込ん
でいた。
「お、お母さん?」
「・・・は九歳だよね。お母さんはまだまだだったのに、最
近の子は成長早いのねぇ」
泡だったボディソープに包まれた母の手のひらが、わずか
に膨らみかけた少女の胸を優しくなでる。泡のぬめりが敏感
な肌を刺激し、少女に不思議な感触をもたらす。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:47:44 ID:4E8NKPTY<> 「ゃぁん、なに、するの?」
「何って、洗っているのよ。お母さんも、この頃はタオルと
かでも痛くて、手のひらで洗っていたのよね」
ごく真っ当に答える母。鏡に映る母の顔は、ふざけた様子
もからかう様子も見受けられず、少女が何を驚いているのか
不思議そうですらある。
「でも、わたし、んんっ」
確かに母の言うことは分かるが、昨日だってボディタオル
で普通に洗っていたくらいで、少女は気になるほどのものは
感じていない。まだ母の手の方が刺激が強いくらいだ。
「・・・、洗い辛いから動かないで」
「うぅ、うん……」
思わず返事をしてしまった少女だが、この未知の刺激に動
かないでいるのは辛い。少女は目をつむり、膝の上で両手を
きつく握り締める。
母の手の動く範囲が少しずつ広がって行く。腋の下から鎖
骨、鳩尾の辺りまで。そしてどこまで行っても、必ず指のど
れかが淡い色の小さな乳輪を押さえる。あくまでも母の指は
少女に強い刺激や痛みを与えぬよう、御菓子を作る時のよう
に優しく繊細に動く。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:48:59 ID:4E8NKPTY<> (ヘンな感じ、これ、何なの?)
白い肌との境目がはっきりしないほど淡い色の小さな乳輪、
その中央にあるさらに小さな米粒ほどの乳頭。それは少女自
身がはっきりと自覚できるほど、固く充血していた。母の指
先がそこを通り過ぎるたび、そこから痺れるような、むず痒
いような、不思議な感覚が沸き上がり、少女をいたたまれな
い気持ちにさせる。
(ガマンできないよぉ)
声が出てしまいそうで、出してはいけないと、歯を食いし
ばって我慢する。
しかし、呼び名を知らぬ感覚を我慢するには少女は幼すぎた。
ただ我慢するだけでは息苦しくてこらえ切れず、少女は母の
腕を振りほどこうとした、その時。
「はい、こっちは終わり。くすぐったかった?」
タイミングよく、母は少女の胸から手を放した。解放され
た少女は息絶えだえでぐったりし、後ろに座っている母の胸
にもたれかかる。
「もしかして息も我慢してたの? 苦しかったら言わないと
分からないわよ」
母は背中の泡で滑り落ちそうな少女を抱き寄せ、腹に手を
回して少女を支えた。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:50:17 ID:4E8NKPTY<> 「はっ、はぁ、はぁ、で、でもぉ」
少女の背中には大きくて柔らかいものが二つ、強い存在感
で当たっている。その中心に少し固い感触があった。少女は
目を開け、自分の胸を見下ろす。泡まみれの胸から、片方だ
け先端が顔を出している。母のとは比べ物にならないくらい
小さく幼い乳首。それでもそれは、小さいなりに精一杯大き
くなり、自己主張している。もう母の手はそこに触れられて
いないのに、見ているだけで触れられていた時の感覚がよみ
がえり、じっとしていられなくなる。
(お母さんも、こうなるのかな?)
それはさすがに気恥ずかしくて、口に出すことはできない。
少女は幼くても幼いなりに、分からなくてもそれがそういう
ものなのだと、薄々理解しはじめている。だから、自分で自
分のうずく胸を触ってみたい気持ちがあっても、それはいけ
ないと自然にブレーキがかかっていた。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:51:47 ID:4E8NKPTY<> 「・・・、まだここも残っているのよ」
母が少女の腹に回した手でボディタオルを絞り、少女の股
間に泡を垂らす。まだ大人の毛が生える気配もないそこだが、
ほとんどの泡が流れ落ちてしまうなか、産毛に引っ掛かった
泡が少しだけそこを隠す。
「そこはいいよ、自分でするから」
さすがに下腹部を洗ってもらうのは抵抗があった。病気や
怪我で仕方がない時ならともかく、胸のこともあって少女の
羞恥心は一際大きくなっている。
「・・・はちゃんと洗っている?」
「洗ってるよ!」
「きれいに全部?」
「うん、全部」
鏡に映る母の顔は、少しからかう雰囲気がある。かちんと
まではいかないが、そう言われるのは不本意だと少女はきっ
ぱり言い切った。
「なら、お母さんに洗ってみせて」
「えっ?」
驚いて振り向いた少女の頬を、泡のついた母の指がつつい
た。
「ちゃんと洗えていなかったら、お母さんが洗うからね。い
い?」
「う、うん」
洗うところをじっくり見られるのも恥ずかしいし、確かめ
られるのはもっとだ。だが、少女の中で母に強く言ったこと
を後悔する気持ちが膨らんでいた。それは口答えと言うほど
ではないが、わがままをしないと決めた少女にはいきなりの
失敗だった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:53:10 ID:4E8NKPTY<> 「なら、はい、タオル」
少女は母からボディタオルを受け取り、ボディソープを追
加して泡立てた。
母は少女の顔の横から、のぞき込むように顔を乗り出す。さ
らに母の胸が少女の背中に押し付けられ、なぜかドキドキし
てしまう。
「じ、じゃぁ、洗うね」
少女はおずおずと足を開き、そこにタオルを持つ手を入れ
る。
最初は内股から足の付け根を洗う。普段と同じことをする
だけなのに、とても緊張する。いつも一緒に風呂に入ってい
ても、こんなにまじまじと見られることはない。ましてやそ
こは少女の一番恥ずかしいところで、きれいに洗えていなけ
れば母に洗われてしまう。少女としては、それは避けたかっ
た。
(それはちょっと、恥ずかしいかな、と)
ゴシゴシと念入りに、いつもより丁寧に。そして。
「…………」
少女は手を止め、ちらっと鏡を見る。少女を暖かく見守る
母の顔。少女がどう洗うのかをじっと見ている。逃げたくな
るが、しっかり両肩をつかまれているし、浴室の広さなどた
かが知れている。あきらめて再び手を動かしはじめた。
女の子の一番大事なところ。そこはさすがにゴシゴシとは
洗えない。優しく撫でるようにして、足の間を目の細かいボ
ディタオルでこする。発毛の気配すらない前のわずかな隆起
から、少し腰を浮かせて後ろの白桃の谷間まで。痛くならず、
こすり過ぎで赤く張れない程度に。でも汚れが残らないよう
に。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:54:38 ID:4E8NKPTY<> Call my name!
(9)母の教え
「もういい?」
手を止めた少女に母がきく。少女がうんとうなずくと、母
はシャワーの栓を開いて少女の体の泡を洗い流した。
「んー、・・・も頑張ってるけど、でも不合格かな」
「わたし、ちゃんと洗ったよ?」
ちゃんと洗ったつもりの少女は、何が悪いのか分からず首
をかしげる。
「きれいに見えるけど、まだ洗い残しがあるのよ。ちょっと
ごめんね」
そう言って、染み一つない綺麗な少女の股間に母の手が伸
びる。
「きゃっ!」
痛みを伴った強い刺激。母の指が少女のスリットに分け入
り、何かをこそぎ取るように動く。
「これ、何か分かる?」
少女の前に突き出された母の人差し指。その指先には、白
い豆腐の滓のようなものが付着している。そして、かすかに
漂う刺激臭。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:55:57 ID:4E8NKPTY<> 「……!」
少女の顔が見る間に紅潮する。恥垢。その名は知らなくて
も、それが綺麗に洗えずに残った垢の類だというのは分かる。
「恥ずかしがらなくてもいいのよ。これから綺麗に洗うこと
を覚えればいいんだから。お姉ちゃんだって小さい時は綺麗
に洗えなくて、お母さんと一緒に練習したのよ。・・・にも
お母さんが洗い方を教えてあげる」
優しく諭す母。少女は真っ赤な顔でうなずく。啖呵を切っ
た手前、言い訳も拒否もできないし、女の子としてちょっと、
いや、かなりダメージが大きかった。
「ここは繊細で大事なところだから指で洗うのよ」
母は少女の左手を取り、手のひらにボディソープを垂らし
て泡立てる。ほどよく泡だったところで、少女の手を足の間
へと導いた。
「まずは外側からね。優しく撫でるようにして、こう」
少女の手の甲に母の手のひらが重なり、指が交互にからむ。
母の指はそのまま滑るように奥へ進み、発育途中のふくらみ
を撫でる。スリットの始まりから後ろの窄まり、足の付け根
まで、母の指は少女の股間全体をあまねく行き来する。
「うぅっ」
少女の口から小さな声が漏れる。母の指の滑らかな感触が、
少女の敏感な肌を刺激する。それは胸で感じたものよりも強
く鋭くて、でも母のお菓子のように甘かった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:57:11 ID:4E8NKPTY<> 「さぁ、・・・。自分でやってみて」
母の指が少女の手の甲まで引き、少女を促す。
「う、うん……」
返事はしたものの、少女は指を動かすのを躊躇する。胸を
洗われただけでヘンな感じになり、そこはさらに刺激が強かっ
た。洗うためとは言え、その未知の感覚は、少女をためらわ
せるには十分すぎる理由だった。
「大丈夫よ。ボディタオルより指の方が滑らかなんだから、
やさしく擦ってあげればいいの」
母の言うことはもっともだが、少女の悩みとは少しずれて
いる。そうじゃないのと振り返って母を見るが、母はにこや
かに笑って少女を促すだけだった。アイコンタクトは通じず、
理由を言うのも気恥ずかしい少女は、あきらめて洗うことに
した。
(大丈夫かな、何か怖いな……)
少女はそっと指を奥に進める。指で自らの幼い性器をつつ
くと、泡でぬるっと滑る。指の動きに少し遅れ、なぞられた
ところが熱くなる。意識してしまうことで、少女の体が過剰
に反応していた。
「ひゃんっ」
ためらう少女の手を、母の手が後押しする。ぬめった指と
手のひらは容易に性器の上を滑り、熱い刺激が少女に悲鳴を
あげさせた。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:58:30 ID:4E8NKPTY<> 「ほら、ちゃんと洗わないとだめよ」
「ま、待って。自分でやるから」
母に悪気はないだろうが、心の準備無しで急にされるのは
結構きつい。だが、ぐずぐずしている自分が悪いのだと、少
女は思い切って手を動かしはじめた。
「……っ!」
母がしたように手を動かす。少女の指が敏感な肌を熱くす
る。それは自分でしていなければ声をこらえ切れないほど熱
く、火が灯ったように下腹部が火照る。その熱は少女に奇妙
な高揚感をもたらし、熱くなればなるほど綺麗になるのだと、
少女は隅々へと指を這わせた。
「…ん…っ……ふぅ…」
一通り洗い終えた少女は大きな息をはき、いつに間に息を
止めていたことに気づく。こめかみを汗が流れ落ちる。まだ
ゆっくり湯船に浸かっていないのに、心も体も茹だっていた。
「ん、よくできました」
どうだったかと後ろの母を見上げると、母の笑顔が少女を
褒める。それが嬉しく、少女も照れたように笑い返した。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 22:59:53 ID:4E8NKPTY<> 「それじゃ、次を洗いましょうね」
「えぇ! ま、まだあるの?」
少女としては大変な仕事をやっと終えた気分だったので、
母の言葉に目を丸くした。結構大変な思いをして母の言う通
りに洗ったのに、まだ何かあるのかと、少女は心配げに母を
見た。
「ここからが本番、一番大切なとこよ。でも今のと要領は同
じだから難しくないわ」
母はほんのり赤くなった少女のスリットに指をあてて開き、
鮮やかなサーモンピンクの秘肉を少女の目にさらした。
「ふぇっ!?」
見たことはなくもないが、普段まじまじと見ることはない
隠された所。赤い粘膜と白い肌との対比が生々しく、かえっ
て自分の体ではないような感じさえする。
「ここは大事なところ。おしっこの出るところもあるし、赤
ちゃんはここから産まれてくるのよ」
「赤ちゃん?」
見づらいだろうと母は少女に手鏡をもたせ、少女のスリッ
トの中の一点を指さした。小さな尿道口の下、閉じた小さな
皺のような穴が鏡に映る。
「・・・が大きくなって、好きな人ができて結婚して、そう
したら・・・の赤ちゃんはここから産まれるの」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:01:14 ID:4E8NKPTY<> 「……ここ…から?」
初潮もまだな少女の膣口はとても小さく、そう言われても
現実味が沸かない。甘々な両親をもつ少女として結婚に色々
と夢馳せたりするが、具体的な出産とか生々しいことまでは
想像することはない。
「そうよ。・・・も、お母さんもお父さんも、恭也や美由希
だって、みんな女の人のここから産まれてきたのよ。・
・・のここはまだ小さいから実感が沸かないだろうけど。
お母さんのを触ってみる?」
少女の返事を待たず、母は自分の股間へと少女の指を導く。
豊かだが柔らかい茂みを通り抜け、少女の指は熱く潤ったも
のにつつまれる。
(指が、握られてるみたい!)
母の胎内へ第二関節まで容易に入り込んだ少女の指は、吸
い付かれるような不思議な感触で圧迫され、そこに押し止ど
められる。さらにそれだけでなく、指を包む壁はじわじわと
煽動して刺激を与え続ける。
「わかった? 女はすごいんだからね」
母に指を解放され、少女はほっとため息を付く。どうやら
母はこれを機会に色々と教えようとしているらしいが、今の
少女は一杯一杯で与えられる情報に翻弄されるだけだった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:02:34 ID:4E8NKPTY<> 「……だから、ここは綺麗にしないと赤ちゃんがかわいそう
でしょ? ・・・のここはどう?」
「え? あ、うぅ……きれいじゃない、かも……」
一瞬惚けていた少女は、母の指さす自分のスリットの中に
白い滓のようなものを見つけ、また赤面して縮こまった。年
頃の女の子と言うにはまだ少女は幼いが、赤羅様に洗い残し
の証拠を見せられると恥ずかしいことこの上なかった。
「じゃ、綺麗にしましょうね」
母はにこりと笑って言った。
「狭いところだから指一本でいいわ。爪は絶対立てちゃだめ
よ。傷ついてばい菌が入ったら大変なことになるから」
母から一通りの注意点を聞き、少女は幼いスリットに左手
の中指を差し入れる。
「最初はおしっこの穴の辺りから、後ろの方までね」
「…うん…………ぁんっ!」
母に言われた通りにそっと優しく、スリット内の粘膜を指
の腹で撫でる。そこは少女の想像以上に敏感で、外性器を触っ
た時の何倍もの刺激が少女の腰を走り、産まれてから一度も
出したことがないような甘い嬌声が少女の口から漏れた。
「そうよ、その調子。両側に薄い襞があるのが分かる? そ
こも汚れがたまりやすいから気をつけるのよ」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:03:49 ID:4E8NKPTY<> 「…っ…ん……んっ…うっ……」
母の言う襞、少女の未発達な小陰唇はさらに敏感だった。
痺れるような刺激が腰だけでなく背中を駆け上がり、込み上
げる声を押し殺すのに舌を噛みそうなほど体が震える。この
強い未知の感覚は、幼い少女の心に変な気持ちと恐怖を沸き
上がらせる。たまらず、少女は母に泣きついた。
「お、おかあ…さん…」
「なあに?」
「…わたし、へん…な…感じ…なの……ゃ…こわ…い……」
助けをこう少女の体を、母は後ろからきつく抱き締める。
「それは、へん、じゃなくて、気持ちいい、なの」
「…きも…ち…いい…?」
「そう、体を洗うとさっぱりして気持ちいいでしょ。女の子
のここも、同じように洗うと違った気持ち良さがあるの」
「…そう…なの…?」
「そうよ。声も我慢しなくていいの。女の子なら当たり前な
んだから、恥ずかしいことはないのよ」
母の優しい声が、少女の耳元にささやかれる。
「…ん…ゃぁ…ゃっ…あぁっ!」
それを聞いて安心したのか、少女の声が少しずつ大きくなっ
ていく。
少女の母の言葉は、まともな性知識、性教育と言うには少
々ずれがある。それに気づくには少女は幼いし、何より少女
にとって母は絶対だった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:05:01 ID:4E8NKPTY<> 「あっ、ゃぁ、あぁっ」
「今度は大切な穴の回りを圧しながら撫でてみて」
「んんっ、ぁ、ゃっ、あんっ」
嬌声と呼ぶには艶さが足りない幼い声が、少し広めの風呂
場に響く。
母の指示は少しずつ洗うことから逸脱してきている。初め
て知った性の快感に対する恐れも、背中で感じる母の体温と
ゆったりした鼓動が、少女を安心させ霧散させてしまってい
た。
「最後はおしっこの穴の上の方、皮が重なっているとこに垢
がたまりやすいの」
「ぅ、うん、ぁ、っぅ!」
幼くても陰核は陰核、そのために保護する皮膜があり、そ
こを触るのはあまりに刺激が強すぎた。
「きゃっ!」
動揺した少女は椅子から滑り落ちる。母が強く抱き締めて
いなければ、床に思いっきり顔をぶつけていたかもしれない。
「・・・、大丈夫?」
「う、うん」
今ので少し落ち着いた少女は、ゆっくり深呼吸をして股間
から手を放した。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:06:11 ID:4E8NKPTY<> 「だめよ、・・・。ちゃんと洗わないと」
「でも……」
ちょっと触っただけで頭が白くなりそうだったそこは、さ
すがに少女を怖じけさせる。
「でもじゃありません。綺麗にしないと病気になっちゃうか
もしれないのよ?」
「……はい」
心配する母の様子に、少女は頑張って洗うことを決めた。
膝立ちで足を広げ、後ろから母に支えてもらう姿勢で、少
女は体の中で一番敏感な場所に指を這わせる。
「あっ!」
分かっていても、きつい刺激に悲鳴に近い声を漏らしてし
まう。
「ゆっくり、優しく、それを忘れないで」
「うん……っ、やぁっ、ぁっ、んんっ」
母の期待に答えるため、少女は強すぎる快感に耐え、陰核
周囲の恥垢を擦り落としていく。一度落ち着いた心も、すぐ
に高揚して絶頂の高みに駆け上がっていった。
「あぁ、ゃ、ぃゃ、で、でちゃう?」
だが、性の快楽を知ったばかりの少女は、たとえ陰核を刺
激したとしても逝くには体が幼すぎた。
「だ、だめ、ゃ、いゃ、いやぁ!」
押さえたホースから噴き出る水のように、股間を押さえる
少女の指の間から、黄色い水が吹きこぼれる。止めようにも
強い刺激を受け続けた腰は力が入らず、一度出始めたものは
指では止められない。
「ゃ、ゃだ、と、止まらないよ!」
排尿の恥ずかしさと快さに震える少女の声と、床のタイル
を打つ排水音が夜の浴室に打ち響いていった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/03/29(火) 23:07:44 ID:4E8NKPTY<> DATの方だったみたいで。
まぁ、最初は洗って上げるだけだったんですが、、、
この程度はソフトだよね?
<>
640<>sage<>2005/03/30(水) 19:05:46 ID:D0BZMwxw<> 第十三回
「フェイト!!」
ダイムからの攻撃を至近距離でまともに喰らい、地面へ墜落するフェイトを、間一髪アルフの腕が抱きとめていた。
「大丈夫!?」
「・・・平気・・・なのはは・・・もっと・・痛いんだ・・・!」
なのはの受けた痛みに比べたら、こんなもの、大したことはない。
アルフの腕の中から、もう一度フェイトは飛び立っていく。
ダメージはけっして浅くはない。それでも、なのはを助けるために。
「バルディッシュ・・・・!!」
フォトンランサー発射体勢をとろうとするフェイト。
────邪魔はさせない────
───あの子がどうなってもいいの───
そして再びなのはの身を撃つ、一条の雷。轟音と悲鳴が、結界内に木霊する。
「なのはっ!!」
これ以上は、なのはの身体がもたない。
目の前の少女を無視し、上空に繋ぎとめられたなのはの元へ急ぐ。
だが、それこそがダイムの狙い。
邪魔者と、標的。その両方を一度に葬るための罠。
───スターライト、ブレイカー───
極太の光の柱が、フェイトとなのはを包んでいく。
<>
640<>sage<>2005/03/30(水) 19:07:49 ID:D0BZMwxw<> 実をいうと、明日から引越しのためしばらく書き込めません。
なるべくはやく復活したいと思ってますんで。
・・・だれもそんな期待して読んでないって、俺orz <>
76<>sage<>2005/03/30(水) 21:17:49 ID:cTjuFNAy<> >>549氏
微エロ(・∀・)イイ
これからハードになっていくんですか?
>>640氏
少なくとも漏れは楽しみにしてますので
引っ越しガンガレ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/03/31(木) 14:57:51 ID:3JMQwi1r<> >>640氏 同じく漏れも楽しみにしてますので お早い復帰キボン <>
水死体<>sage<>皇紀2665/04/01(金) 12:24:43 ID:JwurAX5P<> ここしばらくアクセス制限受けまくって書きこめませんでした・・・
SS読んでも感想すらかけないのは辛いですよ。
なんとかならんもんでしょうか。
>>76さん
サンクスであります。
みつけられました。
>>640さん
はたしてフェイト勝てるんでしょうか。
そしてなのはを救うことがかなうのでしょうか・・・
毎度楽しく読ませていただいてます。
>>549さん
幼い少女に性教育。
しかも実母が・・・GJであります!
ちょっと興奮しちゃいました。
もっとハードでもディープなのでも・・・ <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 20:56:44 ID:RflQwSsP<> 自分のRHたん復活記念でリハビリにコミカル淫獣物。
過去の話とは特に続き物じゃないです。
全部で17スレぐらい。
RHたん総受け(違)
おかずにはちょっと厳しいかも?
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 20:57:45 ID:RflQwSsP<> 淫獣少年えろえろユーノ(3)
『ユーノ君、まだ起きてる?』
僕となのはは時空管理局の臨時職員として、時空船アース
ラの中いた。アースラには昼夜の区別はないけど、今は一応
夜ということで僕らは割り当てられた部屋で寝ているところ
だったんだけど。
『どうしたの、なのは? 眠れないの?』
『えーと、そのー、何て言うか……来てくれる?』
『ん、いいよ。ちょっと待ってて』
なのはの念話に答え、僕はベットから出て軽く身支度をす
る。時計を見ると、もう普段ならぐっすり寝ている時間だ。
なのはの長所は寝付きがいいこと、短所は朝が弱いこと。
(何となく嫌な予感がする……)
自分の部屋を出て、隣のなのはの部屋に入る。
「ごめんね。寝てた?」
なのはは困った顔を赤くして、ベットの上に毛布をかぶっ
て座っていた。何となく不自然な感じ。何かを抱えている?
「僕は大丈夫だよ。それよりどうしたの?」
それなりの覚悟をしてアースラに乗り込んだなのはだけど、
やはりホームシックにでもかかったのかな。リンディさんや
アースラの人達は若干一名を除いて皆よくしてくれるけど、
なのはにとって僕も含めて異世界の人間だし。
「えと、その、レイジングハートが……」
「レイジングハート……?」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 20:58:53 ID:RflQwSsP<> なのはがかぶっている毛布を少し開くと、胸元にレイジン
グハートの大きな赤い魔力球が顔を出す。どうやらデバイス
モードのレイジングハートを抱えていたみたいだ。
「って、え?」
さらになのはが毛布をはだけると、なのはのパジャマ姿と
レイジングハートの全体が姿を現す……んだけど、何故かレ
イジングハートの根元がなのはのパジャマのズボンの中に入っ
ている。
「よく、分からないんだけど……」
困り顔のなのは。伊達や酔狂でそうしているんじゃないみ
たいだけど。
その時だった。
「なのは、強い魔力反応があったけどワァッ!」
「きゃあぁっ!」
『Divine shooter!』
なのはの悲鳴に反応して、部屋に入ろうとしたクロノに向
かってレイジングハートから光の固まりが飛んでいく。さす
がに不意打ちでガードしきれなかったみたい。壁に卵でもぶ
つけたような嫌な音がした。容赦ないな。ていうか、デバイ
スモードのまま攻撃魔法撃っているし。
「ごめんなさい! クロノ君、大丈夫かな?」
「……大丈夫だよ。彼だって一流の魔道師だし……」
扉の向こうにピクピク震える黒い足が見える。自業自得、
女の子の部屋へ勝手に入るからだ。
「そ、そう? ……ぁ」
廊下で何かの棒に結ばれた白いハンカチが振られている。
「あのー、部屋に入ってもよろしいかしら?」
リンディさんだった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:00:08 ID:RflQwSsP<> 「つまり、イメージトレーニングしながら寝てしまって、気
が付いたらこうなっていたと」
なのはも年齢の割にしっかりした子だけど、リンディさん
はなのはの説明からフェイトがどうのこうのとかざっくり削っ
てまとめてしまった。大人だな……。
クロノはエイミィさんに医療室へ連れて行かれた。で、他
の人がいると恥ずかしいということで、魔道師でもあるリン
ディさんが直接事態の解決に乗り出すことになった。僕も席
を外そうとしたんだけど、なのはの希望と元レイジングハー
トの持ち主ということで残っている。
「ちょっと見せてくれないかしら?」
リンディさんがなのはのパジャマに手をかけたので、僕は
あわてて後ろを向いた。
「まぁ、これは……」
絶句するリンディさん。どうなっているんだろう、心配だ。
「ねぇ、なのはちゃん。ユーノ君にも見てもらいたいんだけ
ど、いいかしら?」
「えっ?」
「そ、それは!」
レイジングハートは明からに下着から出ているし、そこを
見るのを問題があると思うんですが……。でもリンディさん、
なのはと何やらゴニョゴニョ話しているし。
「なのはちゃんは良いって。初めてじゃないんでしょ? 二
人ともおませさんね」
「えぇっ!?」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:01:41 ID:RflQwSsP<> 初めてじゃないって、下着の中は…………見たかも、温泉
で……。でも、あれは不可抗力だし、とても誤解されている
ような気が……。
「ほら、なのはちゃんが困っているのよ。助けてあげるのが
お友達でしょ」
「は、はぁ」
まぁ、なのはが良いって言っているし、変なことするんじゃ
ないし、なのはを助けるためだし……。
僕は思い切って、ガチガチになりながら振り向いた。
「っ!」
なのはのパジャマと下着は足首まで下ろされて、ほっそり
した白い足があらわになっている。その両膝とレイジングハ
ートを抱いたなのはは、顔を真っ赤にして上目使いで僕を見
つめている。
(何か、僕が悪いことをしているみたい)
リンディさんがなのはの肩に手を置くと、なのはは恥ずか
しそうに膝を開いた。
「こ、これ……融合してる?」
なのはの太ももの間、本来何も無いところから、まるで男
の物のようにレイジングハートが生えていた。見る前は刺さっ
ているんじゃないかと思っていたけど、なのはの白い肌が少
しずつ変色して盛り上がり、レイジングハートへと繋がって
いる。これは痛ましいというか……。
「なのは、痛くないの?」
「痛くはないけど、変な感じで。それよりレイジングハート
がはちきれそうなの」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:03:06 ID:RflQwSsP<> なのはがそっとレイジングハートを撫でると、赤い魔力球
が点滅する。
『OH! Yes, my master! I'ts all right! Condition green!
Huu!!』
レイジングハートもちょっと、いや、かなりおかしくなっ
てる……。
「今までこの子でこんなことはあったの?」
「いえ、僕が知る限りでは。義腕に限定的な魔力デバイスと
しての力を付与して、元の腕のように動かせるようにするの
はよくあることです。でもレイジングハートのようなデバイ
スでは、術者に融合させても使用方法が限定されて機能が損
なわれてしまいます。特にインテリジェントデバイスですか
ら、融合自体がかなり難しいですし」
僕らの話になのははついて行けず、目を白黒させている。
「だとすると、この子はとても優秀でご主人様思いなのね」
「あふぅ」
リンディさんがレイジングハートを撫でると、なのはが切
なげな声を漏らす。
レイジングハートが完全に自分の身体の一部と感じられる
くらい融合しているんだ。互いに信頼しあえなければ無理な
はず。もう、レイジングハートは完全になのはのだな。
「イメージトレーニング中に寝ちゃったなのはちゃん。きっ
と夢の中でも練習していたんじゃないかな。だけど、そんな
不安定な状態じゃ魔力が暴走しかねないわ」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:04:34 ID:RflQwSsP<> 「そうか。だからレイジングハートは自分からなのはに融合
して、暴走しかねた魔力を吸収したんだ」
「でも難しいことを無理やりしたものだから、この子もおか
しくなってしまった、と」
レイジングハートは赤く点滅しながら意味不明なことをつ
ぶやいている。
「レイジングハート、わたしのこと、守ってくれたんだ。あ
りがとう。ごめんね、大変だったでしょ」
なのはは震えるレイジングハートを抱き、紅潮した顔でほ
お擦りする。その姿は、こんな時に不謹慎だけど、九歳の女
の子とは思えないくらい、何故かとても色っぽくて、僕はご
まかすようにリンディさんに話しかけた。
「原因は分かったとして、どうすれば融合が解けるんでしょ
うか? このままじゃジュエルシードの探索どころか、普段
の生活にも差し障りがあるし」
スカートの前からレイジングハートを飛び出させたなのは
を想像する。……しゅ、シュール過ぎる。なのはも固まって
いるとこを見ると、同じことを考えているみたいだ。年頃の
女の子にその格好は耐えられないだろう。僕だって嫌だ。
「それは簡単よ。ユーノ君は知っているはずよ、男の子だも
の」
「僕が?」
なのはが縋るように僕を見る。気持ちは分かるけど、僕に
はさっぱり分からない。でも男だからって、何だろう?
「レイジングハートはなのはちゃんのクリトリスに融合して
いるの」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:05:46 ID:RflQwSsP<> 「くり……?」
「女の子にも男の子のおちんちんみたいのがあるの。すごく
小さいけど。それがクリトリス」
マイペースでポンポンと凄いことを口にするリンディさん。
なのはは耳まで真っ赤になっているし、僕もリンディさんの
言わんとすることは理解した、したんだけど。
「さぁさぁ、なのはちゃんにやり方を教えて上げて。私は女
だからそうゆうのは分からないから」
「でも、僕はそうゆうのはまだ……」
本気で言っているのかな、この人。僕達、まだ九歳なんだ
けど。
「なら、私の愚息を」
「わー! やります、僕がやります! 手取り足取り何でも!」
何か、とんでもないことを言った気がするけど、なのはの
為だ、一先ず忘れよう。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:06:51 ID:RflQwSsP<> 「えーと……」
なのはは少し両膝を開き気味にぺたりとベットに座ってい
る。上はパジャマを着たまま、下はパジャマも下着も脱いで
いる。なのはの股間からパジャマを捲り上げ天を衝くように
飛び出るレイジングハートが、何て言うかその、シュールだ。
僕の方はというと、居住まいを正してなのはの前に座って
いる。リンディさんはベットの横の椅子に座り、砂糖とクリ
ームたっぷりの日本茶を飲んでいる。なのは曰くそれはとて
も邪道な飲み方らしく、いつもそれを見て引いている。この
場でお茶もどうかと思うけど、これに気を取られてなのはの
緊張が解けているので良しとしよう。
「僕も初めてだし、人から聞いただけの知識だから、うまく
教えられないかもしれない。でも頑張るから、痛かったり気
持ち悪くなったりしたらすぐに言ってね」
「……うん。ユーノ君、お願いします」
「こちらこそ」
互いに頭を下げる。何かその、アレみたいで恥ずかしい。
「それじゃ、最初はレイジングハートの杖のところをこんな
感じで」
杖の真ん中当たりを、両手でそっと撫でる。今のレイジン
グハートは、全体がなのはの大事なところになっている状態
だから、優しく丁寧に扱ってあげないといけない。
「んんっ」
一瞬なのはの顔が歪む。
「大丈夫? 痛かった?」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:08:06 ID:RflQwSsP<> 「平気、ちょっとびっくりしただけだから。でも、レイジン
グハートが熱くて、ゾクゾクして、凄くヘンな感じなの」
健気に答えるなのは。レイジングハートを介してだからか
もしれないけど、幼いなのはでも感じているようだ。
「それは気持ちいいってことだよ。今度は自分でやってみて」
なのはも両手でレイジングハートを握り、ゆっくりと上下
に動かし始める。
「うん……ん……っ…んっ……」
慣れない感覚が怖いのか、なのはの手さばきは怖ず怖ずと
して拙い。それでも感じてきているのか、なのはの呼吸も少
しずつ粗くなっていく。
「あっ!」
僕もまたレイジングハートに手を沿える。融合したレイジ
ングハートはなのはの胸元まであるので、二人が両手で握っ
て動かしても余りあるほどの長さがある。なのはは一瞬驚い
て手を止めるけど、僕が頷いてみせるとはにかんで笑った。
(よく考えたら、直接じゃないとは言え、なのはのあそこを
触っているようなものなのか)
僕は気恥ずかしくなって、レイジングハートを撫でること
に没頭した。
『Ah! Yes,Sir! Yes! Yes!』
レイジングハートも感じているみたい。でも、反応がちょっ
と……怖い。だ、大丈夫かな、余計におかしくならなければ
いいけど。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:09:23 ID:RflQwSsP<> 「そろそろ責め方を変えた方が良いんじゃないかしら。あま
り刺激が単調だと飽きちゃうでしょ?」
「え、あ、はい」
忘れていたけど、リンディさん居たんだっけ。のんきにお
茶のお代わりしているし。
大体リンディさんは大人で、あんな大きな息子がいるんだ
から、こうゆうのは僕よりも知っているはず。僕よりリンディ
さんがした方がなのはも恥ずかしくないだろうし、一体何を
考えているんだろう。まさか、お茶菓子代わりってことは……
ないよね。
「なのは、今度はレイジングハートの魔力球を触ってみて。
ここはもっと敏感だから気を付けて」
「ぇ、はぁ、ぁ、うん」
一心不乱にレイジングハートを撫でていたなのはは、ほっ
と大きく息をついて手を止めた。なのはの目はトロンと潤ん
でいて、何とも言えない雰囲気を醸し出している。それは思
わず抱き締めたくなりそうなほどで、僕は何とか我慢して代
わりに魔力球に息を吹きかけた。
「あぁ……」
なのはは目を閉じ、背をそらして身震いする。縛っていな
い髪が顔にかかり、九歳とは思えないほどなまめかしい。
なのはの指が伸び、赤くきらめく魔力球の縁をなぞる。
「レイジングハート……濡れてる」
確かに魔力球は湿り気を帯びているし、さらに大きくなっ
てすらいる。最初は毛布で胸元に隠せるくらいだったのに、
今はなのはの喉元ぐらいまである。本当に男のものみたいだ。
レイジングハートの基本性格は女性格なんだけど……。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:10:49 ID:RflQwSsP<> 「レイジングハートも気持ち良いんだよ。もっと気持ち良く
してあげるんだ」
「うん」
はぁーと魔力球に息を吹きかけ、つや出しするようにそっ
と撫でるなのは。融合したレイジングハートの根元を挟むよ
うに、なのはは両足をもじもじと擦り合わせる。きっと、な
のは自身も感じているんだ。
「んっ、ゃ、ゃぁ、はぁ」
最初は拙かったなのはの指遣いも、今は的確にレイジング
ハートの快感のつぼを探り当てている。融合のレベルが一段
階上がり、完全にレイジングハートの受ける刺激を自分のも
のとしている。この分なら、融合が解けてもレイジングハー
トと強い繋がりを持つことができるだろう。
レイジングハートは術者の意志に添い、適切な形態に変形
し、必要な魔法を発動させるインテリジェントデバイス。術
者とデバイスの同調が強ければ強いほど、デバイスの動作は
最適化されて強い威力を発揮する。それ故に術者とデバイス
の相性は重要視されるし、最初から術者を考えて作られるこ
とも多い。例えばスクライア一族のために作られたレイジン
グハートのように。
(そうか、だからリンディさんは僕にやらせたのか)
ちらっと横を見ると、やっと気が付いたのかとリンディさ
んがウィンクをした。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:12:26 ID:RflQwSsP<> 「あぁ、はっ、ゃん、ゃぁっ」
『Oh! Oh! Yes! I'm coming! coming!』
なのはの甘い嬌声とレイジングハートのちょっとすっ飛ん
だ声が、狭い室内に木霊する。
僕はなのはとレイジングハートを喜ばせるため、僕は金色
に輝く魔力球の支え具をなで回し、赤く濡れ光る魔力球に舌
を這わせた。なのはと融合したレイジングハートは明らかに
男のそれで、そう思うと口付けするのに少し抵抗がある。で
も僕は、それ以上に可愛く喘ぐなのはの顔が見たかった。
「んんっ、ぃゃ、ゃ、ぁぁっ」
『Condition yellow! Shooting Mode. Setup! Fuu!』
レイジングハートが光り輝き、その形態を射撃モードに変
えた。なのはもレイジングハートも絶頂が近いのだろう。あ
る意味とても分かりやすい。
「なのは、もう少しだよ。頑張って!」
「ぁっ、ゃ、ぅ、んんっ」
まともに返事をするのが辛いのか、なのはは可愛い喘ぎ声
をあげながら僕に頷いて見せた。
『Aha! Good! Yes, my master! Gooood!!』
「ゃ、ぁ、ぁっ、ゃっ、っ、ゃぁ」
息絶え絶えになりながらも、なのははレイジングハートを
撫で、なめ回し、小さな幼い体で大きな快楽を貪る。本来で
あればこんなに感じるはずもない。でもレイジングハートが
大人の器官として機能し、なのはに大人の快感を与えている。
レイジングハートはもうなのはの顔を隠すくらい大きくなっ
ている。僕はなのはの顔が見たくて、膝で立ち上がった。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:13:49 ID:RflQwSsP<> 「っ!」
なのはの潤んだ瞳が、レイジングハート越しに僕を見上げ
る。額を流れ落ちる一滴の汗。頬に張り付いた一筋の髪の毛。
魔力球との間で細い糸を引く、小さな可愛らしい唇。
僕は、我慢できなかった。
「なのは!」
レイジングハートごとなのはを抱き締め、その愛らしい桃
色の唇に自分の口を付ける。初めての、キス。柔らかくて、
甘く蕩けそうな感触。一瞬固まったけど、すぐになのはも唇
を押し付けてきた。横でリンディさんが、あらあらって顔し
てるけど構うもんか。自分でもこんなことするなんて信じら
れないけど、今なら死んだっていい!
『Condition Red!! Condition Red!!』
レイジングハートが叫び、部屋中に白く輝く魔方陣が拡が
る。
(やばい、限界がきたんだ。って、こんなに放出魔力が大き
いなんて!)
離れようとする僕の服をなのはがつかむ。
「いや、やめないで!」
『Yes, my master! Lightning bind!』
こんな時にも律義なレイジングハートが、白い光輪で僕の
四肢を拘束する。余りある魔力でかけられているので、簡単
には解けそうにない。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:15:03 ID:RflQwSsP<> 「なのは、ちょっとまムグッ!」
抱き着いてきたなのはに口を塞がれる。絶頂に打ち震える
なのはの手は、緊張して引きはがせそうにない。
リンディさんが一人でちゃっかりラウンドシールドを張っ
ているのが横目に見えた。
『Condition Red!! Starlight breaker!!!』
僕となのはに挟まれたレイジングハートが白く輝く。
(死んでもいいって思ったけど、でも……)
視界が白く染まる。
薄れる意識の中で、『Mode Release. Condition green.』
とレイジングハートの声が聞こえた。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:16:24 ID:RflQwSsP<> 痛い。体全体がギシギシする。
「……くん、ユーノ君!」
眩しい。もう少し寝たいけど、我慢して目を開ける。
「……っ…ゃぁ…なのは。大丈夫? 怪我は、ない? レイ
ジングハートは?」
目を開けた僕を見て、なのははほっとため息をついた。な
のははいつも通り髪を頭の上で結び、学校の制服を着ている。
どうやら無事だったみたいだ。
「私は大丈夫だよ。ユーノ君が守ってくれたから。それにほ
ら、レイジングハートも」
なのはがウエイトモードになった小さな赤い球状のレイジ
ングハートを見せる。
『All right. Condition green.』
レイジングハートも無事に融合が解除できたみたい。レイ
ジングハートの声も、心なしか恥ずかしがっているように思
える。
「……よかった」
いくら僕がサポート魔法の方が得意でも、なのはのあの攻
撃魔法を防ぐには魔力が違い過ぎる。それに自分だけじゃな
く、なのはとレイジングハート自身も守らなければならない。
これは賭けだったけど、僕にしかできない、絶対外せない賭
け。今でこそレイジングハートはなのはの物だけど、元はス
クワイア一族の物。僕となのはの魔力の差は大きいけど、あ
の時のレイジングハートには大量のなのはの魔力がたまって
いた。僕はそれを利用した。僕なら、レイジングハートを扱
えるから。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:17:33 ID:RflQwSsP<> 「ごめんなさい。私が考えなしで……」
「違うよ。僕が、その……しちゃったから」
「…………」
「…………」
赤面するなのは。僕も顔に血が上っているのが分かる。きっ
と、あのことを思い出している。
ファーストキス。
初めての、キス。
なのはも、そうなのかな……。
「あの……」
「えと……」
「…………」
「…………」
二人して押し黙る。何か、とても恥ずかしい。今更だけど、
よくあんなことできたと思う。
「なのはからどうぞ」
「……うん。あの、ありがとう、助けてくれて。これは、そ
のお礼」
目をつむったなのはの顔が僕に近づく。
ちゅっ。
唇に柔らかい感触。目の前に紅潮したなのはの顔。僕は固
まって動けない。
「……あ! 目をつぶってない。ひどい、恥ずかしかったのに」
頬を膨らませて抗議するなのは。可愛い。本当に守れてよ
かった。
「ご、ごめん。突然だったからびっくりして」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:18:51 ID:RflQwSsP<> 「それじゃ、一つ、わたしのお願い聞いてくれる? ユーノ
君にしか頼めないことだから」
「僕にしか? いいけど、何?」
へへへと笑うなのは。なんとなく嫌な予感がする……。
「ユーノ君がしてるとこ、見てみたいなぁって」
「…………え?」
「ユーノ君のを見せてくれるだけでもいいよ」
「……あの、なのは?」
「お父さんのは見たことあるけど、お兄ちゃんは一緒にお風
呂入ってくれないし、同い年くらいの男の子のって見たこと
ないし」
まったく人の話を聞いていない。
「そ、それはちょっと」
「わたし、ユーノ君に恥ずかしいところ、たくさん見られて
るんだよなぁ」
もしかして、さっきのことも含めて根に持っているのかな……。
「いま、体が痛くてあまり動けないんだよね。わたしが着替
えさせて上げるね」
邪気のない笑顔。でも、実際は邪気ありありで。痛くて身
動きのできない僕のズボンに、なのはの手がかかる。
「わぁ、ユーノ君のって、ちっちゃくて可愛いね」
ガーン!
ひどいよ、なのは……。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/03(日) 21:20:53 ID:RflQwSsP<> ここまで。
英語の喘ぎ声は難しかった。。。orz
いや、資料集めが面倒だっただけですが。
リンディは結構適当です。
黒助はまぁ…… <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/04(月) 01:56:10 ID:+RqRScTV<> ステキ杉w
乙かれさまでしたー <>
名無しさん@ピンキー<><>2005/04/04(月) 20:57:17 ID:ArSpNtVW<> >>790
>>「わー! やります、僕がやります! 手取り足取り何でも!」
笑いすぎて腹痛いよー
乙です <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/05(火) 00:26:43 ID:BEi5ywaT<> なんだ…コレは…
面白いじゃないか!激しく乙 <>
640<>sage<>2005/04/05(火) 23:57:28 ID:bUXejLJY<> どうも、携帯から
失礼します。
つか、まだネット繋がってないわけでして。ネカフェ探さなきゃorz <>
640<>sage<>2005/04/06(水) 14:57:46 ID:cunfE/ZT<> 第十四回
──行かなきゃ────
少年は、苦痛に顔を歪めながらも、顔をあげる。
その先には、ひび割れ、大きく穴の穿たれた黒い空間が見えている。
あの中に、行かなければ。
───フェイトたちの言ったとおりなら。
「彼女」に本当のことを伝えなくては。それができるのは、「彼女」を作った一族である、自分だけ。
「待ってて・・・なのは・・・フェイト・・・そして・・ダイム・・・」
光の噴流の中、フェイトは全力で防御魔法を展開し、ダイムの一撃を耐えていた。
「っ・・・ぐうううううっ・・・!!」
本来、自分が防御魔法を苦手としていることなど、十分に分かっている。それでも、フェイトは避けるわけにはいかなかった。
彼女の背後には、傷ついたなのはがいる。それを放っておいて自分だけが逃げるということは、考えられない。
「っ・・・どう・・・して・・・!?」
差し出した右腕は、みしみしと音を立て、圧迫感に耐えている。
「どうして、こんなこと・・・!!」
額に汗を浮かべ、眉根を寄せ、フェイトは語りかける。
かつて、なのはが自分にしてくれたこと。自分にだって、きっとできる。
どうして、そうまでして、レイジングハートを・・なのはを憎むのか。
「君にとって・・レイジングハートは・・・妹も同然じゃないか・・・・!!」
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/07(木) 02:37:30 ID:3VS5j5Mz<> >>640
お帰りなさーい、待ってましたよー <>
640<>sage<>2005/04/07(木) 21:09:51 ID:Uk3ZIDZD<> 再度携帯から失礼します。とりあえずネカフェあってよかった。ちまちま進めて
いきますんで。しかしss3の破壊力は凄まじいですな。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/07(木) 21:38:44 ID:rV80774R<> >>640者GJ
SS3のクロノをころ(ry)くなったのは漏れだけではないは…OTL
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:02:23 ID:Cuhm8dkZ<> 今回は「Call my name!」の方です。
とは言っても区切れの話で中途半端ですが。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:03:36 ID:Cuhm8dkZ<> Call my name!
(10)風呂上がりに
「うぅぅ……」
少女は肩まで湯に浸かり、湯船の縁にあごを乗せ、母が体
を洗うのをボーッと見つめていた。母は鼻歌を歌いながら体
を洗っている。シャワーを浴びていた時は少女も母の背中を
流すつもりだったが、今の少女はそれどころじゃなく見てる
ぐらいしかできなかった。
結局、しゃくりあげる少女は母に下半身を洗い流してもら
い、ついでに頭も洗ってもらって湯船に入れられてしまった。
初めての行為の衝撃は大きくて、まだ腰に力が入らず、下腹
部は熱をもっている。
(お母さんは普通にしてる。慣れなのかな……)
ちょうど母も下腹部を洗っているが、外と同じようにごく
普通にしている。今までそう洗っているなど知らなかったが、
こう普通では気付きようもないと少女は思う。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:04:50 ID:Cuhm8dkZ<> 「・・・、百数えた?」
「ぇ、ぁ……」
突然話しかけられ、少女はううんと首を振る。数えてと言
われていたが、うっかり忘れていた。
「のぼせないうちに上がりなさいね」
「えと……うん」
もう少し一緒に入っていたかったが、既にのぼせかけてい
るのも事実で、少女はあきらめて立ち上がった。
「おかーさん、・・・、着替えもってきたよ」
入り口のガラス戸に影が映る。姉が少女の着替えを持って
きてくれたのだろう。
「ちょうどいいわ。美由希、今・・・が上がるから拭いてあ
げて」
「はーい。・・・おいで」
脱衣所から姉が呼ぶ。
「じゃぁ、お母さん先に上がるね」
「湯冷めしないようにちゃんと拭いて、すぐ着替えるのよ」
「はーい!」
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:05:53 ID:Cuhm8dkZ<> ガラス戸を開けると、姉がバスタオルを広げて待ち構えて
いた。
「さぁ・・・、お姉ちゃんが拭いてあげるからね」
「お、お姉ちゃん、自分で拭けるよぉ」
「いーのいーの」
火照ってほんのり赤くなった少女の体に、姉がふわりとバ
スタオルをかけ、肩から腕、背中と少女の体に付着した水滴
をふき取る。
「ふーん、・・・って、結構胸があるのね」
「そ、そうかな?」
母にも言われたが、ありさやすずかとたいして変わらない
し、そんな自覚も無いので反応に困る。それよりも少女の胸
を拭くバスタオルの方が刺激が強く、それを姉に気取られる
のが恥ずかしくてそっけない振りをする。肌触りのよいバス
タオルだが、母に洗われて敏感になった肌と妙に合ってしまっ
たようだ。姉の手が胸から腹に移った時には、思わずため息
をついてしまうほどだった。
「ちょっと足を開いて」
姉が白桃のような少女の尻を軽く叩き、少女に足を開くよ
う促す。立っている少女に対し、姉は床に座るようにして少
女の体を拭いているので、股間が姉に丸見えになって恥ずか
しい。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:07:06 ID:Cuhm8dkZ<> 「そ、そこは自分で」
「・・・、お姉ちゃんの言うことは聞くのよ、いい?」
「うぅ、うん……」
強く咎められた訳じゃなく、優しく諭されるように言われ
ただけだが、言われれば少女は従うしかない。
あきらめて足を開く少女。未発達の膨らみを割るスリット
は、足を開いてもぴったり閉じたままで、湿り気を帯びて水
滴が筋を埋めている。
「んっ」
姉の持つタオルが太ももを拭い、さらに少女の股間の水気
もとる。ただ優しくそっとタオルを当てられているだけなの
に、それだけでそこが熱くなって居たたまれなくなり、それ
がいけないことに思えてしまう。ごく普通に体を拭いてくれ
る姉に、そんな自分の様子が丸見えになっているのがとても
恥ずかしい。
(何でかな、わたし、変な子になっちゃったのかな)
名前が分からない事と体の事、どちらが変か比べようもな
く、分かるのはどちらも少女を苦しませる悩みには変わらな
いこと、それだけだった。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:08:22 ID:Cuhm8dkZ<> 少女の耳元で高回転で回るドライヤーの音が唸る。姉に髪
を乾かして梳いて貰うのは普通に気持ちよく、安心して眠気
すら覚えてしまう。
「だめよ、・・・。まだ着替えていないんだから」
「……うん。何か疲れちゃって」
眠い目をこすって返事をし、重い体を引きずるように立ち
上がる。澱のような疲れが少女の心にも体にも溜まっていて、
極度に強いられた緊張が緩んで一気に沸き上がっていた。
「はい、替えの下着よ。足を通して」
言われるまま姉の肩を支えに拡げられたショーツに足を通
すと、姉が腰まで引き上げて履かせてくれる。キャミソール
も同じように着させて貰った。
「うんうん、いい感じかな。ちょっとどうかなと思ったけど、
なかなか似合ってるよ」
腕を組んだ姉は、少女を頭から爪先まで見回して一人納得
している。ボーッとしていた少女は何かと思い、自分の体を
見下ろした。
「………………」
「どう、気に入った?」
「…………お姉ちゃん……これはちょっと、わたしにはどう
かなぁと」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:09:37 ID:Cuhm8dkZ<> へそが見え隠れするくらいのキャミソール、ウエストライ
ンが低いローライズのショーツ。これだけならまだ少女も驚
かないが、どちらも黒一色で薄く透ける布地にレースがふん
だんにあしらわれている。少女の小さな乳輪はキャミソール
の上から十分に色形が分かるし、ショーツも少女が生えそろっ
ていないのが分かるくらいだ。
(これが似合うって、やっぱりそうなのかな……)
アダルトでセクシー、そんな表現より単純にエッチな下着
と言った方が的確に思える。まだ九歳の自分にそれが似合う
ということは、やはり自分は変じゃないかと少女は思い沈む。
「やっぱ・・・にはまだ早かったかな。ごめんね、これしか
ないの。さすがに小さい時の下着は残ってないし、私のやお
かーさんのじゃ大きすぎるし。明日買ってくるから、今夜は
我慢してね」
「……うん」
他になければ履くしかないが、刺激的過ぎて落ち着かない。
キャミソールの裾を引っ張っても精々へそが隠れるくらいで、
ローライズのショーツは全く隠せない。そのローライズもハ
イレグよりは下腹部を覆っているが、保護の機能が強い子供
用の下着に比べれば圧倒的に布地が少なくて心もとない。
「……ぁ……」 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:10:42 ID:Cuhm8dkZ<> 少女はどうにかならないかとショーツを引っ張ったりした
が、元から布地が薄くて少ないのでどうにもならない。しま
いにはクロッチが裂けてしまい、驚きのあまり固まってしま
う。裂け目からほんのり赤い少女のスリットが丸見えになっ
たのもショックだが、他に履くものが無いから下着無しで寝
ないといけないとか、物はともかく姉がせっかく用意してく
れたのを目の前で破ってしまったとか、色々と一気に思い浮
かんで目が回ってしまう。
「へぇ、これオープンクロッチだったんだ。気が付かなかっ
たな」
姉も少し驚いた表情をしたが、すぐに興味津々で少女の下
着に手を伸ばし、裂けたクロッチを閉じたり開いたりし始め
た。
「……破けたんじゃないの?」
「違うよ、最初からこうなっているの。これは結構便利そう
ね」
後ろまで開いているようだがトイレでも使えそうにないし、
これの何が便利なのかよく分からないが、とりあえず破けた
のではなかったので少女は胸を撫で下ろした。
「あ、忘れてた。これはネグリジェもセットなんだ」
姉はクロッチをきれいに閉じると、カゴからネグリジェを
取り出した。これもまた黒一色で透けるように薄い。丈が膝
ぐらいまであるのが救いだろうか。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:11:55 ID:Cuhm8dkZ<> 「きゃ、可愛いわぁ。ねぇねぇ、おかーさん、見て見て!」
少女にネグリジェを着せた姉は、その結果がとても気に入っ
たのか、まだ風呂場にいる母を呼んだ。
「どうしたの、美由希……って、まぁ、・・・ったら……」
扉から顔を出した母は恥じらう少女の様子を見て、緩んだ
頬に手を当ててとろんとなった。どうやら母もかなり気に入っ
たらしいが、少女としては喜んでいいのか微妙だった。
「商店街の忘年会でお父さんが景品で貰ってきたものね。ど
うしようかと思ったけど、こんなに似合うんだもの、捨てな
くて本当に良かったわ」
「………そ、そうなの?」
「そうよ、・・・。ちょっと回ってみて……。そうそう、可
愛いわぁ。濡れてなければすぐにでも抱き締めたいくらい」
「でしょでしょ、おかーさん」
母と姉は少女にポーズを取らせたりして喜んでいる。動く
とクロッチがスリットに擦れる感じがして少し恥ずかしいが、
二人が喜んでいるのを見ているとこれもいいかと思い始める
少女だった。
(でも、こんなの貰うなんて、お父さん何したのかな?)
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/09(土) 02:14:30 ID:Cuhm8dkZ<> 徐々にハードになるはず……です、いつか。
しばらくは真綿で首を絞める感じになるのかな。
で、480KB過ぎたけど、次スレ考えた方が良いのかな?
個人的には「第二話」が良いかなと。
<>
640<>sage<>2005/04/11(月) 11:30:14 ID:NCDbohEo<> 第十五回
───言うな───
ダイムの右腕に込められる魔力の増加に伴い、スターライトブレイカーの破壊力も膨れ上がっていく。
必死にそれをこらえるフェイトのラウンドシールドには、幾筋ものヒビが蜘蛛の巣状に広がり、限界が近いということを告げていた。
───何が、妹だ───
ダイムの全身に満ちるのは、どす黒い怒り。これまでのどこか冷たさを感じさせる態度とはうってかわった、すさまじい激情だけに支配された姿。
───私はそいつに───
「あっ・・く・・・!!」
シールドを維持していた右の手袋が裂け、中の手から血が滴り落ちる。思わず苦痛の声をあげるフェイトの前で、シールドの亀裂が広がっていく。
───全てを奪われたんだ───
「く・・・!!」
だめだ。これ以上は、支えきることはできない。
(せめて、なのはだけでも・・!!)
左手に持ったバルディッシュを掲げ、サイズフォームをとる。
アークセイバー。鎖さえ切断すれば、きっとアルフが受け止めてくれる。
──だから私はそいつを───
「違う!!やめるんだ、ダイム!!!攻撃を、やめて!!」
───!!───
「ユーノ!?」
「あの馬鹿・・・あんな体で・・・!!」
「はやく!!さもないと、君の身体がもたない!!!」 <>
640<>sage<>2005/04/11(月) 14:50:39 ID:Fnz3iu0J<> 金がないのって悲しいね。スレ巡回もできないや。
自分も二話でいいと
思います。こんな状態なんでスレ立ては
人任せになりますが。 <>
640<>sage<>2005/04/11(月) 14:54:41 ID:Fnz3iu0J<> 金ないっす。
スレ巡回すると間違いなく延長になるし。こんな状態なんで
次スレはお任せします。 <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/11(月) 20:56:56 ID:EHUDWZrX<> こんなんでどうでしょうか?
スレタイ案
☆魔法少女リリカルなのはエロ小説 第二話☆
テンプレ案
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「魔法少女リリカルなのは」のエロ小説スレです。
エロ無しもOKですが、ハード系は投稿前に確認してね。
前スレ
☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1100354194/
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<>
76<>sage 作品は・・・もう少し待ってくださいorz<>2005/04/12(火) 01:48:24 ID:L6ytp9Ea<> >>549氏
私はそれでOKだと思います。
あとは、スレ立てのタイミングですが
私は多分スレ立て規制に引っかかりそうなので・・・よろしくお願いします <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/12(火) 07:06:59 ID:t9JpbM4B<> では今夜にでも立ててみますね。
<>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/12(火) 21:49:10 ID:1vKN1Vtz<> 建てました。
☆魔法少女リリカルなのはエロ小説☆
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113309530/
こっちは一週間ぐらいおいとけばDAT落ちするはず。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/14(木) 20:41:48 ID:wuyP6jnd<> >>815乙 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 22:28:07 ID:B05xVcvT<> あと14kB足らず
埋めないか? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/16(土) 23:34:16 ID:PzPMxlyK<> じゃあみんなで呼んでみよう
レイジングハートー! <>
76<>sage<>2005/04/17(日) 00:50:21 ID:htBoTPcc<> *● ”Did you call?”
<>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/17(日) 00:51:17 ID:htBoTPcc<> うはwwwwww
コテ入れっぱなしだwwwwwww <>
549 ◆51nyTkmf/g <>sage<>2005/04/17(日) 06:10:53 ID:sRdwn3kv<> #チラシの裏
所用で海鳴温泉(違)に行くので続きは数日後。
ないすばでぃな獣耳おねーさんや、可愛いおにゃのこは……
いないだろーな、きっと。
原作では桃子さんのスリーサイズは「ないしょ」らしい。
個人的希望でフィアッセより少し下ぐらいで書いちゃったけど。
パパの実サイズは……さすがに設定はないか。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/23(土) 01:52:24 ID:KPBiKeAR<> hosyu <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/26(火) 14:17:39 ID:dVvqeRny<> イン <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/26(火) 18:29:12 ID:KegyCej7<> (゚∀゚)ピオ <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/26(火) 22:04:46 ID:NeJY6NXx<> ???
てか、誰か保管庫作ってくれないかな。 <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/04/27(水) 08:42:30 ID:S9M2E/l2<> >>825
言いだしっぺの法則って知ってる? <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/03(火) 01:45:49 ID:jO0NtT/5<> hosyu <>
名無しさん@ピンキー<>sage<>2005/05/09(月) 01:10:29 ID:BXA7seef<> 捕手」 <>
名無しさん@ピンキー<><>2005/05/11(水) 22:29:24 ID:ZEN+uQsO<> http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1113309530/l50 <>