次元航行艦アースラ艦内 トレーニングルーム脇の休憩所
赤い騎士服に身を包み、ハンマーのような武器を片手に缶ジュースを飲む一人の女の子
名をヴィータという
夜天の書の主を守護する一騎当千の守護騎士であり、現八神特別捜査官補佐の任についている
「ったく、なんであたしがこんな面倒臭いことを・・・・・」
「まぁ、そう言うな。これも仕事だ。それにキミにとっても良い訓練になるだろ?」
「それは解ってるけどよ・・・・ぶつぶつ」
「ちゃんと特別手当も付けるし、これが終わったらはやての家で休んでいいから。」
愚痴るヴィータをなだめつつ、自分も缶コーヒーに口をつける
「でもよぉ、クロノ。別にあたしじゃなくたって、シグナムの方が相手としちゃ良いんじゃないか?」
「いや、シグナムとの訓練は実戦もかねてかなり経験しているからね。同じ近接戦闘を得意とする相手でも、ヴィータのようなタイプとはまだ経験不足だからフェイトの訓練にはちょうど良いのさ。」
「ふぅ〜ん、まぁいいけどさ・・・・」
「まぁ、宜しく頼むよ」
「あぁ。フェイトがぼろ負けするところを見せてやるよ。」
「そう上手くいくかな?」
ことの始まりは3時間前――――――――――
いつも通りのアースラ艦内でフェイトはクロノに相談していた
「訓練相手がいない!?」
「うん。」
「今日シグナムは本局に居るからシグナムに頼めばいいじゃないか?」
「シグナムとの訓練はいつもやってるし、お互いの技やスピードは知り尽くしてるから、実際に知らない相手が来た時を想定した場合には、あまり効果的な訓練にならないの。」
「う〜ん、確かにそうか。実戦では常に新しい相手だからな、良し解った。誰か別の者に頼もう」
そうしてちょうど暇していたヴィータに白羽の矢が立ったのだ
「それじゃぁ、手加減はしねーぞ。覚悟しな!」
「うん。私も負ける気は無いから。全力で行くから。」
「二人とも準備はいいな?お互い訓練の意味を忘れるなよ!?」
「おう!」
「はい!」
「良し。それじゃ、始め!!!」
「いっくぜぇ!!グラーフアイゼン!!!」
「行くよ!バルディッシュ!!!」
「「OK! Master!!」」
―――――――――――「それであの娘機嫌悪いんか。」
「あぁ。訓練だから勝ち負けよりも中身が大事だと何度も言ったんだが・・・・。」
「あぁ、それじゃあかんよぉクロノ君。ヴィータにしてみれば訓練も実戦も同じ闘いやからな。そんなこと言ったら余計へそ曲げてまうでぇ。」
「そうなのか・・・・。謝った方が良いかな?」
「それも逆効果やな。・・・・・・・・う〜ん・・・・・・・そやね」
「ん?何だ?何か良い方法があるのかい?」
「うん。来週の金曜日クロノ君非番やろ?うちに来て欲しいんやけど。」
「はやての家に?」
「うん。そこで私が助け舟出してあげる。」
「そうか・・・・わかった。宜しく頼む。」
「あはは。そんなかしこまらんでもええよ。私も楽しみやし。」
「・・・・?」
そして金曜日
「さて、じゃぁ、はじめよか」
はやて宅のリビングのテーブルに3人の影
はやて、クロノ、ヴィータの3人が座っている
他のメンバーはそれぞれの任務により別次元で仕事中である
「始めるって・・・・なにを・・・?」
「そりゃもちろんヴィータとクロノ君の仲直りや」
「なっ!!??い、今さら仲直りもなんもねーよ!」
「ヴィータ、そういう物の言い方はあかんって何度も言ったやろ?」
クロノも何か言おうとしたが、自分の言い方はヴィータには上手く伝わらないとはやてに
釘をさされた直後だった為、黙っている
「それに、もう怒ってなんか・・・・・」
「嘘は良かんよ。ちゃんと私が全部用意しといたからな、安心してや。」
「全部・・・?はやて、一体なにを?・・・・・・ん?・・・・・あれ?・・・」
クロノの身体に不思議な感覚が訪れる
「あ、効いてきたようやね。」
「は、はや・・・て・・・何を入れた・・・・?」
自分のコーヒーカップを指差しながらクロノは意識を失った
そのままテーブルに突っ伏した状態で眠ってしまった
「く!クロノ!?・・・お、おい!はやて!一体なにを!?」
「え〜っとな・・・・この間通販で買った、この『強力睡眠効果!眠れないあなたも爆睡!&媚薬効果付き!』ってやつ。」
「す、睡眠効果?」
「そう!」
満面の笑みで答えるはやて
ヴィータは媚薬の意味を知らないのだろう
なぜクロノを眠らせることと仲直りが繋がるのか解らず、ただ頭をかしげるだけだった
―――――数分後
身体が重い・・・・
何故・・・・・・?
寝ている・・・?
僕はどうなったんだ・・・?
身体に力が入らず、何かが自分の身体に触れているのを感じる
「・・・・な、なぁ、はやて、ほ、ほんとにこんな事していいのか?」
「いいも何も、これが仲直りには一番って本にも書いてあるんよ。」
「だ、だけどよぉ・・・・」
少しずつ意識が戻りクロノは目を開ける
そこには信じられない光景が広がっていた
一糸纏わぬ姿ではやてのベッドに寝かされている自分の身体
バインドされてるわけでもないのに身体の自由が利かない
「な・・・・なんだこれは・・・・?」
「あ、気付いたクロノ君?」
「き、気付くもなにも!なんで僕は何も着てないんだ!?」
「男と女が仲直りするには、肌を重ねるのが一番ってこの週刊誌に書いてあったんよ。」
「そ、それは、恋人同士の話だろ!とにかく早く服を着させてくれ!」
真っ赤になりながらクロノは叫ぶ
母親以外には見せたことがない自分の裸体を、年下の、しかもはやてとヴィータに見られ
ていることが何よりも辛い
「それはダメ。これからが肝心なんやから。」
「な、なにを・・・・・うっ」
「あははは、可愛えなぁクロノ君。気持ちよかったんか?」
はやての指はクロノの分身を優しく撫でながら、上下にこする
「・・・あ、大きくなってきたなぁ・・・。やっぱ想像どおり立派やなぁ。」
「は、はやて・・・もうやめようぜ・・・あたしはもう怒ってないからさ!」
「駄目よぉ・・・・ヴィータも良く見とかな。」
「はやて・・・・もう・・・・止めてくれ・・・」
「クロノ君も嘘はいかんよ。こんなに硬くしてビクビク波打ってるのに・・・・」
「ち、ちが・・・・うぁっ!」
はやての柔らかく暖かい舌がクロノの分身を這う
根元からじわじわと先端に、カリの裏から最先端部へと伝わり、全体が口の中に吸い込ま
れる
「う、うぁ・・・・はぁ・・・・・」
「ん・・・ちゅ・・・ぴちゃ・・・・はぁ・・・・気持ちええ?」
「う・・あぁ・・・・は・・・や・・・・て・・・」
呆然とはやての痴態に目を奪われていたヴィータも、いつのまにか二人の房事に目を奪わ
れていた
「ヴィータもこっちおいで・・・・」
「あ、・・・うん・・・」
「ヴィータ可愛ええなぁ・・・そんなに顔を真っ赤にして・・・・・」
「は、はやて・・・その・・・」
「んふふふふふ、ヴィータも身体が疼いてきたん?・・・・食べてしまいたいわ」
「えっ?・・・・は、はやて・・・・?・・・・ひゃう!」
「ほらぁ、動いたらあかんよぉ」
「で、でも、はやての舌が・・・・・・あんっ!!」
ヴィータの耳たぶを愛しくついばみながら、はやての手はヴィータの頬から首すじ、鎖骨
へと伸びる
「服脱いで・・・・」
「う・・・うん・・・」
戸惑いながらもヴィータはゆっくりと服を脱ぐ
「いつ見てもヴィータの身体は綺麗やねぇ。」
その間クロノは気が狂いそうになっていた
ただでさえ媚薬によって押さえきれない興奮に襲われているのに、目の前で少女同士のレ
ズを見せ付けられたのだ
「あ・・・・クロノ君ごめんなぁ、ほったらかしてしもた。」
「く、クロノの、凄いビクビクしてる・・・」
「はぁはぁはぁ・・・・も、もう良いだろ・・・・?」
「うん。これからは二人で気持ちよくしたげる。」
「い、いや、そうじゃなくて・・・・・・・」
「ほら、ヴィータも怖がらんで、クロノ君を気持ちよくしたげな」
「こ、怖がってなんかねーよ!!み、見てろ!こんなもん!」
勢い良くヴィータはクロノを咥えこむ
「うぁ・・・ヴィ、ヴィータ・・・・」
「そう、そうやって優しくしてな。ときに舌で先端部分を転がすように舐めてあげるんよ」
「ふぉ、ふぉうはな?(こ、こうかな)」
ヴィータの暖かくて小さな舌がクロノの分身を生きているように這う
「はぁ・・・あぁ・・・・ヴィ、ヴィータ・・・き、気持ちいい・・・・」
「クロノ君もやっと正直になったなぁ。」
「それじゃ、ヴィータも気持ち良くしたげな。」
一生懸命クロノを咥えるヴィータを、はやてが愛しく愛撫する
「ヴィータは背中が弱かったんよね」
はやての舌がヴィータの首筋から背骨を辿るようにスーッとヒップにまで届く
「ひゃっ!!・・・あぁ・・・・・はやてぇ・・・・」
「んふふふ、可愛ええなぁ、もう。ヴィータのここも少しずつ潤んできとるで。」
お尻の割れ目から前の方へとはやては撫で上げる
「うちも気持ち良くなりたいわぁ・・・ねぇ。クロノ君、うちも気持ち良くしてや」
クロノの顔にまたがり、はやてはクロノの顔面に腰を降ろす
「クロノ君、我慢せんでええよ・・・・。」
クロノももう理性など残ってるわけ無く、ただ快楽をむさぼるようにはやての秘部を舐め
まわす
「あぁっ!んんっいい・・・気持ちええよ・・・」
その間もヴィータは自分の指で自らを慰めつつ、クロノの分身を愛しそうにしゃぶってい
る
「はぁはぁ、クロノ・・・・・・あ、あたし、もう・・・・・」
「ヴィ、ヴィータ・・・・・」
「クロノ君、ヴィータに挿入てあげて・・・・」
「あぁ・・・ヴィータ、そのまま腰を降ろしてごらん」
自分の秘部を指で広げながら、クロノをあてがい少しずつ腰を降ろしていく
「いっ!痛っ!・・・うあぁ・・む、無理だよぉ・・・・」
「大丈夫。うちも手伝ったるから」
はやてはそう言うとヴィータに口付けをする
しゃぶりつくようにヴィータの口に自らの唇を重ね、顔じゅうがお互いの唾液でべたべた
になりながらも二人は口付けを止めない
キスに夢中になっているうちにヴィータもゆっくりと腰を降ろし、二人の結合部からは初
めての証が滴り落ちる
「ヴィータ、ゆっくり動いてごらん。」
「う、うん。・・・・あ、あぁぁぁ・・・」
「クロノ君、うちのも舐めてぇ・・・・」
再びクロノははやての秘部に舌を這わせつつ、かろうじて動くようになった両手でヴィー
タの胸を愛撫する
全く育ってない胸だが、きちんと感じるようでクロノがさすれば可愛い反応を見せる
「あぁ!クロノォ!いい・・・き、気持ち良い・・・ああん!」
ぐちゅ、じゅ、じゅぷぅ・・・・・
いやらしい音と3人の喘ぎ声が部屋に響く
「クロノ君、もっとぉ・・・もっとぉ・・・・」
ぴちゃ、ちゅぷ、くちゅう・・・・・
「あぁ!あっ!あっ!だめ!、も、もう!」
「イキそう!?ヴィータイキそうになってるん?」
「い、いぃ!駄目、駄目ぇ!も、もう!あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
身体中を痙攣させながら、絶頂に達したヴィータがそのままクロノの上に倒れこむ
「あはぁ、ヴィータ可愛い・・・・・」
「は、はやて・・・・・・」
「ん?どうしたの?クロノ君?」
「・・・・・・・・いや、その・・・」
「あ・・解った・・・クロノ君もイキたいんやね。ええよ、うちの膣でイって・・・」
ヴィータを優しく抱き起こし、そのままクロノから引き抜くと、気を失ったヴィータを優
しくベッドに寝かす
天高く怒張するクロノの分身を口で咥え、優しく舐めまわす
「んふ。クロノ君とヴィータの味がする。・・・・・美味し」
「さっ、入れるよぉ・・・んんっ・・大きい・・・」
「うあぁぁ・・・す・・・・凄い・・・気持ち良い」
「あぁん!ええよ!クロノ君の気持ち良い!・・・ん・・あん!・・」
ぐちゃ、ぐちゅうぅ、じゅぷぅ
「あはぁ、クロノ君聞こえる?いやらしい音がしとるよぉ・・・」
「あぁはぁ、・・・・・うん・・・」
「クロノ君ぅ・・もっともっと突いてぇ・・・・」
「あぁ、もう、だ、駄目だ!いイクッ!!」
「ああぁ!まだ!まだ!まだあかんて!!もうちょっと!!」
グチュッ、グチュッ、ジュプゥ!
「う、うあぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「あぁぁぁぁん!!」
ドクッドクッドクッ!
勢いよくはやての膣にクロノは己の欲望を放出した
「あぁ・・あはぁ・・・すごぉい・・・クロノ君のビクビクしてるぅ・・・・」
「はぁはぁはぁはぁ・・・・・・」
「クロノ君・・・・これで仲直りやね・・・・」
数日後―――――――
アースラ艦内 休憩室
「クロノ・・・・ちょっと聴きたいことがあるんだけど・・・・」
「んっ?珍しいな、キミが僕に聞くなんて」
「あぁ。これだけはどうしても確認をしておきたくてね。」
「なんだ?無限書庫のことならキミに全て一任してるが・・・。」
「いや、そんなことじゃない・・・・これだよ!」
ユーノが広げた一冊の雑誌
その一面にでかでかと見開きでこう書かれていた
『時空管理局に渦巻く愛憎の悲劇!!将来を有望視されていた若き執務官の性癖!!』
「・・・・・・は?」
「は?じゃない。この目線が隠された写真の執務官ってどう見てもクロノじゃないか!?」
「な!?な!?え!?ええええええええええっ!!??」
「このことは本当なのかい?しかも相手の女性はどうみても・・・・・」
「はやてちゃんとヴィータちゃんだよね!クロノ君っ!!」
「え、エイミィ!!い、いや、違う!これは!」
「こんなに近くに居る私に全然反応してくれないかおかしいとは思ってたけど・・・。」
「ロリコンだったんだね、兄さん・・・・」
「フェ、フェイト!?違う!信じてくれ!これは違う!」
「我が主に対していかがわしいことをしたと、この記事にはかいてあるが?」
「し、シグナム・・・落ち着いてくれ・・・そのレヴァンティンをしまってくれ・・・」
「はやてちゃんに変なことしたんですか!?そうなんでしょ!?」
「し、シャマルまで・・・」
「クロノ君・・・・信じてたのに・・・・」
「なのは、キミだけでも信じて欲しいよ・・」
「あ〜、もう・・・。みんな騒ぎすぎや。」
「「はやてちゃん!!」」
「大丈夫だった!?変なことされてない!?」
「シャマルもシグナムも落ち着きや。その雑誌に書いてあることはデタラメや。」
「でたらめ・・・・?」
「そう。」
「な〜んだ・・・デマか・・・」
一同ほっとした表情を見せる
「そうや。記事にあるように、クロノ君が無理やり襲ったなんて、するわけないやろ。」
「そ、それもそうね。」
「疑ってごめんなさい、クロノ君・・・」
「い、いや解ってくれればいいさ・・・」
「そうそう。ヴィータとうちと三人で仲良う愛し合っただけやもんな?なっ!?ヴィータ?」
「「えっ!!!???」」
一同ヴィータを見る
当のヴィータ本人は、顔を真っ赤にしたままうつむいて恥ずかしさに耐えていた
この態度を見れば、はやての言った意味を一目瞭然であった
「「く〜ろ〜の〜(怒)・・・・」」
全員の視線がクロノ1人にそそがれる
「い、・・・いや・・・待て・・・・話せば、解る・・・はずだ・・」
・・・・・・・・
「「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」」
「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
一目散に部屋を飛び出し、走り去るクロノ
その後、彼は無事に逃げきれたのか・・・・?
多分無理だな
Fin