寝るとき思いついた小話。
こんなの小説って言ったら物書きさんに後ろから原稿用紙ではたかれそうです。
いつか漫画でこーゆー話をかきたいなァ・・・て思います。
ギンは基本淡白、冷酷、鬼畜だけど感情にむらがありそう・・・。だなって。
イヅルに無意識に優しかったりとか・・・して・・ほしいな(願望
そして関西地区の人間になりたいです・・。ごめん・・言葉絶対間違ってる・・。
最後の1人を切り終えた吉良はその場で溜め息をついた。
足下には自分が切った者達が転がっていた。
今更それになんの感慨も浮かばなかったが一瞥してゆく。夕焼けが彼らを赤く照らす。

返り血が彼らの無言の怒りのようにまとまりついた。
不快感に目を伏せる

「イーヅール」
少し離れたとこから聞き慣れた声が自分を呼んだ。
「隊長」
眼を開き声のする方向へ振り向くと案外近くに彼はいた。
返り血一つついてない彼は
いつもの笑みを浮かべこちらに音もなく近付いて来る

「帰ろ」
「はい」

短いやりとりのあと先に歩きだす彼の後ろをついていく。
ぼんやりと後ろから見つめた。
赤い世界の中に一人彼は白銀。

それに触れたくて

血で赤い右手を伸ばす

近付きたくて
染まりたくて

でも まだ


彼は遠く


伸ばした右手を降ろす。まだ渇かない血が草に零れ落ちた。
自分にはまだ触れる資格がない。
それが現実だ
そう思うと少し悲しかった

でも

今はただ近くにいるだけでも

思った以上に自分の深いところを漂っていたようで、フと自分の足は歩くことを止めていたことに気付いた
慌てて歩き出そうとして驚く
「た・隊長・・」
目の前の銀色は頭を掻きながら立っている。
少し眉間に寄せられた皺で彼の心情が汲み取れた。

「自分どないしたんー?」
「す・すみません!少し考えごとをしていまして。」
「ー?まぁええわーとにかくはよ帰ろ。」
「はい。すみません」

顔がほてるのを無視してまたギンのあとをついてゆく
さきほどより空の赤さが増す

そのまま少し歩いたところで突然ギンが振り替えった
「?」
「・そや。イヅル片手だしや」
「手・・ですか?」
思いついたかのようなその言葉に血で汚れていることでためらわれたが
素直に従うことにして右手をさしだす。


ギュッ

ぎゅ?
「これで立ち止まってもわかるやろ?」

そういって

彼は

笑ってまた前をむいて歩き出した。

そして僕は。

小さく泣いて下を向きながらついていった。

「ッ・・・・隊長・・・手汚れます・・」
「んー別にええよー」

つながった手は少し強かったけれど

伝わるのは

熱だけではなくて



































































































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