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† Jealousy †
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Present By.みじゅ♪様
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胸の痛みで目が覚めた。胸に手をやると《カシャ》と冷たい金属の音がした。
手首に何かはめられている。辺りは真っ暗で何も見えない。
《ここは?・・確か俺はリンに撃たれたはずだ。》
起き上がろうとした時に前方で人の気配がした。
《カチッ!》
スイッチを押す音と同時に、目の前が《パッ》と明るくなり、スパイクの両手が上へと持ち上げられた。
「リン!」
スパイクは驚きのあまりリンを凝視する。
少年から青年へ、前に会った時とは顔付きが、随分と変わっていた。
モーターが回る音がして、スパイクの両手にかけられた手錠の鎖を巻き上げる。両ひざがベットの上ぎりぎりに着く位置で《ガチャン》という音と共に鎖は止まった。
ダウンジャケットを脱がされて、スーツ姿で手を拘束されていた。
「安心して下さい。」
「あぁ?」
「ここは私のセーフハウスです。貴方をレッド・ドラゴンに売る気はない。」
「で?・・どうする気だ?」
余裕ありげにスパイクは答えた。
「貴方に、ビシャス様の前でひれ伏して頂きたいのです。」
「なにぃ?」《ピク》とスパイクのこめかみが動く。
「貴方がビシャス様を傷つけ、ジュリアさんを奪い、組織を裏切った。」
「だから?」乾いた口調でスパイクは問うた。
「私は貴方が憎い。」リンはスパイクの首を掴み、キスをした。
「うっ。」
リンの湿った生暖かい舌先が、遠慮なくスパイクの口に割って入る。
たっぷり、唾液を吸い口の中を味わってから、リンは辛そうに付け加えた。
「・・でも、ビシャス様に愛でられていた、貴方がいとおしい。」
唇を放しながらそう言い。リンは再度キスをして、スパイクのズボンの
ジッパーを下へおろす。
《ジジジジジィィ〜》いっぱいに引き降ろしたジッパーの中から、スパイクの生暖かいペニスを掴んで、引き出した。《ビクン》とスパイクが鎌首をもたげだす。
「んっ・・止めろ・・リン。」
「相変わらず、感じやすい人だ。」
リンは手に力を入れて、上下運動させながら、腰に舌をはわせる。
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「んっ・・あっ・・」
「もっと・・声出して、貴方の淫らなところを見せて下さい。」
「放せ!リン!!」スパイクは、叱咤するような口調で言った。
リンはスパイクを凝視して、行為を中断し「いいんですか?そんなに強がって。」
「なに?」
「このまま気持ち良く、一回いかせてあげようと、思ったのに。」
リンはスパイクを放して、部屋の奥に消えた。
数分後戻ってきたリンの手は、大きなスチール製の箱を持っていた。
それを、スーツケースのように開くと、中には様々な性玩具が入っていた。
「スパイクさん。ビシャス様の下僕となって下さい。」
「手錠を外すんだリン。」
リンはケースの中から赤い蝋燭を取り出して火を着けた。
「冗談はよせ。」スパイクは身をこわばらせる。
赤い蝋燭は《ジジジジ》と燃えて、窪みにはすぐに溶けた熱い蝋が溜まっていく。
それは赤い綺麗な液体となり、リンがほんのちょっと手を傾けるだけで、スパイクの肩や胸・腰に滴り落ちた。
「あつ・・あっ・・やめ・・あっ」
「どうです?考えは変わりましたか?」
リンは止め処もなく、スパイクの白い肌に赤い雫を落とす。その度にスパイクの
顔はゆがみ、白い肌はほんのりと薄紅色に色づく。
「リン・・くっ・・やめ・ろ」
「私は本気です。・・いい答えを聞かせて下さい。」
そう言って、スパイクのペニスの上に、熱い蝋を容赦なく滴らせた。
「うああぁぁぁぁぁぁ!!」
スパイクの形の良い、反り返ったペニスの上に、赤い蝋燭が固まりで落ちて、スパイクは悲鳴をあげる。
「あああぁぁぁぁ!あっ!つぅ・・うぅぅううぅうう・・・。」
両手の手錠が《ガチャガチャ》と音を立て、全身が小刻みに《ブルブル》と震え
全身のうぶ毛が総毛立つ。
「うっ・・うあぁぁ・・はあ・・あっ・・はあ・ああぁっぁっぁ・はあ・・・。」
スパイクは肩で息をしながら、次第に蝋が冷えて固まりになるのを、じっと待ち堪える。
リンはケースの中から、黒光りした長く太いバイブと小さな子ビンを取り出した。
先端は《プックリ》とした樹脂で出来ていて、柔らかく弾力性があり、ゆるいカーブを成している。その下は数箇所の突起物のついた形状で、徐々に太くなり最後には拳大の筒状に達する。
「リン。やめろ!」
「ビシャス様に忠誠を誓ってくれますか?」
「答えはノーだ!!」
リンはスパイクの後ろに回りながら、ビンに入ったローションをバイブにかけた。
「これくらい大きいバイブなら、丁度いい楔になる。」
そういいながら、スパイクの首を《グイ》と押え込む。
「よせ!リン!!」悲鳴にも似た声でスパイクが叫ぶ。
リンは動揺する事なく、黒光する鈍器のようなバイブをピンクの蕾に押し当て、一気に突き入れ、《カチリ》とバイブのスイッチをオンにする。
「ぐっ!・・ぐあぁぁぁ!!・・あぁぁぁぁ・・・。」尚もスパイクのアナルに根元まで突き入れながら、《ミシミシ》と押し広げ回転を加えてねじ入れる。
「ぐっあぁぁ〜。やめ・・ろおぉぉ・!!!」
バイブはスパイクの中でまるで生き物のように、大きくうねり、振動し突き上げる。
「このタイプはゆっくり手で抜かないと。切れるか、括約筋が使えなくなります。」
「うん・・うっあああっぁぁ・・うっ・んっん・・あああぁぁっぁ!」
目の前が眩む程の激しさに、スパイクは悶え苦しんだ。
細い華奢な腰が壊れんばかりに《ビクン・ビクン》と跳ね上がり、尻の肉が《ヒクヒク》と引きつり、拘束された手首からは、責め苦から逃れる為に、信じられない力が加えられ、皮膚が裂け擦られて血が流れる。
ペニスは赤く充血したかのように、《ドクドク》と張ち切れんばかりに律動し脈打つ。
先端からは溢れるが如く、濃厚な精液が断続的にほとばしり、熱い湯気を立ち上らせて液体がせきを切ったように流れ出す。
リンはスイッチの《強》から《弱》に変えて、スパイクの耳元で囁く。
「返事は変わりませんか?スパイクさん。」
「はあ・・はあ・・止めろ・・リン・・」
「返事を聞かせて頂かないと。」
「・・うっ・・はあ・・あっ・・返事・・は・・はあ・・ノー」
「!」
答えと同時に、再び《強》の文字に合せられ、スパイクはのけぞりながら、四肢を硬直させて方々に放出し果てた。
「相変わらず、強情な人だ。」《弱》の位置にスイッチを戻しながら言う。
「はあ・・はあ・・はあ・・止めろ・・」
「まだ、足りないみたいですね。」
リンは手に綿棒ほどの固く細い金属の棒を取り出した。
尚もバイブの振動で《ビクビク》ひくつく腰を抱えて固定し、スパイクのペニスを掴む。
《ネバネバ》と滴り落ちた精液と、黄色の液体が混ざりあい、濡れ穂そぼったそれは
さっき、放出したにもかかわらず、すぐに《ヒクヒク》と打ち震えはじめる。
リンは苦笑しながらこう言った。
「動かないで下さい、尿道を傷つけたら大変だ。」
「な!」スパイクの口に無理矢理、赤いペニスを模った猿轡を咥えさせた。
「歯を食いしばって、舌を噛まないように。」
先端の一番敏感な部分に、リンは固く細い金属の棒を、《ヌルヌル》とした、
泉の中へ差しいれた。
《ズブズブズブ》
「!!」
脳天を貫くほどの痛みがスパイクを襲う。全身が硬直するような・・・。
「・・ここをこういじると」リンはスパイクの猿轡を外しながら、
《グリグリ》と棒を回すと、スパイクの身体は、これでもか!というほど
湾曲し毛穴という毛穴が開き汗が一気に滲み出た。
「んんんーーーーーーっつ!」
全身を電撃が貫く程の痛みが走り、心臓がペニスと連動するかのように、
《ドクドク》とスパイクを刻み、自らの意志に関係なく、絶え間なく溢れ出る精液に混じって、赤い筋が見える。
「もっと、いい声を聞かせてください。スパイクさん。」
「うっ・・ぐっ・・んんっ・・」
「痛いですか?」リンはもがき苦しむスパイクを弄ぶ。
「やめ・・ろ・・はあ・・ぐっ・・」
「返事は?変わりませんか?」
「・・はあ・・む・だ・・だ・・わかっ・くっ・・てる・・だろ・う?」
「・・・」
《ピピピピピピピピピピッ!》
アラームの音でリンは突然バイブのスイッチを切り、スパイクの手錠をはずした。
「時間だ。・・残念ながら、今からレッドアイの取り引きがあるんです。」
性も根も尽き果てたかのように、ベットの上に手折れ込んだスパイクにリンは、
「スパイクさん。もしまた、ビシャス様の邪魔をするつもりなら。」
ドアのぶに手をかけて「・・今度は必ず貴方の息の根を止めます。」
「・・リン・・お前。・・ビシャスを・・」
リンは部屋を後にした。
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☆ まおからのコメント ☆
うきゃあああああッッ!!(*>▽<*)
みみみ、みじゅ♪様あああっっ、こんな、こんな素敵な萌えSSを、
どうもありがとうございますぅ〜〜〜!!
愛しいビシャス様の為なら、エーンヤコラ!なリン君が、
スパイク様に可愛さ余って憎さ100倍!な攻めをッッvvv
ふわぁ〜〜〜、丁寧な敬語で攻めっちゅーのが
まおのエロのツボを、思いっきしPUSHしてくれました!!
ビシャス様への忠誠心と深い愛。
そしてスパイク様に対する嫉妬と親愛の情。
想いのたけを、歪んだ形でスパイク様にぶつけるリン君(*>▽<*)
可愛がった舎弟に、快楽と苦痛を与えられて悶えるスパイク!
あああっっ、痛いーーー!!でも、激萌えーーー!!
素晴らしくもエロティックな挿絵と共に、どうもご馳走様でしたぁあぁ☆
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