諸戀 第十四幕 寒し夜に燈る光

 

荷前の使いが行われた日は小寒で、殊に寒い日だった。朝方よりまばらに降っていた雪がしだいに景色を占めていき、ついにはようようと降るようになって、辺りはすっかり真白に覆われた。主上はこれを御覧になられて、雪の止んだ合間に武官に申し付けて雪山を作らせなさった。昔の人がしたように、いつまでこの雪が雪消えせずに残っているだろうか、と后妃がたとお話なさった。御神楽の頃まで、と仰ったのが藤壺の中宮で、晦日までと申されたのが弘徽殿の女御、年明けまで残っていましょうとお答えなさったのは麗景殿の女御さまであった。女踏歌(正月十六日)の頃まで残っているのでは、と申されて皆を驚かせなさったのはの上司である尚侍だった。いつまで残っているものか、そればかりは天がお決めになられること、と主上は仰って微笑まれた。
温明殿では折々深まる寒さに身を竦ませながら、差し迫った晦日の行事や来春の行事にむけての準備が進んでいた。元日に主上が行われる儀式だけでも八個あり、正月に儀式のない日を探すほうが難しい。宴も多い月であるから、大歌所や内教坊が楽を練習している音が聞こえてきたりもしていて、忙しさの中でもふっと心安らぐことができた。
、これで大丈夫よね」
朝顔が文書を持って確認にやってきた。は一通り目を通して頷く。御魂祭の儀式に関してのもので、これは内膳司に送る文書だ。
「ええ。主殿司にでも使わせて内膳司のところへ。あちらも忙しい折でしょうから、早いうちに差し上げたほうがいいんじゃないかしら」
「分かったわ。ありがとう」
は筆をとって残りの文章をしたためた。が作っているのは歯固めと屠蘇の儀式に関するもので、来年の主上の生気の方は東なので、皆が身につける衣は青色になる。歯固めも屠蘇も女官が多く伺候する儀式だ。そのほかにも様々な儀式がある。
昼まで続いた仕事が一段落した後、のところに黒羽と天根が揃ってやってきた。唐櫃を抱えている。
「よ、姫。寒いな」
土庇に上がってきた黒羽がに声をかけた。は庇にいざり寄る。
「久しぶりね、黒羽、天根」
「おう。奥方さまからの衣を預かってきたぜ」
御簾の裾から唐櫃が差し入れられる。漆塗りの唐櫃は、外気に触れてすっかり冷え切っていた。が受け取って局の中に引き入れる。さっそく蓋を持ち上げて中を確認した。
「元日の衣でございますよ、姫さま」
薄く綿の入った衣が二揃い、他にも香箱や化粧道具など細々したものが揃えられていた。
「あと文を、大殿と奥方さまからそれぞれ預かってる」
黒羽は懐から二通の文を取り出してに手渡した。受け取る拍子に手が触れ合い、黒羽はの手の冷たさにびっくりして思わずの手を掴んだ。
「姫、大丈夫か。手が凍えてる」
黒羽の手は暖かく確かで、の細い手をすっぽりと包んで温めようとする。
「ありがとう。このところ雪が続いているし、もうそろそろ大寒だからすっかり冷えてしまって」
幾度もの手を撫でて温めてやりながら、黒羽は屈託無く笑った。
「大したことじゃねえよ。…里下がりは無理そうか?」
「ええ…晦日までお勤めだし、元日もお勤めがあるから…。でも合間を見て一度里に下りようとは思ってるわ。いつになるかまだ分からないけど」
「そうか。奥方さまに伝えとくな、きっと喜ばれる。大殿も会いたそうになさっていたが」
の父親であり、黒羽と天根が仕えている大殿とはほとんど会っていない。成人した娘と父親はそうそう会う機会のあるものでもないが、年離れて出来た娘であるを殊に愛している大殿にとってはいつになっても会いたいのだろう。
「そうね、お父様のところにもご挨拶に行けたらいいのだけれど。里においでなさる折あれば、私も強いてお願いして里下がりしようかしら」
主上はを殊に好んで召されるが、大殿とも繋がりの深い主上ならばの願いも聞き入れられるであろうと思われた。
「大殿にもそうお伝えしておくな。俺も天根も姫がいない春なんて花が咲かない春のようなもんだから」
黒羽の言葉には微笑みを浮かべる。本当に黒羽はいつだって温かい言葉をかけてくれる。
「庭の梅はもう綻んだ頃かしらね」
「ああ、いつも早く咲くのが一本あるだろ、あれがもう咲き出して姫を待ってる」
里にある梅の木のなかで、一本の白梅は例年特に早く咲きだす梅で、雪の舞う最中に咲く白梅は寒いなかでも微かな春の息吹を伝えてくれ、の好きな木だった。は去年の冬に見た白梅を思い出す。風に吹かれて寄せられる雪と白梅の仄かな香。
「一枝持ってこようかとも思ったんだけどよ、きっとあの木も姫が好きだろうから、里下がりするまで待ってるだろうと思ってな」
は頷いて天根を見やった。さっきから天根は黙っているままだ。
「天根、どうしたの」
「姫、寒い?」
「それは寒いけれど、外を歩いてきた天根たちのほうがずっと寒いでしょう?」
天根はこくんと頷いたが、すぐに顔を上げて真剣な眼差しでを見つめる。
「俺は寒くても平気だけど、姫が寒そうなのは嫌だ」
「天根…」
は天根のまっすぐな眼差しを受け止めて微笑む。
「大丈夫よ。私、寒いのそんなに嫌いじゃないし。気分がすっきりしない?」
「それはあるかもな。背筋がまっすぐになるような気持ちがするよな」
黒羽がの言葉に受け合って応える。
「それなら、いいや」
天根はそう言って頷いた。黒羽は不意に空を見上げる。日が中天高く上がってから雪はしばらく止んでいたのだが、目を凝らせばはらりはらりと落ちてくる白い雪花。
「また降ってきたな。雲も厚くなってきてるみたいだし、夜には吹雪くかもしれねえな」
幼い頃から自然を友に育ってきた黒羽と天根は、ある程度の天候を読むことが出来、上総に住んでいた頃は波を読んで漁の手伝いもしていた。
「そう…。黒羽が言うのだもの、きっとその通りなんでしょうね」
「お、もうここでも梅が咲いてんだな」
温明殿にある二本の梅は紅白で、例年紅梅のほうが気が早く冬の間から花をつけ、温明殿につとめる内侍たちの目を楽しませる。梅に限らず花木は庭に植えられているのがほとんどで、土庇のほうからでは全く見えない。鼻の利く黒羽は微かに漂っている梅の香に気がついたらしかった。
「ええ。庭に植えられている紅梅が少し咲いているわ。本当なら手折ってお母様と黒羽たちに差し上げたいところだけれど、これは主上の御物だから…」
宮中にあるものは、元より植わっているものも全て主上の御物であり、主上の仰せなくして勝手に取り扱うことは出来ない。
「この匂いで十分だよ。なあ、天根」
「……うん」
天根は頷いて、いっそう香を追おうと鼻をひくひくさせた。
「…?なんか、美味しそうな匂いがする」
梅の香を追っていた鼻が別の匂いを捉えたらしい。天根がそう言って首を傾げると、が可笑しそうに笑った。
「このところ仕事が多いから、掌侍たちがお菓子をつまんでいるのよ。少し、もらってくるわね」
そう言っては立ち上がり、縁の高い折敷を持って戻ってきた。中には唐菓子が盛られていた。季節を追って梅枝だ。米の粉に水と甘蔓を加えて練りあげ、梅枝に象った後油で揚げた菓子で、八種唐菓子の一つだ。
「はいどうぞ。お白湯ももらってくるわ」
、ありがとな」
黒羽は笑って梅枝を一つ摘んだ。天根はもう食べている。甘蔓のおかげでほのかに甘いが、ざくりとした歯触りで胡麻油の風味が漂ってくる。
「美味しい?」
「ああ。宮中で作られるものなんて滅多に口にしないし、そういう意味でも美味いな。姫が好きな歓喜団も作ったりするのか?」
は頷いて微笑んだ。歓喜団は米の粉を練って丸め、ゆでた後に甘蔓を塗ったものだ。もっちりした歯触りとほのかな甘さがは気に入っている。
「果物もいろいろ戴くわ。珍しいものもあったりして、そればっかりはここでしか食べられないわね」
最近渡来したばかりだという石榴もは口にしたことがある。一つの実のなかに山のように赤い粒があって、甘酸っぱく美味しかった。
「そりゃそうだ。大殿のおかげで俺らも時々珍しいものを戴くが、やっぱ内裏で揃うものとは違うだろうな」
「でも、私は今も黒羽たちと一緒に食べる歓喜団が一番好きよ。珍しくて美味しい果物たちより」
の言葉に黒羽と天根は顔を見合わせて晴れやかに笑う。本当に自分たちの姫はどこまでも優しい。
「それなら奥方さまに伝えとかないとな。姫の里下がりのときには歓喜団をって」
「ふふ、きっと乳母が張り切って作るでしょうよ。楽しみね」
食べ終えた二人はが持ってきた白湯を口にして、懐紙で口元を拭った。
「あー、美味かった。ありがとな、
「いいえ。…なんだか、風が強くなってきたわね」
外から雪を吹き付ける風が次第に強まって、庇の中にまで冷たさを運んできている。雲も厚く垂れ込めて、昼間とはいえ、少し暗くなり始めていた。黒羽は空を見やる。
「そうだな。このまま行くと夜を待たずに吹雪くかもしんねえ。ひどくなる前に帰るか」
「うい」
天根はこくんと首を傾けて頷き、手についた唐菓子の油を懐紙で拭った。
「黒羽、天根、良い年をね」
「ああ。姫もな。里下がって来んの待ってる」
「仕事頑張り過ぎないでね」
黒羽の言葉にも天根の言葉にも頷いたは笑って二人を見送る。二人は振り返り振り返りして去って行った。








月次祭も神今食も終え御仏名の日を迎えたが、三日間続く御仏名の初日は大寒だった。吹雪いてはいないものの、深々と冷え込む最中に行われる仏事はいっそう厳かで、さぞかし徳があろうと思われた。主上の御座所である清涼殿に仏をお迎えして飾りつけ、地獄絵図の屏風を庇に立てる。地獄絵図の屏風は見るも恐ろしい絵で、とても直視することが出来ない屏風だ。御仏名の儀式は昼の御座で行われ、孫庇にも殿上にも親王、公卿たちが居並ぶ。主上は特に寵愛なさっている后妃たちを上の御局にお呼び寄せになり、藤壺中宮を藤壺上御局に、弘徽殿女御を弘徽殿上御局に、麗景殿の女御を萩戸に、承香殿の女御を二間に据えられた。内侍所の女官たちのうち数人を簀の子にお呼び寄せになられ、参加を許されなさった。内侍たちが居る簀の子と孫庇の間にはいつもはない御簾が掛けられている。も簀の子に座っていたが、外に一番近い位置なので殊に冷えて、知らず知らずのうちに袂を合わせて身を寄せていた。
御仏名が行われるのは夜中で、初夜は亥の二刻(午後十一時ごろ)から子の二刻(午前一時ごろ)までだ。次の日である中夜はその次の刻から、最後の後夜はまたその次の刻から、というふうに時間をずらして行われる。
厳粛に儀式が執り行われ、さまざまな御仏の名が導師と呼ばれる僧によって唱えられていく。はまぶたを閉じて両の手を合わせ、亡くなった夫の幸せな来世を祈り願い、また罪深い自分の身が少しでも御仏によって導かれるように希った。朝顔や尚侍もそれぞれに手を合わせている。拝経まで全て終えてしまった後、は衣箱の蓋に綿を入れて御簾の隙間から差し出す。綿は蔵人が受け取って、導師を務めた僧の肩に被けられ、僧は綿を被けられたまま退出する。
中夜にも同じように儀式は行われ、後夜の儀式の後には公卿に酒と膳が振舞われた。宴の最中に楽が始まり、中務卿を始めとして楽に覚えのある公達が楽を奏した。は簀の子でそれを聞いていたが、不意に御簾の前の間近なところに人がやってきたのが分かってにじり去ろうとすると、その人物が声を掛けてきた。
典侍さま」
女房に取り次がせようにもは温明殿の局におり、この場にはたち典侍と尚侍しかいない。
「……なんでございましょう」
檜扇を翳して答えると、御簾向こうの人影はほっとしたような息をもらした。
「私は右近中将鳳長太郎でございます。お話したく参りました」
優しそうな柔らかな声だ。は先日会った東寺の長者が右近中将の話をしていたことを思い出した。とても信心深いのだという。
「何のお話でいらっしゃるのですか」
「仏名経を聞いた後に交わす言葉は仏の道でございましょう。典侍さまはとても信心深くていらっしゃると遠い便りでお聞きしました」
「…罪業深い女の身故でございます」
「罪業深いは俗人の常でございますれば、私も同じように罪業深い者でございます。されば、色めいたことではなく、法の友として(仏道修行の道の友)覚えおきいただければ、これほどのことはございません」
鳳の優しく含めおく言葉には微かに眉を寄せた。幾度も文を下さり、その度に思いを寄せておられるようなことをお書きになっていたのに、色めいたことではなく、と確かに仰った。
「法の友になさるにはあまりに私は未熟でございましょう。右近中将さまは東寺の長者さまとも縁深いとか。やはりそちらにお寄りなさるのが宜しいのではと存じますが」
仏教において特に罪深いとされている女人を法の友とするなど、聞かぬ話だ。女人同士で、という話なら無くはないが。
のやんわりとした拒絶に鳳は一瞬怯んだが、それでも、と膝を進めて詰め寄る。自分は跡部のようにやんごとない生まれなわけでもなければ、忍足のように風流な道もそこまで深く解しているとは思えない。幸村のように権勢並びないわけでもなし、仁王ほど機微に富んでいるわけでもないのだから、どうすれば自分という存在を覚えおいてもらえるのか、それが鳳にとって至上命題だった。折々話をする東寺の長者の口からの名前が出てきたとき、初めて自分ととの間には共通項があるのだと知った。仏の道。それを頼りにに少しでも近づこうと、鳳は必死だった。女人が修行の妨げであると経は説いている。だが、ここまで真摯に求める心を仏はお救い下さらないのか。そんなことはあるまい。何事も真摯になればその分澄んでくるもので、澄んだ心ならば仏もお許しくださるのではないか。
「私も若輩者で未熟でございますから、長者さまのように尊い聖の御前ではなかなかお話出来ることも少のうございます。同じように志しておられるお方を友にしたいと思っているのです」
尚も鳳は言い募り、御簾を隔てているとはいえ、ににじり寄ってくる。はどうしたものかと思案に暮れて押し黙る。しばらく沈黙が二人の間に流れていたとき、奥の御座所から鳳を呼ぶ声がした。中務卿だ。
「すみません、呼ばれてしまったので戻りますが、何卒、お考え下さい」
鳳はそう言い残して御座所に戻っていった。また楽が始まったが、その最中にたち典侍は温明殿に戻る。もう日が昇ってだいぶ経っていた。主上が作らせなさった雪山に日の光があたってきらきらと輝いている。





「それにしても、右近中将は熱心な方だったわね、
温明殿に戻って仕事をしていたが、朝顔にそう言われては苦笑する。悪い方ではないのは分かるのだが、何分押しが強い。
「そうね。私などよりもっと相応しい方が幾人もいらっしゃるでしょうに」
「…法の友の話、そう悪いことでもないんじゃないかしら」
「朝顔までそう言うの」
の言葉に朝顔は笑って、だってね、と続けた。
「何の道でも一人よりは友がいたほうが楽しいものよ。法の道に楽しい、とかそういうのは無いんでしょうけど。でも、それならよけいに誰かがいてもいいんじゃないかしらって思うの」
昼になって空気が幾分温んでもなお、たちの傍には炭櫃が置いてあった。大寒ともなれば、炭櫃なしで過ごすのは難しい。
「そういう考えもあるわね…」
あまりの押しの強さにびっくりして引いてしまったが、元より悪い方ではないことは承知なのだし、折に触れて仏の道の話をする友人がいてもいいのかもしれない。はそう考え至って、仕事の続きに取り掛かった。もう間近に迫った内侍所御神楽のことだ。事前にしておく準備を済ませて書類をいろんなところに伝達した後、仕事を終えて自分の局に下がる。は新しい年の暦を持っていた。暦博士が書いたものだ。来年の日々の吉凶が書いてある。
「年を迎える準備もおおよそ済みましてございますよ。衣も奥方様に戴いて新しいのがございますし、新しい暦もこの通り、他にも細々とした準備も済みまして」
「…新しい年を迎えると言っても、この身が一つ年を重ねるだけだというのに。もう殿の御年からも離れていくのね」
今のは殿が亡くなったときと同じ年だ。来年を迎えて年を一つ重ねれば、亡くなった殿より年上になる。それがには殿から自分の身が離れていくように思われた。あの日別れてより離れるは必定なれど、やはり身が切られるような思いがする。
が涙を浮かべるのではないかと思ったが、予想に反してはゆっくり微笑んだだけだった。あまりに哀しい笑みで見ているの胸にぐっとこみ上げてくるものがあった。
「殿は…殿は天上で来世を生きておいでです。ですから、姫さまは現し世でお幸せになられて、そのお姿を見せて差し上げるのが宜しいかと思いますよ」
「そうね…来年はきっと良い年になるわね」
この身が離れていくことは定めなのだから、それに抗って泣くような真似はすまい。長者と話してよりが決めていたことだった。亡くなった者を慕って嘆くあまりに、亡くなった者が輪廻に乗ることが出来ずに地獄へ落ちたという話はいくつもある。そんなことはしたくない。
典侍どの、おられるか」
武官のものと思われる、力強い声が土庇から聞こえてきた。がいざり寄る。
「私がさま付きですが」
「右近中将さまより御文を預かって参った。お受け取り願いたい」
のほうに振り向いて、確認する。は小さく頷いた。
「承りましょう」
「こちらを確かにお届けいたしました。では」
枝に結ばれた文が御簾の隙間から差し入れられ、武官は帰っていった。がそれを丁重に持ってやってくる。
「右近中将さまより御文でございます」
手渡された文はつぼみが微かに香る梅の枝に括られていた。そっと枝を抜いて文を開く。
道すがらともに歩むはぬばたまの寒し夜灯す日になりぬらん(仏道の道を共に友として歩むことは、寒い暗闇を灯す光にもなることでしょう)
日を拝む心は二心なくて(光であるあなたを思う心はただ一心です)、と結んであった。
声と同様に優しい手(筆跡)で、薄様が紅梅の重になっていた。仄かに梅香の匂いがする。はゆっくりと笑んで梅の枝と歌とを眺めた。真摯で澄んだ思いが伝わってくる。それは確かに、日のようだった。

 

第十五幕『色をも香をも知る人ぞ知る』


姫さま、いかがだったでしょうか。鳳編なのに黒羽と天根が前半出張ってますね…。長太郎が仏門に深く帰依してるっていうのは、肌身離さずクロスのネックレスをつけている→このパラレルにおいては数珠になるだろう→なら信心深いってことだよな、という感じで連想したものです。別に原作の鳳はクリスチャンではないようですが。
姫が好んでいる歓喜団というのは、今で言うお団子に近い気がします。歓喜天という神さまにお供えするのでそういう名前がつきました。


お付き合い有難う御座いました。多謝。
2005 12 4  忍野さくら拝












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