ワイアットとゲドの関係


 炎の英雄、ゲドと共に炎の運び手の中心を担っていた人。
 ビュッテヒュッケ城の中立条約でゼクソン側に立ち、その後、ゲドと袂を別つ。
 ゼクソンの騎士団員(しかも、団長? 結構偉い身分までいってるよね)という地位と、クリスという娘を得たけど、ハルモニアの追跡から逃げるために、何もかも捨てた人。
 
 資料が少なすぎるんですけど?(涙)
 勝手に設定つくりますよ?

 炎の運び手大好きさんに80の質問、で、彼についての捏造話は多いに語っていますので、よろしければそちらを。(手抜きか?)

 さて、ゲドとの関係です。

 いい戦友で親友だったんじゃないかと推測してます。
 真の紋章を持ってるという点で、本当にゲドと対等。
 たとえ半分封印みたいな状態だろうと、同じ時を生きることの出来る人。

 ワイアットから見たゲドは、何を好きこのんで、不幸をしょってるんだコイツは。みたいな。
 放っておけない感じなんじゃないかと。
 うちのワイアットさんは世話好きですから。

 ゲドから見たワイアットは、食えない奴だなぁ、と。
 表面、優しそうに軽そうに見えるワイアットの深さも知ってる。
 ある意味憧れ。あるい意味依存。

 myドリー夢では、ワイアットはゲドを大いに甘やかす人で、腐女子的関係は無し。
 そんな甘ったるい設定で、SSを書いてます。よろしければそちらで。(宣伝)


 ただまぁ、腐女子モードは腐女子モードで萌え萌えなんすよ。
 あれはあれで、これはこれ。基本っすよね基本。(え?)
 ゲドよりガタイの良い人は珍しいし。
 ゲドがちゃんと(?) 甘えられる人は、もっと珍しいし。
 ワイアットxゲドは美味しい。そらもう。大好物。(笑)



忘却

 薄暗い包の中、寝台のきしむ音だけが聞こえる。
 鍛えられたゲドの体が弓なりにのけぞっている。
「・・・・・・・・・・・!」
 何度目か判らないほど繰り返された吐精。
 すでに体中が、汗だか体液だかわからない液体でぬめっている。

 霞みのかかった頭でゲドは思う。何故こんなことになっているのだろう。
「な・・ぜ」
 乾ききった喉から発せられるのは、掠れて切れ切れになったか細い声。
 目の前にある、薄氷の色をした目が細くなり、ゲドを見つめる。
「考えるな。考えないことを、お前が望んだんだ。」
 合わされる唇。
 与えられる蜜を素直に飲みこんだ。
 少しだけ喉の乾きが癒える。
 そう、望んだのだ。考えないことを。
 同じくらい辛そうな顔をしていた男に。

「ゲド」
 耳元に声を落とされるだけでもゲドの体は反応を返す。
 達き過ぎて、疲労して、もう眠ってしまいたいのに、体は裏腹だ。
 飽くことなく求めている。

 ワイアットの指が、ゲドの内側を刺激する。
「・・・・・うあっ」
 引ける腰を、ワイアットの腕が掴んで押しつける。
 執拗に繰り返される愛撫。
 次第にゲドの体が、迎合するように、ワイアットに合わせて動き始める。
「ゲド。」
 体を返されて、秘部にワイアット自身が押し当てられる。
「!」
 息をつく合間を狙って、ワイアットがゲドの内へ入ってくる。
 先ほどから繰り返されている行為なのに、その瞬間だけは慣れない。
 強烈に感じるのは異物感。けれど、同時に少しだけ感じるのは安心感。
「く。」
 ワイアットの声も熱い。
 何度も達しているのはワイアットも同じ。
 ゲドがうねるように腰を蠢かすと、内側にあるワイアットが震える。



 お互いに声も無く、獣のように、体を重ねる。
 汗と精にまみれ、頭には白い霞がかかる。
 何も考えずに、何も考えられずに、ただ、快楽だけを追って。

 限界が近づいて、ゲドの体が小刻みに震える。
 それを感じてワイアットが自分の指をゲドに噛ませる。
「・・・・・・・・・・!!」
 達する瞬間に漏れる言葉を塞いで。



 考えてはいけない。考えるな。
 今は、何も。

 せめて、今は。


了(2003.0607)


ケダモノの嵐。(苦笑)
やってるだけじゃんよ。(爆)

ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。
やってるだけなのに、なのに色っぽくありません。しくしく。

どんな状況下においてこうなったかっていう設定はあるけど。
下手に書いてもmy設定を押しつけるだけですし。
っていうかすでに押しつけてるし?(苦笑)
・・・申し訳ありません。(結局、謝る)


107祭りに戻るべし

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