虜土田x要のテーマソング
つい最近、某曲を他ジャンルのカップリングテーマー曲っぽい? と聞き込んでいました。
でも微妙に違うよなーとかも思いつつ。
しかし、その歌いっぷりが土田に似てる? と気づいてから、一気にボルテージが上がりました。
そうだよ、これ、虜土田x要の曲だよっ!!!
何故今まで気づかなかったのでしょう。読めば読むほど、聞けば聞くほどドンピシャ(死語?)です。
しかも、声がね。高音、裏声部分の色っぽい掠れ具合ときたらもう、鼻血もんで土田っす。
MO〇N CHILD の「微熱 album mix」 最高ーーーーーーーーーーーー!!
歌詞全部書きたいっ! けど法律がそれを許さない。きーーーーっ。悔しいーーーー!!
あんまりにもテンション上がってるんで、エンドレスで聞いてます。
歌詞の一文一文からイメージが湧きます。
これ絶対、虜土田x要(リバシ可) で、まだゲーム終わってない時。
いつか、微熱ってタイトルでSS書きます。絶対。
とりあえず歌詞の1行目から7行目くらいをSSにすると。
微熱(準備稿)
土田が要の物になって数日が過ぎた。
自分がどこか壊れてしまったことを、自覚はしていた。
日常がひどく遠くに感じる。
幼い頃から刷り込まれた剣道でさえ、ただ習慣だから竹刀を振っているだけで、何の感情も沸かない。
鍛えるのも、学ぶのも、要が使いやすい駒になるため。今までは眠気しか催さなかった外国語の授業ですら、理解しようと努力する気になる。
無表情で授業をしている土田は、ふと、誰かの視線を感じて窓の外を見た。
要が・・・彼の主が、こちらを見ていた。
要は土田と目線が合ったことに気づくと、薄く微笑んだ。何か言いたげに視線が揺れたが、すぐに視線を外して背を向け、立ち去った。
ガタン、と音を立てて土田は席を立った。
何事かと注目する教師と学友達。
「済まん。具合が悪いので早退する。」
土田は具合が悪いとはとうてい思えない、しっかりとした口調で言い切って、やはり具合が悪いとはとうてい思えない足取りで教室を出た。
要・・・
土田の頭にはそれしか浮かばない。
要の周りだけに世界が在る。
美しく、残酷で、悲しい彼の主。
護りたかったのに護りきれなくて、彼の心はさらわれてしまった。
いや、壊れていることに関しては自分も同じなのだが。
土田は裏庭に来ていた。
桜の老木と、それに絡まる蔦薔薇。
ひどく紅いその薔薇の木の下で、要は犯されて、物のように置かれていた。
その時のことを思い出すと、土田の身体には熱い欲が走る。
要の身体を知ってしまってからは、より明確にその姿が脳裏に浮かぶ。
それだけで、体中の血が集まってゆくようだ。
「土田さん?」
薔薇の木の陰から、要が顔を出した。
やはりここにいたのだ。
「ああ。なんの用だ。」
授業中、要が自分を呼んだような気がした。だから来たのだ。
「え? 僕、呼んでませんけど?」
それは事実だ。ただ、自分が要に会いたかったからそう見えただけなのかもしれない。
要はくすくすと笑う。
「でも、じゃぁ、手伝っていただけますか?」
見れば、要は手に鋏を持っている。
「咲き終わった花は、すぐに摘まないと木に良くないんですよ。」
要は目の前の花の茎に鋏を入れた。
瀕死の薔薇は目が醒めるほど紅い。その、惹きつけられずにはいられない危うさは要に似ている。
要は手に持つ、紅過ぎる薔薇の枯れかけた花びらに唇を押し当てる。
「お疲れ様でした。次の花のために、もう休んで下さいね。」
いとおしそうに薔薇を見つめる要。
摘み取られる薔薇が、駒でしかない自分と重なる。
いつか、要にとって不要になった時、要はこんな風に自分を摘むのだろうか。
土田は要に近づいて、薔薇ごと要を抱きしめた。
土田と要の身体の間で、瀕死の薔薇はその最後の花びらを落とす。
「土田さん?」
不思議そうな要の声。
土田の中で、自制心の崩れる音がする。
要だけだ。自分の世界は。
要がどんな表情を浮かべようと、どんな言葉を紡ごうとも、どんな行動を起こそうとも、自分は要から離れることが出来ない。
「要、要・・・」
熱に浮かされたように呟く土田を見上げ、要は薄く笑った。
ひどく優しく、そして冷たい表情だった。
終わってない(笑)
意外に長いぞ7行分なのに。(笑)
いやもう、この曲良すぎっ!!!(力説)
7行目まででツボにドスンときたのは、目が醒めるほど紅過ぎる瀕死の花をちぎって口付ける、という意味の歌詞。
(ちっ。引用したいぜ)
も、即効で薔薇の花と要ちゃん浮かびましたからね。
他にも好きなフレーズが一杯!
がんばるぞーーー。