テレカで行っとけ!


今更ですが、テレホンカードの絵柄、すごく良いですよねーーー。(うっとり)
色気がある。
なんとはなしに、陵辱編テイストだと思ってしまうのは、私だけ?
そして、「遊郭テレカ」と評されているのを見て、やたらと頷いてしまったり。
う。そう言われるとそう見える。
売ってるのか買ってるのか微妙だけど、誰も彼も売ってるように見えるのは私が腐っているからか(苦笑)

受けるイメージを取りとめなく文章にしてみました。
かなりオリジナル設定?
もしも、あのイラストの公式設定が出たら、ここのSSもどきは笑って鼻息で飛ばしちゃって下さい。


月村幹彦


 抱くのも、抱かれるのも、別になんとも思わない。
 それは何の感慨も感情も抱かせる行為ではない。
 いや、性行為に限らず、すべてにおいて、自分は現実から遠い。
 だから、死さえも、どうでもよかったのだ。

 幹彦は足元の、今はただの物体になってしまった人型のものを見た。
「一緒に死んで欲しい。」
 その言葉に頷いたのは、別段好きだったからではなく、それもいいかと思ったから。
 ただ無為に時を重ねるより、そうすることで誰かがうっとおしい限りの情熱を昇華できるのなら、それもいいかと。
「最期に、もう一度。」
 求められて、襟をはだかれ、白い肌に唇を寄せられて。その結果。
「やはり貴方を殺すなど出来ない。」
 感極まったように泣き出して、そうして、勝手に一人で死んでしまった。

「さて。」
 これをどうしたものか。
 しばし考えて、そして考えるのをやめた。
 自分一人で運ぶのは大義だし、そうする義理も無い。
 いずれ他の者が来れば、その時に事情を説明すればいい。

 幹彦はくつろがされた襟をそのままに起き上がり、パイプに火をつけた。
 独特の香りを胸いっぱいに吸い込むと、多少なりとも気が楽になる。
 煙がゆるゆると立ち昇ってゆく。
 朝は、まだ遠い。それまではこれと二人きりらしい。
 別段、怖いとも思わない。
 ただ・・・
 本当に、どうでもよかったのに。
 ふと、笑いたい気分になった。自分は死にたかったのだろうか?

 笑いの表情を形作るのは久しぶりだったから、幹彦の顔に浮かんだのは口の端だけの微笑になった。


この方の、ただでさえ退廃的なイメージに、イラストが加速をかけまする。
着物の柄、蜘蛛だしね。
捕らえられてしまう人が続出なんじゃないでしょうか?
男相手の男娼だろうが女相手のホスト(?)だろうが、好きにしてっ。という感じ。
あえて相手の性別は不明に。というより、男も女も寄って来て、勝手に死んで行くイメージがあるんですけど?(苦笑)


火浦あずさ



「可愛いねぇ」
 なんて貧困な誉め言葉なんだろう。
 あずさは内心、目の前の、目を細め、鼻の下を伸ばした顔に手を張りたくなった。
 そんな台詞は言われ慣れている。
 実際、自分は可愛いと思う。
 でも、張り手など食らわせたりしない。
 大事なカモなんだから。

「ふふ。」
 あずさは、自ら着物の肩を落とす。
 白い華奢な肩が露になって、それを見る目が大きく見開かれる。
 他愛も無い。
 本当はこんなこと大っ嫌いだから、相手は少なければ少ないほうがいい。

「ねぇ・・・」
 鼻にかかった声をだす。
 相手の顔が紅潮して、鼻息が荒くなる。
 下品な奴。
 思わず、といった風に、相手の手が伸ばされる。
 あずさはとっさにそれをかわす。

「僕、高いよ?」
 相手は1も2も無く、ただ頷くばかり。
 内心の嫌悪感を隠して、あずさは笑みを浮かべた。
 誘うように。そして、蔑むように。


このあずあずは誘い受け! と、とっさに頭に浮かぶ私。
買いにいきますとも。(笑) 蔑まれようとも。(苦笑)
この子の背景の縦格子が、いかにも遊郭、と思ってしまうんですけど?
目の錯覚でしょうか? 脳内補完でしょうか?(苦笑)
男だろうが女だろうがメロメロになって買いに行く。そして金の切れ目が縁の切れ目(苦笑)
可愛くて残酷なイメージがありますの。


水川抱月



「まったく・・・」
 抱月は彼の足元でしどけなく眠る姿を見ながらため息をついた。
「まったく・・・。僕なんかのドコがいいんだろうねぇ。」
 最初は、遊びのつもりだっただろうに。
 どうやら本気になってしまったらしい。
 異人の自分に本気になれば、色々と厄介事が待ち構えている。
 いや、異人だからというだけでなく・・・。

 何処まで行けるだろう。
 体力、財力、なにより気力。
 抱月は冷静に分析をはじめる。
 いずれ、離れて行くだろうが、今だけは利用出来るのかもしれない。
 それはどのくらい? どんな風に? 何処まで?
 
 乱れた着物を正そうともせず、そんな事を考えてしまう自分が、ひどく浅ましい。

 足元から聞こえてくる、安らかな寝息。
 好ましく、思うけれど。
 自分とは異質なのだ。

 抱月は静かに、いつまでも寝顔を眺めていた。
 それが救いであるかのように。



水川センセ、アンニュイ。 なーんて、まず思ってみたり。
あれっすか。異人さんが遊郭にいて、相手は見受けできるほど金持ってるわけじゃなく。
一緒に逃げようと言ってはくれるんだけど、水川先生は冷静に分析しちゃったり。
それか水川は普通に異人で(?)、相手がいい所のお坊ちゃんorお嬢さんとかね。(相変わらず、相手は男でも女でもいいのだ)
私の中の水川イメージが「すれた大人」なので、こんな感じに。


木下真弓



「来てくれたんだ。嬉しい。」
 真弓は柔らかな笑みを浮かべた。
 この人は優しい。
 可愛がってくれて、色々買ってくれるし、色々食べさせてくれるし、それに・・・綺麗だと言ってくれる。
 確かに、体が目当てなのかもしれない。
 けど、あいつみたいに、その時の自分を汚らわしいとは言わない。
 綺麗だと・・・そう言ってくれる。
 だから、あいつより全然まし。ううん。むしろ・・・好きかもしれない。

「この子達も、貴方のこと、好きだって。」
 真弓は指の上に留まっている蝶を、そっと持ち上げた。
 そんな真弓を見ても、この人は顔色を変えない。
 ちゃんと、優しく微笑んでくれる。

 自分の気持ちを紡ぐのは下手だから、代わりに着物を落とす。
 まだ幼さの残る肩と胸の線に、この人は誰を重ねているのだろう?
 でも、それはどうでもいい。
 今だけは、自分を可愛がってくれるから。


真弓、どうしたその笑顔?! とか驚いたのが最初。(苦笑)
こんな、退廃的テイスト満天なイラストにおいて、その邪気無い笑顔はどうしたことか。
向いているってこと?(爆)
ええと。(取り繕う) 真弓の背景の縦格子が、遊郭にしか見えない私はどうだろう。
しかも、あずさと同じ遊郭だったりして・・・なんて思ってしまう私もどうだろう。
きっとあずさの家が潰れて、二人とも売りにだされてしまったのね、なんて脳内設定作っちゃう私もどうだろう。


金子光信



 しまった。つい寝てしまった。
 今日は、ことが済んだら早めに引き上げようと思っていたのに。
 こいつが些か激しすぎたせいだ。
 光信は隣を横目で見た。
 思ったより体力を使ってしまったらしい。

 まぁ、別段、遅くなっても何か言う奴はいない。
 むしろ、喜ぶかもしれない。
 身の置き場所に困るのは、今に始まったことじゃない。

 さて、朝までまだ間がある。
 どうしたものか。

 ふと、思いついて、光信は髪をかきあげ、片手の指を舌で舐めて濡らした。
 こいつのせいなのだから、こいつに責任を取ってもらおう。

 布団を剥ぎ取って、まだ眠りの中にいる体をまさぐる。
 最初はまるで反応が無かったのに、次第に息が上がってくる。
 面白い。
 光信の顔に笑みが浮かんだ。
 もっと、俺を楽しませてくれなければ。
 再び光信は自らの指を舐めて濡らす。
 より敏感な場所を探りはじめる。
 反応を返す場所をしつこいくらい撫であげると、とうとう目を開いて光信に文句をつける。

「いいじゃないか、このくらい。」
 くすくすと、笑いながら光信は顔を上げた。
 まだ、朝は遠い。楽しまなければ損というものだった。


放蕩ドラ息子(苦笑)
誘ってるよ。あの目、あの舌、あの指はっ!
一番エロいイラストだと思うのだがどうだろう。
彼に関しては、売ってるっていうより買ってるor遊んでる。
相手は男でも女でも。(相変わらず) 楽しければそれでいい。みたいな。


土田憲実



 遅い。
 憲実はいらいらとして、刀に手を伸ばした。
 慣れ親しんだ重さに、心が落ち着く。
 ひとつ息を吐いて、憲実は座り直し、刀を肩にかけた。

 あの人はどうしたのだろう。
 約束の刻は過ぎている。
 やはり来ることが出来ないのか。それとも途中で何かあったのか。
 今すぐにでもこの部屋を飛び出して迎えに行きたい。
 けれど、それは叶わない。してはならぬこと。
 今は待つことが自分の最善の方法なのだ。

 わかってはいるが、やはり辛い。
 憲実は今一度、刀を握り締める。
 護るための力。敵を屠るための力。
 この刀があれば、自分はあの人を護ることが出来る。
 鞘の中の刀身の刃の模様まで思い起こすことが出来るほど、自分の傍に常にあった刀。
 自分の分身。

 けれど、自分が護れる範囲は決まっている。
 力で護れるのは、力に対してのみ。
 いつまでも、何処までも、ただ一人だけで護りぬくことは、不可能に近い。
 たとえ今、あの人が自分の元へ来てくれても、いつか、あの人は去らざるを得ないだろう。
 それでも。わずかな時間だろうと、一緒にいたい。
 こんな強い気持ちを抱くのは初めてだ。
 そして、こんな強い欲も。

 手の中の刀が、重さを増したように思えた。
 まるで自らの存在を誇示するように。
 自分を使えと。

 いつか。
 いつか、自分はその道を選ぶのだろうか。
 あの人を渡すくらいなら、いっそ・・・。
 その先にあるものが破滅でしかなくとも、失う辛さに比べればはるかにマシに違いない。

 自覚無く刀を揺らしたようで、不意に鍔の鳴る音が部屋に響く。
 その音で憲実は我に帰る。
 まだ、あの人に会えてもいないのに、何を馬鹿なことを考えているのか。

 夕闇の近づく部屋の中、ただ待ちつづける憲実の目は、次第に冥い色を帯びてゆく。


やはり贔屓か?(笑)
土田ってば襟乱れてなくて残念ーーー(殴>自分)
でも、目がやさぐれてて、そこはかとなく耽美テイスト(?)なのがグーーー(バカ?>自分)
武士かな〜。用心棒かな〜。
身分違いの恋しちゃってるイメージがあります。


日向要



 夜中に喉が乾いて要は目を覚ました。

 さっき、喉にも体にもそれを浴びて、飲んだのに。
 それは、あれと似ているけど、あれじゃない。
 だから、要は満たされない。

 しどけなくはだけた着物をそのままに、常備してある柘榴に唇を寄せる。
 一口噛んで、甘い汁を喉に落とす。
 でも、喉の乾きは癒されない。
 これは、あれに似てるけど、あれじゃない。

 本当は、わかっている。
 自分の乾きを癒すのは、あれしか無いってことを。
 あれをいっぱいに喉に受けることが出来たら。
 あれの香りを吸って、温度を確かめ、味わって飲み込むことが出来たら。

 想像して、要はうっとりと微笑んだ。
 一度だけ飲んだあれの味を思い出す。
 なんて甘美だったんだろう。
 その時は気持ち悪くて、吐き出してしまったけれど。今ならそんなことはしない。
 もう一度。一度だけでもいいから。

 でも、今はあれを欲してはいけないのだ。
 それはとても辛い。
 代用品で紛らわせてはいるけれど、いつか、多分、要はあれを我慢しきれなくなるだろう。
 いつかはわからない。

 もう一口、柘榴を噛む。
 紅く滴り落ちる汁。
 紅い要の唇。
 紅い襦袢。
 すべてが紅く染まったあの日を思い出させる。
 要が呪縛されたあの日。あの、紅。


 まだ、大丈夫。 まだ・・・。
 要は呪文のように繰り返し呟きながら、目を閉じた。


えっとぉ。(滝汗)
あれだのそれだのこれだの、代名詞ばかりでわけわからん。
しかも、なに? ちょびっ〇?(爆)
いえいえ(苦笑) どっちかっていうと、こ〇子の七つのお祝いに。(だっけかなぁ・・・)
昔読んだ推理小説のイメージが強いんですよ。
母子家庭で、母親が娘の7つの誕生日の朝に布団で手首切って自殺してて・・・(以下ネタバレにつき省略)

だって、柘榴ですよ? 柘榴なんですよ??(をいをい)
うわああああああん。(意味不明)




なんだか全部、暗い話っすねぇ・・・
所詮〇久、地味に、暗い話が大好きであります。
楽しんで妄想しておりました・・・っつーか、イラスト見て湧き上がりました。(苦笑)
こんなSSもどきをつけられて、草香様もいい迷惑だろう(苦笑)
これはほら、奈楽の底だけのmy設定ってことで・・・内密に・・・(は?)

薔薇薔薇TOP

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