「ねえ・・・あんた一体この薬どうするつもりよ?」

「秘密

アカデミーのとある一室。夕日をバックに怪しい会話を交わしている男女が一組。

一人はすらりとした美人くのいち、夕日紅。

そしてもう一人は顔のほとんどを覆い隠した怪しい男、はたけカカシ。

 

カカシは紅から怪しい小びんを2つ受け取ると、スッと姿を消した。

「・・・・・あいつ・・・・。」

紅は先ほどまでカカシがいた場所を見ながらポツリと呟いた。

 

 

 

危険な野望はハイリスク

 

 

 

「カカシせんせ〜!!」

ナルトははたけ邸の玄関を力強く叩くと、家の主の名を呼んだ。

 

ナルトがここに来た理由。

それは、風呂上りのナルトの元へ、いつ入ってきたのか分からないカカシの忍犬が咥えていた手紙が原因だった。

『今すぐ俺のうちへ』

たったそれだけ書かれた手紙にナルトは首をかしげながら、急いで支度をして家を飛び出した。

 

程なくして、家の主は玄関の扉を開けた。

「カカシせんせ〜いきなりなんだって・・・・・ば!?」

ナルトは玄関から顔を出した相手を見た瞬間、驚きのあまり言葉をなくした。

「おい、ナルト。」

声変わりをしていない声で急に名前を呼ばれてナルトはハッと気がついた。

「何で俺の名前知ってるってばよ!!」

「・・・・・・あのねえ〜。」

驚きのあまり腰を引きながら指差して尋ねたナルトに、

"怪しい人物"はあきれた・やる気のなさそうな声をだした。

その声に、ナルトはあることがひらめいた。

「・・・・もしかして・・・・カカシ先生の隠し子?」

「なんで恋人のお前がいるのに隠し子がいるんだよ!!

それにこの年の子が隠し子だったら俺って一体何歳だよ・・・。」

"怪しい人物"は意味不明な言葉をつむいだ。

確かに、その"怪しい人物"はナルトと背丈がほぼ一緒で年は多分12、3頃。

もしこれがカカシの子ならば、自分が覚えている限りのカカシの年で考えると

8〜10歳ごろの子になるのだ。

いくらなんでもそれはないよなとナルトは自分に突っ込みを入れた。

そんなナルトの様子に痺れを切らした"怪しい人物"はナルトのてを引っ張って家の中へと引きずり込んだ。

 

 

 

 

「・・・・ということは、"怪しいあんた"がカカシ先生なわけ?」

「そ

にこやかに笑う目の前の人物、自称カカシにナルトはめまいを覚えた。

カカシ曰く、紅から2つびんを受け取ったのだが、間違えて2つのうち違うやつを飲んでしまい、こうなったというのだ。

もうひとつはどんなものが入っていたんだ、とナルトは気になったが、それよりも・・・・・。

「なんで紅先生からこんな体が小さくなる薬貰ったんだってば?」

ナルトはどうせろくなことではないだろうと覚悟しながらカカシに尋ねた。

「あーそれはね。フフフフ・・・・・。」

話の途中で急に笑い出したカカシにナルトは鳥肌を立たせて全身で拒絶した。

「実はね〜俺さ、ナルトとキスしながらヤってみたかったのね

バカだ。

ナルトはこのとき激しく思った。

確かに、ナルトとカカシの身長差ではそういうことは難しいが、なにも薬まで飲んでやることだろうか?

ナルトは深いため息をついて今後のカカシが不安になった。

「でもさ、何で変化じゃなくて薬なの?」

「完璧主義だから!」

親指を立てて言い切ったカカシにナルトはもう何も聞く気になれなかった。

「あ、そ。じゃあ俺ってば帰るから。」

ナルトはそういってソファーから立ち上がったが、カカシに腕を捕まれた。

「あのね、何で俺が急いでお前を呼んだと思ってんの?」

「そういえば・・・・・。」

「この薬はね、高いうえに効き目が限られてるんだよ。だから早くヤルか

「ええ!?」

小さなカカシはそう言って、ナルトを抱きかかえるとすぐさま寝室へと直行した。

その足取りは、普段と違ってかなりよれよれで息荒げだった。

 

 

 

 

「う・・・・はぁ・・・ふうぁ・・・あ、あ・・。」

「こうやってナルトと目線が近くなるとやっぱりいつもと違うね

カカシは満足そうににんまりと微笑むと、ラストを促すように動きを早めた。

「や・・・かか・・はぁぁぁん!」

「くっ・・・・・。」

そしてカカシはナルトの中に欲望を吐き出した。

 

「ナルト〜やっぱり高い金出してよかったよ〜もういつもと違ってナルトの顔が近かったし〜、

なにより念願のキスエッチも出来たしね〜。」

「・・・・・・・。」

満足そうに語るカカシにナルトは冷たい視線を送った。

「なに?ナルトはヨクなかったわけ??」

違うよね?カカシは分かりきったようにナルトに尋ねた。

確かに、いつもよりカカシの顔がアップでよかったナルトだが、

認めるのがかなりムカついた。

「・・・・・・いつもより小さかった。」

「え!?」

カカシはナルトのボソリと言ったこ言葉に、ピシっと固まった。

「それに・・・・・・短い。」

「!!」

カカシは一気に気持ちがブルーになった。

それははたから見ても一目瞭然で、ナルトはいい気味だと布団を深くかぶって

眠りにつこうとした。

 

が、しかし・・・。

 

「ナルト・・・・まだ寝ちゃだめだよ。」

カカシは"地獄から復活"とばかりにナルトを組み敷いた。

「カカシせんせ!!」

「"小さい"・・・・・"短い"・・・。」

「かかしせんせ?」

ぶつぶつと呟くカカシにナルトは不安な声を漏らした。

「俺さ、こんなこと言われたの生まれて初めて・・・・・・。」

「??」

「でも安心して。俺こう見えても経験豊富だから。テクでカバーできると思うし、それに体位変えてみれば・・・・。」

「まだやる気だってば!?」

「当然。」

あっさりと言ったカカシにナルトは冷汗が垂れるのを感じた。

「ちょ、ちょっと待つってばよ!!」

ナルトはあわてて起き上がった。いつもならてこでも動かないカカシだが、今日はこの体格のせいか

いつもより簡単に抵抗することが出来た。

「なに?」

カカシは不機嫌そうにナルトに言った。

「だいたいなんで俺ばっかり突っ込まれるんだってばよ!!痛いんだってばよ!!今日は体格一緒なんだから・・・。」

ナルトはそう言って、その後自分が何を言うつもりなのか、今更ながら気がついて言葉を止めた。

「一緒なんだから?」

小さなカカシはにやりと笑いながら先を促した。

「や、やっぱりなんでもないってばよ。」

ナルトは赤面して言った。

「ふ〜ん。ナルトやってくれるんだ?やったことない童貞君が出来るのかな?」

カカシは馬鹿にしたようにナルトを鼻で笑った。

その様子にナルトはカチンときた。

「やってやるってばよ!!」

その言葉にカカシはニヤリと微笑んだ。

 

 

「ま、まず・・・・・。」

ナルトはカカシに馬乗りになるが、その後が分からず頭を真っ白にしていた。

「いつも俺がやっているようにやればいいだろ?」

カカシは言ったが、いつもただ快感を目を硬くつぶって耐えているナルトには

無知な状況で、あのときの自分の言葉を呪った。

そんな固まったナルトにカカシはイイコトを思いついた。

 

「まずは俺への愛撫だろ?」

「あ・・そうだってば!」

今やるとこだったってばよ。ナルトはそう言ってカカシの胸へ唇を落とした。

「俺そこよりも下がいいな〜。」

「え?」

下?ナルトはカカシの言葉に固まった。

ギギギと目を下の方に移すと、そこにはやっぱり・・・・。

「こ、これ?」

「そ、それ

ナルトは初めて見た他人のモノに赤面した。

「いつも俺がやってるようにやるばいいからさ。」

いつもって・・・・・。ナルトは目に涙を溜めてカカシをすがるように見た。

「やり方分からないの?」

「・・・・・・・うん。」

ナルトは力なく頷いた。

「じゃあ・・・・『教えて先生』って言ったらアドバイスしてやってもいいよ?」

カカシは嫌な笑いを浮かべてナルトに言った。

しかし、パニクッていたナルトにはいつもとの違いが分からず、ただカカシにしたがった。

「教えて・・・先生。」

「了解

カカシはニヤリと笑った。

 

「まずは口に加えてみて?」

「・・・・・ん・・こお(こう)?」

ナルトはカカシ自身を口に咥えてカカシに確認した。

「そう、それで好きなように舌を動かしてごらん?」

(好きなようにって・・・。無責任だってばよ。)

ナルトは心の中で悪態をつきながら飴玉を舐めるように動かしてみた。

 

「んん・・・はあ・・ふ・・せんせ・・まだ?」

ナルトは唾液で口を光らせながらカカシに聞いた。

「・・・・・・。」

しかし、カカシからの返答はなかった。

(ちゃんと感じてんのかってばよ!!こっちはアゴも疲れてんのに!!)

ナルトは不機嫌そうにカカシを見上げた。

「・・・・・・・くっ・・ん。」

カカシはいつもは見せない、快感に耐えて顔を歪ませかすかに喘ぎ声が漏れていた。

ナルトはその様子に体が泡立つような感覚に襲われた。

「ナル・・・も・・でる・・・。」

「え?」

そう言った瞬間、カカシはナルトの口に欲望を吐き出した。

 

 

「ケホ・・ケホ・・・。」

「ナルト〜大丈夫?」

カカシはすまなさそうに笑ってナルトの頭を撫でた。

「なんてことないってばよ。それより次は何したらいいの??」

ナルトは目に涙を浮かべながら咳き込んでカカシを見上げた。

その顔のかわいいこと、かわいいこと。

カカシは思わず欲望を吐き出した自身が立ち上がるのを感じた。

(ナルトだったらって思ったけど・・・・。)

カカシはナルトを押し倒すと自身をナルトの蕾に突きつけた。

「ちょッ!!カカシ先生!!今日は俺が・・・・。」

「だめ!もう我慢できない。しょせんナルトは受けなんだよ!!」

「はあ??」

カカシはそう言って自己完結するとナルトの中へ挿入した。

「カカシせ・・・あ・・ああ・・ハァ・・・ん。」

「ナルトはやっぱりこうやって喘いでいる方が似合ってるよ。」

「やあ・・・はあ・・・ひゃあ・・・ふ・・。」

カカシはそう言ってナルトを突き上げた。

「こんな顔俺以外に見せるなよ・・・・・・。」

カカシはそう言ってナルトの最奥を突いた。

「ああ・・・んん・・。」

「・・・・・・っ。」

そして2人とも同時に達した。

 

 

 

 

「カカシ先生のバカ!!!」

「そんなこと言ってもね〜。」

今なお小さいカカシはシーツに包まったナルトを見ながら呟いた。

「俺ってば男としてキヅツイタってばよ!!」

ひーんとナルトは更に勢いをつけて泣いた。

「大丈夫。ナルトは一生俺の恋人だから、一生童貞予定だし!!」

「そんな予定勝手に立てるなってばよ!!」

「ん?じゃあ何?ナルトは浮気する予定なわけ?」

カカシはとたんに不機嫌そうなチャクラを放った。

「べ・・・別にそういうわけじゃあないけど・・・。」

ナルトは口ごもり、赤面しながらシーツの端からカカシを見た。

その様子にカカシは満足そうに笑うともう一言付け加えた。

 

「それに俺、ナルトの爆弾発言のせいで"6●"もやってないしね〜

 

意味の分からないナルトはただ首を傾げるだけだった。

 

 

 

 

その後、いつまで経っても元に戻らないカカシは『ナルト愛護教団』によって真意が解明され、

かなりの手痛い仕打ちを受けたらしい。

 

 


この小説の作者、変態一歩手前のこまちです。

今回のお持ち帰り小説。1000HITの感謝を込めて心を込めて書いたのですが・・・。

間違ったらカカナルがナルカカになるとこでした。

ほんとは書きたかったんだけどね。そこまでの勇気がありませんでした。

い、痛!!石投げないでください!!いで、いで!!

ちょ、ちょっと!!クナイ投げるのは反則・・・・・。

 

ということで、これからも裏をよろしくお願いします。

(黄色は変態色や、危険色らしい・・・・。私は・・・・・・。)

 



中華楼のこまち様のところでお持ち帰り企画をされていたのでいただいてきちゃいました。

もう、笑わせていただきました〜〜

特にナルちょのセリフ!

「小さい」に「短い」……って、そんなこと言ったらカカシにリベンジで何されるか〜〜(@_@)

ぜひぜひ次は●9で……爆(゚o゚)


こまち様、ありがとうございましたvvv



ブラウザを閉じてお戻りください



Gポイントポイ活 Amazon Yahoo 楽天

無料ホームページ 楽天モバイル[UNLIMITが今なら1円] 海外格安航空券 海外旅行保険が無料!