『サンクチュアリ』 第1部:「君のとなり」 あとがき ここまで読んでくださってありがとうございます。 この『サンクチュアリ』は、サイト開設時から連載していたものでした。 その頃から遅々とした進行速度ではあったものの、第5話までは順調に(?)更新できていたのですが……。 第6話に至って、こんなに遅くなってしまって本当に申し訳ありません。 待っていてくださった方がおられましたら、心から謝罪と感謝を申し上げます。 この第6話が、第1部の最終話となります。 最初は、第1部、第2部……と分けるつもりはなかったのですが、長くなりそうだったし、話の丁度良い区切りでもあったので、こういう形になりました。 第1部は、智成と恭平が出逢って、一緒に暮らすまでの経緯を書いた話です。 まったくといって良いほど、恋愛要素がありません(汗) 恋愛になる前の、そのまた一歩手前くらいの感じかなと。 第1部で書きやすかったのは、智成と恭平の会話シーン。 ひたすら優しい恭平を書きたかったので、智成と話している時の恭平を書くのはすごく楽しかったです。 逆に書きにくかったのは、叔母さんとの話し合いのシーン。 話の流れ上仕方ないとはいえ、叔母さんが悪役みたいになってしまって……。 この話では、優しい空気っていうのかな、そういうのを出したかったので、辛かったです。 でも結局、悪役にはしきれなかったみたいですね。 いずれまた再登場する場面もありますが……その時にどういうふうにしようかと思案中です。 ……その前に、恋愛面を……! ですけど。 智成も、恭平も、惣一も、そして叔母さんも、皆大切なキャラクターたちです。 これからも、大事に大事に書いていこうと思います。 第2部のタイトルは「二人の狭間で」 遅まきながら、ようやく恋愛編に突入します。 第1部で恋愛面を書けなかった分、これでもかというほど書けると良いなと思っています(……思っているんですけど……どうなることやら……/汗) 第2部も、よろしくお付き合い頂ければ幸いです。
2005/01/22 立花真幸 拝
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