ふらっと岡山城 2011/01/19(水)
ある有名な登山家は「何故山に登るのか」と問われてこう答えたといいます。「そこに山があるからだ」。
全く関係ない話から始めてみました。さて、いつも近くまで行っているのに訪れたことのなかった後楽園へ足を伸ばしてみたのでその結果を。
用事が済んだのが五時前で、岡山駅からバスに乗っている間に五時になっていました。まだギリギリ日が暮れてない!
冬季営業時間ェ……。
仕方がないので岡山城へ向かう。古陶館なる休憩所も閉まっていました。
旭川を渡っていると夕暮れにライトアップされた岡山城が目に入ります。
ちなみに天守は戦火で焼失したためこれは鉄筋コンクリート造りで再現されたものです。
岡山城は宇喜多氏から小早川氏、そして岡山藩主池田氏へと城主が変遷しています。
廊下門前から。現存する当時の建物、月見櫓と石垣。この辺から画質があやしくなってきます。
廊下門。写真では明るいですが、実際は六時前でかなり暗くなってきていました。
廊下門をくぐってすぐ。
表書院跡。なんにもないだだっぴろい広場です。間取りを地面に表示してあります。撮り忘れた!
江戸時代に改築されるにあたって埋められた初期の石垣。結構な鋭角具合です。
月見櫓。城内外で造りが違って見えるのはよくあることだと知りました。
穴蔵。瀬戸内海の島の石を使っています。質がいいらしい。非常用の食糧貯蔵庫だったのでは、とのこと。
まんまるい満月が昇ってきました。ちょうど表書院の東に天守が位置していて、絵画のような風景におもわず見惚れてしまいました。
三脚なしコンデジと私の腕ではこれが限界。月がぽっかり模様も見えていたのまで見たまま撮影しようと思ったらカメラの腕だけでなく、カメラ自体もいいものにしないといけない気が……。
不明門を通って天守前へ。実際の暗さは二枚目くらい。街灯がないのではっきりいって、怖い。ヘッドホンから音漏れするくらいガンガン音楽かけて乗り切りました。
じゃじゃーん! 黒塗りの下見板をしていることから烏城と称されます。外壁の黒い城は松本城や熊本城も有名ですね。
なんか緑がかっているのはライトのせいです。時間が時間なのでもちろん中には入れません。展示品があるのと、後楽園を眺められるそうなので鉄筋でも登りたかったです。すぐ前の広場に礎石をそのまま移してありました。
表書院跡の小さい池もガッチガチに凍っている冬の夜。鼻を真っ赤にさせて退散退散。
これも月の光力が強すぎて失敗。夜景をきれいに撮るのはどうすればいいんだ……。
おまけ
瀬戸大橋渡って行きますよー。
貨物船走る。漁船から客船、タンカーに用途不明の不思議な形をした船までいろんなものが行き交います。
奥は岩の島、手前はブイ(航路の目印)。風が強くて浪が荒れ模様でした。
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2011/01/20
天王屋よしわたり