12星座に質問
「もしも愛する人が死んでしまったら」→死亡フラグに続く(嘘
牡羊
「え………
か、考えたことなかった……
…お、俺……そんなこと考えたことなかったよ………
……………………………
いまちょっと考えてみたんだけど、よくわからない
だって、その人が居てあたりまえ、生きててあたりまえ……
これからもそうだって、いつか遠くに離れることがあっても
死ぬなんてことはないんだって…なんでだかそう思ってたから……
………ごめん、なんだかすごく嫌な気分だ
…ぐ……気分が悪くなってきたから帰って寝る……」
牡牛
「はぁ…また、なんでそんなことを聞くんだか
こんな質問したくなるような何かがあったのか?
あまり考えたくないことだな、こういうことは
そんなこと、想像するだけで恐ろしい
確かに、いまは危険な世の中かもしれないが
俺の人生設計としては、そんな世の中をなんとか乗り越えて
最後は二人とも大往生、どちらが先でも笑って見送ろうと
そんな夢というか約束もあったりするわけで
そういった意味での死後を考えるなら、おたがい幸せだったなと言えるように過ごし
もし相手が先に逝ってしまったのなら、安らかな眠りをと祈ろうか……
この話はあくまで俺の理想だが、そうなるよう努力はするつもりだ」
双子
「葬式どうしようか……なんてねw
今そこまで好きな奴いないしー…いまいち想像できないよ
そうなったらそうなったで……うーん、どうなるんだろ?
え、やっぱすっごい泣くとか?俺が?ちょ、それはありえねーわw
いやいやいや、こう見えて俺ってけっこう強い子よ?
泣くとかないないw少なくとも人前ではないね
死んじゃったんなら、もうどうしようもないじゃん
俺が泣いて生き返るんなら、いくらだって泣いてやるけどさ」
蟹
「そんなこと、考えたくない……
それは、悲しいけど…死ぬことを考えて人を愛せるの?
よく、出会いと別れと言うけれど
別れることを考えて付き合っていくなんて、悲しくなるよ
もし、万が一、いい?万が一だからね!
万が一愛する人が死んでしまったら、僕には立ち直る自信がない……
考えただけでこんなに悲しいのに、本当にそんなことになってしまったら
僕はどうなってしまうんだろう……?
考えてもどうにもならなくて、泣くしかない?
これからのことなんて考える余裕もなさそうだ……
悲しみの深さを満たすくらいの涙を流しても
後悔を……何でもないことでも悔いて悔いて、また泣くんだろう
泣いて…とにかく泣いて……みんなを心配させるだろうね……」
獅子
「許さん!俺を残して死ぬなんて!!
死なせるものか!あいつが死にたいって言ったって死なせるもんか!!
何が死んでしまったら だ!あり得ん!!あり得ないだろそれは!!
俺がそんなこと許すわけがない、馬鹿馬鹿しい
なにが質問だ!そんな質問の答えは決まっているだろ!!
そんなことはない! だ!!!
俺より先に死ぬことはない、俺が死なせない
ただし俺が死んだ後は許す、死んでもいい
まー、俺が死ぬこともないが
そう簡単にくたばる俺じゃないからな、俺に愛された奴は幸せだ」
乙女
「…………………………
………………………………………
………………………………………………………………
…………愛する人が、なぜ死ななければならなかったのかを考えて
………悲しんで……泣くか、怒るか、両方か………」
天秤
「酷いことを考えるねw死んだらって、勝手に殺すなよw
第一、どういった状況で死んでしまうかで話は違ってくるし
あらかじめ死期がわかっていれば、できるだけ傍にいたいと思うし
最後まで見守っていてあげたいよね
それで、もしも別れが突然だったら…難しいね
もっと一緒に居たかったって後悔もするだろうし……
でもねえ…それも、運命かな…なんて思うかも
人生どうなるかわからないし、避けられない運命っていうの?
俺も翻弄されちゃうのか…とか、冷めた感じになっちゃうのかな……
………まあいいか、この話は終わり!
こんなことばっかり考えてたら禿げちゃうよ」
蠍
「一緒に死ぬ
彼の居ない世界で、俺の生きる意味はない」
射手
「愛する人が死んだら……とりあえず、旅に出るかな?新しい出会いを探してさw
それにもしかしたら生きてるかもしれないし?
あいつとどっかでばったり会ったりするかもしれないし?ww
……もしそうだったらいいのになーって願いながら旅するよ
こればかりは仕方ないからなあ…死んだら悲しむしかないよなぁ
でも、向き合うことができずに逃げ出すかもな……
忘れたいけど忘れられないし、逃れられるなら逃れたい
乗り越えられればそれが一番良いんだろうけど、どうだろ?
ま、それでも忘れないよ、たぶんずっと
だってさあ、忘れて繰り返すのはもっと辛いだろ?」
山羊
「愛する人が死んだとしても、自分は生きなければならない?
…………辛い
が、それも人生だ…受け入れるしかない
俺がその人を最後まで愛し抜いたのなら本望だ
……そうであったなら俺は後悔などしない…と思う……
もしかしたら泣き喚いて誰かにすがりつくかもしれないし
先に逝ってしまった人を恨めしいと罵るかもしれない……
実際どうなるかはわからない……
それでも俺は、そう思わせてくれた相手と巡り会えたことに感謝するだろう
失って得られることもあるはずだ……」
水瓶
「死んだって言うのは、どういうことかな?
心が?身体が?何も残ってないの?
僕ならきっと生き返らせてみせるよ
人の死というものが、どれほど重要なんだろう
死ってなにかな?完全な死ってなんだい?なぜ死ぬ必要があるのかな?
人が永遠に生きたっていいじゃない
今まで、どれだけ不死を願った人達が居たと思う?
誰だって一度くらいそう願うことはあると思うけどねぇ
僕もそうだよ、生きていられるなら、何も人間のままでなくてもいいんだ
だから愛する人が生き返るのなら、人の身体でなくてもいい
人が死ぬっていうのが変えられない運命なら
僕は人間でなんかなくてもいいよ、だってその方が幸せだろう?
なのに不死になりたいって言う人達は、人間のままでいたいんだって!
はは!そんなことは無理なのにね
どうも人間は人間だからこそ生きたいと願う生き物らしい
だからといって、僕はそれが愚かだと思わないけどね
だけど僕は生き返らせるよ、愛する人には生きて欲しい
愚か者、冒涜者と罵られても気にしないさ
なぜなら、僕は僕を納得させるだけの理屈を考えついてしまうだろうから」
魚
「そ、そんなこと聞くなよーー!
そりゃ悲しいに決まってるじゃないか……
もしもそんなことになったら僕は…僕は……
ううううぅぅわわわわああああああああんん!!!
……ああでも僕が悲しんだら彼はもっと悲しいだろうから
僕は泣かないように……泣かな……
……う…ぅぅぅ……ゎぁぁぁぁぁああああん!!!!!
なに!?悲しいときに泣いて何が悪いの!!?
悲しいときに悲しまないでいつ悲しむんだよぉ!!
し、死んじゃやだぁ……グス……ヒック……」