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1970年代、冷戦のまっただなかで両陣営の兵器開発が日々着々と進む中、ソ連スホーイ設計局の設計したSu-24は産声を上げました。 これまでのソ連機に無い、大型かつ可変翼を供えたこの機に付けられた西側のコードネームは「フェンサー(剣客)」 最新の電子機器とそれらの有機的な運用を可能にした統合型コンピュータを搭載。強大な搭載量を備え、さらに早期発見が困難な全天候での低空侵攻能力を持ったこの機は正にアメリカを中心とした西側諸国の喉元に鋭利な刃を突き立てうる存在だったのでした。 フェンサーE型は攻撃兵装の代わりに地上とのデータリンクも可能な偵察ポッドを搭載した侵攻偵察機です。 |
サイドバイサイドのシート構成や可変翼、機体規模等、Su-24より早くに登場したアメリカのF-111の模倣とも言われるフェンサーですが、なるほど似てますね(;´Д`) パッと見似つつも、やはりソ連機(ってよりスホーイ機)は無骨!頑丈そう!でF-111より魅かれるものがあります。 |
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