プチポップン劇場 〜遊園地にて〜


スマ「ねえねえ今度アレ乗ろうよ〜」

そう言いつつスマイルが指差したのはメルヘンランド(遊園地名ではない)でも有数の絶叫コースターだった。

ユ「ふむ・・・そうだな・・。」

ア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ユ「・・・・・・・・?アッシュ?」
:
ア「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

アッシュは汗だくになってその乗り物を凝視していた。

ユ「どうした?アッシュそんなに暑いのか?(素)」
ス「違うヨユーリ〜。

アッス君はね〜

(ニヤニヤ)

絶叫系がダメなんだよね〜!!」

↑強調

ア「そ、そんなことないっス!!」

ス「じゃあその汗はなんなのさ。」

ア「こ・・・これは・・・」

ユ「なんだアッシュそれでも男か」

ア「狼男ッス!!!」

ス「屁理屈になってないよ!!(ゲラゲラ」

ア「ほ、ほら他にも乗り物なんていっぱいあるじゃないッスか!!
そ…それよりもオ、オレコーヒーカップに乗りたいッスね〜。」
ユ「何故ドモる・・・・?」

ス「平日でもないのにここがこんなにすいてるのなんて珍しいんだよ〜。
なのに乗らないなんてもったいないでしょ?」


ユ「だそうだが・・・?・・・?アッシュ?スマイルアッシュはどうした?姿が見えないが…。」

ス「アレ?ほんとだ〜」


ユ「まったく手のかかるやつだな・・・」

ス「ね〜?」

といいつつアッスを探しに行こうとする2人
(愛)

そこへ

どこかで見たようなトラックが・・・。

ス「あれ〜?」

そのトラックにいち早く気づいたのはスマイルだった。

ユ「どうした?」
ス「アレ見たことない?」

ユ「・・・・・あのトラックは・・・・」
ス「結構頻繁に見るよねえ?」
ユ「そうだな・・・」


トラックをまじまじと二人が見ていると、作業着を来た人間が

一匹の犬を

そのトラックへ載せようとしているではないか。


いやがる犬。


それはどこからどう見てもアッシュだった。


ユ「ア・・・アッッシュ・・・!!!?」
ス「あ〜あ。こんなとこで犬になるなんてね〜。ヒッヒッヒ…」
ユ「笑ってる場合か!行くぞ!」
ス「しょうがないなあ〜」

かくして犬は保健所に行くことなく遊園地に引き戻されたのだが・・・

遊園地に戻ったアッシュが見たものは

地獄にも勝るとも劣らない恐怖だった・・・・・


終。



<あとがき>

ある日僕と友人のGさん(一応伏字)がメッセンジャーで絶叫系の乗り物についての話を
していた時、アッシュは絶叫系だめそうだよね〜という話が何故か出て、こういう話がで
きました。
スマはもう何度でも乗りそう。(笑
ユーリも何だかんだ言っていつの間にかハマってそうなふしがあるかもしれませんね〜。
ちなみにアッシュは犬になれば乗り物に乗らなくてもよくなると思ったのか、それともあまりの
恐怖ゆえに犬になってしまったのか。(笑





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