最近は涙装備がゴロゴロする時代になって、薬師のような後衛職でも廃装備は多くなった。
が、しかし。
見栄え追求なのか、それとも他職兼用装備なのかは分からないが、全身気合付与をしている薬師が山のように居る。
気合満載 = 徒党崩壊の危機を救う気が無い
原則的に、薬師の仕事は5点ある。
(1) 状況に応じた回復の使い分け
(2) 活身、メッキなどのサポート
(3) 神職が忙しいときに必要と認められた解呪
(4) 混沌等のアルゴ・コントロール
(5) 壊滅の危険がある際のリカバリー
旗を持った場合は「死なないこと」というのもあるが、現状では耐久付与をしたからといって死なない訳でもなく、
釣るべきものが釣られていなければヘイト関係なしに死ぬことから、実はそこまでヘイト管理は大切ではない。
( ヘイトを意識するなという意味ではないが、意味合いは伝わると思う。一番大切なのはメリハリである )
(1)〜(3)というのは出来て当たり前な行動であって、これすら出来ない薬師は薬師とは呼べない。
(4)については野良や意思の疎通が取れていない徒党でやっても"気づかれない"事が多い為、別問題。
で、問題は(5)である。
明らかに全体回復や単体回復では間に合わない、又は詠唱が飛んでいて短期間に多大なダメージが予測される。
そういう場合は完全全体回復しかない。
無駄に完全を使ってヘイトを上げる必要は無いが、完全しか立て直す方法が無いのにやらないのは、
回復を司る者として、ヤル気・・・・徒党を救う気がないとしか言いようが無いのだ。
当然、気合が3000やら3500やらあると、チャージ時間がかかり過ぎて使い難さMAXになる。
それならば知力を上げて気合回復速度の上昇 + 沈黙レジ率を上げたほうが、余程立ち回りの幅が広がるのだ。
気合量は2600〜2800で十分。
野良徒党でボスをしても、気合が切れるコトはまずない。
それで気合が枯渇するようであれば、自身が無駄に必要の無いときも全体4ばかり連打する傾向にあるだけだ。
減殺や孔雀なしの回復1( 召喚もなし )構成でも気合が不足することが無いのだから、気合管理をちゃんとすれば
気合切れを起こすことは、まずありえない。
ちなみに私の気合量は
野良徒党や、ライト層の手伝いで徒党に入ることもあるが、今まで気合で困ったことは一度も無い。
ちなみに知力は443、空の沈霧も70〜80%はレジってくれるし、気合回復速度も問題ない。
気合付与をつけないので、涙装備を作るのも比較的楽。
調整で屏風、お守り等に気合付与をつければ、頭・胴・袋への気合付与は特に必要ない。
知力が低ければ若干気合量を上げるなり調整すればOK。
そういう意味で、2600〜2800という幅で考えています。
気合量を増やし過ぎるというのは、立ち回りの幅を逆に縮めてしまう。
装備やステータスの数値を意識するのではなくて、その職業に求められているのは何であるのかを良く考えて
装備を作ったり立ち回りを考えてやると、必然的に答えは見えてくると思う。
「完全いくチャンス(気合)がありません><」というのは、大概がとりあえず全体、とりあえず単体(救護)などをして
自分でそのチャンスを作っていない( 分かっている人間から見れば逃している )だけである。
回復1主流時代、気合管理は自分でこなそう。
完全全体というのは、対人における極楽と同じで死にかけてからいっても間に合わないケースが大半だ。
理想なのは、徒党崩壊の足音が聞こえ始めたタイミングである。
危険察知能力とでもいうか、徒党が崩れる予兆を嗅ぎ分ける嗅覚が、回復職には必要。
そこが上手い薬師と普通の薬師の決定的な差であると思う。
薬師は、盾の硬さ・アタッカーのダメージ・サポートの術止め(ミス)のように分かりやすくない。
よって「誰がやっても変わらない職業」などと言われることもあるが、上手い人が使えば幾度のチャンスを作ることが出きる。
普通は壊滅してしまって「アルゴ厳しかったですね><」で終わってしまうから、薬師の立ち回りが触れられないだけだ。
尚、この話は片手間でゲームを楽しんでいる人( 戦闘の勝敗は気にしない )、薬師に生気付与しかお金をかけられない人は
対象外であります。
あくまで、ある程度装備にお金をかけている人や、勝ち負けが気になる人対象のお話。
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