小難しくしても仕方が無いので、くだいたカタチで書いてきます。
本来の意味と多少ズレる部分もありますが、本題からズレるコトはありません。
※ トロイの木馬なども「ウイルス」でまとめるなど・・・・
■ アカハック( アカウントハッキング )とは?
様々な手法で不正に相手のID、Passwordを取得し、本人になりすましてログインするコト。
不正にログインした後に、アイテムやお金を奪い取るケースが多い。
ログインパスワードを変更して、キャラそのものを乗っ取られてしまうケースも存在する。
【基本対策】 ・ パスワードの管理を徹底する。
├ パスワードを他人に教えたり、他人が分かるように管理したり、インターネット上に晒したりしない。
├ パソコンの中に記録しない ( テキストファイルに記録しておくなど )
├ winny、shareなどのファイル共有ソフトを、ゲームPC( 仕事は当然のこと )と混同して使用しない。
├ ネットカフェなどから極力ログインしない
├ ウイルス対策ソフトをインストールしておく ( 後で詳しく )
├ 怪しいリンク先をクリックしない( 後で詳しく )
└ 長く複雑で解析されにくいパスワードにする。( 後で詳しく )
■ アカハックの法的ウンチク ( MMOだけの話 )
他人のIDやPasswordを使用して故意に不正ログインをした場合は『不正アクセス禁止法』違反となる。
正式名称は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」。
但し「故意」であり「ネットワークを介して」いない限り適用されない。 例えば、パソコンにIDやPasswordを書いたメモを貼り付けていた場合、それを見て第三者がログインしても不正アクセスにはならない。
もちろん権利者が使用を承諾している場合は、第三者がログインしても不正アクセスにはならない ( 利用規約の問題は別 )。
またこれは、正規のユーザーが「正当にサービスを受ける権利」を侵害しているので不正アクセス禁止法以外の問題も発生する。
ちなみにネットゲームの仮想通貨やアイテムが「財産」と認められたケースは存在しない。
有名なメイプルストーリー詐欺事件は、「アイテム課金」型と呼ばれるMMOだった為に、
「現実のお金を払って購入したサービス(=アイテム)を受ける権利を侵害した」という理由で詐欺と認められただけで、
アイテムが財産と認められた訳ではない。
信長の野望onlineの場合、アイテムは運営会社に実際のお金を払って購入する「サービスとしての形」ではないので、
詐欺罪適用に必要な物理的要件には間接的にすら該当しておらず、奪われたからといって詐欺とするのは厳しい。
ただしグレーゾーンであるコトは確かなので、今後どういう見解がでてくるかは分からない。
余談だが、これらの行為は一部の中国人業者が行っているケースが大多数を占める。
ID・Passwordを抜き取るトラップ・サイトも、サーバは日本ではなく中国圏が多い。
不正アクセスが中国から行われている場合、日本警察はとても動きにくい為、中々難しい問題がある。
そういう場合は、まずは警察・光栄にたいして「アカウント利用権」の問題で訴えかけていったほうが動いてもらいやすい。
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