2年前、彼はNBAでやれる選手であるかもしれないといわれていた。 いま、彼はNBAでやれるはずである。 クリス・トーマスはNBAドラフト候補として2年目のシーズンに入ったが、成績を 落とし、評価を落としたが、十分成熟した選手である。 今、彼は自分がドラフトされるのにふさわしい選手であると示す最後のチャンスを 生かそうとしている。 水曜日の練習試合でも堅実なプレーを見せた。 4年生シーズンにノートルダム大学で平均14.2点だが、35パーセントのFGだった。 2年次には18.7点であり、40パーセントだったことを考えると・・・ 2年次にドラフトに参加しようと、NBAチームのワークアウトを回ったが、エントリー をやめた。 彼は結果だけにとらわれず、大学に戻ることを洗濯した。 ☆トーマス 「1、2年次にかなり過大評価されていた」 「あらゆる本にピックアップされ、多くのプレッシャーを感じていた」 「しかし時がすぎ、NBA選手になったとき、あらゆるところで顔を見られることを考えると、 そういったことも学ばなければならないと理解した」 「もう大学に戻るとかそういったことを考える必要がないので、ガムシャラにやることが できる」 「結構、受身なタイプだと認識されているが、非常にアグレッシブにプレーできている」 トーマスは2001年のスター紙のミスターバスケットボールであるが、2巡目候補選手と して今年のドラフトを迎える。 彼は個人のワークアウトで練習の質と量を維持し、頑張ってきた。 最初はキャンプの補欠だったが、あとから招待状を受けた。 西海岸に3回渡るなど、13チームのワークアウトに参加した。 ○トーマス 「あらゆるとこにいったよ」 「チームに俺を見たいといわれたら、断れるような位置に俺はいないんだ」 フロリダのIMGアカデミーで身体とバスケ能力を高めてもきた。 ☆ジョー・アブナスサー(IMGのバスケ部門のディレクター) 「彼の素早い動きはNBAのガードの平均にあると思う」 「最高に素早い訳ではないが、彼は他の選手と対等にやれるとおもって いる」 シカゴにいるスカウト陣は彼について同様の考えを持っている。 ☆ウォルシュ 「チームを動かすだけの能力と、PGとしての資質を見せて欲しい」 初顔合わせの選手が多い中でそれを行うのは非常に難しい。 ケミストリーなんてものは存在していないからだ。 しかし、トーマスは忍耐強くそれを行おうとした。 ☆トーマス 「みんな一生懸命だし、互いに協力して、お互いに理解しようと思えば、 どんどん簡単になっていくもんだよ」 「いい選手ってのは自然と上手くいくもんなんだ」