○強くなったチームへのひがみ? インディアナの成績は大きく改善された。 しかし、その評価がいつも肯定的な訳ではない。 多くのコーチ、メディアは、インディアナは攻撃的というよりも爆発的という 表現を使う。 アーテストの月曜日の事件が顕著な例だと指摘する。 ダラスのHC、ドン・ネルソンはスポーツイラストレイテッドの記事の中で インディアナのことをこう表現した。 「インディアナの守備は汚いを越えている」 「彼らは野獣だ」 ☆アイザイア 「成功しつつあるチームへのひがみにすぎない」と一笑。 「私たち(90年前半のデトロイト)も同じことをいわれたよ」 インディアナはチーム総数11個のフレイグラントファールでNBA1の (ダーティー)チームである。 ブラッドミラー、アーテストでそれぞれ4つのフレイグラントがある。 またテクニカルファールも46と多いが、一方でパーソナルファールは 対戦相手の数よりも少ない。 シカゴの両選手が加入したとき、アイザイアはこう述べていた。 「ウチには優秀なタレントがたくさんがいるが、激しいプレイヤーが 必要だった」 「だから少しだけ変革することにした」 そしてこういう。 ☆アイザイア 「インディアナにきて以来、私はいつもこういいつづけてきた」 「個性的に、価値ある、尊敬されるよい人間に」 「私はそれを示してきたつもりだ」 「他の誰かにどうこういわれる筋合いはない」 「私たちは一生懸命プレーし、お客様のお金に見合うプレーを してきている」 「なにか間違っているのだろうか?」 ☆ウォルシュ 「今までアイザイアが勝利することに関連しない指導をしている のを見た事がない」 ☆アーテスト 「アイザイアは、テクニカルファールを受けたら審判に謝れって いっている」 「彼はただ選手たちに一生懸命プレーさせたいだけだし、私たちに スマートにプレーさせたいだけなんだ」 「アグレッシブにプレーしろとはいうけど、いまだかつてフレイグラント をかませとか、相手を傷付けるようなプレーをしろなんていったこと は一度もないよ」 「正直、バットボーイズのイメージなんてつきたくない」 「一生懸命プレーしたいだけなんだ」 アーテストの行為について、レジーミラーは「本当にばかげた行為だ」 といい、一方でオニールはその行為をこういいあらわした。 ☆ジャーメイン 「あーいう行為をするのは間違いなのかな?」 「だってファンだって、あーいう行為を相手の選手達にするでしょ」 「ファンの行為は間違いじゃないの?」 ☆トラヴィスベスト(元インディアナ) 「あーいう行為は決してよくない行為である」 「しかし、アーテストの行為一つでインディアナのすべての選手を ダーティーと評価するのは間違いである」