○カメラを壊したり・・ アーテストが月曜日に行った行為、すなわちマイアミ戦でのパットライリーや 観客に行った行為はデニス・ロドマンを思い出させる。 そう。確かに2人は共通する部分が多い。 彼の多才性はインディアナがイーストをひっぱっている大きな要因だろう。 正直いえば、ロドマンの方がオフェンス面では少し上回るかもしれないが、 それでもディフェンス、そしてチームをひっぱっていく力は劣らないものが ある。 すばらしい成績だったにも関わらず、彼はオールスターのリザーブに選出 されなかった。 ロドマンと同じ理由だ。 シカゴブルズがアーテストを放出した理由も、アーテストの個性を扱い 切れなかったことがあるだろう。 月曜日の試合の問題は、まず第1Qにライリーとバトラーがアーテストが ボールデッド後にファールを加えたと抗議したこと(テクニカルがライリー ・バトラーに与えられた)から始まる。 ライリーはその後もアーテストを非難しつづけ、アーテストが反論しようと すると、「おまえに話し掛けられる筋合いはない」と言い放った。 そして4Q、アーテストがルーズボールを追いかける際にバトラーにフレイ グラントファールを加える。 その時はなにも起きなかったが、その2分後、バトラーからファールを受けた (カウント)アーテストがマイアミベンチを挑発、そしてそれに怒った マイアミACが口で挑発しかえすとアーテストが爆発。 なんとか騒ぎは収拾したものの、カウントのフリースロー後にさらに アーテストが観客に向かって中指を・・・ アーテストがこういった事件に巻き込まれるケースが多いのは、アーテストの 激しい守備に起因するものがあると思われる。 マイアミの順位が低いために、今後の試合においてのトラブルなどはあまりな いように思われるが、一方でインディアナはポストシーズンに向けての激しい 争いが待っている。 いうまでもなく、アーテストは重要な選手だ。 アーテストなしではインディアナのNBA制覇は難しいであろう。 ☆アーテスト 「いままでした行為の中で最低の部類に入ると思う」 「こういったプレーを子ども達が見ていないことを希望する」