☆もう一度 クローシェアは今シーズンインディアナに残っていると 予想した人間はどれだけいただろう。 ブレイクの後、たった3年でほとんど使われない選手に 落ちぶれた。 ここ3年で初めて怪我なくキャンプに参加し、そして 初めての子供も授かった。 だんだん運が向きつつあるのかもしれない。 しかしそれでも彼に再度チャンスがまわってくるという 保証は当然ない。 ☆クローシェア 「ここ3年はさっぱりの内容だった」 「だから今年のトレーニングキャンプは逆にやる気で 一杯なんだ」 多くの選手が再度活躍する機会を与えられる訳ではない。 ただクローシェアには7年の契約がある。 残り4年。 ファンによっては活躍していた時のHCのバードが戻り、 ACのカーライルがそれぞれ立場を変えて戻ってきたが 故に彼の年俸に見合った活躍をしてくれるかもしれない と思っている人がいる。 しかしバード、カーライルが戻ってきたにもかかわらず、 その後のトレード候補として彼の名前は議場に挙がっていた ともいわれている。 ポジション争いはかつてよりも激戦化している。 ☆カーライル 「クローシェアをどうするかは決めていない」 「彼がチームを支援でき、活躍できるのならば、他の選手 同様にプレータイムを増やすつもりだ」 クローシェアは昨年一度もスターターを勤めることはなか った。 他にスターターにならなかったのはブリュワーだけである。 シーズンを通してたった49試合しか出場できなかった。 それでも彼はプレーオフの最初の3試合、活躍を果たした。 18点17R。 しかしその3試合後、彼は出番を与えられることはなかった。 ☆クローシェア 「特にそれについてアイザイアに説明を求めたりはしなかった」 「対話というものは既に存在していなかったし、それをすれば 非難と同様にとられたろう」 長い間、幽閉に近い形でプレーできなかったクローシェアにとって コーチの変更は間違いなくチャンスである。 本人も決して自信を失った訳ではない。 かつてクローシェアを素晴らしい選手と評したバードも彼に期待を 寄せる。 ☆バード 「彼が活躍するときが来るだろう」 「オースチンはグッドプレーヤーなんだ」 「彼はチャンスをつかむつもりでいる」 「今こそ彼は自分がなにをできるかみんなに見せる時だろう」