☆チャンスを待ちつづける男 ジャミソンブリュワーにとって、3年目のこのシーズン、 なに一つ状況は変わっていない。 1年間の保証契約こそ得ているが、今年彼に去年以上の 役割がまわってくるかどうかもわからない。 全10試合で2点2アシスト。たった80分の出場。 当然プレーオフに出場することはなかった。 ブリュワーがいたにもかかわらず、チームはESPNで 解説をしていたティムハーダウェイすらも呼び寄せた。 新しいスタッフになって、彼は新しいスタップにアピール しなくてはならない。 ☆ブリュワー 「契約こそ得ているが、安全圏にいるなんて思っちゃ いないよ」 「コーチ陣だって俺のことをわかっちゃいないだろうし、 ニックネームのShawtyって名前だって知りやしないと 思う」 「限られた時間の中で自分のできることを示していかな くちゃいけないんだ」 ブリュワーはサマーリーグに参加しなかった。 NBAプレーヤーや海外でプレーしている選手達と混成 チームを組むよりも、自分自身の練習を行うことを選んだ。 ☆ブリュワー 「別にそういった選手達を軽視しているのではなく、ただ 自分のプレーを高めていこうと思った」 しかしNBAに戻ろうとするベテラン選手達と練習ができる サマーリーグはブリュワーにとってブリュワーにとって、 自分自身でトレーニングをしていく以上に大きな意味をなす ものであったと感じている。 ☆ブリュワー 「みんながポジションを狙い、戦い合う」 「自分の練習にはそういったものがなかった」 「全てが自分をよりよくしてくれるものだったような気が するんだ」 ブリュワーにはインディアナのほかのPGにはないものが ある。 6−4と大きく、優れたスピードを持つ体躯は興味をそそる。 ☆カーライル 「彼の体躯、そしてプレーに対するやる気ってものが非常に 興味を感じさせる」 ブリュワーもチャンスを探っている。 ☆ブリュワー 「たくさんのベテランPGが入ったことはわかっている」 「でもそれは俺が気にすることじゃない」 「一ついえることは、俺は準備万端ってことさ」