◎ルーキー達がすべきこと フレッドジョーンズはルーキーシーズン、仲間やコーチから 自分が理解できるレベルの多くのアドバイスを吸収した。 しかしまだそのアドバイスによる成長は彼のプレータイム 増加にはつながっていなかったが。。 実際、ジョーンズは去年の内容について、納得していない。 ☆FJ 「NBAレベルに達していれば、すぐにいい生活を得られる だけの十分なお金が得られると思っている人が多いと思う」 「でも、そうではない」 たった19試合115分。 去年の成績だ。 これ以下の出場になることだって今後考えられる。 プレーできないことはこのうえない苦痛だ。 NBAに来ようが、ルーキー達は努力しつづけなければ ならない。 たとえ1位だろうが、最低順位だろうが。 ☆FJ 「バスケをすることが生活のすべてなんだよ」 「ただ見ていることや、チームに貢献できないような プレーしかしないのは全くいいことではない」 「それはどんな選手にとっても同じだと思う」 1年の時を経たFJは今年のルーキー、ジェームスジョーンズと 去年学習したことを共有することができている。 ☆FJ 「レジーをみならえ」 「彼の行うすべてのことを実践するべきなんだ」 「フラストレーションはたまるだろうけど、JJはすぐにすべて を吸収できる訳じゃないことをちゃんと理解している」 JJはドラフトを色々な人間から似たようなことを繰り返しい われている。 ☆JJ 「いつどんな時でも自分を保っていかなくちゃいけない」 「これは試練なのさ」 「苦しいけど、がんばっていかなくちゃいけない」 「ここで挫折しちゃうと、成長の妨げになっちゃうからね」 「みんながいうことをできる限り聞いて、できる限りのことを 練習しなくちゃいけない」 「そういったものはきっと還元されるはずだしね」 聞こえはいいかもしれない。 しかしそんな単純なものではないとメル・ダニエルズはいう。 2ヶ月も3ヶ月も怪我なしでIL入りしていて、そんなに効果が 見出せるだろうか? まともに試合に出られるのなんて1年以上先であることも容易に 想像できるのだ。 とかくアマチュアからプロへ渡る際に、アマでの成績なんて ほとんど意味をなさない。 ☆メル・ダニエルズ 「私はいままで大学でのプレーをそのままNBAでやろうとして 失敗してきた選手を何人も見てきている」 「うちにはレジー、ジャーメイン、アーテストがいる」 「ルーキーで誰がここでいきなり活躍できるっていうんだい」 「1位指名も最終指名も関係ない」 「聞いて学ぶこと」 「それがNBAで成功する方法だ」 「大学時代のことなんて忘れて、今学ぶことに集中しなくちゃ いけない」 ダニエルズは全てのルーキーに3つの教訓を送っているという。 「自分が誰であるかわすれること」 「今いる場所を理解すること」 「自分以上の選手が他にもいるということを認識すること」 その言葉は今まで勝ち続けてきていた若い選手たちにとって 屈辱的なメッセージであるだろう。 しかしまた、屈辱的なルーキーシーズンなどを経験した選手に とっては、ズシリと重みのある言葉でもあるだろう。 リック・カーライルも大学高校レベルからうまくNBAレベル に移行できた選手が成功すると言っている。 ☆カーライル 「重要なことは大きな絵を描く(大きな目標を持つ)ことなんだ」 「できるだけ学び、そしてただゲームを学んでも試合にたくさん 出られるわけではないということ(そのぐらいのレベルである こと)を認識しなくてはいけないんだよ」