◎フェイスティー インディアナペイサーズのキャスター、アル・アルバートは 4年前ジェフ・フォスターのニックネームを探し、2つの単語 にたどりついた。 「活発(フェイスティー)」そして「勇敢(フィアレス)」 果敢にリバウンドを取りにいく姿にちなんでだ。 結局、「Feisty」がフォスターのスタイルに一致するという ことになった。 フォスターは開幕のデトロイト戦、11リバウンドをあげた。 重要な場面でのリバウンドはチームの勝利に大きく貢献した。 ☆ウォルシュ 「素晴らしかった」 フォスターは、ベン・ウォレス、コーリス・ウィリアムソンといった 屈強な相手達と渡り合い、ルーズボールを常に追い続け、彼のFT 2本目は試合を決定づける重要なポイントだった。 ☆フォスター 「カーライルのためにいいスタートを切れてよかった」 「シンプルに、自分たちの長所をいかしてプレーできた 結果だと思う」 フォスターの長所がリバウンドであることはいうまでもない。 たった平均10分たらずでチーム4位の118オフェンス リバウンドを獲得した。 昨年、48分あたりのオフェンスリバウンド率はNBA1位。 リバウンド率はNBA2位である。 ☆フォスター 「ボールが跳ね返るとこに俺がいたから、リバウンドが取れただけさ」 「それが俺の仕事だしね」 フォスターのリバウンド力は終盤の重要な場面で生きた。 1点差。残り40秒。 ベン・ウォレスが2度のレイアップをはずし、2本目のリバウンドを とりにいこうとしたところで、フォスターがリバウンドをつかみ、 アンダーソンへパスした。 さらにその後のミラーのシュートミスをリバウンドでつかみ、ファール を誘い、FTの1点を加えた。 ☆アーテスト 「あれは素晴らしかった」 「ホント、オフェンスリバウンドマシーンだね」 「時間さえ与えれば、間違いなくリーディングリバウンダーだよ」 ☆アンダーソン 「あれが俺たちがFeistyと呼ぶ理由さ」 「彼はいつも活発性をもってプレーしている」 「1年中、いつも必要なときに彼はボールを獲得してくれるだろう」 スタートのポラードは19分でたった2点4R。 ☆フォスター 「ポラードとは、ブラッドミラーの抜けた時間をうまく埋めていこう と話合った」 「このチームのためにしなくてはならないことはわかっている」 「リバウンドにおけるジャーメインの負担を軽くしなくちゃいけないんだよ」 ただ欠点はある。 やる気、身体能力と、攻撃力を示す能力に優れているが、シュート力だけは あやしい。 だが、ブラウンもこう評す。 ☆ラリー・ブラウン 「リバウンドが彼の武器である」 「しかしそれ以外(シュート)もそのうち伸びてくるだろう