○正反対のリバウンド王 ジェフ・フォスターはタトゥーをしていない。 そして、今後もタトゥーを入れるつもりはないらしい。 ☆フォスター 「もし俺がタトゥーをいれるとしたら、試合に出られるようになって からだし、また、みんなが見られるような場所には入れないよ」 フォスターと、とあるNBAで偉大な成績を残してきたリバウンド 馬鹿デニス・ロドマンはよく比較される。 過去7年間、ロドマンとプレーしたアイザイアもこう言う ☆アイザイア 「多くの共通点があるよ」 「ポストでの守備の仕方、リバウンドの仕方、みんなに力を与えてくれ る点、そして、リング下での得点方法とかね」 フォスターはトータルリバウンド数こそ、オニールよりも劣るが平均時間 数によるリバウンド数はチーム1である。 アトランタ戦、オーランド戦でチーム1のリバウンドを獲得した。 もちろん、ロドマンに比べると見劣りはするが。 今までフォスターは24分、ちょうど2Qぐらいの時間しか与えられていな かった。 アイザイアの方針だ。 ☆アイザイア 「NBAには、24分出しても、36分だしてもスタッツがほとんど変化しない 選手がいるんだ」 「もちろん、36分出せば、24分以上プレーしてもスタッツが上昇する奴も いる」 「私は今日のマイアミ戦でフォスターがどっちのタイプの人間なのか試す為 に多く出場させて見ようと思う」 去年、たった86分しかプレーをしていないフォスターには大チャンスである。 最高で33分しか出ていない彼にとって、より多く試合に出られた時にどれく らいやれるのかはアイザイア同様に興味深い。 ☆フォスター 「プレータイムを減らしたい奴なんていないよね」 「でも、もしチームに迷惑かけたら、俺は正直に多すぎるというつもりさ」 「しかし、そんなことは考えないようにしなくちゃね」 今、フォスターはインディアナに必要なリバウンドを与えてくれる重要な 選手に変わっている。 アイザイアがロドマンほどの腕の長さを持つ選手という期待とともに、 インディアナで自分の地位を固めようとしている。 一方の本家ロドマンは2年前LALで23試合、そしてダラスで12試合 出場した後、コンディション不良で解雇された。 しばしば、インディアナに行くつもりがあるとも彼はいう。 ☆アイザイア 「デニス(ロドマン)に興味をそそられるひとは多いだろうね」 「しかし、フォスターの成長のことを考えてごらんよ」 「止めたくないだろ?」 ☆フォスター 「ロドマンは俺の好きな選手の1人さ」 「まだ、俺なんて彼の足下にも及ばないよ」 「同じ様な特徴の選手だけどね」 確かに2人とも、テキサス州に生まれ、テキサスの小さな大学からNB Aに似たような順位で入ってきた。 フォスターはサウスウェストテキサス州立大で21位。 ロドマンはサウスイーストオクラホマ州立大で25位。 アイザイアは元デトロイトのチームメイトBill Laimbeerのようなシュート 力をフォスターに期待している。 ☆アイザイア 「もしフォスターが彼のようなシュートとロドマンのようなリバウンドを獲 れるようになれば、私のようなBad Boyになれるよ」 アイザイアは笑いながらこういった。