☆継続 多くの人々がティンズリーに関してこう語る。 「あらゆる人間を無視して、ただただ練習していた」 スリムになったインディアナのPGはトレーニングキャンプの初日、 参加していた10人の中でもっとも際立っていた選手だった。 ティンズリーは昨年195ポンドで登録されていたが、ピーク時には 214ポンドあった。 189ポンドにシェイプされた体は彼のシュートタッチ等を改善した。 ☆ウォルシュ 「全てがよくなった」 「体がよくなった、プレーもよくなった、とにかく全てがよくなった」 オフシーズンのティンズリーはインディアナ最大のミステリー だった。 ウォルシュ、バードとそれぞれ少しずつ対話を持った以外は 特に彼に関する情報はなかった。 ティンズリーはカーライルとも月曜日まで話をすることは なかった。 ウォルシュでさえ、ティンズリーに接触できないような 状態だった。 ウォルシュはそんなティンズリーに苛立ちを覚えていたが、 そんなものは月曜日にティンズリーを見た瞬間、消えていた。 ☆ティンズリー 「仕事に集中していただけさ」 ティンズリーはアトランタで、コンディショニングコーチ、 およびシューティングコーチとともにこの夏をすごした。 彼はジャンクフードを鶏肉やチーズ、魚、野菜に変えるなど のコンディショニングプログラムを使用した。 ☆ティンズリー 「最初は大変だったけど、続けていて体重が減っているのが 実感できた時には喜びに変わっていたよ」 「本当にいい体になっていると感じている」 カーライルも素晴らしい状態に見えるといっているほどだ。 しかしティンズリーに対して懐疑的な目を向けるファンも 多いだろう。 去年も今年のように体を絞ってキャンプを迎えた。 しかし、母親の重体、そして死により、何試合か休んだことも あるが、彼はみるみるうちに太っていった。 しかし今年は違う。 自分のシェフを雇い、今まで当たり前のように続けていた 寝る前のルームサービスによる間食をやめるつもりだ。 ☆ティンズリー 「この状態を保っていけば、ダレも俺を止められないかも しれない」 昨年の終盤での不調はチームおよびフロント陣を失望させた。 ☆ウォルシュ 「今年こそ頑張らないと、ティンズリーだってNBAに残って いられないかもしれない」 この夏にケニー・アンダーソン、アンソニー・ジョンソンの 2人のPGを獲得した。 カーライルはキャンプでスターターを決めることを考えている。 しかしティンズリーは逆境に強い。 スラムの中で育ってきたティンズリー。 ☆ティンズリー 「スターターがどうなるかは俺がどうこうするものでもないしね」 「とにかくプレーして、するべきことをするだけさ」 「どんな状況であろうと負けないよ」 「ちゃんと準備はできているよ」