◎ジョーンズの将来はシュート力にある ジョナサン・ベンダーの復帰は、フレッド・ジョーンズにも 影響を及ぼすかもしれない。 しかしジョーンズはそれを避ける方法を理解している。 練習という方法を。 ベンダーはアトランタ戦で復帰する。 基本的にはSF、PFでプレーする予定ではあるが、SG でもプレーする可能性がある。 7フッターであり、39インチのジャンプ力、そして長距離 のシュートも打てるベンダーの多才さは大きな魅力である。 ジョーンズもベンダーの復帰がSGのバックアップの役割に 脅威を与えていることは十分認識している。 ☆Fジョーンズ 「もちろん」 「でも、俺のやることは開幕前と一緒さ」 「特別なにかをしていた訳じゃないしね」 「一生懸命練習したら、ポジションが取れた」 「だから一生懸命練習して、コーチ達に俺が貢献できること を示しつづけるだけさ」 ジョーンズは、11月1日、12月12日のアトランタ戦で 二桁得点を重ねている。 他の試合で二桁得点をあげたのはたった1度だけだ。 彼がベンダーからポジションを奪われないようにするために は、たった一つだけ必要なことがある。 ジョーンズはチームでも屈指のオールランドアスリートで あるかもしれない。 外でのディフェンス、そして強力なペネトレイトもでき、 パスも出せる。 残された課題はシュートだ。 フィールドゴールが3割3分3厘、3Pに至っては2割弱 である。 ☆ジョーンズ 「今の俺の弱点だね」 「シュートは改善しなくちゃいけない」 「毎日、家でもどうしたら改善できるか考えているよ」 ジョーンズは火曜日の練習後を特別アシスタントのチャック パーソンと、居残り練習を行った。 フットワーク、ボールの持ち方、そしてリリースポイントの 修正を行った。 ☆ジョーンズ 「たぶん非常に重要なことだと思う」 「俺はちょっと必要以上にボールを長く掴みすぎている と思うんだ」 「ただシュート練習するよりも、頭の中でそういったもの を修正していこうと思っている」 「きっとよくなると思うよ」 カーライルも同意する。 ☆カーライル 「NBAでプレーヤーとしてやっていくためには、常に 存在を確立しておかないといけない」 「今の彼は、守備面で存在を示している」 「攻撃面においても、いいプレーをときたましか見せら れないが、私は彼がもっとコンスタントにいいプレーを 示してくれるだろうと感じている」 ジョーンズはフリースローが80%近くあり、上手である。 外からのシュートで脅威を与えられれば、もっとディフェンスに 対して有利に働くはずである。 ☆カーライル 「私は彼にスタッツは気にするなといっている」 「今は、今の内容を続けていれば、問題はない」 「重要なことは次への成長である」 「彼にとってそうするための次へのステップがシュートで あるんだ」